JP5590628B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザを光源とする投写型表示装置に関する。
近年、投写型表示装置用の新たな光源として半導体レーザが注目されている。半導体レーザから出射される光(レーザ光)は指向性に優れた単色光である。したがって、半導体レーザを光源とする投写型表示装置は、光の利用効率が高く、色再現領域が広い。さらに、半導体レーザは、低消費電力で長寿命である。
しかしながら、レーザ光は、干渉性が高いコヒーレント光である。このため、レーザ光をスクリーンに照射すると、スクリーン表面の凹凸によりレーザ光が乱反射され、“スペックル”と呼ばれる斑点模様(干渉縞)が発生する。投写型表示装置によって投写された画像上にスペックルが現れると、視聴者は、ぎらぎらとしたチラツキを感じる。かかるチラツキは、一般的に“スペックルノイズ”と呼ばれる。
上記のようなスペックルノイズを低減させる技術が特許文献1に開示されている。具体的には、特許文献1には、半導体レーザから出射されたレーザ光を拡散させる拡散レンズを有するプロジェクタが開示されている。上記拡散レンズは、レーザ光の光軸上に配置され、振動または回転される。特許文献1によれば、拡散レンズを振動または回転させることによりスペックルパターンが連続的に変化し、特定のスペックルパターンが認識され難くなるとのことである。
特開2008−122823号公報
特許文献1に記載されている技術によってスペックルノイズを低減させることは可能である。しかし、拡散レンズの光透過率は80%〜90%程度であるので、光損失が大きくなってしまう。すなわち、特許文献1に記載されている技術においては、スペックルノイズの低減効果と光利用効率(明るさ)とがトレードオフの関係にある。
また、一般的な投写型表示装置は、光変調素子に照射される光束を矩形光束に変換するとともに、輝度分布を均一化させる光インテグレータを備えている。光インテグレータの一つとして、内壁面に反射膜が蒸着された中空のライトトンネルが知られている。特許文献1に開示されているプロジェクタにライトトンネルを追加した場合、拡散レンズを透過したレーザ光は、ライトトンネル内で全反射を繰り返すことにより輝度が均一化される。したがって、ライトトンネルの出射端における輝度を均一にするためには、ライトトンネルの全長を長くして全反射の回数を増やす必要がある。しかし、ライトトンネルの全長が長くなると、光学系が大きくなり、装置の小型化が阻害される。
光インテグレータに他の一つとして、多数の微細な矩形両凸レンズ(マイクロレンズ)がアレイ状に集積されたマイクロレンズアレイが知られている。特許文献1に開示されているプロジェクタにマイクロレンズアレイを追加した場合、拡散レンズを透過したレーザ光は、矩形断面を有する複数の光束に変換される。この場合、各マイクロレンズから出射された各光束の輝度は均一化される。しかし、光変調素子上において、隣接する光束同士が部分的に重なったり、隣接する光束間に空隙が生まれたりして、全体としての照度均一性が不十分になることがある。
図1に、マイクロレンズアレイから出射された複数の光束が光変調素子に照射される様子を示す。図1に示すように、マイクロレンズアレイ60に入射したレーザ光110は、マイクロレンズアレイ60によって複数の光束110aに変換される。マイクロレンズアレイ60から出射した各光束110aは、光変調素子90に照射される。このとき、図1(a)に示すように、光変調素子90の照明領域上において、隣接する光束同士が部分的に重なる場合がある。また、図1(b)に示すように、光変調素子90の照明領域上において、隣接する光束間に空隙が生じる場合がある。
本発明の投写型表示装置の一つは、光源としての半導体レーザと、前記半導体レーザから出射された光を屈折させて、入射方向と異なる方向に向けて出射させる第1の光学素子と、前記第1の光学素子から出射された光を複数の光束に変換する第2の光学素子と、前記第2の光学素子から出射された光を変調して画像光を形成する光変調素子と、前記第1の光学素子を回動または揺動させる駆動手段と、を有し、前記第1の光学素子が、第1光学面と、該第1光学面に対して傾斜した第2光学面とを有する二つのウェッジプリズムからなり、前記二つのウェッジプリズムは、互いの前記第1光学面同士が対向し、かつ、互いの前記第2光学面同士が平行となるように隣接配置され、前記駆動手段は、前記二つのウェッジプリズムを同一速度で同一方向に回動または振動させるものであり、前記第1の光学素子が回動または揺動することにより、該第1の光学素子から出射された光の前記第2の光学素子に対する照射位置が時間とともに変化する。
本発明によれば、スペックルノイズが少なく、かつ、輝度分布が均一な画像を投写可能な投写型表示装置が実現される。
