JPH0524261Y2 - - Google Patents

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JPH0524261Y2
JPH0524261Y2 JP1986155748U JP15574886U JPH0524261Y2 JP H0524261 Y2 JPH0524261 Y2 JP H0524261Y2 JP 1986155748 U JP1986155748 U JP 1986155748U JP 15574886 U JP15574886 U JP 15574886U JP H0524261 Y2 JPH0524261 Y2 JP H0524261Y2
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JP
Japan
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planting
sensor
planted seedlings
seedling
seedlings
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JP1986155748U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乗用田植機の植付苗監視装置に利用さ
れるものである。
〔従来技術〕
従来、上記植付苗監視装置に関しては特開昭59
−135811号に示すように、苗植付装置に植付苗の
存否を検出するセンサーを設け、植付苗の不存在
時はこれを検出して警報するようにしたものが開
示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがこのものではセンサーは往復横移動す
る苗載台に取付けてあつて、苗載台と共に常に左
右に移動するから植付苗の存否を植付状列毎に正
確に検知することが困難であると共に、センサー
の投受光面が植付爪の回動により飛散する泥土水
により汚れて検知不能となり、誤作動する等の欠
陥がある。
本考案の技術的課題は、植付苗監視用のセンサ
ーを植付苗列に対応して苗植付装置で回転植付杆
を覆うカバー上に固設し、且つ植付苗の存否を各
植付苗列毎に検知して運転操作部近傍の標示装置
に標示することにより植付苗列毎の苗の存否を正
確に検知できると共に、センサーの投受光面に泥
土が付着しないようにして誤作動を防止し、長期
使用に耐え得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために講じた本考案によ
る乗用田植機の植付苗監視装置は次の通りであ
る。
即ち、乗用田植機の苗植付装置側に、植付直後
の植付苗の列状を監視して植付苗の存否を検知す
るセンサーを植付苗列に対応して設けた田植機に
おいて、上記センサーを回転植付杆を覆うカバー
上に設けると共に、該センサーは基準設定距離ls
内での植付苗の存在・不存在状態を各植付苗列毎
に検知して運転操作部近傍の標示装置に標示する
ようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
苗植付作業において、センサー17より植付直
後の苗の距離lxが検出され、その距離lx内に植付
苗が存在する正常植付状態の場合は、運転操作部
5近傍に設けた標示装置19に正常である旨を例
えばランプ点灯、又は緑色で標示させ、距離lx
に植付苗が存在しない異常事態発生の場合は標示
装置19に異常である旨を例えばランプ点滅、又
は赤色で標示させる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、1は乗用田植機の走行機体で、車輪2,3に
支持された機台4、前部には運転操作部5が、後
部には座席6が装備され、運転操作部5の前方に
はこれに近接してセンターポール7が立設されて
いる。
又、走行機体1の後部には4条植の苗植付装置
8がリンク機構9を介して駆動昇降自在に連結さ
れている。
上記苗植付装置8の機体を構成する植付フレー
ム10にはマツト苗を載置して往復横移動する苗
載台11、上下方向に回転して苗載台11の下部
から切出した一株分の苗を田面に植付ける4組の
回転植付杆14、田面を滑走するフロート15等
が夫々支架されている。16は上記回転植付杆1
4の上方及び後方を覆うようにしたカバーで、ブ
ラケツト16aを介して植付フレーム10に装着
されている。該カバー16は高速で回転する回転
植付杆14の安全カバーであるが、これによつて
上方・後方等に放擲される泥土・泥水の飛散が防
止されるようになつている。
17……は上記カバー16上に各植付苗列毎に
取付け、植付けた苗を各状列毎に監視するように
したセンサーで、超音波センサー、レーザーセン
サー等の発受波器又は発受光器よりなり、第5図
に示す如く基準距離をlsに設定してある。
一方、センターポール7には、上記センサー1
7……に夫々対応する標示装置19……が設けて
あり、各センサー17と標示装置19とは座席6
下方に設けた制御部18を介して連結制御されて
いる。
そして、センサー17が植付直後の苗の距離lx
を検出すると制御部18で演算が行われ、lx≦ls
の時は標示装置19に苗の色に相当する緑色が標
示されるようになつており、又、欠株等によつて
lx>lsとなつた時は田面の泥色に相当する赤色が
標示され、更にセンターポール7の先端に設けた
警報ランプ7aが点滅してトラブルを警報するよ
うになつている。
又、12……は苗載台11の下部に設けた苗存
