JP4148161B2 - プロジェクタ - Google Patents

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本発明は、電気光学変調装置への光照射をスクロールする回転プリズムを備えたプロジェクタに関する。
プロジェクタの画像形成に用いられている電気光学変調装置としての液晶表示装置は、CRTのようなインパルス型表示装置とは異なり、表示光が一フィールド間ホールドされ表示光の変化が段階状になるホールド型表示装置である。このため、いわゆる尾引き現象が生じて滑らかな動画表示が得られないという間題点がある(この尾引き現象については、例えば、非特許文献1参照。)。これに対して、液晶表示装置の光入射側に光シャッタを配置し、これらの光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにして、上記尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示が得られるようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
「ホールド型ディスプレイにおける動画表示の画質」(電子情報通信学会技報、EID99−10、第55〜60頁(1999−06)) 特開2002−148712号公報(図1〜図7)
しかしながら、光シャッタを利用したプロジェクタにおいては、光シャッタにより間欠的に光を遮断しているため、光利用効率が大幅に低下するという間題があった。
本発明は、光利用効率を大幅に低減させることなく滑らかで良質な動画表示を得るために、照明装置に回転プリズムを採用するとともに、その回転プリズムの動作精度を向上させるプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明のプロジェクタは、照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、前記照明装置は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、前記照明光束を透過して前記電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転する角柱プリズムとを備えるものであり、前記角柱プリズムを回転させるモータのアウターロータの中央部に球面状の膨出面を形成し、前記膨出面と前記角柱プリズムの端面が対向配置されてそれらの隙間に接着剤が充満されて両者が固定されており、前記膨出面の上部又は中腹部に一様な幅及び深さの環状溝を形成し、該溝に接着剤を充満したものである。
これによれば、電気光学変調装置の画像形成領域においては光照射領域と光非照射領域とが順次交互にスクロールされ、その結果、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が、光利用率を高く維持したまま得られるプロジェクタとなる。また、アウターロータと角柱プリズムとの組み立て時、角柱プリズムの端面をアウターロータの膨出面に対向配置して膨出面と端面とを接着剤で固定する際、角柱プリズムの端面と膨出面との微小隙間に入る接着剤を角柱プリズムの回転方向でほぼ均一化できる。このため、接着剤の不均一分布に起因する角柱プリズムの振れ回りが抑制され、上記スクロールが安定する。また、角柱プリズムの固定面が膨出面ゆえに、角柱プリズムの回転中心軸に対する倒れ精度の調整も容易に行える。
また、前記膨出面の上部又は中腹部に一様な幅及び深さの環状溝を形成し、該溝に接着剤を充満することで、アウターロータと角柱プリズムの固着力を向上させることができる。
さらに、前記アウターロータの周囲に前記アウターロータの振れ回りを調整する質量を取り付ける質量取付部を備えていることが好ましい。これによれば、アウターロータが振れ回りを起こしている場合に、質量取付部に適切な質量を取り付けることで、その振れ回りを抑制または解消することができる。
また、上記プロジェクタにおいて、前記アウターロータを板金で形成するか、前記アウターロータの前記角柱プリズム取り付け面側をプラスチックで形成するのが好ましい。これらにより、前記膨出面や前記突起を備えたアウターロータを低コストで成形できる。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図である。図1(a)は平面図、図1(b)は側面図であり、図1(c)はここで用いられているインテグレータロッドを説明するための斜視図である。また、図2は、本実施形態で採用されている角柱プリズムの回転と液晶表示装置上の照明状態との関係を示す図である。
このプロジェクタ1000は、図1(a)および(b)に示すように、照明装置100と、照明装置100からの照明光束を赤、緑および青の3つの色光に分離する色分離光学系200と、色分離光学系200で分離された3つの色光のそれぞれを画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としての3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと、これら3つの液晶表示装置400R,400G,400Bからの変調色光を合成するクロスダイクロイックプリズム500と、クロスダイクロイックプリズム500によって合成された光をスクリーンSCR等の投写面に投写する投写レンズ600とを備えたプロジェクタである。
