JP2019216687A - 圃場管理システム - Google Patents

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Keiji Hisamoto
圭司 久本
章浩 新熊
Akihiro Niikuma
章浩 新熊
拓海 吉峰
Takumi Yoshimine
拓海 吉峰
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【課題】欠株位置を条毎に特定し、かつ、特定した条毎の欠株位置を欠株情報として保存することができる圃場管理システムを提供する。【解決手段】田植機2(作業車両)は、植付作業を行いながら圃場内を走行する。位置情報算出部49(測位部)は、田植機2の位置情報を時間毎に測定する。欠株検出部52は、圃場内において欠株が発生したことを条毎に検出する。欠株位置特定部53は、位置情報算出部49によって測定された位置情報と欠株検出部52の検出結果とに基づいて、圃場内における欠株位置を条毎に特定する。欠株情報記憶部68は、欠株位置特定部53によって特定された条毎の欠株位置を欠株情報として記憶する。【選択図】図9

Description

本発明は、圃場管理システムに関する。
一般に、田植機では、条毎に設けられた植付爪が、条毎に苗載台上に置かれている苗マットの下端部から苗を所定間隔で掻き取って圃場(水田)に植え付ける。苗マットから苗が掻き取られる度に縦送り機構が苗マットを下方に送ることによって、植付爪が苗マットから所定間隔で苗を掻き取ることができる。縦送り機構や植付爪に不具合が生じた場合には、植付爪が苗マットから苗を上手く掻き取ることができず、欠株が発生するおそれがある。欠株とは、所定間隔での植え付けが正常に行われない状態のことをいう。
そこで、下記特許文献1には、田植機に設けられたカメラで田植機の後方を撮影し、撮影した画像から欠株が発生しているか否かを判定し、欠株が発生していると判定した場合には、作業者に報知する技術が開示されている。
特開2016−95661号公報
そのため、特許文献1に記載の田植機では、欠株が発生していると判定される度に、圃場内において苗を植え損ねた部分に作業者が個別に苗を植え付けることで、欠株を解消することができる。しかしながら、特許文献1には、欠株の発生に関する情報を生成して保存することは開示されていない。
そこで、この発明の目的は、欠株位置を条毎に特定し、かつ、特定した条毎の欠株位置を欠株情報として保存することができる圃場管理システムを提供することである。
この発明の一実施形態は、複数条分の苗を圃場内に植え付ける植付作業を行いながら前記圃場内を走行する作業車両と、前記作業車両の所定時間毎の位置情報を測定する測位部と、前記圃場内において欠株が発生したことを条毎に検出する欠株検出部と、前記測位部によって測定された位置情報と前記欠株検出部によって検出された検出結果とに基づいて、前記圃場内における欠株位置を条毎に特定する欠株位置特定部と、前記欠株位置特定部によって特定された条毎の前記欠株位置を欠株情報として記憶する欠株情報記憶部とを含む、圃場管理システムを提供する。
この構成によれば、欠株位置を条毎に特定し、かつ、特定した条毎の欠株位置を欠株情報として保存することができる。これにより、欠株が発生した位置や、欠株が発生した条を把握することができる。これにより、欠株の発生原因を追究することが可能となる。
この発明の一実施形態では、前記圃場管理システムが、前記測位部によって測定された位置情報と前記欠株位置特定部によって特定された前記欠株位置とに基づいて、前記作業車両の移動軌跡を条毎に生成する移動軌跡生成部をさらに含む。そして、前記移動軌跡は、前記欠株位置と前記欠株位置以外の部分とが識別できるように生成される。そのため、圃場内における欠株位置を一層容易に把握することができる。
この発明の一実施形態では、前記移動軌跡を表す色が、条毎に異なる。そのため、条毎の移動軌跡が明確に区別される。したがって、欠株が発生し易い条を一層容易に把握することができる。
この発明の一実施形態では、前記圃場管理システムが、前記移動軌跡を表示部に表示させる表示制御部をさらに含む。そのため、圃場において欠株が発生し易い位置や、欠株が発生し易い条を目視により容易に把握することができる。
この発明の一実施形態では、前記作業車両が、複数条分の苗マットが載置される苗載台と、前記苗載台に載置される苗マットを条毎に掻き取り圃場に苗を植え付ける複数の植付爪と、前記苗載台において苗マットを対応する前記植付爪に向けて送る送り機構とを含む。そして、前記欠株検出部が、前記苗載台において苗マットが対応する前記植付爪に向けて送られたことを条毎に検出する苗送り検出部と、前記苗送り検出部の検出結果に基づいて、欠株が発生しているか否かを判定する欠株判定部とを含む。
この構成によれば、苗を圃場に植え付けるために必要な構成を利用して、欠株の発生を判定することができる。したがって、欠株を判定するために新たな装置を追加することなく、欠株が発生し易い条を容易に把握することができる。
