JPH06311605A - 鉄道車両用集電装置の摺板体 - Google Patents

鉄道車両用集電装置の摺板体

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JPH06311605A
JPH06311605A JP12646393A JP12646393A JPH06311605A JP H06311605 A JPH06311605 A JP H06311605A JP 12646393 A JP12646393 A JP 12646393A JP 12646393 A JP12646393 A JP 12646393A JP H06311605 A JPH06311605 A JP H06311605A
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Japan
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sliding plate
plate body
air guide
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JP12646393A
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Yoshinobu Fujita
吉伸 藤田
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West Japan Railway Co
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West Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両走行時に発生する空力音及び車両走行中の
トロリ線に対する押圧力が低い鉄道車両用集電装置の摺
板体の提供を目的とする。 【構成】鉄道車両用集電装置の摺板体において、前縁部
11から後縁部11までの間の適所に摺板12が設けら
れ、前縁部11から後縁部11までの間が空気案内体1
3で連結され、この空気案内体13は上下表面13a,
13bの夫々に多数の通気孔13cが開口され且つ上表
面13aの通気孔13cと下表面13bの通気孔13c
とが連通状態していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気式鉄道車両の屋根
に設けられ、トロリ線から電気を取り入れるための鉄道
車両用集電装置に備えられる摺板体の改良に関するもの
であって、車両走行中に発生する空力音及び車両走行中
のトロリ線に対する押圧力の低減に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道車両用集電装置を代表するも
のとしては、図11に示す如く、パンタグラフ1があ
る。このパンタグラフ1は、ベース部2と、ベース部2
の左右両側に連結した枠組管3の二組と、枠組管3,3
の上端に連結した摺板体4と、摺板体4の両端から外側
へ突出したホーン6,6とを備えている。枠組管3,3
は、下枠組管3bと上枠組管3aとを連結したものであ
り、斜管5,5で連結されている。摺板体4は、摺板4
a,4aが取り付けてある。ホーン6,6は、電車線路
の分岐点(ポイント箇所)の上方に設けられた渡り線装
置(図示省略)を案内するものである。パンタグラフ1
は、全体幅W4(例えば、W4=1,880mm)で、
摺板体4が幅W3(例えば、W3=1,110mm)で
ある。
【0003】このパンタグラフ1は、図示は省略した
が、鉄道車両の屋根に碍子を介して配設され、摺板4
a,4aをトロリ線に接触させて集電を行う。パンタグ
ラフ1及び碍子は、車両走行中に走行速度に応じた空気
が当たって空力音を発生する。この空力音は、車両走行
速度が高速になるに伴い増大し、騒音の原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道沿線に
及ぼす騒音対策は、鉄道車両の高速化に伴い生じる必須
の課題である。そこで、騒音対策としては、パンタグラ
フ1及び碍子の配置された箇所の前後に風切り板を設け
る等して、車両走行に伴い発生する空気流れをパンタグ
