JPH06311809A - 粉粒体繰出し装置 - Google Patents

粉粒体繰出し装置

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JPH06311809A
JPH06311809A JP10337893A JP10337893A JPH06311809A JP H06311809 A JPH06311809 A JP H06311809A JP 10337893 A JP10337893 A JP 10337893A JP 10337893 A JP10337893 A JP 10337893A JP H06311809 A JPH06311809 A JP H06311809A
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JP
Japan
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pipe
flow
flow pipe
downflow
fertilizer
Prior art date
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Application number
JP10337893A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takao
裕 高尾
Hiroaki Kitai
浩昭 北井
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質材から成る流下パイプの姿勢を安定化さ
せ、接続作業を行い易いものにする。 【構成】 上部の繰出し機構8から順次繰り出し供給さ
れる粉粒体を軟質材から成る流下パイプ9を介して下方
側に流下案内するよう構成してある粉粒体繰出し装置に
おいて、流下パイプ9をその流下案内経路の上流側箇所
において分離可能に連通接続するとともに、流下パイプ
9を所定流下案内姿勢で位置保持する支持部材47を備
え、分離状態における前記流下パイプ9の上流側箇所に
おける上部側に入り込み係合して位置規制する規制部を
設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部の繰出し機構から
順次繰り出し供給される粉粒体を軟質材から成る流下パ
イプを介して下方側に流下案内するよう構成してある粉
粒体繰出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記粉粒体繰出し装置において、従来で
は、前記流下パイプは、その上端側をフレームに支持さ
れている繰出し機構の肥料繰り出し口に差し込み挿入
し、下端側を接地フロートに支持される作溝器に連結支
持させる構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成は、繰出し機
構と作溝器との間の組付精度のバラツキ等にかかわら
ず、軟質材のパイプ材でこれらを連通接続することで、
肥料等の粉粒体の流下経路を合理的に構成するようにし
たものである。ところが、上記従来構造においては、例
えば前記繰出し機構に不具合が発生してこの繰り出し機
構を交換する等の修理作業等を行う場合、あるいは、施
肥装置全体を上下スライドさせて苗のせ台に少しだけ残
っている残り苗を取り出す易いものにさせるような構成
を採用した場合等においては、流下パイプの上端側を繰
出し機構との接続箇所から抜き外す必要があるが、そう
すると、流下パイプは下端側だけで支持される姿勢とな
り、軟質樹脂材等で構成される流下パイプの姿勢が安定
せず、次回の接続作業の際に接続箇所の位置合わせが行
い難いものになる弊害が生じる。本発明は上記不具合点
を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した粉粒体繰出し装置において、前記流下パイ
プをその流下案内経路の上流側箇所において分離可能に
連通接続するとともに、前記流下パイプを所定流下案内
姿勢で位置保持する支持部材を備え、分離状態における
前記流下パイプの上流側箇所における上部側に入り込み
係合して位置規制する規制部を設けてある点にある。
【0005】
【作用】肥料等の粉粒体の通過案内経路を構成する流下
パイプが上流側箇所において分離された状態では、支持
部材によって所定流下案内姿勢で位置保持され、且つ、
前記規制部が流下パイプの上部側に入り込み係合して位
置規制するから、軟質材であるパイプであっても上流側
接続箇所の位置ずれを極力防止することができ、次回の
接続作業の際には接続箇所の位置合わせが行い易いもの
となる。しかも、前記規制部は流下パイプの上部側に係
合するから粉粒体の流下案内作用を妨げることが無い。
【0006】
