JP2003109712A - 同軸コネクタ - Google Patents
同軸コネクタInfo
- Publication number
- JP2003109712A JP2003109712A JP2001305574A JP2001305574A JP2003109712A JP 2003109712 A JP2003109712 A JP 2003109712A JP 2001305574 A JP2001305574 A JP 2001305574A JP 2001305574 A JP2001305574 A JP 2001305574A JP 2003109712 A JP2003109712 A JP 2003109712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric member
- conductor
- coaxial connector
- socket
- receptacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
安定した同軸コネクタを提供する。 【解決手段】 レセプタクルの中心導体に接触する導電
体からなるソケットに、剥き出しとされた同軸ケーブル
10の芯線を半田付けする。この芯線とソケットを、2
つの分割体18a、18bをヒンジ結合18cした誘電
部材18で挟んで囲む。レセプタクルの外部導体に略筒
状の縁部20aが嵌合接触する導電体からなるキャップ
状のハウジング20に、芯線とソケットを挟んだ状態の
誘電部材18を挿入嵌合する。しかも、ハウジング20
から同軸ケーブル10が延びる方向に設けた圧着部20
cで同軸ケーブル10の外部導体10aをカシメて把持
固定して同軸コネクタを構成する。
Description
あるとともにインピーダンス特性が安定した同軸コネク
タに関するものである。
タクルに接続分離自在な小型の同軸コネクタが汎用され
ている。かかる小型の同軸コネクタの一例が、特許第3
120692号で提案されている。この技術は、同軸コ
ネクタの外部導体を一枚の金属板から打ち抜きおよび折
り曲げ加工し、組み立ての際にさらに折り曲げて最終的
な形状を形成するものである。
ては、組み立ての際におり曲げ加工を必要とし、その作
業が煩雑である。しかも、折り曲げ加工された形状の寸
法精度が必ずしも安定しておらず、接合されるべき部分
に隙間が生ずる虞があり、同軸コネクタのインピーダン
ス特性が安定しないという不具合がある。
なされたもので、組み立てが簡単でしかもインピーダン
ス特性が安定した同軸コネクタを提供することも目的と
する。
めに本発明の同軸コネクタは、レセプタクルの中心導体
に接触する導電体からなるソケットに剥き出しとされた
同軸ケーブルの芯線を固定するとともに電気的接続し、
前記芯線およびソケットを2つの分割体をヒンジ結合し
た誘電部材で挟んで囲み、前記レセプタクルの外部導体
に略筒状の縁部が嵌合接触する導電体からなるキャップ
状のハウジングに前記挟んだ状態の誘電部材を挿入嵌合
し、しかも前記ハウジングから前記同軸ケーブルが延び
る方向に設けた圧着部で前記同軸ケーブルの外部導体を
カシメて把持固定するように構成されている。
に係止突部を設け、前記ハウジングに前記誘電部材を挿
入嵌合した状態で前記係止突部に臨んで係合する係止孔
を穿設して構成しても良い。
ないし図7を参照して説明する。図1は、芯線が剥き出
しとされた同軸ケーブルに金属チューブを挿入する図で
ある。図2は、剥き出しとされた芯線をソケットに半田
付けして誘電部材に挿入する図である。図3は、芯線と
ソケットを誘電部材で挟みハウジングに挿入嵌合する図
である。図4は、誘電部材をハウジングに挿入嵌合して
圧着部をカシメて同軸コネクタを組み立てた図である。
図5は、組み立てられた本発明の同軸コネクタの縦断面
図である。図6は、本発明の同軸コネクタをレセプタク
ルに接続しようとする図である。図7は、本発明の同軸
コネクタがレセプタクルに接続された図である。
部導体10aおよび芯線10bを剥き出し状態とし、芯
線10bを覆う誘電体10cと外部導体10aの間に金
属チューブ12を挿入する。
心導体30の中心導体32(図6参照)に接触して電気
的接続される導電体からなるソケット14に、芯線10
bが半田付け16されて固定されるとともに電気的接続
される。また、半田付け16された芯線10bとソケッ
ト14が、2つの分割体18a,18bがヒンジ結合1
8cされた誘電部材18の一方の凹部18dに挿入され
て組み込まれる。この誘電部材18の凹部18d,18
dは、ソケット14と芯線10bが半田付け16された
形状が2分割された凹状とされ、誘電部材18の2つの
分割体18a,18bで挟み込むことで、ソケット14
をレセプタクル30に挿入する部分を除いて、ソケット
14と芯線10bの全周囲が囲まれる。この誘電部材1
8の2つの分割体18a,18bで挟み込んだ状態が、
図3に示される。ここで、挟み込んだ状態の誘電部材1
8は偏平な略円柱状であり、その外周面に係止突部18
eが穿設される。
ャップ状のハウジング20に、誘電部材18が挿入嵌合
される。ハウジング20の略筒状の縁部20aに、スリ
ットが設けられて径方向に弾性変形可能であり、レセプ
タクル30の円筒状の外部導体34に嵌合接続が可能で
ある。また、ハウジング20には、誘電部材18が挿入
嵌合された状態で係止突部18eに臨んで係止孔20b
が穿設され、係止孔20bに係合突部18eが挿入係止
されて、ハウジング20から誘電部材18の抜けが阻止
される。さらに、ハウジング20には、同軸ケーブル1
0が延びる方向に圧着部20cが一体的に設けられる。
型品であり、所定の形状のものが安価に量産し得る。ま
た、ハウジング18は、プレス成型品であり、同様に安
価に量産できる。
をハウジング20に挿入嵌合し、さらに図4のごとく、
圧着部20cをカシメて外部導体10aおよび同軸ケー
ブル10の外皮を把持固定する。もって、本発明の同軸
コネクタ22が構成される。
断面で示すごとく、芯線10bとソケット14の挿入方
向を除く全周が誘電部材18に囲まれ、しかもこの誘電
部材18が挿入方向を除いてほぼ全周がハウジング20
