JP2005266580A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもつとともに、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときにおいても光利用効率が大幅に低下しないプロジェクタを提供する。
【解決手段】 光源装置110と、インテグレータロッド120と、リレー光学系140と、液晶表示装置400と、投写光学系600と、光シャッタとしての回転板20と、この回転板20を回転させるための駆動モータ10とを備えたプロジェクタ1000であって、回転板20を光路内の進行位置で駆動モータ10に着脱可能に連結する連結手段730をさらに備え、回転板20は、駆動モータ10から離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。
【選択図】 図2
【解決手段】 光源装置110と、インテグレータロッド120と、リレー光学系140と、液晶表示装置400と、投写光学系600と、光シャッタとしての回転板20と、この回転板20を回転させるための駆動モータ10とを備えたプロジェクタ1000であって、回転板20を光路内の進行位置で駆動モータ10に着脱可能に連結する連結手段730をさらに備え、回転板20は、駆動モータ10から離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。
【選択図】 図2
Description
本発明はプロジェクタに関する。
図13は、従来のプロジェクタを説明するために示す図である。図13(a)は従来のプロジェクタの光学系を示す図であり、図13(b)及び図13(c)はこのような従来のプロジェクタの問題点を説明するために示す図である。
このプロジェクタ900Aにおいては、電気光学変調装置として用いる液晶表示装置400R,400G,400Bが、図13(b)に示すような輝度特性を有するホールド型の表示装置であるため、図13(c)に示すような輝度特性を有するインパルス型の表示装置であるCRTの場合とは異なり、いわゆる尾引き現象のために滑らかな動画表示が得られないという問題がある(この尾引き現象については、例えば、非特許文献1参照。)。
このプロジェクタ900Aにおいては、電気光学変調装置として用いる液晶表示装置400R,400G,400Bが、図13(b)に示すような輝度特性を有するホールド型の表示装置であるため、図13(c)に示すような輝度特性を有するインパルス型の表示装置であるCRTの場合とは異なり、いわゆる尾引き現象のために滑らかな動画表示が得られないという問題がある(この尾引き現象については、例えば、非特許文献1参照。)。
図14は、従来の他のプロジェクタを説明するために示す図である。図14(a)は従来の他のプロジェクタの光学系を示す図であり、図14(b)及び図14(c)はこのような従来の他のプロジェクタに用いられる光シャッタを示す図である。
このプロジェクタ900Bにおいては、図14(a)に示すように、液晶表示装置400R,400G,400Bの光入射側に光シャッタ420R,420G,420Bを配置し、これらの光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにして、上記した問題を解決している。すなわち、いわゆる尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示が得られるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
「ホールド型ディスプレイにおける動画表示の画質」(電子情報通信学会技報 EID99−10 第55〜60頁(1999−06)) 特開2002−148712号公報(図1〜図7)
このプロジェクタ900Bにおいては、図14(a)に示すように、液晶表示装置400R,400G,400Bの光入射側に光シャッタ420R,420G,420Bを配置し、これらの光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにして、上記した問題を解決している。すなわち、いわゆる尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示が得られるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
「ホールド型ディスプレイにおける動画表示の画質」(電子情報通信学会技報 EID99−10 第55〜60頁(1999−06))
しかしながら、このような従来の他のプロジェクタにおいては、液晶表示装置の直前に光シャッタが配置されているため、大きい光シャッタが必要であり、プロジェクタの小型化が容易ではないという問題があった。また、このようなプロジェクタにおいては、光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにしているため、滑らかで良質な動画表示が得られるようにしたときはもちろん、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときにおいても、常に光利用効率が大幅に低下するという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタを提供することを第1の目的とする。また、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときにおいても、光利用効率が大幅に低下しないプロジェクタを提供することを第2の目的とする。
(1)本発明は、光源装置として、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置を用い、この光源装置からの照明光束が絞られて最小になる領域であるインテグレータロッドの光入射面近傍に、光路内外に移動可能な状態で、間欠的に光の遮断を行う回転部材を配置することにより、上記した第1の目的及び第2の目的がともに達成できる。
本発明のプロジェクタは、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、前記インテグレータロッドの光入射面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束が前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材と、この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、電気光学変調装置に照射される照明光束が電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材を備えているため、電気光学変調装置の画像形成領域においては光照射が所定のタイミングで間欠的に行われるようになる。その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を比較的小さな面積となるインテグレータロッドの光入射面近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を比較的小さな面積となるインテグレータロッドの光入射面近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、回転部材は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転部材を光路外の位置(退避位置)へ移動することにより、電気光学変調装置には連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなり、本発明の第2の目的が達成される。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の位置(進行位置)へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の位置(退避位置)へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の位置(進行位置)へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の位置(退避位置)へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、この連結手段により回転部材を駆動モータから離脱した状態において、回転部材を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、滑らかで良質な動画表示が求められるときには、回転部材のみを光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転部材のみを光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができる。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
(2)本発明は、光源装置として、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置を用い、この光源装置からの照明光束が絞られて最小になる領域又はその近傍に、光路内外に移動可能な状態で、間欠的に光の遮断を行う回転部材を配置することによっても、上記した第1の目的及び第2の目的がともに達成できる。
本発明のプロジェクタは、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、この光源装置からの照明光束が集束する位置よりも前記光源装置から遠い側に配置され、前記光源装置からの照明光束を略平行な照明光束に変換する平行化レンズと、この平行化レンズからの照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの前記複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズと、この重畳レンズによって重畳された照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、前記光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束が前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材と、この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、電気光学変調装置に照射される照明光束が電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材を備えているため、電気光学変調装置の画像形成領域においては光照射が所定のタイミングで間欠的に行われるようになる。その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、回転部材は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、電気光学変調装置には連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなり、本発明の第2の目的が達成される。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、この連結手段により回転部材を駆動モータから離脱した状態において、回転部材を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材のみを光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材のみを光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができる。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
