JPH0631091U - ヒューズ内蔵コネクタ - Google Patents

ヒューズ内蔵コネクタ

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JPH0631091U
JPH0631091U JP6649392U JP6649392U JPH0631091U JP H0631091 U JPH0631091 U JP H0631091U JP 6649392 U JP6649392 U JP 6649392U JP 6649392 U JP6649392 U JP 6649392U JP H0631091 U JPH0631091 U JP H0631091U
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Japan
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fuse
electric wire
connector
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JP6649392U
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Inventor
正美 長谷川
Original Assignee
東芝エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒューズを電線上に組み込むことが可能であ
り、また、それによって電気部品や電気機器等の小型化
が可能となるヒューズ内蔵コネクタを提供する。 【構成】 ヒューズ11を内蔵するとともに両端部に電
線接続部13がそれぞれ形成されたコネクタ本体15
と、一端が前記ヒューズ11の両端にそれぞれ接続され
るとともに他端が前記電線接続部13に載置された電線
25にそれぞれ接続される一対の針部17と、前記コネ
クタ本体15に固着されて前記電線接続部13の電線を
本体に固定するカバー体と、から構成され、コネクタ本
体15の両端に設けられた電線接続部13に電線25を
接続することによって、電線25上にヒューズ11を組
み込むことを可能にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過電流から機器および部品を保護するヒューズを内蔵したヒューズ 内蔵コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ヒューズは、外的要因(電気部品または電気機器等の不良によ る過電流)から自己(内部)を保護するとともに、内的要因(電気部品または電 気機器等の不良による過電流)を他(外部)に及ぼさないという作用がある。こ れらの作用は、電気部品や電気機器等を製造する場合、欠くことのできない重要 なものである。また、ヒューズは、一般に安価で保守も不要であり、しかも保護 対象に直列に接続されるため、保護に対する信頼性が高い。これらのことより、 電気部品や電気機器等にはヒューズが随所に取り付けられている。
【0003】 その取り付け方法としては、ヒューズと配線回路との接続を可能にするヒュー ズホルダを用いて取り付ける方法、または、幾つかのヒューズを格納するととも に配線回路との接続機能を持たせたヒューズボックスを用いる方法等種々のもの がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のヒューズは、ヒューズを取り付けるためにヒューズホル ダやヒューズボックスを電気機器等の内部に取り付けなければならず、最近の世 情である省スペース、省部品化のニーズに合わないという問題がある。そのため 、ヒューズの作用の一つである内的要因を他に及ぼさないために使用されるヒュ ーズは省かれ、専ら、外的要因から自己を保護するためにのみ使用されているの が現状である。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みて成されたものであり、その目的は、ヒューズを電線 上に組み込むことが可能であり、また、それによって電気部品や電気機器等の小 型化が可能となるヒューズ内蔵コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、ヒューズを内蔵するとともに両端部に 電線接続部がそれぞれ形成されたコネクタ本体と、一端が前記ヒューズの両端に それぞれ接続されるとともに他端が前記電線接続部に載置された電線にそれぞれ 接続される一対の端子部材と、前記コネクタ本体に固着されて前記電線接続部の 電線を本体に固定するカバー体と、を具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、コネクタ本体には、ヒューズが内蔵され、両端には電線が 接続される電線接続部が設けられている。そして、前記電線接続部には、一端が 前記ヒューズと接続され、他端が電線と接続される端子部材が設けられている。 そのため、コネクタ本体の両端に設けられた電線接続部に電線を各々接続するこ とによって、その電線と前記ヒューズは導通となり、電線上にヒューズを組み込 むことを可能にしている。
