JPH06311770A - パワーウインド装置のモータ制御方法 - Google Patents

パワーウインド装置のモータ制御方法

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JPH06311770A
JPH06311770A JP9308093A JP9308093A JPH06311770A JP H06311770 A JPH06311770 A JP H06311770A JP 9308093 A JP9308093 A JP 9308093A JP 9308093 A JP9308093 A JP 9308093A JP H06311770 A JPH06311770 A JP H06311770A
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JP
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motor
voltage
storage means
current
turned
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JP9308093A
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English (en)
Inventor
Satoru Sekiguchi
口 悟 関
Takeshi Ito
藤 雄 伊
Masaru Kato
藤 勝 加
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドガラスが何かを挟み込んだら確実に
反転移動させる制御を行うことができるパワーウインド
装置のモータ制御方法を提供する。 【構成】 クローズスイッチ3がオンされてからオフさ
れても、起動位置メモリ10にストアされた数値からの
位置カウンタ8のカウント数が基準移動量記憶手段16
の基準移動量に達するまでは制御手段18によりモータ
4に対する電流供給を継続して行うパワーウインド装置
1のモータ制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータにより駆動す
るウインドガラスの現在位置を検出することによってウ
インドガラスの動作を制御するのに利用されるパワーウ
インド装置のモータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウインドガラスの現在位置を検出
することによってウインドガラスの動作を制御するパワ
ーウインド装置のモータ制御方法としては図6に示すよ
うなものが知られている。図6に示すパワーウインド装
置において、モータ100は、オープンスイッチ110
a、クローズスイッチ110bを有するスイッチ110
がオンされることによってコントローラ103が作動し
て電源が供給されると、アーマチュアシャフト101が
回転し、このアーマチュアシャフト101の回転動力が
ウオームホイール102に伝達され、ウオームホイール
102の回転動力が衝撃吸収用ダンパ104を介して出
力軸105に伝達される。出力軸105には、ガラス昇
降機構106を介してウインドガラス107が連結され
ており、出力軸105の正回転・逆回転の動力はガラス
昇降機構106によってウインドガラス107の全閉側
・全開側移動に変換される。アーマチュアシャフト10
1には回転検出機構108が設けられており、アーマチ
ュアシャフト101の回転数は回転検出機構108によ
ってパルス信号に変換されて制御手段であるコントロー
ラ109に転送され、コントローラ109は、ウインド
ガラス107の全閉位置から全開位置までのストローク
内の現在位置データおよびアーマチュアシャフト101
の回転数を記憶している。そこで、クローズスイッチ1
10aがオンされていて、ウインドガラス107が全閉
位置に到達する手前でウインドガラスが移動を阻止され
ることによってアーマチュアシャフト101の回転が拘
束された場合、コントローラ109は、回転検出機構1
08からのウインドガラス107の現在位置データが全
閉位置に到達したものではないのにアーマチュアシャフ
ト101の回転に負荷がかかったことによって何かを挟
み込んでいることを認識し、モータ100への電流の供
給を一旦カットしてからモータ100へ供給電流を反転
させてウインドガラス107を全開側に所定の量だけ移
動させる制御を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパワー
ウインド装置のモータ制御方法では、コントローラ10
9は、クローズスイッチ110aのオン状態で、ウイン
ドガラス107が全閉位置に到達する手前でのアーマチ
ュアシャフト101の回転の拘束を検出することによっ
てウインドガラスが何かを挟み込んでいることの認識を
行う構造になっているため、クローズスイッチ110b
をオンしてからわずかの時間の後にオフすることが繰り
返し行われたり、ウインドガラスが何かを挟み込んでい
ることに乗員が気付かずにクローズスイッチ110aを
オフすると、コントローラ109はクローズスイッチ1
