JPH0631147B2 - 冷蔵倉庫用垂直搬送装置 - Google Patents

冷蔵倉庫用垂直搬送装置

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JPH0631147B2
JPH0631147B2 JP9803690A JP9803690A JPH0631147B2 JP H0631147 B2 JPH0631147 B2 JP H0631147B2 JP 9803690 A JP9803690 A JP 9803690A JP 9803690 A JP9803690 A JP 9803690A JP H0631147 B2 JPH0631147 B2 JP H0631147B2
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成一 石川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷蔵倉庫用垂直搬送装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
倉庫等に於て、荷物を上下するための荷役機械として設
置される垂直搬送装置は、第3図に示す如く、倉庫の各
階を上下方向に貫通するように形成したダクト状の昇降
路(1)内に、篭(2)を昇降自在に支持し、かつ、こ
の篭(2)を、電機モータ(3)、ケーブル(4)、滑
車(5)及びつりあいおもり(6)を用いて昇降路
(1)内で昇降させるようにしている。そして、例えば
倉庫一階の土間(7)に運び込まれた荷物を倉庫の所望
の階まで運び上げるには、篭(2)を一階に位置させた
状態で、昇降路(1)の一階に設けた出入口(8)から
フォークリフト等を用いて荷物を昇降路(1)内の篭
(2)上に搬入する。次に、この篭(2)を所望の階ま
で上昇させ、この階に設けた昇降路(1)の出入口
(9)から篭(2)上の荷物を取出すことにより、荷物
を所望の階まで持ち上げるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した荷物専用の垂直搬送装置に使用する篭(2)
は、第4図に示す如く、平板状をした底板(10)と、底板
(10)の両側及び背面に立設した、荷崩れ防止用のメッシ
ュ状等の囲い板(11)とによって構成されており、篭
(2)の前面及び天井面には特別な囲いが施されていな
いのが通常である。このため、上記垂直搬送装置を冷凍
食品等を保管しておく冷蔵倉庫に設ける場合、下記する
ような問題が生じていた。即ち、冷蔵倉庫に設ける昇降
路(1)及び冷蔵倉庫の各階の昇降路(1)の出入口
(9)の前に設けるフォークリフトカー等による荷物出
し入れ用の廊下部には冷房は行われておらず、廊下部を
挟んで昇降路(1)の出入口(9)と対向する荷物収納
スペースのみを冷房するのが一般的である。従って、昇
降路(1)内は外気温度とほぼ同じ温度となっている。
このため、この内部を上下動する篭(2)上に荷物を載
せ昇降させれば、篭(2)は上述した如く、前面及び天
井面が開いているため、昇降路(1)内のエアが冷凍さ
れている荷物に直接接触する。特にこの場合、昇降路
(1)内のエアは乱流となって篭(2)上の荷物と接触
するため、荷物の温度は、この篭(2)による昇降動作
中に急激に上昇してしまうといった問題があった。
又、篭(2)の底板(10)の両側面、後面及び天井面を平
板によって囲い、かつ、前面開口部にも開閉式の扉をつ
けることにより、篭(2)上の荷物が昇降路(1)内の
エアと直接接触しないようにすることも考えられるが、
上記方法をとると、篭(2)側にも開閉扉が必要とな
り、篭(2)の構造が複雑になるといった問題があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
底板及び、底板の両側面及び後面に立設した囲い板から
なる篭を装備した、冷蔵倉庫に設置される垂直搬送装置
に於て、上記篭の天井面及び下面に、篭の前面開口部に
向けて傾斜した第1の整流板と、第1の整流板の両側に
立設した第2の整流板と、第1の整流板の前側に立設し
た第3の整流板と、第1の整流板の後側に立設した第4
の整流板とを備え、第1の整流板と第3の整流板との間
にスリットを有する第1及び第2の導風体を設置したも
のである。
〔作用〕
上記導風体を篭の上面及び下面に設置することにより、
篭昇降時、上方又は下方にあるエアをその前面開口部に
向けて整流して荷物に直接接触することを防止し、しか
も、このエアの流れを篭の前面開口部のエアカーテンと
して作用させるようにしたものである。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る冷蔵倉庫用垂直搬送装置に用い
る篭(20)を示すものである。同図に於て、(21)は篭(20)
の底部を形成する底板、(22)は、底板(21)の両側及び後
面に立設した、荷崩れ防止用の囲い板であり、この囲い
板(22)は断熱作用を持った保温板によって構成してあ
る。(23a)及び(23b)は、囲い板(22)の上辺部、即ち、篭
(20)の天井面に当たる部分、及び、底板(21)の下面に設
置される第1及び第2の導風体である。この両導風体(2
3a)(23b)は、篭(20)の前面開口部(20a)に向けて傾斜す
るように配置した第1の整流板(24)と、第1の整流板(2
4)の両側に立設した第2の整流板(25)(25)と、第1の整
流板(24)の前得面側に立設した第3の整流板(26)と、第
1の整流板(24)の後面側に立設した第4の整流板(27)と
によって構成されている。又、第1の整流板(24)の前端
部(24a)は、篭(20)の前面開口部(20a)よりやや内方側に
位置するように各部の寸法を決定してあると同時に、第
1の整流板(24)と第3の整流板(26)との間に、篭(20)の
前面開口部(20a)に連なるスリット(28)が形成されるよ
うにしてある。そして、第1或いは第2の導風体(23a)
