JP2506436Y2 - シ―ダマルチの播種制御装置 - Google Patents

シ―ダマルチの播種制御装置

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JP2506436Y2
JP2506436Y2 JP1988006373U JP637388U JP2506436Y2 JP 2506436 Y2 JP2506436 Y2 JP 2506436Y2 JP 1988006373 U JP1988006373 U JP 1988006373U JP 637388 U JP637388 U JP 637388U JP 2506436 Y2 JP2506436 Y2 JP 2506436Y2
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JP
Japan
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seeding
sensor
hole
film
mulch
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JP1988006373U
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JPH01109907U (ja
Inventor
英機 神山
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はマルチフィルムの付設と同時に播種を行うシ
ーダマルチの播種タイミングを制御するための装置に関
するものである。
(ロ)従来技術 従来からマルチフィルムを付設しながら、該マルチフ
ィルムに開口された播種孔に種子を落下させるシーダマ
ルチは公知となっているのである。
例えば、特開昭56−72603号公報や、実開昭62−18752
3号公報の如くである。
また、他の従来技術として、特開昭57−86205号公報
が公知とされている。この従来技術は播種機の下端部に
設けた種子落下口にシャッターを設けて、マルチフィル
ムの播種孔が来ると、検出ピンが下方に回動してシャッ
ターを開いて播種を行い、播種孔が通過するとシートに
より検出ピンが持ち上げられてシャッターを閉じるよう
に構成していたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構成であると、マルチフィルムの
伸びや圃場の凹凸等の条件により種子の落下位置とマル
チフィルムの播種孔が合わないことがあったのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解消するために、次の如
く構成したものである。
マルチフィルム9を被覆した状態で、マルチフィルム
9に穿設した播種孔9a内に種子を落下させるシーダマル
チの播種部において、播種機7の繰出ロール28を変速制
御可能な駆動モーター10にて駆動し、播種機7の前方で
マルチフィルム9の上部に、光センサーまたは超音波セ
ンサー等により構成され、マルチフィルム9の播種孔9a
の位置を検出する孔検出センサー21を配置し、該孔検出
センサー21と播種機7との間でマルチフィルム9の上方
に、同じく光センサーまたは超音波センサー等により構
成され、マルチフィルム9の播種孔9aを検出する駆動開
始センサー22を配設し、該孔検出センサー21及び駆動開
始センサー22の検出値により、マルチフィルム9の引き
出し速度vと、駆動開始センサー22を通過後に播種位置
の下方に播種孔9aが到着する時間t2を演算し、駆動開始
センサー22の下方を播種孔9aが通過した後、時間t2後に
種子を落下すべく播種機7の駆動モーター10を変速制御
するものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示し
た実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は、管理機にシーダマルチを装着した全体側面
図、第2図はシーダマルチの平面図、第3図は制御ブロ
ック図、第4図は播種制御時の時間関係を示す図面であ
る。
シーダマルチの牽引作業車としてトラクターや管理機
等があるが、本実施例では管理機に装着したシーダマル
チについて説明する。管理機Kのヒッチ1に畝成形機付
きロータリー耕耘装置Rを装着し、該ロータリー耕耘装
置Rのビーム2の後端に取付ブラケット3を固設し、該
取付ブラケット3にメインフレーム5が上下調節可能に
固設されている。
前記メインフレーム5の前部より下方に前取付フレー
ム5aを垂設し、該前取付フレーム5aの下端に取付バー6
を横設し、該取付バー6に後述する播種機7と同数の作
溝器支持体18,18を装着して後方に突出し、該作溝器支
持体18後端に作溝器12が固設され、該作溝器12の後端に
播種後の種子に土を被せる培土板13が付設されている。
また、前記取付バー6両端にマルチフィルム取付体1
7,17を嵌装し、該マルチフィルム取付体17,17にマルチ
フィルム9を巻いた筒が嵌装されている。該マルチフィ
ルム9には一定間隔をおいて播種孔9a,9a…が開口され
ている。
前記メインビーム5の中央部下方に、後取付フレーム
5bが垂設され、該後取付フレム5bの下端に取付バー4が
横設され、該取付バー4に播種機7の取付部7aが装着さ
れ、一側の播種機7側部には繰出装置を駆動するための
駆動モーター10が付設されている。
該駆動モーター10は、回転数を変更可能なステッピン
グモーター等よりなり、後述するコントローラー23にて
変速制御される。該駆動モーター10の駆動軸10aには、