ラフ1及び碍子に当てないようにして空力音の低減を図
ることがある。しかし、摺板体4の前後には、トロリ線
との関係から風切り板等を設けることができない。その
ため、従来は、摺板体4から発生する空力音を低減させ
ることが非常に困難であつた。
【0005】本発明は、上記問題を解決するために、車
両走行時に発生する空力音及び車両走行中のトロリ線に
対する押圧力が低い鉄道車両用集電装置の摺板体の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が採用した第1の
手段は、鉄道車両用集電装置の摺板体において、前縁部
から後縁部までの間の適所に摺板が設けられ、前縁部か
ら後縁部までの間が空気案内体で連結され、この空気案
内体は上下表面の夫々に多数の通気孔が開口され且つ上
表面の通気孔と下表面の通気孔とが連通していることで
ある。
【0007】なお、第1の手段において、前記摺板の上
表面に多数の通気孔が開口され、この通気孔と前記空気
案内体の下表面の通気孔とが連通していることもある。
また、前記空気案内体の上下表面が多孔質素材からなる
部材の表面で形成されていることもある。更に、前記摺
板の上表面が多孔質素材からなる部材の表面で形成され
ていることもある。
【0008】本発明が採用した第2の手段は、鉄道車両
用集電装置の摺板体において、前縁部に設けられた前方
摺板と後縁部に設けられた後方摺板との間に、中間摺板
が設けられ、この中間摺板は上下表面に開口する通気孔
が形成されていることである。なお、前記中間摺板が多
孔質素材からなる部材の表面で形成されていることもあ
る。
【0009】
【作用】第1の手段において、電気式鉄道車両に摺板体
が配設されると、トロリ線に摺板を接触させて集電する
ことができる。車両走行に伴い前後縁部の一方で掻き分
けられた空気は、空気案内体の表面に沿って案内される
ため、空力音が小さい。空気案内体の上下表面に沿って
流れる空気により発生する上面側空気圧と下面側空気圧
とは、上下表面に開口した通気孔が連通状態であるた
め、等しいか又は近似した値となる。その結果、車両走
行時に発生する揚力(即ち、トロリ線を押圧する力)
は、非常に小さい。
【0010】第1の手段において、摺板の上表面に多数
の通気孔が開口され、この通気孔と前記空気案内体の下
表面の通気孔とが連通しているときには、摺板の上表面
に沿って流れる空気により発生する上面側空気圧と空気
案内体の下表面に沿って流れる空気により発生する下面
側空気圧とは、等しいか又は近似した値となる。その結
果、車両走行時に発生する揚力は、更に小さくなる。
【0011】第2の手段において、電気式鉄道車両に摺
板体が配設されると、トロリ線に前方摺板,後方摺板及
び中間摺板を接触させて集電することができる。車両走
行に伴い前後縁部の一方で掻き分けられた空気は、中間
摺板の表面に沿って案内されるため、空力音が小さい。
中間摺板の上下表面に沿って流れる空気により発生する
上面側空気圧と下面側空気圧とは、上下表面に開口した
通気孔が連通状態であるため、等しいか又は近似した値
となる。その結果、車両走行時に発生する揚力は、非常
に小さい。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る鉄道車両用集電装置の摺
板体(以下、「本発明摺板体」という)を図面に示す実
施例に基づいて説明する。 (第1実施例)図1及び図2は本発明摺板体の第1実施
例を示すものであり、図1は中間省略した斜視図、図2
(A)〜(C)は前後縁部の断面形状が異なる態様を示
す横断面図である。なお、以下の説明において、前方向
とは車両の進行方向(矢符F方向)に沿う方向をいう。
【0013】本実施例に係る本発明摺板体10は、図1
及び図2(A)に示す如く、前後縁部が四角棒状の縁材
11,11からなり、各縁材11の上面側に摺板12が
設けられ、両縁材11,11を空気案内体13で連結し
てある。空気案内体13は、多孔板若しくは多孔性の焼
結合金板又はこれらの組合せ等から成形された上下の通
気板14,14からなり、上下表面13a,13bの夫
々に多数の通気孔13c,13c…が開口し且つ上下表
面13a,13bの通気孔13c,13c…が中空部1
3eを介して連通状態となっている。
【0014】前記通気孔13cは、大径のものを大きな