(3)本発明は、光均一化光学系としてインテグレータロッドを用い、このインテグレータロッドの光射出面近傍に、光路内外に移動可能な状態で、電気光学変調装置の画像形成領域上で光照射領域と光非照射領域とが電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転部材を配置することによっても、上記した第1の目的及び第2の目的がともに達成できる。
本発明のプロジェクタは、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、前記インテグレータロッドの光射出面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置の画像形成領域上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように、渦巻き状に形成された光透過領域と光非透過領域とを有する回転部材と、この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して、光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるように渦巻き状に形成された光透過領域及び光非透過領域を有する回転部材を備えているため、電気光学変調装置の画像形成領域においては光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるようになる。その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を比較的小さな面積となるインテグレータロッドの光射出面近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、このような効果を奏する回転部材を比較的小さな面積となるインテグレータロッドの光射出面近傍に配置することとしているため、回転部材の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる構造となっている。
このため、本発明のプロジェクタは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなり、本発明の第1の目的が達成される。
また、本発明のプロジェクタによれば、回転部材は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、電気光学変調装置には連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなり、本発明の第2の目的が達成される。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
このため、本発明のプロジェクタによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮することができる。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、この連結手段により回転部材を駆動モータから離脱した状態において、回転部材を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転部材のみを光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転部材のみを光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができる。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
(4)本発明は、光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能な回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をプロジェクタに設けることにより上記したような優れた効果が得られることを見出したが、このような優れた効果の一部は、尾引き現象を緩和するための回転部材をプロジェクタに設ける場合だけに得られるのではなく、単板式プロジェクタをフルカラー化するための回転部材をプロジェクタに設ける場合にも得られる。
本発明のプロジェクタは、被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、前記インテグレータロッドの光入射面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束を時分割方式により色分離する回転部材と、この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタにおいて、前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、回転部材を光路内外の進行位置と退避位置との間で移動させることができるため、使用目的(フルカラー表示又は高輝度モノクロ表示)に応じて回転部材の位置を自動的に切り替えることができ、非常に使い勝手のよいプロジェクタとなる。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、この連結手段により回転部材を駆動モータから離脱した状態において、回転部材を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、フルカラー表示が求められるときには回転部材のみを光路内の進行位置へ移動することにより、フルカラー表示を得ることができ、高輝度モノクロ表示が求められるときには回転部材のみを光路外の退避位置へ移動することにより、高輝度モノクロ表示を得ることができる。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材を駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、この連結手段により回転部材を駆動モータから離脱した状態において、回転部材を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、フルカラー表示が求められるときには回転部材のみを光路内の進行位置へ移動することにより、フルカラー表示を得ることができ、高輝度モノクロ表示が求められるときには回転部材のみを光路外の退避位置へ移動することにより、高輝度モノクロ表示を得ることができる。
このため、駆動モータとともに回転部材を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転部材のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載のプロジェクタにおいては、前記連結手段は、前記駆動モータと前記回転部材とを前記回転部材の回転方向に沿って連結するための第1連結手段と、前記駆動モータと前記回転部材とを前記回転部材の回転軸方向に沿って連結するための第2連結手段とを有することが好ましい。
このように本発明においては、駆動モータと回転部材との連結を、回転部材の回転方向に沿った連結と回転部材の回転軸方向に沿った連結とに分けて、その回転方向に沿った連結が第1連結手段によって、回転軸方向に沿った連結が第2連結手段によってそれぞれ行われるよう構成されている。このため、駆動モータと回転部材との連結動作をより柔軟に行うことができる。
このように本発明においては、駆動モータと回転部材との連結を、回転部材の回転方向に沿った連結と回転部材の回転軸方向に沿った連結とに分けて、その回転方向に沿った連結が第1連結手段によって、回転軸方向に沿った連結が第2連結手段によってそれぞれ行われるよう構成されている。このため、駆動モータと回転部材との連結動作をより柔軟に行うことができる。
(6)上記(5)に記載のプロジェクタにおいては、前記第1連結手段は、前記駆動モータの回転動作により、前記駆動モータと前記進行位置に移動した前記回転部材との連結が完成するように構成されてなることが好ましい。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、駆動モータと回転部材とを連結するためには複雑な手順(例えば、ネジ締めにより回転部材と駆動モータとを固定する手順。)が必要となるが、このように構成することにより、光路外の退避位置から光路内の進行位置へと回転部材を移動させて駆動モータを順方向に回転するだけで、駆動モータと回転部材との連結が自動的に行われ、駆動モータの回転力を回転部材へと伝達することができる。このため、駆動モータと回転部材とを連結するための複雑な手順が不要になり、回転部材の迅速な進行・連結動作を行うことができる。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、駆動モータと回転部材とを連結するためには複雑な手順(例えば、ネジ締めにより回転部材と駆動モータとを固定する手順。)が必要となるが、このように構成することにより、光路外の退避位置から光路内の進行位置へと回転部材を移動させて駆動モータを順方向に回転するだけで、駆動モータと回転部材との連結が自動的に行われ、駆動モータの回転力を回転部材へと伝達することができる。このため、駆動モータと回転部材とを連結するための複雑な手順が不要になり、回転部材の迅速な進行・連結動作を行うことができる。
(7)上記(5)又は(6)に記載のプロジェクタにおいては、前記第1連結手段は、前記進行位置から前記退避位置へと前記回転部材を移動させる動作を開始することにより、前記駆動モータと前記進行位置に進行した前記回転部材との連結が解除されるように構成されてなることが好ましい。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、駆動モータと回転部材との連結を解除するためにも複雑な手順(例えば、駆動モータと回転部材とを連結しているネジを外す手順。)が必要となるが、このように構成することにより、光路内の進行位置において連結手段により駆動モータと連結されている回転部材を、光路内の進行位置から光路外の退避位置へと移動させる動作を開始するだけで、駆動モータと回転部材との連結の解除が自動的に行われ、駆動モータから回転部材を離脱させることができる。このため、駆動モータと回転部材との連結を解除するための複雑な手順が不要になり、回転部材の迅速な連結解除・退避動作を行うことができる。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、駆動モータと回転部材との連結を解除するためにも複雑な手順(例えば、駆動モータと回転部材とを連結しているネジを外す手順。)が必要となるが、このように構成することにより、光路内の進行位置において連結手段により駆動モータと連結されている回転部材を、光路内の進行位置から光路外の退避位置へと移動させる動作を開始するだけで、駆動モータと回転部材との連結の解除が自動的に行われ、駆動モータから回転部材を離脱させることができる。このため、駆動モータと回転部材との連結を解除するための複雑な手順が不要になり、回転部材の迅速な連結解除・退避動作を行うことができる。
(8)上記(5)〜(7)のいずれかに記載のプロジェクタにおいては、前記第1連結手段は、前記駆動モータの回転動作によって互いに係合され、かつ、前記回転部材を退避位置へと移動させる動作を開始することによって互いの係合が解除されるように構成された凸部をそれぞれ有する第1連結板及び第2連結板からなり、前記第1連結板は前記駆動モータ側に配設され、前記第2連結板は前記回転部材側に配設されてなることが好ましい。
