JPS645459Y2 - - Google Patents

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JPS645459Y2
JPS645459Y2 JP5306184U JP5306184U JPS645459Y2 JP S645459 Y2 JPS645459 Y2 JP S645459Y2 JP 5306184 U JP5306184 U JP 5306184U JP 5306184 U JP5306184 U JP 5306184U JP S645459 Y2 JPS645459 Y2 JP S645459Y2
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sowing
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JP5306184U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は播種用繰出ロールから間欠的に連続し
て送出される種子を検出する欠粒センサと、該セ
ンサ出力に基づいて欠粒警報器を遅延作動させる
播種警報回路とを備えた直播機に関する。
従来、前記繰出ロールの種子間欠送りに対応さ
せて欠粒センサの欠粒出力を遅らせることによ
り、前記ロールによる間欠送り動作にともなつて
種子の検出を適正に行えたが、播種警報回路の遅
延時間を一定にしていたので、走行速度の変更に
より、欠粒発生から欠粒警報までの走行距離が変
化し、警報発生時、播種作業を再度行う後進位置
が不明であり、適当距離の後進によつて再播種し
ていたから、欠株または二重播種になる等の問題
があつた。
本考案は上記の従来不具合をなくし、走行速度
の変化に応じて前記播種警報回路の警報出力遅延
時間を変更する警報遅延時間設定器を設け、低速
走行では欠粒発生から欠粒警報までの遅れ時間を
長く、また高速走行では欠粒発生から欠粒警報ま
での時間を短くしたもので、走行速度を変更して
も、欠粒発生から欠粒警報までの走行距離を略一
定にし、欠粒警報時の再播種位置までの後進距離
を略一定にして再播種位置までの後進を適正に行
え、従来に比べて欠株または二重播種などを防止
し得、良好な播種を能率良く行えるようにした直
播機の欠粒警報装置を提供しようとするものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は全体の側面図、第2図は同平面図を
示し、図中1は作業者が搭乗する走行車であり、
2はベースフレーム3に搭載するエンジン、4は
前記エンジン2を覆うボンネツト、5は前記ベー
スフレーム3後端に連設するミツシヨンケース、
6は前記ミツシヨンケース5の後端左右両側に連
設する伝動ケース、7,8は水田走行用前後輪、
9は運転席、10は操向ハンドル、11はブレー
キペダル、12はクラツチペダル、13は変速レ
バー、14は昇降レバーである。
さらに第3図にも示す如く、図中15は走行車
1の後部にトツプリンク16及びロアリンク17
からなる三点リンク機構18並びに油圧シリンダ
19を介し昇降自在に装設する作業機である6条
播き用の播種部であり、20は前記各リンク1
6,17に支持させるリンクヒツチ、21は前記
リンクヒツチ20に水平方向にだけ折曲自在に連
設する連結フレーム、22は前記フレーム21に
ローリング支点ピン23を介して機体左右にだけ
回転自在に支持する作業機連結ヒツチであるロー
リングブラケツト、24は前記ブラケツト22に
ピツチング支点ピン25を介して機体前後にだけ
回転自在に支持するピツチングブラケツト、26
は前記各ブラケツト22,24を介して左右及び
前後に揺動(ローリング及びピツチング)自在に
支えるメインフレームであり、該メインフレーム
26後方に前記ピツチング支点ピン25を配置し
ている。
また播種面に接地させる均平フロート27を備
え、第4図にも示す如く、前記フロート27の後
部両側に一対の播種溝28,28を開設すると共
に、作溝器29及び覆土板30を前記フロート2
7下面に配設する。
そして第5図及び第6図に示す如く、前記フロ
ート27にフロート支持台31を立設し、該支持
台31の上面板32のU形嵌合部32aを前記メ
インフレーム26にこの下方から係合させ、それ
らを締結ボルト33によつて固定する。また種子
掬上バケツト34……を外周に設けた2条用の繰
出ロール35を播種ケース36に内設させ、その
ケース36を前記支持台31の上面板32に固定
し、前記ケース36と前記支持台31の嵌合部3
2aとにより前記メインフレーム26の上下及び
前後方向に対して面支持させる。
前記繰出ロール35は繰出軸37を介して播種
ケース36に軸支し、そのロール35に歯車形ノ
ツチ38を形成し、安全クラツチ兼用の板バネ形
条止めクラツチ39を前記ノツチ38に係合さ
せ、シフタ40及びクラツチワイヤ41によりク
ラツチ38を切断し、前記ワイヤ41のアウタ摩
擦抵抗力よりも小さい力のクラツチバネ42でク
ラツチ38を入保持すると共に、前記繰出軸37
を隣接の軸37に駆動軸43を介して連結し、そ
の軸43にPTO伝動力を伝達する駆動ケース4
4を備え、2条分毎に停止可能に6条分の3個の
繰出ロール35……を回転させるように構成して
いる。
さらに前記繰出ロール35下方の播種ケース3
6内部に底板45及びシユート形側板46を各蝶
番47,48により開閉自在に連設し、前記ケー
ス36の固定側板36aと前記底板45の間に、
種子が落下しない程度の大きさのコーテイング屑