で囲まれる。そこで、ほぼ完全な同軸構造が形成されて
いる。そして、誘電部材18およびハウジング20は成
型品で形成でき、その形状が安定していて、同軸コネク
タ22のインピーダンス特性はバラツキを生じず安定し
ている。また、組み立ては、半田付け16された芯線1
0bとソケット14を誘電部材18で挟み、これをハウ
ジング20に挿入嵌合させ、さらに圧着部20cをカシ
メるだけで良く、その作業は簡単である。
22は、図6に示すごとく、レセプタクル30に組み付
けて、図7のごとき状態とすることで、レセプタクル3
0の中心導体32と同軸ケーブル10の芯線10bが電
気的接続され、またレセプタクル30の外部導体34が
同軸ケーブル10の外部導体10aに電気的接続され、
同軸構造で接続がなされる。
線10bを半田付け16しているが、これに限られず、
固定と電気的接続がなされるならば、いかなる構造で接
合されても良い。また、誘電部材18の2つの分割体1
8a,18bがヒンジ結合18cされれば良く、ヒンジ
結合18cが設けられる位置は上記実施例に限られるも
のでない。さらに、ハウジング20に挿入嵌合した誘電
部材18の抜けが阻止される構成であれば良く、係止突
部18eと係止孔20b以外の機構であっても良い。
クタは構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
組み立てが簡単である。しかも、組み立てられた状態で
の誘電部材およびハウジングの形状が一定であり、同軸
コネクタのインピーダンス特性が安定している。もっ
て、量産に好適である。
係止突部と係止孔により、簡単な構造でハウジングに挿
入嵌合された誘電部材の抜けを阻止できる。
ューブを挿入する図である。
て誘電部材に挿入嵌合する図である。
挿入する図である。
カシメて同軸コネクタを組み立てた図である。
図である。
ようとする図である。
れた図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レセプタクルの中心導体に接触する導電
体からなるソケットに剥き出しとされた同軸ケーブルの
芯線を固定するとともに電気的接続し、前記芯線および
ソケットを2つの分割体をヒンジ結合した誘電部材で挟
んで囲み、前記レセプタクルの外部導体に略筒状の縁部
が嵌合接触する導電体からなるキャップ状のハウジング
に前記挟んだ状態の誘電部材を挿入嵌合し、しかも前記
ハウジングから前記同軸ケーブルが延びる方向に設けた
圧着部で前記同軸ケーブルの外部導体をカシメて把持固
定するように構成したことを特徴とする同軸コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の同軸コネクタにおいて、
前記挟んだ状態の誘電部材の外周に係止突部を設け、前
記ハウジングに前記誘電部材を挿入嵌合した状態で前記
係止突部に臨んで係合する係止孔を穿設して構成したこ
とを特徴とする同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001305574A JP3884254B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001305574A JP3884254B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 同軸コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003109712A true JP2003109712A (ja) | 2003-04-11 |
JP3884254B2 JP3884254B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=19125344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001305574A Expired - Fee Related JP3884254B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 同軸コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3884254B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009096368A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Yazaki Corporation | 同軸コネクタ及び同軸コネクタの組み付け方法 |
JP2009259484A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Yazaki Corp | 同軸コネクタ及び同軸コネクタの組み付け方法 |
KR100962273B1 (ko) | 2008-03-06 | 2010-06-11 | (주)기가레인 | 크림핑을 이용하는 신호 전송용 커넥터 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62193071A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-24 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | アングルプラグ |
JPH09320699A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-12 | Smk Corp | 同軸コネクター |
JP2000299169A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-10-24 | Maspro Denkoh Corp | L形同軸プラグコネクタ |
JP3120692B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2000-12-25 | 株式会社村田製作所 | 同軸コネクタ |
