JP2016078991A - 自動倉庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】保管棚の扉開閉機構の個数を削減できる自動倉庫を提供する。【解決手段】本発明の自動倉庫は、物品Wを出し入れするための開口26、及びこの開口26を閉じる扉27を有する少なくとも一つの保管棚2と、保管棚2に物品Wを出し入れし、物品Wを搬送する搬送装置1と、搬送装置1に設けられ、保管棚2の扉27を開閉する扉開閉機構73と、を備える。扉開閉機構73を保管棚2ではなく、搬送装置1に設けるので、保管棚2の数以上の扉開閉機構73が不要になり、低コスト化が実現できる。【選択図】図7
Description
本発明は、搬送装置によって物品を保管棚に収容し、取り出す自動倉庫に関する。
例えば、物品の塗装ラインには塗装した物品を乾燥させる保管棚が必要になる(特許文献1、特許文献2参照)。保管棚には搬送装置によって物品が収容される。保管棚において効率的に物品を乾燥させるべく、保管棚はブースによって区画され、ブース内には温風が流される。
ところで、保管棚には、温風が流出するのを防止するために、物品を出し入れするための開口を閉じる扉が設けられる。この扉は、搬送装置が物品を出し入れするときに開閉される。特許文献1に記載の自動倉庫では、扉に自動開閉式シャッタを使用し、扉の開閉を行っている(特許文献1、段落0026参照)。特許文献2に記載の自動倉庫では、保管棚の上面に油圧シリンダを配置し、油圧シリンダによって扉を開閉している(特許文献2、段落0008参照)。
しかし、従来の自動倉庫にあっては、ブースによって区画された保管棚が複数必要な場合、扉も複数必要になる。扉を開閉する油圧シリンダ等の扉開閉機構も、保管棚の数以上必要になるので、多大なコストがかかるという問題がある。
そこで本発明は、保管棚の扉開閉機構の個数を削減できる自動倉庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、物品を出し入れするための開口、及びこの開口を閉じる扉を有する少なくとも一つの保管棚と、前記保管棚に物品を出し入れし、物品を搬送する搬送装置と、前記搬送装置に設けられ、前記保管棚の前記扉を開閉する扉開閉機構と、を備える自動倉庫である。
本発明によれば、扉開閉機構を保管棚ではなく、搬送装置に設けるので、保管棚の数以上の扉開閉機構が不要になり、低コスト化が実現できる。
本発明の好ましい一態様は、前記保管棚の前記扉は、その重量によって前記保管棚の開口を閉じる重力式扉であり、前記搬送装置の前記扉開閉機構は、前記重力式扉を押し上げて開く押上げ部を有することを特徴とする。
本発明の好ましい一態様によれば、搬送装置の扉開閉機構によって保管棚の扉を容易に開閉することができる。
本発明の他の好ましい一態様は、前記搬送装置の昇降体は、前記昇降体に物品を出し入れするための開口と、前記昇降体の前記開口を閉じる扉と、を有することを特徴とする。
本発明の他の好ましい一態様によれば、搬送装置が昇降体を搬送するときにも、昇降体の閉鎖を保つことができる。
本発明のさらに他の好ましい一態様は、前記昇降体の前記扉は、前記昇降体の前記開口の縁に沿ってスライドすることによって前記昇降体の前記開口を開閉可能なスライド式扉であり、前記搬送装置の前記扉開閉機構は、前記昇降体の前記スライド式扉と前記保管棚の前記重力式扉とを連動して開閉させることを特徴とする。
本発明のさらに他の好ましい一態様によれば、昇降体のスライド式扉と保管棚の重力式扉とで扉開閉機構を兼用することで、さらなる低コスト化が実現できる。
本発明のさらに他の好ましい一態様は、前記押上げ部が下降して前記重力式扉を閉じるとき、前記押上げ部の姿勢が変化することを特徴とする。
本発明のさらに他の好ましい一態様によれば、搬送装置が物品を搬送するとき、搬送装置と保管棚の重力式扉とが干渉するのを防止することができる。
本発明のさらに他の好ましい一態様は、前記押上げ部の姿勢が、水平方向を向く動作姿勢から垂直方向を向く退避姿勢に変化することを特徴とする。
本発明のさらに他の好ましい一態様によれば、重力式扉の押し上げと重力式扉からの退避とを、両立させることができる。