落下用隙間49を開設する一方、前記側板46の
立設により底板45を一定高さに支持する。
さらに二叉形の播種シユート50をフロート支
持台31に沿わせて立設し、該シユート50上端
を播種ケース36内部に連通させて繰出ロール3
5を臨ませると共に、前記ケース36の二叉形下
端をフロート27の播種溝28,28にこの上方
から臨ませている。前記ケース36に固定したフ
ツク51に前記シユート50の上部開口縁を係止
させると共に、フロート支持台31にブラケツト
52を固定し、このブラケツト52にピン53を
介して板バネ54一端を着脱自在に支持させ、そ
の板バネ54他端を前記シユート50下端側に固
定し、シユート50とフツク51をバネ54によ
り係合支持する。また繰出ロール35からの2条
分の種子を分岐するガイド板55を前記シユート
50に内設すると共に、そのシユート50の立設
により前記ケース36の側板46が倒伏するのを
防ぐように構成している。さらに前記シユート5
0の二叉下端部にこの内側から欠粒センサ56,
56を挿入し、該センサ56をシユート50に支
持ピン57を介して取外し自在に固定すると共
に、前記センサ56感知面に対向するシユート5
0内部に突出段部50aを形成し、シユート50
下端側に種子が落下する途中にその段部50aに
当接し、その種子がセンサ56に必ず当接した後
に下側から落下するように構成している。
また第3図及び第4図から明らかなように、前
記センサ56のケース56aをコ形に折曲げて形
成した中間斜面に四角孔を開設し、そのケース5
6a四角孔にこの内方から検出板56bを固定
し、前記ケース斜面の中央にこれより小面積の検
出板56bを取付け、この検出板56bに当る種
子の衝撃により種子の落下を感知するように構成
している。
さらに前記播種ケース36に種子収納ホツパー
58を上載するもので、下部シユート形底板59
と、ホツパー本体60と、蓋61とにより、ホツ
パー58を形成すると共に、前記ケース36上端
に下部シユート形底板59を、その底板59にホ
ツパー本体60を夫々分離自在に固定する一方、
蝶番62及びパツチン錠63によりホツパー本体
60に蓋61を開閉自在に取付け、前記ホツパー
本体60の下部周縁を下拡がり状に延設し、防水
作用及び剛性向上を図るように構成している。
また第3図に示す如く、前記クラツチワイヤ4
1を押引するクラツチレバー65……と、前記ク
ラツチレバー65による繰出ロール35の停止を
表示する播種ランプ66……を配設する制御ボツ
クス67を備え、上記リンクヒツチ20に支柱6
8を立設し、その支柱68に前記ボツクス67を
取付けている。そして前記欠粒センサ56出力に
よつて作動させる欠粒警報器であるブザー69を
備え、そのブザー69を前記制御ボツクス67に
内設すると共に、前記播種ランプ66……を点灯
制御する条止めスイツチ70……を備え、第6図
のようにそのスイツチ70を前記播種ケース36
側面に取付け、クラツチワイヤ41を引いて条止
めクラツチ39を切操作したとき、シフタ40に
よつて前記スイツチ70を点灯作動させるように
構成している。
さらに第7図に示す如く、前記播種ランプ66
にこのドライブ回路71を介して条止めスイツチ
70を接続させ、2条毎の条止め操作をランプ6
6の点灯によつて表示すると共に、前記欠粒セン
サ56の出力に基づいてブザー69を遅延作動さ
せる播種警報回路であるリトリガラブルワンシヨ
ツトマルチバイブレータ72を備え、各センサ5
6……にアンプ73……を介して各バイブレータ
72……を夫々接続させる一方、各バイブレータ
72……に2条分を一組としてオア回路74……
及び75を介してブザー69のドライブ回路76
を接続させ、各センサ56……の少なくともいず
れか一つの欠粒出力によりブザー69を作動させ
て警報するように構成している。
また前記各バイブレータ72……に2条分を一
組として前記オア回路74……並びに出力保持用
ラツチリレー76……を介してランプ66……の
ドライブ回路71……を接続させ、前記センサ5
6……出力によりブザー69と連動してランプ6
6……を点灯させるように構成している。そして
前記条止めスイツチ70……を介して各バイブレ
ータ72……にこの駆動電源77を印加し、繰出
ロール35の回転時にだけ各センサ56……によ
る欠粒警報を行うと共に、各センサ56……出力
により発光するインジケータ78……を備え、第
4図のように各センサ56……に近接させてこれ
に対応したインジケータ78……を夫々取付け、
計測器を使用することなく、インジケータ78の
点滅によりセンサ56の作動状態を確認し得るよ
うに構成している。
さらに前記各バイブレータ72……にこの警報
出力遅延時間を変更する警報遅延時間設定器79
……を夫々設け、その設定器の遅延時間を変更す
るサーボモータ80を備えると共に、後輪8の回
転を計測する車速ピツクアツプ回路81を設け、
該回路81の回転数出力に基づいて走行速度を演
算して前記サーボモータ80を正逆転制御する信
号変換制御回路82を備え、走行速度の変化に応
じて前記設定器79による遅延時間を変更し、低
速走行では欠粒発生から欠粒警報までの遅れ時間
を長く、また高速走行では欠粒発生から欠粒警報
までの時間を短くし、欠粒発生から欠粒警報まで
の走行距離が常に略一定になるように構成してい
る。
さらに第8図に示す如く、前記車速ピツクアツ
プ回路81の速度ピツクアツプ83を伝動ケース
6に取付け、後輪8の車軸8aの回転を前記ピツ
クアツプ83により検出すると共に、第9図の如
く、前記各回路81,82により駆動制御するサ
ーボモータ80に6条分の前記各設定器79……
