JPH0340104Y2 - - Google Patents

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JPH0340104Y2
JPH0340104Y2 JP10295385U JP10295385U JPH0340104Y2 JP H0340104 Y2 JPH0340104 Y2 JP H0340104Y2 JP 10295385 U JP10295385 U JP 10295385U JP 10295385 U JP10295385 U JP 10295385U JP H0340104 Y2 JPH0340104 Y2 JP H0340104Y2
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fertilizer
weight
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sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、周部に肥料取出し用凹部を有した駆
動回動繰出しロールにより、粉粒肥料をタンクか
ら間欠的に取出して圃場に落下供給する施肥装置
を設けると共に、前記肥料取出し用凹部の容積を
調節する機構を設けた施肥作業車に関する。
〔従来の技術〕
上記施肥作業車において、繰出しロールが1回
に取出し供給する肥料の量が所望量になるよう
に、肥料取出し用凹部の容積を前記容積調節機構
により調節設定し、この設定状態を維持しながら
作業するようになつており、次の如き不都合があ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、肥料粒の大きさが製作上の都合や割
れのために異なつていることから、繰出しロール
の肥料取出し用凹部の容積が一定であつてもこの
凹部に入り込む肥料の実質量、すなわち、作物育
成に影響する量が変化し、圃場の各所定箇所に供
給される肥料の実質量が変化していた。
本考案の目的は、圃場の各箇所に供給される肥
料の実質量を一定にしながら作業できるようにす
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記した施肥作業車にお
いて、前記繰出しロールによる1回分の取出し供
給肥料の重量を検出するセンサー、及び、前記繰
出しロールによる1回分の取出し供給肥料の重量
を設定する機構を設けると共に、前記繰出しロー
ルによる1回分の取出し供給肥料の重量と前記重
量設定機構による設定重量とが等しくなるよう
に、前記センサー及び重量設定機構からの情報に
基づいて前記容積調節機構を自動操作する機構を
設けてあることにあり、その作用及び効果は次の
とおりである。
〔作用〕
前記自動操作機構がセンサー及び重量設定機構
からの情報に基づいて自動的に容積調節機構を操
作して肥料取出し用凹部の容積を調節し、繰出し
ロールが1回に取出し供給する肥料の重量を設定
重量にする。
〔考案の効果〕
繰出しロールによる1回分の取出し供給肥料の
重量が所望重量に自動調節されることにより、か
つ、肥料の重量と作物育成に対する影響とがほぼ
比例することにより、肥料粒の不揃いにかかわら
ず、各圃場所箇所に供給される実質量が一定にな
り、作物育成が揃うように精度よい施肥作業がで
きるようになつた。
〔実施例〕
第7図に示すように、車輪式自走機体の後部に
油圧シリンダ1によつて上下に揺動操作されるリ
ンク機構2を介して昇降操作可能に、機体横方向
に並列する複数の苗植付けアーム3……、及び、
これら苗植付けアーム3……による植付け苗夫々
の近くに肥粒供給する施肥装置4等を有した作業
装置を連結すると共に、自走機体から回転軸5を
介して作業装置に伝動するように構成して、苗植
付けしながら施肥するように水田用作業車を構成
してある。
前記施肥装置4は第6図及び第7図に示すよう
に構成してある。
すなわち、複数の肥料タンク6,6夫々の下部
に複数の肥料繰出し装置7,7を連設すると共
に、これら肥料繰出し装置7……に各別に肥料供
給ホース8を介して接続した複数の作溝器9……
を、前記苗植付けアーム3……夫々の近くに1ず
つ位置するように配置した状態で接地フロート1
0に取付けてある。そして、複数の前記肥料繰出
し装置7……夫々の繰出しロール11を一体回動
