JPH06312288A - 切断機用加工テーブル - Google Patents

切断機用加工テーブル

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Publication number
JPH06312288A
JPH06312288A JP5101653A JP10165393A JPH06312288A JP H06312288 A JPH06312288 A JP H06312288A JP 5101653 A JP5101653 A JP 5101653A JP 10165393 A JP10165393 A JP 10165393A JP H06312288 A JPH06312288 A JP H06312288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
cutting
axis direction
cutting torch
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5101653A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Arima
繁信 有馬
Tomohiro Otsu
友宏 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP5101653A priority Critical patent/JPH06312288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワ−ク支持部材を切断時の切断エネルギ−の
影響を受けるのを防止して、交換することなく長期間使
用できるようにした切断機用加工テーブルを提供するこ
とにある。 【構成】 本体フレ−ム上3にワ−クWを支持せしめる
加工テ−ブル27を設けると共に本体フレ−ム3の上方
にX軸およびY軸方向へ移動自在な切断ト−チ23を設
け、この切断トーチ23の移動により前記加工テ−ブル
27上に支持されたワ−クWの所望位置に切断加工を行
う切断機1であって、前記加工テ−ブル27がY軸方向
へ延伸され、常時上方向へ付勢されていると共にX軸方
向へ適宣な間隔で複数設けられたワ−ク支持部材29で
構成され、前記切断トーチ23のX軸方向への移動に連
動して切断トーチ23の下方位置にあることを検出され
たワ−ク支持部材29を付勢力に抗して下方へ退避自在
に設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプラズマ切断
機などの切断機でワ−クを切断する際に用いられる切断
機用加工テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプラズマ切断機としては立
設された本体フレ−ムにX軸方向へ移動自在な門型フレ
ームを設けると共にこの門型フレームに切断トーチを備
えたY軸方向へ移動自在な加工ヘッドが設けられてい
る。また、前記本体フレ−ム上にワ−クを支持せしめる
スキッドまたは支持ピンなどのワ−ク支持部材からなる
加工テ−ブルが固定して設けられている。
【0003】上記構成により、加工テ−ブルのワ−ク支
持部材上にワ−クを支持した後に、門型フレームをX軸
方向へ移動せしめると共に加工ヘッドをY軸方向へ移動
せしめることにより、切断トーチでワ−クWに所望の切
断加工が行なわれるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプラズマ切断機においては、切断加工時にプラズマ
ア−クによる切断エネルギ−がワ−クを突き抜けて切断
が行なわれる為、ワ−クに接して支持の役目を果してい
る加工テ−ブルのスキッド、支持ピンなどのワ−ク支持
部材は容易に切断され、消耗するので、頻繁に交換する
必要があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、ワ−ク支持部材を切断時の切断エネルギ−の影
響を受けるのを防止して、交換することなく長期間使用
できるようにした切断機用加工テーブルを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、本体フレ−ム上にワ−クを支持せしめ
る加工テ−ブルを設けると共に本体フレ−ムの上方にX
軸およびY軸方向へ移動自在な切断ト−チを設け、この
切断トーチの移動により前記加工テ−ブル上に支持され
たワ−クの所望位置に切断加工を行う切断機であって、
前記加工テ−ブルがY軸方向へ延伸され、常時上方向へ
付勢されていると共にX軸方向へ適宣な間隔で複数設け
られたワ−ク支持部材で構成され、前記切断トーチのX
軸方向への移動に連動して切断トーチの下方位置にある
ことを検出されたワ−ク支持部材を付勢力に抗して下方
へ退避自在に設けて切断機用加工テーブルを構成した。
【0007】
【作用】この発明の切断機用加工テーブルを採用するこ
とにより、本体フレ−ム上に設けられた加工テ−ブルが
Y軸方向へ延伸され、常時上方向へ付勢されていると共
にX軸方向へ適宣な間隔で複数設けられたワ−ク支持部
材で構成されているので、切断トーチがX軸方向へ移動
されて適宣な位置に位置決めされた際に、切断トーチの
