JP3456688B2 - 放電型ランプ用ソケット及びその回路装置との組立接続方法 - Google Patents

放電型ランプ用ソケット及びその回路装置との組立接続方法

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JP3456688B2
JP3456688B2 JP10671197A JP10671197A JP3456688B2 JP 3456688 B2 JP3456688 B2 JP 3456688B2 JP 10671197 A JP10671197 A JP 10671197A JP 10671197 A JP10671197 A JP 10671197A JP 3456688 B2 JP3456688 B2 JP 3456688B2
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    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/965Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof holders
    • H01R33/9655Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof holders for bayonet type coupling devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/53Bases or cases for heavy duty; Bases or cases for high voltage with means for preventing corona or arcing
    • HELECTRICITY
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    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタ、特
に回路装置から延出するワイヤに接続される端子を収容
する電気コネクタ及びその回路装置との組立接続方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び本発明の解決すべき課題】近年、自動
車の前照灯に放電型のランプが実用されつつある。この
ランプは従来のランプと同様に、ソケットコネクタに受
容されてそのハウジング内の端子と電気的に接続されて
使用される。その応用の一例が実開平5−68088号
に開示される。特にこの種のランプの応用を考えるとき
重要な点は、ランプの点灯時にランプの放電を開始させ
るために約20000V程度の高電圧を必要とする点で
ある。このためソケットコネクタの端子に接続されたワ
イヤはトランス等を含む電気回路装置に接続されそれか
ら導出されている。
【0003】このようなソケットコネクタ及び回路装置
を接続する電気配線を実現するために以下の2つの点を
考慮する必要がある。まず第1にソケットコネクタは放
電型のランプに接続される雌型の接触部を含む電気端子
を必要とする点であり、第2に電気回路装置はワイヤの
導出部分を含めて樹脂によるポッティング処理が行われ
る必要があることである。後者は回路の安全性を保証す
るためのものであり、不本意な放電を防止しまた防水の
作用も有する。
【0004】しかしながら、両者の要求を満足させつつ
放電ランプとの接続信頼性を高めることは難しい。これ
は、後者のポッティング処理の工程でワイヤを成端する
端子は約200度程度まで温度上昇され、これにより端
子の雌型接触部を構成する弾性接触片のばね性が低下し
てしまう慮れがあるからである。
【0005】従って本発明は構造上及びプロセス上の上
記要求を見たし、同時に高い接続信頼性を実現する電気
コネクタを提供することにあり、特に上述のランプソケ
ットの如く熱処理工程が必要な回路装置から延出される
ワイヤの端位置に装着されるのに好適な電気コネクタ及
びその回路装置との組立方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放電型ランプ用
