JPH046497Y2 - - Google Patents

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JPH046497Y2
JPH046497Y2 JP1984000770U JP77084U JPH046497Y2 JP H046497 Y2 JPH046497 Y2 JP H046497Y2 JP 1984000770 U JP1984000770 U JP 1984000770U JP 77084 U JP77084 U JP 77084U JP H046497 Y2 JPH046497 Y2 JP H046497Y2
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JP
Japan
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groove
powder
right center
hopper
making
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JP1984000770U
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JPS60114612U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一定ピツチで並設された複数の各植
付爪と、田面に作溝して農用の粉粒体を埋設供給
する作溝機構とを備えるとともに、粉粒体貯留部
を横並び状態で並設したホツパーと、粉粒体貯留
部から粉粒体を繰り出して作溝機構に供給する繰
出し機構とを装備した田植機に関する。
〔従来の技術〕
この種の田植機として従来より知られているも
のの一つに、特公平2−41291号公報に開示され
たものがあり、このものの要旨は植付爪と作溝機
構とを、夫々の並列ピツチを同一にして配置して
ある点にある。
〔考案が解決しようとする課題〕
これによつて、確かに植付と直播作業とが同一
並列ピツチで行なえる利点を奏するものである
が、作溝機構とホツパーの粉粒体貯留部との位置
関係に対する確かな記述がなされていない。
そこで、仮に、ホツパーの粉粒体貯留部と繰出
し機構を作溝機構の真上に位置させて取付け、作
溝機構が機体の左右中心に対して対称となる直播
作業時を想定してみる。この場合、ホツパーの粉
粒体貯留部と繰出し機構とが、機体の左右中心に
対して非対称に配置されることになり、機体の重
量バランスが崩れ、その為に機体の走行安定性が
損なわれることになつていた。
本考案は、かかる実情に鑑み、簡単な改造を施
すことによつて、機体の重量バランスを取る上
で、有利に構成出来るものを提供する点に目的を
有する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、以上のような田植機におい
て、次のように構成することにある。つまり、植
付爪、ホツパー、及び繰出し機構の繰出しケース
を機体の左右中心に対して対称に設置するととも
に、各作溝機構を粉粒体貯留部の左右中心に対し
て横側方に偏位させて、植付爪の一定ピツチと同
一のピツチで配列し、且つ、各作溝機構を機体の
左右中心に対して非対称に設けてある。
〔作用〕
つまり、植付爪、ホツパーの粉粒体貯留部、及
び繰出し機構の繰出しケースと言つた比較的重い
ものを、機体の左右中心に対して対称に配置す
る。これに対して、前記3者に比べて軽量な作溝
機構を、植付爪及びホツパーの粉粒体貯留部の左
右中心に対して横側方に偏位させ、機体の左右中
心に対して非対称に配置する。以上のように、合
理的な配置構成によつて、重量のアンバランスを
極力低減化できる。
〔考案の効果〕
その結果、機体走行の安定化を図りつつ、植付
姿勢を良好にしながら、作溝機構のピツチも植付
爪と同一ピツチで配設することができるので、直
播作業による条間ピツチを良好なものに維持でき
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、走行機体(図外)にリン
ク機構1を介して昇降操作自在に連結された伝動
ケース2に、リンク機種3を介して植付アーム4
を揺動駆動されるように取付け、苗のせ台5を植
付アーム4の苗植え運動に伴つて左右に往復摺動
されるように植付アーム4の前方に設けると共
に、接地フロート6を伝動ケース2の下部に取付
けている。
第2図に示すように、各粉粒体貯留部を横並び
状態で並設してホツパー7が形成されており、こ
のホツパー7がブラケツト8に取付けられてい
る。各粉粒体貯留部の下部に粉粒体の繰出し機構
9が付設されており、この繰出し機構9からの粉
粒体がホース10を介して作溝機構11に供給さ
れるように構成している。各作溝機構11は、苗
植付箇所の近くに作溝した溝に粉粒体を供給する
ように配置した状態で、板体を介して接地フロー
ト6に取付けられている。
以上のようにして、苗植え作業と同時に、粉粒
体として肥料を散布する施肥作業ができるよう
に、且つ、稲麦等の直播作業にも使用できるよう
に、施肥装置付き乗用田植機を構成してある。
ホツパー7の粉粒体貯留部の下方に位置する繰