【発明の効果】従って、繰出し機構と例えば作溝器等の
流下案内下手側部材との組付け誤差等を吸収して組付け
性に優れた軟質材で成る流下パイプを用いるものであり
ながら、繰出し機構の修理交換を行う場合あるいは施肥
装置のスライド構造を採用するような場合等であって
も、粉粒体の流下案内機能を阻害することなく、確実な
所定流下案内姿勢で位置保持させることが可能となっ
て、流下案内経路の接続分離作業が行い易い粉粒体繰出
し装置を提供できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に施肥装置付き乗用型田植機の後部を示している。この
田植機は、図外の乗用型走行機体の後部にリンク機構を
介して苗植付装置1を連結するとともに、その後方上部
に粉粒体繰出し装置の一例である施肥装置2を装着して
構成してある。苗植付装置1は、フレーム兼用の植付ケ
ース3に対して一定ストロークで往復横移動する苗のせ
台4、苗のせ台4の下端部から一株づつ苗を取り出して
植付ける植付機構5、圃場面を整地する整地フロート6
等を備えて構成され、施肥装置2は、上部の肥料貯溜ホ
ッパー7の下方に肥料〔粉粒体の一例〕を所定量づつ繰
出す繰出し機構8を連設し、繰出し機構8から繰り出さ
れる肥料を流下パイプ9を介して圃場面に施肥溝を作成
する作溝器10に向けて流下案内するよう構成してあ
る。植付機構5は、横軸芯周りで回転駆動される回転ケ
ース11の両側端に植付爪12を取付けた爪支持ケース
13を相対回動自在に支持し、図示しないカム機構によ
り植付爪12が側面視ほぼ楕円軌跡を描いて苗を植付け
ることができるよう構成してある。
【0008】肥料繰出し機構8は一体回転する各爪支持
ケース13の支軸同士に亘って架設連結された連結板4
0の途中部に枢支連結された押引き連係部材14を介し
て繰出しロール15が回転駆動され、植付け作動に伴っ
て所定量づつ肥料を繰出すよう構成してある。詳述する
と、図5に示すように、繰出しロール15が一体回転自
在に外嵌された駆動軸22に大径ギア23を取付けると
ともに、このギア23に咬合う小径ギア24〔回転体の
一例〕を回動支軸25に取付け、この回動支軸25に固
定のアーム26と前記回転ケース11の途中部とを押引
き連係部材14を介して枢支連結してある。前記アーム
26は左右2箇所に設けられ、これらのアーム26,2
6及び左右の回転ケース11との枢支点は約90度回動
位相をずらせてある。従って、回転ケース11の回転駆
動に伴って回動支軸25も同方向に回転し、ギア咬合に
より繰出しロール15が所定ピッチづつ回動するよう構
成してある。前記各植付機構5の上方側には植付け作動
に伴って圃場の泥土を上方に掻き上げ飛散させるのを阻
止する泥避けカバー41を配設してある。この泥避けカ
バー41は合成樹脂材からなり、前記縦フレーム16か
ら固定延設した支持フレーム42により載置され弾性係
止保持するよう構成してある。
【0009】前記施肥装置2は植付機構5のすぐ上方側
に位置し苗のせ台4の下端部と重なる下方作業位置〔図
1、図3参照〕と、植付け作業時において載置苗を押さ
える苗押さえ杆39が外方に退避して、苗のせ台4の下
端部を開放する上方退避位置〔図2、図4参照〕とに亘
り上下スライド移動自在に設けて、植付け作業終了時に
おける苗のせ台4上の残り苗を容易に取り出すことがで
きるよう構成してある。詳述すると、植付ケース3から
立設した左右一対の縦フレーム16にガイドローラ17
及び縦向きアーム38を介してスライド自在に支持され
る横向きフレーム18に施肥装置2を支持するととも
に、左右一対のブラケット27,27により前記駆動軸
22並びに回動支軸25を回動自在に支持してある。
又、縦フレーム16の上下端部に形成した係合孔19,
20のいずれかに係合して施肥装置2を前記2位置に固
定するロック操作具21を備え、上下位置変更するとき
は、このロック操作具21のロックを解除して手動で施
肥装置2を持ち上げ操作するようにしてある。尚、左右
の縦フレーム16,16の上部に亘って架設連結した横
杆28には操作ワイヤ29を介して施肥装置2を上方に
持ち上げ付勢して手動持ち上げの補助をするエアーシリ
ンダ30を取付けてある。
【0010】施肥装置2のスライド移動に先立って肥料
流下経路は途中で分離するようにしてある。つまり、図
6に示すように、流下パイプの上端縁を流下方向に対し
て斜め方向〔水平方向〕に形成し、施肥装置2が下方作
業位置にあるときは、繰出し機構8の繰出し口8aがこ
の流下パイプ9の上端開口9aに入り込み挿入する接続
状態となり、施肥装置2が上方にスライドするときは、
繰出し機構8の繰出し口8aが流下パイプ9の上端開口
9aからそのまま上方に抜け外れるようにしてあり、こ
れらの接続箇所の周囲を繰出し機構8の繰出し口8aに
外嵌装着したゴム製のブーツ53で覆うよう構成してあ
る。