このように構成することにより、駆動モータと回転部材とを連結させるときには、回転部材を光路内の進行位置に移動させて駆動モータを順方向に回転させるだけで、駆動モータ側に配設された第1連結板の凸部と回転部材側に配設された第2連結板の凸部とが互いに係合され、第1連結手段による駆動モータと回転部材との連結が完了するため、駆動モータの回転力を回転部材へと伝達することができる。また、駆動モータと回転部材との連結を解除するときには、光路内の進行位置において第1連結手段により駆動モータと連結されている回転部材を、光路内の進行位置から光路外の退避位置へと移動させる動作を開始するだけで、第1連結板の凸部と第2連結板の凸部との係合が解除され、駆動モータと回転部材との連結が解除されるため、駆動モータから回転部材を離脱させることができる。
このため、駆動モータと回転部材との連結及び連結解除をするための複雑な手順を行うことがなく、回転部材の迅速な進退動作を容易に行うことができる。
このため、駆動モータと回転部材との連結及び連結解除をするための複雑な手順を行うことがなく、回転部材の迅速な進退動作を容易に行うことができる。
また、本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、回転部材を光路内の進行位置に移動させた際の配置位置に多少の位置ずれが起こるおそれがある。しかしながら、このように構成することにより、進行位置における回転部材の配置位置に多少の位置ずれがある場合であっても、駆動モータの回転動作によって第1連結板の凸部と第2連結板との凸部が接触し、その接触部分において回転部材の位置ずれを補正するような力が働くようにすることができるので、回転部材がその進行位置において正確に配置されることとなる。そして、第1連結板の凸部と第2連結板の凸部とが互いに係合され、第1連結手段による駆動モータと回転部材との連結が完了するため、駆動モータの回転力を回転部材へと確実に伝達することができる。
すなわち、このように構成することにより、回転部材を光路内の進行位置に移動させて駆動モータを順方向に回転させるだけで、回転部材の位置ずれの調整動作及び駆動モータと回転部材との連結動作を一挙に行うことができる。
すなわち、このように構成することにより、回転部材を光路内の進行位置に移動させて駆動モータを順方向に回転させるだけで、回転部材の位置ずれの調整動作及び駆動モータと回転部材との連結動作を一挙に行うことができる。
なお、駆動モータと回転部材との連結動作及び連結解除動作、並びに回転部材の位置ずれを調整する際の動作については、詳細に後述することとする。
上記(8)に記載のプロジェクタにおいては、前記回転部材は、前記照明光軸に垂直な仮想面上を直線的に移動することにより前記進行位置と前記退避位置との間を進退するように構成されていてもよいし、前記照明光軸に垂直な仮想面上を回動することにより前記進行位置と前記退避位置との間を進退するように構成されていてもよい。
(9)上記(5)〜(8)のいずれかに記載のプロジェクタにおいては、前記第2連結手段として、前記回転部材を駆動モータ側に付勢するための板ばねを用いることができる。
本発明においては、上記(5)において記したように、駆動モータと回転部材との連結を、回転部材の回転方向に沿った連結と回転部材の回転軸方向に沿った連結とに分けて、その回転軸方向に沿った連結を第2連結手段によって行うこととしたので、付勢手段として一般に広く利用されている板ばねを第2連結手段として用いることにより、回転部材の回転軸方向に沿った連結を容易に行うことができる。
また、板ばねは一般に小型軽量で、かつ、製造加工が容易であるため、このように構成することにより、駆動モータと回転部材とを回転部材の回転軸方向に沿って連結するのに必要な装置の小型化やそのような装置の構造の簡素化を図ることができる。
本発明においては、上記(5)において記したように、駆動モータと回転部材との連結を、回転部材の回転方向に沿った連結と回転部材の回転軸方向に沿った連結とに分けて、その回転軸方向に沿った連結を第2連結手段によって行うこととしたので、付勢手段として一般に広く利用されている板ばねを第2連結手段として用いることにより、回転部材の回転軸方向に沿った連結を容易に行うことができる。
また、板ばねは一般に小型軽量で、かつ、製造加工が容易であるため、このように構成することにより、駆動モータと回転部材とを回転部材の回転軸方向に沿って連結するのに必要な装置の小型化やそのような装置の構造の簡素化を図ることができる。
(10)上記(9)に記載のプロジェクタにおいては、前記回転部材が前記駆動モータから離脱した状態において前記第2連結手段によって前記駆動モータ側に傾く動作を規制する規制部材をさらに備えることが好ましい。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であり、かつ、第2連結手段によって駆動モータと回転部材とを回転部材の回転軸方向に沿って連結しているがゆえに、回転部材を光路外の退避位置に移動させたときにおいても、回転部材に対して第2連結手段による押圧力が働くことがある。光路外の退避位置においてそのような押圧力が働いた場合には、回転部材が駆動モータ側に斜めに傾いてしまうので、回転部材が駆動モータと衝突してしまい、回転部材が割れたり回転部材の光透過領域又は光非透過領域に傷がついたりするなどの悪影響を及ぼすおそれがある。
しかしながら、このように構成することにより、回転部材を光路外の退避位置に移動させたときには、第2連結手段による回転部材への押圧力は規制部材が受けることになるので、駆動モータから離脱した回転部材が駆動モータ側へ傾く動作は規制部材によって規制されることとなる。このため、回転部材と駆動モータとの不慮の衝突を回避することができ、回転部材への悪影響を未然に防止することができる。
本発明のプロジェクタにおいては、回転部材は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であり、かつ、第2連結手段によって駆動モータと回転部材とを回転部材の回転軸方向に沿って連結しているがゆえに、回転部材を光路外の退避位置に移動させたときにおいても、回転部材に対して第2連結手段による押圧力が働くことがある。光路外の退避位置においてそのような押圧力が働いた場合には、回転部材が駆動モータ側に斜めに傾いてしまうので、回転部材が駆動モータと衝突してしまい、回転部材が割れたり回転部材の光透過領域又は光非透過領域に傷がついたりするなどの悪影響を及ぼすおそれがある。
しかしながら、このように構成することにより、回転部材を光路外の退避位置に移動させたときには、第2連結手段による回転部材への押圧力は規制部材が受けることになるので、駆動モータから離脱した回転部材が駆動モータ側へ傾く動作は規制部材によって規制されることとなる。このため、回転部材と駆動モータとの不慮の衝突を回避することができ、回転部材への悪影響を未然に防止することができる。
以下、本発明のプロジェクタについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクタの光学系を上面から見た図であり、図1(b)は光学系を側面から見た図であり、図1(c)は図1(a)及び図1(b)の回転板を説明するために示す図であり、図1(d)は被照明領域である電気光学変調装置としての液晶表示装置上における照明状態を示す図である。なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz方向(図1(a)における照明光軸方向)、x方向(図1(a)における紙面に平行かつz軸に直交する方向)及びy方向(図1(a)における紙面に垂直かつz軸に直交する方向)とする。
図1は、実施形態1に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクタの光学系を上面から見た図であり、図1(b)は光学系を側面から見た図であり、図1(c)は図1(a)及び図1(b)の回転板を説明するために示す図であり、図1(d)は被照明領域である電気光学変調装置としての液晶表示装置上における照明状態を示す図である。なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz方向(図1(a)における照明光軸方向)、x方向(図1(a)における紙面に平行かつz軸に直交する方向)及びy方向(図1(a)における紙面に垂直かつz軸に直交する方向)とする。
実施形態1に係るプロジェクタ1000は、図1(a)及び図1(b)に示すように、照明装置100と、照明装置100からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としての液晶表示装置400と、液晶表示装置400によって変調された照明光束をスクリーンSCRなどの投写面上に投写する投写光学系600とを備えている。
照明装置100は、楕円面リフレクタ114、高圧水銀ランプなどからなる発光管112及び反射手段としての補助ミラー116を有する光源装置110と、この光源装置110から射出された照明光束を液晶表示装置400の画像形成領域上に均一に照射するためのインテグレータロッド120と、このインテグレータロッド120からの射出光を液晶表示装置400の画像形成領域上に導くリレー光学系140とを有している。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、図1(a)及び図1(b)に示すように、光源装置110からの照明光束が集束する位置近傍に、インテグレータロッド120の光入射面が配置されている。また、インテグレータロッド120の光入射面近傍には、光シャッタとしての回転板20とこれを回転させるための駆動モータ10とが配置されている。この回転板20は、照明光軸100axに平行な回転軸を有し、図1(c)に示すように、回転方向に沿って光透過領域22と光非透過領域24とが交互に配置されている。そして、図1(d)に示すように、液晶表示装置400に照射される照明光束が液晶表示装置400の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う機能を有している。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、画面書込みは、液晶表示装置400に同一画面を2度繰り返し書き込む倍速駆動を行っている。そして、1回目の書込み時は光を遮断し、2回目の書込み時に光を通過させることで、液晶表示装置400が十分に応答する前の画面に基づいて光変調を行うことがなくなり、液晶表示装置400の応答速度に左右されない高画質の動画表示を行うことが可能となっている。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、上記のような回転板20が設けられている。このため、これを所定の速度で回転させることにより、液晶表示装置400の画像形成領域において光照射を所定のタイミングで間欠的に行うことが容易にできるようになる。その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるようになる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、上記のような効果を奏する回転板20が比較的小さな面積となるインテグレータロッド120の光入射面近傍に配置されている。その結果、回転板20の大きさを極力小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができる。このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000は、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなる。
なお、光源装置110と回転板20との間には赤外線ミラー115が配置されており、回転板20への熱的負荷が低減されている。
なお、光源装置110と回転板20との間には赤外線ミラー115が配置されており、回転板20への熱的負荷が低減されている。
