JP2010145769A - 画像表示装置 - Google Patents

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哲朗 山▲崎▼
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Abstract

【課題】被照射面へ入射させる光を走査させる構成において、スペックルノイズを効果的に低減可能とする画像表示装置を提供すること。
【解決手段】被照射面へ入射させる光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、光を射出する光源部11と、光源部11から射出された光を第1の方向へ走査させる第1走査部12と、第1走査部12からの光を、第1の方向に略垂直な第2の方向へ走査させる第2走査部13と、第2走査部13からの光を反射させ、被照射面へ進行させる反射光学系である第1平面ミラー14及び第2平面ミラー15と、を有し、第2走査部13は、反射光学系を経て被照射面へ光を進行させる第1走査範囲、及び反射光学系を経ずに被照射面へ光を進行させる第2走査範囲において、光を走査させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置、特に、被照射面へ入射させる光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置の技術に関する。
近年、レーザ光を走査させることにより画像を表示するレーザスキャン型プロジェクタが提案されている。コヒーレント光であるレーザ光を拡散面に照射させると、明点及び暗点がランダムに分布するスペックルパターンと呼ばれる干渉模様が現れることがある。スペックルパターンは、拡散面の各点で拡散した光同士がランダムに干渉し合うことにより発生する。画像を表示する際にスペックルパターンが認識されると、ぎらぎらとするちらつき感を観察者へ与えるため、画像観賞へ悪影響を及ぼすこととなる。スペックルノイズを低減させるための技術として、例えば、特許文献1には、互いに異なる偏光方向の直線偏光を重ね合わせる技術が提案されている。特許文献2には、被照射面に対して異なる入射角度で入射する光を重畳させる技術が提案されている。特許文献3には、レーザ光の波長範囲を広くする技術が提案されている。特許文献4には、レーザ光のコヒーレンス性を低下させる技術が提案されている。特許文献5には、スクリーンに設けられた拡散層を連続的に揺動させることで複数のスペックルパターンを重畳させる技術が提案されている。
特表2007−525699号公報 特開2002−131838号公報 特開2007−173491号公報 特開2000−206449号公報 特開2007−328003号公報
スペックルノイズは、重ね合わせるスペックルパターンの数をnとすると、およそ1/√nにまで低減可能であることが知られている。特許文献1の技術のように、互いに異なる偏光方向の直線偏光を重ね合わせる場合、直線偏光は2種類であることから、スペックルノイズは1/√2(≒70%)まで低減される。このため、さらにスペックルノイズを低減させることは原理的に困難となる。特許文献2の技術では、入射角度を異ならせるために、光の角度範囲を広く確保することとなる。レーザ光により空間光変調装置を照明する構成の場合、投写レンズの射出側NAを大きくすることにより角度範囲を広げることが可能である。これに対して、スキャン型プロジェクタでは、走査の高速化、及び高速化のためのスキャナの小型化の観点から、角度範囲を広げるために走査範囲を広くすることやスキャナを大型化することは困難であって、特許文献2の技術をそのまま適用することは難しい。
特許文献3の技術のようにレーザ光の波長範囲を広くするには、波長が異なる複数の光源を用いるか、広い波長範囲の光を射出可能な光源を用いることとなる。複数の光源を用いる場合、走査のために光を集約させる構成が必要となる上、プロジェクタの小型化が困難となる。広い波長範囲の光を射出可能な単一又は少数の光源を用いる場合、ビーム品質(M値)の悪化から、小さなスポットの形成が可能であるというレーザの利点が損なわれることとなるため、スキャン型プロジェクタへの適用が困難となる。特許文献4の技術にようにコヒーレンス性を低下させる場合も、ビーム品質を悪化させることになるため、スキャン型プロジェクタへの適用が困難である。特許文献5の技術のようにスクリーンを揺動させる手法は、組み合わせるスクリーンを不特定とするフロント投写型プロジェクタ、特にモバイルプロジェクタには不向きとなる。本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、被照射面へ入射させる光を走査させる構成において、スペックルノイズを効果的に低減可能とする画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像表示装置は、被照射面へ入射させる光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、光を射出する光源部と、光源部から射出された光を第1の方向へ走査させる第1走査部と、第1走査部からの光を、第1の方向に略垂直な第2の方向へ走査させる第2走査部と、第2走査部からの光を反射させ、被照射面へ進行させる反射光学系と、を有し、第2走査部は、反射光学系を経て被照射面へ光を進行させる第1走査範囲、及び反射光学系を経ずに被照射面へ光を進行させる第2走査範囲において、光を走査させることを特徴とする。