隣接ピッチPで少数個形成するよりも、小径(例えば、
直径が8.0〜0・3mm程度)のものを細かい隣接ピ
ッチP(例えば、P=10〜1mm程度)で多数個形成
する方が、上下表面13a,13bが滑らかになって空
気を円滑に案内することができ、発生する空力音を小さ
くできる。
【0015】なお、縁材11は、その形状を四角棒状に
限定するものではなく、先端面を半円状(図2(B)参
照)又は楕円状(同図(C)参照)に形成してもよい。
【0016】本発明摺板体10は、図1に示す如く、左
右両側にホーン16,16が必要に応じて延設されてい
る。ホーン16は、前記縁材11,11から延設された
弯曲側縁17,17と、前記空気案内体13から延設さ
れた弯曲空気案内体18とからなり、先窄み状で下方へ
弯曲形成されている。弯曲空気案内体18は、上下表面
18a,18bに多数の通気孔18c,18c…が開口
し且つ上下表面18a,18bの通気孔18c,18c
…が連通状態となっている。
【0017】本発明摺板体10は、左右の枠組管(図1
1中の符号3で図示されたもの)等に接合されて用いら
れ、電気式鉄道車両の屋根に配設されると、トロリ線に
摺板12,12を接触させて集電することができる。車
両走行に伴い縁材11で掻き分けられた空気流は、空気
案内体13の上下表面13a,13bに沿って案内され
るため、発生する空力音が小さい。空気案内体13の上
下表面13a,13bに沿って流れる空気により発生す
る上面側空気圧と下面側空気圧とは、上下表面13a,
13bの夫々に開口した通気孔13c,13cが連通状
態であるため、等しいか又は近似した値となる。その結
果、本発明摺板体10は、車両走行に伴い発生する揚力
が非常に小さく、トロリ線に対する摺板12,12の押
圧力も小さくなる。
【0018】(第2実施例)図3は本発明摺板体の第2
実施例を示す横断面図である。本実施例に係る本発明摺
板体20は、横断面が偏平の中空楕円状に形成され、上
面側中央に摺板22が設けられている。本発明摺板体2
0は、繊維強化合成樹脂等から前後縁21,21と空気
案内体23が一体に形成され、空気案内体23の上表面
23aの通気孔23c,23c…と下表面23bの通気
孔23c,23c…とが中空部23eを介して連通状態
となっている。
【0019】この本発明摺板体20は、左右両側にホー
ン(図示は省略)が必要に応じて延設される。本発明摺
板体20は、前記第1実施例と同様に用いられ、車両走
行に伴い発生する空力音及び揚力も同様に小さくなる。
【0020】(第3実施例)図4は本発明摺板体の第3
実施例を示す横断面図である。本実施例に係る本発明摺
板体30が前記第1実施例と異なる所は、前後の縁材1
1,11の上方寄りを厚肉板状の空気案内体33で連結
した点である。空気案内体33は、上下表面33a,3
3bに開口する通気孔33c,33c…が形成されてい
る。
【0021】(第4実施例)図5は本発明摺板体の第4
実施例を示す横断面図である。本実施例に係る本発明摺
板体40は、翼形に成形された前後の縁材41,41を
厚肉板状の空気案内体43で連結してある。空気案内体
43は、上下表面43a,43bに開口する通気孔43
c,43c…が形成されている。各縁材41は、摺板1
2が設けられている。
【0022】本発明摺板体40は、左右両側にホーン
(図示は省略)が必要に応じて延設される。本発明摺板
体40は、前記第1実施例と同様に用いられ、車両走行
に伴い発生する空力音及び揚力も同様に小さくなる。
【0023】(第5実施例)図6は本発明摺板体の第5
実施例を示す横断面図である。本実施例に係る本発明摺
板体50は、前記第2実施例(図3参照)と同様に、繊
維強化合成樹脂等から前後縁21,21と空気案内体2
3が一体に形成され、空気案内体23の上表面23aの
通気孔23c,23c…と下表面23bの通気孔23
c,23c…とが中空部23eを介して連通状態となっ
ている。
【0024】本発明摺板体50が前記第2実施例(図3
参照)と異なる所は、前方摺板52と後方摺板52との
間に、中間摺板54が設けられていることである。中間
摺板54は、多孔板若しくは多孔性の焼結合金板又はこ
れらの組合せ等から成形され、上表面54aに開口する
通気孔54c,54c…が形成され、この通気孔54
c,54c…と空気案内体23の下表面23bの通気孔
23c,23c…が中空部23eを介して連通状態とな