可能に支持する1本の回転支軸12をリンク機構
13を介して、前記苗植付けアーム3……の1つ
を伝動ケース14に駆動可能に取付けてあるリン
ク機構15に連動連結してあり、肥料繰出し装置
7……夫々の繰出しロール11が苗植付けアーム
3の苗植え運動に連動して設定角度内で往復回動
するように駆動され、周部に備えてある2つの肥
料取出し用凹部16,16をして肥料タンク6か
ら粉粒肥料を取出し、この取出し肥料を繰出しケ
ース17の内部に明けて作溝器9が圃に形成した
溝の内部に落下供給するように、かつ、この取出
し供給を前記往復回動のために間欠的に行うよう
にしてある。
複数の前記肥料繰出し装置7……夫々におい
て、第1図に示すように、肥料取出し用凹部16
を、繰出しロール11を構成する2つのロール部
分11a,11bのうちの一方の第1ロール部分
11aの溝と、他方の第2ロール部分11bの前
記第1ロール部分溝に嵌入させてある舌片部18
とで形成してある。前記第2ロール部分11bの
ボス部19と、前記回転支軸12に相対回動可能
に外嵌したネジ筒20とを螺合させると共に、繰
出しロール11の駆動時には、前記舌片部18で
の第1ロール部分11aと第2ロール部分11b
との咬合いのために、かつ、第1ロール部分11
aとネジ筒20との摩擦リング21を介しての摩
擦のために、第1ロール部分11a、第2ロール
部分11b及びネジ筒20の夫々が一体的に回動
するように、かつ、ネジ筒20のダイヤル部20
aに相対回転可能に係合するストツパー36によ
つて繰出しロール11の摺動位置ずれが阻止され
るようにしてある。第1図及び第2図に示す如
く、前記ダイヤル部20aに対する一対のラチエ
ツト爪22a,22bを備えさせたネジ筒固定具
23を、繰出しケース17に固定された支持部材
24に支軸25の軸芯周りで揺動するように取付
けると共に、両ラチエツト爪22a,22bのい
ずれもがダイヤル部20aから離れる非作用位置
(off)に一対のスプリング26a,26bによつ
て付勢されるように、かつ、一対の電磁ソレノイ
ド27a,27bにより前記非作用位置(off)
から揺動操作するように構成し、もつて、一対の
電磁ソレノイド27a,27bに各別に通電操作
し、繰出しロール11を往復回動させる駆動力を
利用して肥料取出し用凹部16の容積を変更する
ように容積調節機構28を構成してある。すなわ
ち、一方の電磁ソレノイド27aを通電状態にす
ると、第3図に示す如く、ネジ筒固定具23が第
1作用姿勢(on−A)になつて一方のラチエツ
ト爪22aのみがダイヤル部20aに接触し、回
転支軸12が逆転方向Bに回動される時には、ラ
チエツト爪22aがダイヤル部20aの複数の第
1凹入部29……夫々に入り込んでも逃げ出し揺
動し、第2ロール部分11bとネジ筒軸20が一
体回動されることを許容するのであり、回転支軸
12が正転方向Aに回動される時に、ラチエツト
爪22aが複数の前記第1凹入部29……に択一
的にくい込んでネジ筒20を回転されないように
係止固定し、回転支軸12による第1ロール部分
11aを介しての第2ロール部分11bの回動操
作により、第2ロール部分11bをネジ筒20と
の螺合のために第1ロール部分11aに対して摺
動させて舌片部18の第1ロール部分溝に対する
入り込み長さを短くさせ、肥料取出し用凹部16
の容積を増大させるのである。そして、他方の電
磁ソレノイド27bを通電状態にすると、第4図
に示す如く、ネジ筒固定具23が第2作用姿勢
(on−B)になつて他方のラチエツト爪22aの
みがダイヤル部20aに接触し、回転支軸12が
正転方向Aに回動される時には、ラチエツト爪2
2bがダイヤル部20aの複数の第2凹入部30
……夫々に入り込んでも逃げ出し揺動し、第2ロ
ール部分11bとネジ筒20が一体回動されるこ
とを許容するのであり、回転支軸12が逆転方向
Bに回動される時に、ラチエツト爪22bが複数
の前記第2凹入部30……に択一的にくい込んで
ネジ筒20を回転されないように係止固定し、回
転支軸12による第1ロール部分11aを介して
の第2ロール部分11bの回動操作により、第2
ロール部分11bをネジ筒20との螺合のために
第1ロール部分11aに対して摺動させて舌片部
18の第1ロール部分溝に対する入り込み長さを
長くさせ、肥料取出し用凹部16の容積を減少さ
せるのである。
複数の前記肥料繰出し装置7……夫々に対応さ