第1走査範囲において光を走査させるときと、第2走査範囲において光を走査させるときとで、被照射面への光の入射角度を変化させることにより、スペックルパターンを変化させる。残像効果による時間積分により、異なるスペックルパターンを重ね合わせることで、スペックルノイズの低減が可能となる。これにより、被照射面へ入射させる光を走査させる構成において、スペックルノイズを効果的に低減可能とする画像表示装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2走査部により光を走査させる範囲を、第1走査範囲と第2走査範囲とに変換させる走査範囲変換手段を有することが望ましい。これにより、第1走査範囲及び第2走査範囲において、第2走査部からの光を走査させる構成にできる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2走査部は、第2の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーと、回転軸を介して可動ミラーを支持する支持部と、を有し、走査範囲変換手段は、支持部を変位させることが望ましい。これにより、可動ミラーの駆動を一定とした状態で、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査範囲変換手段は、第2走査部における光の入射角度を変化させることが望ましい。これにより、第2走査部の駆動を一定とした状態で、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査範囲変換手段は、第1の方向について入射角度を変化させることが望ましい。第1の方向について入射角度を変化させることにより、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査範囲変換手段は、第1の方向に略垂直な方向について入射角度を変化させることが望ましい。第1の方向に略垂直な方向について入射角度を変化させることにより、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査範囲変換手段は、光源部を変位させることが望ましい。光源部を変位させることで、第1走査部への光の入射角度を変化させる。これにより、一つの光源部を用いる構成により、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、第1光源部と、第1光源部とは異なる位置に配置された第2光源部と、を有し、走査範囲変換手段は、第1光源部と第2光源部とから順次光を射出させることが望ましい。第1光源部から光を射出するときと、第2光源部から光を射出するときとで、第1走査部への光の入射角度を変化させる。これにより、光源部の移動を伴わない構成により、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1走査部は、ポリゴンミラーを有することが望ましい。これにより、第2走査部へ入射させる光を走査させるとともに、第2走査部における光の入射角度を変化させる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1走査部は、第1の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーを有することが望ましい。これにより、第2走査部へ入射させる光を走査させるとともに、第2走査部における光の入射角度を変化させる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1走査部は、第1の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーと、回転軸を介して可動ミラーを支持する支持部と、を有し、走査範囲変換手段は、支持部を変位させることが望ましい。これにより、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、走査範囲変換手段は、第2走査部における光の入射位置を変化させることが望ましい。これにより、第2走査部における光の入射角度を変化させ、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2走査部は、回転軸を中心として回動する可動ミラーを有し、走査範囲変換手段は、可動ミラーを回動させる角度範囲を変化させることが望ましい。これにより、第2走査部により光を走査させる範囲を容易に変換させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2走査部からの光を拡散させる拡散手段を有することが望ましい。これにより、第2走査部の駆動により光を走査可能な範囲より広い範囲において光を走査させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部からの光を第1の偏光方向の第1直線偏光と、第1の偏光方向に略垂直な第2の偏光方向の第2直線偏光と、に切り替える偏光切り替え手段を有することが望ましい。被照射面における入射角度の変化と偏光の切り替えとを組み合わせることにより、スペックルパターンをさらに変化させる。これにより、スペックルノイズをさらに低減させることができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像表示装置であるプロジェクタ10による画像の表示について説明するものである。プロジェクタ10は、スクリーン25へ光を投写し、スクリーン25で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ10は、スクリーン25の被照射面へ入射させる光を走査させることにより画像を表示する。ここでは、水平方向をX軸方向、鉛直方向をY軸方向とする。スクリーン25の被照射面は、X軸及びY軸に平行なXY平面である。Z軸方向は、X軸及びY軸に垂直な方向とする。
光源部11は、レーザ光を射出する。レーザ光は、赤色光、緑色光、青色光を含む。光源部11は、各色光をそれぞれ画像信号に応じて変調して供給する。画像信号に応じた変調は、振幅変調、パルス幅変調のいずれとしても良い。光源部11の射出側には、レーザ光を整形する整形光学系を設けても良い。
第1走査部12は、光源部11から射出されたレーザ光を第1の方向であるX軸方向へ走査させる。第1走査部12は、可動ミラー21及び回転軸22を有する。可動ミラー21は、回転軸22を中心として回動するミラーであって、例えばMEMSミラーである。可動ミラー21は、高反射性部材、例えば金属部材を用いて構成されている。可動ミラー21は、回転軸22によって支持部に連結されている。回転軸22は、X軸方向に略垂直な軸であって、例えばトーションばねである。可動ミラー21は、例えば、静電力を用いた静電駆動によって駆動する。可動ミラー21は、回転軸22の捩れと、元の状態への復元とを利用して、回転軸22を中心として回転する。可動ミラー21、回転軸22、支持部、及び可動ミラー21を駆動するための構成は、例えば、MEMS技術により作成する。なお、支持部、可動ミラー21を駆動するための駆動部については図示を省略する。
第2走査部13は、第1走査部12からの光を第2の方向であるY軸方向へ走査させる。第2走査部13は、可動ミラー23及び回転軸24を有する。可動ミラー23は、回転軸24を中心として回動するミラーであって、例えばガルバノミラーである。可動ミラー23は、高反射性部材、例えば金属部材を用いて構成されている。第2走査部13の可動ミラー23は、第1走査部12により走査される光を反射するため、第1走査部12の可動ミラー21より大型に構成されている。可動ミラー23は、回転軸24によってガルバノメータに連結されている。回転軸24は、X軸に略平行な軸であって、ガルバノメータの駆動によって回動する。なお、ガルバノメータについては図示を省略する。
第1平面ミラー14及び第2平面ミラー15は、反射光学系を構成する。第1平面ミラー14は、第2走査部13から入射した光を第2平面ミラー15へ向けて反射する。第2平面ミラー15は、第1平面ミラー14で反射した光をスクリーン25の被照射面へ向けて反射する。反射光学系は、第2走査部13からの光を反射させ、被照射面へ進行させる。第1平面ミラー14及び第2平面ミラー15は、高反射性部材、例えば金属部材を用いて構成されている。
プロジェクタ10は、Y軸方向へ1回レーザ光を走査させる間において、X軸方向へ複数回レーザ光を走査させる。プロジェクタ10は、第1走査部12によりレーザ光を走査させる周波数が、第2走査部13によりレーザ光を走査させる周波数に比べて高くなるように、第1走査部12及び第2走査部13を駆動させる。
図2は、第2走査部13、第1平面ミラー14、第2平面ミラー15、スクリーン25のYZ平面構成を模式的に表したものである。第1走査部12は、図中、紙面に垂直な方向へ光を走査させている。第2走査部13は、可動ミラー23を回動させることで、角度範囲θ1において光を走査させる。
図3は、角度範囲θ1のうち第1走査範囲α1において光を走査させる間における光路を説明するものである。第1走査範囲α1において光を走査させる間、第2走査部13で反射した光は、第1平面ミラー14へ入射する。第1平面ミラー14で反射した光は、第2平面ミラー15で反射した後、スクリーン25の方向へ進行する。
図4は、角度範囲θ1のうち第2走査範囲β1において光を走査させる間における光路を説明するものである。第2走査範囲β1において光を走査させる間、第2走査部13で反射した光は、スクリーン25の方向へ進行する。このように、第2走査部13は、反射光学系を経て被照射面へ光を進行させる第1走査範囲α1、及び反射光学系を経ずに被照射面へ光を進行させる第2走査範囲β1において、光を走査させる。
第2走査部13は、被照射面へ直接進行させる光を走査させる第2走査範囲β1よりも、第1平面ミラー14へ光を入射させる分、広い角度範囲θ1(=α1+β1)を振り角として可動ミラー23を回動させる。角度範囲θ1について1回可動ミラー23を回動させる間に、図3にて説明する光路と、図4にて説明する光路とにより、被照射面においてY軸方向へ2回レーザ光を走査させる。
第1走査範囲α1の走査中心の光線と被照射面の法線Nとがなす入射角度i1と、第2走査範囲β1の走査中心の光線と被照射面の法線Nとがなす入射角度i2とは、互いに異なる。このように、第1走査範囲α1において光を走査させるときと、第2走査範囲β1において光を走査させるときとで、被照射面への光の入射角度を変化させることにより、スペックルパターンを変化させる。
例えば、1フレーム中に、被照射面においてY軸方向へ1回レーザ光を走査させる場合、1フレームごとにスペックルパターンを変化させることとなる。観察者が特定のスペックルパターンを認識するよりも早くスペックルパターンを変化させることで、残像効果による時間積分により、スペックルパターンが重ね合わされる。異なるスペックルパターンを重ね合わせることで、スペックルノイズの低減が可能となる。これにより、被照射面へ入射させる光を走査させる構成において、スペックルノイズを効果的に低減させるという効果を奏する。
第2走査部13は、第1走査部12よりも走査が低速であることから、可動ミラー23について広い振り角を確保することは比較的容易である。また、第1走査部12による走査周期ごとに被照射面における入射角度を変化させても、フレームごとのスペックルパターンが揃ってしまう場合があり得る。従って、走査範囲を変化させる対象としては、第1走査部12よりも第2走査部13のほうが、スペックルノイズの低減を図る上で適しているといえる。
図5は、本実施例の変形例1について説明するものである。本変形例では、第2走査部13により、三つの走査範囲α1、β1、γ1において光を走査させる。ここでは、第2走査部13からの光路の説明に必要な構成を概念的に表している。第1曲面ミラー31、第2曲面ミラー32、平面ミラー33は、反射光学系を構成する。第1曲面ミラー31、第2曲面ミラー32は、いずれも曲面形状をなしている。なお、第1曲面ミラー31、第2曲面ミラー32は、平面形状を組み合わせた形状や、平面形状と曲面形状とを組み合わせた形状など、適宜変形しても良い。また、第1曲面ミラー31及び第2曲面ミラー32を一体としても良い。
図中上段に示すように、走査範囲α1において光を走査させる間、第2走査部13で反射した光は、スクリーン25の方向へ進行する。図中中段に示すように、次の走査範囲β1において光を走査させる間、第2走査部13で反射した光は、平面ミラー33へ入射する。平面ミラー33で反射した光は、第1曲面ミラー31で反射した後、スクリーン25の方向へ進行する。図中下段に示すように、次の走査範囲γ1において光を走査させる間、第2走査部13で反射した光は、平面ミラー33へ入射する。平面ミラー33で反射した光は、第2曲面ミラー32で反射した後、スクリーン25の方向へ進行する。本変形例では、走査範囲β1及び走査範囲γ1は、第2走査部13から反射光学系を経て被照射面へ光を進行させる第1走査範囲である。走査範囲α1は、第2走査部13から反射光学系を経ずに被照射面へ光を進行させる第2走査範囲である。
第2走査部13は、被照射面へ直接進行させる光を走査させる走査範囲α1よりも、反射光学系へ光を入射させる分、広い角度範囲(α1+β1+γ1)を振り角として可動ミラー23(図2参照)を回動させる。かかる振り角について1回可動ミラー23を回動させる間に、被照射面においてY軸方向へ3回レーザ光を走査させる。異なる3つのスペックルパターンを重ね合わせることで、さらにスペックルノイズを低減可能となる。なお、可動ミラー23の振り角が許容範囲内であって、かつ反射光学系を適宜配置することが可能であれば、可動ミラー23を1回回動させる間に、被照射面においてY軸方向へ4回以上レーザ光を走査させる構成としても良い。
なお、本実施例において、第2走査部13からの光の走査範囲を拡大させる手段を用いることとしても良い。図6に示す凸面ミラー35は、第2走査部13からの光を反射させることにより拡散させる拡散手段として機能する。図7に示す凹レンズ36は、第2走査部13からの光を屈折させることにより拡散させる拡散手段として機能する。凸面ミラー35や凹レンズ36は、第2走査部13で反射した光が入射する位置に配置される。凸面ミラー35や凹レンズ36を用いることにより、第2走査部13の駆動により光を走査可能な範囲より広い範囲において光を走査させることが可能となる。なお、拡散手段は、後述する実施例2以降において用いても良い。
第2走査部13は、可動ミラー23としてガルバノミラーを用いるものに限られず、MEMSミラーやポリゴンミラーを用いるものであっても良い。第1走査部12は、MEMSミラーを用いるものに限られず、ガルバノミラーやポリゴンミラーを用いるものであっても良い。
図8は、本発明の実施例2における特徴的部分を模式的に表したものである。本実施例で説明する構成は、上記の実施例1に係るプロジェクタ10に適用される。本実施例は、走査範囲変換手段を有することを特徴とする。上記の実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2走査部40は、可動ミラー41及び回転軸42を有する。可動ミラー41は、回転軸42を中心として回動するミラーであって、例えばMEMSミラーである。支持部43は、可動ミラー41の周囲のうち、光を反射させる側以外の部分に設けられている。支持部43は、回転軸42を介して可動ミラー41を支持する。可動板44は、回転軸45を中心として回動する板状部材である。支持部43は、可動板44上に配置されている。回転軸45は、X軸に略平行な軸であって、例えばガルバノメータの駆動によって回動する。なお、ガルバノメータの図示を省略している。
