JPH08335787A - 防塵ケース - Google Patents

防塵ケース

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Publication number
JPH08335787A
JPH08335787A JP14051895A JP14051895A JPH08335787A JP H08335787 A JPH08335787 A JP H08335787A JP 14051895 A JP14051895 A JP 14051895A JP 14051895 A JP14051895 A JP 14051895A JP H08335787 A JPH08335787 A JP H08335787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sheet member
dust
transparent
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP14051895A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Oikawa
真志 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP14051895A priority Critical patent/JPH08335787A/ja
Publication of JPH08335787A publication Critical patent/JPH08335787A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のものに比べてより簡単な構造で防塵、防
滴効果のある防塵ケースを提供する。 【構成】一面が開口端であって内部に部品が配置される
フレームと、このフレームの開口された面を覆う透明で
弾力性を有するシート部材と、このシート部材を通して
フレーム内部の部品を視認あるいは操作するための窓あ
るいは孔を有し、前記シート部材の上から前記フレーム
に取り付けることにより前記シート部材の周辺を前記フ
レームの端面に密接させる押え板を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器のケースの防
塵構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電気機器のケースを防塵構造に
するものがある。通常の防塵ケースはOリングパッキン
等を使用してケースの接合部分を密接させた密閉構造で
あり、またケースに窓がある場合にはその窓にガラスを
はめ込みガラスの周辺をケースに接着する等により密閉
構造を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、部品点数が多く、組立性も悪く、高価に
もなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、このような点に鑑み、従
来のものに比べてより簡単な構造で防塵、防滴効果のあ
る防塵ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、一面が開口端であって内部に部品
が配置されるフレームと、このフレームの開口された面
を覆う透明で弾力性を有するシート部材と、このシート
部材を通してフレーム内部の部品を視認あるいは操作す
るための窓あるいは孔を有し、前記シート部材の上から
前記フレームに取り付けることにより前記シート部材の
周辺を前記フレームの端面に密接させる押え板を備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】フレームの開口面を実質上孔のないシート部材
で覆い、押え板で挟むようにしてフレーム端に密接させ
る。これによりフレームは防塵構造となる。シート部材
は透明で弾力性を有する材料にすると共に、シート部材
を通して内部のメータの表示部等が観測できるように押
え板には窓あるいは孔を設ける。スイッチ等はシート部
材の上から押圧してオンオフを行う。調整ボリュームは
シート部材に形成された十字状の切り込みを押し広げる
ようにしてドライバを挿入し、回転軸を回して調整す
る。
【0007】
【実施例】以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明に係る防塵ケースの一実施例を示す構成図
であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)
におけるA1 −A2 断面の断面図である。なお、電気機
器として光学機器を例にとるが、その内部は説明を簡単
にするためにモニター、スイッチ、調整ボリュームのみ
を示し、その他の部品については図示を省略してある。
【0008】図において、1は1面が開口の箱型の外側
フレーム、2はフレーム1に嵌入する内側フレームであ
る。3はフレーム1の側面に取り付けられた入力端子
(光ファイバ接続端子)、4はモニターである。モニタ
ー4としてはここではメータが用いられ、指針と目盛板
で構成された表示部が開口面からわずかに突出する位置
関係で基板9に取り付けられている。5は押ボタンスイ
ッチで、押下可能な頭部6の先端が開口面に位置するよ
うに基板9に取り付けられている。7は調整ボリューム
で、ボリュームの回転軸を開口面側から工具(ドライバ
等)を使用して回転できるように基板9に取り付けられ
ている。
【0009】10は透明シリコンラバーなどのシート部
材であり、内側フレーム2の開口部の間口と同じ大きさ
を有し、フレーム2の開口部全面を覆うことができるよ
うになっている。さらに透明シリコンラバー10はメー
タ4およびスイッチの頭部6の突出部分の形状に合わせ
て凸状部が形成されている。また調整ボリュームが位置
する部分にはドライバを挿入することができるように十
字状の切り込み11が設けられている。12は押え板と
しての金属カバーであり、透明シリコンラバー10の上
に被せてフレームに押しつけるようにネジ止め(図示せ
ず)等で固定できるようになっている。金属カバー12
で押えつけると、透明シリコンラバー10の周辺部が内
側フレーム2の端面に密接する。これによりフレームは
完全密封状態となる(実施例ではボリューム調整用の十
字状切り込み11を設けているため完全とは言えない
が、実質上密封状態である)。
【0010】金属カバー12には、モニター4の表示部
監視用の窓12a、スイッチ5の頭部6を指で押下する
ための孔12b、調整ボリューム7を調整する際の工具
挿入用の孔12cがそれぞれ設けられている。
【0011】このような構成によれば、フレームは透明
シリコンラバー10により密閉され、モニター4の観察
やスイッチ5の操作は窓12aや孔12bを通して、ま
た調整ボリューム7の調整は金属カバー12の孔12c
を通してそれぞれ行うことができる。また、本発明は防
塵構造に加えて防滴構造にもなっている。なお、透明シ
リコンラバー10には印刷が可能であるため、モニター
4の特殊スケール等にも容易に対応できる。
【0012】なお、本発明は実施例に限定されるもので
はなく、各種の変形あるいは材料の変更が可能である。
例えば透明シリコンラバー10はこれに限ったものでは
なく、透明で弾力性を有するシート部材であれば何でも
よい。押え板としての金属カバー12も、プラスチッ
ク、その他の材料を用いることができる。また、外側フ
レームと内側フレームは必ずしも別々に作製されたもの
である必要はなく、一体構造の1つのフレームであって
もよい。さらに、フレーム端部に段差を設けているが、
段差がなく平坦であっても構わない。また、透明シリコ
ンラバーが覆う範囲は、1面のみならず、複数の面にま
たがるようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。 (1) 透明シリコンラバーにより内器全部を覆っているの
で、完全防塵、防滴構造となっている。 (2) 簡単な構成であり、部品点数が少なく、組立も容易
であり、安価でもある。 (3) 透明シリコンラバーで開口面全体を覆っており、金
属カバーの振動による騒音を防止する効果が大である。 (4) スイッチ頭部のシリコンラバーを凸状に形成してク
リック感をもたせることができるため、クリック機構の
ないスイッチでもタッチ感のよいスイッチ操作ができる
ようになる。 (5) シリコンラバーに目盛等の印刷が可能なため、モニ
ターの特殊スケール等も容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防塵ケースの一実施例を示す構成
図である。
【符号の説明】
1 外側フレーム 2 内側フレーム 3 入力端子 4 メータ 5 スイッチ 6 スイッチの頭部 7 調整ボリューム 8 回転軸 9 基板 10 シート部材 11 十字状切り込み 12 押え板 12a 窓 12b,12c 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面が開口端であって内部に部品が配置さ
    れるフレームと、 このフレームの開口された面を覆う透明で弾力性を有す
    るシート部材と、 このシート部材を通してフレーム内部の部品を視認ある
    いは操作するための窓あるいは孔を有し、前記シート部
    材の上から前記フレームに取り付けることにより前記シ
    ート部材の周辺を前記フレームの端面に密接させる押え
    板を備え、前記フレームの開口部を密閉するようにした
    防塵ケース。
  2. 【請求項2】前記シート部材は、前記フレーム内部に配
    置された部品の開口面より突出する部分の形状に合った
    凸状部が形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の防塵ケース。
  3. 【請求項3】前記シート部材は、調整用のドライバを挿
    入するための十字状の切り込みが設けられたことを特徴
    とする請求項1記載の防塵ケース。
JP14051895A 1995-06-07 1995-06-07 防塵ケース Pending JPH08335787A (ja)

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JP14051895A JPH08335787A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 防塵ケース

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JP14051895A JPH08335787A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 防塵ケース

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JPH08335787A true JPH08335787A (ja) 1996-12-17

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ID=15270528

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JP14051895A Pending JPH08335787A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 防塵ケース

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JP (1) JPH08335787A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232330A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Autech Japan Inc 強電体のケース構造
CN113630997A (zh) * 2021-08-10 2021-11-09 南京元业企业管理咨询有限公司 一种具有防尘功能的物联网通讯设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232330A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Autech Japan Inc 強電体のケース構造
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