JP2000264551A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
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- JP2000264551A JP2000264551A JP11075173A JP7517399A JP2000264551A JP 2000264551 A JP2000264551 A JP 2000264551A JP 11075173 A JP11075173 A JP 11075173A JP 7517399 A JP7517399 A JP 7517399A JP 2000264551 A JP2000264551 A JP 2000264551A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータ装置の機械室の高さおよび面積を
小さくする。 【解決手段】 乗りかご１とカウンタウェイト２がロー
プ３を介して互いに接続されており、このロープ３によ
って建物屋上の巻上機４につるべ式に吊されている。昇
降路９の内壁面にはかごレール５とカウンタウェイトレ
ール６が設けられ、乗りかご１およびカウンタウェイト
２はそれぞれかごレール５およびカウンタウェイトレー
ル６に沿って上下動する。巻上機４は建物屋上の機械室
７の内部に収納されている。そして、本発明では、巻上
機４を制御するための制御盤８が機械ユニットボックス
７内ではなく、昇降路９の上部に配置されている。
小さくする。 【解決手段】 乗りかご１とカウンタウェイト２がロー
プ３を介して互いに接続されており、このロープ３によ
って建物屋上の巻上機４につるべ式に吊されている。昇
降路９の内壁面にはかごレール５とカウンタウェイトレ
ール６が設けられ、乗りかご１およびカウンタウェイト
２はそれぞれかごレール５およびカウンタウェイトレー
ル６に沿って上下動する。巻上機４は建物屋上の機械室
７の内部に収納されている。そして、本発明では、巻上
機４を制御するための制御盤８が機械ユニットボックス
７内ではなく、昇降路９の上部に配置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する利用分野】本発明はエレベータ装置に係
り、特に、建物屋上の機械室を小型化することができる
エレベータ装置に関する。
り、特に、建物屋上の機械室を小型化することができる
エレベータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエレベータ装置においては、巻上
機や該巻上機を制御するための制御盤が機械室内に設置
されている。この機械室は建物構造物の一部として建物
の屋上に設けられ、通常、鉄筋コンクリート製で形成さ
れている。しかし、このような鉄筋コンクリート製の機
械室では、巻上機や制御盤の機械室への搬入および搬入
後の据え付け工事が煩雑となりコストが掛かるととも
に、保守点検時に狭い機械室内に作業者が入らなければ
ならないので、点検作業に手間が掛かるという欠点があ
る。
機や該巻上機を制御するための制御盤が機械室内に設置
されている。この機械室は建物構造物の一部として建物
の屋上に設けられ、通常、鉄筋コンクリート製で形成さ
れている。しかし、このような鉄筋コンクリート製の機
械室では、巻上機や制御盤の機械室への搬入および搬入
後の据え付け工事が煩雑となりコストが掛かるととも
に、保守点検時に狭い機械室内に作業者が入らなければ
ならないので、点検作業に手間が掛かるという欠点があ
る。
【０００３】そこで、巻上機や制御盤をユニット化して
予め工場等で組み立てておき、建物屋上に設置後に、巻
上機や制御盤の全体を金属板からなる機械室で覆うよう
にしたエレベータ装置が提案されている（特開平６−１
４４７５１号公報）。
予め工場等で組み立てておき、建物屋上に設置後に、巻
上機や制御盤の全体を金属板からなる機械室で覆うよう
にしたエレベータ装置が提案されている（特開平６−１
４４７５１号公報）。
【０００４】また、機械室の上面に蓋体が設けられ、据
え付け後の保守点検時に前記蓋体を移動または開閉させ
るようにして、保守点検作業の容易化を図ったエレベー
タ装置も提案されている（特開平６−２４７６６２号公
報）。
え付け後の保守点検時に前記蓋体を移動または開閉させ
るようにして、保守点検作業の容易化を図ったエレベー
タ装置も提案されている（特開平６−２４７６６２号公
報）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では機械室の高さと面積を小さくし、建物周辺