【0008】
【実施例】
図1、図2は、本考案に係るヒューズ内蔵コネクタの第1実施例を示している 。
【0009】 図1(A)は、ヒューズ内蔵コネクタ10の正面図であり、図1(B)は、側 面図である。また、図2(A)は、ヒューズ内蔵コネクタ10に電線25を接続 したときの断面図であり、図2(B)は、その平面図である。
【0010】 図1、図2に示すようにヒューズ内蔵コネクタ10は、ヒューズ11を凸部に 内蔵するとともに両端部に電線25の端部が接続される電線接続部13がそれぞ れ形成された絶縁部材から成るコネクタ本体15と、一端がヒューズ11の両端 の電極11aにそれぞれ接続されるとともに、他端が電線接続部13に載置され た電線25にそれぞれ接続される一対の針部17と、コネクタ本体15に固着さ れて前記電線接続部13の電線25をコネクタ本体15に固定する凹状の蓋部1 9とから構成されている。
【0011】 電線接続部13には、電線25が針部17を介して接続される。そのため、コ ネクタ本体15の両端の針部17が設けられている部分と、その部分に対応する 蓋部19の部分とを円弧状にし、電線25を保持し易くしている(図1(B)参 照)。
【0012】 針部17は、一端がヒューズ11の電極11aにコネクタ本体15内部で導電 部材によって接続され、他端は、針状になっており電線25の側端部が挿入され る。また、針部17は、導電性があるとともに、弾性のある部材からなる。
【0013】 蓋部19の両端には、針挿入孔21が設けられ、一対の針部17が各々挿入さ れる。この針挿入孔21は、奥端が屈曲した屈曲部21aが設けられている。ま た、孔径は針部17の径と同等とする。
【0014】 このように構成されたヒューズ内蔵コネクタ10に電線25を接続するには、 まず、蓋部19側の両端の電線接続部13に電線25をそれぞれ位置させ、その 後、一対の針部17に、蓋部19を電線25とともに針挿入孔21の開口側から 押し入れることによって嵌合する。このとき、針挿入孔21の奥端に屈曲部21 aが設けられているため、本体15と蓋部19とが接するまで蓋部19を押し入 れると、針部17もこれに沿って屈曲される。そのため、蓋部19とコネクタ本 体15との接合力が増加し、コネクタ本体15から蓋部19が脱落するのを防止 するとともに、電線25に対する保持力も増加する。
【0015】 こうして、ヒューズ11と一対の針部17がコネクタ本体15内部で接続され ているため、一対の針部17にそれぞれ電線25とともに蓋部19を針挿入孔2 1の開口側から押し入れて嵌合することにより、電線25は、ヒューズ11と導 通となる。
【0016】 このように、コネクタ本体15にヒューズ11を内蔵させるとともに、両端に 電線接続部13を設けたのでこの電線接続部13にそれぞれ電線25を一対の針 部17を介して接続することによって、電線25上にヒューズ11を組み込むこ とが容易に可能となる。
【0017】 図3、図4は、本考案に係るヒューズ内蔵コネクタの第2実施例を示している 。
【0018】 図3は、ヒューズ内蔵コネクタ30の正面図である。また、図4(A)は、ヒ ューズ内蔵コネクタ30に電線45を接続したときの断面図であり、図4(B) は、その平面図である。
【0019】 図3、図4に示すようにヒューズ内蔵コネクタ30は、図1に示した第1実施 例のヒューズ内蔵コネクタ10の一方の電線接続部13にコネクタ43を設けて 、蓋部19をコネクタ本体15から取り外さずに電線25の着脱を可能にしたも のである。
【0020】 このヒューズ内蔵コネクタ30が図1、図2に示すヒューズ内蔵コネクタ10 と異なる点は、蓋部39の一方の側面に電線45の着脱が可能な接続端子43を 設け、接続端子43に設けられた電線45との接合部43a(接続端子43の内 周部)と、接続端子43が設けられた側の針挿入孔41の内周部とを、導電部材 で覆うとともに接続したところにある。また、コネクタ本体35と蓋部39に設 けられた円弧状の電線接続部33は、接続端子43が設けられているので接続端 子43側は排除し、片側のみ設けている。
【0021】 このように構成されたヒューズ内蔵コネクタ30に電線45を接続するには、 まず、蓋部39側の電線接続部33に電線45を位置させ、その後、一対の針部 37に、蓋部39を電線45とともに針挿入孔41の開口側から押し入れること ことによって嵌合する。そして、他の電線45端部の被覆45aを排除し線材4 5bを露出させ、それを接続端子43に挿入することによって接続する。
【0022】 このように、蓋部39の一方の端部に接続端子43を設けたので、接続端子4 3に接続される電線45は、蓋部39をコネクタ本体35から取り外すことなく 着脱が可能となる。