照明装置100は、照明光を被照明領域側に集束光束として射出する光源装置110と、光源装置110からの光束が集束する位置近傍に光入射面を有し、光源装置110からの光束をより均一な強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッド120と、インテグレータロッド120と色分離光学系200との間に配置された第1のフィールドレンス750および第2のフィールドレンズ752と、これら第1のフィールドレンズ750と第2のフィールドレンズ752との間に配置され、光軸に垂直な回転軸772を有するとともに、その回転によって、液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して上下方向に順次交互にスクロールされるように構成された角柱プリズム770とを有する照明装置である。なお、ここでは、光源装置110とインテグレータロッド120との間に赤外線反射板118が配置されているがそれは必ずしも必要なものではない。
光源装置110は、楕円面リフレクタ114、高圧水銀ランプ等からなる発光管112および光利用効率向上のための補助ミラー116を有する。また、角柱プリズム770は断面が正多角形の角柱(ここでは正四角柱)であり、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと共役の位置に置かれている。この角柱プリズム770はモータによって回転駆動されるため、モータと一体の回転プリズムアッセンブリ800となっており、その長手方向軸心を中心に回転するように構成されている。
色分離光学系200は、ダイクロイックミラー720,724および728と、反射ミラー722,726,730および732、レンズ736および756等から構成される。そして例えば、赤色光は、ダイクロイックミラー720および728で反射され、さらに反射ミラー730および732で反射されて、液晶表示装置400Rに入射する。緑色光は、ダイクロイックミラー720を透過し、反射ミラー722で反射され、ダイクロイックミラー724および728で反射されて、液晶表示装置400Gに入射する。青色光は、ダイクロイックミラー720を透過し、反射ミラー722で反射され、ダイクロイックミラー724を透過し、反射ミラー726で反射されて、液晶表示装置400Bに入射する。
照明装置100は、角柱プリズム770を所定の速度で回転させることによって(図2(a))、照明光束が色分離光学系200が構成する平面(図1のxz平面)に対して直交する方向(図1のy軸方向)に沿ってスクロールされる。この結果、3つの液晶表示装置400R,400G,400B上で、光照射領域と光非照射領域とが、液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して、色分離光学系200が構成する平面(図1のxz平面)に対して直交する方向(図1のy軸方向)に沿って、順次交互にスクロールされるように構成されている(図2(b))。なお、3つの液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とがスクロールする方向は、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bですべて同一である。
これにより、尾引き現象が緩和され、滑らかで良質な動画表示が得られるプロジェクタとなる。また、このプロジェクタ1000によれば、1つの照明装置100によって照明光束のスクロールを実現しているため、液晶表示装置400R,400G,400Bが3つ存在するにもかかわらず1つのスクロール機構で済み、プロジェクタの大型化を抑制することができるようになる。このため、プロジェクタ1000は、その小型化も容易な構造となっている。しかも、光シャッタにより間欠的に光を遮断するようにしていないので、光利用効率も高く維持できる。
なお、尾引き現象を緩和して滑らかで良質な動画表示を得るためには、必ずしもすべての電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とがスクロールする方向(スクロール方向)が同一である必要はないが、このプロジェクタ1000のように、スクロール方向をすべて同一とすることによって、3つの液晶表示装置間で同じような条件で光照射を行うことができ、さらに良質な動画表示を得ることができるようになる。
また、インテグレータロッド120の光射出面120oは、液晶表示装置400R,400G,400Bにおける光照射領域の形状に対応して、色分離光学系200が構成する平面に対して直交する方向(y軸方向)に沿って圧縮された断面形状を有している。このため、アナモフィック光学系を用いなくとも、スクロール方向に圧縮された光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400B上で順次交互にスクロールされるようになる。
さらに、インテグレータ光学系を2つのレンズアレイを利用して構成した図3に示す照明装置100Aを備えたプロジェクタ1000Aとしても、上記プロジェクタ1000と同様の効果を得ることができる。この場合、照明装置100Aは、被照明領域側に略平行な集束光束を射出する光源装置110と、光源装置110からの照明光束を平行化する凹レンズ130と、凹レンズ130からの平行光束を複数の部分光束に分割するための小レンズを有する第1レンズアレイ132と、第1レンズアレイ132の複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイ134と、第2レンズアレイ134からの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ138とを備える。照明装置100Aはまた、重畳レンズ138と色分離光学系200との間に配置された第1のフィールドレンス750および第2のフィールドレンズ752と、これら第1のフィールドレンズ750と第2のフィールドレンズ752との間に配置され、光軸に垂直な回転軸772を有するとともに、その回転によって、液晶表示装置400R,400G,400B上で光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400Bの画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように構成された角柱プリズム770とを有する。この角柱プリズム770も、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと共役の位置に置かれている。