の日照条件を改善するという点についてはあまり考慮さ
れていない。すなわち、上記従来のエレベータ装置で
は、機械室内に巻上機と制御盤が収納されているので、
機械室の高さと面積を小さくするのにも限界があり、機
械室の分だけ建物全体が高くなって、建物周辺の日照条
件を悪化させている。
来の技術では機械室の高さと面積を小さくし、建物周辺
の日照条件を改善するという点についてはあまり考慮さ
れていない。すなわち、上記従来のエレベータ装置で
は、機械室内に巻上機と制御盤が収納されているので、
機械室の高さと面積を小さくするのにも限界があり、機
械室の分だけ建物全体が高くなって、建物周辺の日照条
件を悪化させている。
【０００６】本発明の課題は、機械室の高さおよび面積
を小さくすることのできるエレベータ装置を提供するこ
とにある。
を小さくすることのできるエレベータ装置を提供するこ
とにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、乗りかごと、該乗りかごにロープを介し
て接続されたカウンタウェイトと、建物屋上の機械室内
に設置され、前記ロープを駆動することにより前記乗り
かごを昇降路に沿って上下動させる巻上機と、を備えた
エレベータ装置において、前記巻上機を制御するための
制御盤を、前記建物内で前記機械室以外の箇所に設置し
たことを特徴としている。
に、本発明は、乗りかごと、該乗りかごにロープを介し
て接続されたカウンタウェイトと、建物屋上の機械室内
に設置され、前記ロープを駆動することにより前記乗り
かごを昇降路に沿って上下動させる巻上機と、を備えた
エレベータ装置において、前記巻上機を制御するための
制御盤を、前記建物内で前記機械室以外の箇所に設置し
たことを特徴としている。
【０００８】上記構成によれば、制御盤を機械室以外の
箇所に設置したことにより、機械室の高さおよび面積を
小さくすることができ、建物全体の高さを低くすること
ができる。
箇所に設置したことにより、機械室の高さおよび面積を
小さくすることができ、建物全体の高さを低くすること
ができる。
【０００９】具体的には本発明では、前記制御盤は、前
記昇降路内か又はエレベータのホール側のドア近傍に設
置されている。
記昇降路内か又はエレベータのホール側のドア近傍に設
置されている。
【００１０】また、本発明では、前記制御盤に開閉可能
な扉が設けられていることを特徴としている。このよう
に構成すれば、制御盤に対する保守点検を容易に行うこ
とができる。
な扉が設けられていることを特徴としている。このよう
に構成すれば、制御盤に対する保守点検を容易に行うこ
とができる。
【００１１】また、本発明では、前記機械室に点検用扉
が設けられ、かつ前記巻上機の保守点検が必要な箇所は
前記点検用扉に対向する位置に配置されていることを特
徴としている。このように構成すれば、機械室内の巻上
機に対する保守点検を容易に行うことができる。
が設けられ、かつ前記巻上機の保守点検が必要な箇所は
前記点検用扉に対向する位置に配置されていることを特
徴としている。このように構成すれば、機械室内の巻上
機に対する保守点検を容易に行うことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１による
エレベータ装置の構成を示している。図１に示すよう
に、乗りかご１とカウンタウェイト２がロープ３を介し
て互いに接続されており、このロープ３によって建物屋
上の巻上機４につるべ式に吊されている。昇降路９の内
壁面にはかごレール５とカウンタウェイトレール６が設
けられ、乗りかご１およびカウンタウェイト２はそれぞ
れかごレール５およびカウンタウェイトレール６に沿っ
て上下動する。巻上機４は建物屋上の機械ユニットボッ
クス（機械室）７の内部に収納されている。また、巻上
機４を制御するための制御盤８が昇降路９の上部に配置
されている。なお、図１においては、機械ユニットボッ
クス７だけは説明の都合上、透視図で示してある。
に従って説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１による
エレベータ装置の構成を示している。図１に示すよう
に、乗りかご１とカウンタウェイト２がロープ３を介し
て互いに接続されており、このロープ３によって建物屋
上の巻上機４につるべ式に吊されている。昇降路９の内
壁面にはかごレール５とカウンタウェイトレール６が設
けられ、乗りかご１およびカウンタウェイト２はそれぞ
れかごレール５およびカウンタウェイトレール６に沿っ
て上下動する。巻上機４は建物屋上の機械ユニットボッ
クス（機械室）７の内部に収納されている。また、巻上