ソケットは、回路装置から延出する複数のワイヤに成端
される端子を第1ハウジング内に収容し、放電型ランプ
と嵌合可能とされる放電型ランプ用ソケットにおいて、
前記端子は、前記ワイヤの延出方向と直交する方向に延
びるタブ部を備え、前記複数のワイヤのそれぞれに成端
される第1端子と、該第1端子と係合可能な雌型係合部
を備え、前記第1ハウジング内に予め収容された第2端
子とから成り、前記第1端子及び該第1端子が成端する
前記複数のワイヤが、前記第1ハウジング及び該第1ハ
ウジングと係合する第2ハウジング間に挟み込まれるこ
とにより、前記第1端子に対する支持構造及び前記複数
のワイヤに対するストレインリリーフ構造を提供する
とを特徴とする。
【0007】好ましくは、前記ハウジングは前記第2端
子に係合した電気第1端子を支持するタブ端子支持構造
を有する。このとき、前記ハウジングは更に前記第1端
子が成端されたワイヤを支持するためのワイヤ支持構造
を備えても良い。
【0008】
【0009】更に本発明の放電型ランプ用ソケットの
回路装置との組立接続方法は、複数のワイヤの一端に
該ワイヤの延出方向と直交する方向に延びるタブ部を有
する第1端子を接続する工程と、前記複数のワイヤの他
端を回路装置と接続させると共に、該回路装置及び前記
複数のワイヤの前記回路装置からの導出部分をポッティ
ング処理する工程と、放電型ランプとの係合部含む
ハウジングに前記第1端子と係合する雌型係合部が
設けられた第2端子を配置する工程と、前記第1端子
前記第2端子と係合可能な前記第1ハウジングの所
定位置に配置させる工程と、前記第1ハウジングに第2
ハウジングを係合させることによって、前記複数のワイ
ヤ及び前記第1端子を挟み込んで、前記第1端子に対す
る支持構造及び前記複数のワイヤに対するストレインリ
リーフ構造を提供する工程とを含むことを特徴とする。
【0010】好ましくは、前記第1端子を接続する工程
は、前記第1の端子を圧着する工程を含む。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となる電気コネクタ及びその回路装置と
の組立接続方法について説明する。
【0014】図1には本発明の好適実施形態となる電気
コネクタを相手部材との嵌合側から見た斜視図が示され
る。本好適実施形態によれば、電気コネクタ10は、自
動車の応用に使用される放電型ランプ用のソケットであ
る。電気コネクタ10のハウジング20は放電型のラン
プを受容できるように略円形の外径を成す嵌合部21を
有し、嵌合部21内にはランプの一対の電極に接触可能
な2個の雌型端子50a、50bが含まれる。またハウ
ジング21には一枚の金属板片からなる嵌合検知用の端
子50cが設けられる。ハウジング20の下方から延出
するよう図示されるワイヤ80a、80bはそれぞれ端
子50a、50bに対して電気的に接続されるものであ
る。ワイヤ80a、80bの径寸法を比較して理解され
るように、ワイヤ80aは高電圧側、ワイヤ80bは低
電圧側として使用される。他のワイヤ80c、80dは
嵌合検知部材となる端子50cと電気的接続可能な構成
とされる。構造の詳細については後述する。なお、ワイ
ヤ80a乃至80dは単一のシールドケーブルとして取
り扱われ、4本のワイヤ80a乃至80dの外周にはシ
ールド導体5が配置される。図1中にはシールド導体5
は仮想的に示される。
【0015】ハウジング20は2体構造とされ、嵌合部
21を含む第1ハウジング20aとその背面側に位置す
る第2ハウジング20bとを含む。後述するようにハウ
ジング20内を延びるワイヤ80a乃至80dは両ハウ
ジング20a、20bに挟まれて位置する。
【0016】以下に電気コネクタ10の構造及びそれを
含む組立体の組立工程について説明されるが、これによ
り本発明による作用効果が明確にされる。
【0017】図2は本発明の電気コネクタの一部部品の
分解図であり、組立体の組立の第1乃至第3工程を説明
するための図である。図中には第1端子群が各ワイヤに
接続された状態と第2端子群が第1ハウジングに支持さ
れた状態とが併置して示される。
【0018】図2に示すように本発明の電気コネクタに
使用される複数の端子は7個存在し、4個は各ワイヤ8
