JPH0510565Y2 - - Google Patents

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JPH0510565Y2
JPH0510565Y2 JP8699087U JP8699087U JPH0510565Y2 JP H0510565 Y2 JPH0510565 Y2 JP H0510565Y2 JP 8699087 U JP8699087 U JP 8699087U JP 8699087 U JP8699087 U JP 8699087U JP H0510565 Y2 JPH0510565 Y2 JP H0510565Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、田植機の後部などに連結されて水田
圃場に種子や肥料などの農用粉粒体を落下供給す
る農用粉粒体の繰出し装置に係り、詳しくは粉粒
体が貯留されるホツパーの下部に粉粒体繰出し部
を設けるとともに、前記ホツパーの上部に該ホツ
パーの上面を覆う蓋体を開閉自在に枢着し、この
蓋体の遊端部に、ホツパーの上部に設けた被係止
部に着脱自在に係止可能な係止部を設けてある農
用粉粒体の繰出し装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の繰出し装置は、乗用田植機の後部に連
結されて使用されることが多く、連続して粉粒体
の繰出し作業が行えるようにするためには、繰出
し装置のホツパーを容量の大きいもので構成した
方が良いのであるが、そうすると繰出し装置全体
の重量が増すことになつて、車体の前後重量バラ
ンスが崩れるおそれがある。従つて、この種の繰
出し装置のホツパーの容量は車体の前後バランス
と連続作業時間等を考慮して決定されているもの
である。
ところが、例えば比重の軽い粉粒体をホツパー
に貯留する場合とか、車体の後部に搭載している
他部材を取り外した場合などでは、前記繰出し装
置のホツパーの上部に延長ホツパーを連結してホ
ツパーの容量を大きくした状態で繰出し作業を行
つた方が、車体の前後バランスを崩すことなく、
長時間の連続した繰出し作業が行えるので好まし
いものである。
従来、前記ホツパーの上部に延長ホツパーを連
結するにあたつては、延長ホツパーをガタ付くこ
となくホツパーの上部に固定するために、連結具
等をホツパーの上部と延長ホツパーの下部間に亘
つての複数個所止着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、上記のように連結具を使用する場合
には、連結具を複数個用意する必要があつて、部
品点数が多くなるとともに、ホツパーの上端部及
び延長ホツパーの下端部にそれぞれ連結具を固定
するためのロツク部を設ける必要があり、構造を
改良しなければならず、改善の余地があつた。
本考案は上記の実情に着目してなされたもので
あつて、連結具の使用個数を低減するとともに、
従来のホツパーをそのまま使用することで構造を
大幅に改良する必要のないものを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案の特徴構成は、ホツパーに延
長ホツパーを取り外し自在に載設し、この延長ホ
ツパーの上端縁を前記開いた状態の蓋体の係止部
にて押さえ固定するとともに、延長ホツパーの下
端部に設けたロツク部に前記被係止部を係止させ
てある点にあり、その作用及び効果は次の通りで
ある。
〔作用〕
粉粒体貯留量を増加したい場合には、前記構成
のようにホツパーの上部に延長ホツパーを載設
し、そして開いた状態の蓋体の係止部を延長ホツ
パーの上端縁に係止させて、該延長ホツパーの上
端部の一方側を押さえ固定するとともに、延長ホ
ツパーの下端部に設けたロツク部にホツパーの上
部に設けた被係止部を係止させるのであり、この
ようにすれば延長ホツパーは蓋体の係止部と被係
止部及びロツク部とで両側から係止された状態と
なるので、ホツパー上でガタ付くことなく連結さ
れるのである。
〔考案の効果〕
その結果、従来構成のホツパーに設けた蓋体の
係止部と、被係止部とを延長ホツパー固定のため
に利用することができて、従来のホツパーをその
まま使用することができ、また延長ホツパーには
ロツク部を設けるだけで良く、構造を大幅に改良
する必要がなくて、作製コストの面で有利になつ
た。しかも、従来のように連結具を複数個用意す
ることもなく部品点数を低減することができるよ
うになつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図には、図外左方の乗用型走行車体の後部
に苗植付装置Aをリンク機構13を介して昇降自
在に取付けた乗用型田植機の後部が示されてい
る。
前記苗植付装置Aは、植付ケース8から後方に
向けて延出した植付伝動ケース9に苗植付機構1
0を設けるとともに、この苗植付機構10の揺動
駆動を連動して機体横方向に往復駆動する苗のせ
台1を設け、並びに植付伝動ケース9下部に枢着
された整地フロート2及び圃場に粉粒体としての
種子を間欠的に落下供給する繰出し装置3を設け
て構成されている。
前記苗植付機構10は、植付伝動ケース9に揺
動アーム12を揺動駆動自在に連結するととも
に、該揺動アーム12の先端に植付アーム11を
設け、植付アーム11先端に植付爪19を設けて
構成され、この植付爪19先端が前記苗のせ台1
下端に形成された取出し口と圃場面との間を循環
回動するようになつており、本実施例では前記繰
出し装置3から種子を圃場に繰出すため苗のせ台
1の上面にマツト状苗は載せないものである。
前記繰出し装置3は、第3図に示すように、粉
粒体としての肥料を貯留するためのホツパー14
と、このホツパー14の下部に連設された繰出し
ケース6、該ケース6内に配設された繰出し部と
してのロール18、及び前記ケース6の下端に取