10bのオフタイミングに同期して作動を中止し、それ
によって、何かを挟み込んだことの認識がなされず、ウ
インドガラスを停止するだけで反転移動をさせる制御を
行わない可能性を有し、ウインドガラスが何かを挟み込
んだら確実に反転移動させる制御を行うようにすること
が課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるパワーウインド装置の
モータ制御方法は、ウインドガラスが何かを挟み込んだ
ら確実に反転移動させる制御を行うことができるパワー
ウインド装置のモータ制御方法を提供することを目的と
している。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるパワー
ウインド装置のモータ制御方法は、乗員の操作によりオ
ンされるオープンスイッチ・クローズスイッチと、ウイ
ンドガラスに出力軸を連結し且つオープンスイッチ・ク
ローズスイッチの切換えにより正方向・逆方向の電流を
供給されて出力軸を介しウインドガラスを全閉位置から
全開位置のあいだでのストローク内で移動するモータ
と、モータに電源を接続する駆動手段と、電源の電圧を
随時検出し、電源電圧に比例した電圧信号を発生する電
圧検出手段と、モータの出力軸の回転数を検出してパル
ス信号を発生する回転検出手段と、回転検出手段からの
パルス信号によりウインドガラスの現在位置データをカ
ウントする位置カウンタを有するとともに回転検出手段
からのパルス信号の現在周期時間によりモータの回転状
態を検出するパルス周期タイマを有し、且つクローズス
イッチがオンされたと同時に前記位置カウンタの値がス
トアされる起動位置メモリと、ウインドガラスのストロ
ーク内の全閉位置の近傍に対応した位置基準値を予め定
めた位置基準値記憶手段を有するとともに回転検出手段
よりの所定個のパルス信号に基いてウインドガラスの基
準移動量を予め定めた基準移動量記憶手段を有し、且つ
予め定められた一つ以上の基準電圧を設定されている基
準電圧記憶手段を有するとともに電源の電圧と基準電圧
記憶手段の基準電圧との比較によりモータの回転数に対
応して設定されるパルス周期基準時間を予め定めている
基準時間記憶手段を有する基準値メモリを備えた制御手
段とをそなえ、制御手段により、クローズスイッチがオ
ンされてからオフされても、起動位置メモリにより記憶
された起動位置の数値からの位置カウンタのカウント数
が基準移動量記憶手段の基準移動量に達するまではモー
タに対する電流供給を継続して行う構成としたことを特
徴としており、必要に応じて採用される実施態様におい
てオープンスイッチまたはクローズスイッチがオンされ
ている際、パルス周期タイマからの現在周期時間が基準
時間記憶手段からのパルス周期基準時間よりも長くな
り、且つ位置カウンタからのカウント数が位置基準値記
憶手段の位置基準値よりも小さくなったらモータに対し
反転した電流の供給を行うことを特徴としており、必要
に応じて採用される他の実施態様において基準電圧記憶
手段は、電源の電圧に反比例した一つ以上の基準電圧を
設定されていることを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】この発明に係わるパワーウインド装置の
モータ制御方法において、クローズスイッチがオンされ
ると同時に起動位置メモリにより起動位置が記憶され、
位置カウンタによりこの起動位置からのストローク量が
カウントされ、位置カウンタのカウント数が基準移動量
記憶手段の基準移動量に達するまでの間はクローズスイ
ッチがオフされても、モータに対する電流供給は継続し
て行われる。それ故、クローズスイッチがオンされてか
らわずかの時間の後にオフされることが繰り返し行われ
たり、ウインドガラスが何かを挟み込んでいることに乗
員が気付かずにクローズスイッチがオフされたとして
も、制御手段はクローズスイッチのオフタイミングに同
期して作動を中止することはなく、ウインドガラスが何
かを挟み込んでいることの認識を行うものとなる。
【0008】
【実施例】図1ないし図5には、この発明に係わるパワ
ーウインド装置のモータ制御方法の一実施例が示されて
いる。
【0009】この発明に係わるパワーウインド装置のモ
ータ制御方法が用いられるパワーウインド装置1は図1
により明らかなように、主として、乗員の操作によりオ
ンされるオープンスイッチ2・クローズスイッチ3、ウ
インドガラス(図7参照)に出力軸4aを連結し且つオ
ープンスイッチ2・クローズスイッチ3のオン切換えに
より正方向・逆方向の電流を供給されて出力軸4aを介
しウインドガラスを全閉位置から全開位置のあいだでの
ストローク内で移動するモータ4、モータ4にバッテリ
ーである電源50を接続する駆動手段5、モータ4の出
力軸4aの回転数を検出してパルス信号を発生する回転
検出手段6、電源50の電圧に比例した電圧信号を発生
する電圧検出手段7、回転検出手段6からのパルス信号
によりウインドガラスの現在位置データを随時カウント
する位置カウンタ8を有するとともに回転検出機構6か
らのパルス信号の現在周期時間によりモータ4の回転状
態を検出するパルス周期タイマ9を有し、且つクローズ
スイッチ3がオンされたと同時に位置カウンタ8のカウ
ント値をストアする起動位置メモリ10を有するととも
