JPH0631033B2 - 組付装置における位相合せ装置 - Google Patents

組付装置における位相合せ装置

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JPH0631033B2
JPH0631033B2 JP61067273A JP6727386A JPH0631033B2 JP H0631033 B2 JPH0631033 B2 JP H0631033B2 JP 61067273 A JP61067273 A JP 61067273A JP 6727386 A JP6727386 A JP 6727386A JP H0631033 B2 JPH0631033 B2 JP H0631033B2
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順一 山永
慶一郎 郡司
洋介 成田
敏明 長沢
良文 川畑
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転体を軸設したエンジンその他の第1ワー
クと、回転軸を軸設したトランスミツシヨンその他の第
2ワークとを、該回転体の軸線と該回転軸の軸線とが同
一軸線上に合致するように位置決めし、その状態で両者
を接近させて、該回転体に形成したスプラインその他の
内周の凹凸を有する係合孔に、該回転軸をこれに形成し
たスプラインその他の外周の凹凸を有する係合部におい
て嵌合させるようにした組付装置における該回転体と該
回転軸との位相合せ装置に関する。
(従来の技術) 従来は、組付装置により、第1ワークの回転体に形成し
た係合孔に第2ワークの回転軸を、これに形成した係合
部において嵌合させる場合、該回転体と該回転軸との位
相合せを手作業により行なつている。
(発明が解決しようとする問題点) 回転体と回転軸との位相合せ作業が面倒である。特に、
第1ワークたるエンジンと、第2ワークたるトランスミ
ツシヨンとの組付けにおいて、該エンジンの回転体たる
クラツチユニツトのクラツチデイスクのハブに形成した
スプライン孔から成る係合孔に、該トランスミツシヨン
の回転軸たるメインシヤフトを、これの先端に形成した
スプライン歯から成る係合部において嵌合させる場合
の、該クラツチユニツトと該メインシヤフトとの位相合
せ作業にあつては、該メインシヤフトの係合部が該トラ
ンスミツシヨンのミツシヨンケースの端面より内方に没
入していて、該係合部が見えにくいばかりでなく作業者
の手も届きにくく、その作業が面倒である。そこで、こ
の位相合せ作業を自動的に行ない得るようにして生産性
の向上が図れるようにすることが望まれる。
本発明は、かかる要望を充足し且つ構成の簡単な位相合
せ装置を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成すべく、回転体を軸設した
第1ワークと、回転軸を軸設した第2ワークとを、該回
転体の軸線と該回転軸の軸線とが同一軸線上に合致する
ように対向させて位置決めし、その状態で両者を接近さ
せて、該回転体に形成したスプラインその他の内周の凹
凸を有する係合孔に、該回転軸を、これに形成したスプ
ラインその他の外周の凹凸を有する係合部において嵌合
させるようにした組付装置における該回転体と該回転軸
との位相合せ装置において、該第1ワークと該第2ワー
クとの間の対向間隙に進退自在な可動枠を設けて、該可
動枠に該回転体に向つて進退動作する第1可動台と、該
回転軸に向つて進退動作する第2可動台とを設け、該第
1可動台に該係合部と同形で回動手段により回転駆動自
在なマスタシヤフトと、該マスタシヤフトの位相を検知
する第1検知手段とを設けると共に、該第2可動台に該
係合孔と同形な孔を有し且つ回動手段により回転駆動自
在なマスタスリーブと、該マスタスリーブの位相を検知
する第2検知手段とを設けたことを特徴とする。
(実施例) 本発明を図示の実施例につき説明する。
図面で(1)は基台、(2)は該基台(1)上の一側の固定治具
台、(3)は該基台(1)の他側の該固定治具台(2)に向つて
シリンダ(1a)により該基台(1)上のレール(1b)(1b)に沿
つて進退動作される可動治具台を示し、該固定治具台
(2)上に第1ワークとして車両用エンジン(4)と、該可動
治具台(3)上にトランスミツシヨン(5)とを、該エンジン
(4)に軸設する回転体たるクラツチユニツト(6)の軸線と
該ミツシヨン(5)に軸設する回転軸たるメインシヤフト
(7)の軸線とが同一軸線上に合致するように対向させて