0a乃至80dに成端される第1端子群30a乃至30
dであり、他の3個は第1ハウジング20aに支持され
る第2端子群50a乃至50cである。第1端子群30
a乃至30dの端子は全て圧着型である。即ち第1端子
群30a乃至30dのそれぞれは、ワイヤ80a乃至8
0dに対して圧着接続されるための構成として、ワイヤ
80a乃至80dの導体に圧着される導体圧着部31a
乃至31d、及びワイヤ80a乃至80dの絶縁被覆に
圧着接続される被覆圧着部32a乃至32dを有する。
【0019】図3(a)乃至(c)は図2とは相違する
角度から見た第1端子群の各端子の斜視図であり、
(a)には高電圧の端子、(b)には低電圧用の端子、
(c)には嵌合検知用の端子がそれぞれ示される。
【0020】図2及び図3(a)によれば、高電圧が加
わる比較的大径のワイヤ80aに圧着される第1端子3
0aは、相手端子との接触部となるタブ部33aが被覆
圧着部32aの側部に直交方向に延びるよう構成され
る。タブ部33aの根元部分には補強用の突部37が形
成される。また図2及び図3(b)によれば、第1端子
30bは導体圧着部31aよりも更に長さ方向の先端側
に直交方向に延びるタブ部33bを有する。相手端子と
の接触部となるタブ部33bは金属板の180度曲げに
より折り重ねられた2枚の金属板から成り、端子30b
の長さ方向に対して約30度だけ傾斜するように形成さ
れる。傾斜したタブ部33bを補強すべくビード39が
形成される。またタブ部33bの嵌合側と逆側との端に
はタブ部33bに対して略直角方向に曲げられ延長され
た後壁36bが設けられる。
【0021】図2及び図3(c)によれば、第1端子3
0c、30dは同一形状寸法の端子であり、導体圧着部
31c、31dよりも更に長さ方向の先端側に直交方向
に延びるタブ部33c、33dを有する。しかしなが
ら、タブ部33c、33dのタブ面が相手端子との接触
に使用されない点で他の第1端子30a、30bの場合
と相違する。タブ部33c、33dは第1端子30bの
タブ33bの如く傾斜されず、導体圧着部31c、31
d及び被覆圧着部32c、32dと略同一面内に延び
る。タブ33c、33dはその面内に突部35c、35
dが形成される。またタブ部33c、33dの後端には
第1端子30bの後壁36bに類似の後壁36c、36
dが設けられる。またタブ部33c、33dの先端側に
は圧入突部38c、38dが形成される。タブ部33
c、33dの一側端縁即ち導体圧着部31c、31dの
対向側縁には金属板を巻くようにして折り曲げ形成され
た接触部34c、34dが形成される。以上のように第
1端子群30a乃至30dの全ての端子の相手端子との
接触部、即ちタブ部33a、33b及び接触部34c、
34dが弾性を持たない雄型とされる点に注目すべきで
ある。
【0022】図1及び図2に示す第1ハウジング20a
内の第2端子群となる端子50a、50b、50cは、
第1端子群30a乃至30dの端子との係合関係を持つ
前に予め第1ハウジング20a内に収容される。
【0023】図4(a)、(b)には第2端子50a、
図5には第2端子50bの斜視図がそれぞれ示され、図
4(c)には縦断面図が示される。これらの図面を参照
して第1ハウジング20aに収容される第2端子50
a、50bについて説明する。第2端子50cについて
は後述される。
【0024】図4によれば、第2端子50aは金属板の
折り曲げにより全体の外形が略細長箱形となるよう構成
され、長さ方向の一側に第1端子30aと係合する雌型
係合部51が、逆側には電気コネクタ10の嵌合相手と
なる放電型ランプの一電極に接触する雌型接触部55が
形成される。略箱形の部分は枠状の基部56と、基部5
6から対向して延びる一対の壁57、57と、やはり基
部56から延びて壁57、57と直交方向に対向するよ
う形成され雌型接触部55を構成する一対の弾性接触片
58、58とから成る。弾性接触片58、58は若干内
側に湾曲するように形成される。基部56を構成する2
つの板面上には突起59が形成される。突起59は端子
50aを第1ハウジング20aに挿入させたときにキャ
ビティ内壁と係合して端子50aを一方向に抜け止めす
る肩60を含む。また図4(b)に示されるように、基