この発明の一実施形態では、前記欠株検出部が、前記作業車両の後方の前記圃場の表面を撮影する撮像機と、前記撮像機が撮影した画像に基づいて、欠株が発生しているか否かを判定する欠株判定部とを含む。
この構成によれば、撮像機が撮影した画像から、欠株の発生の有無を判定することができる。そのため、圃場の状態に異常があることに起因する欠株の発生を把握することができる。したがって、欠株の発生原因をより正確に追究することできる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圃場管理システムの構成を示す模式図である。 図2は、前記圃場管理システムに備えられた田植機の側面図である。 図3は、前記田植機の平面図である。 図4は、前記田植機に備えられた植付部の要部を図2とは反対側から見た図である。 図5は、図4とは反対側から前記植付部の要部を見た図である。 図6は、図3のVI−VI線に沿う部分断面図である。 図7は、前記田植機に備えられた近接センサおよびその周辺の部材の斜視図である。 図8は、前記近接センサおよびその周辺の部材の分解斜視図である。 図9は、前記田植機の電気的構成を示すブロック図である。 図10は、前記田植機が圃場内を走行する様子を説明するための模式図である。 図11は、前記圃場管理システムに備えられた移動軌跡生成部によって生成された移動軌跡の一例を説明するための模式図である。 図12Aは、全ての条において欠株が発生していないときに各前記近接センサから出力される信号強度の時間変化を示すグラフである。 図12Bは、一部の条において欠株が発生しているときに各前記近接センサから出力される信号強度の時間変化を示すグラフである。 図13は、本発明の第2実施形態に係る圃場管理システムに備えられた田植機の電気的構成を示すブロック図である。 図14は、第2実施形態に係る圃場管理システムに備えられた移動軌跡生成部によって生成された移動軌跡の一例を説明するための模式図である。
以下では、この発明の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る圃場管理システム1の構成を示す模式図である。圃場管理システム1は、ユーザが所有する圃場F(図10参照)を登録し管理するシステムである。
圃場管理システム1は、田植機2(作業車両)と、携帯型の端末装置(以下、「携帯端末3」という)と、圃場管理サーバ4とを含む。圃場管理サーバ4は、田植機2および携帯端末3から送信される圃場Fに関する情報を管理する。田植機2、携帯端末3および圃場管理サーバ4は、通信網7を介して、互いに通信可能である。
図2は、田植機2の側面図である。図3は、田植機2の平面図である。
図2および図3を参照して、田植機2は、複数条分の苗を圃場Fに苗を植え付ける植付作業を行いながら圃場F内を走行する。田植機2は、走行機体10と、走行機体10の後方に配置された植付部11とを備える。走行機体10は、左右一対の前輪12および左右一対の後輪13を備えている。
走行機体10は、ユーザが搭乗するための運転座席15と、走行機体10の操舵を行うためのステアリングハンドル16とを含む。ステアリングハンドル16の近傍には、ユーザが各種操作を行うための操作部17(図9参照)や、種々の情報を表示するための表示部18(図9参照)が設けられている。表示部18は、たとえば、タッチパネル式ディスプレイである。
走行機体10は、トランスミッション20、フロントアクスル21およびリアアクスル22を含んでいる。トランスミッション20は、エンジン14からの動力を変化させてフロントアクスル21およびリアアクスル22に伝達する。フロントアクスル21は、トランスミッション20から入力された動力を前輪12に伝達する。リアアクスル22は、トランスミッション20から入力された動力を後輪13に伝達する。
植付部11は、昇降リンク機構24を介して走行機体10の後方に連結されている。走行機体10の後部には、エンジン14の動力を植付部11に出力するためのPTO軸23と、植付部11を昇降駆動するための昇降シリンダ27とが配置されている。PTO軸23には、トランスミッション20を介して、エンジン14の動力が伝達される。
昇降リンク機構24は、トップリンク25およびロアリンク26からなる平行リンク構造により構成されている。ロアリンク26には、昇降シリンダ27が連結されている。昇降シリンダ27を伸縮動作させることによって、植付部11の全体を上下に昇降させることができる。
植付部11は、田面(圃場Fの表面)に苗を植え付ける複数(本実施形態では3つ)の植付ユニット30と、植付ユニット30を駆動する植付入力ケース31と、苗マットM(図3の二点鎖線参照)が載置される苗載台32と、苗を植え付ける前に田面を整地する複数のフロート33とを含む。
