JP2002008480A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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JP2002008480A
JP2002008480A JP2000186038A JP2000186038A JP2002008480A JP 2002008480 A JP2002008480 A JP 2002008480A JP 2000186038 A JP2000186038 A JP 2000186038A JP 2000186038 A JP2000186038 A JP 2000186038A JP 2002008480 A JP2002008480 A JP 2002008480A
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sheet
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area
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JP2000186038A
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Takeshi Hattori
剛 服部
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ等の操作具の種類によらずこれらの
操作性と防水性を両立させることができ、しかも防水用
のカバーを必ずしも必要としない操作装置を実現する。 【解決手段】 電子機器の装置本体201にはその周囲
の面202よりも一段奥まった窪み(凹部)203が設
けられており、内部にはスイッチの操作部204が配置
されている。窪み203の上端部にはこの開口サイズよ
りも大きなサイズの防水シート213が接着剤214で
接着されている。オペレータは小窓カバー212を取り
外し、防水シート213を介してスイッチを操作する。
防水シート213の面積に余裕があるので、操作具の形
状によらずその操作を行うことができ、防水性も確保す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器あるいは電
気機器の操作装置に係わり、特にスイッチ等の操作部が
防水構造となった操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器あるいは電気機器の操作装置
は、たとえばエレベータの操作装置のように濡れた手で
操作されたり、使用される環境によっては雨に濡れると
いった場合がある。このため、水分が付着する可能性の
ある操作装置では内部の電子部品や電気部品を保護する
ために防水構造を採っている場合が多い。
【0003】図7は、従来のエレベータの操作装置の要
部を分解した状態を示したものである。この操作装置は
装置本体を構成するプレート部101の上部にエレベー
タの階数等を表示するインジケータ102が刳り込まれ
ており、その下方には上下の方向を指定する一対の押釦
部103が同様に刳り込まれている。これら一対の押釦
部103の周囲のプレート面には、それぞれ透明保護フ
ィルタ105を張り渡した保護カバー部106の外周部
が接着剤によって固定されている。透明保護フィルタ1
05および保護カバー部106には共に防水性を有する
素材が使用されている。また、押釦部103の上面とこ
れに対向する透明保護フィルタ105との間には、透明
な板材としてのギャップ充填部材107が配置されるよ
うになっている。
【0004】図8はこのエレベータの操作装置の押釦部
の取付状態を示したものである。プレート部101の一
部は刳り貫かれており、この部分に押釦部103が取り
付けられている。押釦部103の周囲には四角い枠とし
ての突出枠体部111が取り付けられており、押釦部1
03の上面が図8で上方向に移動して外れてしまうよう
な事態の発生を防止している。突出枠体部111の外側
には保護カバー部106の一部を構成する枠状の外縁体
112がその下端部をプレート部101の表面に接着剤
で固定されている。この外縁体112の上には、シート
状の透明保護フィルタ105が接着剤114で固定され
ている。この透明保護フィルタ105は可撓性を有する
シート材で構成しているが、指で押しても押釦部103
を単独で十分押し下げることができない。そこで押釦部
103と透明保護フィルタ105の間に透明なギャップ
充填部材107が配置されている。この図8に示す例で
は、透明なギャップ充填部材107の裏面107Aに押
釦部103を接着剤で取り付けてこの部分を嵩上げして
いる。これにより、透明保護フィルタ105をわずかに
押下するだけで押釦部103のスイッチングができる。
このような技術は、特開平9−315710号公報に開
示されている。
【0005】なお、実開平4−15878号公報では図
7および図8に示したようなギャップ充填部材107を
使用しない操作装置の技術を開示している。この技術で