(23b)にエアが当たると、第1乃至第4の整流板(24)(2
5)(26)(27)の作用によりこのエアは整流され、スリット
(28)から篭(20)の前面開口部(20a)に流れるようにして
ある。
上記構成を有する第1及び第2の導風体(23a)(23b)を上
下両面に設置した篭(20)を、第2図に示す如く、従来と
同様、冷蔵倉庫に設けた昇降路(1)内に昇降自在に支
持し、篭(20)内に荷物を搬入した状態に於て、篭(20)を
例えば上昇させると、昇降路(1)内の篭(20)より上方
に位置するエアは、篭(20)の上昇動作に伴って篭(20)の
上面に位置する第1の導風体(23a)に当たり、第1の導
風体(23a)を構成する第1乃至第4の整流板(24)(25)(2
6)(27)の作用によって整流され、スリット(28)から篭(2
0)の前面開口部(20a)上を上から下に向けて流れる。即
ち、篭(20)上の荷物に昇降路(1)内のエアが乱流とな
って吹き付けることはなく、篭(20)の周囲に整流された
エアの流れが生じ、このエアの流れがエアカーテンとし
て作用し、昇降路(1)内のエアが荷物に直接吹付ける
のを防止し、昇降路(1)内のエアによって荷物の温度
が昇降するのを防止できる。又、篭(20)が下降する時に
は、昇降路(1)内の篭(20)より下方に位置するエア
が、篭(20)の下面に位置する第2の導風体(23b)に当た
り、第2の導風体(23b)を構成する第1乃至第4の整流
板(24)(25)(26)(27)の作用によって整流され、スリット
(28)から篭(20)の前面開口部(20a)上を下から上に向け
て流れる。そしてこのエアの流れが上述したのと同様、
エアカーテンとして作用し、昇降路(1)内のエアによ
って荷物の温度が上昇するのを防止する。
〔発明の効果〕
上記した如く、本発明は、冷蔵倉庫に設置される垂直搬
送装置に用いる篭の上面及び下面に導風体を設置し、篭
の昇降時、篭の前面開口部に向けて整流したエアを流
し、このエアの流れをエアカーテンとして作用させるよ
うにしたものである。従って、篭に冷凍された荷物を載
置した状態で篭を昇降させる時、荷物に昇降路内のエア
が直接吹き付けるのを防止でき、荷物の温度が急激に上
昇するのを防止できるようになる。また、従来の篭の上
面及び下面に簡単な構造の導風体を取付けるだけである
から、既設のものにも簡単安価に適用でき、しかも、モ
ーター等の動力を必要とせずに、エアカーテン作用によ
る篭の前面開口部の遮蔽効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る篭を示す斜視図、第2図は本発
明に係る篭を用いた垂直搬送装置を示す断面図、第3図
は、垂直搬送装置の従来例を示す断面図、第4図は、篭
の従来例を示す斜視図である。 (20)……篭、 (20a)……前面開口部、(21)……底板、 (22)……囲い板、 (23a)……第1の導風体、 (23b)……第2の導風体、 (24)……第1の整流板、(25)……第2の整流板、 (26)……第3の整流板、(27)……第4の整流板、 (28)……スリット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板及び、底板の両側面及び後面に立設し
    た囲い板からなる篭を装備した、冷蔵倉庫に設置される
    垂直搬送装置に於いて、上記篭の天井面及び下面に、篭
    の前面開口部に向けて傾斜した第1の整流板と、第1の
    整流板の両側に立設した第2の整流板と、第1の整流板
    の前側に立設した第3の整流板と、第1の整流板の後側
    に立設した第4の整流板とを備え、第1の整流板と第3
    の整流板との間にスリットを有する第1及び第2の導風
    体を設置したことを特徴とする冷蔵倉庫用垂直搬送装
    置。
JP9803690A 1990-04-12 1990-04-12 冷蔵倉庫用垂直搬送装置 Expired - Lifetime JPH0631147B2 (ja)

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JP9803690A JPH0631147B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 冷蔵倉庫用垂直搬送装置

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JP9803690A JPH0631147B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 冷蔵倉庫用垂直搬送装置

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JPH03297782A JPH03297782A (ja) 1991-12-27
JPH0631147B2 true JPH0631147B2 (ja) 1994-04-27

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JP9803690A Expired - Lifetime JPH0631147B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 冷蔵倉庫用垂直搬送装置

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JP4840821B2 (ja) * 2007-04-26 2011-12-21 株式会社東洋製作所 エレベータ装置用除湿システム

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JPH03297782A (ja) 1991-12-27

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