ここで、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、回転板20における光非透過領域24は、光反射領域としてある。このため、この光反射領域(光非透過領域24)で反射された光は、楕円面リフレクタ114を介して発光管112に向かう。この光はさらに発光管112を通過して補助ミラー116によって反射され、再び楕円面リフレクタ114に向かい、光の再利用が図られる。また、この光が発光管112の発光部中心近傍に存在するプラズマに吸収される場合には、プラズマの温度が上昇し、その結果、発光強度が高まる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても光利用効率が大幅に低下しないプロジェクタとなる。
なお、この場合、回転板20の光透過領域22には、誘電体多層膜等からなる減反射膜を形成することで、光利用効率の低下を最小限のものにすることができる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても光利用効率が大幅に低下しないプロジェクタとなる。
なお、この場合、回転板20の光透過領域22には、誘電体多層膜等からなる減反射膜を形成することで、光利用効率の低下を最小限のものにすることができる。
次に、光シャッタ装置700の詳細について、図1及び図2〜図5を用いて説明する。
図2は、実施形態1に係るプロジェクタにおける光シャッタ装置を説明するために示す図である。図2(a)は光シャッタ装置の正面図であり、図2(b)は光シャッタ装置の第1連結板を示す正面図であり、図2(c)はその上面図であり、図2(d)は光シャッタ装置の第2連結板を示す正面図であり、図2(e)はその上面図である。
図3は、光シャッタ装置における回転部材と駆動モータとの連結状態を示す図である。図3(a)は回転部材と駆動モータとの連結状態を光源装置側から見た斜視図であり、図3(b)は回転部材と駆動モータとの連結状態を被照明領域側から見た斜視図である。
図2は、実施形態1に係るプロジェクタにおける光シャッタ装置を説明するために示す図である。図2(a)は光シャッタ装置の正面図であり、図2(b)は光シャッタ装置の第1連結板を示す正面図であり、図2(c)はその上面図であり、図2(d)は光シャッタ装置の第2連結板を示す正面図であり、図2(e)はその上面図である。
図3は、光シャッタ装置における回転部材と駆動モータとの連結状態を示す図である。図3(a)は回転部材と駆動モータとの連結状態を光源装置側から見た斜視図であり、図3(b)は回転部材と駆動モータとの連結状態を被照明領域側から見た斜視図である。
光シャッタ装置700は、図2に示すように、回転板20と、回転板20を回転させるための駆動モータ10と、回転板20を駆動モータ10に着脱可能に連結する連結手段730と、回転板20が駆動モータ10側に傾く動作を規制するための規制部材760と、回転板20を光路内の進行位置と光路外の退避位置との間で進退させるための移動装置(図示せず)とから大略構成されている。
回転板20は、図2(a)及び図3に示すように、ガイド702にホルダ710を介して進退自在に保持されている。ガイド702は、図3に示すように、照明光軸100axに垂直な水平方向(x軸方向)に延在する丸棒ガイドによって形成されている。ホルダ710は、ガイド702に対し直角に形成された垂直部712及びこの垂直部712に対し傾斜する傾斜部714を有する略へ字状の保持部材によって形成されている。垂直部712の上方端部(ガイド側端部)にはガイド702を挿通させる丸孔からなるガイド挿通孔716が、また傾斜部714の先端部には回転板20を回転自在に保持するホルダ部718がそれぞれ設けられている。ガイド挿通孔716の内周面とガイド702の外周面との間のクリアランスは、回転板20と駆動モータ10との位置合わせ時(位置合わせ精度±0.5mm程度)におけるホルダ710の揺動によって許容範囲のずれを吸収し得るような寸法に設定されている。
駆動モータ10は、照明光軸100axと平行なモータ軸(図示せず)を有し、光路の側方(x軸方向)に配置されている。そして、回転板20に対し連結手段730を介して図2(a)における矢印R1方向(時計回り)の回転力を付与するように構成されている。
なお、駆動モータ10の回転が停止したときには、駆動モータ10の回転位置は、順回転方向(図2(a)の矢印R1方向)又は逆回転方向(図2(a)の矢印R2方向)に若干回動できるように構成されている。
なお、駆動モータ10の回転が停止したときには、駆動モータ10の回転位置は、順回転方向(図2(a)の矢印R1方向)又は逆回転方向(図2(a)の矢印R2方向)に若干回動できるように構成されている。
連結手段730は、図2(a)及び図3に示すように、駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転方向(図2(a)の矢印R1方向)に沿って連結するための第1連結手段732と、駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転軸方向(z軸方向)に沿って連結するための第2連結手段734とを備えている。
第1連結手段732は、図2及び図3に示すように、駆動モータ10の回転動作によって互いに係合され、かつ、回転板20を退避位置へと移動させる動作を開始することによって互いの係合が解除されるように構成された凸部をそれぞれ有する第1連結板740及び第2連結板750を備えている。
第1連結板740は、図2(b)及び図3に示すように、全体が円板によって形成され、その一方側端面の中心部が駆動モータ10のモータ軸上に固着されている。第1連結板740の他方側端面の外周縁には、図2(b)及び図2(c)に示すように、円周方向に等間隔(180°)をもって並列する2つの凸部742が設けられている。凸部742には、図2(b)に示すように、第2連結板750の凸部と係合するための係合面744と、回転板20を光路内の進行位置へと移動させるときや第1連結板740と第2連結板750とを連結するとき、又は回転板20を光路外の退避位置へと移動させるときなどにそれらの動作を補助する役割を担う突起部746,748とが設けられている。
第2連結板750は、図2(d)及び図3に示すように、全体が第1連結板740の外径と略同一の外径をもつ円板によって形成され、その一方側端面が回転板20における被照明領域側の面の中央部(図1(c)に示す回転板20の光透過領域22及び光非透過領域24を除く領域)に固着されている。第2連結板750の他方側端面の外周縁には、図2(d)及び図2(e)に示すように、平面円形状で、円周方向に等間隔(90°)をもって並列する4つの凸部752が設けられている。
第2連結手段734は、図2(a)及び図3に示すように、回転板20を駆動モータ10側に付勢するI字状の板ばねからなり、ホルダ710の光源装置110側に配置されている。そして、駆動モータ10と回転板20とを光路内の進行位置で回転板20の回転軸方向に沿って連結するように構成されている。
ここで、規制部材760についての詳細は後述することとし、実施形態1に係るプロジェクタにおける駆動モータ10と回転板20との連結及び連結解除の動作について説明することとする。
駆動モータ10と回転板20との連結及び連結解除に関係する動作としては、回転板20が光路内の進行位置へと移動するときの動作や駆動モータ10と回転板20とが連結されるときの動作、又はその連結が解除されて回転板20が光路外の退避位置へと移動するときの動作などがあるので、それらを順を追って詳細に説明することとする。
駆動モータ10と回転板20との連結及び連結解除に関係する動作としては、回転板20が光路内の進行位置へと移動するときの動作や駆動モータ10と回転板20とが連結されるときの動作、又はその連結が解除されて回転板20が光路外の退避位置へと移動するときの動作などがあるので、それらを順を追って詳細に説明することとする。
まず、回転板20が光路外の退避位置から光路内の進行位置へと移動するときの動作について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、回転板の進退動作を説明するための図である。図4(a)は退避位置における回転板を光源装置側から見た正面図であり、図4(b)は退避位置と進行位置との間(中間位置)における回転板を光源装置側から見た正面図であり、図4(c)は進行位置における回転板を光源装置側から見た正面図である。
図5は、回転板の進行位置への移動動作を説明するための図である。図5(a)は退避位置における回転板を上から見た図であり、図5(b)は退避位置と進行位置との間(中間位置)における回転板を上から見た図であり、図5(c)は進行位置における回転板を上から見た図である。
図4は、回転板の進退動作を説明するための図である。図4(a)は退避位置における回転板を光源装置側から見た正面図であり、図4(b)は退避位置と進行位置との間(中間位置)における回転板を光源装置側から見た正面図であり、図4(c)は進行位置における回転板を光源装置側から見た正面図である。
図5は、回転板の進行位置への移動動作を説明するための図である。図5(a)は退避位置における回転板を上から見た図であり、図5(b)は退避位置と進行位置との間(中間位置)における回転板を上から見た図であり、図5(c)は進行位置における回転板を上から見た図である。
回転板20の進行位置への移動動作は、まず始めに、図4(a)及び図5(a)に示す退避位置においてガイド702にホルダ710を介して保持されている回転板20を、光源装置110側から見て右方向(図4(a)の矢印b1方向)へと移動させる。このとき、ホルダ710はガイド702に沿って移動することとなるので、ホルダ710によって回転自在に保持されている回転板20もまたガイド702に沿って移動することとなる。すなわち、回転板20は、照明光軸100axに垂直な仮想面上を直線的に移動するように構成されている。なお、駆動モータ10側に配設された第1連結板740及び回転板20側に配設された第2連結板750の回転位置が、図4(a)に示すような回転位置にある状態を「初期状態」と呼ぶこととする。
そして、回転板20を図4(b)及び図5(b)に示す中間位置まで移動させる。このとき、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置が初期状態にあること、及び第2連結板750の凸部752が第1連結板740の凸部742を通すだけの余裕を持った間隔で配設されていることより、第1連結板740の凸部742と第2連結板750の凸部752とが接触することなく、回転板20をスムーズに移動させることができる。
そして、回転板20をさらに右方向(図4(b)のb1方向)へと移動させることにより、回転板20を図4(c)及び図5(c)に示す進行位置へと配置させることができ、回転板20の進行位置への移動動作が完了する。
なお、回転板20の進行位置への移動動作においては、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置が初期状態にあることがより好ましい。
なお、回転板20の進行位置への移動動作においては、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置が初期状態にあることがより好ましい。
ここで、回転板20の進行位置への移動動作を説明するにあたり、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置が初期状態にある場合(図4(a)参照。)を例にして説明したが、これに限られず、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置が初期状態でない場合であっても、回転板20を進行位置へと移動させることができる。例えば、第2連結板750の回転位置が図6(a)に示すような位置であってもよい。
図6は、回転板の進行位置への移動動作を説明するための図である。図6(a)〜図6(d)はその移動動作の流れを示す図である。なお、図6(a)〜図6(d)において、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずに移動動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
図6は、回転板の進行位置への移動動作を説明するための図である。図6(a)〜図6(d)はその移動動作の流れを示す図である。なお、図6(a)〜図6(d)において、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずに移動動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
まず、回転板20に配設された第2連結板750を、図6(a)に示す退避位置から右方向(図6(a)の矢印b1方向)へと移動させる。すると、図6(b)に示すように、第1連結板740の凸部742(突起部746)と第2連結板750の凸部752とが接触する。しかしながら、両凸部の形状及び回転板20がホルダ710に対して回転自在に保持されていることより、回転板20に配設された第2連結板750は、図6(b)の矢印R2方向に回転しながら、さらに右方向(図6(b)の矢印b1方向)へと移動する(図6(c)参照。)。そして、最終的には回転板20に配設された第2連結板750を図6(d)に示す進行位置へと配置させることができ、回転板20の進行位置への移動動作が完了する。
次に、駆動モータ10と回転板20とが連結されるときの動作について、図7を用いて説明する。
図7は、駆動モータと回転板との連結動作を説明するための図である。図7(a)〜図7(c)はその連結動作の流れを示す図である。なお、図7(a)〜図7(c)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずに連結動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
また、駆動モータ10と回転板20との連結動作が行われる前提として、回転板20の進行位置への移動動作は既に完了しているものとする。
図7は、駆動モータと回転板との連結動作を説明するための図である。図7(a)〜図7(c)はその連結動作の流れを示す図である。なお、図7(a)〜図7(c)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずに連結動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
また、駆動モータ10と回転板20との連結動作が行われる前提として、回転板20の進行位置への移動動作は既に完了しているものとする。
駆動モータ10と回転板20との連結動作は、まず始めに、図7(a)に示すように、回転板20(第2連結板750)を進行位置に移動させた後において、駆動モータ10を駆動させて、駆動モータ10のモータ軸上に固着された第1連結板740を矢印R1方向に回転させる。すると、その回転により、図7(b)に示すように、第1連結板740の凸部742における係合面744と第2連結板750の凸部752とが係合される。そして、両凸部が係合されたままの状態で図7(c)の矢印R1方向に回転を続けることとなる。
これにより、駆動モータ10と回転板20との連結動作において、回転板20の回転方向に沿った連結については、第1連結手段732としての第1連結板740及び第2連結板750によってその連結が完成される。一方、回転板20の回転軸方向に沿った連結については、図2(a)及び図3に示すように、回転板20を駆動モータ10側に付勢するI字状の板ばねからなる第2連結手段734が備えられているため、回転板20の回転軸方向に沿った連結についても完成される。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、光路外の退避位置から光路内の進行位置へと回転板20を移動させて駆動モータ10を順方向(図7(a)の矢印R1方向)に回転するだけで、駆動モータ10と回転板20との連結が自動的に行われ、駆動モータ10の回転力を回転板20へと伝達することができる。その結果、駆動モータ10と回転板20とを連結するための複雑な手順(例えば、ネジ締めにより回転板20と駆動モータ10とを固定する手順。)が不要になり、回転板20の迅速な進行・連結動作を行うことができる。
次に、駆動モータ10と回転板20との連結が解除されて回転板20が光路外の退避位置へと移動するときの動作について、図8を用いて説明する。
図8は、駆動モータと回転板との連結解除動作及び回転板の退避位置への移動動作を説明するための図である。図8(a)〜図8(d)はそれら一連の動作の流れを示す図である。なお、図8(a)〜図8(d)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずにそれら一連の動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
図8は、駆動モータと回転板との連結解除動作及び回転板の退避位置への移動動作を説明するための図である。図8(a)〜図8(d)はそれら一連の動作の流れを示す図である。なお、図8(a)〜図8(d)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずにそれら一連の動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
駆動モータ10と回転板20との連結が解除されて回転板20が光路外の退避位置へと移動するときの動作は、まず始めに、図8(a)に示すように光路内の進行位置で互いに連結している第1連結板740及び第2連結板750を左方向(図8(a)の矢印b2方向)へと移動させる。このとき第1連結板740の凸部742及び第2連結板750の凸部752は互いに係合されているが、駆動モータ10の回転が停止していること及び回転板20はホルダ710によって回転自在に保持されていることより、回転板20(第2連結板750)を左方へ移動させると、図8(b)に示すように、回転板20(第2連結板750)は矢印R1方向にわずかながら回転し、両凸部の係合は解除されることとなる。
そして、回転板20(第2連結板750)をさらに左方向(図8(b)の矢印b2方向)へと移動させると、図8(c)に示すように、第1連結板740の凸部742と第2連結板750の凸部752とが接触することとなるが、回転板20はホルダ710によって回転自在に保持されていることより、回転板20(第2連結板750)をさらに左方向へと移動させると、回転板20(第2連結板750)は矢印R2方向にわずかながら回転することとなる。
そして、回転板20(第2連結板750)をそこからさらに左方向(図8(c)のb2方向)へと移動させることにより、回転板20を図8(d)に示す退避位置へと配置させることができ、これにより、駆動モータ10と回転板20との連結が解除されて回転板20が光路外の退避位置へと移動するという一連の動作が完了する。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、光路内の進行位置において連結手段730(第1連結手段732としての第1連結板740及び第2連結板750並びに第2連結手段734)により駆動モータ10と連結されている回転板20を、光路内の進行位置から光路外の退避位置へと移動させる動作を開始するだけで、駆動モータ10と回転板20との連結の解除が自動的に行われ、駆動モータ10から回転板20を離脱させることができる。このため、駆動モータ10と回転板20との連結を解除するための複雑な手順(例えば、駆動モータと回転部材とを連結しているネジを外す手順。)が不要になり、回転板20の迅速な連結解除・退避動作を行うことができる。
ここで、回転板20の連結解除・退避動作を説明するにあたり、第1連結板740及び第2連結板750の回転位置として、図8(a)に示すような回転位置を例にして説明したが、回転板20の連結解除・退避動作においては、第1連結板740の回転位置として、図4(c)に示すような回転位置(初期状態の回転位置)であることがより好ましい。
以上の構成により、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、回転板20は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、液晶表示装置400には連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転板20を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転板20を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、回転板20を駆動モータ10に着脱可能に連結する連結手段730をさらに備え、この連結手段730により回転板20を駆動モータ10から離脱した状態において、回転板20を光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されているため、滑らかで良質な動画表示が求められるときには、回転板20のみを光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転板20のみを光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができる。
このため、駆動モータ10とともに回転板20を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転板20のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
このため、駆動モータ10とともに回転板20を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動に必要な装置の構造の簡素化を図ることができる。また、回転板20のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、駆動モータ10と回転板20との連結を、回転板20の回転方向に沿った連結と回転板20の回転軸方向に沿った連結とに分けて、その回転方向に沿った連結が第1連結手段732によって、回転軸方向に沿った連結が第2連結手段734によってそれぞれ行われるよう構成されているため、駆動モータ10と回転板20との連結動作をより柔軟に行うことができる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、上記のように、第1連結手段732は、駆動モータ10の回転動作によって互いに係合され、かつ、回転板20を退避位置へと移動させる動作を開始することによって互いの係合が解除されるように構成された凸部をそれぞれ有する第1連結板740及び第2連結板750からなり、第1連結板740は駆動モータ10側に配設され、第2連結板750は回転板20側に配設されている。
これにより、駆動モータ10と回転板20とを連結させるときには、回転板20を光路内の進行位置に移動させて駆動モータ10を順方向に回転させるだけで、駆動モータ10側に配設された第1連結板740の凸部742と回転板20側に配設された第2連結板750の凸部752とが互いに係合され、第1連結手段732による駆動モータ10と回転板20との連結が完了するため、駆動モータ10の回転力を回転板20へと伝達することができる。また、駆動モータ10と回転板20との連結を解除するときには、光路内の進行位置において第1連結手段732により駆動モータ10と連結されている回転板20を、光路内の進行位置から光路外の退避位置へと移動させる動作を開始するだけで、第1連結板740の凸部742と第2連結板750の凸部752との係合が解除され、駆動モータ10と回転板20との連結が解除されるため、駆動モータ10から回転板20を離脱させることができる。
このため、駆動モータ10と回転板20との連結及び連結解除をするための複雑な手順を行うことがなく、回転板20の迅速な進退動作を容易に行うことができる。