を連動連結し、ポテンシヨメータにより形成する
各設定器79……の抵抗値を前記モータ80によ
つて同時に可変するように構成している。
本実施例は上記の如く構成するもので、湛水し
た代掻き後の圃場に種子を直播するとき、繰出ロ
ール35を回転駆動し、該ロール35の繰出バケ
ツト34によつて播種ケース36の種子をシユー
ト50に投入し、このシユート50の下端から作
溝器29によつて形成する田面の溝内に前記種子
を放出させ、而る後前記覆土板30により覆土す
るもので、根腐れを防ぐカリウム等のアルカリ金
属並びに根の発育を促進するカルシユウム等のア
ルカリ土金属を過酸化石灰等の水溶性酸素発生剤
に混入してコーテイング剤を形成し、このコーテ
イング剤で被覆した種子をホツパー58に入れて
使用するものである。
また前記繰出ロール35から間欠的に連続して
送出する種子を欠粒センサ56によつて検出し、
一定時間以上種子の送出がないとき、設定器79
の遅延時間だけ遅らせてバイブレータ72から欠
粒警報を出力し、ブザー69を鳴らし、ランプ6
6……のいずれかを点灯させるもので、走行車1
の走行速度を低速側または高速側に切換えたと
き、後輪8の回転数に基づいて走行速度を検出し
てサーボモータ80を正逆制御し、該モータ80
により設定器79の遅延時間を車速に応じて自動
的に調節する。そして低速走行では欠粒発生から
欠粒警報までの遅れ時間を長く、また高速走行で
は欠粒発生から欠粒警報までの時間を短くし、欠
粒発生から欠粒警報までの走行距離を常に一定と
し、欠粒警報時に走行車1を停止させ、走行車1
を欠粒発生地点まで後進し、その地点から再び播
種を行うもので、欠粒警報による走行距離を一定
にしているので、このときの欠粒発生地点までの
後進距離も容易に判断し得、後進不足による欠株
または余分な後進による二重播種を防ぐものであ
る。
以上実施例から明らかなように本考案は、播種
用繰出ロール35から間欠的に連続して送出され
る種子を検出する欠粒センサ56と、該センサ5
6出力に基づいてブザー69などの欠粒警報器を
遅延作動させるマルチバイブレータ72などの播
種警報回路とを備えた直播機において、走行速度
の変化に応じて前記播種警報回路72の警報出力
遅延時間を変更する警報遅延時間設定器79を設
け、低速走行では欠粒発生から欠粒警報までの遅
れ時間を長く、また高速走行では欠粒発生から欠
粒警報までの時間を短くしたもので、走行速度を
変更しても、欠粒発生から欠粒警報までの走行距
離を略一定にし、欠粒警報時の再播種位置までの
後進距離を略一定にして再播種位置までの後進を
適正に行うことができ、従来に比べて欠株または
二重播種などを防止でき、良好な播種を能率良く
行うことができる等の実用的な効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第3図
は要部の拡大側面図、第4図は同背面図、第5図
は同断面側面図、第6図は同断面背面図、第7図
は欠粒警報回路図、第8図及び第9図は部分説明
図である。 35……繰出ロール、56……欠粒センサ、6
9……ブザー(欠粒警報機)、72……マルチバ
イブレータ(播種警報回路)、79……警報遅延
時間設定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 播種用繰出ロールから間欠的に連続して送出さ
    れる種子を検出する欠粒センサと、該センサ出力
    に基づいて欠粒警報器を遅延作動させる播種警報
    回路とを備えた直播機において、走行速度の変化
    に応じて前記播種警報回路の警報出力遅延時間を
    変更する警報遅延時間設定器を設け、低速走行で
    は欠粒発生から欠粒警報までの遅れ時間を長く、
    また高速走行では欠粒発生から欠粒警報までの時
    間を短くしたことを特徴とする直播機の欠粒警報
    装置。
JP5306184U 1984-04-10 1984-04-10 直播機の欠粒警報装置 Granted JPS60164816U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5306184U JPS60164816U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 直播機の欠粒警報装置

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JP5306184U JPS60164816U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 直播機の欠粒警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS60164816U JPS60164816U (ja) 1985-11-01
JPS645459Y2 true JPS645459Y2 (ja) 1989-02-10

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ID=30573566

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JP5306184U Granted JPS60164816U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 直播機の欠粒警報装置

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