JPH023700Y2 - - Google Patents

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JPH023700Y2
JPH023700Y2 JP1982067272U JP6727282U JPH023700Y2 JP H023700 Y2 JPH023700 Y2 JP H023700Y2 JP 1982067272 U JP1982067272 U JP 1982067272U JP 6727282 U JP6727282 U JP 6727282U JP H023700 Y2 JPH023700 Y2 JP H023700Y2
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JP
Japan
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roll
case
fertilizer
feeding
roll shaft
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JP1982067272U
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JPS58170915U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば田植え作業などにおいて、苗植
付け作業のとき同時にその作条に沿つて肥料を施
す側条施肥機などに用いられる施肥繰出装置に関
するものである。
従来、実開昭56−170141号公報に示す如く、ホ
ツパーの下部に繰出ケースを連設させ、該ケース
にケース蓋53を着脱自在に取付けると共に、ケ
ース蓋に軸支させるロール軸を介して繰出ロール
を繰出ケースに内設させ、ケース蓋を着脱して繰
出ロールの着脱を行う技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、ケース蓋、繰出
ロール及びロール軸を夫々分離して取出す構造で
あつたから、塵又は肥料粉の詰り並びに熱び摩耗
などの変形により、摺動又は回動武分が各部の着
脱により損傷し易く、簡単に着脱し得ない場合が
ある。そこで、取扱い操作性を考慮した場合に
は、嵌め込み寸法誤差の設定値を大きく設定する
必要があるが、各部品の接合面に塵などがさらに
入り込み易くなる不具合がある。しかも、繰出ロ
ールを取外したとき、該ロールの軸孔又はロール
軸の表面に泥などが付着し易く、組立時の手間が
大になる等の問題もあつた。
然るに、本考案は、ホツパーの下部に繰出ケー
スを連設させ、該ケースにケース蓋を着脱自在に
取付けると共に、ケース蓋に軸支させるロール軸
を介して繰出ロールを繰出ケースに内設させる施
肥繰出装置において、繰出ロールを弾圧当接支持
させるピンをロール軸に設け、ケース蓋の着脱操
作で繰出ロールとロール軸を一体的に着脱させる
ように構成したことを特徴とするものである。
従つて、前記ピンによつて繰出ロールをロール
軸に支持させるから、繰出ロールがロール軸と一
体で着脱され、分解・組立時にロール軸から繰出
ロールが離脱してロールの軸孔又はロール軸表面
に泥などが附着するのを防止し得ると共に、繰出
ロールとロール軸の嵌め込み寸法誤差値を従来よ
りも小さくし得、従来に比べて取扱い操作性の向
上並びに組立精度の向上などを容易に図り得るも
のである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図は本考案に係る施肥繰出装置を具備した
乗用多条植用の田植機を示す側面図、第2図はそ
の平面図であり、図中1は前車体2と後車体3と
からなる胴体屈折型の走行車体、4.5はセンタ
ーピン6を介して前記前後車体2,3を水平方向
に屈折自在に連結するフレーム、7,7.8,8
は前記前後車体2,3の左右に各スイングケース
9,9.10,10を介して軸支させる水田用前
後車輪.11は前車体2に基端を固着させる門型
安全フレーム、12,12はこの安全フレーム1
1に取付ける予備苗載台、13,13は前車体2
の両側に設けるステツプ、14,14は前車輪
7,7用のフエンダー、15は前車体2の後部上
方に前記安全フレーム11を介して取付ける運転
席16はこの運転席15前方に設ける操向ハンド
ル、17は後車体3に搭載するエンジンで、前記
センターピン6を中心に前後車体2,3を適宜屈
折させてその走行方向を是正すべく構成してい
る。
また、図中18は前車体2の前部に3点リンク
機構19を介して昇降自在に支持する植付部であ
り、20は左右に往復移動させる前低後高の苗載
台、21…はこの苗載台から一株分の苗を取出し
て植付ける植付爪、22は前記苗載台20及び植
付爪21を取付ける伝動ケース、23…はこのケ