位置決め固定し得るようにした。
そして、位置決めした状態で両者をシリンダ(1a)の作動
により接近させて、該クラツチユニツト(6)のクラツチ
デイスク(6a)のボスに形成したスプライン孔から成る係
合孔(8)に、該メインシヤフト(7)を、これの先端に形成
したスプライン歯から成る係合部(9)を嵌合させるよう
にした。
ここで本発明によれば、エンジン(4)とトランスミツシ
ヨン(5)との間の対向間隙に進退自在な可動枠(10)を設
けて、該可動枠(10)に該エンジン(4)のクラツチユニツ
ト(6)に向つて進退動作する第1可動台(11)と、該トラ
ンスミツシヨン(5)のメインシヤフト(7)に向つて進退動
作する第2可動台(12)とを設け、該第1可動台(11)に前
記係合部(9)と同形で回動手段(13)により回転駆動自在
なマスタシヤフト(14)と、該マスタシヤフト(14)の位相
を検知する第1検知手段(15)とを設けると共に、該第2
可動内(12)に前記係合孔(8)と同形な孔(16a)を有し且つ
回動手段(17)により回転駆動自在なマスタスリーブ(16)
と、該マスタスリーブ(16)の位相を検知する第2検知手
段(18)とを設けた。
これを詳述するに、図示のものでは、該可動枠(10)を第
2図に示す如く、これの端部において前記基台(1)上に
立設したステー(1c)(1c)に軸着すると共に、該基台(1)
に軸設したシリンダ(19)のピストンロツドを該可動枠(1
0)に取付け、該可動枠(10)に該シリンダ(19)の作動によ
り、該可動枠(10)の揺動による進退動作を与えられるよ
うにした。
又、第1第2可動台(11)(12)は、上記可動枠(10)上に設
けた共通1本のガイドレール(10a)に沿つて移動自在に
設けられ、該可動枠(10)に横設した各シリンダ(20)(21)
の作動による進退動作が与えられるものとし、該第1可
動台(11)にブラケツト(11a)を立設して、これに前記マ
スタシヤフト(14)を尾端において軸着すると共に、該ブ
ラケツト(11a)に取付けた回動手段(13)たるモータの出
力上のピニオンギヤ(13a)を、該シヤフト(14)に固定の
ギヤ(14a)に噛合させ、更に該ブラケツト(11a)にエンコ
ーダから成る前記第1検知手段(15)を、これの先端のギ
ヤ(15a)において該ピニオンギヤ(13a)に噛合させて設け
た。
又、第2可動台(12)は上記第1可動台(11)と略同様で、
該第2可動台(12)にブラケツト(12a)を立設して、これ
に前記マスタスリーブ(16)を尾端において軸着すると共
に、該ブラケツト(12a)に取付けた回動手段(17)たるモ
ータの出力軸上のピニオンギヤ(17a)を、該スリーブ(1
6)の外周のギヤ(16b)に噛合させ、更に該ブラケツト(12
a)にエンコーダから成る前記第2検知手段(18)を、これ
の先端のギヤ(18a)において該ピニオンギヤ(17a)に噛合
させて設けた。
図面で(22)(22)は第1可動台(11)のマスタシヤフト(14)
が係合孔(8)に所定深さ嵌入された前進位置と、該シヤ
フト(14)が離脱した後退位置とを検知する各リミツトス
イツチ、(23)(23)は第2可動台(12)のマスタスリーブ(1
4)がメインシヤフト(7)に所定深さ嵌入された前進位置
と、該スリーブ(14)が離脱した後退位置とを検知する各
リミツトスイツチ、(24)(24)は可動枠(10)のエンジン
(4)とトランスミツシヨン(5)との間の対向間隙に臨む前
進位置と該間隙から離脱する後退位置とを検知する各リ
ミツトスイツチを示す。
(作用) 可動枠(10)を前進させた後、各回動手段(13)(17)により
マスタシヤフト(14)とマスタスリーブ(16)とを回動しつ
つ、第1可動台(11)と第2可動台(12)とを各前進させ
て、回転体たるクラツチユニツト(6)の係合孔(8)に該マ
スタシヤフト(14)と、回転軸たるメインシヤフト(7)の
係合部(9)に該マスタスリーブ(16)とを各嵌挿し、次い
でマスタシヤフト(14)とマスタスリーブ(16)との回動を
停止すると共に、第1第2可動台(11)(12)の各前進を停
止させ、次いでマスタシヤフト(14)とマスタスリーブ(1
6)との各位相を第1第2検知手段(15)(18)により検知
し、該シヤフト(14)と該スリーブ(16)との一方、例えば
マスタシヤフト(14)の位相を基準にして、マスタスリー
ブ(16)を両者の位相差分だけ回動手段(17)により回動す
るもので、これによればマスタシヤフト(14)とマスタス
