JP4111152B2 - プロジェクタ - Google Patents

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本発明は、電気光学変調装置への光照射をスクロールする回転プリズムを備えたプロジェクタに関する。
プロジェクタの画像形成に用いられている電気光学変調装置としての液晶表示装置は、CRTのようなインパルス型表示装置とは異なり、表示光が一フィールド間ホールドされ表示光の変化が段階状になるホールド型表示装置である。このため、いわゆる尾引き現象が生じて滑らかな動画表示が得られないという間題点がある(この尾引き現象については、例えば、非特許文献1参照。)。これに対して、液晶表示装置の光入射側に光シャッタを配置し、これらの光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにして、上記尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示が得られるようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
「ホールド型ディスプレイにおける動画表示の画質」(電子情報通信学会技報、EID99−10、第55〜60頁(1999−06)) 特開2002−148712号公報(図1〜図7)
しかしながら、光シャッタを利用したプロジェクタにおいては、光シャッタにより間欠的に光を遮断しているため、光利用効率が大幅に低下するという間題があった。
本発明は、光利用効率を大幅に低減させることなく滑らかで良質な動画表示を得るために、照明装置に回転プリズムを採用するとともに、その回転プリズムを適切な作用位置または非作用位置に設定できるプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明のプロジェクタは、照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、前記照明装置は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、前記照明光束を透過し前記電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転する角柱プリズムとを備えるものであり、前記角柱プリズムを取り付けて該プリズムを回転させるモータを移動可能に配置したことを特徴とする。
これによれば、角柱プリズムを光軸上の適切な位置に置くことで、電気光学変調装置の画像形成領域においては光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされ、その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が、光利用率を高く維持したまま得られるプロジェクタとなる。また、静止画表示などの際には、モータを移動させて角柱プリズムを光軸外に置くことで、角柱プリズムを非作用状態にできる。
なお、前記モータは2次元方向に移動可能な2次元ステージ上に取り付けることが好ましい。これにより、角柱プリズムは2次元面上を任意の方向へ移動できる。
また、前記2次元ステージは、前記モータを取り付ける第1ステージ板と、第1ステージ板を支持する第2ステージ板と、前記第2ステージ板を支持する第1ベース板とを備え、前記第1ステージ板と前記第2ステージ板の側面であって互いに直交する関係にある側面をギアに形成し、各ギアとかみ合う第1および第2駆動源ギアをそれぞれ設け、前記第1駆動源ギアの回転を利用して前記第1ステージ板を一定方向に往復運動可能とし、前記第2駆動源ギアの回転を利用して前記第2ステージ板を前記一定方向と直交する方向に往復運動可能とするのが好ましい。この2次元ステージは構成が単純であり容易かつ安価に製作できる。なお、前記駆動源ギアに該ギアを回転させるアクチュエータを取り付けておくと、駆動源ギアを容易に駆動することができる。
さらに、前記2次元ステージを光軸に対して角度調整可能とすることが好ましい。これにより、モータの移動の自由度が高まり、角柱プリズムの位置決めが容易となる。この角度調整は、例えば、回動可能に配置した第2ベース板を備え、該第2ベース板に前記第1ベース板を取り付け、前記第2ベース板の回動を利用して前記2次元ステージの角度調整を行うことが好ましい。
なお、前記第1ステージ板、前記第2ステージ板、および第1ベース板は、板金またはプラスチックで形成するのが好ましい。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図である。図1(a)は平面図、図1(b)は側面図であり、図1(c)はここで用いられているインテグレータロッドを説明するための斜視図である。また、図2は、本実施形態で採用されている角柱プリズムの回転と液晶表示装置上の照明状態との関係を示す図である。
このプロジェクタ1000は、図1(a)および(b)に示すように、照明装置100と、照明装置100からの照明光束を赤、緑および青の3つの色光に分離する色分離光学系200と、色分離光学系200で分離された3つの色光のそれぞれを画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としての3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと、これら3つの液晶表示装置400R,400G,400Bからの変調色光を合成するクロスダイクロイックプリズム500と、クロスダイクロイックプリズム500によって合成された光をスクリーンSCR等の投写面に投写する投写レンズ600とを備えたプロジェクタである。
照明装置100は、照明光を被照明領域側に集束光束として射出する光源装置110と、光源装置110からの光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、光源装置110からの光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッド120と、インテグレータロッド120と色分離光学系200との間に配置された第1のフィールドレンス750および第2のフィールドレンズ752と、これら第1のフィールドレンズ750と第2のフィールドレンズ752との間に配置され、光軸に垂直な回転軸772を有するとともに、その回転によって、液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して上下方向に順次交互にスクロールされるように構成された角柱プリズム770とを有する照明装置である。なお、ここでは、光源装置110とインテグレータロッド120との間に赤外線反射板118が配置されているがそれは必ずしも必要なものではない。