に回転検出機構6からのパルス信号数を一旦保存してお
く位置バッファ11を有する現在値メモリ12およびウ
インドガラスのストローク内で全閉位置の近傍に対応し
た位置基準値を予め設定した位置基準値記憶手段13を
有するとともにモータ4の回転数に対応したパルス周期
基準時間を予め設定した基準時間記憶手段14を有し、
且つ予め定められた一つ以上の基準電圧を設定されてい
る基準電圧記憶手段15を有するとともに回転検出手段
6よりの所定個のパルス信号に基いてウインドガラスの
基準移動量を予め定めた基準移動量記憶手段16を有す
る基準値メモリ17を備えている制御手段18から構成
されている。
【0010】オープンスイッチ2、クローズスイッチ3
は入力インターフェース回路aを介して制御手段18に
接続されており、オープンスイッチ2、クローズスイッ
チ3がオンされることによって発生するオン切換信号は
制御手段18に転送される。
【0011】モータ4は、駆動手段5がオンすることに
よって正方向・逆方向の電流が供給されると、出力軸4
aが正回転・逆回転する。出力軸4aが正回転・逆回転
することにより図示しないガラス昇降機構を介してウイ
ンドガラスを全閉位置・全開位置に向けて移動する。こ
の出力軸4aには回転検出手段6が連結されており、出
力軸4aが回転することによって回転検出手段6より発
生したパルス信号は入力インターフェースaを介し制御
手段18に転送される。
【0012】駆動手段5は、リレー等の電源接続切換機
構であって、出力インターフェース回路bを介して制御
手段18に接続されており、制御手段18の出力段から
の信号によりモータ4に対し正方向であるウインド閉側
または逆方向であるウインド開側の電流を供給する。
【0013】電圧検出手段7は、電源50の電圧に比例
した電圧信号を発生し、発生した電圧信号は制御手段1
8に転送され、制御手段18内においてA/D変換され
たうえで、制御手段18に備えられている基準電圧記憶
手段15で設定された設定基準電圧と比較される。
【0014】制御手段18には、現在値メモリ12およ
び基準値メモリ17を備えたマイクロコンピュータが内
蔵されている。現在値メモリ12は、随時書き込み読み
出しメモリ(RAM)であって、この現在値メモリ12
に備えられている位置カウンタ8は、ウインドガラスの
全閉位置を基点とし、全開位置を終点として回転検出機
構6からのパルス信号のカウント数をラムエリア内に随
時記憶することによってウインドガラスの現在位置デー
タを得ており、位置カウンタ8に記憶された現在位置デ
ータは位置基準値記憶手段13の位置基準値と比較され
ることによってウインドガラスの現在位置が全閉位置の
近傍なのか、または全閉位置の近傍ではないのかの判別
がなされる。
【0015】また、現在値メモリ12に備えられている
パルス周期タイマ9は回転検出手段6からのパルス信号
の現在周期時間を随時記憶しており、パルス周期タイマ
9によって記憶された現在周期時間は後述する基準時間
記憶手段14で設定されたパルス周期基準時間と比較さ
れることによってウインドガラスの現在位置でモータ4
の出力軸4aに過負荷がかかっているかどうかが判別さ
れる。現在値メモリ12に備えられている起動位置メモ
リ10は、クローズスイッチ3がオンされたと同時にラ
ムエリア内に起動位置を数値で記憶する。この起動位置
の数値からそのときの位置カウンタ8のカウント数まで
の偏差を検出することによりモータ4の出力軸4が何回
転したかに基いてクローズスイッチ3がオンされてから
のウインドガラスの移動量を認識し、この移動量は後述
する基準移動量記憶手段16により設定された基準移動
量と比較される。現在値メモリ12に備えられている位
置バッファ11は回転検出機構6からのパルス信号数を
一旦保存しておくための機能を有する。
【0016】一方、基準値メモリ17は読み出し専用メ
モリ(ROM)であって、この基準値メモリ17に備え
られている位置基準値記憶手段13は、ウインドガラス
の全閉位置から全開位置のあいだでのストロークに対応
した記憶エリア内でウインドガラスの全閉位置の近傍に
相当する位置基準値を予め設定している。位置基準値記
憶手段13の位置基準値は位置カウンタ8からの現在位
置データと比較される。ここで、全閉位置の近傍とは、
ウインドガラスが全閉位置に向けて移動している際に指
等を挟み込んだ場合に生ずる隙間寸法よりも小さい寸法
を有する位置である。基準値メモリ17に備えられてい
る基準電圧記憶手段15は、電源50の電圧に比例して
第1の基準電圧と第2の基準電圧とを記憶している。電
源電圧は前照灯、エアコン、デフォッガー等の大電力の
電装部品に電流を供給しているときや長期的な使用によ
って電荷が不足しているときに若干下がり、それによっ
て、電圧降下が生じている電源でモータ4に電流を供給
すると、出力軸4aの回転数も電源電圧に対応して低く
なるため、わずかに下がっている電圧レベルを第1の基
準電圧として設定し、かなり下がっている電圧レベルを
第2の基準電圧として設定している。これら第1の基準
電圧と第2の基準電圧を電源電圧と比較することによっ
て電圧降下の程度が検出される。基準値メモリ17に備
えられている基準移動量記憶手段16は、回転検出手段