っている。
【0025】この本発明摺板体50は、左右両側にホー
ン(図示は省略)が必要に応じて延設される。本発明摺
板体50は、前記第1実施例と同様に用いられ、トロリ
線に前方摺板52,後方摺板52及び中間摺板54を接
触させて集電することができる。そして、本発明摺板体
50は、車両走行中に発生する空力音及び揚力も同様に
小さくなる。
【0026】(第6実施例)図7は本発明摺板体の第6
実施例を示す横断面図である。本実施例に係る本発明摺
板体60は、前後の縁材11,11の上方に設けられた
前方摺板12と後方摺板12との間に、中間摺板64が
設けられている。この中間摺板64は、多孔板若しくは
多孔性の焼結合金板又はこれらの組合せ等から成形さ
れ、上下表面64a,64bに開口する通気孔64c,
64c…が形成されている。
【0027】この本発明摺板体60は、左右両側にホー
ン(図示は省略)が必要に応じて延設される。本発明摺
板体60は、前記第1実施例と同様に用いられ、トロリ
線に前方摺板12,後方摺板12及び中間摺板64を接
触させて集電することができる。そして、本発明摺板体
60は、車両走行中に発生する空力音及び揚力も同様に
小さくなる。
【0028】(試験及び結果)本発明者は、本発明摺板
体の発生する空力音(騒音)が小さいこと及び本発明摺
板体の発生する揚力(トロリ線を押圧する力)が小さい
ことを確認するために、下記の試験条件で試験を行い次
の如き試験結果を得た。
【0029】(1)試験用摺板体の条件 試験用摺板体aは、その横断面形状及び寸法が図8
(A)〜(D)に示す通りであり、前後縁材b,bの上
下に設けた中間板c,cに通気孔の無いもの、又は中間
板c,cに同図(E)に示す通気孔dの複数を形成した
ものが用いられた。 ・試番1は、同図(A)に示す通りのものであって、従
来の摺板体に相当する。 ・試番2は、同図(B)に示す通りのものであって、中
間板cに通気孔の無い比較用の摺板体である。 ・試番3は、同図(C)に示す通りのものであって、中
間板cに通気孔の無い比較用の摺板体である。 ・試番4は、同図(D)に示す通りのものであって、中
間板cに通気孔の無い比較用の摺板体である。 ・試番5は、同図(B),(E)に示す通りのものであ
って、本発明摺板体(図2(A)参照)に相当する。 ・試番6は、同図(C),(E)に示す通りのものであ
って、本発明摺板体(図2(B)参照)に相当する。 ・試番7は、同図(D),(E)に示す通りのものであ
って、本発明摺板体(図2(C)参照)に相当する。
【0030】(2)空気の吹き付け装置及び測定の条件 空気の吹き付け装置は、図9(A)(B)に示す如く、
450mm角の空気吐出口eを備え、空気吐出口eから
吹き出し前方へ500mm離れた所に試験用摺板体aを
配置し、架台g,gに対して試験用摺板体aを4個のロ
ードセルf,f…を介して接合してある。試験用摺板体
aは、空気吐出口fの吹き出し方向に対してθ=6.6
5°だけ上向きにしてある。空力音を測定するマイクロ
ホンhは、試験用摺板体aの中心から水平外側に250
0mmの位置に設けてある。吹きつける空気の流速は、
空気吐出口fで180Km/h(50m/S)としてあ
る。
【0031】(3)試験結果 図10は、試験結果を示すものであり、縦軸は試番1
(従来の摺板体に相当)を基準とした騒音レベル(dB
A)の差を示すものであり、横軸は試験用摺板体に発生
する垂直方向の力(即ち、4個のロードセルf,f…の
検出した力(Kg)の合計)であつて、プラスはトロリ
線を押圧する方向に作用することを示すものである。図
中において、試験結果を示す□印に付した番号は試番を
示す。
【0032】(4)試験結果の検討 図10に示す測定結果から明らかなように、本発明摺板
体(試番5〜7)に発生する垂直方向の力(即ち、トロ
リ線を押圧する方向の力)は、従来の摺板体(試番1)
に比べて若干大きいが、比較用の摺板体(試番2〜3)
に比べて小さく、実用上問題とならない。本発明摺板体
(試番5〜7)の空力音は、従来の摺板体(試番1)に
比べて小さい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明は次の如き優れ
た効果を有する。 発明摺板体は、車両走行時に発生する空力音を低くす
ることが可能となり、鉄道車両の高速化に伴い生じる騒