せて、繰出しロール11が1回の繰出し作動で取
出し供給する肥料の重量を検出し、検出重量を電
気信号として出力する第1センサー31を、第1
図に示す如く、肥料との接触によつて検出するよ
うに前記肥料供給ホース8に付設してある。前記
肥料取出し用凹部16の容積を検出し、検出容積
を電気信号として出力する第2センサー32を、
第1図に示す如く、第2ロール部分11bのボス
部19の位置に基づいて検出するように、かつ、
第2ロール部分11bの回動を可能にするために
感知部32aがボス部19に相対回転可能に係合
するように繰出しケース17に取付けてある。そ
して、第5図に示すように、前記第1センサー3
1による検出重量W、及び、繰出しロール11の
1回の繰出し作動で取出し供給させるべき肥料の
重量の設定機構33による設定重量W0を目標容
積判別回路34に入力して、現出すでき肥料繰出
し用凹部16の容積を判別させるように構成し、
前記目標容積判別回路34及び前記第2センサー
32を前記容積調節機構28の自動操作回路35
に連係させると共に、この自動操作回路35を、
目標容積判別回路34による判別容積V0と第2
センサー32による検出容積Vとが等しくなるよ
うに、目標容積判別回路34及び第2センサー3
2からの情報に基づいて一対の電磁ソレノイド2
7a,27bを自動的に入り切り操作するように
構成してある。
つまり、繰出しロール11による1回分の取出
し供給肥料の重量と、前記重量設定機構33に設
定重量とが等しくなるように、自動操作回路35
が第1センサー31、第2センサー32及び重量
設定機構33からの情報に基づいて容積調節機構
28を自動操作するように構成してあり、肥料粒
の不揃いにかかわらず、圃場の肥料供給すべき各
箇所に供給される肥料の重量を設定重量に一致さ
せながら作業できるようにしてある。
〔別実施例〕
前記目標容積判別回路34及び自動操作回路3
5として、マイクロコンピユータを利用して実施
してもよく、あるいは、前記第2センサー32を
設けないで、第1センサー31による検出重量が
重量設定機構33による設定重量になるように容
積調節機構28を自動操作させる制御形態を採用
して実施してもよく、自動操作回路35を自動操
作機構35と称する。
施肥専用の作業車にも本考案は適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る施肥作業車の実施例を示
し、第1図は肥料繰出し装置の断面図、第2図は
容積調節機構の正面図、第3図及び第4図はラチ
エツト爪作用状態の正面図、第5図は制御系のブ
ロツク図、第6図は施肥装置繰出し部の背面図、
第7図は水田用作業車後部の側面図である。 4……施肥装置、11……繰出しロール、16
……肥料取出し用凹部、28……容積調節機構、
31……センサー、33……重量設定機構、35
……自動操作機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周部に肥料取出し用凹部16を有した駆動回動
    繰出しロール11により、粉粒肥料をタンク6か
    ら間欠的に取出して圃場に落下供給する施肥装置
    4を設けると共に、前記肥料取出し用凹部16の
    容積を調節する機構28を設けた施肥作業車であ
    つて、前記繰出しロール11による1回分の取出
    し供給肥料の重量を検出するセンサー31、及
    び、前記繰出しロール11による1回分の取出し
    供給肥料の重量を設定する機構33を設けると共
    に、前記繰出しロール11による1回分の取出し
    供給肥料の重量と前記重量設定機構33による設
    定重量とが等しくなるように、前記センサー31
    及び重量設定機構33からの情報に基づいて前記
    容積調節機構28を自動操作する機構35を設け
    てある施肥作業車。
JP10295385U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0340104Y2 (ja)

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JPS6210714U JPS6210714U (ja) 1987-01-22
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