JP2558926B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JP2558926B2
JP2558926B2 JP2131747A JP13174790A JP2558926B2 JP 2558926 B2 JP2558926 B2 JP 2558926B2 JP 2131747 A JP2131747 A JP 2131747A JP 13174790 A JP13174790 A JP 13174790A JP 2558926 B2 JP2558926 B2 JP 2558926B2
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康也 中尾
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、繰出し回転体を回動駆動して粉粒状の肥料
を繰出すとともに、繰出された肥料を流下経路を介して
泥面上の施肥位置まで流下案内するよう構成した施肥装
置を、苗植付機構の近傍上方に配設してある施肥装置付
き田植機に関する。
〔従来の技術〕
上記施肥装置付き田植機において、従来では、例え
ば、特開平1−265811号公報に示されているように、繰
出し回転体を苗植付機構の植付け動作に連動させて回動
駆動するよう構成してあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、繰出し回転体は植付機構の上方の
高位置に配設され、そこから繰出された肥料は流下パイ
プ内の長い流下経路を介して泥面上に案内されるので、
繰出しが開始されてから泥面上に供給されるまでに時間
遅れが生じるものとなる。ところが、上記した如く、繰
出し回転体は植付機構と連動して駆動されるので、機体
の走行に伴って植付条の始端箇所で植付けを開始して
も、所定の時間遅れがあった後に、施肥が行われ始める
ことになって、始端箇所においては未施肥領域が生じて
しまうといった不都合があり、当該箇所での苗だけが成
育が悪くなる弊害があった。
本発明は、上記不具合点を解消することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、冒頭に記載した施肥装置付き田
植機において、前記繰出し回転体を電動モータにより駆
動するよう構成するとともに、前記施肥位置よりも機体
前方側箇所に、機体走行予定地に隣る位置の隣接条の既
植苗の存在を検出する苗センサを設け、前記苗センサを
施肥位置に対して、繰出し回転体から繰り出された肥料
が泥面上に流下するまでの間に機体が走行する距離に相
当する間隔を隔てて配設し、前記苗センサの検出作動に
伴って前記電動モータを駆動するよう構成してある点に
ある。
〔作 用〕
枕地において次回植付領域に対する植付けを開始する
際、前記苗センサが既植苗の存在、即ち条始端位置を検
出すると、その時点で電動モータが駆動されて肥料の繰
出しが開始される。そして、苗センサは施肥位置よりも
前方に設けられ、かつ流下経路内を流下するための時間
遅れと機体の走行とによって、肥料が植付条始端位置か
ら適正に施されることになる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、植付機構の作動と無関係
に、肥料繰出しタイミングを植付条の始端箇所に合致さ
せることができることとなり、条始端箇所での未施肥領
域の発生を阻止することができるものとなった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に本発明に係る田植機を示している。この田植
機は、乗用型走行機体の後部にリンク機構(1)を介し
て苗植付装置(2)を昇降自在並びに前後軸芯周りでロ
ーリング自在に連結するとともに、この苗植付装置
(2)に施肥装置(3)を装備して構成してある。
前記苗植付装置(2)は、フレーム兼用の植付伝動ケ
ース(4)に一定ストロークで左右往復駆動される苗の
せ台(5)、苗のせ台(5)の下端部から苗を一株づつ
切り出して植付ける植付機構(6)等を備えて成り、苗
のせ台(5)の横移動及び植付機構(6)の駆動は、走
行機体に搭載のエンジン(7)から伝動軸(8)を介し
て与えられる動力によって行うよう構成してある。又、
その伝動系の途中には人為操作自在な植付クラッチ(図
示せず)を介装してある。
前記施肥装置(3)は、肥料貯留用ホッパ(9)の下
部に、ホッパ(9)内の肥料を所定量づつ繰出す繰出し
機構(10)を設けるとともに、繰出された肥料を流下パ
イプ(11)により形成される流下経路を介して、作溝器
(12)によって泥面上に形成された施肥用溝内の施肥位
置まで流下案内するよう構成してあり、植付機溝(6)
の近傍上方に配設してある。
前記繰出し機構(10)は、第2図に示すように、ホッ
パ(9)の内方に連なり、外周部に肥料入り込み用凹部
(13)を形成した繰出し回転体としての繰出しロール
(14)を設け、この繰出しロール(14)を回動駆動する
ことで凹部(13)内に入り込んだ肥料のみ下方に落下さ
