JPH06313928A - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクター

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Publication number
JPH06313928A
JPH06313928A JP12349793A JP12349793A JPH06313928A JP H06313928 A JPH06313928 A JP H06313928A JP 12349793 A JP12349793 A JP 12349793A JP 12349793 A JP12349793 A JP 12349793A JP H06313928 A JPH06313928 A JP H06313928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
light source
light
projection lens
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12349793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
Shigeo Mizukawa
繁雄 水川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP12349793A priority Critical patent/JPH06313928A/ja
Priority to US08/206,180 priority patent/US5530496A/en
Publication of JPH06313928A publication Critical patent/JPH06313928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーンの上方へ映し出す際に生じる映像
の歪みを改善し、各種のスクリーン或いは最適な位置に
見やすい像を投影するようにする。 【構成】 記録シートがセットされるチャート台11、
記録シートへ向けて光を照射するランプ33、投影レン
ズ12、この投影レンズ12からの光をスクリーンへ向
けて反射させる投影ミラー13を含み、上記投影レンズ
12及び投影ミラー13を水平方向へ移動可能とすると
共に、移動する上記投影レンズ13へ向けて反射光が導
かれるように、光源用鏡27を回動させる。これによ
り、記録シートからの光が投影ミラー13によって水平
方向より上方へ向い、またチャート台11、投影レンズ
12及びスクリーン5が常に平行状態となるので、映像
の歪みが解消される。しかも、ランプ33を移動させる
必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャートフィルムシー
ト等へ記録された情報をスクリーンに投影するオーバー
ヘッドプロジェクターの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オーバーヘッドプロジェクタ
ーが講義、会議、説明会等で用いられており、このプロ
ジェクターは、光源、チャート台、投影レンズ、投影ミ
ラー等を有し、例えばフィルムに記録された文字、図形
等の情報をスクリーン上に映し出すことができる。
【0003】図5には、従来のオーバーヘッドプロジェ
クター(透過型)の概略構成が示されており、図示され
るように、各種情報が記録されたフィルムシートを載せ
るチャート台1の下に光源2が取り付けられ、チャート
台1の上方には投影レンズ3が配設されている。また、
この投影レンズ3の上部に投影ミラー4が設けられ、こ
の投影ミラー4の反射方向へスクリーン5が配置され
る。従って、チャート台1の上に置かれたフィルムシー
トの図形等の情報は、光源2の点灯によって投影レンズ
3及び投影ミラー4を介してスクリーン5へ拡大された
状態で投影されることになる。
【0004】上記において、上記投影ミラー4は投影レ
ンズ3からの光をスクリーン5の方向へ方向転換させる
だけでなく、上方へ導く役目をすることになる。即ち、
図示のように、スクリーン5への投影位置を仰角θだけ
上方へ移動させたい場合は、投影ミラー4を水平位置か
ら45度傾けた図示4Aの位置から図の投影ミラー4の
位置まで、角度(1/2)θだけ回動させればよく、こ
れにより受講者等が見やすい位置に図形等の情報を映し
出すことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オーバーヘッドプロジェクターでは、上述のように、各
種スクリーン或いは最適な位置に像を映すため、投影ミ
ラー4を45度の位置から更に上側へ回動させるので、
スクリーン5上の映像が歪んでしまうという問題があっ
た。即ち、図6には、図5のチャート台1とスクリーン
5との間の光路が示されているが、投影ミラー4の存在
(回動)により、図示のようにスクリーン5の上側への
光路が極端に広がることになる。従って、チャート台1
の上へ置かれた長方形のフィルムシート8はスクリーン
5上では画面9のように上側へ広がるように歪んだ形
(逆台形)となる。この結果、画面9の映像は上側と下
側でピントがずれ、不快感さえ与えるような見辛いもの
となってしまう。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、スクリーンの上方へ映し出す際に
生じる映像の歪みを改善し、各種のスクリーン或いは最
適な位置に見やすい像を投影することができるオーバー
ヘッドプロジェクターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記録シートがセットされる台と、この台
上の記録シートへ向けて光を照射する光源と、上記記録
シートの記録像を投影するための投影レンズと、上記投
影レンズからの光をスクリーンへ向けて反射させる鏡
と、を含むオーバーヘッドプロジェクターであって、上
記記録シートの記録像光が上記鏡によって水平方向より
上方へ向うように、上記投影レンズ及び鏡を水平方向へ
移動可能とすると共に、光源からの光を反射させる光源
