JPH0631369Y2 - 防水型計器のタクトスイッチ - Google Patents

防水型計器のタクトスイッチ

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JPH0631369Y2
JPH0631369Y2 JP6027989U JP6027989U JPH0631369Y2 JP H0631369 Y2 JPH0631369 Y2 JP H0631369Y2 JP 6027989 U JP6027989 U JP 6027989U JP 6027989 U JP6027989 U JP 6027989U JP H0631369 Y2 JPH0631369 Y2 JP H0631369Y2
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JP
Japan
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lid
switch
tact switch
circuit board
printed circuit
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JP6027989U
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雅志 武石
章浩 森岡
輝良 三奈木
ミヒャエル バイク ヨーゼフ
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、日常メンテナンス作業時に、防水状態を維持
したまま、タクトスイッチをケース外側より容易に誤操
作なく確実に操作でき、スイッチ動作が確認でき、蓋を
開いた状態では、スイッチ切り換えによりプログラミン
グ作業に使用される安価な防水型計器のタクトスイッチ
に関するものである。
〈従来の技術〉 現場設置型の、例えば、pHアナライザは、腐蝕性ガス中
や高湿度の雰囲気中で使用される。このような測定計器
では、日常メンテナンスで標準液校正等の操作が行なわ
れるが、pHセンサのインピーダンスは非常に高く、この
ような現場でケースの蓋を開けて校正を行うことは許さ
れない。
このため従来装置では、計器の蓋を閉じたまま表示窓の
上から永久磁石を使って内部のリードスイッチを作動さ
せ、標準液校正、洗浄等の日常的な保守作業を行うよう
にしている。
第4図はこのような従来装置の外観を示す。
図において、1はpHアナライザのケース、2は表示部が
形成された蓋で、201は測定値等の表示内容が表示さ
れる液晶表示部、202は5つのキーが設けられた操作
キー部である。この操作キー部のマーカ202a〜20
2eに、棒磁石3を接触させ、この背後に設置されたリ
ードスイッチを作動させる。
第5図は磁石3とリードスイッチとの関係を示す断面図
である。
203は蓋2の透明窓を形成する透明樹脂部材、204
はこの透明樹脂部材の背後において蓋2に取付けられた
非磁性体(例えばアルミニウム)テキストプレートで、
これらによって蓋2の表示部を形成する。4はプリント
基板で表面に一定間隔lを置いてリードスイッチ40
1,402,403……が設けられている。これらリー
ドスイッチは磁石3とリードスイッチとの距離をLにし
たとき他のリードスイッチに磁力の影響を与えない範囲
で可能な限り接近させて設置される。
pHアナライザには各種機能を有効い動作させるために
必要なパラメータ設定等、プログラミング作業用スイッ
チが設けられている。これらスイッチは、前記日常メン
テナンス用のリードスイッチ程頻繁に使用されず、蓋2
を開けて、プログラミング作業開始用スイッチをオンに
してから操作されるようになっている。これらスイッチ
には以下の理由でリードスイッチは使用できない。即
ち、蓋2を開けて操作する場合、磁石3とリードスイッ
チとの距離はL以下となり、他のリードスイッチに磁力
が影響し誤動作させる危険がある。この為、これらスイ
ッチにはメカニカルスイッチ(タクトスイッチ)が用い
られる。5はケース1内に設けられたタクトスイッチ用
のテキストプレートで、磁石3の磁力の妨げとならない
ように非磁性体で形成されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な従来装置においては、メンテナ
ンス作業用スイッチとプログラミング作業用スイッチと
を、共に磁石とリードスイッチとで構成することが出来
ず、操作が2種類となって複雑であり、また、余分にメ
カニカルスイッチ用にテキストプレートを設ける必要が
ある。また前記リードスイッチの設置間隔は漏洩磁力に
よる干渉を避けるため、限界値以下には狭められず、限
られた面積の中にリードスイッチを数多く設置すること
は出来なかった。
また一方、タクトスイッチの動作点には、一定の公差幅