6よりの所定個のパルス信号に基いてウインドガラスの
基準移動量を予め定めている。
【0017】基準時間記憶手段14は、モータ4の出力
軸4aの回転数に対応したものとして3個のパルス周期
基準時間を予め設定している。前述したように、モータ
4の出力軸4aの回転数は電源の電圧降下によって下が
るため、電源電圧よりも基準電圧記憶手段15により設
定されている第1の基準電圧の方が高い範囲を第1のパ
ルス周期基準時間T1として記憶し、電源電圧よりも基
準電圧記憶手段15により設定されている第2の基準電
圧の方が高い範囲を第2のパルス周期基準時間T2とし
て記憶し、電源電圧の方が基準電圧記憶手段15により
設定されている第2の基準電圧よりも低い範囲を第3の
パルス周期基準時間T3として電源電圧に反比例したも
のとして記憶している。基準時間記憶手段14により設
定されている第1のパルス周期基準時間T1、第2のパ
ルス周期基準時間T2、第3のパルス周期基準時間T3
は、現在値メモリ12に備えられているパルス周期タイ
マ9の現在周期時間と比較され、パルス周期タイマ9の
現在周期時間の方が基準時間記憶手段14の第1のパル
ス周期基準時間T1、第2のパルス周期基準時間T2、
第3のパルス周期基準時間T3よりも長ければ、モータ
4の出力軸4aに過負荷がかかっていることが認識さ
れ、パルス周期タイマ9の現在周期時間の方が基準時間
記憶手段14の第1のパルス周期基準時間T1、第2の
パルス周期基準時間T2、第3のパルス周期基準時間T
3よりも短ければ、モータ4の出力軸4aに過負荷がか
かっていないことの認識がなされる。
【0018】制御手段18は、乗員の操作によって図示
しないイグニションスイッチがオンされることにより作
動を開始し、電源電圧と基準電圧記憶手段15の第1の
基準電圧、第2の基準電圧との比較によって基準時間記
憶手段14が記憶している第1のパルス周期基準時間T
1、第2のパルス周期基準時間T2、第3のパルス周期
基準時間T3をパルス周期タイマ9の現在周期時間に対
して夫々比較することによってウインドガラスの現在位
置でモータ4の出力軸4aに過負荷がかかっているのか
いないのかの認識を行うとともに、位置カウンタ8に記
憶された現在位置データを位置基準値記憶手段13の位
置基準値に対して比較することによってウインドガラス
の現在位置が全閉位置の近傍なのか近傍ではないのかの
認識を行い、オープンスイッチ2・クローズスイッチ3
のオン状態で、モータ4の出力軸4aに過負荷がかかっ
ていなくてしかもウインドガラスの現在位置が全閉位置
の近傍ではないことの認識がなされると、オープンスイ
ッチ2・クローズスイッチ3のオンに対応した電流の供
給をモータ4に対して行い、クローズスイッチ3のオン
状態で、モータ4の出力軸4aに過負荷がかかっていて
しかもウインドガラスの現在位置が全閉位置の近傍では
ないことの認識がなされると、クローズスイッチ3のオ
ンに反する方向の電流をモータ4に対して行い、オープ
ンスイッチ2・クローズスイッチ3のオン状態でモータ
4の出力軸4aに過負荷がかかっていてしかもウインド
ガラスの現在位置が全閉位置の近傍であることの認識が
なされると、モータ4に対する電流の供給を中止する。
【0019】また、制御手段18は、クローズスイッチ
3がオンされてからオフされるまでに、起動位置メモリ
10によって記憶されている起動位置の数値から位置カ
ウンタ8のカウント数までの偏差が基準移動量記憶手段
16の基準移動量を越えるまでは、モータ4に対する電
流の供給を遮断しない制御を行うことによってウインド
ガラスが何かを挟み込んでいるかの判別のための駆動を
行う。
【0020】このような構造を有するパワーウインド装
置1は、図2,図3,図4に示すプログラムおよび図5
に示すタイミングチャートに基いて制御動作を行う。本
プログラムにおいてステップ20〜ステップ30および
ステップ36〜ステップ42によりメインルーチンが構
成され、ステップ31〜ステップ35によりサブルーチ
ンが構成されており、ステップ70〜ステップ73はモ
ータ4の出力軸4aが回転することによってパルス信号
が取り入れられるとメインルーチンに優先して実行され
る割込ルーチンである。
【0021】ウインドガラスが全閉位置にある状態で、
電源の投入と同時に制御手段18は作動を開始してお
り、メインルーチンが実行される。オープンスイッチ2
もクローズスイッチ3もオフであると、ステップ20に
おいてリセットが行われ、ステップ21において電源5
0の電圧が基準電圧記憶手段15によって記憶されてい
る第1の基準電圧よりも高いか否かの判別が行われ、ス
テップ22において電源50の電圧が基準電圧記憶手段
15によって記憶されている第2の基準電圧よりも高い
か否かの判別が行われる。電源の電圧が第1の基準電圧
よりも高いとステップ23において基準時間記憶手段1
4の第1のパルス周期基準時間T1が記憶され、電源の
電圧が第1の基準電圧よりも低く第2の基準電圧よりも
高いとステップ24において基準時間記憶手段14の第
1のパルス周期基準時間T2が記憶され、電源の電圧が
第2の基準電圧よりも低いとステップ25において基準
時間記憶手段14の第1のパルス周期基準時間T3が記
憶される。電源に電圧降下がないと、ステップ23にお