このため、駆動モータ10と回転板20との連結及び連結解除をするための複雑な手順を行うことがなく、回転板20の迅速な進退動作を容易に行うことができる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、回転板20は本来光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であるがゆえに、回転板20を光路内の進行位置に移動させた際の配置位置に微妙な位置ずれが起こるおそれがある。しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ1000における第1連結手段740を用いることによって、その位置ずれを調整することができる。
ここで、回転板20の位置ずれを調整する動作を説明するために、進行位置において回転板20が左方にずれ量tだけずれて配置された場合を例として、図9を用いて説明する。
図9は、回転板の位置ずれを調整する動作を説明するための図である。図9(a)は進行位置において左方にずれて配置された回転板を光源装置側から見た正面図であり、図9(b)〜図9(e)は回転板の位置ずれを調整する動作の一連の流れを示す図である。なお、図9(b)〜図9(e)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずにそれら一連の動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
図9は、回転板の位置ずれを調整する動作を説明するための図である。図9(a)は進行位置において左方にずれて配置された回転板を光源装置側から見た正面図であり、図9(b)〜図9(e)は回転板の位置ずれを調整する動作の一連の流れを示す図である。なお、図9(b)〜図9(e)においても図6と同様に、図4に示すガイド702、回転板20等は図示せずにそれら一連の動作に関わる第1連結板740及び第2連結板750の要部のみを拡大して示すとともに、同一の符号は省略することとする。
回転板20の進行位置への移動動作によって、図9(a)及び図9(b)に示すように、正規の進行位置より光源装置110側から見て左方にずれ量tだけずれた位置に配置された回転板20(第2連結板750)に対して、駆動モータ10の回転動作により第1連結板740が図9(b)の矢印R1方向に回転し、第1連結板740の凸部742と第2連結板750の凸部752とが接触する(図9(c)参照。)。このとき、図9(c)における紙面右側の凸部742と凸部752との係合は、凸部742の突起部748によるものであるため、その係合は不安定なものとなっている。
そして、駆動モータ10の回転動作により第1連結板740を図9(c)の矢印R1方向にさらに回転させると、両凸部の係合を安定させようとする力がその係合部分に働くため、回転板20(第2連結板750)は図9(c)の矢印b1方向へと徐々に移動することとなる(図9(d)参照)。
そして、駆動モータ10(第1連結板740)をさらに回転し続けると、両凸部の係合が最も安定する位置として、凸部742の係合部744の位置に凸部752が係合されることとなる(図9(e)参照。)。これにより、進行位置における回転板20の位置ずれを調整する動作が完了する。また、第1連結手段732(第1連結板740及び第2連結板750)による駆動モータ10と回転板20との連結が完了するため、駆動モータ10の回転力を回転板20へと確実に伝達することができる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、回転板20を光路内の進行位置に移動させて駆動モータ10を順方向に回転させるだけで、回転板20の位置ずれの調整動作及び駆動モータ10と回転板20との連結動作を一挙に行うことができる。
そして、駆動モータ10(第1連結板740)をさらに回転し続けると、両凸部の係合が最も安定する位置として、凸部742の係合部744の位置に凸部752が係合されることとなる(図9(e)参照。)。これにより、進行位置における回転板20の位置ずれを調整する動作が完了する。また、第1連結手段732(第1連結板740及び第2連結板750)による駆動モータ10と回転板20との連結が完了するため、駆動モータ10の回転力を回転板20へと確実に伝達することができる。
このため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、回転板20を光路内の進行位置に移動させて駆動モータ10を順方向に回転させるだけで、回転板20の位置ずれの調整動作及び駆動モータ10と回転板20との連結動作を一挙に行うことができる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、図2、図3及び図5に示すように、第2連結手段734として、回転板20を駆動モータ10側に付勢するための板ばねを用いている。
回転板20の回転軸方向に沿った連結は第2連結手段734によって行われるので、付勢手段として一般に広く利用されている板ばねを第2連結手段734として用いることにより、回転板20の回転軸方向に沿った連結を容易に行うことができる。
また、板ばねは一般に小型軽量で、かつ、製造加工が容易であるため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転軸方向に沿って連結するのに必要な装置の小型化やそのような装置の構造の簡素化を図ることができる。
回転板20の回転軸方向に沿った連結は第2連結手段734によって行われるので、付勢手段として一般に広く利用されている板ばねを第2連結手段734として用いることにより、回転板20の回転軸方向に沿った連結を容易に行うことができる。
また、板ばねは一般に小型軽量で、かつ、製造加工が容易であるため、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転軸方向に沿って連結するのに必要な装置の小型化やそのような装置の構造の簡素化を図ることができる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、図2、図3及び図5に示すように、回転板20が駆動モータ10から離脱した状態において第2連結手段734によって駆動モータ10側に傾く動作を規制する規制部材760をさらに備えている。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、回転板20は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であり、かつ、第2連結手段734によって駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転軸方向に沿って連結しているがゆえに、回転板20を光路外の退避位置に移動させたときにおいても、回転板20に対して第2連結手段734による押圧力が働くことがある。光路外の退避位置においてそのような押圧力が働いた場合には、回転板20が駆動モータ10側に斜めに傾いてしまうので、回転板20が駆動モータ10と衝突してしまい、回転板20が割れたり回転板20の光透過領域22又は光非透過領域24に傷がついたりするなどの悪影響を及ぼすおそれがある。
しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、回転板20を光路外の退避位置に移動させたときには、第2連結手段734による回転板20への押圧力は規制部材760が受けることになるので、駆動モータ10から離脱した回転板20が駆動モータ10側へ傾く動作は規制部材760によって規制されることとなる。このため、回転板20と駆動モータ10との不慮の衝突を回避することができ、回転板20への悪影響を未然に防止することができる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、回転板20は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動可能であり、かつ、第2連結手段734によって駆動モータ10と回転板20とを回転板20の回転軸方向に沿って連結しているがゆえに、回転板20を光路外の退避位置に移動させたときにおいても、回転板20に対して第2連結手段734による押圧力が働くことがある。光路外の退避位置においてそのような押圧力が働いた場合には、回転板20が駆動モータ10側に斜めに傾いてしまうので、回転板20が駆動モータ10と衝突してしまい、回転板20が割れたり回転板20の光透過領域22又は光非透過領域24に傷がついたりするなどの悪影響を及ぼすおそれがある。
しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、回転板20を光路外の退避位置に移動させたときには、第2連結手段734による回転板20への押圧力は規制部材760が受けることになるので、駆動モータ10から離脱した回転板20が駆動モータ10側へ傾く動作は規制部材760によって規制されることとなる。このため、回転板20と駆動モータ10との不慮の衝突を回避することができ、回転板20への悪影響を未然に防止することができる。
〔実施形態2〕
図10は、実施形態2に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図10(a)は平面図であり、図10(b)は側面図であり、図10(c)は図10(a)及び図10(b)の回転板を説明するために示す図であり、図10(d)は被照明領域である液晶表示装置上における照明状態を示す図である。図10において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10は、実施形態2に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図10(a)は平面図であり、図10(b)は側面図であり、図10(c)は図10(a)及び図10(b)の回転板を説明するために示す図であり、図10(d)は被照明領域である液晶表示装置上における照明状態を示す図である。図10において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係るプロジェクタ1000Bは、図10(a)及び図10(b)に示すように、電気光学変調装置として3枚の液晶表示装置400R,400G,400Bを用いた点及びインテグレータ光学系としてレンズインテグレータ(第1レンズアレイ160、第2レンズアレイ170及び重畳レンズ190)を用いた点で、実施形態1に係るプロジェクタ1000と異なっている。
しかしながら、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bは、その他の点では実施形態1に係るプロジェクタ1000と同様の効果を有しているため、実施形態1に係るプロジェクタ1000が有する効果をそのまま有する。
すなわち、液晶表示装置400R,400G,400Bに照射される照明光束が液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転板20を備えているため、各液晶表示装置400R,400G,400Bの画像形成領域においては光照射が所定のタイミングで間欠的に行われるようになる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタ1000の場合と同様に、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。
また、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bにおいては、このような効果を奏する回転板20が光源装置110からの照明光束が集束する位置近傍に配置されているため、回転板20の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができるようになる。
このため、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなる。