植付入力ケース31には、複数(本実施形態では3つ)の植付ユニット30が取り付けられている。各植付ユニット30は、植付伝動ケース34と、回転ケース35と、植付アーム36とを有するロータリ式植付装置である。各植付ユニット30の植付伝動ケース34には、回転ケース35が2つずつ取り付けられており、それぞれの回転ケース35には、植付アーム36が2つずつ取り付けられている。植付アーム36の先端には、植付爪36aが取り付けられている。植付入力ケース31には、植付入力ケース31から各植付伝動ケース34に動力を伝達する植付出力軸38が備えられている。
苗載台32は、板状の部材である。苗載台32は、前方側よりも後方側が低くなるように傾斜している。苗載台32は、苗マットMが載置される複数の載置面を有する。載置面は、田植機2の条数に応じて車幅方向に並んで配置されている。本実施形態の田植機2は、6条植えの田植機であるため、載置面は、6面設けられている。各載置面には、苗マットMが傾斜した状態で置かれる。
植付入力ケース31には、PTO軸23からの駆動力が入力される。植付入力ケース31に入力された動力は、植付出力軸38を経由して各植付伝動ケース34に伝達される。回転ケース35は、植付伝動ケース34から伝達された動力によって回転駆動される。これにより、植付アーム36の先端部は、ループ状の回転軌跡を描いて作動する。植付爪36aは、植付アーム36が上から下へ向かって動くときに、苗載台32に載せられた苗マットMから苗を掻き取って、苗を圃場Fの田面に植え込む。
この実施形態の田植機2は、6条植えの田植機であるため、全ての植付ユニット30の植付伝動ケース34を同時に稼働させて、6条植えの植付作業を行うことができる。田植機2は、一部の植付ユニット30のみを稼働させて、4条植えの植付作業、および2条植えの植付作業を行うこともできる。
フロート33は、植付部11の下部に設けられている。フロート33は、下面が圃場Fの田面に接触することができるように配置されている。フロート33が田面に接触することにより、苗を植え付ける前の田面が整地される。
図2および図3には図示しないが、田植機2には、横送り機構40(後述する図4を参照)、および、縦送り機構41(後述する図5を参照)が備えられている。横送り機構40は、植付アーム36の植付爪36aによって苗マットMから苗が掻き取られる度に、苗載台32を連続的に往復で横送りさせる。苗載台32が往復移動端(往復移動の折返し点)に到達すると、縦送り機構41が苗載台32上の苗マットを間欠的に縦送りする。横送りとは、走行機体10の車幅方向に苗載台32を移動させることである。縦送りとは、苗載台32上で、植付アーム36側(下側)に苗マットMを移動させることである。
次に、横送り機構40および縦送り機構41の構成について詳細に説明する。
図4は、図2とは反対側から植付部11の要部を見た図であり、横送り機構40の構成について説明するための模式図である。
横送り機構40は、植付入力ケース31から車幅方向に延びる送りねじ70と、送りねじ70に対して摺動可能な滑り子71と、滑り子71を支持する滑り子受け72とを含む。滑り子受け72は、略Y字状であり、送りねじ70が挿通された中心部72aと、中心部72aから放射状に延びる3つの延設部72bとを有する。
滑り子71は、滑り子受け72の延設部72bの1つに収容されている。送りねじ70は、植付入力ケース31に入力された動力によって回転する。送りねじ70の回転によって、滑り子71は、送りねじ70の外面に形成された溝に沿って送りねじ70の軸方向に摺動する。これにより、滑り子71は、滑り子受け72とともに車幅方向に移動する。
横送り機構40は、苗載台32の載置面の裏面の下部に取り付けられ車幅方向に延びる下部レール73と、滑り子受け72(の延設部72b)および下部レール73を連結する支持アーム74と、下部レール73を車幅方向に摺動可能に支持するガイドレール75とをさらに含む。ガイドレール75は、下部レール73に係合する係合部75aと、係合部75aから苗載台32の底部の形状に沿って延出される延出部75bとを含む。下部レール73がガイドレール75の係合部75aと係合しているため、下部レール73はガイドレール75に沿って車幅方向に摺動可能である。ガイドレール75には、下部レール73がガイドレール75から外れることを阻止するためのストッパー76がボルトによって着脱可能に取り付けられる。
植付入力ケース31において送りねじ70が延出される側面には、苗載台32の横送り量を調節する横送り切替レバー77が設けられている。横送り切替レバー77には、横送り切替レバー77の位置を検出することで、苗載台32の横送り回数を検出する横送り回数検出センサ78(図9参照)が設けられている。
図5は、図4とは反対側から植付部11の要部を見た図であり、縦送り機構41の構成について説明するための模式図である。