付けられて種子を案内するホース20を備えて構
成され、このホース20の下端部には作溝器4が
ホース20の長手方向へ移動自在に連結され、ま
た作溝器4とホース20下端との間に亘つて蛇腹
状カバー7が介装されている。前記ロール18は
繰出しケース6に回転自在に枢支された駆動回転
軸15に固着され、前記苗植付機構10の駆動に
伴つてロツド17を介して駆動回転軸15が回転
駆動することで、ホツパー14内の種子がケース
6へ間欠的に落下されるようになつている。
次に、前記ホツパー14の構造について詳細に
説明する。
第1図に示すように、ホツパー14の上端部の
一方側には該ホツパー14の上面を覆う蓋体5が
開閉自在に枢着され、この蓋体5の遊端側の先端
部には、この蓋体5の枢着部と対向する側におい
てホツパー14の上部に設けた被係止部25に着
脱自在に係止可能な係止部26が一体に設けられ
ている。前記ホツパー14及び蓋体5は透視可能
で且つ日光の透過が少ない、いわゆるスモーク式
の樹脂材で形成されており、外部からホツパー1
4内の種子残量を視認できるとともに、このホツ
パー14内部に取付けられたホトインタラプタ利
用の残量検知用センサ21が日光の照射によつて
誤動作しないように構成されている。つまり、残
存種子のレベルが前記センサ21に達していない
状態でも、ホツパー14及び蓋体5を透過した光
が種子表面で乱反射して前記センサ21にまで到
達して感知されることがあり、またこの感知程度
は日光の強弱(例えば、晴天、雨天、曇天、朝、
日中、夕)によつて影響を受け、正確な種子の残
量が検知できないことがあつたが、前記のように
構成することにより、センサ21の種子残量検知
精度を向上することができるのである。
次に、種子の貯留量を増加するために、ホツパ
ー14の上部に延長ホツパー27を連結する場合
について説明する。
例えば、前記苗のせ台1上にマツト状苗を載設
しないで、前記のように種子を圃場に供給する場
合には、苗植付装置A全体の重量が軽くなるため
前記種子の貯留量を増加しても車体の前後バラン
スを損なうことはないので、前記ホツパー14上
に延長ホツパー27を連結することがある。この
場合は、第1図に示すように、ホツパー14の上
端部に延長ホツパー27を載設して、開いた状態
の蓋体5の係止部26を延長ホツパー27の上端
縁の突部16に係止させて、延長ホツパー27を
蓋体5で押さえ固定するとともに、他方側におけ
る延長ホツパー27の下端部に設けたロツク部2
8にホツパー14の開口上端縁に一体に設けた被
係止部25を係止させるのである。尚、図中22
は延長ホツパー27の上面に開閉自在に枢着され
た蓋体である。
次に、前記作溝器4の取付け部分の構造につい
て説明すると、第2図に示すように、整地フロー
ト2の後部には前後方向に長いスリツト状の挿入
溝23が設けられ、この挿入溝23内に溝切板2
4が上下動自在に挿入配置されている。溝切板2
4の上部には複数の通孔29が上下に穿設され、
上下いずれかの通孔29を選択して整地フロート
2上に立設されたブラケツト30に取付ボルト3
2を螺合することにより、上下適宜位置で溝切板
24を固定できるようになつている。またこの溝
切板24の後端には前記作溝器4が固設され、溝
切板24と同時に作溝器4の整地フロート2下面
からの突出寸法を変更できるようになつている。
この構成によれば、例えば前記ホツパー14に肥
料を投入しての側条施肥の際には深く溝を形成
し、また前記のようにホツパー14に種子を投入
しての播種の際には浅く溝を形成するなどの切り
換えが、溝切板24を交換することなく比較的容
易に行えるのであり、加えて前記上下複数個の通
孔29は前記ホース20の長手方向に沿つて形成
され、作溝器4は上記したようにホース20に対
して移動自在に連結されているので、溝切板24
の固定位置を上下に変更した場合でもホース20
自体は大きく屈曲することがなく、前記繰出し装
置3からの種子が繰り出し途中にホース30に詰
まりを生じることがないものである。
〔別実施例〕
前記実施例では、係止部26は蓋体5先端に一
体形成したが、蓋体5先端に別部材のクランプ部
材を取付けて構成しても良い。また、同様に前記
被係止部25はホツパー14の上部に一体形成し
たが、別体のクランプ部材を取付けても良い。ま
た、粉粒体として種子を貯留したが、肥料や除草
剤を貯留しても良い。さらに、本考案は歩行型田
植機にも適用することができる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用粉粒体の繰出し装置の
実施例を示し、第1図はホツパー部分の一部切欠
き断面図、第2図イ,ロは夫々溝切板及び作溝器
の取付け高さを変えた状態の側面図、第3図は苗
植付装置の側面図である。 5……蓋体、14……ホツパー、18……繰出
し部、25……被係止部、26……係止部、27
……延長ホツパー、28……ロツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉粒体が貯留されるホツパー14の下部に粉粒
    体繰出し部18を設けるとともに、前記ホツパー
    14の上部に該ホツパー14の上面を覆う蓋体5
    を開閉自在に枢着し、この蓋体5の遊端部に、ホ
    ツパー14の上部に設けた被係止部25に着脱自
    在に係止可能な係止部26を設けてある農用粉粒
    体の繰出し装置であつて、前記ホツパー14に延
    長ホツパー27を取り外し自在に載設し、この延
    長ホツパー27の上端縁を前記開いた状態の蓋体
    5の係止部26にて押さえ固定するとともに、延
    長ホツパー27の下端部に設けたロツク部28に
    前記被係止部25を係止させてある農用粉粒体の
    繰出し装置。
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