がある。従って、タクトスイッチと蓋との間の距離に、
組立て誤差によるばらつきが生じると、タクトスイッチ
によっては、スイッチ動作が、確実に動作するものと、
確実に動作しにくいものとが生じる。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、日常メンテナンス作業時に、防水状態
を維持したまま、タクトスイッチをケース外側より容易
に操作でき、スイッチ動作が確認でき、蓋を開いた状態
ではスイッチ切り換えによりプログラミング作業に使用
される安価な防水型計器のタクトスイッチを提供するに
ある。
〈課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本考案は、蓋を有する測定
装置ケースと、該測定装置ケースに前記蓋と平行に設け
られたプリント基板と、該プリント基板に設けられ前記
蓋が閉じられた状態では日常メンテナンス作業に使用さ
れ前記蓋が開かれた状態ではスイッチ切り換えによりプ
ログラミング作業に使用されるタクトスイッチと、該各
タクトスイッチに対応する表示を持ち前記プリント基板
に平行して設けられたテキストプレートと、前記プリン
ト基板に一端が固定され他端が前記蓋に対向して配置さ
れた高さ決めピンと、前記ケースに固定され前記タクト
スイッチの動作圧より大きい圧力で前記ピンの他端を前
記蓋に押圧する押圧手段と、前記蓋に防水構造をなして
取付けられ日常メンテナンス作業時に外部より前記タク
トスイッチを押圧出来る可撓性の透明樹脂膜とを具備し
てなる防水型計器のタクトスイッチを構成したものであ
る。
〈作用〉 以上の構成において、日常メンテナンス作業時には、蓋
を開けることなく、透明樹脂膜を介して日常メンテナン
ス用タクトスイッチを操作する。
プログラミング作業時には、蓋を明けて、直接プログラ
ミング作業用タクトスイッチを操作する。
而して、蓋と日常メンテナンス用タクトスイッチとの間
隔は、高さ決めピンと押圧手段とにより一定に保たれ
る。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
側面図、第3図は第2図の要部構成説明図である。
図において、第4図と同一記号の構成は同一機能を表わ
す。
以下、第4図と相違部分のみ説明する。
11は、プリント基板4に設けられ、日常メンテナンス
作業時には蓋2を閉じて、蓋2の外側より操作され、プ
ログラミング作業時には蓋2を開いて、スイッチ(図示
せず)切り換えによりプログラミング作業に使用される
タクトスイッチである。
タクトスイッチ11は、この場合は、よりクリック感が
確実に得られるように、高荷型のタイプが使用されてい
る。
12は、プリント基板4に一端が固定され、他端が蓋2
に対向して配置された高さ決めピンである。
13はケース1に固定されタクトスイッチ11の動作圧
より大きい圧力でピン12の他端を蓋2に押圧する押圧
手段である。
14は蓋2に防水構造をなして取付けられ日常メンテナ
ンス作業時に外部よりタクトスイッチ11を押圧出来る
可撓性の透明樹脂膜である。
透明樹脂膜14は、強度、変型性、耐候性を有し、この
場合は、ポリカーボネイト、板厚0.45mm、耐候タ
イプが使用されている。また、蓋2へは、超音波融着、
あるいは、ガスケット等により防水構造を満足するよう
に固定されている。
ピン12はタクトスイッチ11のオートストップと透明
樹脂膜14との間隔1を最適な間隔にするように構成さ
れている。
以上の構成において、日常メンテナンス作業時には、蓋
2を開けることなく、透明樹脂膜12を介して日常メン
テナンス用にタクトスイッチ11を操作する。
プログラミング作業時には、蓋2を明けて、直接、プロ
グラミング作業用にタクトスイッチ11を操作する。
この結果、 (1)日常メンテナンス作業時に、防水状態を維持した
まま、日常メンテナンス用にタクトスイッチをケース外
側より容易に操作できる。
(2)タクトスイッチ11を使用することにより、クリ
ック感が得られ、スイッチが入ったかどうかの動作が確
認できる。マグネットとリードスイッチとの構成では、
スイッチが入ったかどうかは良く分らない。
(3)主として、タクトスイッチ11と可撓性の透明樹
脂膜14とで構成したので、構成が簡単にでき、永久磁
石、磁気シールド等の構成部品を削減でき、低コストが
実現出来る。
(4)蓋2と日常メンテナンス用タクトスイッチ11と
の間隔は、高さ決めピン12と押圧手段13とにより一
定に保たれているので、 組立て誤差によるばらつきに基づき、タクトスイッチ
11によりスイッチ動作が、確実に動作するものと、確
実に動作しにくいものとが生じる恐れがない。
特に、本考案の如く、可撓性の透明樹脂膜14を介し
てタクトスイッチ11を押圧する構成においては、押圧
されるタクトスイッチ11以外の、他のタクトスイッチ
11が透明樹脂膜14に押圧されて動作する様な干渉動
