JPH06312940A - 動脈硬化症の予防または治療用医薬の製造におけるブラジキニンアンタゴニストの使用 - Google Patents

動脈硬化症の予防または治療用医薬の製造におけるブラジキニンアンタゴニストの使用

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JPH06312940A
JPH06312940A JP6090789A JP9078994A JPH06312940A JP H06312940 A JPH06312940 A JP H06312940A JP 6090789 A JP6090789 A JP 6090789A JP 9078994 A JP9078994 A JP 9078994A JP H06312940 A JPH06312940 A JP H06312940A
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alkyl
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JP6090789A
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Wolfgang Linz
ヴオルフガング・リンツ
Klaus Wirth
クラウス・ヴイルト
Bernward Scholkens
ベルンヴアルト・シエルケンス
Gerhard Breipohl
ゲールハルト・ブライポール
Stephan Henke
シユテフアン・ヘンケ
Jochen Knolle
ヨヘン・クノレ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • A61K38/04Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • A61K38/043Kallidins; Bradykinins; Related peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動脈硬化症の予防または治療用医薬の製造に
おける式I Z−P−A−B−C−E−F−K−(D)Q−G−M−F′−I (I) で表されるブラジキニンアンタゴニストまたはその生理
学的に許容しうる塩の使用。 【構成】 特に好ましい式Iのブラジキニンアンタゴニ
スト、(R)−アルギニル−(S)−アルギニル−
(S)−プロリル−(2S,4R)−ヒドロキシプロリ
ル)グリシル−(S)−〔3−(2−チエニル)アラニ
ル〕−(S)−セリル−(R)−〔(1,2,3,4−テ
トラヒドロ−3−イソキノリル)カルボニル〕−(2
S,3aS,7aS)−〔(ヘキサヒドロ−2−インドリ
ニル)カルボニル〕−(S)アルギニンN−アセテート
の動脈硬化症治療における使用。 【効果】 使用するブラジキニンアンタゴニストは式I
のペプチドの7位にアミノ酸D−Tic、D−Phe、
D−Dic、D−ThiまたはD−Nalを含有するこ
とを特徴とし、これにより該使用が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は動脈硬化症の治療および予防処置
用のブラジキニンアンタゴニストの使用に関する。ブラ
ジキニンおよび関連ペプチドは強力な炎症および疼痛生
起物質でありかつ内因性血管作用物質でもある。意外な
ことに、本発明によればブラジキニンアンタゴニストは
動脈硬化症の予防および治療用に適当な治療剤であるこ
とが見出された。
【0002】適当なブラジキニンアンタゴニストはとり
わけ式I Z−P−A−B−C−E−F−K−(D)Q−G−M−F′−I (I) で表されるペプチドおよびその生理学的に許容しうる塩
である。上記式中、Zはa1) 水素、(C1〜C8)−
アルキル、(C1〜C8)−アルカノイル、(C1〜C8
−アルコキシカルボニル、(C3〜C8)−シクロアルキ
ル、(C4〜C9)−シクロアルカノイルまたは(C1
8)−アルキルスルホニル〔ここで各場合に1、2ま
たは3個の水素原子は、場合によりカルボキシル、NH
R(1)、〔(C1〜C4)−アルキル〕NR(1)もしくは
〔(C6〜C10)−アリール−(C1〜C4)−アルキ
ル〕NR(1)(ここでR(1)は水素またはウレタン保護
基である)、(C1〜C4)−アルキル、(C1〜C8)−