機４を制御するための制御盤８が昇降路９の上部に配置
されている。なお、図１においては、機械ユニットボッ
クス７だけは説明の都合上、透視図で示してある。
【００１３】図２は、機械室ユニットボックス７だけを
詳細に示した透視図である。図２に示すように、機械室
ユニットボックス７の内部には、シーブ４１およびエン
コーダ４３を有する巻上機４と、そらせ車４２とが収納
されている。そして、ロープ３はシーブ４１およびそら
せ車４２に巻き掛けられている。なお、図には示してな
いが、巻上機４にはシーブ４１を回転駆動させるための
モータが内蔵されている。
詳細に示した透視図である。図２に示すように、機械室
ユニットボックス７の内部には、シーブ４１およびエン
コーダ４３を有する巻上機４と、そらせ車４２とが収納
されている。そして、ロープ３はシーブ４１およびそら
せ車４２に巻き掛けられている。なお、図には示してな
いが、巻上機４にはシーブ４１を回転駆動させるための
モータが内蔵されている。
【００１４】図３は、機械ユニットボックス７の外観を
示している。機械ユニットボックス７の一側面には点検
用扉７１Ａ，７１Ｂが設けられている。ここでは、点検
用扉７１Ａは観音開き方式の扉であり、点検用扉７１Ｂ
は片方開き方式の扉である。一方、巻上機４のシーブ４
１、そらせ車４２、エンコーダ４３およびロープ３など
の保守点検が必要な部位は、点検用扉７１Ａ，７１Ｂに
近接して配置されている。そして、保守点検時には、点
検用扉７１Ａ，７１Ｂを開けることにより、保守点検の
作業を外部から容易に行うことができる。このように、
本実施の形態では、保守点検を行うにあたり、機械ユニ
ットボックス７の内部に作業者が入る必要が無いので、
機械ユニットボックス７は巻上機４やさらせ車４２を覆
う必要最小限の大きさで十分であり、これにより、機械
ユニットボックス７の高さと床面積を最小にすることが
できる。
示している。機械ユニットボックス７の一側面には点検
用扉７１Ａ，７１Ｂが設けられている。ここでは、点検
用扉７１Ａは観音開き方式の扉であり、点検用扉７１Ｂ
は片方開き方式の扉である。一方、巻上機４のシーブ４
１、そらせ車４２、エンコーダ４３およびロープ３など
の保守点検が必要な部位は、点検用扉７１Ａ，７１Ｂに
近接して配置されている。そして、保守点検時には、点
検用扉７１Ａ，７１Ｂを開けることにより、保守点検の
作業を外部から容易に行うことができる。このように、
本実施の形態では、保守点検を行うにあたり、機械ユニ
ットボックス７の内部に作業者が入る必要が無いので、
機械ユニットボックス７は巻上機４やさらせ車４２を覆
う必要最小限の大きさで十分であり、これにより、機械
ユニットボックス７の高さと床面積を最小にすることが
できる。
【００１５】図４は実施の形態での昇降路の水平断面図
を示している。乗りかご１はかごレール５によって、カ
ウンタウェイト２はカウンタウェイトレール６によっ
て、それぞれ昇降路９の内部に支持されている。乗りか
ご１には一側面側にかごドア１０１が設けられている。
建物の各階のエレベータホールにはホール側ドア１０２
が設けられ、このホール側ドア１０２は乗りかご１のか
ごドア１０１と共に開閉する。
を示している。乗りかご１はかごレール５によって、カ
ウンタウェイト２はカウンタウェイトレール６によっ
て、それぞれ昇降路９の内部に支持されている。乗りか
ご１には一側面側にかごドア１０１が設けられている。
建物の各階のエレベータホールにはホール側ドア１０２
が設けられ、このホール側ドア１０２は乗りかご１のか
ごドア１０１と共に開閉する。
【００１６】また、本実施の形態では、ホール側ドア１
０２の近傍に、巻上機４の駆動を制御するための制御盤
８が配置されている。制御盤８にはホール側に開閉自在
な扉８Ａが取り付けられている。
０２の近傍に、巻上機４の駆動を制御するための制御盤
８が配置されている。制御盤８にはホール側に開閉自在
な扉８Ａが取り付けられている。
【００１７】本実施の形態によれば、機械ユニットボッ
クス７内に制御盤８を設置せずに別置きとしたので、機
械ユニットボックス７の高さおよび床面積を最小とする
ことができ、日影規制などの制約を緩和することができ
る。
クス７内に制御盤８を設置せずに別置きとしたので、機
械ユニットボックス７の高さおよび床面積を最小とする
ことができ、日影規制などの制約を緩和することができ
る。
【００１８】また本実施の形態によれば、ホール側ドア
１０２の近傍に制御盤８を配置したので、昇降路９は従
来通りそのままの大きさでよく、さらに制御盤８の扉８
Ａを作業者がホール側から開けることにより、制御盤８
の保守点検も容易に行うことができる。