出し機構9は、回転軸芯方向に沿う粉粒肥料・播
種受入用の凹溝Aを備えた肥料播種繰出用の回転
体13を、回転軸14に外嵌着するとともに、回
転体13の収納ケースを兼ねた繰出しケース12
等により構成されている。植付アーム4から延出
したアーム15と、回転軸14から延出したアー
ム16とを連結ロツド17で連結して、回転体1
3を植付アーム4に連動して揺動可能に構成して
いる。
第3図に示すように、繰出しケース12の下部
には、漏斗状の排出部18がピン19で連結さ
れ、排出部18の排出口18aが繰出しケース1
2の左右中心から偏位した位置で、肥料・播種受
入用の凹部Aの真下に形成されている。
繰出しケース12と排出部18との接合部は、
排出部18の略Uの字状上端部18bが、繰出し
ケース12の外板を挟み込む状態に重合接合され
て、排出部18内への雨水の侵入を防止する構造
になつている。
また、第4図に示すように、排出口18a′を繰
出しケース12の左右中心V位置に設けた排出部
18′と、排出口18aが偏位した位置に設けら
れた排出部18とを、夫々隣り合つた繰出しケー
ス12に取付け、その排出口18a,18a′間の
ピツチを、偏位した排出口18a,18a′同志の
ものより大きくした状態で使用出来るように構成
してもよい。
第2図に示すように、ホツパー7及び繰出しケ
ース12を、機体の左右中心Yに対して左右対称
位置に設けると共に、排出部18の偏位した排出
口18aに、ホース10を介して作溝機構11を
接続している。そして、ホツパー7の各粉粒体貯
留部の左右中心に対して横側方に偏位させた状態
で、且つ、一定ピツチPで機体の左右中心Yに対
して対称に並設された植付アーム4の植付爪20
に対して、作溝機構11を同一横側方に偏位して
前記ピツチPと同一ピツチで並設する。もつて、
重量的に重いホツパー7、繰出しケース12及び
植付爪20を機体の左右中心Yに対して対称に設
置し、軽量な作溝機構11を機体の左右中心Yに
対して非対称に設けてある。
作溝機構11の下端形状は、上面断面視がUの
字状のものに形成され、下方ほど狭まらないもの
に形成し、粉粒体の詰りを防止する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の実施例を示し、第
1図は苗植付装置の側面図、第2図は第1図の概
略背面図、第3図はホツパー、及び、繰出し機構
の縦断背面図、第4図は第2図の別実施例を示す
背面図である。 P……ピツチ、7……ホツパー、9……繰出し
機構、11……作溝機構、12……繰出しケー
ス、20……植付爪、Y……機体の左右中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定ピツチPで並設された複数の各植付爪20
    ……と、田面に作溝して農用の粉粒体を埋設供給
    する作溝機構11……とを備えるとともに、粉粒
    体貯留部を横並び状態で並設したホツパー7と、
    前記粉粒体貯留部から粉粒体を繰り出して前記作
    溝機構11に供給する繰出し機構9とを装備した
    田植機であつて、前記植付爪20……、ホツパー
    7……、及び繰出し機構9の繰出しケース12…
    …を機体の左右中心Yに対して対称に設置すると
    ともに、各作溝機構11……を前記粉粒体貯留部
    の左右中心に対して横側方に偏位させて、前記植
    付爪20……の一定ピツチPと同一のピツチで配
    列し、且つ、各作溝機構11……を機体の左右中
    心Yに対して非対称に設けてある田植機。
JP77084U 1984-01-06 1984-01-06 田植機 Granted JPS60114612U (ja)

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JP77084U JPS60114612U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 田植機

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JP77084U JPS60114612U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 田植機

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JPS60114612U JPS60114612U (ja) 1985-08-02
JPH046497Y2 true JPH046497Y2 (ja) 1992-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2625420B2 (ja) * 1986-10-09 1997-07-02 井関農機株式会社 施肥装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241291A (ja) * 1988-08-01 1990-02-09 Nitto Denko Corp 感熱性孔版原紙

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