JP4111154B2 - プロジェクタ - Google Patents
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「ホールド型ディスプレイにおける動画表示の画質」(電子情報通信学会技報、EID99−10、第55〜60頁(1999−06))
本発明はこれを考慮してなされたもので、電気光学変調装置を照明する照明装置側に、電気光学変調装置への照射態様を制御する回転ホイールを配置して尾引き現象の改善を図るとともに、その回転ホイールをそれを回転させるモータを利用して光路から出し入れ可能な構成として、利用者が選択的にその回転ホイールを作用位置又は非作用位置に置くことができるプロジェクタを提供するものである。
これにより、電気光学変調装置上の画像形成領域において光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされ、尾引き現象が改善されて滑らかで良質な動画表示が得られる。また、静止画表示等の際には前記ホイールをその非作用位置においてモータを停止させることもできる。さらに、ホイール移動のためにモータを別途設ける必要がなく、ホイール移動のための機構を簡易かつ安価に構成できる。
これにより、表示光のホールド時間が短くなり、尾引き現象が改善されて滑らかで良質な動画表示が得られる。また、静止画表示等の際には前記ホイールをその非作用位置においてモータを停止させることもできる。さらに、ホイール移動のためにモータを別途設ける必要がなく、ホイール移動のための機構を簡易かつ安価に構成できる。
また、前記モータのステータを含む固定体部から前記モータの回転軸と平行する棒部材を延設し、該棒部材が嵌る幅の長形溝を前記モータの回転軸と直交する方向の所定範囲に有する固定ガイド部材を備え、前記固定ガイド部材の長形溝に前記棒部材を挿入していることが好ましい。これにより、ホイールの移動範囲を予め定めた範囲に規制することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタを説明するための図である。図1(a)はその光学系の平面図、図1(b)は図1(a)の側面図、図1(b)はここで用いられている回転ホイールを説明するための図、図1(d)は被照明領域である液晶表示装置上における照明状態を示す図である。
インテグレータロッド120は、入射した光を内部で繰り返し反射させた後射出するようになっており、中実タイプと中空タイプのいずれも利用できる。
図5は、本発明の別の実施形態に係るプロジェクタを説明する図である。このプロジェクタ1000Aは、図5(a)に示すように、照明装置100Aとして、光源装置110、光源装置110からの光束の集光位置近くに配置されたシャッタ用回転ホイール40、光源装置110から射出された光束を平行化する平行化レンズ130、光束の強度分布を均一化する第1レンズアレイ132及び第2レンズアレイ134、偏光方向を揃える偏光変換素子136、第2レンズアレイ134から射出した複数の光束を後述の液晶表示装置ぼ画像形成面に重ね合わせる重厚レンズ138等を備える。また、照明装置100Aから射出された照明光束を赤色光、緑色光、青色光成分に分離して液晶表示装置へ導くする色分離・リレー光学系200Aとして、ダイクロイックミラー181,182、反射ミラー183,184,185、及びレンズ191〜196を備える。さらに、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した電気光学変調装置としての液晶表示装置400R,400G,400B、液晶表示装置400R,400G,400Bから射出された変調光を合成するクロスダイクロイックプリズム500、クロスダイクロイックプリズム500から射出された光を投写する投写レンズ600を備えている。
(1)上記各実施形態のプロジェクタは透過型のプロジェクタであるが、本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶表示装置等のように光変調手投としての電気光学変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型液晶表示装置のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。
(2)上記各実施形態のプロジェクタは、電気光学変調装置として液晶表示装置を用いているが、本発明はこれに限られるものではない。電気光学変調装置としては、一般に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を利用することもできる。
(3)さらに、ホイール回転用モータの回転力を利用して回転ホイールアセンブリの移動力を得る機構は、上記の例に限られるものではなく、同様の作用を果たす他の構成としてもよい。
Claims (7)
- 照明光束を射出する光源装置及びモータによって回転されて前記照明光束の照射態様を制御するホイールとを有した照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、
前記照明装置は、前記照明光束を入射し前記電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転する光透過領域と光非透過領域とが渦巻状に形成された前記ホイール及び該ホイールと一体の前記モータとを備え、
前記モータの回転力をモータの移動力に変換する機構を設けて、前記ホイールをその作用位置と非作用位置との間で移動可能にしたことを特徴とするプロジェクタ。 - 照明光束を射出する光源装置及びモータによって回転されて前記照明光束の照射態様を制御するホイールとを有した照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、
前記照明装置は、前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して開閉し前記照明光束を一定時間遮断する光シャッタとしての前記ホイール及び該ホイールと一体の前記モータとを備え、
前記モータの回転力をモータの移動力に変換する機構を設けて、前記ホイールをその作用位置と非作用位置との間で移動可能にしたことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記モータの回転体であるアウタロータの外周面に対して選択的に押し当て可能なモータの回転軸と直交する方向に延びる摩擦板を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
- 前記アウタロータの外周面にその面の摩擦力を増大させる処理が施されていることを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
- 前記モータのステータを含む固定体部から前記モータの回転軸と平行する棒部材を延設し、該棒部材が嵌る幅の長形溝を前記モータの回転軸と直交する方向の所定範囲に有する固定ガイド部材を備え、前記固定ガイド部材の長形溝に前記棒部材を挿入してなることを特徴とする請求項3又は4記載のプロジェクタ。
- 前記モータの回転体であるアウタロータの外周面に第1ギアを形成し、選択的に前記第1ギアとかみ合って前記第1ギアをモータの回転軸と直交する方向に往復運動させる第2ギアを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
- 前記第2ギアが、板部材内部の所定範囲に設けた前記アウタロータを挿入可能な幅の長形溝の溝壁面に沿って形成されたラックギアであることを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ。
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