JPH06312831A - 被搬送物の反転排出装置 - Google Patents

被搬送物の反転排出装置

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JPH06312831A
JPH06312831A JP11919392A JP11919392A JPH06312831A JP H06312831 A JPH06312831 A JP H06312831A JP 11919392 A JP11919392 A JP 11919392A JP 11919392 A JP11919392 A JP 11919392A JP H06312831 A JPH06312831 A JP H06312831A
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JP
Japan
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drum body
conveyed
conveyor
transported
moving
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JP11919392A
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English (en)
Inventor
Takao Sakata
多賀夫 坂田
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OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing
Daikei KK
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OSAKA MEASURING INSTR Manufacturing
Daikei KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】連続搬送されてくる所望の被搬送物を捕り損ね
ることなく、確実に反転させることが出来ると共に所定
の間隔で排出することが出来る極めて優れた被搬送物の
反転排出装置を提供する。 【構成】搬送コンベアー3の一端側には、該搬送コンベ
アー3から排出される被搬送物6を順次保持すると共に
所定の距離移動させて落下させる被搬送物6の移動落下
手段が設けられ、しかも該移動落下手段の下方には、該
移動落下手段を介して落下する被搬送物6を順次保持す
べく複数の保持手段が周設されたドラム体2が、該ドラ
ム体2の回転軸の軸長方向を前記搬送コンベアー3の長
手方向に沿わすべく設けられてなり、しかも該ドラム体
2が、前記搬送コンベアー3の搬送速度に同調して回転
すると共に、該搬送コンベアー3の幅方向に揺動自在に
設けられてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被搬送物の反転排出装
置、更に詳しくは、例えば搬送コンベアー等を介して連
続搬送されてくる防塵マスク等の被搬送物を反転させる
と共に、所定の間隔で順次排出するための被搬送物の反
転排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産工場等に於いて、例えば搬送
コンベアー等により連続、又は高速度で連続的に搬送さ
れる防塵マスク(被搬送物)を反転させて二次、三次加
工等を行う場合に、前記搬送コンベアー等を介して連続
搬送される防塵マスクと、二次、三次加工等を行うべく
反転させた該防塵マスクとの両者間に加工時間等の時間
差が生じる場合には、通常前記搬送コンベアー等の所望
の箇所に適宜配置された作業者が手掴みにより前記防塵
マスクを反転させ、その後反転させた防塵マスクの二
次、三次加工等に要する時間に応じた所定の間隔に該防
塵マスクを並べ変えて再び前記搬送コンベアー上に載置
するか、又は搬送速度の異なる別の搬送コンベアー等に
反転させた防塵マスクを連続又は所定の間隔に載置して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の様に作業者が手掴みにより防塵マスク(被搬送物)
を反転させて該防塵マスクの二次、三次加工等に要する
時間に応じた所定の間隔に該防塵マスクを並べ変えて再
び前記搬送コンベアー上に載置するか、又は搬送速度の
異なる別の搬送コンベアー等に反転させた防塵マスクを
連続又は所定の間隔に載置する場合には下記の様な問題
点があった。
【0004】即ち、上記の様に連続搬送される防塵マス
クを反転させ、且つ所定の間隔で再び搬送コンベアー等
に載置するのは、通常、人の手作業により行なわれてな
るものである。