音対策に対応できる。
【0034】発明摺板体は、車両走行時に発生するト
ロリ線に対する押圧力を低く維持できるため、トロリ線
に負担をかけることがなく、安定した走行が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明摺板体の第1実施例を示す中間省略した
斜視図である。
【図2】本発明摺板体の第1実施例を示すものであっ
て、(A)〜(C)は前後縁部の断面形状が異なる態様
を示す横断面図である。
【図3】本発明摺板体の第2実施例を示す横断面図であ
る。
【図4】本発明摺板体の第3実施例を示す横断面図であ
る。
【図5】本発明摺板体の第4実施例を示す横断面図であ
る。
【図6】本発明摺板体の第5実施例を示す横断面図であ
る。
【図7】本発明摺板体の第6実施例を示す横断面図であ
る。
【図8】試験用摺板体示すものであって、(A)〜
(D)は横断面図であり、(E)は通気孔の内径及びピ
ッチを示す平面図であり、矢符方向が空気の吹きつけ方
向を示す。
【図9】空気の吹き付け装置を示すものであって、
(A)は平面図,(B)は側面図である。
【図10】試験の測定結果を示すグラフである。
【図11】従来のパンタグラフを示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21,41…縁材(前後縁部) 12,22…摺板 13,23,33,43…空気案内体 13a,13b,23a,23b,33a,33b,4
3a,43b,54a,64a,64b…上下表面 13c,23c,33c,43c,54c,64c…通
気孔 54,64…中間摺板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両用集電装置の摺板体において、
    前縁部から後縁部までの間の適所に摺板が設けられ、前
    縁部から後縁部までの間が空気案内体で連結され、この
    空気案内体は上下表面の夫々に多数の通気孔が開口され
    且つ上表面の通気孔と下表面の通気孔とが連通している
    ことを特徴とする鉄道車両用集電装置の摺板体。
  2. 【請求項2】 前記摺板の上表面に多数の通気孔が開口
    され、この通気孔と前記空気案内体の下表面の通気孔と
    が連通している請求項1記載の鉄道車両用集電装置の摺
    板体。
  3. 【請求項3】 前記空気案内体の上下表面が多孔質素材
    からなる部材の表面で形成されている請求項1又は2記
    載の鉄道車両用集電装置の摺板体。
  4. 【請求項4】 前記摺板の上表面が多孔質素材からなる
    部材の表面で形成されている請求項2又は3記載の鉄道
    車両用集電装置の摺板体。
  5. 【請求項5】 鉄道車両用集電装置の摺板体において、
    前縁部に設けられた前方摺板と後縁部に設けられた後方
    摺板との間に、中間摺板が設けられ、この中間摺板は上
    下表面に開口する通気孔が形成されていることを特徴と
    する鉄道車両用集電装置の摺板体。
  6. 【請求項6】 前記中間摺板が多孔質素材からなる部材
    の表面で形成されている請求項5記載の鉄道車両用集電
    装置の摺板体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237803A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両用集電装置
EP1157876A1 (de) * 2000-05-24 2001-11-28 DaimlerChrysler Rail Systems GmbH Stromabnehmer mit Windleitprofil
CN107946005A (zh) * 2017-05-27 2018-04-20 国网新疆电力公司经济技术研究院 一种应用于强风区的抗风复合绝缘子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN107946005A (zh) * 2017-05-27 2018-04-20 国网新疆电力公司经济技术研究院 一种应用于强风区的抗风复合绝缘子

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