はキーボード等の操作面の上に透明あるいは半透明の透
視性フィルムを使用しているが、これら操作面と透視性
フィルムの間隔が狭いので、ギャップ充填部材が必要な
い。
【0006】図9は、従来の他のタイプの操作装置を示
したものである。この操作装置は、防水構造をした電子
機器に使用されているものであり、図7および図8に示
した操作装置と異なる点は常時操作を必要とする環境に
ないという点である。このため、装置本体121に配置
された操作部122は、その操作を行うときだけカバー
123に取り付けられた小窓カバー124を取り外すよ
うになっている。この装置では、装置本体121とカバ
ー123を図示しないパッキングを介してカバー取付ボ
ルト126で締め付けるようになっており、また図10
に示すように小窓カバー124の裏面にはパッキング1
27が四角い枠の形状で取り付けられている。装置本体
121のカバー123と対向する面128よりも一段と
奥まった箇所に操作部122が配置されているので、小
窓カバー124を小窓カバー取付ボルト129で対応す
るネジ穴131に固定すると、パッキング127が面1
28に押圧され、防水性が確保されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上、図7および図8
に示したように透明保護フィルタといったシート材を防
水用に開口部に張り渡した操作装置では、オペレータの
指等によって加えられるシート材のわずかな変位を利用
して操作具を操作することになる。したがって、操作箇
所にある程度大きな変位が要求されるような操作具の操
作には適さない。たとえばレバーを倒す角度によって接
点をオン・オフするトグルスイッチのようなスイッチ
を、張り渡されたシート材を介して操作しようとすると
伸縮性を欠いているので操作しづらいだけでなく、無理
に操作するとシート材自体が破損してしまう。
【0008】この点、図9および図10に示した装置で
は小窓カバー124を開けて操作部122を直接操作す
る。したがって、操作具の操作箇所の操作に大きな変位
が要求されても、指等で直接操作が可能なので支障なく
これを行うことができる。しかしながら、後者の操作装
置では小窓カバー124等の防水性のカバーを開けて操
作具の操作を行う。このため、操作終了後にはこの防水
性のカバーを元に戻す必要があり、これを確実に行わな
いと防水機能を発揮させることができない。防水性のカ
バーの取り付けを忘れてしまうと最悪の結果を招く。ま
た、パッキング127の劣化や脱落、パッキング127
を交換したときの取り付けミス、小窓カバー取付ボルト
129の締め付けを忘れてしまったような場合にも同様
に防水性を機能させることができない。
【0009】そこで本発明の目的は、スイッチ等の操作
具の種類によらずこれらの操作性と防水性を両立させる
ことができ、しかも防水用のカバーを必ずしも必要とし
ない操作装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)凹部と、(ロ)この凹部の底部に配置され凹
部の外から加えられる外力によって操作される操作具
と、(ハ)それ自体シート状をしており、前記した凹部
を構成する壁面のほぼ同一の高さの位置を結んで一周す
るようにこの外周部分の全周を壁面と密着させ、このシ
ート状の部分を平面状に押し広げたときには前記した凹
部の開口した部分の面積よりも広くなり、この面積の余
裕部分で操作具を外部から操作可能とすると共に外部の
水分の浸入を阻止した防水性のシート材とを操作装置に
具備させる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、凹部の
底の部分に配置した操作具を防水性のシート材を介して
操作するようにして、防水性を確保している。シート材
は平面状に押し広げたときに、凹部の開口した部分の面
積よりも広くなっている。したがって、凹部の開口した
部分との差の面積部分(面積の余裕部分)で操作具を外
部から操作可能とすることができる。ここで面積の余裕
部分が生じるのは、元々シート材のサイズの方が凹部
の開口した部分の面積よりも広い場合と、何らかの力
で引っ張る結果としてシート材のサイズの方が凹部の開
口した部分の面積よりも広くなる場合とがある。前者の
場合、シート材自体に伸縮性は必要ないが、後者の場合
には必要となる。前者の場合を請求項2記載の発明とし
て、後者の場合を請求項3記載の発明として表現してい
る。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
操作装置で前記した凹部の開口した部分にはカバーが取
り外し自在に配置されることを特徴としている。
【0013】すなわち請求項4記載の発明では、凹部の
開口した部分にカバーが取り外し自在に配置されるの
で、カバーを取り付けた状態でシート材を保護すること
ができ、その寿命を長引かせることができる。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
操作装置で、シート材の外周部分の全周は壁面における