縦送り機構41は、植付入力ケース31から車幅方向に延びる縦送りカム軸91と、縦送りカム軸91の外周に固定され縦送りカム軸91の径方向外方に延びる縦送りカム90と、縦送りカム90と当接可能な従動カム92と、苗載台32上の苗マットM(図3参照)を下方に搬送する搬送ベルト93と、搬送ベルト93を駆動する搬送ベルト駆動軸94とを含む。従動カム92は、搬送ベルト駆動軸94に固定されている。
縦送りカム軸91は、送りねじ70(図4参照)と連結されている。苗載台32が横送りされて往復移動端に到達すると、縦送りカム90は、縦送りカム軸91により回転駆動され、従動カム92と当接し従動カム92を回動させる。従動カム92の回動に伴って、搬送ベルト駆動軸94が回動されることで、搬送ベルト93が循環される。これにより、搬送ベルト93上の苗マットM(図3参照)が所定の距離だけ下方に搬送される。
各植付伝動ケース34の前上部には、回動自在な苗台レール支持軸95が支持される。苗台レール支持軸95には、互いに間隔をあけて配置された複数の支持フレーム96が固定されている。複数の支持フレーム96は、ガイドレール75を支持している。また、苗台レール支持軸95には、前上方に延びるアーム97が取り付けられる。苗台レール支持軸95には、アクチュエータ(図示せず)が設けられている。アーム97の先端には、苗台レール支持軸95の回転角度を検出する回転角度検出センサ98が設けられている。
苗台レール支持軸95は、アクチュエータによって、回転駆動される。したがって、苗台レール支持軸95の回転に伴って支持フレーム96が回動されることで、ガイドレール75(苗載台32)が昇降し、植付アーム36を支持する植付伝動ケース34と苗載台32との間の距離を変更することができる。
そのため、植付爪36aによる苗マットMからの縦取量を変更することができる。縦取量とは、走行機体10の進行方向において植付アーム36が一回の回転で苗マットMから掻き取る苗の量(苗の本数)のことである。
また、苗台レール支持軸95は、連動ワイヤ99を介して従動カム92と接続されている。苗台レール支持軸95の回転に伴って、連動ワイヤ99に係る張力によって従動カム92を所定の角度だけ回転させることにより、苗マットMからの縦取量に応じて搬送ベルト93による送り量を調節することができる。苗台レール支持軸95の回転角度によって縦取量が変化する。
図4および図5を参照して、エンジン14からの動力が植付入力ケース31を介して送りねじ70に伝達されることで送りねじ70が回転し、これによって、送りねじ70に対して滑り子71および滑り子受け72が車幅方向に移動する。苗載台32は、下部レール73および支持アーム74を介して滑り子受け72と連結されているため、滑り子受け72とともに車幅方向に移動する。そして、苗載台32が車幅方向の往復移動端に到達すると、縦送りカム90が従動カム92と当接して搬送ベルト駆動軸94が回動することで、搬送ベルト93が苗マットMを下方に送る。
図6は、図3のVI−VI線に沿う部分断面図であり、苗載台32以外の部材は断面を用いずに図示されている。苗載台32の載置面の反対側には、苗マットMの下方への移動に伴って回転する回転体81と、回転体81の回転を検出する近接センサ85とが設けられている。
図7は、近接センサ85およびその周辺の部材の斜視図である。図8は、近接センサ85およびその周辺の部材の分解斜視図である。
苗載台32の載置面の裏面側には、ボルトやビス等の固定部材Kによって取付金具82が固定されている。取付金具82には、支持孔82aが形成されている。取付金具82には、支持孔82aの中心軸線A1まわりに上下に揺動可能な揺動アーム84が取り付けられている。揺動アーム84は、板状のアーム部84aと、アーム部84aの一端部に設けられた第1軸部84bと、アーム部84aの他端部に設けられた第2軸部84cとを含む。第1軸部84bは、支持孔82aに挿通されて取付金具82に支持される。第2軸部84cには、第2軸部84cの中心軸線A2まわりに回転可能に回転体81が支持されている。近接センサ85は、アーム部84aの他端部に取り付けられている。
第1軸部84bには、回転体81を苗載台32に向けて付勢する付勢部材83が取り付けられている。付勢部材83は、第1軸部84bが挿通されたコイルばねである。
揺動アーム84の第1軸部84bには、取付金具82からの揺動アーム84の第1軸部84bの抜け落ちを防止する抜け落ち防止具86が取り付けられている。揺動アーム84の第2軸部84cには、揺動アーム84の第2軸部84cからの回転体81の抜け落ちを防止する抜け落ち防止具87が取り付けられている。
回転体81は、中心軸線A2に沿って延びる円筒状のボス部81bと、ボス部81bの外周面から外方に向けて突出する複数の突起81aと、ボス部81bの外周面に設けられた複数のビス81cとを含む。複数の突起81aは、回転体81の周方向(回転方向R)に間隔をあけて配置されている。突起81aは、貫通孔32aを介して、載置面よりも上側に突出している(図6参照)。回転体81は、苗載台32の載置面において縦送りされる苗マットMの底面に突起81aが食い込み(係合し)ながら、苗マットMの縦送りに連動して回転する(図6参照)。突起81aは、基端部から先端部に向かうに従って、回転体81の回転方向Rの上流側に向かうように湾曲している。