マイクロレンズアレイから出射された光束の、光変調素子に対する照射状態を示す模式図である。 本発明の投写型表示装置の第1の実施形態を示す模式的平面図である。 本発明の投写型表示装置の第1の実施形態を示す模式的斜視図である。 図1、図2に示すに示すウェッジプリズムの拡大斜視図である。 図1、図2に示すウェッジプリズムの拡大側面図である。 図1、図2に示すマイクロレンズアレイの拡大側面図である。 図1、図2に示すマイクロレンズアレイから出射された光束の、光変調素子に対する照射状態を示す模式図である。 図1、図2に示すウェッジプリズムの回動によって得られる作用を説明する模式的側面図である。 図1、図2に示すマイクロレンズアレイ上の光照射領域の変化を示す模式的平面図である。 図1、図2に示す光変調素子上の光照射領域の変化を示す模式的平面図である。 本発明の投写型表示装置の第2の実施形態を示す模式的側面図である。 本発明の投写型表示装置の第3の実施形態を示す模式的側面図である。 本発明の投写型表示装置の第4の実施形態を示す模式的平面図である。 本発明の投写型表示装置の第4の実施形態を示す模式的斜視図である。 図13、図14に示す光変調素子上の光照射領域の変化を示す模式図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の投写型表示装置の第1の実施形態について説明する。図2は、本実施形態に係る投写型表示装置の照明光学系を示す模式的平面図であり、図3は模式的斜視図である。
図2、図3に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、光源としての半導体レーザ2r、2g、2bと、コリメータレンズ3r、3g、3bと、プリズム4a、4bと、ウェッジプリズム5と、ウェッジプリズム5を回動させる駆動手段(不図示)と、マイクロレンズアレイ6と、照明エリア調整レンズ7と、ミラー8と、光変調素子9とを有する。
半導体レーザ2rは赤色のレーザ光を出射し、コリメータレンズ3rは半導体レーザ2rから出射されたレーザ光をコリメートする。半導体レーザ2gは緑色のレーザ光を出射し、コリメータレンズ3gは半導体レーザ2gから出射されたレーザ光をコリメートする。半導体レーザ2bは青色のレーザ光を出射し、コリメータレンズ3bは半導体レーザ2bから出射されたレーザ光をコリメートする。
コリメータレンズ3rから出射されたレーザ光(赤色レーザ光)およびコリメータレンズ3gから出射されたレーザ光(緑色レーザ光)は、それぞれプリズム4aに入射する。プリズム4aに入射した2つのレーザ光は、プリズム4aの共通の出射面から出射する。すなわち、プリズム4aは、半導体レーザ2rから出射されたレーザ光と半導体レーザ2gから出射されたレーザ光とを合成する。
プリズム4aから出射されたレーザ光およびコリメートレンズ3bから出射されたレーザ光(青色レーザ光)は、それぞれプリズム4bに入射する。プリズム4bに入射した2つのレーザ光は、プリズム4bの共通の出射面から出射する。すなわち、プリズム4bは、プリズム4aから出射されたレーザ光とコリメートレンズ3bから出射されたレーザ光とを合成する。要するに、3つの半導体レーザ2r、2g、2bからそれぞれ出射されたレーザ光は、2つのプリズム4a、4bによって1つのレーザ光に合成される。
ウェッジプリズム5は、ガラス材から形成されており、98%以上の光透過率を有する。また、ウェッジプリズム5は、図4に示すように、2つの光学面5a、5bを有し、第2光学面5bは、第1光学面5aに対して傾斜している。よって、図5に示すように、ウェッジプリズム5の第1光学面5aに入射した光は、所定の偏角(θd)で第2光学面5bから出射する。ここで、第1光学面5aに光が垂直に入射する場合、第2光学面5bの傾き(頂角θw)は次式で表される。式中の“n”は、ウェッジプリズム5の屈折率である。
θw=arc tan{sinθ/(n-cosθ)}
再び図2、図3を参照する。上記特徴を有するウェッジプリズム5は、第1光学面5aが入射面、第2光学面5bが出射面となるように、プリズム4bから出射されるレーザ光の光軸上に配置されている。また、ウェッジプリズム5は、不図示の駆動手段によって図中の矢印方向に回動される。ウェッジプリズム5の回転軸は、レーザ光の光軸と平行かつ不一致である。ウェッジプリズム5の回動によって得られる効果については後に詳述する。
マイクロレンズアレイ6は、図6に示すように、アレイ状に配列された複数の矩形両凸レンズ(マイクロレンズ6a)を有する。図6に示すように、各マイクロレンズ6aは、曲率R1の入射面6bと、曲率R2(≠R1)の出射面6cとを有する。マイクロレンズアレイ6の厚み(W)は、各マイクロレンズ6aの入射面6bに入射した光束が、各マイクロレンズ6aの出射面6cの頂点に集光されるように調整されている。