【0023】 また、第1実施例と第2実施例では、針挿入孔21、41の奥端を屈曲させた 屈曲部21a、41aを設けることによって、本体15、35と蓋部19、39 の接合力を増加させ、本体15、35から蓋部19、39が脱落するのを防止し ているが、それ以外に、蓋部19、39の両端下部に先端が屈曲したフック状の ピンを設けるとともに、本体15、35には、これに対応する部分に穴を設け、 このフック状のピンが前記本体15、35の穴に嵌合されることによって本体1 5、35と蓋部19、39を接合させる方法や、針挿入孔21、41の奥端の屈 曲部21a、41aを排除し、針部17、37と針挿入孔21、41の密接性の みで本体15、35と蓋部19、39を接合する等の方法を用いても良い。
【0024】 また、電線25、45を幾つか並べて成るフラットケーブルにもこのヒューズ 内蔵コネクタ10、30を並べることによって適用可能である。
【0025】 なお、第1実施例、第2実施例ともに、絶縁部材からなるコネクタ本体15、 35にヒューズ11、31を内蔵し、コネクタ本体15、35に設けられた電線 接続部13、33や、接続端子43によって、電線25、45を接続しているが 、図5に示すように被覆70aを線材70bの端部より長くし、その長くした被 覆70bにヒューズ61の電極61aをそれぞれ組み込むようにしても良い。
【0026】 このとき、電線70の線材70bとヒューズ61との接合部63にヒューズ6 1の着脱が可能となる導電性接着剤を塗布する、または、接合部63の被覆70 aの内周面に導電性塗布剤をコーティングする、または、ヒューズ61の電極6 1aの端部に導電性のあるピンを取り付ける等を行えば、ヒューズ61と線材7 0bとの接合性を高めることができる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、絶縁部材にヒューズを内蔵させ、絶縁部 材の端部に電線接続部やコネクタを設けたので、ヒューズを電線上に設けること が容易に可能となり、また、これらより電気部品や電気機器等の小型化が可能な ヒューズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒューズ内蔵コネクタの第1実施
例を示した正面図および側面図である。
【図2】図1に示したヒューズ内蔵コネクタに電線を接
続したときの断面図および平面図である。
【図3】本考案に係るヒューズ内蔵コネクタの第2実施
例を示した正面図である。
【図4】図3に示したヒューズ内蔵コネクタに電線を接
続したときの断面図および平面図である。
【図5】電線内にヒューズを組み込んだときの例を示し
た断面図である。
【符号の説明】
10 ヒューズ内蔵コネクタ 11,31,61 ヒューズ 11a,61a 電極 13,33 電線接続部 15,35 コネクタ本体 17,37 針部(端子部材) 19,39 蓋部(カバー体) 21,41 針挿入孔 21a,41a 屈曲部 25,45,70 電線 30 ヒューズ内蔵コネクタ 43 接続端子 45a,70a 被覆 45b,70b 線材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズを内蔵するとともに両端部に電
    線接続部がそれぞれ形成されたコネクタ本体と、 一端が前記ヒューズの両端にそれぞれ接続されるととも
    に他端が前記電線接続部に載置された電線にそれぞれ接
    続される一対の端子部材と、 前記コネクタ本体に固着されて前記電線接続部の電線を
    本体に固定するカバー体と、 を具備することを特徴とするヒューズ内蔵コネクタ。
JP6649392U 1992-09-24 1992-09-24 ヒューズ内蔵コネクタ Pending JPH0631091U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6649392U JPH0631091U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 ヒューズ内蔵コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6649392U JPH0631091U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 ヒューズ内蔵コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0631091U true JPH0631091U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13317392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6649392U Pending JPH0631091U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 ヒューズ内蔵コネクタ

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