光源装置110は、楕円面リフレクタ114、高圧水銀ランプ等からなる発光管112および光利用効率向上のための補助ミラー116を有する。また、角柱プリズム770は断面が正多角形の角柱(ここでは正四角柱)であり、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと共役の位置に置かれて正常に作用する。この角柱プリズム770はモータによって回転駆動されるため、モータと一体の回転プリズムアッセンブリ800となっている。回転プリズムアッセンブリ800の角柱プリズム770は、その長手方向軸心を中心に回転するのが理想的である。回転プリズムアッセンブリ800はまた、モータをy軸方向とz軸方向の2次元方向に移動可能に保持するモータホルダを備えている。この回転プリズムアッセンブリ800については後述する。
色分離光学系200は、ダイクロイックミラー720,724および728と、反射ミラー722,726,730および732、レンズ736および756等から構成される。そして例えば、赤色光は、ダイクロイックミラー720および728で反射され、さらに反射ミラー730および732で反射されて、液晶表示装置400Rに入射する。緑色光は、ダイクロイックミラー720を透過し、反射ミラー722で反射され、ダイクロイックミラー724および728で反射されて、液晶表示装置400Gに入射する。青色光は、ダイクロイックミラー720を透過し、反射ミラー722で反射され、ダイクロイックミラー724を透過し、反射ミラー726で反射されて、液晶表示装置400Bに入射する。
照明装置100は、角柱プリズム770を所定の速度で回転させることによって(図2(a))、照明光束が色分離光学系200が構成する平面(図1のxz平面)に対して直交する方向(図1のy軸方向)に沿ってスクロールされる。この結果、3つの液晶表示装置400R,400G,400B上で、光照射領域と光非照射領域とが、液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して、色分離光学系200が構成する平面(図1のxz平面)に対して直交する方向(図1のy軸方向)に沿って、順次交互にスクロールされるように構成されている(図2(b))。なお、3つの液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とがスクロールする方向は、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bですべて同一である。
これにより、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。また、このプロジェクタ1000によれば、1つの照明装置100によって照明光束のスクロールを実現しているため、液晶表示装置400R,400G,400Bが3つ存在するにもかかわらず1つのスクロール機構で済み、プロジェクタの大型化を抑制することができるようになる。このため、プロジェクタ1000は、その小型化も容易な構造となっている。しかも、光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにしていないので、光利用効率も高く維持できる。
なお、尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示を得るためには、必ずしもすべての電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とがスクロールする方向(スクロール方向)が同一である必要はないが、このプロジェクタ1000のように、スクロール方向をすべて同一とすることによって、3つの液晶表示装置間で同じような条件で光照射を行うことができ、さらに良質な動画表示を得ることができるようになる。
また、インテグレータロッド120の光射出面120oは、液晶表示装置400R,400G,400Bにおける光照射領域の形状に対応して、色分離光学系200が構成する平面に対して直交する方向(y軸方向)に沿って圧縮された断面形状を有している。このため、アナモフィック光学系を用いなくとも、スクロール方向に圧縮された光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400B上で順次交互にスクロールされるようになる。
さらに、インテグレータ光学系を2つのレンズアレイを利用して構成した図3に示す照明装置100Aを備えたプロジェクタ1000Aとしても、上記プロジェクタ1000と同様の効果を得ることができる。この場合、照明装置100Aは、被照明領域側に略平行な集束光束を射出する光源装置110と、光源装置110からの照明光束を平行化する凹レンズ130と、凹レンズ130からの平行光束を複数の部分光束に分割するための小レンズを有する第1レンズアレイ132と、第1レンズアレイ132の複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイ134と、第2レンズアレイ134からの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ138とを備える。照明装置100Aはまた、重畳レンズ138と色分離光学系200との間に配置された第1のフィールドレンス750および第2のフィールドレンズ752と、これら第1のフィールドレンズ750と第2のフィールドレンズ752との間に配置され、光軸に垂直な回転軸772を有するとともに、その回転によって、液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように構成された角柱プリズム770とを有する。この角柱プリズム770も、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと共役の位置に置かれて正常に作用する。