いて第1のパルス周期基準時間T1が記憶され、ステッ
プ26において各スイッチ信号の取り込みがなされ、ス
テップ27において位置バッファ11の値を起動位置メ
モリにストアし、ステップ28においてのクローズスイ
ッチ3がオンか否かの判別でクローズスイッチ3がオフ
であるため、ステップ36に移行し、ステップ36にお
いてのオープンスイッチ2がオンか否かの判別でオープ
ンスイッチ2がオフであるため、ステップ40において
位置カウンタ8のカウント数(現在位置データ)から起
動位置メモリ10によって記憶されている起動位置デー
タを減算した値と基準移動量記憶手段16によって記憶
されている基準移動量との比較が行われ、モータ4の出
力軸4aは回転していないので、位置カウンタ8のカウ
ント数は零であるため、ステップ42に移行してサブル
ーチンが実行され、ステップ31においてパルス周期タ
イマ6からの現在周期時間が基準時間記憶手段14で記
憶されている第1のパルス周期基準時間T1と比較さ
れ、モータ4の出力軸4aは回転していないため、パル
ス周期タイマ6からの現在周期時間は基準時間記憶手段
14で記憶されている第1のパルス周期基準時間T1よ
りも長くなっているので、ステップ34に移行し、ステ
ップ34において位置カウンタ8のカウント数と位置基
準値記憶手段13によって記憶されている位置基準値と
の比較が行われ、モータ4の出力軸4aは回転しておら
ず、位置カウンタ8のカウント数はウインドガラスの全
閉位置近傍に対応した位置基準値となっているため、ス
テップ35においてモータ4に対する電流供給を行わず
に、モータ4を停止の状態としてステップ21に復帰
し、オープンスイッチ2かクローズスイッチ3のオンが
なされるまでは、このルーチンを繰り返して待機する。
【0022】そこで、乗員の操作によってオープンスイ
ッチ2が図5中の位置Aでオンされると、ステップ20
においてリセット、ステップ21においての電源50の
電圧が基準電圧記憶手段15によって記憶されている第
1の基準電圧よりも高いか否かの判別、ステップ22に
おいて電源50の電圧が基準電圧記憶手段15によって
記憶されている第2の基準電圧よりも高いか否かの判別
により、ステップ23において第1のパルス周期基準時
間T1が記憶され、ステップ26において各スイッチ信
号の取り込みがなされ、ステップ27において位置バッ
ファ11の値を起動位置メモリにストアし、ステップ2
8においてのクローズスイッチ3がオンか否かの判別で
クローズスイッチ3がオフであるため、ステップ36に
移行し、ステップ36においてのオープンスイッチ2が
オンか否かの判別でオープンスイッチ2がオンであるた
め、ステップ37に移行し、ステップ37においてパル
ス周期タイマ6からの現在周期時間が基準時間記憶手段
14で記憶されている第1のパルス周期基準時間T1と
比較され、モータ4の出力軸4aは回転していないた
め、パルス周期タイマ6からの現在周期時間は基準時間
記憶手段14で記憶されている第1のパルス周期基準時
間T1よりも長くなっているので、ステップ38に移行
し、ステップ38において出力インターフェースbを介
して駆動手段5をオンさせる信号が転送されて駆動手段
5からモータ4に対し正方向の電流の供給を行ってステ
ップ21に復帰し、これを繰り返し行う。モータ4は正
方向の電流が供給されることによって位置Aから出力軸
4aが正回転を開始し、ウインドガラスを全開側に移動
させる。
【0023】モータ4に正方向の電流が供給され、出力
軸4aが正回転することによって回転検出手段6からパ
ルス信号が発生するため、割込ルーチンが実行され、ス
テップ70においてのクローズスイッチ3がオンか否か
の判別で、クローズスイッチ3はオフであるため、ステ
ップ71に移行し、ステップ71においてのオープンス
イッチ2がオンか否かの判別で、オープンスイッチ2は
オンであるため、ステップ72に移行し、ステップ72
において位置バッファの値をインクリメントしてステッ
プ72に移行し、ステップ73において前回割込発生時
からの経過時間をパルス周期タイマ9にストアし、ステ
ップ21に復帰してメインルーチンを実行する。
【0024】オープンスイッチ2がオンされていること
によってモータ4の出力軸4aは正回転を続け、乗員の
操作によってオープンスイッチ2が図5中の位置Bにお
いてオフされると、ステップ20においてリセット、ス
テップ21においての電源50の電圧が基準電圧記憶手
段15によって記憶されている第1の基準電圧よりも高
いか否かの判別、ステップ22において電源50の電圧
が基準電圧記憶手段15によって記憶されている第2の
基準電圧よりも高いか否かの判別により、ステップ23
において第1のパルス周期基準時間T1が記憶され、ス
テップ26において各スイッチ信号の取り込みがなさ
れ、ステップ27において位置バッファ11の値を起動
位置メモリにストアし、ステップ28においてのクロー
ズスイッチ3がオンか否かの判別でクローズスイッチ3
がオフであるため、ステップ36に移行し、ステップ3
6においてのオープンスイッチ2がオンか否かの判別で
オープンスイッチ2がオフであるため、ステップ40に
おいて位置カウンタ8のカウント数(現在位置データ)
から起動位置メモリ10によって記憶されている起動位
置データ(0)を減算した値と基準移動量記憶手段16
によって記憶されている基準移動量との比較が行われ、
位置カウンタ8のカウント数から起動位置メモリ10の
起動位置データを減算した値の方が基準移動量記憶手段
16の基準移動量よりも大きいので、ステップ41に移
行してモータ4に対する電流の供給を中止して出力軸4
aの回転を停止させるため、ウインドガラスをその位置
において停止させ、ステップ21に復帰する。
【0025】そして、乗員の操作によってオープンスイ
ッチ2が図5中の位置Cで再度オンされると、上記と同
様にメインルーチンが実行され、図5中の位置Dにおい
てウインドガラスが全開位置に到達すると、ウインドガ
ラスは移動を阻止されてモータ4の出力軸4aは回転を
拘束されるため、ステップ36においてのオープンスイ
ッチ2がオンか否かの判別でオープンスイッチ2がオ
ン、ステップ37においてパルス周期タイマ6からの現
在周期時間と基準時間記憶手段14で記憶されている第
1のパルス周期基準時間T1との比較により、パルス周
期タイマ6からの現在周期時間は基準時間記憶手段14
で記憶されている第1のパルス周期基準時間T1よりも
長くなっているので、ステップ39に移行し、ステップ
39においてモータ4に対する電流の供給を中止して出
力軸4aの回転を中止させ、ウインドガラスを全開位置
において停止させる。
【0026】ウインドガラスは全開位置において停止
し、オープンスイッチ2もオフされた状態から、乗員の
操作によって位置Eにおいてクローズスイッチ3がオン
されると、ステップ20においてリセット、ステップ2
1においての電源50の電圧が基準電圧記憶手段15に
よって記憶されている第1の基準電圧よりも高いか否か
の判別、ステップ22において電源50の電圧が基準電
圧記憶手段15によって記憶されている第2の基準電圧
よりも高いか否かの判別により、ステップ23において
第1のパルス周期基準時間T1が記憶され、ステップ2
6において各スイッチ信号の取り込みがなされ、ステッ
プ27において位置バッファ11の値を起動位置メモリ
にストアし、ステップ28においてのクローズスイッチ
3がオンか否かの判別でクローズスイッチ3がオンであ
るため、ステップ29に移行し、ステップ29において
のクローズスイッチ3がオフ状態からオンされた直後か
否かの判別で、クローズスイッチ3はオフ状態からオン
された直後であるため、ステップ30に移行し、ステッ
プ30において位置カウンタ8のカウント数を起動位置
メモリ10にストアし、ステップ31においてのパルス
周期タイマ6からの現在周期時間と基準時間記憶手段1
4で記憶されている第1のパルス周期基準時間T1との
比較により、パルス周期タイマ6からの現在周期時間は
基準時間記憶手段14で記憶されている第1のパルス周
期基準時間T1よりも長くなっているので、ステップ3
2に移行して出力インターフェースbを介して駆動手段
5をオンさせる信号が転送されて駆動手段5からモータ
4に対し逆方向の電流の供給を行ってステップ21に復
帰し、これを繰り返し行う。モータ4は逆方向の電流が
供給されることによって位置Eから出力軸4aが逆回転
を開始し、ウインドガラスを全閉側に移動させる。
【0027】モータ4に逆方向の電流が供給され、出力
軸4aが逆回転することによって回転検出手段6からパ
ルス信号が発生するため、割込ルーチンが実行され、ス
テップ70においてのクローズスイッチ3がオンか否か
の判別で、クローズスイッチ3はオンであるため、ステ
ップ74に移行し、ステップ74において位置バッファ
の値をデクリメントしてステップ73に移行し、ステッ
プ73において前回割込発生時からの経過時間をパルス
周期タイマ9にストアし、ステップ21に復帰してメイ
ンルーチンを実行する。
【0028】クローズスイッチ3がオンされていること
によってモータ4の出力軸4aは逆回転を続け、乗員の
操作によってクローズスイッチ3が図5中の位置Fにお
いてオフされると、ステップ28においてのクローズス
イッチ3がオンか否かの判別でクローズスイッチ3がオ
フであるため、ステップ36に移行し、ステップ36に
おいてのオープンスイッチ2がオンか否かの判別でオー
プンスイッチ2がオフであるため、ステップ40におい
て位置カウンタ8のカウント数から起動位置メモリ10
によって記憶されている起動位置データを減算した値と
基準移動量記憶手段16によって記憶されている基準移
動量との比較が行われ、位置カウンタ8のカウント数か
ら起動位置メモリ10の起動位置データを減算した値の
方が基準移動量記憶手段16の基準移動量よりも大きい
ので、ステップ41に移行してモータ4に対する電流の
供給を中止して出力軸4aの回転を停止させるため、ウ
インドガラスをその位置において停止させ、ステップ2
1に復帰する。
【0029】そして、乗員の操作によってクローズスイ
ッチ3が図5中の位置Gで再度オンされると、上記と同
様にメインルーチンが実行され、ステップ32において
出力インターフェースbを介して駆動手段5をオンさせ
る信号が転送されて駆動手段5からモータ4に対し逆方
向の電流の供給を行い、モータ4は逆方向の電流が供給
されることによって位置Fから出力軸4aが逆回転を開