【0005】従って、連続搬送されてくる防塵マスクを
反転させる場合に該防塵マスクを捕り損ねたり、又所定
の間隔で該防塵マスクを並べ変えて再び搬送コンベアー
上に載置する際にも該防塵マスク間の間隔が一定しない
こともあり、よって二次、三次加工等に支障をきたすだ
けでなく、反転及び載置作業自体も大変煩雑で、しかも
非常に重労働であった。
【0006】而して、本発明は上記種々の問題を全て解
決するものであり、連続搬送されてくる所望の被搬送物
を捕り損ねることなく、確実に反転させることが出来る
と共に所定の間隔で排出することが出来る極めて優れた
被搬送物の反転排出装置を提供することを課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段を講じたものである。
【0008】即ち、本発明は搬送コンベアーによって連
続搬送される被搬送物を反転させて所定の間隔で排出す
るための被搬送物の反転排出装置であって、該搬送コン
ベアーの一端側には、該搬送コンベアーから排出される
被搬送物を順次保持すると共に所定の距離移動させて落
下させる被搬送物の移動落下手段が設けられ、しかも該
移動落下手段の下方には、該移動落下手段を介して落下
する被搬送物を順次保持すべく複数の保持手段が周設さ
れたドラム体が、該ドラム体の回転軸の軸長方向を前記
搬送コンベアーの長手方向に沿わすべく設けられてな
り、しかも該ドラム体が、前記搬送コンベアーの搬送速
度に同調して回転すると共に、該搬送コンベアーの幅方
向に揺動自在に設けられた点にある。
【0009】更に、前記ドラム体には、該ドラム体の回
転軸部を所定の円弧線上に沿って振子状に揺動させる回
転軸部揺動装置が設けられた点にある。
【0010】更に、前記ドラム体が、該ドラム体の回転
速度の約半分の速度で往復動する点にある。
【0011】
【作用】上記構成からなる被搬送物の反転排出装置に於
いては、搬送コンベアー3から排出される被搬送物6を
順次保持すると共に所定の距離移動させて落下させる被
搬送物の移動落下手段の下方に、該移動落下手段を介し
て落下する被搬送物6を順次保持すべく複数の保持手段
が周設されると共に、前記搬送コンベアー3の長手方向
に回転軸の軸長方向を有するドラム体2が設けられてな
り、しかも該ドラム体2が、前記搬送コンベアー3の搬
送速度に同調して回転すると共に、該搬送コンベアーの
幅方向で該ドラム体2の回転軸部2aを所定の円弧線上に
沿って振子状に、しかも該ドラム体2の回転速度の約半
分の速度で往復動することから、連続搬送される被搬送
物6を順次保持して回転するドラム体2の回転を止める
ことなく該ドラム体2の下方側の所定の外周面2b部を一
定の間隔で停止状態とすることが出来る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0013】図1に於いて、1は図2に示す様な両端6
a,6aの夫々が裏面側に折り返されて連続搬送される加
工途中の防塵マスク(被搬送物)6を反転させて所定の
間隔で排出するための被搬送物の反転排出装置を示す。
【0014】2は上記被搬送物の反転排出装置1に具備
された搬送コンベアー3の一端側から連続的に排出され
る防塵マスク6を順次保持すると共に反転させて落下さ
せるためのドラム体2を示し、モーター等の回転駆動手
段を介して前記搬送コンベアー3の搬送速度に同調して
回転すべく前記搬送コンベアー3の一端側に設けられて
なる。
【0015】尚、上記ドラム体2の外周面2bには、前記
防塵マスク6を吸引して保持するための複数の吸引孔2c
が所定の間隔で周設されると共に、各吸引孔2cの近傍に
は該吸引孔2cを介して保持される防塵マスク6の位置決
めを確実にするためのガイド片2dが所定の間隔に突設さ
れてなる。
【0016】4は上記ドラム体2を、上記搬送コンベア
ー3の幅方向に揺動自在とすべく、該ドラム体2の回転
軸部2aを所定の円弧線上に沿って振子状に往復動させる
ための回転軸部揺動装置を示し、所定寸法の振子体4a,
4bをモーター等(図示せず)の駆動源によって往復動さ
せると共に、前記被搬送物の反転排出装置1の一端側に
設けられてなる。
【0017】尚、上記ドラム体2は、該ドラム体2の回
転速度の約半分の速度で往復動すべく予め設定されてな
る。
【0018】5は上記ドラム体2の外周面2bに周設され
た複数の吸引孔2cに所定の吸引力を付するための被搬送
物吸引装置を示し、前記回転軸部揺動装置4の近傍に設
けられてなる。
【0019】7,7は上記搬送コンベアー3の一端側か
ら連続的に排出される防塵マスク6を順次保持すると共
に該搬送コンベアー3の移動方向及び搬送速度に同調し
て該防塵マスク6を所定の距離移動させて上記ドラム体
2の外周面2b上に落下させるべく夫々が逆回転(矢印
A)する左右一対の回転体を示し、夫々の回転体7を軸