以下添付図面に基づいて、本発明の一実施形態の自動倉庫を詳細に説明する。図1(a)は自動倉庫の全体平面図を示し、図1(b)は自動倉庫の正面図(図1(a)のA-A線断面図)を示し、図2は自動倉庫の側面図(図1(a)のII−II線断面図)を示す。なお、以下の説明では、搬送装置としてのスタッカークレーン1の走行方向を奥行方向とし、奥行方向と直交する方向を間口方向とし、地面に対して垂直な方向を上下方向とする。
本実施形態の自動倉庫は、例えば工場の建屋3内に設置される。図1(a)に示すように、スタッカークレーン1の間口方向の両側には、保管棚列2a,2bが配置される。各保管棚列2a,2bには、上下方向に多段(この実施形態では七段)かつ奥行方向に多数列(この実施形態では三列)の保管棚2が配列される。各保管棚2には、例えば合計六個の物品Wが収容される。図2に示すように、保管棚2に収容された物品Wは、台座4に載せられる。
図1(a)に示すように、スタッカークレーン1は、保管棚列2a,2bの間を奥行方向に走行する。スタッカークレーン1には、昇降体11が昇降可能に設けられる。昇降体11には、物品Wを出し入れするためのフォーク66(図6(b)参照)が設けられる。スタッカークレーン1の詳細な構造は後述する。
図1(b)に示すように、保管棚2の奥行方向の両側には入出庫口5−1及び待機棚5−2が配置される。塗装ラインから搬送された物品Wは入出庫口5−1まで搬送される。スタッカークレーン1は、入出庫口5−1にセットされた塗装後の物品Wを目的の保管棚2まで搬送し、目的の保管棚2に物品Wを収容する。保管棚2内では温風が流れていて、保管棚2に収容された物品Wは温風の流れの中で乾燥する。物品Wの乾燥後、スタッカークレーン1は、物品Wを保管棚2から取り出し、再び入出庫口5−1まで搬送する。入出庫口5−1にセットされた乾燥後の物品Wは、搬送装置によって次工程へ搬送される。一次的に次工程を待っている物品Wについては、待機棚5−2に一次保管される。
図3(a)は保管棚2の平面図を示し、図3(b)は保管棚2の正面図(図3(a)のA-A線断面図)を示す。図4は保管棚2の側面図(図3(a)のIV-IV線断面図)を示す。保管棚2は、ブースで仕切られていて、床部21、壁部22a〜22d、及び天井部23を備える。これらは、保管棚列2a,2bを構成する柱及び梁に支持される。保管棚2には、図3(a)中の奥行方向に例えば六個の物品Wが配置されていて、奥行方向に温風が流れている(温風の流れを白抜きの矢印で示す)。保管棚2の上流側の側面(壁部22a)には、レジスター等からなる吹出口24が設けられる。保管棚2の下流側の側面(壁部22b)には、同じくレジスター等からなる排出口25が設けられる。
保管棚2の、スタッカークレーン1側の壁部22cには、スタッカークレーン1によって保管棚2に物品Wを出し入れするための開口26と、この開口26を開閉可能な重力式扉27が設けられる。重力式扉27は、保管棚2の閉鎖を保つために設けられる。この実施形態では、重力式扉27は、保管棚2に収容される物品Wの数に対応した数だけ、例えば六個設けられる。重力式扉27の構造は後述する。
保管棚2の側方には、排出口25から排出された温風を吹出口24に戻す循環経路31が配置される。循環経路31は、保管棚2の下流側に配置される下流側チャンバ32と、下流側チャンバ32に連通し、保管棚2とは逆方向に温風を流すダクト33と、ダクト33の途中に配置され、温風を昇温する熱源34と、熱源34の下流側のダクト33に接続され、温風を送風する送風機35と、送風機35の吐出口側に連通し、保管棚2の上流側に配置される上流側チャンバ36と、を備える。
ダクト33は、保管棚2に隣接するダクト収容室37に配置される。ダクト収容室37及び保管棚2には、メンテナンス用の点検窓38が設けられる。熱源34は、例えば温水管に接続される温水コイル、電源に接続される電気ヒータ等の熱交換器である。熱源34が温風を昇温させる温度は特に限定されるものではなく、例えば40℃〜90℃である。上流側チャンバ36及び下流側チャンバ32には、温風の流れを整流する整流板39a,39bが配置される。