始し、ウインドガラスを全閉側に移動させる。
【0030】このとき、クローズスイッチ3がオンされ
てから瞬時のうちに図5中の位置Hにおいてオフされる
と同時にウインドガラスの全閉移動側に何かが挟まって
ウインドガラスの移動が阻止されると、ステップ28に
おいてのクローズスイッチ3がオンか否かの判別でクロ
ーズスイッチ3はオフされているため、ステップ36に
移行し、ステップ36においてのオープンスイッチ2が
オンか否かの判別でオープンスイッチ2もオフされてい
るため、ステップ40に移行し、ステップ40において
位置カウンタ8のカウント数から起動位置メモリ10に
よって記憶されている起動位置データを減算した値と基
準移動量記憶手段16によって記憶されている基準移動
量との比較が行われ、位置カウンタ8のカウント数から
起動位置メモリ10の起動位置データを減算した値の方
が基準移動量記憶手段16の基準移動量よりも小さい
と、ステップ42に移行してサブルーチンを実行し、ス
テップ31においてのパルス周期タイマ6からの現在周
期時間と基準時間記憶手段14で記憶されている第1の
パルス周期基準時間T1との比較により、ウインドガラ
スが挟み込みによって移動を阻止されていることでモー
タ4も出力軸4aが回転を押さえられているが、ウイン
ドガラスが移動を阻止されたタイミングではパルス周期
タイマ6からの現在周期時間は基準時間記憶手段14の
第1のパルス周期基準時間T1よりも短くなっているの
で、ステップ32に移行して出力インターフェースbを
介して駆動手段5をオンさせる信号が転送されて駆動手
段5からモータ4に対し逆方向の電流の供給を継続して
行うため、モータ4は逆方向の電流が継続して供給され
ることによって位置Hからもわずかに出力軸4aが逆回
転を続け、ウインドガラスをさらに全閉側に移動させ
る。モータ4の出力軸4aがわずかに回転を続けること
によって位置カウンタ8のカウント数は増加するため、
ステップ31においてのパルス周期タイマ6からの現在
周期時間と基準時間記憶手段14で記憶されている第1
のパルス周期基準時間T1との比較によりステップ34
に移行し、ステップ34においての位置カウンタ8のカ
ウント数と位置基準値記憶手段13の位置基準値との比
較でウインドガラスの位置が全閉位置の近傍ではないこ
との判別が図5中の位置Iでなされると、ステップ33
においてモータ4に対し反転した正方向の電流供給を行
うことによりモータ4の出力軸4aを反転させてウイン
ドガラスを全開側に反転移動させ、ウインドカラスの挟
み込みを解くものとなる。
【0031】ウインドガラスの挟み込みが解かれてか
ら、クローズスイッチ3が再度オンされると、上記と同
様にしてモータ4に対し正方向の電流供給が行われるた
め、ウインドガラスは全閉位置に向けて移動され、全閉
位置に到達することによって移動を阻止されると、モー
タ4の出力軸4aも回転を拘束されるため、ステップ3
1においてのパルス周期タイマ6からの現在周期時間と
基準時間記憶手段14の第1のパルス周期基準時間T1
との比較により出力軸4aが回転を拘束されているた
め、ステップ34に移行し、ステップ34において位置
カウンタ8のカウント数と位置基準値記憶手段13の位
置基準値との比較によりウインドガラスが全閉位置の近
傍にあることの認識が行われると、ステップ35におい
てモータ4に対する電流の供給を中止することによって
ウインドガラスを全閉位置に停止させるものとなる。
【0032】この間、クローズスイッチ3がオンされて
からすぐにオフされたときに挟み込みが生じた際、モー
タ4に対する電流の供給はクローズスイッチ3のオフタ
イミングに動機してオフされず、制御手段18の挟み込
みの認識を行うものとなる。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わるパワーウインド装置のモータ制御方法は上記した構
成としたことから、クローズスイッチがオンされてから
わずかの時間の後にオフされることが繰り返し行われた
り、ウインドガラスが何かを挟み込んでいることに乗員
が気付かずにクローズスイッチがオフされたとしても、
制御手段はクローズスイッチのオフタイミングに同期し
て作動を中止することはなく、ウインドガラスが何かを
挟み込んでいることの認識を行うことによって、ウイン
ドガラスが何かを挟み込んだら確実に反転移動させる制
御を行うことができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の一実施例を用いたパワーウインド装置のブロ
ック構成図である。
【図2】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図3】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図4】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図5】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するタイミングチャートである。
【図6】従来のパワーウインド装置のモータ制御方法を
用いたパワーウインド装置の構成図である。
【符号の説明】