すなわち、液晶表示装置400R,400G,400Bに照射される照明光束が液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転板20を備えているため、各液晶表示装置400R,400G,400Bの画像形成領域においては光照射が所定のタイミングで間欠的に行われるようになる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタ1000の場合と同様に、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。
また、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bにおいては、このような効果を奏する回転板20が光源装置110からの照明光束が集束する位置近傍に配置されているため、回転板20の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができるようになる。
このため、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなる。
また、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bにおいては、回転板20は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、液晶表示装置400R,400G,400Bには連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなる。
このため、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転板20を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
このため、実施形態2に係るプロジェクタ1000Bによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転板20を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転板20を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
〔実施形態3〕
図11は、実施形態3に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図11(a)は平面図であり、図11(b)は側面図であり、図11(c)は図11(a)及び図11(b)の回転ホイールを説明するために示す図であり、図11(d)は被照明領域である液晶表示装置上における照明状態を示す図である。図11において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11は、実施形態3に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図11(a)は平面図であり、図11(b)は側面図であり、図11(c)は図11(a)及び図11(b)の回転ホイールを説明するために示す図であり、図11(d)は被照明領域である液晶表示装置上における照明状態を示す図である。図11において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態3に係るプロジェクタ1000Cは、回転部材として、図11(c)に示すような渦巻き状に形成された光透過領域32及び光非透過領域34を有する回転ホイール30を用いた点、及びその回転ホイール30をインテグレータロッド120の光射出面近傍に配置した点で、実施形態1に係るプロジェクタ1000と異なっている。
しかしながら、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cは、その他の点では実施形態1に係るプロジェクタ1000と同様の効果を有しているため、実施形態1に係るプロジェクタ1000が有する効果をそのまま有する。
すなわち、液晶表示装置400の画面書込み周波数に同期して、光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるように渦巻き状に形成された光透過領域32及び光非透過領域34を有する回転ホイール30を備えているため、液晶表示装置400の画像形成領域においては光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるようになる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタ1000の場合と同様に、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるようになる。
すなわち、液晶表示装置400の画面書込み周波数に同期して、光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるように渦巻き状に形成された光透過領域32及び光非透過領域34を有する回転ホイール30を備えているため、液晶表示装置400の画像形成領域においては光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされるようになる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタ1000の場合と同様に、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるようになる。
また、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cにおいては、このような効果を奏する回転ホイール30を比較的小さな面積となるインテグレータロッド120の光射出面近傍に配置されているため、回転ホイール30の大きさを比較的小さくすることができ、プロジェクタの大型化を極力抑制することができるようになる。
このため、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなる。
このため、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cは、滑らかで良質な動画表示が得られるようにした場合であっても小型化が容易な構造をもったプロジェクタとなる。
また、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cによれば、回転ホイール30は光路内外の進行位置と退避位置との間で移動するように構成されてなるため、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには、回転ホイール30を光路外の退避位置へ移動することにより、液晶表示装置400には連続して照明光束が照射されるようになり、光利用効率が低下することがなくなる。
このため、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転ホイール30を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転ホイール30を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
このため、実施形態3に係るプロジェクタ1000Cによれば、滑らかで良質な動画表示が求められるときには回転ホイール30を光路内の進行位置へ移動することにより、滑らかで良質な動画表示を得ることができ、静止画を表示するときや動画表示の滑らかさよりも画面の明るさが優先されるようなときには回転ホイール30を光路外の退避位置へ移動することにより、明るい表示画面を得ることができ、使用目的に応じて最適な性能を発揮するプロジェクタとなる。
〔実施形態4〕
図12は、実施形態4に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図12(a)は平面図であり、図12(b)は側面図であり、図12(c)は図12(a)及び図12(b)のカラーホイールを説明するために示す図である。図12において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図12は、実施形態4に係るプロジェクタを説明するために示す図である。図12(a)は平面図であり、図12(b)は側面図であり、図12(c)は図12(a)及び図12(b)のカラーホイールを説明するために示す図である。図12において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態4に係るプロジェクタ1000Dは、電気光学変調装置としてマイクロミラーによる1枚の反射型光変調装置410を用いた単板式プロジェクタでありながら、カラーホイール40を用いることによって、フルカラー表示を可能としたプロジェクタである。
このように、実施形態4に係るプロジェクタ1000Dにおいては、フルカラー表示を可能にするためのカラーホイール40を用いているが、このカラーホイール40を駆動モータ10に着脱可能に連結する連結手段、カラーホイール40が駆動モータ10側に傾く動作を規制するための規制部材、及びカラーホイール40を光路内の進行位置と光路外の退避位置との間で進退させるための移動装置は、実施形態1に係るプロジェクタ1000における連結手段730、規制部材760及び移動装置と基本的には同じ構成を有している。このため、駆動モータ10とともにカラーホイール40を移動する場合と比較して負荷が軽くなるため、迅速で静かな移動が可能になるとともに、移動の簡素化を図ることができる。また、カラーホイール40のみを移動させることから、駆動モータ部分の退避スペースをとる必要がなく、退避スペースが少なくて済むという利益がある。
以上、本発明のプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態のプロジェクタ1000〜1000Dにおいては、それぞれ回転板20、回転ホイール30、カラーホイール40が照明光軸100axに垂直な仮想面上を直線的に移動することにより光路内の進行位置と光路外の退避位置との間を進退するように構成されているものを示したが、本発明はこれに限定されず、照明光軸100axに垂直な仮想面上を回動することにより光路内の進行位置と光路外の退避位置との間を進退するように構成されてなるものでもよい。
(2)上記各実施形態のプロジェクタ1000〜1000Dにおいては、第1連結板740と第2連結板750とを係合させるための凸部の形状として、上記のような凸部742,752(図2(b)及び図2(d)参照。)をその一例として示したが、本発明はこれに限られない。その凸部形状としては、回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)の進退動作、駆動モータ10と回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)との連結動作及び連結解除動作、並びに回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)の位置ずれを調整する動作を容易に行えるような機能を有する凸部形状であればよい。その場合には、第1連結板及び第2連結板に配設される凸部の個数もその凸部形状に応じて増減することは勿論である。
(3)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクタに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクタにも適用できる。
(2)上記各実施形態のプロジェクタ1000〜1000Dにおいては、第1連結板740と第2連結板750とを係合させるための凸部の形状として、上記のような凸部742,752(図2(b)及び図2(d)参照。)をその一例として示したが、本発明はこれに限られない。その凸部形状としては、回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)の進退動作、駆動モータ10と回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)との連結動作及び連結解除動作、並びに回転板20(回転ホイール30、カラーホイール40)の位置ずれを調整する動作を容易に行えるような機能を有する凸部形状であればよい。その場合には、第1連結板及び第2連結板に配設される凸部の個数もその凸部形状に応じて増減することは勿論である。