アルキルアミノ、(C6〜C10)−アリール−(C1〜C
4)−アルキルアミノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)−
アルコキシ、ハロゲン、ジ−(C1〜C8)−アルキルア
ミノ、ジ−〔(C6〜C10)−アリール−(C1
4)〕−アルキルアミノ、カルバモイル、フタルイミ
ド、1,8−ナフタルイミド、スルファモイル、(C1
4)−アルコキシカルボニル、(C6〜C14)−アリー
ルおよび(C6〜C14)−アリール−(C1〜C5)−ア
ルキルからなる群より選択される1、2または3個の同
一または相異なる基によって置換されているか、または
ここで各場合に1個の水素原子は、場合により、(C3
〜C8)−シクロアルキル、(C1〜C6)−アルキルス
ルホニル、(C1〜C6)−アルキルスルフィニル、(C
6〜C14)−アリール−(C1〜C4)−アルキルスルホ
ニル、(C6〜C14)−アリール−(C1〜C4)−アル
キルスルフィニル、(C6〜C14)−アリール、(C6
14)−アリールオキシ、(C3〜C13)−ヘテロアリ
ールおよび(C3〜C13)−ヘテロアリールオキシから
なる群より選択される基によって置換されており、そし
て1または2個の水素原子はカルボキシル、アミノ、
(C1〜C8)−アルキルアミノ、ヒドロキシル、(C1
4)−アルコキシ、ハロゲン、ジ−(C1〜C8)−ア
ルキルアミノ、カルバモイル、スルファモイル、(C1
〜C4)−アルコキシカルボニル、(C6〜C14)−アリ
ールおよび(C6〜C14)−アリール−(C1〜C5)−
アルキルからなる群より選択される1または2個の同一
または相異なる基によって置換されている〕;
【0003】a2) (C6〜C14)−アリール、(C7
〜C15)−アロイル、(C6〜C14)−アリール−スルホ
ニル、(C3〜C13)−ヘテロアリールまたは(C3〜C
13)−ヘテロアロイル; a3) カルバモイル(これは場合により窒素上で(C1
〜C8)−アルキル、(C6〜C14)−アリールまたは
(C6〜C14)−アリール−(C1〜C5)−アルキルに
よって置換されうる); でありそして上記a1)、a2)およびa3)で定義した
基においてアリール、ヘテロアリール、アロイル、アリ
ールスルホニルおよびヘテロアロイル基は場合によりカ
ルボキシル、アミノ、ニトロ、(C1〜C8)−アルキル
アミノ、ヒドロキシル、(C1〜C6)−アルキル、(C
1〜C6)−アルコキシ、(C6〜C14)−アリール、
(C7〜C15)−アロイル、ハロゲン、シアノ、ジ−
(C1〜C8)−アルキルアミノ、カルバモイル、スルフ
ァモイルおよび(C1〜C6)−アルコキシカルボニルか
らなる群より選択される1、2、3または4個の基によ
って置換されており、
【0004】Pは直結結合であるかまたは式II −NR(2)−(U)−CO− (II) 〔上記式中、R(2)は水素、メチルまたはウレタン保護
基であり、Uは(C3〜C8)−シクロアルキリデン、
(C6〜C14)−アリーリデン、(C3〜C13)−ヘテロ
アリーリデンもしくは(C6〜C14)−アリール−(C1
〜C6)−アルキリデン(ここでこれらは場合により置
換されうる)、または〔CHR(3)〕n{ここでnは1
〜8好ましくは1〜6であり、R(3)は互いに独立して
水素、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜C8)−シクロ
アルキル、(C6〜C14)−アリールまたは(C3
13)−ヘテロアリールであり、その際水素以外は各場
合において、場合によりアミノ、置換アミノ、アミジ
ノ、置換アミジノ、ヒドロキシル、カルボキシル、カル
バモイル、グアニジノ、置換グアニジノ、ウレイド、置
換ウレイド、メルカプト、メチルメルカプト、フェニ
ル、4−クロロフェニル、4−フルオロフェニル、4−
ニトロフェニル、4−メトキシフェニル、4−ヒドロキ
シフェニル、フタルイミド、1,8−ナフタルイミド、
4−イミダゾリル、3−インドリル、2−チエニル、3
−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジルまたはシクロ
ヘキシルによって置換されている。そしてここでの置換
アミノは好ましくは−N(A′)−Zであり、置換アミジ
ノは好ましくは−(NH=)C−NH−Zであり、置換