せて所定量づつ肥料を繰出すよう構成してある。前記繰
出しロール(14)は横軸(15)に一体回動自在に外嵌し
てあり、この横軸(15)を電動モータ(M)により回動
駆動するよう構成してある。又、電動モータ(M)は2
条分づつの繰出しロール(14)を一体的に駆動するよう
複数設けてある。
そして、施肥装置(3)により施肥位置よりも前方側
の機体横側部に、隣接条の既植苗の存在を検知する苗セ
ンサ(S)を設けてあり、苗植付装置(2)が植付作業
位置まで下降した状態で、かつ、機体が走行している状
態において、前記苗センサ(S)が検知作動すると、前
記電動モータ(M)を駆動するよう構成してある。詳述
すると、第1図に示すように、植付クラッチに連動した
苗植付装置(2)の昇降操作レバー(16)が、下降位置
又は植付け位置にあることを検出する検出センサ(17)
と、機体の走行速度を検出する車速センサ(18)とを設
け、各センサ(17),(18)並びに前記苗センサ(S)
の出力を制御装置(19)に与えるよう構成し、この制御
装置(19)は、前記検出センサ(17)が検知状態となっ
ている状態で苗センサ(S)が検知作動すると、電動モ
ータ(M)を車速に比例した回転数で回動駆動するよう
構成してある。そして、苗センサ(S)が所定時間以上
苗の存在を検出しないとき、電動モータ(M)を停止す
るよう構成してある。尚、前記苗センサ(S)の位置と
施肥位置との間の距離は、電動モータ(M)の駆動が開
始された時点から肥料が施肥位置まで流下案内されるま
での間に機体が走行する距離と略等しくなるよう設定し
てある。
又、端数条植えを行うために、一部の条のみ植付け作
動させる場合には、その条に対応する電動モータ(M)
のみ駆動するよう各条クラッチ(図示せず)と連係させ
てある。
このように構成しておくと、枕地旋回した後、新しい
条に植付けを開始する際、条始端部分から確実に施肥を
行うことができ、施肥ムラが生じるのを防止できる。
尚、圃場における第1行程目の植付始端箇所において
は、前記苗センサ(S)により苗検知に対応する箇所
に、既植苗に相当する被検出部材(20)を備えることで
対応できる。(第3図参照)。
前記植付クラッチの入切作動を、施肥装置(3)の駆
動から所定の時間遅らせた後に制御装置(19)により自
動で行うよう構成するものでもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る施肥装置付き田植機の実施例を示
し、第1図は簡略化した平面図、第2図は繰出し機構の
一部切欠正面図、第3図は第1行程目の正面図、第4図
は全体側面図である。 (3)……施肥装置、(6)……植付機構、(14)……
繰出し回転体、(M)……電動モータ、(S)……苗セ
ンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繰出し回転体(14)を回動駆動して粉流状
    の肥料を繰出すとともに、繰出された肥料を流下経路を
    介して泥面上の施肥位置まで流下案内するよう構成した
    施肥装置(3)を、苗植付機構(6)の近傍上方に配設
    してある施肥装置付き田植機であって、前記繰出し回転
    体(14)を電動モータ(M)により駆動するよう構成す
    るとともに、前記施肥位置よりも機体前方側箇所に、機
    体走行予定地に隣る位置の隣接条の既植苗の存在を検出
    する苗センサ(S)を設け、前記苗センサ(S)を施肥
    位置に対して、繰出し回転体(14)から繰り出された肥
    料が泥面上に流下するまでの間に機体が走行する距離に
    相当する間隔を隔てて配設し、前記苗センサ(S)の検
    出作動に伴って前記電動モータ(M)を駆動するよう構
    成してある施肥装置付き田植機。
JP2131747A 1990-05-22 1990-05-22 施肥装置付き田植機 Expired - Lifetime JP2558926B2 (ja)

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JPH0427308A JPH0427308A (ja) 1992-01-30
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JP2011045387A (ja) * 2010-11-02 2011-03-10 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 散布装置
CN104396652B (zh) * 2014-12-13 2016-08-24 吴洁远 双季超级稻三适四控高产优质栽培法

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JP2506436Y2 (ja) * 1988-01-20 1996-08-07 ヤンマー農機株式会社 シ―ダマルチの播種制御装置

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