可動板44は、回転軸45を中心として回動することにより、支持部43を変位させる。可動板44及び回転軸45は、支持部43を変位させる走査範囲変換手段を構成する。図中上段に示す状態において、第2走査部40は、第1走査範囲α1において光を走査させる。第1走査範囲α1において光を走査させることによりY軸方向へ1回レーザ光を走査させた後、図中下段に示すように、図中時計回りに可動板44を回動させる。支持部43を変位させることにより、第2走査部40は、第2走査範囲β1において光を走査させる。第2走査範囲β1において光を走査させることによりY軸方向へ1回レーザ光を走査させた後、反時計回りに可動板44を回動させることにより、再び図中上段に示す状態に戻る。走査範囲変換手段は、第2走査部40により光を走査させる範囲を、第1走査範囲α1と第2走査範囲β1とに変換させる。
本実施例は、走査範囲変換手段により支持部43を変位させることにより、第1走査範囲α1において光を走査させるときと、第2走査範囲β1において光を走査させるときとで、支持部43に対して可動ミラー41を回動させる角度範囲を一定にできる。これにより、可動ミラー41の駆動を一定とした状態で、第2走査部40により光を走査させる範囲を変換させることができる。走査範囲変換手段は、可動ミラー41の振り角をα1+β1にまで広げることが困難である場合に有用である。なお、走査範囲変換手段は、支持部43の回転角を制御可能であれば良く、ガルバノメータの他、例えばステッピングモータ等を用いるものであっても良い。走査範囲変換手段は、支持部43を二段階に変位させる場合に限られず、三段階以上に変位させるものとしても良い。
第2走査部40は、可動ミラー41としてMEMSミラーを用いるものに限られず、ガルバノミラーを用いるものとしても良い。ガルバノミラーを用いる場合、支持部であるガルバノメータを走査範囲変換手段により変位させる構成としても良い。ガルバノミラーを用いる場合、走査範囲変換手段は、支持部を変位させるものに代えて、ガルバノミラーを駆動させる駆動信号を制御するものとしても良い。この場合、走査範囲変換手段は、駆動信号の制御により、ガルバノミラーを回動させる角度範囲を変化させる。
図9は、走査範囲変換手段による駆動信号の制御について説明するものである。例えば、走査範囲変換手段は、V1及びV2(V1<V2)の間で電圧を変化させる駆動信号と、V2及びV3(V2<V3)の間で電圧を変化させる駆動信号とを順次送出することにより、ガルバノミラーを制御する。ガルバノミラーは、例えば、V1及びV2の間で電圧を変化させる駆動信号により第1走査範囲α1において光を走査させ、V2及びV3の間で電圧を変化させる駆動信号により第2走査範囲β1において光を走査させる。これにより、第2走査部40により光を走査させる範囲を容易に変換させることができる。
図10は、本発明の実施例3における特徴的部分を模式的に表したものである。本実施例で説明する構成は、上記の実施例1に係るプロジェクタ10に適用される。本実施例は、第2走査部における光の入射角度を第1の方向について変化させることを特徴とする。上記の実施例1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1走査部51は、回転軸を中心として回動する回転体と、回転体の周囲に設けられた複数のミラー片とを備えるポリゴンミラーである。光源移動部50は、X軸に略平行な方向について光源部11を移動させる。光源移動部50は、例えば、光源部11をスライド移動させるモータを備える。光源移動部50は、光源部11を移動させることにより、第1走査部51のミラー片へ入射させるレーザ光の入射角度を変化させる。第1走査部51のミラー片への入射角度を変化させることにより、第2走査部におけるレーザ光の入射角度をX軸方向について変化させる。
光源移動部50は、例えば、第1走査部51によるレーザ光の走査範囲をα2とする位置と、β2とする位置とに、光源部11を変位させる。第1走査部51によるレーザ光の走査範囲を変化させることにより、第2走査部における光の入射角度を変化させる。光源移動部50は、第2走査部における光の入射角度を変化させることにより、第2走査部により光を走査させる範囲を第1走査範囲と第2走査範囲とに変換させる走査範囲変換手段として機能する。本実施例においても、第2走査部の駆動を一定とした状態で、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。本実施例では、一つの光源部11を用いる構成により、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。なお、光源移動部50は、光源部11を二箇所の間で移動させる場合に限られず、三箇所以上の間で移動させることとしても良い。
図11は、本実施例の変形例1における特徴的部分を模式的に表したものである。本変形例は、ポリゴンミラーである第1走査部51に代えて、可動ミラー21及び回転軸22を備える第1走査部12を用いる。本変形例の場合も、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。
図12は、本実施例の変形例2における特徴的部分を模式的に表したものである。本変形例は、第1光源部52及び第2光源部53から順次レーザ光を射出させることにより、第1走査部51のミラー片へ入射させるレーザ光の入射角度を変化させる。第1光源部52及び第2光源部53は、X軸に略平行な方向について位置を異ならせて配置されている。光源制御部54は、順次レーザ光を射出させるように第1光源部52及び第2光源部53の駆動を制御する。