図7(a)、(b)に示すように、マイクロレンズアレイ6に入射したレーザ光11は、各マイクロレンズ6aを通過することにより複数の光束11aに変換される。また、各マイクロレンズ6aの出射面から出射された各光束11aは、矩形形状を保持したまま拡散し、その後、光変調素子9の照明領域に入射する。このとき、各光束11aは、一旦、1点(各マイクロレンズ6aの出射面6cの頂点)に集光された後に拡散するため、輝度が均一化される。すなわち、光変調素子9における照度分布が均一化される。
上記のような構造および光学作用を有するマイクロレンズアレイには、平行光を入射させることが望ましい。よって、マイクロレンズアレイは、直進性の高いレーザ光との相性が良い。また、マイクロレンズアレイは、ビーム整形および輝度均一化の2つの役割を同時に果たすので、照明光学系の小型化に貢献する。
再び図2、図3を参照する。マイクロレンズアレイ6から出射された光束(レーザ光)の集合体は、照明エリア調整レンズ7およびミラー8を経由して、光変調素子9に入射する。光変調素子9は、入射したレーザ光を、ビデオ信号に応じて変調する。光変調素子9によって変調されたレーザ光(画像光)は、不図示の投写レンズを介して不図示のスクリーンへ投写される。本実施形態における光変調素子9はDMD(Digital Micro-mirror Device)である。もっとも、光変調素子9はDMDに限られず、例えば、液晶パネルであってもよい。
次に、ウェッジプリズム5の回動によって得られる効果について詳細に説明する。図8に示すように、ウェッジプリズム5は、駆動手段によって高速で回転される。よって、ウェッジプリズム5の第2光学面5b(出射面)の、マイクロレンズアレイ6に対する傾斜方向が時間とともに変化する。換言すれば、ウェッジプリズム5の第2光学面5bから出射されるレーザ光の出射方向が時間とともに変化する。したがって、マイクロレンズアレイ6上の、レーザ光が照射される位置が時間とともに変化、すなわち振動(円振動)する(図9)。その結果、図10に示すように、マイクロレンズアレイ6から出射される各光束の集合体も、光変調素子9上で円振動する。
以上により、光変調素子9の照明領域における照度分布が均一化される。また、時間的に重畳された複数の光束が光変調素子9によって変調されて画像光が形成されることになるので、スペックルノイズも抑制される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の投写型表示装置の第2の実施形態について説明する。もっとも、本実施形態に係る投写型表示装置の基本構成は、第1の実施形態に係る投写型表示装置の基本構成と同一である。よって、第1の実施形態に係る投写型表示装置と共通する構成については説明を省略し、異なる構成についてのみ以下に説明する。
図11に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、頂角の等しい一対のウェッジプリズム20、21を有する。ウェッジプリズム20、21は、レーザ光の光軸に沿ってこの順で配置されている。さらに、ウェッジプリズム20は、傾斜した第2光学面20bが入射面、垂直な第1光学面20aが出射面となるように配置されている。一方、ウェッジプリズム21は、垂直な第1光学面21aが入射面、傾斜した第2光学面21bが出射面となるように配置されている。換言すれば、ウェッジプリズム20の第1光学面20aと、ウェッジプリズム21の第1光学面21aとは対向している。
ウェッジプリズム20、21は、不図示の駆動手段によって、同一方向へ同一速度で回動される。すなわち、ウェッジプリズム20、21は、相対的位置関係を変えることなく回動する。
ウェッジプリズム20、21が回転することにより、マイクロレンズアレイ6から出射される光束の集合体は、不図示の光変調素子上で円振動する。よって、第1の実施形態に係る投写型表示装置と同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態に係る投写型表示装置には、第1の実施形態に係る投写型表示装置と比べて次の利点がある。すなわち、一対のウェッジプリズム20、21を用いることにより、マイクロレンズアレイ6に入射するレーザ光をより一層コリメートさせることができる。したがって、マイクロレンズアレイ6の各マイクロレンズ6aにおける光損失が低減され、光利用効率が向上する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の投写型表示装置の第3の実施形態について説明する。ここでも、第1の実施形態に係る投写型表示装置と共通する構成については説明を省略し、異なる構成についてのみ以下に説明する。