このプロジェクタ1000Aにおいては、第1レンズアレイ132の小レンズの断面形状は、液晶表示装置400R,400G,400Bにおける光照射領域の形状に対応して、色分離光学系200が構成する平面に対して直交する方向(y軸方向)に沿って圧縮された断面形状としている。このため、アナモフィック光学系を用いなくとも、スクロール方向に圧縮された光照射領域と光非照射領域とが液晶表示装置400R,400G,400B上で順次交互にスクロールされるようになる。
次に、角柱プリズム770とそれを回転駆動するモータとからなる回転プリズムアッセンブリ800について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る回転プリズムアッセンブリ800を示す分解図である。図4に示すように、角柱プリズム770は断面が正方形の正四角柱であり、プロジェクタの下ケース900等に固定されるベース890に取り付けられたモータ850によって回転駆動される。モータ850はコイル部861を有したステータ860とステータ860によって回転されるアウターロータ870とを有している。角柱プリズム770は、その角柱軸心を中心に回転できるよう、角柱プリズム770の端面771がアウターロータ870に固定されて配置されている。なお、ここでモータ850はその駆動回路が構成された回路基板880を介してベース890にネジ固定されているが、その固定はネジ固定に限らず任意の方法で行ってよい。
上記のように、角柱プリズム770はアウターロータ870に固定されて回転することで、液晶表示装置400R,400G,400B上で前述したスクロールを発生させる作用をしている。従って、角柱プリズム770の回転軸の位置精度を向上させることや、角柱プリズム770の振れ回りを抑制することが極めて重要となる。そのためここでは、角柱プリズム770とアウターロータ870とを次のような方法により固定している。
図5はアウターロータ870の一例を示す斜視図である。ここでは、円盤状のアウターロータ870の中央部を球面状に膨出させた膨出面871に形成し、その周囲を平坦面872としている。アウターロータ870はまた、角柱プリズム770を位置決め支持する突起を角柱プリズム770が固定されるべき位置に合わせて備えている。ここでは、角柱プリズム770の隣り合う2面を位置決めする突起として、直交する2つのリブ873,873を平坦面872に立設している。このリブ873の形状や個数は任意に決定してよいが、膨出面871への接着剤の塗布および角柱プリズム770の倒れ精度調整が可能な構成とする。アウターロータ870はさらに、その平坦面872に角柱プリズム770の振れ回りを調整する質量を取り付ける質量取付部としての凹部874を備えてもよい。凹部874の数や設置位置もまた任意に決定してよいが、ここでは、リブ873を設けたことに伴う振れ回りの影響を考慮して、リブ873とほぼ対称な位置に凹部874を設けている。
図6はアウターロータ870に角柱プリズム770を取り付けた状態を示す斜視図である。図6に示されるように、角柱プリズム770は接着剤810によりアウターロータ870に固着されて取り付けられる。接着剤810としては紫外線硬化型接着剤または熱硬化型接着剤を利用するのが好ましい。角柱プリズム770のアウターロータ870への取り付けは次のようにして行う。まず、アウターロータ870の膨出面871が上側となるようにしてモータ850を平置または平らに支持する。次に、膨出面871の頂部から接着剤810を流し落としてそれを膨出面871の全体に行き渡らせる。その後、リブ873をガイドとして角柱プリズム770の端面771を膨出面871の頂部に当接させる。そして、角柱プリズム770のさらに正確な位置決めおよび倒れ精度調整を行った後、接着剤810に紫外線を照射してそれを硬化させる。あるいはまた、平置したアウターロータ870の膨出面871の頂部に角柱プリズム770の端面771を当接させた状態で、それら膨出面871と端面771との間に接着剤810を充填した後、角柱プリズム770のさらに正確な位置決めおよび倒れ精度調整を行い、その後、充填された接着剤810に紫外線を照射してそれを硬化させるようにしてもよい。これらにより、角柱プリズム770がアウターロータ870に位置決め固定された図6に示すような状態となる。
このように角柱プリズム770とアウターロータ870との固着を膨出面871を利用して行うことで、角柱プリズム770の端面771と膨出面871との間に充填される接着剤810を均一化することができる。これにより接着剤810の不均一分布に起因する角柱プリズム770の振れ回りを最小限にすることができる。また、膨出面871ゆえにそこに固定する角柱プリズム770の倒れ精度調整も自在に行うことができる。また、リブ873をガイドとして利用しているため、角柱プリズム770の取り付けおよび位置決めが容易となるとともに、取り付け精度も向上する。
また、リブ873を設けたことに起因してアウターロータ870の振れ回りが生じている場合には、凹部874に適切な質量の部材または物質を接着剤等で取り付けることで、アウターロータ870の振れ回りを解消することが可能となる。
図7はアウターロータの別の例を示す斜視図である。これは図7に示すように、アウターロータ870の膨出面871の上部又は中腹部の周囲に、一様な幅及び深さの環状溝875からなる接着剤溜まりを備えたものである。この溝875に接着剤810を充満させることで、角柱プリズム770の端面771と膨出面871との間に充填される接着剤810の均一化及び角柱プリズム770とアウターロータ870との固着力が改善される。
ところで、アウターロータ870は板金の成形により製作でき、その場合、リブ873や凹部874は、板金の切り起こしを利用して形成できる。また、アウターロータ870の角柱プリズム770取り付け面側をプラスチック素材とし、膨出面871、リブ873、凹部874、溝875等を射出成形を利用して形成してもよい。このような板金成形やプラスチックの射出成形によりアウターロータ870をより安価に得ることができる。なお、アウターロータ870に形成した膨出面871、リブ873、凹部874、並びに溝875は、必ずしもそれら全てが備わっている必要はなく、それらを任意に組み合わせて備えるようにしても良い。
また、角柱プリズム770の光透過面には減反射膜を成膜するのが好ましい。それは、角柱プリズム770における光透過率が向上するため光利用効率の低下を最小限のものにすることができるとともに、迷光レベルが低減しコントラストが向上するからである。
以上、本発明のプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態のプロジェクタは透過型のプロジェクタであるが、本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶表示装置等のように光変調手投としての電気光学変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型液晶表示装置のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。
(2)上記各実施形態のプロジェクタは、電気光学変調装置として液晶表示装置を用いているが、本発明はこれに限られるものではない。電気光学変調装置としては、一般に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置等を利用することもできる。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図。 図1の角柱プリズムの回転と液晶表示装置上の照明状態との関係を示す図。 本発明の他の実施形態に係るプロジェクタの光学系を示す構成図。 本発明の実施形態に係る回転プリズムアッセンブリを示す分解図。 角柱プリズムを駆動させるモータのアウターロータの一例を示す斜視図。 アウターロータに角柱プリズムを取り付けた状態を示す斜視図。 アウターロータの別の例を示す斜視図。
符号の説明
100,100A…照明装置、110…光源装置、112…発光管、114…楕円面リフレクタ、116…補助ミラー、120…インテグレータロッド、130…平行化レンズ、132…第1レンズアレイ、134…第2レンズアレイ、136…偏光変換素子、138…重畳レンズ、200…色分離光学系、400R,400G,400B…液晶表示装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写レンズ、720,724,728…ダイクロイックミラー、722,726,730,732…反射ミラー、750,752…フィールドレンズ、770…角柱プリズム、771…角柱プリズムの端面、772…角柱プリズムの回転軸、800…回転プリズムアッセンブリ、850…モータ、860…ステータ、870…アウターロータ、871…アウターロータの膨出面、872…アウターロータの周囲平坦面、873…リブ、874…凹部、875…環状溝、880…回路基板、890…ベース、900…下ケース、1000,1000A…プロジェクタ。

Claims (5)

  1. 照明装置と、前記照明装置から射出された照明光束を入射し画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写レンズとを備え、
    前記照明装置は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置と、前記照明光束を透過して前記電気光学変調装置上で光照射領域と光非照射領域とが前記電気光学変調装置の画面書込み周波数に同期して順次交互にスクロールされるように回転する角柱プリズムとを備えるものであり、
    前記角柱プリズムを回転させるモータのアウターロータの中央部に球面状の膨出面を形成し、前記膨出面と前記角柱プリズムの端面が対向配置されてそれらの隙間に接着剤が充満されて両者が固定されており、
    前記膨出面の上部又は中腹部に一様な幅及び深さの環状溝を形成し、該溝に接着剤を充満したことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1記載のプロジェクタにおいて、
    前記角柱プリズムを駆動するモータのアウターロータの周囲に突起を備え、その突起により前記角柱プリズムを前記アウターロータに対して位置決めしていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記アウターロータの周囲に前記アウターロータの振れ回りを調整する質量を取り付ける質量取付部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記アウターロータを板金で形成したことを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記アウターロータの前記角柱プリズム取り付け面側をプラスチックで形成したことを特徴とするプロジェクタ。
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