突起81aは、湾曲せずに、中心軸線A2を中心とする半径方向に延びるスターホイールであってもよい。
苗マットMが縦送りされると、回転体81が回転する。回転体81が回転すると、各ビス81cが近接センサ85に対向する位置に到達する度に、近接センサ85からパルスが出力される。したがって、条毎に設けられた近接センサ85の出力信号に基づいて、対応する条の苗マットMが縦送りされているか否かを判定できるとともに、対応する条の苗マットMの縦送り量(移動量)を算出することができる。
図9は、田植機2の電気的構成を示すブロック図である。田植機2は、田植機2の各部材を制御するための制御部50を備える。制御部50は、CPUおよびメモリ51(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)を備えたマイクロコンピュータを含む。詳しくは後述するが、マイクロコンピュータは、メモリ51(ROMやフラッシュメモリ)に記憶されている所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能する。
制御部50には、位置情報算出部49(測位部)が電気的に接続されている。位置情報算出部49には、衛星信号受信用アンテナ46で受信された測位信号が入力される。衛星信号受信用アンテナ46は、衛星測位システム(GNSS: Global Navigation Satellite System)を構成する測位衛星からの信号を受信するものである。位置情報算出部49は、走行機体10または植付部11(厳密には、衛星信号受信用アンテナ46)の所定時間毎(たとえば、1秒毎)の位置情報を算出する。位置情報には、たとえば緯度・経度・高度情報が含まれる。
制御部50には、無線通信部47が電気的に接続されている。無線通信部47には、無線通信用アンテナ48が接続されている。無線通信部47は、一例として、無線LANルータ(Wi−Fiルータ)から構成されていてもよい。制御部50には、操作部17および表示部18が電気的に接続されている。
制御部50には、横送り回数検出センサ78および回転角度検出センサ98が電気的に接続されている。制御部50には、近接センサ85が電気的に接続されている。近接センサ85の出力信号(パルス信号)は、制御部50に入力される。
図10は、田植機2が圃場F内を走行する様子を説明するための模式図である。
圃場Fは、内部領域W(図10で二点鎖線で囲った矩形状の領域)と、内部領域Wを取り囲む枕地領域Nとを含む。圃場Fおよび内部領域Wは、例えば平面視で同じ方向に長手の矩形状である。圃場Fの長手方向(図10の紙面の上下方向)に符号「Y」を付し、圃場Fの短手方向(図2の紙面の左右方向)に符号「X」を付す。
運転座席15(図2参照)に搭乗したユーザが田植機2を操作することによって、田植機2は、圃場F内を走行しながら、所定の間隔で田面に苗を植え付ける植付作業を行う。田面において植付作業が行われた位置を植付位置120という。田植機2は、圃場F内をつづら折り状に走行しながら内部領域Wに植付作業を行った後、枕地領域Nを走行しながら枕地領域Nに植付作業を行う。
具体的には、田植機2は、短手方向Xにおける内部領域Wの一端(右端)から短手方向Xにおける内部領域Wの他端(左端)へ向かって内部領域Wを直線的に走行しながら植付作業を行う。田植機2は、短手方向Xにおける内部領域Wの他端に到達すると、植付作業を中止して枕地領域N内で旋回する。そして、田植機2は、先程とは逆方向に内部領域Wを直線的に走行しながら植付作業を行う。田植機2は、短手方向Xにおける内部領域Wの一端に到達すると、植付作業を中止して枕地領域N内で旋回する。田植機2は、この動作を繰り返すことによって、長手方向Yにおける内部領域Wの他端に到達する。田植機2は、その後、枕地領域Nを一周(周回)しながら植付作業を行う。田植機2が枕地領域Nを一周することで、圃場F内での田植機2の走行が終了される。
圃場Fでの植付作業の途中で縦送り機構41や植付爪36aに不具合が生じた場合や、苗載台32の載置面上の苗マットMの残量がなくなった場合には、植付爪36aが苗マットMから苗を上手く掻き取ることができず、欠株が発生するおそれがある。欠株とは、植付作業が正常に行われない状態のことをいう。
図9に戻り、制御部50のマイクロコンピュータは、欠株検出部52、欠株位置特定部53、移動軌跡生成部54、および表示制御部55等として機能するように構成されている。
欠株検出部52は、圃場F内において欠株が発生したことを条毎に検出して、欠株発生情報を生成する。欠株発生情報には、欠株が発生した条に関する情報(たとえば、後述する条番号)と、欠株が発生したときの時刻情報とが含まれている。
欠株位置特定部53は、位置情報算出部49が算出した時刻毎の位置情報と、欠株検出部52によって生成された欠株発生情報(検出結果)とに基づいて、圃場F内における欠株位置を条毎に特定する。詳しくは、欠株位置特定部53は、位置情報算出部49が算出した位置情報に含まれる時刻と、欠株検出部52によって生成された欠株発生情報に含まれる時刻とを比較して、欠株が発生したときの位置情報(欠株位置)を条毎に特定して、特定した条毎の欠株位置からなる欠株情報を生成する。
移動軌跡生成部54は、位置情報算出部49によって算出された位置情報と、欠株位置特定部53によって特定された欠株位置とに基づいて、田植機2の移動軌跡を条毎に生成する。
表示制御部55は、移動軌跡生成部54によって生成された条毎の移動軌跡を示す移動軌跡画像を表示部18に表示させる。図11は、表示部18に表示される移動軌跡画像100の一例を示す模式図である。図11に示す移動軌跡画像100では、平面視における田植機2の中心部の移動軌跡106を太線で示している。図11では、移動軌跡画像100では、各条の移動軌跡の色が互いに異なっているため、各条の移動軌跡が互いに区別可能である。また、移動軌跡画像100では、欠株位置と、欠株位置以外の部分とが区別識別可能である。詳しくは、欠株位置が白色で表示され、欠株位置以外の部分が白色以外の色(各条に対応する色)で表示される。
以下では、車幅方向の一方側から他方側に向かうにしたがって条番号が増えるように、各条に条番号を付す。具体的には、車幅方向において最も一方側(図3の紙面において最も下側)に位置する条を単に「1番目の条」という。そして、車幅方向において最も他方側(図3の紙面において最も上側)に位置する条を「6番目の条」という。1番目の条と6番目の条との間には、2番目〜5番目の条が位置している。
図11に示す移動軌跡画像100では、3番目の条および6番目の条において欠株が発生している。3番目の条の欠株位置101は、比較的狭い範囲にしか及んでいない。そのため、3番目の条における欠株の発生は、縦送り機構41や植付爪36aの不具合ではなく、苗マットMの残量がなくなったことが原因であると推察される。一方、6番目の条における欠株は、発生頻度が高く、6番目の条の欠株位置102は比較的広い範囲に及んでいる。そのため、6番目の条における欠株の発生は、縦送り機構41や植付爪36aの不具合が原因であると推察される。また、6番目の条における欠株は、植付作業の後半になるほど発生し易くなっているため、縦送り機構41や植付爪36aの状態が植付作業とともに悪化していることが推察される。
図9に戻り、制御部50には、記憶部65が電気的に接続されている。記憶部65は、ハードディスク、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。
記憶部65は、位置情報記憶部66、欠株発生情報記憶部67、欠株情報記憶部68および移動軌跡記憶部69を含む。位置情報記憶部66には、位置情報算出部49が算出した時間毎の田植機2の位置情報が記憶される。欠株発生情報記憶部67には、欠株検出部52によって生成された欠株発生情報が記憶される。欠株情報記憶部68には、欠株位置特定部53によって特定された欠株位置からなる欠株情報が記憶される。移動軌跡記憶部69には、移動軌跡生成部54によって生成された移動軌跡(移動軌跡画像100)が記憶される。
欠株検出部52は、近接センサ85と、欠株判定部61と、欠株発生情報生成部62とを含む。
欠株判定部61は、条毎に設けられた近接センサ85の出力信号に基づいて、条毎に欠株が発生しているか否かを判定する。欠株発生情報生成部62は、欠株判定部61の判定結果に基づいて、欠株発生情報を生成する。近接センサ85は、前述したように、苗載台32において苗マットMが対応する植付爪36aに向けて送られたことを条毎に検出する。すなわち、近接センサ85は、苗送り検出部の一例である。
欠株判定部61の動作について説明する。苗マットMは、縦送り機構41によって、間欠的に縦送りされる。そして、図12Aに示すように、一回の縦送りサイクルC1,C2…において、全ての条の苗マットMが正常に縦送りされるときには、それらの条の近接センサ85から複数のパルスがほぼ所定時間間隔で出力される。
一方、図12Bに示すように、ある一回の縦送りサイクルC1において、何らかの原因によって、一部の条(図12Bでは3番目の条)の苗マットMが縦送りされていないときには、その状の近接センサ85からはパルスが出力されない。
そこで、欠株判定部61は、縦送りサイクルC1,C2…毎に、全ての条の近接センサ85のいずれかから最初にパルスが出力された時点から所定時間Txが経過するまでの期間に、残りの近接センサ85の各々からパルスが出力されたか否かを監視する。そして、残りの近接センサ85のうち、前記期間内にパルスが出力されなかった近接センサ85が存在する場合には、その近接センサ85に対応する条に欠株が発生したと判定する。