第4図に示すようにベベルギア26が固設され、該ベベル
ギア26と噛合するベベルギア27を介して繰出ロール28が
回動されるのである。
該播種機7の下部の前方に支持ステー14を突出してそ
の先端にガイドシャフト11を横設し、該支持ステー14の
前部には孔検出センサー21が付設され、その後部に駆動
開始センサー22が付設され、該孔検出センサー21及び駆
動開始センサー22は、光センサーまたは超音波センサー
等よりなり播種孔9a,9a…を検知するものである。前記
取付バー4の両端より後方にローラー取付フレーム19が
後方に突出され、その後端に鎮圧ローラー20が軸支され
ている。
また、前記メインフレーム5の中途部上に制御ボック
ス16が載置され、該制御ボックス16内にマイクロコンピ
ューター等によりなるコントローラー23が内装され、前
記孔検出センサー21及び駆動開始センサー22の検出値に
より駆動モーター10を変速制御している。25は自動/手
動切換スイッチである。
該メインフレーム5後端には支持杆29が付設され、該
支持杆29下端にマルチフィルム9の両端を抑える押圧輪
30が軸支され、支持杆29中途部より後方に覆土輪31が突
設され、マルチフィルム9の両端に土を被せているので
ある。
(ヘ)考案の作用 このような構成において、マルチフィルム9をマルチ
フィルム取付体17,17に装着して、マルチフィルム9の
始端をガイドシャフト11と作溝器12の間を通して端部を
圃場面に埋めて固定し作業を開始する。
第3図,第4図に示すように、管理機Kの走行により
マルチフィルム9が走行と共に引き出され、マルチフィ
ルム9の播種孔9aが孔検出センサー21の下方に至った時
間を記憶する。次に同じ播種孔9aが、該孔検出センサー
21を経て駆動開始センサー22に至るまでの通過時間t1を
測定する。
該通過時間t1と、孔検出センサー21と駆動開始センサ
ー22の距離から、コントローラー23にてマルチフィルム
9の引き出し速度vを演算する。
次に、駆動開始センサー22と播種機7下端までの距離
と、前述の引き出し速度vから、播種孔9aの先端が駆動
開始センサー22下方を通過した時より、播種孔9aの中央
が播種位置の下方に至る時間t2を得て、播種孔9aの先端
が駆動開始センサー22下方を通過した時よりt2後に種子
が圃場面に落下するように駆動モーター10を変速駆動さ
せるのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、牽引作業車の速度が変化しても、その速度に
対応して播種が行われるので、播種ミスを妨げるように
なり、確実に種子を播種孔に落下させることができたの
である。
第2に、光センサーまたは超音波センサー等により構
成され、マルチフィルム9の播種孔9aの位置を検出す
る、孔検出センサー21と駆動開始センサー22が、マルチ
フィルム9の速度センサーを兼ねるので、速度センサー
を別に設ける必要がなく、コストを低減することができ
たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は管理機にシーダマルチを装着した全体側面図、
第2図はシーダマルチ平面図、第3図は制御ブロック
図、第4図は播種制御時の時間関係を示す図面である。 7……播種機、10……駆動モーター 21……孔検出センサー、22……駆動開始センサー 28……繰出ロール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチフィルム9を被覆した状態で、マル
    チフィルム9に穿設した播種孔9a内に種子を落下させる
    シーダマルチの播種部において、播種機7の繰出ロール
    28を変速制御可能な駆動モーター10にて駆動し、播種機
    7の前方でマルチフィルム9の上部に、光センサーまた
    は超音波センサー等により構成され、マルチフィルム9
    の播種孔9aの位置を検出する孔検出センサー21を配置
    し、該孔検出センサー21と播種機7との間でマルチフィ
    ルム9の上方に、同じく光センサーまたは超音波センサ
    ー等により構成され、マルチフィルム9の播種孔9aを検
    出する駆動開始センサー22を配設し、該孔検出センサー
    21及び駆動開始センサー22の検出値により、マルチフィ
    ルム9の引き出し速度vと、駆動開始センサー22を通過
    後に播種位置の下方に播種孔9aが到着する時間t2を演算
    し、駆動開始センサー22の下方を播種孔9aが通過した
    後、時間t2後に種子を落下すべく播種機7の駆動モータ
    ー10を変速制御することを特徴とするシーダマルチの播
    種制御装置。
JP1988006373U 1988-01-20 1988-01-20 シ―ダマルチの播種制御装置 Expired - Lifetime JP2506436Y2 (ja)

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JPH01109907U JPH01109907U (ja) 1989-07-25
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JPS6012001B2 (ja) * 1979-11-14 1985-03-29 小橋工業株式会社 マルチ播種装置
JPH01187018A (ja) * 1988-01-18 1989-07-26 Mukai Kogyo:Kk ベルト式マルチング播種機の点播位置制御装置

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