グアニジノは好ましくは−N(A′)−C〔=N(A′)〕
−NHZでありそして置換ウレイドは好ましくは−CO
−N(A′)−Z(ここで基A′は互いに独立して水素ま
たはZであり、Zはa1)またはa2)で定義したとおり
である)である};
【0005】またはR(2)およびR(3)はこれらを担持
している原子と一緒になって2〜15個の炭素原子を有
する単−、二−または三環式環系を形成する〕で表され
る基であり、AはPについて定義したとおりであり、B
は側鎖で置換されうる、L−またはD−配置の塩基性ア
ミノ酸であり、Cは式IIIaまたはIIIb G′−G′−Gly (IIIa) G′−NH−(CH2)p−CO (IIIb) {式中、pは2〜8でありそして基G′は互いに独立し
て式IV −NR(4)−CHR(5)−CO− (IV) (式中、R(4)およびR(5)はこれらを担持している原
子と一緒になって2〜15個の炭素原子を有する単−、
二−または三環式環系を形成する)の基である}で表さ
れる化合物であり、
【0006】Eは中性、酸性または塩基性の脂肪族また
は脂環式脂肪族アミノ酸の基であり、基Fは互いに独立
して、側鎖で置換されうる中性、酸性または塩基性の脂
肪族または芳香族アミノ酸の基であるか、または直接結
合であり、D(Q)は場合によりハロゲン、メチルまたは
メトキシによって置換可能なD−Tic、D−Phe、
D−Dic、D−ThiまたはD−Nalであるか、ま
たは下記式(V)
【化2】 (式中、Xは酸素または硫黄または直接結合であり;R
は水素、(C1〜C8)−アルキル、(C3〜C8)−シク
ロアルキル、(C6〜C14)−アリールまたは(C6〜C
14)−アリール−(C1〜C4)−アルキルであり、ここ
で脂環式基は場合によりハロゲン、メチルまたはメトキ
シによって置換可能である)の基であり、
【0007】GはG′について前述したとおりである
か、または直接結合であり、F′はFについて前述した
とおりであるか、または基−NH−(CH2)q−(ここで
qは2〜8である)であるか、またはGが直接結合でな
い場合には直接結合であり、Iは−OH、−NH2また
は−NHC25であり、Kは基−NH−(CH2)x−CO
−(ここでxは1〜4である)であるか、または直接結
合でありそしてMはFについて前述したとおりである。
【0008】適当なブラジキニンアンタゴニストは例え
ば特許公告EP 370 453号、EP 472 220号、WO 92/18155
号、WO 92/18156号およびWO 92/17201号に記載されてい
る〔Cortech; 式X(BKA)n(式中、Xは結合員子であ
り、BKAはブラジキニンアンタゴニストのペプチド鎖
でありそしてnは1より大きい整数である)を有するブ
ラジキニンアンタゴニスト;式X(BKA)を有するブ
ラジキニンアンタゴニスト;および式(Y)(X)(BKA)
(ここでYは非ブラジキニンレセプターに対するアンタ
ゴニストまたはアゴニストであるリガンドである)を有
するブラジキニンアンタゴニスト〕。
【0009】特に適当な式Iのペプチドは式中Zが水素
であるか、またはa1)、a2)またはa3)で定義した
とおりであり、Pが結合であるか、または式II −NR(2)−(U)−CO− (II) (式中、UはCHR(3)であり、R(3)は前述の定義を
有し、R(2)はHまたはCH3である)の基であり、A
が結合であるペプチドである。
【0010】特に好ましい式Iの化合物は式中、Zが水
素であるか、またはa1)、a2)またはa3)で定義し
たとおりであり、Pが結合であるか、または式II −NR(2)−(U)−CO− (II) 〔式中、UはCHR(3)であって、ここで基R(3)は互
いに独立して水素、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜C
8)−シクロアルキル、(C6〜C14)−アリールまたは
(C3〜C13)−ヘテロアリールであり、その際水素以
外は各場合において、場合によりアミノ、置換アミノ、
ヒドロキシル、カルボキシル、カルバモイル、グアニジ
ノ、置換グアニジノ、ウレイド、メルカプト、メチルメ
ルカプト、フェニル、4−クロロフェニル、4−フルオ
ロフェニル、4−ニトロフェニル、4−メトキシフェニ
ル、4−ヒドロキシフェニル、フタルイミド、4−イミ