底部と反対側の端部を一周するように密着されている。
したがって、シート材の取り付けが容易であると共に、
凹部の深さを相対的に浅くすることができる。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
操作装置で、シート材の外周部分の全周は壁面の底部近
傍を一周するように密着されている。このため、シート
材のサイズが凹部の開口した部分の面積よりも広くなっ
ている場合でもその部分が凹部の開口した部分まではみ
出すことが少ないので、外側にカバーを取り付けるよう
な場合にはその取り付けが容易になる。
【0016】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
操作装置で、シート材は、伸縮性のある部材と光の透過
性の高い部材の組み合わせで構成されていることを特徴
としている。このように素材を組み合わせることで、シ
ート材に全体として要求される特性を満足させつつ、素
材の選定が容易になる。
【0017】請求項8記載の発明では、請求項1記載の
操作装置で、シート材は、その表面に操作具の位置を示
す図柄が印刷されており、操作具の操作結果を表示する
インジケータが設けられていることを特徴としている。
このようにシート材の表面に操作具の位置を示す図柄を
印刷しておけば、シート材自体が不透明なものであった
り、内部が見えにくい状態でも操作を誤ることがない。
また、操作具の操作結果を表示するインジケータが設け
られていれば、操作が確実に行われたかどうかを容易に
確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例における操作装置
を使用した電子機器の外観を示したものであり、この電
子機器の装置本体201にはその周囲の面202よりも
一段奥まった窪み(凹部)203が設けられており、こ
こには図9に示したと同様な操作部204が配置されて
いる。この操作部204を覆うように配置されたカバー
206は、図示しないパッキングによって装置本体20
1とカバー取付ボルト207によってネジ止めされてい
る。カバー206における操作部204と対向する部位
にはこれよりもやや横方向に細長い窓状の開口部209
が設けられている。この開口部209には、小窓カバー
取付ボルト211によって小窓カバー212が着脱自在
に取り付けられるようになっている。小窓カバー212
は外部からの衝撃を遮断するためのものであり、オペレ
ータが操作部204の操作を行うときに取り外される。
窪み203の外周部分には、透明な所定サイズの防水シ
ート213の外周部分が接着剤214によってこの窪み
203を完全に密封するように接着されている。防水シ
ート213のサイズは、窪み203の開口している部分
のサイズよりも数割以上大きくなっている。
【0021】本実施例の防水シート213は厚さ1mm
のシリコンゴムで作成されており、その伸縮率は50パ
ーセントである。シリコンゴムは耐久性に優れており、
暴露試験ではその伸び等の物性値が初期の値の半分にな
る期間としての寿命が10年以上とされている。本実施
例では防水シート213をカバー206が保護する構造
となっているので、実質的な寿命は更に長くなる。防水
シート213としてはこの他、伸縮率が40パーセント
程度のクロロプレインゴム等の他の素材も使用すること
ができる。例示したこれらの素材は透明なものを形成す
ることができる点でも優れている。
【0022】図2は、図1におけるA−A方向にこの電
子機器を切断した場合の要部を示したものである。この
実施例では操作部204の内部に電源のオン・オフ用の
シーソスイッチ221と所定の機器のオン・オフを制御
するトグルスイッチ222が配置されている。窪み20
3の周囲にはこれよりも大きなサイズの防水シート21
3の外周部分が接着剤214によって接着されている。
防水シート213にはやや厚手で柔軟性と耐久性に富ん
だ透明あるいは半透明の樹脂が使用されている。伸縮性
に富んだ材料を使用してしてもよい。
【0023】防水シート213のサイズは窪み203の
開口している部分のサイズよりも大きいので、シート部
分を窪み203側に押し込むような状態にすることでオ
ペレータが操作部204を容易に操作することができ
る。防水シート213を構成する樹脂の透明度が低い場
合、あるいは不透明な場合には、シート表面に操作部2
04の位置や操作方法を示した図や説明文を印刷してお
くと、オペレータがこれらのスイッチの位置を確認して
操作しやすい。また操作結果を確実に確認できるように
するためにランプ等のインジケータが操作部204の内
部に配置されていたり、小窓カバー取付ボルト211の
螺合するネジ穴224の近傍に防水構造で配置されてい
てもよい。
【0024】図3は、この電子機器に小窓カバーを取り
付ける様子を示したものである。小窓カバー212には
小窓カバー取付ボルト211が取り付けられており、こ
れを装置本体201側のネジ穴224に取り付ける。防
水シート213を窪み203の内部に押し込んだ状態に
しておく。これにより小窓カバー212の取り付けの作