１０２の近傍に制御盤８を配置したので、昇降路９は従
来通りそのままの大きさでよく、さらに制御盤８の扉８
Ａを作業者がホール側から開けることにより、制御盤８
の保守点検も容易に行うことができる。
【００１９】さらに、機械ユニットボックス７にあらか
じめ巻上機４等を組み込んでから、建物に設置する方式
とすることで、エレベータの据え付け工事を短期間にで
きるという効果もある。
じめ巻上機４等を組み込んでから、建物に設置する方式
とすることで、エレベータの据え付け工事を短期間にで
きるという効果もある。
【００２０】（実施の形態２）図５は本発明の実施の形
態２による昇降路の水平断面図を示している。図４の場
合と異なるのは、制御盤８が昇降路９の内部に配置され
ていることである。この制御盤８は、乗りかご１、カウ
ンタウェイト２の走行の妨げとならないように、かごレ
ール５の脇の昇降路９壁面と乗りかご１の隙間に配置さ
れている。また、制御盤８には開閉自在な扉８Ａが取り
付けられており、保守点検時に作業者が扉８Ａを開ける
ことにより、制御盤８の点検作業を行うことができる。
態２による昇降路の水平断面図を示している。図４の場
合と異なるのは、制御盤８が昇降路９の内部に配置され
ていることである。この制御盤８は、乗りかご１、カウ
ンタウェイト２の走行の妨げとならないように、かごレ
ール５の脇の昇降路９壁面と乗りかご１の隙間に配置さ
れている。また、制御盤８には開閉自在な扉８Ａが取り
付けられており、保守点検時に作業者が扉８Ａを開ける
ことにより、制御盤８の点検作業を行うことができる。
【００２１】本実施の形態によれば、ホール側ドア１０
２の近傍は従来通りのままでよく、また図４の場合と比
べて、前面ホール側に張り出さないので意匠性を向上で
きるという効果もある。
２の近傍は従来通りのままでよく、また図４の場合と比
べて、前面ホール側に張り出さないので意匠性を向上で
きるという効果もある。
【００２２】（実施の形態３）図６および図７は、本発
明の実施の形態３によるエレベータ装置の構成を示して
おり、図６はエレベータ装置の全体の概略図、図７は機
械ユニットボックス７の外観図である。本実施の形態で
は、機械室ユニットボックス７の内部にそらせ車が設け
られておらず、かごせり上げ方式のエレベータ装置であ
る。図６に示すように、巻上機４のシーブ４１からロー
プ３が昇降路９内に直接落とし込まれている。乗りかご
１の底面には下プーリ１１が２箇所に設けられ、昇降路
９内に落とし込まれたロープ３の一端側は下プーリ１１
に巻き回されてから、昇降路９の頂部に固定されてい
る。また、昇降路９内に落とし込まれたロープ３の他端
側はカウンタウェイト２に取り付けられたカウンタウェ
イトプーリ２１に巻き回されてから、昇降路９の頂部に
固定されている。制御盤８は昇降路９の上部に配置され
ている。なお、この図でも、機械ユニットボックス７の
みは、説明の都合上透視図で示している。
明の実施の形態３によるエレベータ装置の構成を示して
おり、図６はエレベータ装置の全体の概略図、図７は機
械ユニットボックス７の外観図である。本実施の形態で
は、機械室ユニットボックス７の内部にそらせ車が設け
られておらず、かごせり上げ方式のエレベータ装置であ
る。図６に示すように、巻上機４のシーブ４１からロー
プ３が昇降路９内に直接落とし込まれている。乗りかご
１の底面には下プーリ１１が２箇所に設けられ、昇降路
９内に落とし込まれたロープ３の一端側は下プーリ１１
に巻き回されてから、昇降路９の頂部に固定されてい
る。また、昇降路９内に落とし込まれたロープ３の他端
側はカウンタウェイト２に取り付けられたカウンタウェ
イトプーリ２１に巻き回されてから、昇降路９の頂部に
固定されている。制御盤８は昇降路９の上部に配置され
ている。なお、この図でも、機械ユニットボックス７の
みは、説明の都合上透視図で示している。
【００２３】図７は、機械室ユニットボックス７だけを
詳細に示した図である。図７に示すように、機械室ユニ
ットボックス７には、シーブ４１を備えた巻上機４が収
納されている。機械室ユニットボックス７は左右２つに
分割された囲い体７Ｃ，７Ｄで構成され、各囲い体７
Ｃ，７Ｄは底部のヒンジ１０（囲い体７Ｄ側のヒンジは
図示省略）を中心にして図の矢印のように回動可能とな
っている。そして保守点検時には、各囲い体７Ｃ，７Ｄ
を図の矢印のように回動させることにより、必要な点検
部位が露出して、保守点検の作業を容易に行うことがで
きる。また、保守点検が必要なガバナなど巻上機以外の
機器も機械ユニットボックス７の側面に近接して配置さ
れている。
詳細に示した図である。図７に示すように、機械室ユニ