作を生ずる恐れを防止出来る。
構成する部品の公差を吸収でき、組立て後の各スイッ
チ11のオン・オフ特性のばらつきを小さく出来る。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案は、蓋を有する測定装置ケ
ースと、該測定装置ケースに前記蓋と平行に設けられた
プリント基板と、該プリント基板に設けられ前記蓋が閉
じられた状態では日常メンテナンス作業に使用され前記
蓋が開かれた状態ではスイッチ切り換えによりプログラ
ミング作業に使用されるタクトスイッチと、該各タクト
スイッチに対応する表示を持ち前記プリント基板に平行
して設けられたテキストプレートと、前記プリント基板
に一端が固定され他端が前記蓋に対向して配置された高
さ決めピンと、前記ケースに固定され前記タクトスイッ
チの動作圧より大きい圧力で前記ピンの他端を前記蓋に
押圧する押圧手段と、前記蓋に防水構造をなして取付け
られ日常メンテナンス作業時に外部より前記タクトスイ
ッチを押圧出来る可撓性の透明樹脂膜とを具備してなる
防水型計器のタクトスイッチを構成した。
この結果、 (1)日常メンテナンス作業時に、防水状態を維持した
まま、日常メンテナンス用にタクトスイッチをケース外
側より容易に操作できる。
(2)タクトスイッチを使用することにより、クリック
感が得られ、スイッチが入ったかどうか動作が確認でき
る。
(3)主として、タクトスイッチと可撓性の透明樹脂膜
とで構成したので、構成が簡単にでき、永久磁石、磁気
シールド等の構成部品を削減でき、低コストが実現出来
る。
(4)蓋と日常メンテナンス用タクトスイッチとの間隔
は、高さ決めピンと押圧手段とにより一定に保たれてい
るので、 組立て誤差によるばらつきに基づき、タクトスイッチ
によりスイッチ動作が、確実に動作するものと、確実に
動作しにくいものとが生じる恐れがない。
特に、本考案の如く、可撓性の透明樹脂膜を介してタ
クトスイッチを押圧する構成においては、押圧されるタ
クトスイッチ以外の、他のタクトスイッチが透明樹脂膜
に押圧されて動作する様な干渉動作を生ずる恐れを防止
出来る。
構成する部品の公差を吸収でき、組立て後の各スイッ
チのオン・オフ特性のばらつきを小さく出来る。
従って、本考案によれば、日常メンテナンス作業時に、
防水状態を維持したまま、タクトスイッチをケース外側
より容易に誤操作なく確実に操作でき、スイッチ動作が
確認でき、蓋を開いた状態では、スイッチ切り換えによ
りプログラミング作業に使用される安価な防水型計器の
タクトスイッチを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
側面図、第3図は第2図の要部構成説明図、第4図は従
来より一般に使用されている従来例の構成説明図、第5
図は第4図の要部構成説明図である。 1……ケース、2……蓋、201……液晶表示部、20
4……テキストプレート、3……磁石、4……プリント
基板、11……タクトスイッチ、12……高さ決めピ
ン、13……押圧手段、14……透明樹脂膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ヨーゼフ ミヒャエル バイク オランダ国,3829,エーエー,ホーフラン デルフェーン,ファンタイルストゥラー ト,1エー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋を有する測定装置ケースと、 該測定装置ケースに前記蓋と平行に設けられたプリント
    基板と、 該プリント基板に設けられ前記蓋が閉じられた状態では
    日常メンテナンス作業に使用され前記蓋が開かれた状態
    ではスイッチ切り換えによりプログラミング作業に使用
    されるタクトスイッチと、 該各タクトスイッチに対応する表示を持ち前記プリント
    基板に平行して設けられたテキストプレートと、 前記プリント基板に一端が固定され他端が前記蓋に対向
    して配置された高さ決めピンと、 前記ケースに固定され前記タクトスイッチの動作圧より
    大きい圧力で前記ピンの他端を前記蓋に押圧する押圧手
    段と、 前記蓋に防水構造をなして取付けられ日常メンテナンス
    作業時に外部より前記タクトスイッチを押圧出来る可撓
    性の透明樹脂膜とを 具備してなる防水型計器のタクトスイッチ。
JP6027989U 1989-05-24 1989-05-24 防水型計器のタクトスイッチ Expired - Lifetime JPH0631369Y2 (ja)

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JPH02150514U JPH02150514U (ja) 1990-12-26
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