JP2001118649A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-04-27 | Maspro Denkoh Corp | L形同軸プラグコネクタ |
-
2001
- 2001-10-01 JP JP2001305574A patent/JP3884254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62193071A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-24 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | アングルプラグ |
JP3120692B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2000-12-25 | 株式会社村田製作所 | 同軸コネクタ |
JPH09320699A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-12 | Smk Corp | 同軸コネクター |
JP2000299169A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-10-24 | Maspro Denkoh Corp | L形同軸プラグコネクタ |
JP2001118649A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-04-27 | Maspro Denkoh Corp | L形同軸プラグコネクタ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009096368A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Yazaki Corporation | 同軸コネクタ及び同軸コネクタの組み付け方法 |
JP2009181761A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Yazaki Corp | 同軸コネクタ及び同軸コネクタの組み付け方法 |
US8079870B2 (en) | 2008-01-30 | 2011-12-20 | Yazaki Corporation | Coaxial connector with efficient assembly operation |
KR101177202B1 (ko) * | 2008-01-30 | 2012-09-06 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 동축 커넥터 및 그 조립방법 |
KR100962273B1 (ko) | 2008-03-06 | 2010-06-11 | (주)기가레인 | 크림핑을 이용하는 신호 전송용 커넥터 |
JP2009259484A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Yazaki Corp | 同軸コネクタ及び同軸コネクタの組み付け方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3884254B2 (ja) | 2007-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6280229B1 (en) | Plug connector | |
JPH04282580A (ja) | 同軸ケーブル用コネクタと結線方法 | |
US5376022A (en) | Electrical connector | |
JPH0145182B2 (ja) | ||
US6572407B1 (en) | Low profile cable end connector | |
US7540774B1 (en) | Coaxial connector | |
JP2006310099A (ja) | 同軸ケーブル用コネクタ | |
JPH02270276A (ja) | プラグ型同軸コネクター | |
JP2019216043A (ja) | 内導体端子、及び、内導体端子を用いた同軸線用の端子ユニット | |
JP2003109712A (ja) | 同軸コネクタ | |
US7008273B2 (en) | Cable connector assembly and method of making the same | |
JP6751940B2 (ja) | 圧接接続型コンタクト及び同軸コネクタ | |
US6672913B1 (en) | Plug connector and method for manufacturing the same | |
JPH05347162A (ja) | 絶縁電気端子およびその製造方法 | |
JP2018085225A (ja) | 圧接接続型コンタクト及び同軸コネクタ | |
US5672079A (en) | Coaxial connector for manufacturing a coaxial high frequency cable | |
JP2001307842A (ja) | 同軸コネクタ及びこの同軸コネクタを備えた電子機器 | |
JP2017147108A (ja) | プラグコネクタ | |
JP2005050752A (ja) | 同軸ケーブル用中継アダプタ | |
JPH11250726A (ja) | コンパクトな低圧放電灯 | |
JP2604400Y2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP3693973B2 (ja) | L字プラグとその組み立て方法 | |
JP3783399B2 (ja) | 同軸コネクタ | |
JP6687166B2 (ja) | 同軸コネクタ及び同軸ケーブル付き同軸コネクタ | |
JP6813177B2 (ja) | 圧接接続型コンタクト及び同軸コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |