JPH0631145B2 - エレベ−タ装置 - Google Patents

エレベ−タ装置

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JPH0631145B2
JPH0631145B2 JP7483886A JP7483886A JPH0631145B2 JP H0631145 B2 JPH0631145 B2 JP H0631145B2 JP 7483886 A JP7483886 A JP 7483886A JP 7483886 A JP7483886 A JP 7483886A JP H0631145 B2 JPH0631145 B2 JP H0631145B2
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JP
Japan
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door
hoistway
car
landing
space
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JP7483886A
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Inventor
和司 国井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、個人住宅などに用いられる小形のエレベー
タ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近来、老令化社会の到来や妊産婦の保護など福祉の必要
性が高まるに伴い、2〜3階建の個人住宅でも、エレベ
ータ設置が強く望まれるようになって来ている。しか
し、従来のエレベータは、事務所や大形の共同住宅での
需要に応じて発展して来たので、これらに適するエレベ
ータを単に小形化しても、個人住宅用としては設置スペ
ースの効率経済性などの面から種々の不適当な点が生じ
る。すなわち、一般のエレベータでは、かごと釣り合い
おもりを主ロープで連結し、つるべ式に昇降させる方式
のものが多用されているが釣り合いおもりの設置スペー
スがかごに比べて相対的に大きい割合を占めるため、住
宅用の小形エレベータでは不適当になる。
そこで、釣り合いおもりを用いながらエレベータとし
て、例えば三菱電機技報57巻11号(昭58−11−
25)、p.7(745)図2〜図4に示されているよ
うな巻胴式の巻上機を用いたものがあり、これは、主ロ
ープを巻胴に巻き取ったり、巻胴から巻き戻したりする
ことによってかごを昇降させるもので、釣り合いおもり
を用いないことにより、小形エレベータのニーズに適合
するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような従来のエレベータでは、昇降路の
側面に隣接して、ドラム式の巻上機などの駆動装置を設
置する機械室を設ける必要があり、このため、省スペー
スの要求がとくに強い個人住宅用などのエレベータで
は、機械室スペースのレイアウトが面倒になり、さらに
改善することが要望されていた。
この発明は、上記のような要望に応えるためになされた
もので、機械室スペースのレイアウトを容易にし、駆動
装置の保守、点検や停電時などの非常時の手動操作を乗
場側から容易に行えるエレベータ装置を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエレベータ装置は、かごの戸を折り畳み
式のものとし、かごの戸の戸袋側面と対面した昇降路空
間に駆動装置を設置し、この駆動装置の乗場側に配設し
た乗場の戸袋の壁部を開放可能にし、この壁部の開放に
より駆動装置の設置部が乗場に通じるようにしたもので
ある。
〔作 用〕
この発明におけるエレベータ装置は、巻上機などの従来
機械室に設けられていた機器からなる駆動装置を設置す
る機械室を昇降路と別に設ける必要がなく、昇降路内の
駆動装置の保守点検用の開口部を昇降路の両側面、後面
の3面に設けていないので、これら3面の外側スペース
を建物側で自由に使用でき、乗場の戸袋の壁部を開きこ
の部分から駆動装置の保守点検を行うことができ、駆動
装置の点検口への通路をとくに設けなくてもよく、また
乗場の戸袋の壁部を開いて乗場側から駆動装置の保守点
検および非常時の手動操作ができるので、これらの作業
が容易にできる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図,第2図について説
明する。
第1図,第2図において、1はかご、2aはかご1の縦
柱、2bは上梁であり、縦柱2aと上梁2bとがほぼ倒
立溝形に固定され、かご枠2が構成されている。上梁2
bに連結された主ロープ4が昇降路3の頂部に設けた案
内車5に巻き掛けられて下方に導かれ、昇降路3内の一
側部に設けられた巻上機6の巻胴6aに連結されてい
る。昇降路3に左,右ガイドレール7が立設され、ガイ
ドレール7に沿って転動するガイローラ(図示省略)が
かご1の上,下部左、右隅部の四個所にそれぞれ取り付
けられている。そして巻上機6の駆動により巻胴6aを
正,逆回転させて、主ロープ4を巻胴6aに巻き取り、
巻胴6aから巻き戻すことで、かご1が昇降路3を昇降
するようにされている。また、かご1の出入口1aに
は、連続波状(蛇腹状)の可撓性シート8aを有するも
のなどの折り畳み式のかごの戸8が設けられ、かご1の
一側に設けられた戸袋8bは、スペースが小さく、かご
1の側面からほとんど突出しないように構成されてい
る。乗場には倒立溝形の出入口枠10が設けられ、出入
口枠10に1枚の横引き式の乗場の戸9が開閉可能に取
り付けられ、かご1の戸8の戸袋8bと同じ側に乗場の
戸9の戸袋9aが設けられ、この戸袋9aの壁部11が
点検口12の扉を兼ねてヒンジ12aによって昇降路壁
3aに開放可能に取り付けられている。上記巻上機6
は、乗場の戸袋9aの壁部11の後方に配置され、昇降
路3内に設けたビーム13と昇降路壁3aとに固定され
たベース板14上に固定されている。ビーム13上には
制御盤15が固定され、巻上機6,制御盤15などで駆
動装置16が構成されている。調速機17は、昇降路3
の頂部近くで一側のガイドレール7に固定された取付腕
18に取り付けられてかご1の戸袋8b外側に配置さ
れ、調速機ロープ17bが調速機シーブ17aと下部の
案内プーリ17cの間に無端に巻き掛けられ、調速機ロ
ープ17bの一部がかご1から突出した腕19で把持さ
れていることで、かご1の昇降と同期して動き、かご1
の速度が異常に高くなった時に調速機17を動作させ
て、かご1に設けた非常停止装置を動作させるように構
成されている。なお、第2図中、20はガイドレール7
を昇降路壁3aに固定するレールブラケットである。ま
た乗場の点検口12は、調速機17と対向する昇降路3
の最上階および巻上機6,制御盤15がある下階の乗場
に設けられている。上記点検口12の扉を兼ねた戸袋9
aの壁部11は、常時キースイッチで施錠され、必要時
に解錠するとエレベータ装置の電源が遮断されるように
なっている。
以上のように構成された実施例のエレベータ装置では、
必要時に壁部11を開くと、点検口12を介して昇降路
3の駆動装置16、調速機17設置部がそれぞれ乗場ホ
ールに通じる。このため、駆動装置16,調速機17の
保守点検を点検口12によって乗場側から行うことがで
きる。
以上の説明から明らかなように、この実施例では巻上機
などを設置する機械室を昇降路と別にとくに設ける必要
がない。また、昇降路内の巻上機,制御盤,調速機の保
守点検用の開口部を昇降路の両側面,後面の3面に設け
てないので、これら3面の外側スペースを建物側で自由
に使用できる。さらに、乗場に面した部分に点検口を設
けたので、点検口に至る通路を別に確保しなくてすみ、
昇降路部に点検口を含めて、エレベータの駆動装置、調
速機などの機器の装置をすべて昇降路に収めているので
建物の構造とエレベータ装置との取り合いが簡素とな
る。そして、乗場側からその戸袋の壁部を開くことで、
点検口を介して乗場と昇降路が通じるので、上記点検口
から上記機器の保持,点検,非常時の手動操作を容易に
行うことができる。
第3図はこの発明の他の実施例を示す。第3図におい
て、第1図、第2図と同一符号は同一または相当部分を
示し、この実施例では、建物の折り返し階段21下のス
ペース22を巻上機6および制御盤15を設置する昇降
路空間として利用しており、このようにすることによ
り、エレベータ装置の設置スペースを第1図,第2図に
示すものより、さらに小さくできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、かごの戸を折
り畳み式とし、この戸の戸袋がかごの一側面からほとん
ど突出しないようにし、かごの戸袋外側の昇降路空間に
駆動装置を設けたので、機械室を昇降路と別に設ける必
要がなく、また乗場の戸袋の壁部を開放可能とし、この
壁部を開くことで、昇降路の戸袋側面と対応する駆動装
置の保守,点検やその非常の手動操作を乗場側から容易
にでき、エレベータ装置と建物の構造との取り合いも簡
素になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータ装置を示
す横断面図、第2図は同縦断側面図、第3図はこの発明
の他の実施例を示す一部を断面した概略平面図である。 1……かご、1a……出入口、3……昇降路、4……主
ロープ、6……巻上機、6a……巻胴、8……かごの
戸、8b……戸袋、9……乗場の戸、9a……戸袋、1
1……壁部、12……点検口、15……制御盤、21…
…階段、22……階段下のスペース。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かごの出入口に折り畳み式の戸を設け、こ
    の戸の戸袋側面と対面した昇降路の空間に巻上機および
    制御盤などの駆動装置を設置し、この駆動装置の乗場側
    に乗場の戸の戸袋を配設し、乗場の戸袋に開放可能な壁
    部を設け、この壁部の開放により上記駆動装置の設置部
    が乗場に通じるようにしたことを特徴とするエレベータ
    装置。
  2. 【請求項2】かごの戸の戸袋側面と対面した昇降路空間
    は、階段下のスペースと共用させてある特許請求の範囲
    第1項記載のエレベータ装置。
JP7483886A 1986-04-01 1986-04-01 エレベ−タ装置 Expired - Lifetime JPH0631145B2 (ja)

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JPS62230587A JPS62230587A (ja) 1987-10-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4896339B2 (ja) * 2000-05-22 2012-03-14 三菱電機株式会社 エレベータ装置

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