このプロジェクタ1000Aにおいては、第1レンズアレイ132の小レンズの断面形状は、液晶表示装置400R,400G,400Bにおける光照射領域の形状に対応して、色分離光学系200が構成する平面に対して直交する方向(y軸方向)に沿って圧縮された断面形状としている。このため、アナモフィック光学系を用いなくとも、スクロール方向に圧縮された光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400B上で順次交互にスクロールされるようになる。
次に、前述した回転プリズムアッセンブリ800について詳細に説明する。図4は、本発明の実施形態に係る回転プリズムアッセンブリ800を示す分解図である。回転プリズムアッセンブリ800は図4に示すように、断面が正方形の正四角柱である角柱プリズム770、角柱プリズム770を固定して回転させるモータ850(ステータ860とアウターロータ870とを含む)、モータ850の駆動用回路基板880、モータ850を2次元方向に移動可能に保持するモーターホルダ890とが一体に組み付けられたものである。なおモーターホルダ890は、プロジェクタの下ケース900等にねじ899等で固定される。
図5はモーターホルダ890の詳細説明図である。モーターホルダ890は、基本的に3枚の板材からなる。それらは、モータ850を固定し矢印A方向(図1のy軸方向)に往復運動可能な第1ステージ板891、第1ステージ板891を支持し矢印B方向(図1のz軸方向)に往復運動可能な第2ステージ板892、第2ステージ板892を支持しプロジェクタの下ケース900に固定される第1ベース板893である。従って、このモーターホルダ890はモータ850を2次元方向に移動できる2次元ステージとして作用する。
第1ベース板893の中央部には、第2ステージ板892および第1ステージ板891を貫通するピン8931が立設されており、また第2ステージ板892をB方向に移動可能に支持するアングル8932が四隅に設けられている。
第2ステージ板892の中央部には、この第2ステージ板892をB方向に移動可能に案内する案内溝8921が形成されており、また第1ステージ板891をA方向に移動可能に支持するアングル8922が案内溝8921を挟んで2個づつ4個設けられている。さらに、第2ステージ板892の矢印B方向に沿う側面にはネジ8923が形成されている。
第1ステージ板891の中央部には、この第1ステージ板891をA方向に移動可能に案内する案内溝8911が形成されており、またモータ850および回路基板880を取り付けるためのネジ穴8912が複数個(ここでは3個)設けられている。さらに、第1ステージ板891の矢印A方向に沿う側面にはネジ8913が形成されている。
モーターホルダ890にはさらに、第1ステージ板891のギア8913および第2ステージ板892のギア8923にそれぞれかみ合う駆動源のギア、ここでは第1ウォームギア895と第2ウォームギア897がそれぞれ回転自在に備えられている。そして、それらのウォームギア895,897には、各ウォームギアを動作を容易にするためのアクチュエータ896,898が取り付けられている。なお、ウォームギア895,897にアクチュエータを設けずに、それをレンチ等を利用して回転させてもよい。
図6は図5で説明したモーターホルダ890にモータ850と角柱プリズム770を取り付けた状態の回転プリズムアッセンブル800の斜視図である。ここで、第1ベース板893は、その底面8934とネジ穴8935を利用して下ケースに固定される。そして、第1ベース板893の立面8933に第2ステージ板892と第1ステージ板891が取り付けられて、それらが矢印B方向と矢印A方向に移動可能な2次元ステージを構成している。さらに、第1ステージ板891にモータ850が取り付けられ、そのモータ850に角柱プリズム770が取り付けられている。従って角柱プリズム770は、モータ850のアウタロータ870の回転軸を中心に矢印C方向に回転可能となっている。このようにすることで、回転プリズムである角柱プリズム770の光軸に対する位置決め調整が可能となる。また、回転プリズムの作用を必要としない時には、角柱プリズム770を光軸上から外してモータ850を停止させておき、必要なときだけ角柱プリズム770を光軸上の作用位置に置いてそれを本来の目的のために使用するといった選択も可能となる。
図7は図6に対応する回転プリズムアッセンブリの他の例を示す斜視図である。この回転プリズムアッセンブリ800Aは、第1ベース板893を下ケースではなくて、下ケースに回動自在に取り付けた第2ベース板894に取り付けたもので、その他の点では回転プリズムアッセンブり800と同じ構成になっている。第2ベース板894は、下ケースから突出したピン901を中心に矢印D方向に回転可能とされている。第2ベース板894にはまた、その回転を規制する案内溝8945が形成されていて、その案内溝8945にも下ケースから突出したピン902が配置されている。この回転プリズムアッセンブリ800Aは、回転プリズムアッセンブリ800の作用に加えて、モーターホルダ890の光軸に対する角度が変えられるため、角柱プリズム770の回転軸の方向調整も可能となっている。
ここで、角柱プリズム770のモータ850への取り付け方法を簡単に説明しておく。図8はモータ850のアウターロータ870に角柱プリズム770を取り付けた状態を示す斜視図である。図8に示されるように、角柱プリズム770は中央部が球面状に膨出したアウターロータ870に接着剤810で固着されて取り付けられる。接着剤810としては紫外線硬化型接着剤または熱硬化型接着剤を利用するのが好ましい。このように、角柱プリズム770とアウターロータ870との固着を膨出面871を利用して行うことで、角柱プリズム770の端面771と膨出面871との間に充填される接着剤810を均一化することができる。これにより接着剤810の不均一分布に起因する角柱プリズム770の振れ回りを最小限にすることができる。また、膨出面871ゆえにそこに固定する角柱プリズム770の倒れ精度調整も自在に行うことが可能である。
ところで、上記モーターホルダ890の各ステージ板891,892や各ベース板893,894は板金やプラスチックを素材として製作することができ、それによってモーターホルダ890の低コスト化を図ることができる。