リーブ(16)との位相が合致され、従つてクラツチユニツ
ト(4)とメインシヤフト(6)との位相が合致される。
その後、第1第2可動台(11)(12)を各後退させて、係合
孔(8)からマスタシヤフト(14)と、メインシヤフト(7)の
係合部(9)からマスタスリーブとを各離脱させ、次いで
可動枠(10)を後退させた後、第1ワークたるエンジン
(4)と第2ワークたるトランスミツシヨン(5)とを接近さ
せて、クラツチユニツト(6)の係合孔(8)にメインシヤフ
ト(7)を、これの係合部(9)において嵌合させる。
尚、上記実施例では、スプライン孔とスプライン歯との
位相合せに本発明装置を適用したが、これに限るもので
なく、キーとキー溝との位相合せにおいても適用可能で
あり、又第1ワーク及び第2ワークとしてエンジンとト
ランスミツシヨンとの場合を示したがこれに限るもので
ないことは勿論である。
(発明の効果) このように本発明によるときは、第1ワークの回転体と
第2ワークの回転軸との位相合せを自動的に行ない得ら
れて、生産性の向上が図れ、而も第1ワークとしてエン
ジンと第2ワークとしてトランスミツシヨンとにおける
クラツチユニツトとメインシヤフトとの位相合せにおい
て、該シヤフトの係合部がミツシヨンケースの端面より
内方に没入していても、両者の位相合せを簡単且つ確実
に行ない得られ、又装置の構成が比較的簡単で安価に得
られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を具備する組付装置の正面図、第2
図はそのII−II線截断側面図、第3図は要部の拡大截断
正面図である。 (4)……エンジン(第1ワーク) (5)……トランスミツシヨン(第2ワーク) (6)……クラツチユニツト(回転体) (7)……メインシヤフト(回転軸) (8)……係合孔、(9)……係合部 (10)……可動枠、(11)……第1可動台 (12)……第2可動台、(13)(17)……回動手段 (14)……マスタシヤフト、(15)……第1検知手段 (16)……マスタスリーブ (16a)……マスタスリーブの孔 (18)……第2検知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体を軸設した第1ワークと、回転軸を
    軸設した第2ワークとを、該回転体の軸線と該回転軸の
    軸線とが同一軸線上に合致するように対向させて位置決
    めし、その状態で両者を接近させて、該回転体に形成し
    たスプラインその他の内周の凹凸を有する係合孔に、該
    回転軸を、これに形成したスプラインその他の外周の凹
    凸を有する係合部において嵌合させるようにした組付装
    置における該回転体と該回転軸との位相合せ装置におい
    て、該第1ワークと該第2ワークとの間の対向間隙に進
    退自在な可動枠を設けて、該可動枠に該回転体に向つて
    進退動作する第1可動台と、該回転軸に向つて進退動作
    する第2可動台とを設け、該第1可動台に該係合部と同
    形で回動手段により回転駆動自在なマスタシヤフトと、
    該マスタシヤフトの位相を検知する第1検知手段とを設
    けると共に、該第2可動台に該係合孔と同形な孔を有し
    且つ回動手段により回転駆動自在なマスタスリーブと、
    該マスタスリーブの位相を検知する第2検知手段とを設
    けたことを特徴とする組付装置における位相合せ装置。
JP61067273A 1986-03-27 1986-03-27 組付装置における位相合せ装置 Expired - Lifetime JPH0631033B2 (ja)

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JP4553506B2 (ja) * 2001-03-21 2010-09-29 株式会社小松製作所 ジグ
JP4516441B2 (ja) * 2005-02-09 2010-08-04 本田技研工業株式会社 スプライン嵌合によるエンジンとトランスミッションの組み付け方法
JP5589986B2 (ja) * 2011-07-26 2014-09-17 トヨタ車体株式会社 回動装置

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JPS62224535A (ja) 1987-10-02

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