ダゾリル、3−インドリル、2−チエニル、3−チエニ
ル、2−ピリジル、3−ピリジルまたはシクロヘキシル
によってモノ置換されていて、ここでの置換アミノは好
ましくは−N(A′)−Zでありそして置換グアニジノは
好ましくは−N(A′)−C〔=N(A′)〕−NH−Z
(ここで基A′は互いに独立して水素またはZであり、
Zはa1)またはa2)で定義したとおりである)である
か、またはR(2)およびR(3)はこれらを担持している
原子と一緒になって2〜15個の炭素原子を有する単
−、二−または三環式環系を形成し;R(2)はHまたは
CH3である〕の基であり、Aは結合であり、D(Q)は
D−Ticである、化合物である。
【0011】特に適当なのはINN命名イカチバントア
セテート(icatibant acetate)を有しかつまたHOE
140とも称される(R)−アルギニル−(S)−アルギニ
ル−(S)−プロリル−(2S,4R)−ヒドロキシプロ
リル)グリシル−(S)−〔3−(2−チエニル)アラニ
ル〕−(S)−セリル−(R)−〔(1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−3−イソキノリル)カルボニル〕−(2S,3
aS,7aS)−〔(ヘキサヒドロ−2−インドリニ
ル)カルボニル〕−(S)−アルギニンN−アセテートで
ある。
【0012】ブラジキニンアンタゴニストはアテローム
性動脈硬化症治療用医薬として適当な投与形態で使用さ
れる。適当な製剤は活性量のブラジキニンアンタゴニス
トを単独で、または無機または有機の医薬的に許容しう
る使用可能な賦形剤と一緒にした組合せで含有する。該
製剤は経口的、非経口的例えば皮下、筋肉内もしくは静
脈内、口内または吸入投与により使用されうる。活性化
合物の投与量は温血種、体重、年齢および投与法に左右
される。本発明の製剤はそれ自体知られている溶液法、
混合法、顆粒法または錠剤コーティング法で調製され
る。
【0013】経口使用形態または粘膜適用の場合には活
性化合物をこのための慣用添加剤例えば賦形剤、溶解剤
または不活性希釈剤とともに混合し、慣用手法により適
当な剤形例えば錠剤、コーティング錠剤、ハードゼラチ
ンカプセル剤、水性、アルコール性または油性の懸濁液
または溶液にする。使用できる不活性賦形剤としては例
えばアラビアゴム、マグネシア、炭酸マグネシウム、リ
ン酸カリウム、ラクトース、グルコース、マグネシウム
ステアリルフマレートまたはデンプン特にコーンスター
チがある。処方は乾燥または湿潤顆粒形態のいずれかで
遂行されうる。使用可能な油性の賦形剤または溶剤とし
ては例えば植物性または動物性油例えばヒマワリ油およ
び肝油がある。
【0014】局所用製剤は水性または油性の溶液、ロー
ション、乳液またはゼリー、軟膏または脂肪性軟膏の形
態または可能ならばスプレー形態で使用されうる。適切
ならば、ポリマーの添加によって粘着性を改善すること
が可能である。鼻腔内使用形態の場合には、該化合物を
このための慣用添加剤例えば安定剤または不活性希釈剤
と混合し、慣用手法により適当な剤形例えば水性、アル
コール性または油性の懸濁液または溶液にする。キレー
ト剤、エチレンジアミン−N,N,N′,N′−テトラ酢
酸、クエン酸、酒石酸またはそれらの塩を鼻腔内用の水
性製剤に加えることが可能である。該鼻腔内用溶液は計
量噴霧器を用いて、または粘度増大含量を有する点鼻剤
もしくは鼻腔内用ゲルもしくは鼻腔内用クリームとして
投与されうる。
【0015】ネブライザーまたは不活性担体ガスを用い
た圧縮ガスパックは吸入用に使用されうる。静脈内、皮
下、表皮または皮内投与の場合には活性化合物またはそ
の生理学的に許容しうる塩を、所望により製薬上慣用の
補助剤例えば等張化剤もしくはpH調整剤並びに溶解剤、
乳化剤またはその他の補助剤とともに溶解、懸濁または
乳化させる。
【0016】前述の医薬のいくつかは体液中で半減期が
短いので、注射用の持続徐放性処方物を使用することは
適切である。使用可能な医薬形態は例えば油性の透明懸
濁液、マイクロカプセル、ロッド(rod)または移植錠
である。移植錠は組織許容ポリマー特に生分解性ポリマ
ー例えばポリアクリル酸/ポリグリコール酸コポリマー
またはヒトアルブミンをベースとするポリマーから調製
されることができる。活性投与量は75kg体重の成人を
基準にして、1日当たり体重1kgにつき少なくとも0.
001mg好ましくは0.001mg特に好ましくは少なく
とも0.1mgで3mg好適には1mgより多くない量であ
る。
【0017】ブラジキニンアンタゴニストの活性につい
ての調査:血管壁に対する動脈硬化性変化はウサギにお
いて、コレステロール含有食餌を供給することによって
惹起された。ウサギはHOE 140での処置により保
護した。血管壁に対する動脈硬化性変化は非常に減少し
た。
【0018】試験法:試験はA. Kisanuki, Y. Asada,
K. Hatakeyama, T. Hayashi and A. Sumiyoshi:Contri
butions of the Endothelium to Intimal Thickening i
n Normocholesterolemic and Hypercholesterolemic Ra
bbits, Arteriosclerosis and Thrombosis (1992), 1
2;1198-1205 および J. Cooke, A. Singer, P. Tsao,
P. Zera,R. Rowan and M. Billingham:Antiatherogeni
c Effects of L-Arginine in theHypercholesterolemic
Rabbit (1992), 90;1168-1172に記載の公表された手
法によって3〜4kgの雌性白ウサギ(New Zealand)に
ついて実施した。ウサギ用標準食(Altromin 2834, Lag
e-Lippe, ドイツ)を1週間与えた後に、それぞれ15
羽ずつのウサギからなる2つの群にコレステロール富化
食餌を3ケ月供給した。その食餌は0.25%のコレス
テロールおよび3%のココヤシ油を含有した。前記2つ
の群のうちの一方には埋め込んだ浸透性ミニポンプを介
してHOE140の連続皮下注入を3ケ月の全期間中さ
らに行った。投与量は100μg/kg/日であった。
【0019】非アテローム発生性の正常食餌を与えた別
の群の15羽は負の制御として利用した。食餌および水
は任意に与えた。選択されたHOE 140の投与量が
内因性キニンの作用を阻害しうることの証拠は、外因性
ブラジキニンの抗高血圧作用の阻害により得られた。3
ケ月間の治療後における該試験の終了時に、各動物に麻
酔をかけ次いで基礎血圧を測定した。この基礎血圧は1
00〜110mmHgであった。基礎血圧の測定後にブラジ
キニンを大形丸剤として10ngの投与量で動脈内注入し
た。正常食の動物では21mmHgの血圧の皮下が得られ、
アテローム発生性食餌の動物では血圧の低下は24mmHg
であった。HOE 140で処置したアテローム発生性
食餌のウサギでは血圧は3.7mmHgだけ低下し、これに
よりHOE 140によるブラジキニン作用の有効な阻
害が指示された。
【0020】その後、高投与量のペントバルビタール
(40mg/kg)を用いてウサギを犠牲にし、完全な剖検を
実施した。アテローム性動脈硬化症の粥腫をオイル赤O
(C26244O)によって視覚化させ、それらの程度
を像分析器を用いて測定し次いで大動脈中の粥腫サイズ
の百分率を確定した。血清中のコレステロールフラクシ
ョン(HDL,LDLおよびVLDL)を超遠心分離に
よってさらに測定した。
【0021】結果 動脈硬化性変化の評価 正常食のウサギの場合の大動脈は動脈硬化性の血管変化
を全く示さなかった。コレステロール含有食のウサギの
場合の大動脈はアテローム性動脈硬化性粥腫の形態で顕
著な血管変化を示した。意外なことに、HOE 140
は抗アテローム性動脈硬化作用を示した。すなわち、腹
および胸郭中の大動脈弓および大動脈切片におけるアテ
ローム性動脈硬化性変化は、アテローム発生性の食餌と
ともにHOE 140を服用した動物では遥かに少なか
った(表1)。
【0022】血清脂質に及ぼす作用:LDLおよびVL
DLはHOE 140により非常に減少し、正常な非ア
テローム発生性食の対照の場合の脂質値とほとんど区別
できなかった(表2)。HDL値はコレステロール富化
食の動物では有意に増加した。HOE 140による処
置は該パラメーターへの影響を全く示さなかった。
【0023】結論:ブラジキニンアンタゴニストは血清
脂質を減少させそして顕著な抗アテローム性動脈硬化作
用を有する。これらの作用に基づいて、それらは動脈硬
化症の治療および予防処置のために適している。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンヴアルト・シエルケンス ドイツ連邦共和国デー−65779ケルクハイ ム.ヘルダーリーンシユトラーセ62 (72)発明者 ゲールハルト・ブライポール ドイツ連邦共和国デー−60529フランクフ ルト.ガイゼンハイマーシユトラーセ95 (72)発明者 シユテフアン・ヘンケ ドイツ連邦共和国デー−65719ホーフハイ ム.ヴインゲルトシユトラーセ2ツエー (72)発明者 ヨヘン・クノレ ドイツ連邦共和国デー−65830クリフテル. ヘーヒスターシユトラーセ21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動脈硬化症の予防または治療用医薬の製
    造におけるブラジキニンアンタゴニストまたはその生理
    学的に許容しうる塩の1種の使用。
  2. 【請求項2】 式I Z−P−A−B−C−E−F−K−(D)Q−G−M−F′−I (I) で表されるブラジキニンアンタゴニストまたはその生理
    学的に許容しうる塩の1種の、請求項1記載の使用。上
    記式中、 Zはa1) 水素、(C1〜C8)−アルキル、(C1〜C
    8)−アルカノイル、(C1〜C8)−アルコキシカルボ
    ニル、(C3〜C8)−シクロアルキル、(C4〜C9)−
    シクロアルカノイルまたは(C1〜C8)−アルキルスル
    ホニル〔ここで各場合に1、2または3個の水素原子
    は、場合によりカルボキシル、NHR(1)、〔(C1
    4)−アルキル〕NR(1)もしくは〔(C6〜C10)−
    アリール−(C1〜C4)−アルキル〕NR(1)(ここで
    R(1)は水素またはウレタン保護基である)、(C1
    4)−アルキル、(C1〜C8)−アルキルアミノ、
    (C6〜C10)−アリール−(C1〜C4)−アルキルア
    ミノ、ヒドロキシル、(C1〜C4)−アルコキシ、ハロ
    ゲン、ジ−(C1〜C8)−アルキルアミノ、ジ−〔(C
    6〜C10)−アリール−(C1〜C4)〕−アルキルアミ
    ノ、カルバモイル、フタルイミド、1,8−ナフタルイ
    ミド、スルファモイル、(C1〜C4)−アルコキシカル
    ボニル、(C6〜C14)−アリールおよび(C6〜C14
    −アリール−(C1〜C5)−アルキルからなる群より選
    択される1、2または3個の同一または相異なる基によ
    って置換されているか、またはここで各場合に1個の水
    素原子は場合により、 (C3〜C8)−シクロアルキル、(C1〜C6)−アルキ
    ルスルホニル、(C1〜C6)−アルキルスルフィニル、
    (C6〜C14)−アリール−(C1〜C4)−アルキルス
    ルホニル、(C6〜C14)−アリール−(C1〜C4)−
    アルキルスルフィニル、(C6〜C14)−アリール、
    (C6〜C14)−アリールオキシ、(C3〜C13)−ヘテ
    ロアリールおよび(C3〜C13)−ヘテロアリールオキ
    シからなる群より選択される基によって置換されてお
    り、そして1または2個の水素原子はカルボキシル、ア
    ミノ、(C1〜C8)−アルキルアミノ、ヒドロキシル、
    (C1〜C4)−アルコキシ、ハロゲン、ジ−(C1
    8)−アルキルアミノ、カルバモイル、スルファモイ
    ル、(C1〜C4)−アルコキシカルボニル、(C6
    14)−アリールおよび(C6〜C14)−アリール−
    (C1〜C5)−アルキルからなる群より選択される1ま
    たは2個の同一または相異なる基によって置換されてい
    る〕; a2) (C6〜C14)−アリール、(C7〜C15)−ア
    ロイル、(C6〜C14)−アリール−スルホニル、(C3
    〜C13)−ヘテロアリールまたは(C3〜C13)−ヘテ