図3(a)に示すように、送風機35を作動させると、熱源34によって昇温された温風が上流側チャンバ36に吐出される。上流側チャンバ36に吐出された温風は、吹出口24から保管棚2内に吹き出し、保管棚2内を奥行方向に流れる。保管棚2を通過した温風は、保管棚2の排出口25から排出され、下流側チャンバ32を経由して、ダクト33に流れる。温風はダクト33内を保管棚2とは反対方向に流れ、再び送風機35に吸い込まれる。
本実施形態によれば、循環経路31を保管棚2と水平に配置し、温風を水平循環させることで、保管棚2を薄型にすることができる。図4に示すように、循環経路31の上下方向の高さは保管棚2の上下方向の高さ以下である。このため、保管棚2及び循環経路31を上下方向に多段に重ねても、多段に重ねた保管棚2及び循環経路31の高さを低減できる(図1(b)も参照)。
なお、循環経路31には、循環経路31の空気を換気するための給気系統51及び排気系統52が接続される。給気系統51には、給気を昇温するための熱交換器53が設けられる。排気系統52には送風機54が設けられる。循環経路31には、循環経路31が所定圧以上になったとき、空気を放出する放散ダクト55が接続される。
図5は、間口方向から見たスタッカークレーン1の正面図を示す。スタッカークレーン1は、マストと呼ばれる直立した二本のガイドフレーム61a,61b、及びガイドフレーム61a,61bの上下を繋ぐ上下フレーム62a,62bを有するフレーム部61と、フレーム部61のガイドフレーム61a,61bに沿って上下方向に昇降可能な昇降体11と、フレーム部61を奥行方向に走行させる走行装置63と、を備える。
フレーム部61は、床面に配置される走行レール64aと天井面に配置される走行ガイドレール64bとの間を走行可能である。走行装置63は、フレーム部61を奥行方向に走行させる。昇降体11は、ガイドフレーム61a,61bに沿って昇降可能である。チェーン又はワイヤロープを有する昇降装置65は、昇降体11を上下方向に昇降させる。昇降体11には、物品Wを受け渡すためのフォーク66(移載装置)が設けられる。
図6(a)及び図6(b)は、昇降体11の斜視図を示す。図6(a)は昇降体11のスライド式扉67a,67bを閉じた状態を示し、図6(b)は昇降体11のスライド式扉67aを開いた状態を示す。昇降体11は、閉鎖型であり、底部68、側壁部69、及び上壁部70を備える。昇降体11の側壁部69(保管棚2に対向する対向面)には、物品Wを出し入れするための一対の開口69aが開けられる。この一対の開口69aはスライド式扉67a,67bによって閉じられる。スライド式扉67a,67bは、例えば、水平方向に長い多数のスラットを上下方向に連結したシャッタからなる。スライド式扉67a,67bは、開口69aの左右の両側縁に沿ってスライド可能である。スライド式扉67a,67bの左右の両端部を案内する一対のガイドレールを開口69aの両側縁に設けることも可能である。昇降体11にスライド式扉67a,67bを設けることで、スタッカークレーン1が昇降体11を搬送するときにも、昇降体11の閉鎖を保つことができる。
図6(b)に示すように、扉開閉機構73は、例えば、昇降体11の上下端部に取り付けられた駆動ローラ71と、スライド式扉67a,67bに連結され、駆動ローラ71によって駆動されるチェーン又はワイヤからなる巻掛部材72と、を備える。図6(a)に示すように、扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを下降させると、昇降体11の開口69aが閉じられる。図6(b)に示すように、扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを上昇させると、昇降体11の開口69aが開き、フォーク66が物品Wを昇降体11に出し入れできるようになる。図6(b)に示すように、スライド式扉67a,67bが上昇するとき、スライド式扉67a,67bは昇降体11の上壁部70に収容される。
図6(b)に示すように、スライド式扉67a,67bの下端部には、押上げ部としての板状又は棒状のスライドバー74a,74bが設けられる。このスライドバー74a,74bは、保管棚2の重力式扉27(7(b)参照)の下端に接することができるように構成される。
図7は、スタッカークレーン1の昇降体11と保管棚2とで物品Wを受け渡しするときの動作図を示す。図7(a)は昇降体11の平面図(水平断面図)を示し、図7(b)は昇降体11の側面図(垂直断面図)を示す。なお、この図7(a)及び図7(b)には、二つの保管棚2の間に一台のスタッカークレーン1を配置した例が示される。