ース22を支えるフロート、24は前記ケース2
2に取付ける前バンパーで、前記苗載台20及び
植付爪21…を連動駆動して、連続的苗を植付け
ていくように構成している。
次に、第3図乃至第6図を参照にしてこの田植
機に備える側条施肥装置25について説明する。
前記施肥装置は肥料を収納するホツパー26…
と、この肥料を田面内に連続的に埋入させていく
肥料埋込器27…と、これらホツパー26…及び
埋込器27…間を連結接続させる肥料案内管28
…とからなり、前記植付爪21…に対応させて8
条分の肥料をその田面に施していくように構成し
ている。
前記ホツパー26…は例えば苗育成のため粉末
肥料などを収納するものであつて、先に述べた左
右のフエンダー14,14の前端上部間を横架さ
せるベースフレーム29上に各一対の支持フレー
ム30…を介して2条分毎に一つ設置するように
構成している。
また、前記ホツパー26の下部繰出ケース31
内にシヤツター32及びブラシ33を備えた繰出
ロール34を内蔵し、該ロール34の回転時、表
面に穿設する多数の汲出し溝35…でもつてホツ
パー26内の肥料を連続的に2条分略一定量繰出
すように構成している。
前記繰出しロール34…の各ロール軸36…は
前記支持フレーム30…の中間にそれぞれ軸支さ
せたもので、支持フレーム30…先端間を横架さ
せる同一駆動回転軸37に前記各ロール34…を
Vプーリ38、Vベルト39、Vプーリ40を介
してそれぞれ連動連結させるように構成してい
る。そして、前記回転軸37の左端側はフレキシ
ブルシヤフト41を介して苗載台横送り伝動ケー
スに軸架する横送りネジ軸42に連動連結させ、
その回転駆動力を得るように構成している。
一方、先に述べたフロート23は前端を巾広、
後端を巾狭に形成するもので、この巾狭の左右両
側部に前記埋込器27,27の作溝板43,43
及び覆士板44,44を装着させている。
前記作溝板43は前端を前記フロート23の巾
広下面にボルト45,45を介して固着させ、該
板43後部側面をフロート23巾狭側面に沿わせ
ると共に、該板43後部下面をフロート23下面
より突出させて走行時、該突出部により田面に一
定巾の深溝を溝切するように構成している。
また、前記作溝板43の後端には左右を側板4
3a,43aで仕切つて上下及び後方を開放させ
た空間部46を有していて、該空間部46に肥料
の落下放出口筒47を設けている。そして、前記
ホツパー26の繰出ロール34下部に形成する肥
料繰出口48の一方とこの放出口筒47との間を
前記肥料案内管28を介して連結接続させて、前
記ホツパー26より搬送される肥料を連続的に略
定量ずつ前記作溝板43によつて溝切された後の
肥料埋込溝49に前記放出口筒47より散布させ
るように構成している。
さらに、前記作溝板43の後端には支持アーム
50を介して覆士板44を延設していて、前記溝
49内の散布済みの肥料に、前記作溝板43の後
方に位置させる覆士板44でもつて覆士を施すよ
うに構成している。
ところで、先に述べた繰出ロール34は前記繰
出ケース31にボルト51及びナツト52を介し
着脱自在に取付ける左右のケース蓋53,53間
に、そのロール軸36を止めカラー54及び廻り
止めピン55などを介し回転自在に支承させてい
る。また、前記ロール34の上域左右に一対の各
条用の前記シヤツター32,32を配設させ、前
記ケース蓋53のボス部53aに中間を支持させ
るシヤツター調量レバー56の上端に前記シヤツ
ター32の各ケース蓋53突出端を係合連結させ
ると共に、前記ケース蓋53に長孔57及び蝶ボ
ルト58を介し前記レバー56の下端を左右移動
自在に止着させて、前記レバー56を長孔57に
沿わせ左右に適宜移動変位させることによつて前
記シヤツター32の開度の調節を行うように構成
している。
さらに、前記調量レバー56の外側には前記ボ
ルト58を介し調量カバー59を固設させるもの
で、前記ケース蓋53と該カバー59とでもつて
前記レバー56を挟保持させると共に、前記カバ
ー59の下端に前記レバー56の調量目盛り60
の指針とさせる先鋭状指示部59aを形成させる
ように構成している。
本考案は上記の如く構成するものにして、前記
各ホツパー26内に肥料を充填し、刈取部18を
駆動させながら機体を走行させ植付けを行う作業
状態下においては、前記横送りネジ軸43の回転
に伴つて前記ホツパー26…の各繰出ロール34
…も駆動し、前記ホツパー26…内の肥料を連続
的に略定量ずつ繰出し動作する。
この繰出された肥料は前記案内管28…を通つ
て自然流下して前記作溝板43…後部の放出口筒
47…より順次放出され、前記作溝板43…によ
つて溝切りされた埋込溝49…内に散布されるも
のである。そしてこの散布直後の肥料は前記覆士
板44によつて覆士を施され田内に埋込まれる状
態となるものである。
而して雨天作業時などにおいて、肥料が湿気な