用鏡を設け、移動する上記投影レンズに向けて光源光を
反射させるように上記光源用鏡を回動させる構成とした
オーバーヘッドプロジェクター。第2請求項記載の発明
は、上記投影レンズ及び鏡を揺動体の揺動動作により水
平移動させ、同時に上記揺動体の揺動動作によって、光
源用鏡を所定角度だけ回動させるようにしたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、例えば揺動体の揺動動作
により投影レンズと鏡がスクリーン方向へ動かされる
と、同時に光源用鏡がスクリーン方向へ回動することに
なり、光源用鏡で反射された光源からの光は、その光軸
を傾けながら、移動する投影レンズへ向うことになる。
従って、記録シートからの光の投影ミラーでの入射角及
び反射角が大きくなるので、記録像光は上側に導かれ
る。そして、この場合、チャート台、投影レンズ、スク
リーンは平行状態となり、歪みのない図形等の情報がス
クリーンの上方へ映し出されることになる。また、上記
構成では、光源を動かすことなく、その光を光源用鏡を
介して投影レンズへ向わせることができるという利点が
ある。
【0009】
【実施例】図1には、第1実施例に係るオーバーヘッド
プロジェクター(透過型)の概略構成が示され、図2に
は実際の装置の概略構成が示されている。まず図2にお
いて、本体支持部10には透明材からなるチャート台1
1が設けられ、このチャート台11の台面上に、図形、
グラフ、文字等が記録されたフィルムシート等が載せら
れる。このチャート台11の上方に、投影レンズ12と
投影ミラー13が配置されたボックス14(入射窓及び
出射窓を有する)が配置され、このボックス14は摺動
溝15を有するスライド部16に連結されている。この
スライド部16の摺動溝15が、本体ハウジングに設け
られているピン17に係合し、このピン17に沿って移
動することにより、ボックス14は水平方向へ移動でき
るようになっている。このボックス14内の投影ミラー
13は、45度の角度で取り付けられ、実施例ではこの
投影ミラー13と投影レンズ12は一緒に水平移動する
ことになる。
【0010】また、上記本体支持部10に軸ピン18を
中心として揺動自在とされた揺動体19が配置されてお
り、この揺動体19の上端U字溝20に上記スライド部
14に設けられたピン21が係合し、下端U字溝22に
下方のスライド部23に設けられたピン24が係合して
いる。このスライド部23においても、摺動溝24が本
体ハウジング側のピン25に沿って移動することによ
り、水平方向へ移動できるようになっている。そして、
このスライド部23に、光源用ミラー27が軸ピン28
を中心として回動するように取り付けられ、この光源用
ミラー27の回動軸部分には回動レバー29が連結固定
され、この回動レバー29の先端にピン30が配置され
ている。一方、本体ハウジング側に図示のようにやや屈
曲した溝カム31が形成されており、この溝カム31内
に上記ピン30を係合させて、スライド体23を平行移
動することにより、後述するように、スクリーン投影光
の仰角θの半分の角度Δθを回動させることができる。
【0011】更に、光源であるランプ33が光源用ミラ
ー27の近傍に配置され、このランプ33の光は、光源
用ミラー27によって上方のチャート台11方向へ導か
れる。即ち、図3には、図2の状態でのランプ光の光路
が示されており、図示のように、光源用ミラー27は図
2の状態で角度45度となるように取り付けられる。従
って、ランプ33の光は光源用ミラー27で真上に反射
され、チャート台11と投影レンズ12を通過し、投影
ミラー13で水平方向へ反射角α=45度(入射角も4
5度)で反射され、スクリーン5へ到達することにな
る。
【0012】図1には、実施例の動作後の状態が示され
ており、例えば図2のボックス14を図の左側に動かす
と、スライド体16の左側への水平移動によってピン2
1に係合する揺動体19が左側へ揺動し、下側のスライ
ド体23が右側へ水平移動することになる。そうする
と、回動レバー29のピン30が溝カム31に案内され
ることにより、光源用ミラー27が傾き角度を小さくす
る方向(左回転方向)へ回動することになる。このと
き、光源用ミラー27にて反射されたランプ33からの
光は、移動した投影レンズ12の方向へ(光軸に一致す
るように)傾けられることになり、投影ミラー13へ4
5度よりも大きな角度(α)で入射する。従って、投影
ミラー13から45度よりも大きな反射角αで反射され
た光は、仰角θにてスクリーン5へ到達することにな
り、チャート台11上に置かれた、フィルムシートの図
形等の情報はスクリーン5の上方へ投影される。
【0013】上記において、図1に示されるように、ラ
ンプ33からの中心光がチャート台11と交差する点を
Oとし、この点Oの鉛直線と投影レンズ12の中心点と
の距離をL1 、投影レンズ12とチャート台11との距
離をL2 、チャート台11と光源用ミラー27における
反射点との距離をL3 、上記点Oの鉛直線と光源用ミラ
ー27での反射点との距離をL4 とすると、(L4 /L
3 )=(L1 /L2 )であり、上記仰角θは、θ=ta
-1(L1 /L2 )=tan-1(L4 /L3 )となる。
そして、上記光源用ミラー27で反射されるランプ33
からの光も、鉛直方向からθだけ傾けられることにな
り、結局光源用ミラー27の回動角度Δθは、Δθ=
(1/2)θ=(1/2)tan-1(L4 /L3 )とな
る。従って、上記溝カム31は、仰角θの投影像を得る
とき、ピン30の摺動によって、上記Δθの角度だけ光
源用ミラー27を回動させる溝形状とすればよいことに
なる。
【0014】図4には、上記仰角θのときの投影状態が
示されており、図1の動作後では、ランプ33の光路空
間において、チャート面11、投影レンズ12、スクリ
ーン5が平行状態となる。従って、チャート面11に置
かれたフィルムシート8の図形等とスクリーン5上の画
面70の像は相似形となり、映像の歪み、ピントぼけが
解消された状態となる。
【0015】以上のように、本発明は光源用ミラー27
の回動により、光源光を投影レンズ12へ向けている
が、光源光を投影レンズ12へ向けるためには、ランプ
33自体を移動させるようにすることもできる。しか