第1光源部52からレーザ光を射出する間と、第2光源部53からレーザ光を射出する間とで、第1走査部51のミラー片へ入射させるレーザ光の入射角度を変化させる。レーザ光の走査範囲は、例えば、第1光源部52からレーザ光を射出する間にα2、第2光源部53からレーザ光を射出する間にβ2となる。光源制御部54は、第2走査部における光の入射角度を変化させることにより、第2走査部により光を走査させる範囲を第1走査範囲と第2走査範囲とに変換させる走査範囲変換手段として機能する。本変形例では、光源部52、53の移動を伴わない構成により、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。なお、順次レーザ光を射出させるのは二つの光源部52、53である場合に限られず、三つ以上の光源部としても良い。
図13は、本実施例の変形例3における特徴的部分を模式的に表したものである。本変形例は、第1走査部12の変位により、第2走査部における光の入射角度を変化させる。支持部55は、可動ミラー21の周囲のうち、光を反射させる側以外の部分に設けられている。支持部55は、回転軸22を介して可動ミラー21を支持する。可動板56は、回転軸57を中心として回動する板状部材である。支持部55は、可動板56上に配置されている。回転軸57は、X軸に略垂直な軸であって、例えばガルバノメータの駆動によって回動する。なお、ガルバノメータの図示を省略している。
可動板56は、回転軸57を中心として回動することにより、支持部55を変位させる。可動板56は、例えば、第1走査部12によるレーザ光の走査範囲をα2とする位置と、β2とする位置とに、支持部55を変位させる。可動板56及び回転軸57は、支持部55を変位させることにより、第2走査部における光の入射角度を変化させる走査範囲変換手段を構成する。本変形例の場合も、第2走査部における光の入射角度を変化させることができる。可動板56及び回転軸57は、支持部55を二段階に変位させる場合に限られず、三段階以上に変位させるものとしても良い。
図14は、本発明の実施例4における特徴的部分を模式的に表したものである。本実施例で説明する構成は、上記の実施例1に係るプロジェクタ10に適用される。本実施例は、第2走査部における光の入射角度を第1の方向に略垂直な方向について変化させることを特徴とする。上記の実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
可動板60は、回転軸61を中心として回動する板状部材である。第1走査部12の支持部55は、可動板60上に配置されている。回転軸61は、X軸に略平行な軸であって、例えばガルバノメータの駆動によって回動する。なお、ガルバノメータの図示を省略している。第2走査部62は、回転軸を中心として回動する回転体と、回転体の周囲に設けられた複数のミラー片とを備えるポリゴンミラーである。
可動板60は、回転軸61を中心として回動することにより、支持部55を変位させる。可動板60及び回転軸61は、支持部55を変位させる走査範囲変換手段を構成する。可動板60を回動させて支持部55を変位させることにより、第2走査部62のミラー片におけるレーザ光の入射角度をX軸に略垂直な方向について変化させる。走査範囲変換手段は、第2走査部62におけるレーザ光の入射角度を変化させることにより、第2走査部62により光を走査させる範囲を、第1走査範囲α1と第2走査範囲β1とに変換させる。
本実施例においても、第2走査部62の駆動を一定とした状態で、第2走査部62により光を走査させる範囲を変換させることができる。なお、走査範囲変換手段は、支持部55の回転角を制御可能であれば良く、ガルバノメータの他、例えばステッピングモータ等を用いるものであっても良い。走査範囲変換手段は、支持部65を二段階に変位させる場合に限られず、三段階以上に変位させるものとしても良い。
図15は、本実施例の変形例における特徴的部分を模式的に表したものである。本変形例は、光源部11を移動させる光源移動部63を有する。光源移動部63は、X軸方向に略垂直な方向について光源部11を移動させる。光源移動部63は、例えば、光源部11をスライド移動させるモータを備える。光源移動部63は、光源部11を移動させることにより、第1走査部12の可動ミラー21へ入射させるレーザ光の入射角度を変化させる。可動ミラー21への入射角度を変化させることにより、第2走査部62のミラー片におけるレーザ光の入射角度をX軸に略垂直な方向について変化させる。
光源移動部63は、例えば、第2走査部62によるレーザ光の走査範囲をα1とする位置と、β1とする位置とに、光源部11を変位させる。本変形例においても、第2走査部62の駆動を一定とした状態で、第2走査部62により光を走査させる範囲を変換させることができる。なお、光源移動部63により光源部11を移動させる構成に代えて、複数の光源部と、各光源部から順次レーザ光を射出させる光源制御部とを備える構成としても良い。走査範囲変換手段は、第2走査部62によるレーザ光の走査範囲を二段階に変化させる場合に限られず、三段階以上に変化させるものであっても良い。実施例3及び実施例4において、走査範囲変換手段は、第2走査部における光の入射位置を変化させることとしても良い。これにより、第2走査部における光の入射角度を変化させ、第2走査部により光を走査させる範囲を変換させることができる。