どを帯び、繰出ケース31或いは繰出ロール34
に付着し、肥料の繰出しなどが充分に行えなくな
つたときには、前記ナツト52を弛め前記繰出ロ
ール34を固定支持する側のケース蓋53を取外
すことによつて、第6図の如くロール軸54を介
し繰出ロール34は勿論のこと蝶ボルト58を介
し調量レバー56及びカバー59並びにシヤツタ
ー32迄も一体取外が可能となつて、これら各部
品の取外しがワンタツチ動作で行え内部掃除など
が極めて容易となる許りでなく、これらシヤツタ
ー32、レバー56、カバー59の相対位置関係
も狂わすことがないのでシヤツター32の開度の
基準量調節などもその都度必要でなく作業手間の
煩らわしさがない。
以上実施例から明らかなように本考案は、ホツ
パー26の下部に繰出ケース31を連設させ、該
ケース31にケース蓋53を着脱自在に取付ける
と共に、ケース蓋53に軸支させるロール軸31
を介して繰出ロール34を繰出ケース31に内設
させる施肥繰出装置において、繰出ロール34を
弾圧当接支持させるピン55をロール軸36に設
け、ケース蓋53の着脱操作で繰出ロール34と
ロール軸36を一体的に着脱させるように構成し
たもので、前記ピン55によつて繰出ロール34
をロール軸36に支持させるから、繰出ロール3
4がロール軸36と一体で着脱され、分解・組立
時にロール軸36から繰出ロール34が離脱して
ロール34の軸孔又はロール軸36表面に泥など
が附着するのを防止できると共に、繰出ロール3
4とロール軸36の嵌め込み寸法誤差値を従来よ
りも小さくすることができ、従来に比べて取扱い
操作性の向上並びに組立精度の向上などを容易に
図ることができる等の実用的な効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第3図
は施肥装置部の側面説明図、第4図は同平面説明
図、第5図は要部の断面説明図、第6図は同作用
説明図である。 26……ホツパー、31……繰出ケース、34
……繰出ロール、36……ロール軸、53……ケ
ース蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパー26の下部に繰出ケース31を連設さ
    せ、該ケース31にケース蓋53を着脱自在に取
    付けると共に、ケース蓋53に軸支させるロール
    軸31を介して繰出ロール34を繰出ケース31
    に内設させる施肥繰出装置において、繰出ロール
    34を弾圧当接支持させるピン55をロール軸3
    6に設け、ケース蓋53の着脱操作で繰出ロール
    34とロール軸36を一体的に着脱させるように
    構成したことを特徴とする農機の施肥繰出装置。
JP6727282U 1982-05-07 1982-05-07 農機の施肥繰出装置 Granted JPS58170915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6727282U JPS58170915U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 農機の施肥繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6727282U JPS58170915U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 農機の施肥繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58170915U JPS58170915U (ja) 1983-11-15
JPH023700Y2 true JPH023700Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=30077109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6727282U Granted JPS58170915U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 農機の施肥繰出装置

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JP (1) JPS58170915U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56170141U (ja) * 1980-05-20 1981-12-16

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JPS58170915U (ja) 1983-11-15

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