図7(b)に示すように、保管棚2の重力式扉27は、保管棚2の開口26の左右の両側縁に沿って上下方向にスライド可能な第一扉76と、第一扉76にテレスコピック式に嵌められ、第一扉76に沿って上下方向にスライド可能な第二扉77と、第二扉77にテレスコピック式に嵌められ、第二扉77に沿って上下方向にスライド可能な第三扉78と、を備える。保管棚2の重力式扉27は、その重力によって保管棚2の開口26を閉じる。
図7(b)に示すように、昇降体11の扉開閉機構73(駆動ローラ71)は、昇降体11のスライド式扉67a,67bと保管棚2の重力式扉27とを連動して開閉させる。これを詳述するに、まず、昇降体11の扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを閉じたとき、スライドバー74a,74bは下端の退避位置(1)まで下降し、垂直方向を向く退避姿勢になる。次に、扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを僅かに開くと、退避位置(1)にあるスライドバー74a,74bが閉じ位置(2)まで上昇し、その姿勢が水平方向を向く動作姿勢に変化する。このとき、スライドバー74a,74bが重力式扉27の下端に接する。さらに扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを上昇させると(矢印A参照)、スライドバー74a,74bは上端の開き位置(3)まで上昇する。スライドバー74a,74bの上昇に伴い、重力式扉27はスライドバー74a,74bによって押し上げられる(矢印B参照)。これにより、重力式扉27が開いた状態になる。
扉開閉機構73がスライド式扉67a,67bを閉じるとき、上記とは逆の動作が行われる。すなわち、まず、スライドバー74a,74bが開き位置(3)から閉じ位置(2)まで下降する(矢印A参照)。スライド式扉67a,67bの下降に連動して、重力式扉27は、開き位置(3)から閉じ位置(2)まで下降する(矢印B参照)。このとき、スライドバー74a,74bは、その姿勢を変化させることなく、水平方向を向いた姿勢を保つ。その後、スライドバー74a,74bは、閉じ位置(2)から退避位置(1)まで下降する。このとき、スライドバー74a,74bは回転して、スライドバー74a,74bの姿勢は水平方向を向く動作姿勢から垂直方向を向く退避姿勢に変化する。そして、スライドバー74a,74bは、重力式扉27から離れ、昇降体11の間口方向の内側に入る。これにより、スタッカークレーン1が物品Wを搬送するとき、スタッカークレーン1の昇降体11と保管棚2の重力式扉27とが干渉するのを防止することができる。
スライド式扉67a,67b及び重力式扉27が開くと、昇降体11と保管棚2との間で物品Wを受け渡すことができるようになる。昇降体11から保管棚2に物品Wを渡すとき、フォーク66は、物品Wを昇降体11から出し、保管棚2に入れる。その後、昇降体11は、上レベルから下レベルまで僅かに下降し、物品Wを保管棚2の台座4(図2参照)の上に載せる。なお、物品Wを台座4に載せたり、物品Wを台座4から持ち上げたりするとき、昇降体11を上レベルと下レベルとの間で僅かに上下動させる必要がある。昇降体11の僅かな上下動に伴い、重力式扉27も僅かに上下動する。しかし、重力式扉27が僅かに上下動しても物品Wの受け渡しができるように、重力式扉27の上下方向のストロークは十分に確保されている。
本実施形態によれば、保管棚2の重力式扉27を開閉する扉開閉機構73を保管棚2ではなく、スタッカークレーン1に設けるので、保管棚2の個数分の扉開閉機構73が不要になり、低コスト化が実現できる。また、昇降体11のスライド式扉67a,67bと保管棚2の重力式扉27とで扉開閉機構73を兼用することで、さらなる低コスト化が実現できる。
図8は、本発明の自動倉庫の他の例の平面図である。この例では、スタッカークレーン1の搬送能力を向上させるために、保管棚列2a,2bの間に二台のスタッカークレーン1,1を配置し、各スタッカークレーン1,1が各保管棚列2a,2bの物品を搬送するように構成される。スタッカークレーン1、保管棚2の構造は、図1に示す自動倉庫と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更可能である。