また、角柱プリズム770の光透過面には減反射膜を成膜するのが好ましい。それは、角柱プリズム770における光透過率が向上するため光利用効率の低下を最小限のものにすることができるとともに、迷光レベルが低減しコントラストが向上するからである。
以上、本発明のプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態のプロジェクタは透過型のプロジェクタであるが、本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶表示装置等のように光変調手投としての電気光学変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型液晶表示装置のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。
(2)上記各実施形態のプロジェクタは、電気光学変調装置として液晶表示装置を用いているが、本発明はこれに限られるものではない。電気光学変調装置としては、一般に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を利用することもできる。
(3)また、上記実施形態で説明した2次元ステージの構成あるいはその2次元ステージを回転させる構成は、上記の例に限られるものではなく、同様の作用を果たす他の構成としてもよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図。 図1の角柱プリズムの回転と液晶表示装置上の照明状態との関係を示す図。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図。 本発明の実施形態に係る回転プリズムアッセンブリを示す分解図。 回転プリズムアッセンブリを構成するモーターホルダの詳細説明図。 組み立てた状態の回転プリズムアッセンブリの一例を示す斜視図。 組み立てた状態の回転プリズムアッセンブリの他の例を示す斜視図。 アウターロータに角柱プリズムを取り付けた状態を示す斜視図。
符号の説明
100,100A…照明装置、110…光源装置、112…発光管、114…楕円面リフレクタ、116…補助ミラー、120…インテグレータロッド、130…平行化レンズ、132…第1レンズアレイ、134…第2レンズアレイ、136…偏光変換素子、138…重畳レンズ、200…色分離光学系、400R,400G,400B…液晶表示装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写レンズ、720,724,728…ダイクロイックミラー、722,726,730,732…反射ミラー、750,752…フィールドレンズ、770…角柱プリズム、771…角柱プリズムの端面、772…角柱プリズムの回転軸、800…回転プリズムアッセンブリ、850…モータ、860…ステータ、870…アウターロータ、880…回路基板、890…モーターホルダ、891…第1ステージ板、892…第2ステージ板、893…第1ベース板、894…第2べース板、8931…ピン、8911,8921、8945…案内溝、8913,8923…ギア、895…第1ウォームギア、897…第2ウォームギア、896,898…アクチュエータ、900…下ケース、901、902…ピン、1000,1000A…プロジェクタ。

Claims (8)

  1. 照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、
    前記照明装置は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、前記照明光束を透過し前記電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転する角柱プリズムとを備えるものであり、
    前記角柱プリズムを取り付けて該プリズムを回転させるモータを移動可能に配置したことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1記載のプロジェクタにおいて、前記モータを2次元方向に移動可能な2次元ステージ上に取り付けたことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2記載のプロジェクタにおいて、前記2次元ステージは、前記モータを取り付ける第1ステージ板と、第1ステージ板を支持する第2ステージ板と、前記第2ステージ板を支持する第1ベース板とを備え、
    前記第1ステージ板と前記第2ステージ板の側面であって互いに直交する関係にある側面をギアに形成し、各ギアとかみ合う第1および第2駆動源ギアをそれぞれ設け、
    前記第1駆動源ギアの回転を利用して前記第1ステージ板を一定方向に往復運動可能とし、前記第2駆動源ギアの回転を利用して前記第2ステージ板を前記一定方向と直交する方向に往復運動可能としたことを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3記載のプロジェクタにおいて、前記駆動源ギアに該ギアを回転させるアクチュエータを取り付けたことを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項2記載のプロジェクタにおいて、前記2次元ステージを光軸に対して角度調整可能としたことを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項5記載のプロジェクタにおいて、回動可能に配置した第2ベース板を備え、該第2ベース板に前記第1ベース板を取り付け、前記第2ベース板の回動を利用して前記2次元ステージの角度調整を行うことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項3記載のプロジェクタにおいて、前記第1ステージ板、前記第2ステージ板、および前記第1ベース板が板金からなることを特徴とするプロジェクタ。
  8. 請求項3記載のプロジェクタにおいて、前記第1ステージ板、前記第2ステージ板、および前記第1ベース板がプラスチックからなることを特徴とするプロジェクタ。










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