図16は、本発明の実施例5における特徴的部分を模式的に表したものである。本実施例で説明する構成は、上記の実施例1に係るプロジェクタ10に適用される。本実施例は、偏光切り替え手段を有することを特徴とする。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。1/2波長板70は、光源部11及び第1走査部13(図示省略)の間の光路中に配置されている。1/2波長板70は、光源部11からのレーザ光の偏光方向に対して光学軸が平行な状態と、45度傾けられた状態とに回転可能に設けられている。
光源部11から射出されるレーザ光が、第1の偏光方向の第1直線偏光であるとする。第1の偏光方向に略垂直な第2の偏光方向の直線偏光を、第2直線偏光であるとする。1/2波長板70の光学軸を第1の偏光方向に平行な状態とするとき、光源部11からの第1直線偏光は、1/2波長板70を透過させても、第1直線偏光のままとなる。1/2波長板70の光学軸を第1の偏光方向に対して45度傾けた状態とするとき、光源部11からの第1直線偏光は、1/2波長板70を透過させることにより偏光方向が変換され、第2直線偏光に切り替えられる。1/2波長板70は、光源部11からの光を第1直線偏光と第2直線偏光とに切り替える偏光切り替え手段として機能する。
図17は、第2走査部13による走査範囲に対して、1/2波長板70により偏光を切り替えるタイミングの例を説明するものである。第2走査部13により第1走査範囲α1、第2走査範囲β1において一回光を走査させる間、1/2波長板70は第1直線偏光を射出させる。第1走査範囲α1、第2走査範囲β1における一回の走査が終わり次の走査を開始させるとき、1/2波長板70は、射出させる光を第1直線偏光から第2直線偏光に切り替える。第2走査範囲β1、第1走査範囲α1において一回光を走査させる間、1/2波長板70は第2直線偏光を射出させる。第2走査範囲β1、第1走査範囲α1における一回の走査が終わり次の走査を開始させるとき、1/2波長板70は、射出させる光を第2直線偏光から第1直線偏光に切り替え、以上の動作を繰り返す。1/2波長板70は、被照射面においてY軸方向へレーザ光を走査させる周波数とは異なる周波数で偏光を切り替える。
本実施例によると、被照射面における入射角度の変化と偏光の切り替えとを組み合わせることにより、スペックルパターンをさらに変化させる。被照射面への光の入射角度の変化と、第1直線偏光及び第2直線偏光の切り替えとにより、互いに異なる4種類のスペックルパターンが重ね合わせられる。これにより、スペックルノイズをさらに低減させることができる。
なお、第2走査部13による走査範囲に対して偏光を切り替えるタイミングは本実施例で説明する場合に限られず、適宜変更しても良い。例えば、偏光の切り替えは、被照射面においてY軸方向へレーザ光を走査させる周波数より低い周波数である場合に限られず、高い周波数であっても良い。偏光を切り替える周波数は、Y軸方向へレーザ光を走査させる周波数の公倍数以外とすることで、スペックルパターンを増加させることが可能となる。
偏光切り替え手段は、偏光の切り替えが可能であれば良く、回転可能に設けられた1/2波長板70である場合に限られない。偏光切り替え手段としては、例えば、液晶パネルを用いても良い。液晶パネルへの電圧の印加と、電圧印加の停止とを切り替えることにより、液晶パネルは、光源部11からの光を第1直線偏光と第2直線偏光とに切り替える。液晶パネルを用いる場合、機械的な駆動手段を不要にでき、電圧印加の制御により偏光を容易に切り替えることができる。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、レーザ光を走査させることにより画像を表示する場合に適している。
実施例1に係るプロジェクタによる画像の表示について説明する図。 第2走査部、第1平面ミラー等のYZ平面構成を模式的に表した図。 第1走査範囲において光を走査させる間における光路を説明する図。 第2走査範囲において光を走査させる間における光路を説明する図。 実施例1の変形例について説明する図。 凸面ミラーを示す図。 凹レンズを示す図。 実施例2における特徴的部分を模式的に表した図。 走査範囲変換手段による駆動信号の制御について説明する図。 実施例3における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例3の変形例1における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例3の変形例2における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例3の変形例3における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例4における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例4の変形例における特徴的部分を模式的に表した図。 実施例5における特徴的部分を模式的に表した図。 偏光を切り替えるタイミングの例を説明する図。
符号の説明