(3)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクタに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクタにも適用できる。
10…駆動モータ、20…回転板、22,32…光透過領域、24,34…光非透過領域、30…回転ホイール、40…カラーホイール、100,100B,100C,100D…照明装置、100ax…照明光軸、110…光源装置、112…発光管、114…楕円面リフレクタ、115…赤外線ミラー、116…補助ミラー、120…インテグレータロッド、140…リレー光学系、150…平行化凸レンズ、160…第1レンズアレイ、170…第2レンズアレイ、180…偏光変換素子、190…重畳レンズ、200…色分離光学系、250…反射ミラー、300…リレー光学系、400,400R,400G,400B…液晶表示装置、410…反射型光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、500B…反射型プリズム、600…投写光学系、700…光シャッタ装置、700C…回転ホイール装置、700D…カラーホイール装置、702…ガイド、710…ホルダ、712…垂直部、714…傾斜部、716…ガイド挿通孔、718…ホルダ部、730…連結手段、732…第1連結手段、734…第2連結手段、740…第1連結板、742…凸部、744…係合部、746,748…突起部、750…第2連結板、752…凸部、760…規制部材、900A,900B,1000,1000B,1000C,1000D…プロジェクタ
Claims (10)
- 被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、
この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、
このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、
このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、
前記インテグレータロッドの光入射面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束が前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材と、
この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、
前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、
前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、
この光源装置からの照明光束が集束する位置よりも前記光源装置から遠い側に配置され、前記光源装置からの照明光束を略平行な照明光束に変換する平行化レンズと、
この平行化レンズからの照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、
この第1レンズアレイの前記複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、
この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズと、
この重畳レンズによって重畳された照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、
前記光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束が前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して遮断されるよう間欠的に光の遮断を行う回転部材と、
この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、
前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、
前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、
この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、
このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、
このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、
前記インテグレータロッドの光射出面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置の画像形成領域上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように、渦巻き状に形成された光透過領域と光非透過領域とを有する回転部材と、
この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタであって、
前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、
前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 被照明領域側に照明光束を集束光束として射出する光源装置と、
この光源装置からの照明光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、前記光源装置からの照明光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、
このインテグレータロッドからの照明光束を被照明領域に導くリレー光学系と、
このリレー光学系からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
この電気光学変調装置によって変調された照明光束を投写する投写光学系と、
前記インテグレータロッドの光入射面近傍に配置され、照明光軸に平行な回転軸を有するとともに、その回転によって、前記電気光学変調装置に照射される照明光束を時分割方式により色分離する回転部材と、
この回転部材を回転させるための駆動モータとを備えたプロジェクタにおいて、
前記回転部材を光路内の進行位置で前記駆動モータに着脱可能に連結する連結手段をさらに備え、
前記回転部材は、前記駆動モータから離脱した状態において、光路内の進行位置から光路外の退避位置に退避したり、光路外の退避位置から光路内の進行位置に進行したりするように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記連結手段は、前記駆動モータと前記回転部材とを前記回転部材の回転方向に沿って連結するための第1連結手段と、
前記駆動モータと前記回転部材とを前記回転部材の回転軸方向に沿って連結するための第2連結手段とを有することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項5に記載のプロジェクタにおいて、
前記第1連結手段は、前記駆動モータの回転動作により、前記駆動モータと前記進行位置に移動した前記回転部材との連結が完成するように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項5又は6に記載のプロジェクタにおいて、
前記第1連結手段は、前記進行位置から前記退避位置へと前記回転部材を移動させる動作を開始することにより、前記駆動モータと前記進行位置に進行した前記回転部材との連結が解除されるように構成されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項5〜7のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記第1連結手段は、前記駆動モータの回転動作によって互いに係合され、かつ、前記回転部材を退避位置へと移動させる動作を開始することによって互いの係合が解除されるように構成された凸部をそれぞれ有する第1連結板及び第2連結板からなり、
前記第1連結板は前記駆動モータ側に配設され、前記第2連結板は前記回転部材側に配設されてなることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項5〜8のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記第2連結手段として、前記回転部材を駆動モータ側に付勢するための板ばねを用いることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項9に記載のプロジェクタにおいて、
前記回転部材が前記駆動モータから離脱した状態において前記第2連結手段によって前記駆動モータ側に傾く動作を規制する規制部材をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004081523A JP2005266580A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004081523A JP2005266580A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | プロジェクタ |
Publications (1)
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JP2005266580A true JP2005266580A (ja) | 2005-09-29 |
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ID=35091163
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JP2004081523A Withdrawn JP2005266580A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | プロジェクタ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102804056A (zh) * | 2009-04-08 | 2012-11-28 | 三菱电机株式会社 | 光源装置以及投影型显示装置 |
JP2013057850A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Seiko Epson Corp | 波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター |
-
2004
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CN102804056A (zh) * | 2009-04-08 | 2012-11-28 | 三菱电机株式会社 | 光源装置以及投影型显示装置 |
CN102804056B (zh) * | 2009-04-08 | 2015-02-18 | 三菱电机株式会社 | 光源装置以及投影型显示装置 |
JP2013057850A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Seiko Epson Corp | 波長変換素子、光源装置、及びプロジェクター |
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