否センサーで、上記標示装置19の上方に設けた
苗標示ランプ13に接続されており、苗載台11
上の苗がなくなつた時には苗標示ランプ13が点
灯するようになつている。
本考案はこのように構成されており、苗載台1
1に載置された植付苗は、走行機体1の走行に伴
う4組の回転植付杆14の回転によつて苗載台1
1下部に設けた掻取口から単位植付株毎の植付苗
に掻取られて田面に植付けられる。
そして、カバー16上に取付けたセンサー17
……により植付直後の苗の距離lxが検出され、制
御部18において演算が行われ、上記距離lxが基
準設定距離lsよりも小さいか等しい場合(つま
り、基準設定距離ls内に植付苗が存在する場合)
は標示装置19に苗の色に相当する緑色が標示さ
れ、欠株や植付姿勢不良株のない正常植付状態で
あることを確認し得るから、植付作業を継続すれ
ば良い。又、例えば一条でも植付直後の苗の距離
lxが基準距離lsより大となつた場合(つまり、基
準距離ls内に植付苗が存在しない場合)はその条
に対応する標示装置19に田面の泥色に相当する
赤色が標示され、更に、警報ランプ7aが点滅
し、これにより欠株等の異常事態が生じたことを
認知し、直ちに走行機体1の走行を止めてトラブ
ルを除去すれば良い。
又、畦際近くの植付作業においては、例えば端
の条の植付を停止させることがあるが、その際は
上記欠株認知作用を利用して植付停止状態を確認
することが出来る。
上記植付作業において、回転植付杆14は常時
カバー16に被覆されているので、安全に作業が
出来ると共に、センサー17はその投受光面に泥
土等が付着して検知機能が低下したり誤作動する
ことがなく常に正確に作動するものである。
尚、第6図に示す如く、標示装置19′及び苗
標示ランプ13′は運転操作部5のパネル板5a
に取付けても良い。
〔考案の効果〕
本考案は乗用田植機の苗植付装置側に、植付直
後の植付苗の列状を監視して植付苗の存否を検知
するセンサーを植付苗列に対応して設けた田植機
において、上記センサーを回転植付杆を覆うカバ
ー上に設けると共に、該センサーは基準設定距離
ls内での植付苗の存在・不存在状態を各植付苗列
毎に検知して運転操作部近傍の標示装置に標示す
るようにしたことにより、基準設定距離lsに対す
るセンサーから植付苗列迄の距離lxとを比較し
て、植付苗の存否を植付苗列毎に明確に識見し
て、運転者は直ちにトラブルを解消することが出
来るものであり、しかも、上記センサーを回転植
付杆を覆うように固定したカバー上に設けたこと
により、センサーの投受光面が植付杆の回動によ
つて飛散する泥土・泥水等により汚れて検知不能
になることを防止して長期にわたり確実に検知出
来る等の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る一実施例を示すものであ
つて、第1図は乗用田植機の全体側面図、第2図
は同上要部を示す斜視図、第3図はブロツク図、
第4図はフローチヤート図、第5図は作用説明
図、第6図は他の例の標示装置正面図である。 8……苗植付装置、16……カバー、17……
センサー、19……標示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗用田植機の苗植付装置側に、植付直後の植付
    苗の列状を監視して植付苗の存否を検知するセン
    サーを植付苗列に対応して設けた田植機におい
    て、上記センサーを回転植付杆を覆うカバー上に
    設けると共に、該センサーは基準設定距離ls内で
    の植付苗の存在・不存在状態を各植付苗列毎に検
    知して運転操作部近傍の標示装置に標示するよう
    にしたことを特徴とする乗用田植機の植付苗監視
    装置。
JP1986155748U 1986-10-13 1986-10-13 Expired - Lifetime JPH0524261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986155748U JPH0524261Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155748U JPH0524261Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS6361216U JPS6361216U (ja) 1988-04-23
JPH0524261Y2 true JPH0524261Y2 (ja) 1993-06-21

Family

ID=31076730

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737871Y2 (ja) * 1988-04-30 1995-08-30 株式会社小森コーポレーション 多色刷枚葉印刷機のごみ取り装置
JP2019216687A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 ヤンマー株式会社 圃場管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61104024U (ja) * 1984-12-12 1986-07-02

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JPS6361216U (ja) 1988-04-23

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