支した一対の回転体支持アーム9,9を介して上記ドラ
ム体2の上方に設けられてなる。
【0020】尚、上記回転体7,7の双方には、該防塵
マスク6を両側方向から同時に保持すべく載置可能な略
扇状の鍔体8,8が一体的に設けられてなり、しかも該
鍔体8,8は、上記回転体7,7を介しての該鍔体8,
8双方の進出によって該防塵マスク6を、該防塵マスク
6の両側方向から同時に保持し、しかも該鍔体8,8双
方の回転移動により所定の距離移動させると共に、双方
の退去によって載置した防塵マスク6を落下させること
が出来る。
【0021】10は上記鍔体8,8の回転移動によって順
次運ばれてくる防塵マスク6の移動を規制すべく停止さ
せるストッパーを示し、上記回転体支持アーム9,9間
に設けられてなる。
【0022】11は上記ドラム体2を介して反転して落下
する防塵マスク6を載置すると共に、上記搬送コンベア
ー3の幅方向に、該防塵マスク6を排出するための排出
コンベアーを示し、上記ドラム体2の下方に設けられて
なる。
【0023】12は上記鍔体8,8上に載置される防塵マ
スク6を、該鍔体8,8を有する左右一対の回転体7,
7間に案内するための被搬送物案内ガイドを示し、13は
該被搬送物案内ガイド12間に進入した防塵マスク6を鍔
体8,8まで案内する被搬送物案内コンベアーを示す。
【0024】本実施例に係る被搬送物の反転排出装置1
は以上の構成からなるが、次に係る反転排出装置1を使
用し連続搬送される防塵マスク(被搬送物)6を所定の
間隔に反転させて排出する場合について説明する。
【0025】先ず、図3(イ)に示す様に、搬送コンベ
アー3によって連続搬送される防塵マスク6は、前記被
搬送物案内ガイド12及び被搬送物案内コンベアー13を介
して前記回転体7,7間に押し出される(矢印C)こと
になるが、該回転体7,7の双方には、該防塵マスク6
を両側方向から同時に保持すべく載置可能な略扇状の鍔
体8,8が一体的に設けられてなることから、上記の如
く押し出された防塵マスク6は、前記回転体7,7の回
転を介して回転移動(矢印D)する略扇状の鍔体8,8
双方の進出によって同図(ロ)の様に両側部を保持され
ると共に、該鍔体8,8の回転移動(矢印E)に応じた
所定の距離を移動(矢印F)することになる。
【0026】更に、前記の様に鍔体8,8の回転移動を
介して所定の距離移動する防塵マスク6は図4(イ)に
示す様に、該鍔体8,8を有する双方の回転体7,7を
軸支する一対の回転体支持アーム9,9間に設けられた
ストッパー10に当接するまで移動することになる。
【0027】よって、上記の如くストッパー10に当接す
ることによって前方への移動が阻止された防塵マスク6
を載置した状態で鍔体8,8の双方が退去すべく回転移
動(矢印G)することにより該防塵マスク6は同図
(ロ)の様に、ドラム体2上方の外周面2b上に自然落下
(矢印H)すると共に、ドラム体2の外周面2bに突設さ
れたガイド片2dによって位置決めされると共に吸引孔2c
を介して発生する負圧(矢印I)によって該ドラム体2
の外周面2bに吸引保持されることになる。
【0028】次に、該ドラム体2の外周面2bに吸引保持
された防塵マスク6は、該ドラム体2の回転を介して図
5(イ)に示す様に順次搬送されることになるが、この
時該ドラム体2は、同図(ロ)の様に回転軸部揺動装置
4(図示せず)を介して前記搬送コンベアー3の一方側
の幅方向に移動(矢印J)することになる。
【0029】従って、上記ドラム体2を回転させつつ、
該ドラム体2を回転速度の約半分の速度で、しかも所定
の円弧線状にそって前記搬送コンベアー3の幅方向の一
方側に移動させた場合には、該ドラム体2の下方の外周
面2bを一時停止状態とすることが出来る。
【0030】よって、上記の如くドラム体2の下方の外
周面2bを一時停止させた状態で、図6(イ)の様に該ド
ラム体2内に設けられた仕切板2eを介して吸引保持され
た防塵マスク6に係る負圧を停止することにより該ドラ
ム体2の外周面2bに保持されて順次搬送されてきた防塵
マスク6を下方に位置する排出コンベアー11上に反転さ
せて落下(矢印K)させることが出来る。
【0031】更に、上記ドラム体2を、同図(ロ)の様
に再び前記回転軸部揺動装置4(図示せず)を介して前
記搬送コンベアー3の幅方向の他方側に移動(矢印L)
させて再び落下(矢印M)する防塵マスク6を順次吸引
保持させ、その後図7(イ)に示す様に再び前記搬送コ
ンベアー3の幅方向の他方側から一方側に移動(矢印
N)させることによって、再び該ドラム体2の下方の外
周面2bを一時停止状態にすることが出来る。
【0032】従って、上記の様にドラム体2の下方の外
周面2bを一時停止状態とさせて防塵マスク6に係る負圧
を再び停止することによって同図(ロ)の様に順次搬送