第1実施形態によれば、欠株位置特定部53によって条毎に特定された欠株位置が、欠株情報として欠株情報記憶部68に保存される。そのため、田植機2が圃場F内を走り終えた後に、圃場F内において欠株が発生し易い領域を把握することができる。また、欠株位置が条毎に特定されるため、田植機2が圃場F内を走り終えた後に、欠株が発生し易い条を把握することができる。これにより、圃場Fにおいて欠株が発生し易い領域や欠株が発生し易い条等の欠株の発生傾向を把握することができるので、欠株の発生原因の追究することができる。
具体的には、前述したように、欠株発生情報から把握された欠株の発生傾向に基づいて、欠株の発生原因が苗マットMの残量がなくなったことであるのか、縦送り機構41や植付爪36aの不具合であるのかを判断することができる。欠株位置欠株の発生原因が植付爪36aや縦送り機構41の不具合であると考えられる場合には、不具合が生じている植付爪36aや縦送り機構41の部品の交換の要否の判断に利用することができる。
また、第1実施形態によれば、移動軌跡生成部54が、位置情報と欠株位置とに基づいて、移動軌跡を条毎に生成する。移動軌跡は、欠株位置と欠株位置以外の部分とが識別できるように生成される。そのため、圃場F内における欠株位置を一層容易に把握することができる。
また、第1実施形態によれば、各条の移動軌跡を表す色が互いに異なる。そのため、条毎の移動軌跡が明確に区別される。したがって、欠株が発生し易い条を一層容易に把握することができる。
また、第1実施形態によれば、表示制御部55によって、移動軌跡(移動軌跡画像100)が表示部18に表示される。そのため、圃場Fにおいて欠株が発生し易い位置や、欠株が発生した易い条を目視により容易に把握することができる。
また、第1実施形態によれば、近接センサ85(苗送り検出部)が、苗載台32において苗マットMが対応する植付爪36aに向けて送られたことを条毎に検出し、欠株判定部61が、近接センサ85の検出結果に基づいて、欠株が発生しているか否かを判定する。
この構成によれば、苗を圃場Fに植え付けるために必要な構成を利用して、欠株の発生を判定することができる。したがって、欠株を判定するために新たな装置を追加することなく、欠株が発生した条を容易に把握することができる。
<第2実施形態>
図13は、本発明の第2実施形態に係る圃場管理システム1Pに備えられた田植機2Pの電気的構成を示すブロック図である。図13では、今まで説明した部分と同じ部分には、同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態に係る田植機2Pが、第1実施形態に係る田植機2と主に異なる点は、田植機2Pが、田植機2Pの後方の田面付近(圃場Fにおいて植付作業が行われた部分)を撮影するカメラ等の撮像機110を含む点である。第2実施形態の欠株検出部52には、近接センサ85の代わりに、撮像機110が含まれる。
第2実施形態の欠株判定部61は、撮像機110が撮影した画像と、苗が正常に植え付けられたときの田面付近の画像である比較画像とを比較することによって、各条において苗が正常に植え付けられているか否かを判定する。そして、第2実施形態の欠株発生情報生成部62が、第1実施形態と同様に、欠株判定部61の判定結果に基づいて、欠株発生情報を生成する。比較画像は、記憶部65の比較画像記憶部111に予め記憶されている。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
しかし、第2実施形態では、欠株検出部52は、撮像機110が撮影した画像から、欠株の発生の有無を判定することができる。そのため、縦送り機構41や植付爪36aの不具合や苗マットM残量の不足に起因する欠株だけでなく、田面の状態に異常があることに起因する欠株の発生も把握することができる。
詳しくは、図14を参照して、第2実施形態において表示部18に表示される移動軌跡画像100Pには、図11に示す第1実施形態の移動軌跡画像100に表示される欠株位置101,102に加えて、欠株位置103,104も表示される。欠株位置103は、複数の条に跨っているため、この欠株の発生原因は、田面が硬いために植付爪36aが田面に苗を上手く植え付けられなかったであると推察される。また、欠株位置104は、枕地領域Nに発生しているため、この欠株の発生原因は、田植機2が枕地領域Nで旋回した際に枕地領域Nの田面に凹凸が発生した結果、植付爪36aが田面に苗を上手く植え付けられなかったことであると推察される。このように、撮像機110を用いることで、欠株の発生原因をより正確に追究することできる。
第2実施形態によれば、欠株の発生原因を把握することで、第1実施形態と同様に不具合が生じている植付爪36aや縦送り機構41の部品の交換の要否を判断することができるし、圃場Fの硬度や均平度合の改善の要否を判断することもできる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、さらに他の形態で実施することができる。