し、この場合にはランプ33に電源供給をするためのリ
ード線を可動部に配置しなければならず、またランプ3
3自体が動くことによりランプ寿命が短くなることも考
えられる。従って、本発明は、光源用ミラー27を回動
させることによって、ランプ33自体を固定状態とし、
上記の不都合を解消するものである。
【0016】上記において、上記投影レンズ12及び投
影ミラー13を有するボックス14の平行移動と、光源
用ミラー27の回動は、上記実施例以外の構成で実現す
ることができる。例えば、モータ等を用いて上記ボック
ス14及び光源用ミラー27を所定量だけ自動的に駆動
することができる。
【0017】また、上記実施例では、投影ミラー13と
投影レンズ12をボックス14によって同時に水平移動
させるようにしたが、投影レンズ12の移動量を投影ミ
ラー13よりも少なくするように構成することも可能で
ある。更に、上記実施例は透過型のオーバーヘッドプロ
ジェクターについて説明したが、反射型のプロジェクタ
ーに適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録シートがセットされる台、この台上の記録シートへ
向けて光を照射する光源、上記記録シートの記録像を投
影するための投影レンズ、上記投影レンズからの光をス
クリーンへ向けて反射させる鏡を含み、上記記録シート
の記録像光が上記鏡によって水平方向より上方へ向うよ
うに、上記投影レンズ及び鏡を水平方向へ移動可能とす
ると共に、光源用鏡を回動させて、移動する投影レンズ
に向けて反射光源光を出射させるように構成したので、
台、投影レンズ、スクリーンが常に平行状態に維持され
る。従って、スクリーンの上方へ映し出す際に生じる映
像の歪みが改善され、ピントぼけのない見やすい像を各
種のスクリーン或いは最適な位置に投影することが可能
となる。
【0019】また、光源用鏡にて光源光の出射方向を変
換しているので、光源自体を動かす必要がないという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るオーバーヘッドプロジェ
クターの概略構成を示す図である。
【図2】実施例の実際の駆動構造を示す図である。
【図3】図2の状態での光源光(中心光)の進路を示す
図である。
【図4】実施例におけるチャート面とスクリーンとの間
の光路及び映像の状態を示す図である。
【図5】従来のオーバーヘッドプロジェクターの概略構
成を示す図である。
【図6】従来のプロジェクターにおけるチャート面とス
クリーンとの間の光路及び映像の状態を示す図である。
【符号の説明】
2 … 光源、 3,12 … 投影レンズ、 4,13 … 投影ミラー、 5 … スクリーン、 11 … チャート台、 14 … ボックス、 19 … 揺動体、 27 … 光源用ミラー、 33 … ランプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートがセットされる台と、この台
    上の記録シートへ向けて光を照射する光源と、上記記録
    シートの記録像を投影するための投影レンズと、上記投
    影レンズからの光をスクリーンへ向けて反射させる鏡
    と、を含むオーバーヘッドプロジェクターであって、上
    記記録シートの記録像光が上記鏡によって水平方向より
    上方へ向うように、上記投影レンズ及び鏡を水平方向へ
    移動可能とすると共に、光源からの光を反射させる光源
    用鏡を設け、移動する上記投影レンズに向けて光源光を
    反射させるように上記光源用鏡を回動させる構成とした
    オーバーヘッドプロジェクター。
  2. 【請求項2】 上記投影レンズ及び鏡を揺動体の揺動動
    作により水平移動させ、同時に上記揺動体の揺動動作に
    よって、光源用鏡を所定角度だけ回動させるようにした
    ことを特徴とする上記第1請求項記載のオーバーヘッド
    プロジェクター。
JP12349793A 1993-03-05 1993-04-27 オーバーヘッドプロジェクター Pending JPH06313928A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12349793A JPH06313928A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 オーバーヘッドプロジェクター
US08/206,180 US5530496A (en) 1993-03-05 1994-03-07 Overhead projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12349793A JPH06313928A (ja) 1993-04-27 1993-04-27 オーバーヘッドプロジェクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06313928A true JPH06313928A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14862095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12349793A Pending JPH06313928A (ja) 1993-03-05 1993-04-27 オーバーヘッドプロジェクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06313928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100478030B1 (ko) * 2002-10-30 2005-03-21 주식회사 휴비츠 챠트 프로젝터

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100478030B1 (ko) * 2002-10-30 2005-03-21 주식회사 휴비츠 챠트 프로젝터

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