JPS6130147Y2 - - Google Patents

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JPS6130147Y2
JPS6130147Y2 JP1978036279U JP3627978U JPS6130147Y2 JP S6130147 Y2 JPS6130147 Y2 JP S6130147Y2 JP 1978036279 U JP1978036279 U JP 1978036279U JP 3627978 U JP3627978 U JP 3627978U JP S6130147 Y2 JPS6130147 Y2 JP S6130147Y2
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JP
Japan
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shelves
vacuum chamber
shelf
vacuum
opening
Prior art date
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JP1978036279U
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JPS54139364U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密閉し得る庫内に乾燥対象物を載置
する多数の棚段を、昇降装置により下降して庫内
の底部に積層重合する状態となるように装備せし
めた真空乾燥装置についての改良に関するもので
ある。
本考案における目的は、庫内に装備せる棚段に
対し乾燥対象物を出入さす際に、庫外の空気が庫
内への流入することで生ずる庫内の汚染ならびに
結露(霜)を、最少限に抑止し得るようにすると
ともに、乾燥装置の無駄な負荷を防止するように
することにある。
そして、この目的を達成するための本考案によ
る真空乾燥装置は、真空乾燥に要する真空度が保
持し得るよう構成せる乾燥庫の真空室内に、温度
調節可能の多数の水平な棚段を上下に所定の間隔
寸法をおいて並列するよう多段に収容装架すると
ともに、それら多数の棚段に、それらの棚間隔を
変更するよう昇降装置を連繋し、乾燥度の前面側
に、前記真空室内の多段の棚段上に対し乾燥対象
物を出入せしめるための開閉扉を装備せる真空乾
燥装置において、前記多数の棚段は、それらが、
密接ないし略密接して積層重合する状朝態となつ
て真空室の内腔底部に下降し、かつ、その状態か
ら最上位の棚段より順次前記間隔をおいた高さに
上昇するよう相互に連繋せしめ、乾燥庫の前面側
に、前記真空室内の多段の棚段上に対し乾燥対象
物を出入せしめるための開閉扉を、前述の多数の
棚段が真空室内の底部に下降して積層重合した状
態において、それら多数の棚段の最上位の棚段上
面より少し高い高さ位置からその下方に渉る部位
に局限して装設するか、真空室の前面開口部に、
その前面開口部の前記真空室内の底部に下降して
積層重合した状態の多数の棚段の最上位の棚段上
面より少し高い高さ位置から上方の部位を塞ぐ遮
閉部材を設けて、そ遮閉部材の外側に前記前面開
口部を開閉するよう該開閉扉を装設したことを特
長とするものである。
次に実施例を図面に従い具体的に説明すると、
第1図において、1は乾燥庫A内に装設せる真空
室で、真空乾燥に要する所定の真空度が得られる
よう排気系(図示省略)が連通してある。2…
は、前記真空室1内の多段に並設収容せしめた多
数の水平な棚段で、それら棚段1…の最上位の棚
段2−1は、真空室1内の天井部に昇降杆3によ
り昇降自在に吊設せる昇降盤31の底面に組付け
た棚板20に、上端の係止によりその棚板20か
ら垂下する吊杆4…を設けて、その吊杆4…に吊
下げ支持せしめてある。そして、その吊杆4…
は、前記最上位の棚段2−1に対し摺動自在に嵌
挿していて、その吊杆4…の下端に具備せしめて
あるストツパー41に前記最上位の棚段2−1が
衝合してそれ以后の下動が規制されることで、該
棚段2−1と前記棚板20との間に乾燥対象物を
装入し得る所定の間隔Dを構成するよう規制する
規制杆を兼ねている。また、第2位の棚段2−2
は、前記吊杆4と同様に形成してそれの上端を前
記最上位の棚段2−1に係止せる吊杆4により最
上位の棚段2−1に吊下げられ、また、第3位・
第4位…の各棚段2…は、前記吊杆4と同様に形
成せる吊杆4…で、すぐ上位の棚段2…に夫々吊
下げ支持せしめてある。そして、前記吊杆4…は
夫々互いに干渉することのない位置に配設してあ
つて、前述の昇降杆3を下降(昇降杆3は油圧装
置あるいは螺子等の適宜の手段で所望量昇降する
ようにしてある)させると、最下位の棚段2−n
を支持している吊杆4から、その棚段2−nに対
して遊ぶ状態となつて、全棚段2…努を、第2図
に示しているよう、真空室1の内腔の底部に、折
畳んだ如く、密着した状態で積層重合する状態と
し、また、その積層重合する状態から昇降杆3を