部56の底側の端の角隅にはやはりキャビティ内壁と係
合して端子50aを逆方向に抜け止めする肩61が3箇
所に設けられる。他の1つの角隅には凹部76が形成さ
れる。凹部76は図示しないキャビティと協働して端子
50aの挿入角度方向を決定する嵌合キーとなる。更に
図4(b)、(c)から理解されるように、雌型係合部
51は基部57の底端の壁57と対向する一対の端縁か
ら延長され、更に逆側に向けてU字状に湾曲して折り返
された。対向する一対の弾性接触片62、62から構成
される。各接触片62には接触点となる突部77が形成
される。
【0025】図5によれば、第2端子50bは金属板の
折り曲げにより形成され、高さ方向に延びる基部63
と、基部63の一端から両横方向に延出する一対の弾性
接触片64と、基部63の一側縁から折り返されて成
り、基部63との間に相手雄型端子を挟んで受容可能と
する接触片65を備えた折り返し部66とを有する。即
ち第1端子30bと係合する雌型係合部69は基部63
と接触片65とにより形成される。弾性接触片64は放
電型ランプの電極との接触に使用される。第2端子50
bが第1ハウジング20aの対応キャビティ内に挿入さ
れたときは、基部63に構成された圧入突起67による
圧入固定及び延長部65に形成されたランス68の係止
によって第1ハウジング20a内に抜け止めされる。
【0026】ところで図2に示すように第1端子群30
a乃至30dはワイヤ80a乃至80dを介して回路装
置100に接続されている。ワイヤ80a乃至80dは
同一の回路装置100から延出する。回路装置100は
図示されるように、放電型ランプの点灯時に必要な高圧
電を提供できるようトランス120及び他の回路部品が
実装されたエポキシ基板等の回路基板140を含む。ワ
イヤ80a乃至80dはワイヤ導出部分近傍での放電防
止又は防水のために、ワイヤ導出部分を含めてポッティ
ング処理されている。本発明の電気コネクタ10はこの
ポッティング処理の作業を容易に行うことができるよう
構成されている。以下にその作業について説明する。
【0027】図2における構成をその組立接続の順に示
すと以下のようになる。まず組立接続の第1工程ではシ
ールドケーブルのワイヤ80a乃至80dに対して第1
端子30a乃至30dの圧着が行われる。次に組立の第
2工程ではワイヤ80a乃至80dの回路装置への接続
とワイヤ導出部分を覆うように行われるポッティング処
理とが行われる。ワイヤ80a乃至80dを回路装置に
接続する第2工程の前に圧着作業が行われるので、圧着
作業を自動機により効率良く行うことが出来る。更に上
記第1及び第2の工程とは独立して、第3の工程として
第1ハウジング20a内に第2端子群50a乃至50c
が収容される。第1及び第2の工程と第3の工程とは時
間上の前後を問わないが、第3の工程を第2工程の完了
前に予め行うことが好ましい。第2端子50a、50b
の形状及び固定は上述のとおりである。なお嵌合検知の
ための第2端子50cについては詳述しないが、第1ハ
ウジング20aの内部に摺動可能に配置されている。
【0028】上記第1、第2及び第3の工程に続く組立
接続の第4の工程について図6を参照して説明する。図
6にはワイヤに成端された第1端子群が第1ハウジング
に装着された状態が示される。
【0029】電気コネクタ10の組立接続の第4工程に
よれば第1端子群30が第1ハウジング20aに受容さ
れる。図6に示すように第1ハウジング20aには各端
子を受容可能なキャビティ15a乃至15dが形成され
る。第1端子30a、30bはキャビティ15a、15
bに受容されるときに図示しない第2端子50a、50
bと接続される。図4及び図5を共に参照して理解され
るように、第2端子50aの雌型係合部51は第1端子
30aのタブ部33aと接触し、第2端子50bの雌型
係合部69は第1端子30bのタブ部33bと接触す
る。(図3(a)、(b)、図4、及び図5参照)
【0030】第1端子30c、30dは第1ハウジング
20aに受容されても通常は第2端子50cとは接触さ
れない状態にある。図6に示すように嵌合検知に示され
る第2端子50cは第1ハウジング20aの外周に沿っ
て延びる板面を含む一対の弾性接触片(雌型係合部)7