業に防水シート213が障害となることはない。防水シ
ート213が伸縮性に富んだ材料で構成されている場合
には、これが窪み203から大きくはみ出すことがない
ので、窪み203の内部に押し込んだ状態で小窓カバー
212を取り付ける必要はない。
【0025】第1の変形例
【0026】図4は、本発明の第1の変形例における操
作装置の要部を示したものである。この図は先の実施例
の図3に対応するものである。そこで、図3と同一部分
には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略
する。この変形例では、実施例と同様の操作部204を
収容した窪み203の内部に防水シート213の外周部
分を接着剤214で固定するようにしている。したがっ
て、この窪み203を構成する段差231が防水シート
213の撓んだ状態での“浮き上がり”の量と大差ない
かこれよりもその高さが低くなるように防水シート21
3の取り付け位置や段差231の高さを設定すること
で、常に防水シート213を挟むことなく小窓カバー2
12を取り付けることができる。
【0027】第2の変形例
【0028】図5は、本発明の第2の変形例における防
水シートの構成を表わしたものである。この防水シート
213Aのサイズは実施例で説明した窪み203により
開口したサイズと一致している。防水シート213Aは
伸縮性に優れたゴム等の伸縮シート材251に1または
複数の窓252を設け、この部分に透明な樹脂シート2
53の周囲を接着剤254で接着したものである。窓2
52は、図1等に示した操作部204における個々のス
イッチ等の操作具と対向する位置に設けられている。
【0029】この変形例の防水シート213Aは、伸縮
シート材251と透明な樹脂シート253を組み合わせ
ているので、全体として伸縮性に優れており、操作具の
個所まで樹脂シート253の部分を変位させることが容
易である。したがって、操作具に対して防水シート21
3Aを介在させた操作が十分可能になる。また、防水シ
ート213Aはそのサイズが窪み203の開口した部分
のサイズとほぼ一致しているので、図1等に示した小窓
カバー212の取り付けの際にこのシート部分が邪魔に
なることがない。
【0030】第3の変形例
【0031】図6は、本発明の第3の変形例における防
水シートの構成を表わしたものである。この防水シート
213Bのサイズは実施例で説明した窪み203により
開口したサイズと一致している。防水シート213Bは
実施例と同様に伸縮性に優れたシート材271で構成さ
れているが、図1等に示した操作部204における個々
のスイッチ等の操作具に対応する場所に蛇腹状の伸縮加
工領域272、273を形成している。この図6に示し
たシート材271は先の実施例の操作部204と同様に
図2に示すシーソスイッチ221とトグルスイッチ22
2が設けられていることを前提としている。したがっ
て、シーソスイッチ221に対応する伸縮加工領域27
2は細長い枠状となっており、トグルスイッチ222に
対応する伸縮加工領域273はリング状となっている。
リング状の方はスイッチの動きの方向に細長くなった楕
円状のリング構成となっていてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項8
記載の発明によれば、凹部の底の部分に配置した操作具
を防水性のシート材を介して操作するようにしたので、
操作具の防水性を簡単に確保することができる。しか
も、操作具はこのシート材でごみ等の他の侵入物からも
保護されるので、その信頼性を向上させることができ
る。また、操作具の取り替えが行われたかどうかの事実
もこの防水性のシート材の破損の有無によって簡単にチ
ェックすることができる。また、保護用のカバーが取り
付けられるような装置で取り付けを誤ったり忘れたりし
たような場合でも防水性を確実に確保することができ
る。更に、防水性のシート材が凹部内で伸縮あるいは移
動自在に配置されているので、この操作装置の防水性あ
るいは防塵性を確保した状態で、操作装置の内外の気圧
差をシート材で調整することができる。
【0033】また請求項2記載の発明によればシート材
に伸縮性のないものも使用することができるので、材料
の選択が簡単である。
【0034】更に請求項3記載の発明によれば、伸縮性
のある素材を使用するので、シート材を更にカバーで保
護しようとするような場合にシート材のはみ出し部分を
カバーで挟み込むおそれがなく、その取り付けが簡単と
なる。また、シート材の噛み込みによる材料の劣化がな
いので、寿命が早期に到来するといったおそれもない。
【0035】また請求項4記載の発明によれば、凹部の
開口した部分にカバーが取り外し自在に配置されるの
で、カバーを取り付けた状態でシート材を保護すること
ができ、その寿命を長引かせることができる。
【0036】更に請求項5記載の発明によれば、シート
材の外周部分の全周は壁面における底部と反対側の端部
を一周するように密着されているので、シート材の取り
付けが容易であると共に、凹部の深さを相対的に浅くす
ることができる。