ットボックス７には、シーブ４１を備えた巻上機４が収
納されている。機械室ユニットボックス７は左右２つに
分割された囲い体７Ｃ，７Ｄで構成され、各囲い体７
Ｃ，７Ｄは底部のヒンジ１０（囲い体７Ｄ側のヒンジは
図示省略）を中心にして図の矢印のように回動可能とな
っている。そして保守点検時には、各囲い体７Ｃ，７Ｄ
を図の矢印のように回動させることにより、必要な点検
部位が露出して、保守点検の作業を容易に行うことがで
きる。また、保守点検が必要なガバナなど巻上機以外の
機器も機械ユニットボックス７の側面に近接して配置さ
れている。
【００２４】本実施の形態によれば、制御盤８が昇降路
９の上部に配置され、しかも機械ユニットボックス７内
にはそらせ車も無いので、機械ユニットボックス７の寸
法を極めて小さくにすることができる。また、本実施の
形態によれば、保守点検が必要な機器が機械ユニットボ
ックス７の側面に近接して配置されているので、機械ユ
ニットボックス７内に作業者が立ち入ること無く、保守
点検作業を容易に行うことができる。
９の上部に配置され、しかも機械ユニットボックス７内
にはそらせ車も無いので、機械ユニットボックス７の寸
法を極めて小さくにすることができる。また、本実施の
形態によれば、保守点検が必要な機器が機械ユニットボ
ックス７の側面に近接して配置されているので、機械ユ
ニットボックス７内に作業者が立ち入ること無く、保守
点検作業を容易に行うことができる。
【００２５】以上の実施の形態１〜３において、巻上機
のモータとしては誘導モータ、永久磁石同期モータ、リ
ラクタンスモータなど、減速機としては遊星ギア、ウォ
ームギア、ヘリカルギアなど、ブレーキとしてはドラム
ブレーキ、ディスクブレーキなど、いかような種類のも
のでも用いることができる。また、減速機が無い巻上機
でもよい。
のモータとしては誘導モータ、永久磁石同期モータ、リ
ラクタンスモータなど、減速機としては遊星ギア、ウォ
ームギア、ヘリカルギアなど、ブレーキとしてはドラム
ブレーキ、ディスクブレーキなど、いかような種類のも
のでも用いることができる。また、減速機が無い巻上機
でもよい。
【００２６】また、制御盤は、ホール側ドアの近傍や昇
降路内でなくても、エレベータ装置の運行に支障の無い
範囲で昇降路から離れた建て屋内の適当な箇所に配置し
ても、機械ユニットボックスを極めて小型化にできると
いう効果は得られる。
降路内でなくても、エレベータ装置の運行に支障の無い
範囲で昇降路から離れた建て屋内の適当な箇所に配置し
ても、機械ユニットボックスを極めて小型化にできると
いう効果は得られる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機械室の高さおよび面積を小さくすることができるの
で、日陰規制などの高さ制限の制約を緩和することが可
能であるとともに、機械室の建設費用を削減することが
できる。さらに機械室自体を小さくできるので、その製
作、運搬、据え付けも容易となる。
機械室の高さおよび面積を小さくすることができるの
で、日陰規制などの高さ制限の制約を緩和することが可
能であるとともに、機械室の建設費用を削減することが
できる。さらに機械室自体を小さくできるので、その製
作、運搬、据え付けも容易となる。
【００２８】また、機械室や制御盤に開閉自在な扉を設
けたことにより、機械室内部の巻上機や制御盤の保守点
検作業を容易に行うことができる。
けたことにより、機械室内部の巻上機や制御盤の保守点
検作業を容易に行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態１によるエレベータ装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図２】図１に示した機械ユニットボックスの構成図で
ある。
ある。
【図３】図１に示した機械ユニットボックスの外観図で
ある。
ある。
【図４】実施の形態１での昇降路の水平断面図である。
【図５】本発明の実施の形態２での昇降路の水平断面図
である。
である。
【図６】本発明の実施の形態３によるエレベータ装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図７】図６に示した機械ユニットボックスの外観図で
ある。
ある。