1を有する。弾性接触片71はその板面に対して略直交
方向に撓み可能とされる。作用の詳細は説明しないが、
第2端子50cの一対の弾性接触片71は電気コネクタ
10がランプと嵌合されたときにのみ第1端子30c、
30dの接触部34c、34dと接触するよう構成され
ている。
【0031】図7には第1ハウジングの背面に装着され
る第2ハウジングが斜視図にして示される。組立の第5
工程では第2ハウジング20bが第1ハウジング20a
に装着係合される。図6及び図7から理解されるよう
に、第1ハウジング20aの外側面には複数の突起41
が形成され、一方第2ハウジング20bの内面には複数
箇所に凹部42が形成され、両者が係合することにより
第1及び第2のハウジング20a、20bが固定されて
いる。再度図6を参照すれば、第1端子30b、30
c、30dは夫々の後壁36b、36c、36d、導体
圧着部31b、31c、31d及び被覆圧着部32b、
32c、32dが後方に面するよう配置される。また第
1端子30aは被覆圧着部32aが後方に面するように
配置される。第2ハウジング20bにはこれらを支持す
るための複数の突起44b、44c、44d、45b、
45c、45d、46aが設けられている。突起44
b、44c、44dは第1端子30b、30c、30d
の後壁36b、36c、36dのそれぞれを支持するも
のであり、突起45b、45c、45dは第1端子30
b、30c、30dの導体圧着部31b、31c、31
d又は被覆圧着部32b、32c、32dをそれぞれ支
持するものであり、突起46aは第1端子30aの被覆
圧着部32aを支持するためのものである。また再度図
6を共に参照して理解されるように第1ハウジング20
aにはワイヤ80a乃至80dを収容するワイヤ収容溝
47a乃至47dが形成される。ワイヤ収容溝47c、
47dは途中位置で連通し、ワイヤ導出部48において
は単一のワイヤ収容溝47c’となる。他のワイヤ収容
溝47の47bはワイヤ導出部48まで独立して延び
る。第1及び第2ハウジング20a、20bが互いに係
合されるとき、ワイヤ80a乃至80dはワイヤ導出部
48のワイヤ収容溝47a、47b、47c内で、第2
ハウジング20b側にそれぞれに係合するよう対応して
設けられた突起49a、49b、49cにより保持され
る。これによりワイヤ80a乃至80dに対して効果的
なストレインリリーフ構造が提供される。
【0032】その後シールドケーブルのシールド導体5
の処理が成される。シールド導体5は図1に示すように
金属製の部材7により固定されても良いが従来の様々な
構成が適用可能である。
【0033】第1乃至第4の工程により図1に示す電気
コネクタ及びそれを含む組立体が製造される。組立の上
で特に重要な点は、第1及び第2の工程と、第3の工程
とを独立して行うことができる点にある。これにより第
3の工程で構成された第2端子群50a乃至50cは加
熱環境下に置かれることがない点に注目すべである。
【0034】以上のように、本発明の好適実施形態とな
る電気コネクタ及びその回路装置との組立方法について
説明したが、これはあくまでも例示的なものであり、本
発明を制限するものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明の電気コネクタは、その端子が複
数のワイヤのそれぞれに成端される雄型の第1端子と、
第1端子と係合可能な雌型係合部を備えハウジング内に
予め収容された第2端子とから成ることを特徴とするの
で、ワイヤの取り扱い及び接続の際に第2端子の構造部
分を傷める慮れがない。特に組立接続の工程中にワイヤ
を加熱環境下に置く必要がある場合にも第2端子をその
環境に置く必要がなく、よって第2端子の構造部分に熱
によるへたりを生じさせることがないのでその接触特
性、特に接触圧が保証される。
【0036】また本発明の電気コネクタの回路装置との
組立接続方法によれば、複数のワイヤの一端に雄型の第
1端子を接続する工程と、複数のワイヤの他端を回路装
置と接続させる工程と、相手部材との嵌合部を含むハウ
ジングに第1端子と係合する雌型嵌合部が設けられた第
2端子を配置する工程と、第1端子を第2端子に係合さ