【0037】また請求項6記載の発明によれば、シート
材の外周部分の全周は壁面の底部近傍を一周するように
密着されているので、シート材のサイズが凹部の開口し
た部分の面積よりも広くなっている場合でもその部分が
凹部の開口した部分まではみ出すことが少ないので、外
側にカバーを取り付けるような場合にはその取り付けが
容易になるだけでなく、操作具を外部から操作するとき
にギャップが少なくなり、操作性が向上する。
【0038】更に請求項7記載の発明によれば、シート
材は、伸縮性のある部材と光の透過性の高い部材の組み
合わせで構成されるので、このように素材を組み合わせ
ることで、シート材に全体として要求される特性を満足
させつつ、素材の選定が容易になる。
【0039】また請求項8記載の発明によれば、シート
材は、その表面に操作具の位置を示す図柄が印刷されて
おり、操作具の操作結果を表示するインジケータが設け
られているので、シート材自体が不透明なものであった
り、内部が見えにくい状態でも操作を誤ることがない。
また、操作具の操作結果を表示するインジケータが設け
られていれば、操作が確実に行われたかどうかを容易に
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における操作装置を使用した
電子機器の外観を示した斜視図である。
【図2】図1におけるA−A方向にこの電子機器を切断
した場合の要部を示した一部断面図である。
【図3】実施例の電子機器に小窓カバーを取り付ける様
子を示した一部断面図である。
【図4】本発明の第1の変形例における操作装置の要部
を示した一部断面図である。
【図5】本発明の第2の変形例における防水シートの構
成を表わした平面図である。
【図6】本発明の第3の変形例における防水シートの構
成を表わした平面図である。
【図7】従来のエレベータの操作装置の要部を分解した
状態を示した斜視図である。
【図8】図7に示したエレベータの操作装置の押釦部の
取付状態を示した断面図である。
【図9】従来の他のタイプの操作装置を示した斜視図で
ある。
【図10】図9に示した小窓カバーの裏面の斜視図であ
る。
【符号の説明】
201 装置本体 203 窪み(凹部) 204 操作部 212 小窓カバー 213、213A、213B 防水シート 214、254 接着剤 221 シーソスイッチ 222 トグルスイッチ 231 段差 251 伸縮シート材 252 窓 253 透明な樹脂シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部と、 この凹部の底部に配置され凹部の外から加えられる外力
    によって操作される操作具と、 それ自体がシート状をしており、前記凹部を構成する壁
    面のほぼ同一の高さの位置を結んで一周するようにこの
    外周部分の全周を壁面と密着させ、このシート状の部分
    を平面状に押し広げたときには前記凹部の開口した部分
    の面積よりも広くなり、この面積の余裕部分で操作具を
    外部から操作可能とすると共に外部の水分の浸入を阻止
    した防水性のシート材とを具備することを特徴とする操
    作装置。
  2. 【請求項2】 前記シート材は、これに引っ張り力を加
    えない状態でもこれを平面状に押し広げたときの面積が
    前記凹部の開口した部分の面積よりも広いサイズとなっ
    ていることを特徴とする操作装置。
  3. 【請求項3】 前記シート材は、これに引っ張り力を加
    えた状態でその面積が前記凹部の開口した部分の面積よ
    りも広くなっていることを特徴とする請求項1記載の操
    作装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部の開口した部分にはカバーが取
    り外し自在に配置されることを特徴とする請求項1記載
    の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記シート材の外周部分の全周は前記壁
    面における底部と反対側の端部を一周するように密着さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  6. 【請求項6】 前記シート材の外周部分の全周は前記壁
    面の底部近傍を一周するように密着されていることを特
    徴とする請求項1記載の操作装置。
  7. 【請求項7】 前記シート材は、伸縮性のある部材と光
    の透過性の高い部材の組み合わせで構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の操作装置。
  8. 【請求項8】 前記シート材は、その表面に操作具の位
    置を示す図柄が印刷されており、操作具の操作結果を表
    示するインジケータが設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の操作装置。
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