されてきた防塵マスク6を下方に位置する排出コンベア
ー11上に所定の間隔で反転させて落下(矢印O)させる
と共に、該排出コンベアー11を介して排出することが出
来るのである。
【0033】尚、上記実施例に於いて、搬送コンベアー
を介して連続搬送される被搬送物は防塵マスクからなる
が、本考案に於ける被搬送物は決して防塵マスクである
必要もなく該被搬送物の具体的な形状、大きさ、種類等
も決して限定されないのは言うまでもない。
【0034】更に、上記実施例に於いて、搬送コンベア
ーの一端側には、該搬送コンベアーから排出される被搬
送物を部分的に載置可能な略扇状の鍔体が一体的に設け
られた一対の回転体が夫々逆回転して設けられてなる
が、搬送コンベアーから順次排出される被搬送物を、該
被搬送物の両側方向から同時に保持する左右一対の保持
体を有し、しかも該保持体が、保持体双方の進出によっ
て前記被搬送物を保持すると共に前記搬送コンベアーの
移動方向及び搬送速度に同調して移動することで該被搬
送物を所定の距離移動させ、しかも前記保持体双方の退
去によって保持した被搬送物を落下させることが出来る
ものであれば、例えば該被搬送物の両側を挾持すべく拡
縮自在な一対のアーム体(図示せず)と該アーム体を前
記搬送コンベアーの長手方向に移動自在とする移動装置
(図示せず)との組み合わせであってもよく、要は搬送
コンベアーから排出される被搬送物を順次保持すると共
に所定の距離移動させて落下させることが出来るもので
あれば、該被搬送物の移動落下手段の具体的な機構等も
決して限定されるものではない。
【0035】更に、上記被搬送物を順次保持して回転す
るドラム体の外周面には、前記被搬送物を吸引によって
該外周面に吸引保持する吸引孔が、該吸引孔に所定の吸
引力を付する被搬送物吸引装置を介して複数周設されて
なるが、要はドラム体の外周面で被搬送物を保持し、且
つ回転させて搬送することが出来るものであれば、該ド
ラム体の外周面に、前記被搬送物を挾持又は把持可能と
すべく拡縮自在な一対の挾持体(図示せず)が所定の間
隔に複数周設されていてもよく、要は該被搬送物を該ド
ラム体の外周面上で保持するための保持手段が該ドラム
体の外周面に設けられていればよい。
【0036】更に、上記ドラム体は、該ドラム体の回転
軸部を所定の円弧線上に沿って揺動させる回転軸部揺動
装置を介して前記搬送コンベアーの幅方向で往復動する
構成からなるが、要はドラム体を前記搬送コンベアーの
一端側で、該搬送コンベアーを介して連続搬送される被
搬送物を順次保持して回転しつつ、該ドラム体の下方の
外周面を所定の間隔で一時停止状態とすることが出来る
ものであれば、決して本実施例に於ける回転軸部揺動装
置の様に振子体等を往復動させる必要もなく、歯車、カ
ム、シリンダー又はモーター等の組み合わせであっても
よい。
【0037】而して、本発明に於ける被搬送物、搬送コ
ンベアー、被搬送物の移動落下手段、ドラム体等の具体
的な形状や大きさ、数量、更に前記ドラム体の回転軸部
を往復自在に揺動させる回転軸部揺動装置等の具体的な
機構等の構成も決して限定されず、更に本発明に於ける
被搬送物の反転排出装置を反転させることにより、搬送
コンベアー上に載置され、且つ所定の間隔を有して搬送
される被搬送物を連続的に排出することも可能であり、
よって該反転排出装置の適用される具体的な使用箇所等
も本実施例に限定されないのは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は搬送コンベアーか
ら排出される被搬送物を順次保持すると共に所定の距離
移動させて落下させる被搬送物の移動落下手段の下方
に、該移動落下手段を介して落下する被搬送物を順次保
持すべく複数の保持手段が周設されると共に、前記搬送
コンベアーの長手方向に回転軸の軸長方向を有するドラ
ム体が設けられてなり、しかも該ドラム体が、前記搬送
コンベアーの搬送速度に同調して回転すると共に、該搬
送コンベアーの幅方向で該ドラム体の回転軸部を所定の
円弧線上に沿って振子状に、しかも該ドラム体の回転速
度の約半分の速度で往復動することから、連続搬送され
る被搬送物を順次保持して回転するドラム体の回転を止
めることなく該ドラム体の下方側の所定の外周面を一定
の間隔で停止状態とすることが出来る。
【0039】従って、搬送コンベアーによって連続搬送
されてくる被搬送物を順次保持して搬送するドラム体の
回転を停止させることなく、該ドラム体の下方の外周面
を所定の間隔で停止状態とすることが出来ることから、
前記搬送コンベアーを介して連続搬送されてくる被搬送
物を捕り損ねることなく、確実に反転させることが出来
ると共に所定の間隔で排出することが出来る極めて優れ
た被搬送物の反転排出装置を提供することが出来るとい