【0011】前記ロック操作具21は、図7に示すよう
に、縦フレーム16に固定のブラケット16aに横軸芯
X周りで回動自在に枢支するとともに、ロック状態にお
いて機体振動等に起因して抜け外れしないよう頭付きピ
ン50によりブラケット16aに一体的に回動固定する
よう構成してある。尚、この頭付きピン50を外して施
肥装置2をスライド昇降させるときは、この頭付きピン
50はロック操作具21に形成した挿通孔51に挿通支
持させて紛失しないようにしてある。又、ブラケット1
6aの遊端側に指針52を形成するとともに、前記ロッ
ク操作具21の側面には、ロック位置とロック解除位置
の夫々において前記指針52と合致する表示ラベルLを
貼着して操作誤りを無くすようにしてある。
【0012】肥料繰出し駆動用の押引き連係部材14の
上方側途中部において分離自在な接続部Sを設けてあ
り、施肥装置2のスライド移動に先立って、この接続部
Sにおいて分離させるよう構成してある。詳述すると、
図5、図6、図12に示すように、前記繰出し機構駆動
用のアーム26にピン枢支連結される枢支リンク14a
に長手方向に所定間隔をあけて一対の挿通孔43,43
を横向き形成するとともに、下端部が連結板40に枢支
連結されたロッド14bの上部側にこれらの挿通孔43
に挿通する一対の連結ピン44を突設し、これらの連結
ピン44を挿通孔43に差し込んだ状態で、枢支リンク
14aに回動自在に取付けられたクランプ部材45によ
り偏平状に潰し成形されたロッド上端部を弾性的に挟み
込んで抜け止めを阻止して連結状態に設定でき、クラン
プ部材45の摘み部45aを持って回動させることで容
易に連結を解除できるよう接続部Sを構成してある。前
記枢支リンク14aとロッド14bにより押引き連係部
材14を構成する。又、図9に示すように、分離状態で
上方側が自由状態となるロッド14bを、後方倒れ斜め
姿勢で且つ植付機構から離間する横側外方側斜め姿勢で
ある退避位置で受け止め支持し、その受け止め支持状態
において植付機構5の上下移動に伴う、前記連結ピン4
4形成箇所の移動を許容する状態で支持する支持部材4
6を備えてある。この支持部材46は、縦フレーム16
から固定延設した、泥避けカバー41の支持フレーム4
2の横側端から一体的に連設してあり、ロッド14b
を、後方倒れ斜め姿勢で且つ横側外方側斜め姿勢に向け
て自重でスライド移動するよう傾斜ガイド部を形成して
ある。
【0013】前記支持フレーム42には流下パイプ9を
受け止め支持するパイプ受け具47〔支持部材の一例〕
も一体的に連設してある。そして、施肥装置2が上昇側
にスライドした分離状態において流下パイプ9の上流側
箇所における上部側に入り込み係合して位置規制する規
制部Kを前記パイプ受け具47に連設してある。つま
り、パイプ受け具47は流下パイプ9を受け止め載置す
るためにパイプ長手方向に沿う樋状に形成するととも
に、上下両側端に左右から抱き込み保持する保持部47
a,47bを形成し、上部側の保持部47bの一端側を
パイプ上部側まで延設し、この延設箇所に、図10、図
11に示すように、合成樹脂材から成る流下パイプ9に
形成した挿通孔9aに入り込み外れ止め係合する規制部
Kを形成してある。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の後部の側面図
【図2】田植機の後部の側面図
【図3】田植機の後部の後面図
【図4】田植機の後部の後面図
【図5】施肥装置の側面図
【図6】施肥装置の側面図
【図7】ロック部材配設部の側面図
【図8】ロック部材配設部の切欠平面図
【図9】パイプ受け部材配設部の平面図
【図10】流下パイプの上端部の切欠側面図
【図11】流下パイプの上端部の切欠平面図
【図12】接続部の断面図
【符号の説明】
8 繰出し機構 9 流下パイプ 47 支持部材 K 規制部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の繰出し機構(8)から順次繰り出
    し供給される粉粒体を軟質材から成る流下パイプ(9)
    を介して下方側に流下案内するよう構成してある粉粒体
    繰出し装置であって、前記流下パイプ(9)をその流下
    案内経路の上流側箇所において分離可能に連通接続する
    とともに、前記流下パイプ(9)を所定流下案内姿勢で
    位置保持する支持部材(47)を備え、分離状態におけ
    る前記流下パイプ(9)の上流側箇所における上部側に
    入り込み係合して位置規制する規制部(K)を設けてあ
    る粉粒体繰出し装置。
JP10337893A 1993-04-30 1993-04-30 粉粒体繰出し装置 Pending JPH06311809A (ja)

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