せる工程とを含むので、第2端子をワイヤとは独立に取
り扱うことができ比較的単純な構造の第1端子のみをワ
イヤと共に取り扱うのであるからワイヤを扱う作業を容
易に行うことができる。特に組立接続の工程中にワイヤ
を加熱環境下に置く必要がある場合にも第2端子をその
環境に置く必要がなく、よって第2端子の構造部分に熱
によるへたりを生じさせることがないのでその接触特
性、特に接触圧が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施形態となる電気コネクタ
を相手部材との嵌合側から見た斜視図。
【図2】 図2は本発明の電気コネクタの一部部品の
分解図であり、組立体の組立の第1乃至第3工程を説明
するための斜視図。
【図3】 図2とは相違する角度から見たそれぞれ第
1端子群の各端子の斜視図であり、(a)には高電圧用
の端子、(b)には低電圧用の端子、(c)には嵌合検
知用の端子を示す図。
【図4】 第2端子群の一つの端子を示す図で、
(a)、(b)は相違する方向から見た斜視図、及び
(c)は縦断面図。
【図5】 他の一つの第2端子の斜視図。
【図6】 ワイヤに成端された第1端子群が第1ハウ
ジングに装着された状態を示す斜視図。
【図7】 第1ハウジングの背面に装着される第2ハ
ウジング側の斜視図
【符号の説明】
10 電気コネクタ 20a 第1ハウジング 20b 第2ハウジング 30a、30b、30c、30d 第1端子 50a、50b、50c 第2端子 51、69、71 雌型係合部 80a、80b、80c、80d ワイヤ 100 回路装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−206177(JP,A) 特開 平4−292883(JP,A) 特開 平7−22138(JP,A) 特開 平8−236232(JP,A) 実開 昭55−15733(JP,U) 実開 平3−15477(JP,U) 実開 昭60−125779(JP,U) 実公 平2−11823(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/05 F21V 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路装置から延出する複数のワイヤに成端
    される端子を第1ハウジング内に収容し、放電型ランプ
    と嵌合可能とされる放電型ランプ用ソケットにおいて、 前記端子は、前記ワイヤの延出方向と直交する方向に延
    びるタブ部を備え、前記複数のワイヤのそれぞれに成端
    される第1端子と、該第1端子と係合可能な雌型係合部
    を備え、前記第1ハウジング内に予め収容された第2端
    子とから成り、 前記第1端子及び該第1端子が成端する前記複数のワイ
    ヤが、前記第1ハウジング及び該第1ハウジングと係合
    する第2ハウジング間に挟み込まれることにより、前記
    第1端子に対する支持構造及び前記複数のワイヤに対す
    るストレインリリーフ構造を提供することを特徴とする
    放電型ランプ用ソケット。
  2. 【請求項2】複数のワイヤの一端に、該ワイヤの延出方
    向と直交する方向に延びるタブ部を有する第1端子を接
    続する工程と、 前記複数のワイヤの他端を回路装置と接続させると共
    に、該回路装置及び前記複数のワイヤの前記回路装置か
    らの導出部分をポッティング処理する工程と、 放電型ランプとの係合部を含む第1ハウジングに、前記
    第1端子と係合する雌型係合部が設けられた第2端子を
    配置する工程と、 前記第1端子を、前記第2端子と係合可能な前記第1ハ
    ウジングの所定位置に配置させる工程と、 前記第1ハウジングに第2ハウジングを係合させること
    によって、前記複数のワイヤ及び前記第1端子を挟み込
    んで、前記第1端子に対する支持構造及び前記複数のワ
    イヤに対するストレインリリーフ構造を提供する工程と
    を含むことを特徴とする放電型ランプ用ソケットの回路
    装置との組立接続方法。
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