下方位置にあるワ−ク支持部材が検出されると、このワ
−ク支持部材は付勢力に抗して下方へ退避される。
【0008】この状態で切断トーチによりワ−クに切断
加工を行った際、切断時の切断エネルギ−は切断トーチ
の下方位置にあるワ−ク支持部材には到達しないから、
切断エネルギ−の影響を受けるのが防止されて、切断さ
れない。したがって、各ワ−ク支持部材は長期間使用さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1および図2を参照するに、切断機とし
ての例えばプラズマ切断機1は立設された本体フレ−ム
3を備えており、この本体フレ−ム3は立設された複数
の支柱5と、この支柱5を支持しているY軸方向へ延伸
した複数の補強フレ−ム7と前記支柱5の上部に設けら
れX軸方向(図1において紙面に対して直交した方向)
へ延伸した複数の上部フレ−ム9とで構成されている。
【0011】この上部フレ−ム9上にはX軸方向へ延伸
したX軸レ−ル11が敷設されており、このX軸ガイド
レ−ル11には複数のガイド部材13を介して門型フレ
ーム15がX軸方向へ移動可能に設けられている。
【0012】上記構成により、例えば図示省略の駆動モ
−タを駆動せしめると、ボ−ルねじ、ナット部材などに
より門型フレーム15がガイド部材13を介してX軸ガ
イドレ−ル11に案内されてX軸方向へ移動されること
になる。
【0013】前記門型フレーム15上にはY軸方向へ延
伸したY軸ガイドレ−ル17が敷設されており、このY
軸ガイドレ−ル17にガイド部材19を介してL字型状
の支持部材21がY軸方向へ移動可能に設けられてい
る。この支持部材21の前側(図2において右側)には
切断トーチ23が上下動可能なプラケット25を介して
備えられている。
【0014】上記構成により、例えば図示省略の駆動モ
−タを駆動せしめると、ボ−ルねじ、ナット部材などを
介して支持部材21がガイド部材19を介してY軸ガイ
ドレ−ル17に案内されてY軸方向へ移動されることに
なる。
【0015】したがって、門型フレーム型15をX軸方
向へ移動せしめると共に支持部材21をY軸方向へ移動
せしめることによって、切断トーチ23がX軸、Y軸方
向へ移動されることとなる。
【0016】前記門型フレーム15における補強フレ−
ム7のY軸方向の両側に突出した突出部7T上にはワ−
クWを支持せしめる加工テ−ブル27が設けられてい
る。この加工テ−ブル27としてはY軸方向へ延伸した
ワ−ク支持部材29がX軸方向へ適宣な間隔(例えば等
間隔)で複数設けられている。この各支持部材29の両
端は前記突出部7Tに取付けられたガイドピン31で案
内され、圧縮バネ33の付勢力によりワ−クWを上方向
へ支持せしめている。また、各ワ−ク支持部材29の両
端にはロ−ラ35が設けられている。
【0017】前記切断トーチ23をX軸方向へ移動せし
める門型フレーム15における下部の両側には、ブラケ
ット37を介して各ワ−ク支持部材29を押し下げる為
の直動アクチュエ−タ39が、支持部材21の移動方向
(Y軸方向)と同じ切断トーチ23の移動線上に位置し
て固定されている。この直動アクチュエ−タ39に装着
されたピストンロッド41の先端にはワ−ク支持部材2
9を引き下げるブラケット43が取り付けられている。
【0018】前記門型フレーム15の下部に設けられた
ブラケット37には、図3に示されているように、支持
フレ−ム45を介して、ワ−ク支持部材29の位置を検
出するセンサ47が取付けられている。または、図1に
2点鎖線で示されているように、門型フレーム15の内
側に設けてあってもよいものである。
【0019】上記構成により、加工テ−ブルとしての複
数のワ−ク支持部材29上に支持されたワ−クWの所望
位置に、門型フレーム15をX軸方向へ、支持部材21
をY軸方向へ移動せしめることにより、切断トーチ23
を位置決めして、切断トーチ23から照射される切断ビ
−ムで切断加工が行われることになる。
【0020】門型フレーム15の下部に、切断トーチ2
3と同位置に取付けられた直動アクチュエ−タ39とブ
ラケット43は、切断トーチ23が門型フレーム15の
移動方向(X軸方向)に移動するとき、連動して移動さ
れる。かつ加工テ−ブル27を構成しているワ−ク支持
部材29における両端に設けられたロ−ラ35の上を通
過する。
【0021】前記門型フレーム15にはセンサ47が取
付けられているので、このセンサ47で門型フレーム1
5の移動により、切断トーチ23がワ−ク支持部材29
の上方位置に位置したことが検出される。この検出によ
り直動アクチュエ−タ39のピストンロッド41が下降
して、ワ−ク支持部材29の両側に設けられたロ−ラ3
5が引き下げられるから、ワ−ク支持部材29は退避位
置まで下降し、このワ−ク支持部材29とワ−クWの下
面との間に図3に示されているように、隙間Sが生じ
る。
【0022】この隙間Sは切断トーチ23から出力され
る切断エネルギ−の影響を受けない距離に設定されてい
るので、ワ−ク支持部材29が切断されることはなくな
る。また、ワ−クWは複数のワ−ク支持部材29により
支持されているので、ワ−クWの位置変化は発生しな
い。
【0023】切断トーチ23が、門型フレーム15の移
動により、ワ−ク支持部材29の上方を通過すると、セ
ンサ47は、切断トーチ23がワ−ク支持部材29の上
方に位置していないことを検出することができる。この
検出により、直動アクチュエ−タ39のピストンロッド
41が上昇するので、ブラケット43が圧縮バネ33の
付勢力により上昇し、ワ−ク支持部材29は元の上昇位
置に戻りワ−クWを支持せしめる。
【0024】以上の動作を繰返し、各ワ−ク支持部材2
9上に支持されたワ−クWに切断加工を行うため、各ワ
−ク支持部材29は切断トーチ23から照射される切断
エネルギ−の影響を受けることがなく、切断されず消耗
の防止を図ることができて、長期間使用することができ
る。
【0025】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宣な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では切断機と
してプラズマ切断機を例にとって説明したが、レ−ザ加
工機であっても構わない。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、ワ−ク支持部材は切断時
の切断エネルギ−の影響を受けることから防止できる。
したがって、頻繁に交換することがなくなり、長期間使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例の切断機の正面図
である。
【図2】図1における左側面より見た一部の拡大図であ
る。
【図3】図2におけるIII 矢視部の拡大図である。
【符号の説明】
1 プラズマ切断機(切断機) 3 本体フレ−ム 15 門型フレーム 21 支持部材 23 切断トーチ 27 加工テ−ブル 29 ワ−ク支持部材 33 圧縮バネ 35 ロ−ラ 39 直動アクチュエ−タ 43 ブラケット 47 センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレ−ム上にワ−クを支持せしめる
    加工テ−ブルを設けると共に本体フレ−ムの上方にX軸
    及びY軸方向へ移動自在な切断ト−チを設け、この切断
    ト−チの移動により前記加工テ−ブル上に支持されたワ
    −クの所望位置に切断加工を行う切断機であって、前記
    加工テ−ブルがY軸方向へ延伸され、常時上方向へ付勢
    されていると共にX軸方向へ適宣な間隔で複数設けられ
    たワ−ク支持部材で構成され、前記切断ト−チのX軸方
    向への移動に連動して切断ト−チの下方位置にあること
    を検出されたワ−ク支持部材を付勢力に抗して下方へ退
    避自在に設けてなることを特徴とする切断機用加工テー
    ブル。
JP5101653A 1993-04-28 1993-04-28 切断機用加工テーブル Pending JPH06312288A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5101653A JPH06312288A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 切断機用加工テーブル

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JP5101653A JPH06312288A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 切断機用加工テーブル

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JPH06312288A true JPH06312288A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14306349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5101653A Pending JPH06312288A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 切断機用加工テーブル

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JP (1) JPH06312288A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262179A (zh) * 2018-11-21 2019-01-25 安徽合力股份有限公司 一种用于自动化滚轮轴焊接的货叉架夹持定位机构
CN110856891A (zh) * 2018-08-13 2020-03-03 通快萨克森有限公司 承放板条和工件承放件和其制造方法以及用于加工工件的方法

Cited By (2)

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CN110856891A (zh) * 2018-08-13 2020-03-03 通快萨克森有限公司 承放板条和工件承放件和其制造方法以及用于加工工件的方法
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