図12に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置は、図1に示すウェッジプリズム5と同一のウェッジプリズム30を有する。但し、図1に示すウェッジプリズム5は回動するのに対し、図12に示すウェッジプリズム30は揺動する。具体的には、ウェッジプリズム30は、レーザ光の光軸方向前後に交互に倒れる。換言すれば、ウェッジプリズム30は、レーザ光の光軸と直交する回転軸を中心に回動する。なお、ウェッジプリズム30の揺動は、不図示の駆動手段によって実現される。
ウェッジプリズム30が上記のように揺動することにより、マイクロレンズアレイ6上の、レーザ光が照射される位置が時間とともに変化、すなわち振動(直線振動)する。よって、第1の実施形態と同様に、マイクロレンズアレイ6から出射される光束の集合体は、不図示の光変調素子上で直線振動する。結果、第1の実施形態に係る投写型表示装置と同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態に係る投写型表示装置には、第1の実施形態に係る投写型表示装置と比べて次の利点がある。すなわち、ウェッジプリズムを光軸と平行かつ不一致な回転軸上で回動させる必要がないので、ウェッジプリズムの小型化が可能である。また、ピエゾ素子、超音波加振器、小型モータなどの小型の駆動手段を用いることが可能である。総じて、照明光学系をより一層小型化することが可能である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の投写型表示装置の第4の実施形態について説明する。図13は、本実施形態に係る投写型表示装置の照明光学系を示す模式的平面図であり、図14は模式的斜視図である。但し、第1の実施形態に係る投写型表示装置と共通する構成については図13、図14中に同一の符号を付して説明を省略する。
図13、図14に示すように、本実施形態に係る投写型表示装置には、図2、図3に示すウェッジプリズム5とその駆動手段(不図示)が設けられていない。一方、本実施形態に係る投写型表示装置では、照明エリア調整レンズ7が可動とされている。また、照明エリア調整レンズ7を上下、左右または前後に揺動させる不図示の駆動手段が設けられている。
上記のように照明エリア調整レンズ7を揺動させることにより、光変調素子9へ照射されるレーザ光を振動させることができる。よって、第1の実施形態に係る投写型表示装置と同様の効果が得られる(図15)。
さらに、本実施形態に係る投写型表示装置には、第1の実施形態に係る投写型表示装置と比べて次の利点がある。すなわち、ウェッジプリズムが不要なので、照明光学系の構造がシンプルになり、小型化および低コストが図られる。
なお、照明エリア調整レンズ7は、二方向または三方向に揺動させてもよい。例えば、照明エリア調整レンズ7を前後及び左右に揺動させてもよい。また、照明エリア調整レンズ7を揺動させるための駆動手段には、ピエゾ素子、超音波加振器、小型モータなどを用いることができる。

Claims (3)

  1. 画像を拡大投写する投写型表示装置であって、
    光源としての半導体レーザと、
    前記半導体レーザから出射された光を屈折させて、入射方向と異なる方向に向けて出射させる第1の光学素子と、
    前記第1の光学素子から出射された光を複数の光束に変換する第2の光学素子と、
    前記第2の光学素子から出射された光を変調して画像光を形成する光変調素子と、
    前記第1の光学素子を回動または揺動させる駆動手段と、を有し、
    前記第1の光学素子が、第1光学面と、該第1光学面に対して傾斜した第2光学面とを有する二つのウェッジプリズムからなり、
    前記二つのウェッジプリズムは、互いの前記第1光学面同士が対向し、かつ、互いの前記第2光学面同士が平行となるように隣接配置され、
    前記駆動手段は、前記二つのウェッジプリズムを同一速度で同一方向に回動または振動させるものであり、
    前記第1の光学素子が回動または揺動することにより、該第1の光学素子から出射された光の前記第2の光学素子に対する照射位置が時間とともに変化する、投写型表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型表示装置であって、
    複数の前記半導体レーザと、各半導体レーザから出射された光を合成する第3の光学素子を有し、
    前記第3の光学素子によって合成された光が前記第1の光学素子に入射する、投写型表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の投写型表示装置であって、
    前記第2の光学素子がマイクロレンズアレイである、投写型表示装置。
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