10 プロジェクタ、11 光源部、12 第1走査部、13 第2走査部、14 第1平面ミラー、15 第2平面ミラー、21 可動ミラー、22 回転軸、23 可動ミラー、24 回転軸、25 スクリーン、31 第1曲面ミラー、32 第2曲面ミラー、33 平面ミラー、35 凸面ミラー、36 凹レンズ、40 第2走査部、41 可動ミラー、42 回転軸、43 支持部、44 可動板、45 回転軸、50 光源移動部、51 第1走査部、52 第1光源部、53 第2光源部、54 光源制御部、55 支持部、56 可動板、57 回転軸、60 可動板、61 回転軸、62 第2走査部、63 光源移動部、65 支持部、70 1/2波長板

Claims (15)

  1. 被照射面へ入射させる光を走査させることにより画像を表示する画像表示装置であって、
    光を射出する光源部と、
    前記光源部から射出された光を第1の方向へ走査させる第1走査部と、
    前記第1走査部からの光を、前記第1の方向に略垂直な第2の方向へ走査させる第2走査部と、
    前記第2走査部からの光を反射させ、前記被照射面へ進行させる反射光学系と、を有し、
    前記第2走査部は、前記反射光学系を経て前記被照射面へ光を進行させる第1走査範囲、及び前記反射光学系を経ずに前記被照射面へ光を進行させる第2走査範囲において、光を走査させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記第2走査部により光を走査させる範囲を、前記第1走査範囲と前記第2走査範囲とに変換させる走査範囲変換手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第2走査部は、前記第2の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーと、前記回転軸を介して前記可動ミラーを支持する支持部と、を有し、
    前記走査範囲変換手段は、前記支持部を変位させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記走査範囲変換手段は、前記第2走査部における光の入射角度を変化させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記走査範囲変換手段は、前記第1の方向について前記入射角度を変化させることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 前記走査範囲変換手段は、前記第1の方向に略垂直な方向について前記入射角度を変化させることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  7. 前記走査範囲変換手段は、前記光源部を変位させることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像表示装置。
  8. 前記光源部は、第1光源部と、前記第1光源部とは異なる位置に配置された第2光源部と、を有し、
    前記走査範囲変換手段は、前記第1光源部と前記第2光源部とから順次光を射出させることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像表示装置。
  9. 前記第1走査部は、ポリゴンミラーを有することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像表示装置。
  10. 前記第1走査部は、前記第1の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーを有することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像表示装置。
  11. 前記第1走査部は、前記第1の方向に略垂直な回転軸を中心として回動する可動ミラーと、前記回転軸を介して前記可動ミラーを支持する支持部と、を有し、
    前記走査範囲変換手段は、前記支持部を変位させることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像表示装置。
  12. 前記走査範囲変換手段は、前記第2走査部における光の入射位置を変化させることを特徴とする請求項2、4〜11のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  13. 前記第2走査部は、回転軸を中心として回動する可動ミラーを有し、
    前記走査範囲変換手段は、前記可動ミラーを回動させる角度範囲を変化させることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  14. 前記第2走査部からの光を拡散させる拡散手段を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  15. 前記光源部からの光を第1の偏光方向の第1直線偏光と、前記第1の偏光方向に略垂直な第2の偏光方向の第2直線偏光と、に切り替える偏光切り替え手段を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の画像表示装置。
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