1 パワーウインド装置 2・3 オープンスイッチ・クローズスイッチ 4a 出力軸 4 モータ 5 駆動手段 6 回転検出手段 7 電圧検出手段 8 位置カウンタ 9 パルス周期タイマ 10 起動位置メモリ 12 現在値メモリ 13 位置基準値記憶手段 14 基準時間記憶手段 15 基準電圧記憶手段 16 基準移動量記憶手段 17 基準値メモリ 18 制御手段 50 電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員の操作によりオンされるオープンス
    イッチ・クローズスイッチと、 ウインドガラスに出力軸を連結し且つ前記オープンスイ
    ッチ・クローズスイッチの切換えにより正方向・逆方向
    の電流を供給されて出力軸を介しウインドガラスを全閉
    位置から全開位置のあいだでのストローク内で移動する
    モータと、 前記モータに電源を接続する駆動手段と、 前記電源の電圧を随時検出し、電源電圧に比例した電圧
    信号を発生する電圧検出手段と、 前記モータの出力軸の回転数を検出してパルス信号を発
    生する回転検出手段と、 前記回転検出手段からのパルス信号によりウインドガラ
    スの現在位置データをカウントする位置カウンタを有す
    るとともに回転検出手段からのパルス信号の現在周期時
    間によりモータの回転状態を検出するパルス周期タイマ
    を有し、且つ前記クローズスイッチがオンされたと同時
    に前記位置カウンタの値がストアされる起動位置メモリ
    と、前記ウインドガラスのストローク内の全閉位置の近
    傍に対応した位置基準値を予め定めた位置基準値記憶手
    段を有するとともに前記回転検出手段よりの所定個のパ
    ルス信号に基いてウインドガラスの基準移動量を予め定
    めた基準移動量記憶手段を有し、且つ予め定められた一
    つ以上の基準電圧を設定されている基準電圧記憶手段を
    有するとともに電源の電圧と基準電圧記憶手段の基準電
    圧との比較によりモータの回転数に対応して設定される
    パルス周期基準時間を予め定めている基準時間記憶手段
    を有する基準値メモリを備えた制御手段とをそなえ、 前記制御手段により、クローズスイッチがオンされてか
    らオフされても、起動位置メモリにより記憶された起動
    位置の数値からの位置カウンタのカウント数が基準移動
    量記憶手段の基準移動量に達するまではモータに対する
    電流供給を継続して行うことを特徴とするパワーウイン
    ド装置のモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 オープンスイッチまたはクローズスイッ
    チがオンされている際、パルス周期タイマからの現在周
    期時間がパルス周期基準時間よりも長くなり、且つ位置
    カウンタからのカウント数が位置基準値記憶手段の位置
    基準値よりも小さくなったらモータに対し反転した電流
    の供給を行う請求項1に記載のパワーウインド装置のモ
    ータ制御方法。
  3. 【請求項3】 基準電圧記憶手段は、電源の電圧に反比
    例した一つ以上の基準電圧を設定されている請求項1、
    2のいずれかに記載のパワーウインド装置のモータ制御
    方法。
JP9308093A 1993-04-20 1993-04-20 パワーウインド装置のモータ制御方法 Pending JPH06311770A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2740552A1 (fr) * 1995-10-25 1997-04-30 Bosch Gmbh Robert Procede pour controler le trajet de deplacement d'une piece
WO2008151573A1 (en) * 2007-06-13 2008-12-18 Gao, Quntao Method and device for controlling power car window lift

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2740552A1 (fr) * 1995-10-25 1997-04-30 Bosch Gmbh Robert Procede pour controler le trajet de deplacement d'une piece
WO1997015872A3 (de) * 1995-10-25 1997-06-12 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum überwachen des bewegungswegs eines teils
WO2008151573A1 (en) * 2007-06-13 2008-12-18 Gao, Quntao Method and device for controlling power car window lift

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