例えば、上記実施形態の保管棚の配列及び構造は、一例であり、保管棚の上下方向の段数、奥行方向の列数は仕様等に応じて設定することができる。上記実施形態では、一つの保管棚に複数の物品を収容しているが、一つの保管棚に一つの物品を収容することもできる。
上記実施形態では、保管棚に塗装後の物品を収納しているが、保管棚に収容される物品は塗装後の物品に限られることはなく、湿気を帯びた電気・電子装置、電気・電子装置の部品等も収容することもできる。
上記実施化形態では、保管棚を乾燥室として使用する例を説明したが、乾燥室に限られることはなく、粉塵をきらうクリーンルーム、放射性物質を収容する収容室等として使用することもできる。
上記実施形態では、搬送装置として床上の走行レールを走行する床上型スタッカークレーンを使用しているが、棚の上部に備えられた走行レールに懸垂されて走行する懸垂型スタッカークレーンを使用することもできるし、ガーダにトロリを設け、トロリに昇降体が昇降するガイドフレームを設ける天井クレーン型のスタッカークレーンを使用することもできる。
1…スタッカークレーン(搬送装置)
2…保管棚
2a,2b…保管棚列
5−1…入出庫口
5−2…待機棚
11…昇降体
26…保管棚の開口
27…重力式扉(保管棚の扉)
61…フレーム部
63…走行装置
65…昇降装置
66…フォーク
67a,67b…スライド式扉(昇降体の扉)
69a…昇降体の開口
71…駆動ローラ(扉開閉機構)
72…巻掛部材(扉開閉機構)
73…扉開閉機構
74a,74b…スライドバー(押上げ部)
76…第一扉(重力式扉)
77…第二扉(重力式扉)
78…第三扉(重力式扉)
W…物品
2…保管棚
2a,2b…保管棚列
5−1…入出庫口
5−2…待機棚
11…昇降体
26…保管棚の開口
27…重力式扉(保管棚の扉)
61…フレーム部
63…走行装置
65…昇降装置
66…フォーク
67a,67b…スライド式扉(昇降体の扉)
69a…昇降体の開口
71…駆動ローラ(扉開閉機構)
72…巻掛部材(扉開閉機構)
73…扉開閉機構
74a,74b…スライドバー(押上げ部)
76…第一扉(重力式扉)
77…第二扉(重力式扉)
78…第三扉(重力式扉)
W…物品
Claims (6)
- 物品を出し入れするための開口、及びこの開口を閉じる扉を有する少なくとも一つの保管棚と、
前記保管棚に物品を出し入れし、物品を搬送する搬送装置と、
前記搬送装置に設けられ、前記保管棚の前記扉を開閉する扉開閉機構と、
を備える自動倉庫。 - 前記保管棚の前記扉は、その重量によって前記保管棚の開口を閉じる重力式扉であり、
前記搬送装置の前記扉開閉機構は、前記重力式扉を押し上げて開く押上げ部を有することを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫。 - 前記搬送装置の昇降体は、前記昇降体に物品を出し入れするための開口と、前記昇降体の前記開口を閉じる扉と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動倉庫。
- 前記搬送装置の昇降体は、前記昇降体に物品を出し入れするための開口と、前記昇降体の前記開口を閉じる扉と、を有し、
前記昇降体の前記扉は、前記昇降体の前記開口の縁に沿ってスライドすることによって前記昇降体の前記開口を開閉可能なスライド式扉であり、
前記搬送装置の前記扉開閉機構は、前記昇降体の前記スライド式扉と前記保管棚の前記重力式扉とを連動して開閉させることを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫。 - 前記押上げ部が下降して前記重力式扉を閉じるとき、前記押上げ部の姿勢が変化することを特徴とする請求項2又は4に記載の自動倉庫。
- 前記押上げ部の姿勢が、水平方向を向く動作姿勢から垂直方向を向く退避姿勢に変化することを特徴とする請求項5に記載の自動倉庫。
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