う格別な効果を有するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける被搬送物の反転排出装置を示
し、同図(イ)は平面図,同図(ロ)は正面図。
【図2】本発明の防塵マスク(被搬送物)を示し、同図
(イ)は平面図,同図(ロ)は同図(イ)のB−B線断
面図。
【図3】回転体の鍔体に保持されて移動する防塵マスク
(被搬送物)を示し、同図(イ),(ロ)は要部拡大平
面図。
【図4】回転体の鍔体に保持されて移動する防塵マスク
(被搬送物)を示し、同図(イ)は要部拡大平面図,同
図(ロ)は要部拡大正面図。
【図5】ドラム体の揺動時の状態を示し、同図(イ),
(ロ)は要部拡大図。
【図6】ドラム体の揺動時の状態を示し、同図(イ),
(ロ)は要部拡大図。
【図7】ドラム体の揺動時の状態を示し、同図(イ),
(ロ)は要部拡大図。
【符号の説明】
1…被搬送物の反転排出装置 2…ドラム体 3…搬送コンベアー 4…回転軸部揺動装置 5…被搬送物吸引装置 6…防塵マスク(被搬送物) 7…回転体 8…鍔体 9…回転体支持アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベアー3によって連続搬送され
    る被搬送物6を反転させて所定の間隔で排出するための
    被搬送物の反転排出装置であって、該搬送コンベアー3
    の一端側には、該搬送コンベアー3から排出される被搬
    送物6を順次保持すると共に所定の距離移動させて落下
    させる被搬送物の移動落下手段が設けられ、しかも該移
    動落下手段の下方には、該移動落下手段を介して落下す
    る被搬送物6を順次保持すべく複数の保持手段が周設さ
    れたドラム体2が、該ドラム体2の回転軸の軸長方向を
    前記搬送コンベアー3の長手方向に沿わすべく設けられ
    てなり、しかも該ドラム体2が、前記搬送コンベアー3
    の搬送速度に同調して回転すると共に、該搬送コンベア
    ー3の幅方向に揺動自在に設けられた構成にしてなるこ
    とを特徴とする被搬送物の反転排出装置。
  2. 【請求項2】 前記移動落下手段が、搬送コンベアー3
    から順次排出される被搬送物6を、該被搬送物6の両側
    方向から同時に保持する左右一対の保持体からなり、し
    かも該保持体が、保持体双方の進出によって前記被搬送
    物6を保持すると共に前記搬送コンベアー3の移動方向
    及び搬送速度に同調して移動することで該被搬送物6を
    所定の距離移動させ、しかも前記保持体双方の退去によ
    って保持した被搬送物6を落下させる構成にしてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の被搬送物の反転排出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記左右一対の保持体が、夫々逆回転す
    る回転体7,7からなり、しかも該回転体7,7の双方
    には前記被搬送物6を部分的に載置可能な略扇状の鍔体
    8,8が一体的に設けられてなることを特徴とする請求
    項2記載の被搬送物の反転排出装置。
  4. 【請求項4】 前記ドラム体2には、該ドラム体2の回
    転軸部2aを所定の円弧線上に沿って振子状に揺動させる
    回転軸部揺動装置4が設けられてなることを特徴とする
    請求項1乃至3何れかに記載の被搬送物の反転排出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ドラム体2が、該ドラム体2の回転
    速度の約半分の速度で往復動する構成にしてなることを
    特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の被搬送物の反
    転排出装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段が、ドラム体2の外周面2b
    で前記被搬送物6を吸引して保持すべく、該ドラム体2
    の外周面2bに列設された吸引孔2cと、該吸引孔2cに所定
    の吸引力を付するための被搬送物吸引装置5である請求
    項1乃至5何れかに記載の被搬送物の反転排出装置。
JP11919392A 1992-05-12 1992-05-12 被搬送物の反転排出装置 Pending JPH06312831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110217563A (zh) * 2019-06-11 2019-09-10 湖南隋侯珠科技有限公司 一种二合一移液吸头排列机器人

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