たとえば、上述の各実施形態では、欠株検出部52、欠株位置特定部53、移動軌跡生成部54および表示制御部55は、田植機2,2Pの制御部50に備えられている。しかしながら、上述の実施形態とは異なり、欠株検出部52、欠株位置特定部53、移動軌跡生成部54および表示制御部55は、圃場管理サーバ4の制御部に備えられていてもよいし、携帯端末3の制御部に備えられていてもよい。
表示制御部55が、圃場管理サーバ4の制御部に備えられている場合には、移動軌跡画像100,100Pが表示される表示部は、たとえば、圃場管理サーバ4に接続されたディスプレイである。表示制御部55が、携帯端末3の制御部に備えられている場合には、移動軌跡画像100,100Pが表示される表示部は、たとえば、携帯端末3に備えられたタッチパネル式ディスプレイである。
また、上述の実施形態に係る移動軌跡画像100,100Pでは、移動軌跡を表す色が、条毎に異なっている。しかしながら、移動軌跡を表す色は条毎に必ずしも異なっている必要はなく、移動軌跡を表す色の濃さが条毎に異なることによって、移動軌跡が条毎に区別できるようになっていてもよい。
また、上述の実施形態では、ユーザによる手動操作によって田植機2が圃場F内で走行しながら植付作業を行う。しかしながら、田植機2は、たとえば携帯端末3が予め生成した走行経路を自律(自動)走行するように構成されていてもよい。携帯端末3が生成する走行経路は、たとえば、図10に示す経路であり、つづら折り状の経路とつづら折り状の経路を取り囲む周回経路とを含む。
また、第1実施形態および第2実施形態は、適宜組み合わせることができる。たとえば、欠株検出部52は、近接センサ85と、欠株判定部61と、欠株発生情報生成部62と、撮像機110とを含んでいてもよい。この場合、欠株を検出するために、状況に合わせて近接センサ85と撮像機110とを使い分けたり、近接センサ85および撮像機110を同時に使用したりできる。近接センサ85と撮像機110とを同時に使用することで、欠株の発生が、植付爪36aや縦送り機構41の異常に起因するものであるのか、田面の状態の異常に起因するものであるのかを一層正確に把握することができる。
その他、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。
1 :圃場管理システム
1P :圃場管理システム
2 :田植機
2P :田植機
32 :苗載台
36a :植付爪
41 :縦送り機構
49 :位置情報算出部
52 :欠株検出部
53 :欠株位置特定部
54 :移動軌跡生成部
55 :表示制御部
61 :欠株判定部
68 :欠株情報記憶部
85 :近接センサ(苗送り検出部)
110 :撮像機

Claims (6)

  1. 複数条分の苗を圃場内に植え付ける植付作業を行いながら前記圃場内を走行する作業車両と、
    前記作業車両の所定時間毎の位置情報を測定する測位部と、
    前記圃場内において欠株が発生したことを条毎に検出する欠株検出部と、
    前記測位部によって測定された位置情報と前記欠株検出部の検出結果とに基づいて、前記圃場内における欠株位置を条毎に特定する欠株位置特定部と、
    前記欠株位置特定部によって特定された条毎の前記欠株位置を欠株情報として記憶する欠株情報記憶部とを含む、圃場管理システム。
  2. 前記測位部によって測定された位置情報と前記欠株位置特定部によって特定された前記欠株位置とに基づいて、前記作業車両の移動軌跡を条毎に生成する移動軌跡生成部をさらに含み、
    前記移動軌跡は、前記欠株位置と前記欠株位置以外の部分とが識別できるように生成される、請求項1に記載の圃場管理システム。
  3. 前記移動軌跡を表す色が、条毎に異なる、請求項2に記載の圃場管理システム。
  4. 前記移動軌跡を表示部に表示させる表示制御部をさらに含む、請求項2または3に記載の圃場管理システム。
  5. 前記作業車両が、複数条分の苗マットが載置される苗載台と、前記苗載台に載置される苗マットを条毎に掻き取り圃場に苗を植え付ける複数の植付爪と、前記苗載台において苗マットを対応する前記植付爪に向けて送る送り機構とを含み、
    前記欠株検出部が、前記苗載台において苗マットが対応する前記植付爪に向けて送られたことを条毎に検出する苗送り検出部と、前記苗送り検出部の検出結果に基づいて、欠株が発生しているか否かを判定する欠株判定部とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圃場管理システム。
  6. 前記欠株検出部が、前記作業車両の後方の前記圃場の表面を撮影する撮像機と、前記撮像機が撮影した画像に基づいて、欠株が発生しているか否かを判定する欠株判定部とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の圃場管理システム。
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