引き上げると、最上位の棚段2−1に嵌挿する吊
杆4から順次各棚段2…に衝合して、各棚段2…
の間に前述の所定の間隔Dを保持せしめながら、
それら各棚段2…を第1図の如く吊下げ支持する
よう作用する。
しかして、前記真空室1内の各棚段2…に対し
て、乾燥対象物を出入せしめるように乾燥庫Aの
前面側に装設する開閉扉aは、乾燥庫Aの前面側
で、前述の全棚段2…を真空室1内の底部に密接
状態に積層重合せしめたときに、それら積層重合
している棚段2…の中の最上位の棚段2−1の上
面より少し高い高さ位置から下方に渉る範囲に、
第3図に示している如く一つの扉として設ける
か、あるいは前記範囲に第4図に示している如
く、複数に区分して設け、これにより、乾燥対象
物を真空室1内の各棚段2に対し出入させるとき
に、その真空室1内に流込む外気を出来る丈抑え
るようにする。
ここで、開閉扉aは乾燥対象物を出入れする出
入口を開閉する扉の意味であり、真空室1の前面
に、第2図に示している如く、前述した棚段2…
が真空室1内の底部に積み重ねられたときにおけ
る最上位の棚段2−1の上面より少し高い高さ位
置から上方を遮閉する遮閉板または遮閉幕等の遮
閉部材5を設けて、真空室1の出入口6を、前記
高さ位置より下方に渉る範囲に形成するときにあ
つては、第5図に示している如く、真空室1の前
面開放部をそつくり開閉する通常の大きさに形成
した開閉扉7を、前記遮閉部材5の外側に設ける
ようにしてもよい。
なお、図示する実施例は凍結真空乾燥が行なえ
るようにしてある真空乾燥装置で、前記各棚段2
…、乾燥対象物を予備凍結させたり、また乾燥行
程中に蒸発熱を供給したりするために、所望の温
度に調節し得る装置が具備せしめてあり、また、
最上位の棚段2−1の上方に設けた棚段20も同
様装置を具備している。また第3図において8
は、真空室1の内部を点検補修する作業のため
に、前述した開閉扉aを設けた乾燥庫Aの前面壁
が、そつくり開閉するようにした扉である。ま
た、第6図において、9…は、各棚段2…を加熱
また冷却するための熱媒体の供給パイプ91…
を、各棚段2…に連結するために、各棚段2…に
設けた熱媒体出口及じ入口の接続フランジで、各
棚段2…を積み重ねたときに互いに干渉すること
のないよう配設してある。また、42…は各吊杆
4…を嵌挿さすよう各棚段2…に設けたフラン
ジ、10はガイドポール11に嵌挿するよう各棚
段2…に設けたフランジである。
次に作用効果について説明すると、従前の、多
段の棚段上に乾燥対象物を載置して真空利用によ
り乾燥する真空乾燥装置においては、真空室内に
多段に装架する棚段が、固定式のものであつて
も、また、棚段の間隔及び段数が変化するよう上
下に可動になつている型のものであつても、真空
室内の全棚段に対する乾燥対象物の出入を、真空
室の前面開口部に設けた開閉扉の開放により、真
空室の前面側をそつくり開放して、真空室内の全
棚段を露出させ、その状態で行なうようにしてい
る。
このため、乾燥対象物の出入の度に、真空室内
の空気の殆んどが外気と置換するようになつて、
真空室内を汚染したり、また流入する外気中の水
分が次々と真空室内壁及び棚段等に結露していく
等の不都合を生ずる問題があつた。
ところが、本考案装置においては、上述した如
く、真空室1内に昇降装置により上下可動に設け
る多数の棚段2…を、下動させるとそれらが真空
室の内腔底部において積層重合する状態となり、
その状態から上動させると、最上位の棚段から順
次次位の棚段との間に所定の棚間隔をおいた高さ
に上昇していくように、相互に連繋させておい
て、それら棚段2…に対し乾燥対象物を出入させ
るための出入口6または開閉扉aを、下降させて
積層重合する状態とした棚段2…の最上位の棚段
2−1の上面より少し高い高さ位置から下方に渉
る部位が、局限して開放するようにしているので
あるから、乾燥対象物を真空室1内の棚段2…に
装入するときに、第2図に示している如、全棚段
2…を積み重ね状態に下降させておいて、開閉扉
aをあけるか、出入口6を開放して、その状態か
ら乾燥対象物を装入しながら、その装入が終了し
た棚段2…を順次上昇しめていくことで、全棚段
2…に対する乾燥対象物の装入が、乾燥庫Aの前
面の低い位置において真空室1の前面の殆んどを
遮閉した状態で行なえるようになる。また、この
逆の操作で、乾燥が終了した乾燥対象物の全棚段
2…よりの取出しが、乾燥庫Aの前面の低い位置
において、真空室1前面の殆んどを遮閉した状態
で行なえるようになる。
このことから、真空室1内の全棚段2…に対す
る乾燥対象物の出入作業が、真空室1内の空気と
外気との置換を極度に抑えた状態で行なえること
になり、乾燥対象物の出入作業時に生ずる真空室
1内の汚染及び結露を著しく少なくし、さらに、
そのことから無駄な負荷を防止し得る利益が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の縦断側面図、第
2図は同上装置の棚段を下降させた状態の縦断側
面図、第3図は同上装置の要部の斜視図、第4図