１ 乗りかご ２ カウンタウェイト ３ ロープ ４ 巻上機 ５ 乗りかごレール ６ カウンタウェイトレール ７ 機械ユニットボックス ７Ａ，７Ｂ 点検用扉 ７Ｃ，７Ｄ 囲い体 ８ 制御盤 ８Ａ 扉 ９ 昇降路 １０ ヒンジ １１ 下リール ４１ シーブ ４２ そらせ車 ４３ エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒堀 昇 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 長瀬 博 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 Ｆターム(参考） 3F002 GA00 3F305 BA02 3F307 BA02 CD23 CD31
Claims (5)
- 【請求項１】 乗りかごと、該乗りかごにロープを介し
て接続されたカウンタウェイトと、建物屋上の機械室内
に設置され、前記ロープを駆動することにより前記乗り
かごを昇降路に沿って上下動させる巻上機と、を備えた
エレベータ装置において、 前記巻上機を制御するための制御盤を、前記建物内で前
記機械室以外の箇所に設置したことを特徴とするエレベ
ータ装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のエレベータ装置におい
て、 前記制御盤は、前記昇降路内に設置されていることを特
徴とするエレベータ装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載のエレベータ装置におい
て、 前記制御盤は、エレベータのホール側のドア近傍に設置
されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかに記載のエレベ
ータ装置において、 前記制御盤には開閉可能な扉が設けられていることを特
徴とするエレベータ装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載のエレベータ装置におい
て、 前記機械室には点検用扉が設けられ、かつ前記巻上機の
保守点検が必要な箇所は前記点検用扉に対向する位置に
配置されていることを特徴とするエレベータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075173A JP2000264551A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075173A JP2000264551A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | エレベータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264551A true JP2000264551A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13568558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11075173A Pending JP2000264551A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264551A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012246101A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Toshiba Elevator Co Ltd | 巻上機組立体とその製造方法、巻上機養生方法及び巻上機据付方法 |
| KR101817143B1 (ko) * | 2017-07-13 | 2018-01-10 | 정증자 | 엘리베이터 로핑장치 |
| WO2019013472A1 (ko) * | 2017-07-13 | 2019-01-17 | 정증자 | 엘리베이터 로핑장치 |
| KR101917222B1 (ko) * | 2018-02-02 | 2019-01-18 | 정증자 | 엘리베이터 로핑장치 |
| JP2019508341A (ja) * | 2016-01-26 | 2019-03-28 | アウトストア・テクノロジー・エーエスＡｕｔｏｓｔｏｒｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ａｓ | 遠隔操作搬送器 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075173A patent/JP2000264551A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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