    ロアロイル; a3) カルバモイル(これは場合により窒素上で(C1
    〜C8)−アルキル、(C6〜C14)−アリールまたは
    (C6〜C14)−アリール−(C1〜C5)−アルキルに
    よって置換されうる); でありそして上記a1)、a2)およびa3)で定義した
    基においてアリール、ヘテロアリール、アロイル、アリ
    ールスルホニルおよびヘテロアロイル基は場合によりカ
    ルボキシル、アミノ、ニトロ、(C1〜C8)−アルキル
    アミノ、ヒドロキシル、(C1〜C6)−アルキル、(C
    1〜C6)−アルコキシ、(C6〜C14)−アリール、
    (C7〜C15)−アロイル、ハロゲン、シアノ、ジ−
    (C1〜C8)−アルキルアミノ、カルバモイル、スルフ
    ァモイルおよび(C1〜C6)−アルコキシカルボニルか
    らなる群より選択される1、2、3または4個の基によ
    って置換されており、Pは直結結合であるかまたは式II −NR(2)−(U)−CO− (II) 〔上記式中、 R(2)は水素、メチルまたはウレタン保護基であり、U
    は(C3〜C8)−シクロアルキリデン、(C6〜C14
    −アリーリデン、(C3〜C13)−ヘテロアリーリデン
    もしくは(C6〜C14)−アリール−(C1〜C6)−ア
    ルキリデン(ここでこれらは場合により置換されう
    る)、または〔CHR(3)〕n{ここでnは1〜8好ま
    しくは1〜6であり、R(3)は互いに独立して水素、
    (C1〜C6)−アルキル、(C3〜C8)−シクロアルキ
    ル、(C6〜C14)−アリールまたは(C3〜C13)−ヘ
    テロアリールであり、その際水素以外は各場合におい
    て、場合によりアミノ、置換アミノ、アミジノ、置換ア
    ミジノ、ヒドロキシル、カルボキシル、カルバモイル、
    グアニジノ、置換グアニジノ、ウレイド、置換ウレイ
    ド、メルカプト、メチルメルカプト、フェニル、4−ク
    ロロフェニル、4−フルオロフェニル、4−ニトロフェ
    ニル、4−メトキシフェニル、4−ヒドロキシフェニ
    ル、フタルイミド、1,8−ナフタルイミド、4−イミ
    ダゾリル、3−インドリル、2−チエニル、3−チエニ
    ル、2−ピリジル、3−ピリジルまたはシクロヘキシル
    によって置換されている。そしてここでの置換アミノは
    好ましくは−N(A′)−Zであり、置換アミジノは好ま
    しくは−(NH=)C−NH−Zであり、置換グアニジ
    ノは好ましくは−N(A′)−C〔=N(A′)〕−NHZ
    でありそして置換ウレイドは好ましくは−CO−N
    (A′)−Z(ここで基A′は互いに独立して水素または
    Zであり、Zはa1)またはa2)で定義したとおりであ
    る)である};またはR(2)およびR(3)はこれらを担
    持している原子と一緒になって2〜15個の炭素原子を
    有する単−、二−または三環式環系を形成する〕で表さ
    れる基であり、 AはPについて定義したとおりであり、 Bは側鎖で置換されうる、L−またはD−配置の塩基性
    アミノ酸であり、 Cは式IIIaまたはIIIb G′−G′−Gly (IIIa) G′−NH−(CH2)p−CO (IIIb) {式中、pは2〜8でありそして基G′は互いに独立し
    て式IV −NR(4)−CHR(5)−CO− (IV) (式中、R(4)およびR(5)はこれらを担持している原
    子と一緒になって2〜15個の炭素原子を有する単−、
    二−または三環式環系を形成する)の基である}で表さ
    れる化合物であり、 Eは中性、酸性または塩基性の脂肪族または脂環式脂肪
    族アミノ酸の基であり、 基Fは互いに独立して、側鎖で置換されうる中性、酸性
    または塩基性の脂肪族または芳香族アミノ酸の基である
    か、または直接結合であり、 D(Q)は場合によりハロゲン、メチルまたはメトキシに
    よって置換可能なD−Tic、D−Phe、D−Di
    c、D−ThiまたはD−Nalであるか、または下記
    式(V) 【化1】 (式中、Xは酸素または硫黄または直接結合であり;R
    は水素、(C1〜C8)−アルキル、(C3〜C8)−シク
    ロアルキル、(C6〜C14)−アリールまたは(C6〜C
    14)−アリール−(C1〜C4)−アルキルであり、ここ
    で脂環式基は場合によりハロゲン、メチルまたはメトキ
    シによって置換可能である)の基であり、 GはG′について前述したとおりであるか、または直接
    結合であり、 F′はFについて前述したとおりであるか、または基−
    NH−(CH2)q−(ここでqは2〜8である)である
    か、またはGが直接結合でない場合には直接結合であ
    り、 Iは−OH、−NH2または−NHC25であり、 Kは基−NH−(CH2)x−CO−(ここでxは1〜4で
    ある)であるか、または直接結合でありそしてMはFに
    ついて前述したとおりである。
  3. 【請求項3】 式IにおいてZが水素であるか、または
    a1)、a2)またはa3)で定義したとおりであり、 Pが結合であるか、または式II −NR(2)−(U)−CO− (II) (式中、UはCHR(3)であり、R(3)は前述の定義を
    有し、 R(2)はHまたはCH3である)の基であり、 Aが結合である、ブラジキニンアンタゴニストの請求項
    2記載の使用。
  4. 【請求項4】 式IにおいてZが水素であるか、または
    1)、a2)またはa3)で定義したとおりであり、 Pが結合であるか、または式II −NR(2)−(U)−CO− (II) 〔式中、UはCHR(3)であって、ここで基R(3)は互
    いに独立して水素、(C1〜C6)−アルキル、(C3〜C
    8)−シクロアルキル、(C6〜C14)−アリールまたは
    (C3〜C13)−ヘテロアリールであり、その際水素以
    外は各場合において、場合によりアミノ、置換アミノ、
    ヒドロキシル、カルボキシル、カルバモイル、グアニジ
    ノ、置換グアニジノ、ウレイド、メルカプト、メチルメ
    ルカプト、フェニル、4−クロロフェニル、4−フルオ
    ロフェニル、4−ニトロフェニル、4−メトキシフェニ
    ル、4−ヒドロキシフェニル、フタルイミド、4−イミ
    ダゾリル、3−インドリル、2−チエニル、3−チエニ
    ル、2−ピリジル、3−ピリジルまたはシクロヘキシル
    によってモノ置換されていて、ここでの置換アミノは好
    ましくは−N(A′)−Zでありそして置換グアニジノは
    好ましくは−N(A′)−C〔=N(A′)〕−NH−Z
    (ここで基A′は互いに独立して水素またはZであり、
    Zはa1)またはa2)で定義したとおりである)である
    か、またはR(2)およびR(3)はこれらを担持している
    原子と一緒になって2〜15個の炭素原子を有する単
    −、二−または三環式環系を形成し;R(2)はHまたは
    CH3である〕の基であり、 Aは結合であり、 D(Q)はD−Ticである、ブラジキニンアンタゴニス
    トの請求項2記載の使用。
  5. 【請求項5】 ブラジキニンアンタゴニストが(R)−
    アルギニル−(S)−アルギニル−(S)−プロリル−
    (2S,4R)−ヒドロキシプロリル)グリシル(S)
    −〔3−(2−チエニル)アラニル〕−(S)−セリル
    −(R)−〔(1,2,3,4−テトラヒドロ−3−イソキ
    ノリル)カルボニル〕−(2S,3aS,7aS)−
    〔(ヘキサヒドロ−2−インドリニル)カルボニル〕−
    (S)アルギニンN−アセテートである、請求項2記載
    の動脈硬化症の予防または治療用医薬の製造におけるブ
    ラジキニンアンタゴニストの使用。
JP6090789A 1993-04-29 1994-04-28 動脈硬化症の予防または治療用医薬の製造におけるブラジキニンアンタゴニストの使用 Pending JPH06312940A (ja)

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