は別の実施例装置の要部の斜視図、第5図はもう
一つの実施例装置の要部の斜視図、第6図は同上
装置の要部の横断平面図である。 1……真空室、2……棚段、3……昇降杆、4
……吊杆、5……遮閉部材、6……出入口、a…
…開閉扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空乾燥に要する真空度が保持し得るよう構成
    せる乾燥庫の真空室内に、温度調節可能の多数の
    水平な棚段を上下に所定の間隔寸法において並列
    するよう多段に収容装架するとともに、それら多
    数の棚段に、それらの棚間隔を変更するよう昇降
    装置を連繋し、乾燥庫の前面側に、前記真空室内
    の多段の棚段上に対し乾燥対象物を出入せしめる
    ための開閉扉を装備せる真空乾燥装置において、
    前記多数の棚段は、それらが、密接ないし、略密
    接して積層重合する状態となつて真空室の内腔底
    部に下降し、かつ、その状態から最上位の棚段よ
    り順次次位の棚段との間に前記間隔をおいた高さ
    に上昇するよう相互に連繋せしめ、乾燥庫の前面
    側には前記真空室内の多段の各棚段上に対し乾燥
    対象物を出入せしめるための開閉扉を、前述の多
    数の棚段が真空室内の底部に下降して積層重合し
    た状態において、それら多数の棚段の最上位の棚
    段上面より少し高い高さ位置かららその下方に渉
    る部位に局限して装設するか、真空室の前面開口
    部に、その前面開口部の前記真空室内の底部に下
    降して積層重合した状態の多数の棚段の最上位の
    棚段上面より少し高い高さ位置から上方の部位を
    塞ぐ遮閉部材を設けて、その遮閉部材の外側に前
    記前面開口部を開閉するよう該開閉扉を装設した
    ことを特長とする真空乾燥装置。
JP1978036279U 1978-03-22 1978-03-22 Expired JPS6130147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978036279U JPS6130147Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978036279U JPS6130147Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54139364U JPS54139364U (ja) 1979-09-27
JPS6130147Y2 true JPS6130147Y2 (ja) 1986-09-04

Family

ID=28897138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978036279U Expired JPS6130147Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22

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JP (1) JPS6130147Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015524548A (ja) * 2012-07-23 2015-08-24 イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニ ロード平面の移動装置を有する凍結乾燥または滅菌機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142360A (en) * 1976-04-22 1977-11-28 Kiyoshi Shimada Apparatus for changing space between shelves in freeze vacuum drying machine

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142360A (en) * 1976-04-22 1977-11-28 Kiyoshi Shimada Apparatus for changing space between shelves in freeze vacuum drying machine

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JP2015524548A (ja) * 2012-07-23 2015-08-24 イ・エメ・ア,インドゥストリア・マキーネ・オートマティーク・ソシエタ・ペル・アチオニ ロード平面の移動装置を有する凍結乾燥または滅菌機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54139364U (ja) 1979-09-27

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