JPH0630940B2 - サ−マル転写プリンタ - Google Patents

サ−マル転写プリンタ

Info

Publication number
JPH0630940B2
JPH0630940B2 JP60012867A JP1286785A JPH0630940B2 JP H0630940 B2 JPH0630940 B2 JP H0630940B2 JP 60012867 A JP60012867 A JP 60012867A JP 1286785 A JP1286785 A JP 1286785A JP H0630940 B2 JPH0630940 B2 JP H0630940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
carriage
ribbon
winding
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60012867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61172779A (ja
Inventor
哲雄 西原
渡辺  孝
友太郎 東浄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP60012867A priority Critical patent/JPH0630940B2/ja
Priority to DE19863602011 priority patent/DE3602011A1/de
Publication of JPS61172779A publication Critical patent/JPS61172779A/ja
Priority to US07/330,930 priority patent/US4921363A/en
Publication of JPH0630940B2 publication Critical patent/JPH0630940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/36Alarms, indicators, or feed disabling devices responsive to ink ribbon breakage or exhaustion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/16Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle
    • B41J33/22Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle by gears or pulleys
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/34Ribbon-feed devices or mechanisms driven by motors independently of the machine as a whole

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、サーマル転写プリンタに関し、特に、サー
マル転写リボンカセットを搭載するキャリッジを記録紙
に対して水平走査させるシリアルサーマル転写プリンタ
のサーマル転写リボンの給送装置に関するものである。
発明の概要 この発明は、キャリッジ上に、サーマル転写リボンの供
給手段と、使用済みの転写リボンを巻取巻取手段と、転
写リボンを発熱することによって記録紙上に転写して記
録するサーマルヘッドと、該サーマルヘッドを記録紙に
圧接・離脱する機構を設け、上記キャリッジをキャリッ
ジモータによって記録紙送り方向と直交する方向に移動
し、転写リボンを介して記録するサーマル転写プリンタ
において、キャリッジを移動するキャリッジモータとは
別個に、該キャリッジモータと同期して駆動しリボン巻
取手段を回転させる巻取モータを設け、連続する記録終
了に応じて、上記巻取モータの回転と同期させて上記サ
ーマルヘッド離脱機構を駆動し、サーマルヘッドの離脱
が完了するまで巻取モータを連続回転させて転写リボン
の弛みを防止するようにし、サーマルヘッドの離脱完了
後に巻取モータの回転を停止させ、その後にキャリッジ
モータを駆動するように巻取モータ、キャリッジモータ
およびサーマルヘッド作動モータを制御する回路を備
え、転写リボンの弛みを防止し、かつ、キャリッジモー
タと別個に転写リボン巻取手段を回転する巻取モータを
設けることにより、キャリッジモータの負荷の軽減およ
びキャリッジ走査機構とリボン巻取手段の係合機構を不
要とするものである。
従来の技術 従来、この種のサーマル転写プリンタにおいては、供給
スプールより転写リボンが送出され、サーマルヘッドと
記録紙との間で記録紙に圧接されて巻取スプールに巻取
られており、この巻取スプールはキャリッジの走査機構
と係合されて回転され、転写リボンを巻取るように構成
している。
発明が解決しようとする問題点 上記したサーマル転写プリンタでは、転写リボン巻取手
段をキャリッジモータで駆動される走査機構と係合して
回転しているため、記録終了に応じてキャリッジの移動
が停止するとリボン巻取手段の回転が停止し、その際、
サーマルヘッドの記録紙からの離脱が完了していない前
にリボンの巻取が停止すると、サーマルヘッドの離脱完
了時にはリボンに弛みが生じる問題があった。かつ、従
来の装置ではキャリッジモータがリボンの巻取りの駆動
源となるため、負荷が大きくなり、これに伴い大型のモ
ータが要求されると共に、キャリッジの走査機構と巻取
スプールとの係合機構が複雑となり、長期間使用による
機械要素(スプリング、ワイヤー等)の特性変化により
再調整が必要とされる等の種々の問題があった。
問題点を解決するための手段 この発明は、キャリッジ上に、サーマル転写リボン用の
供給リールおよび巻取リールを回転自在に支持すると共
に該巻取リールを回転駆動する巻取モータを設け、か
つ、上記サーマル転写リボンを発熱して記録するサーマ
ルヘッドを設けると共に該サーマルヘッドを記録紙に圧
接・離脱するヘッド作動モータを備えた駆動ユニットを
配置する一方、 上記キャリッジを作動させるキャリッジモータを備え、
かつ、 上記巻取モータ、ヘッド作動モータおよびキャリッジモ
ータの駆動を制御するもので、連続する記録終了に対応
して、まず、上記キャリッジモータと巻取モータを同期
させて駆動して記録紙に接着した転写リボンを剥離し、
次に、キャリッジモータを停止する一方、巻取モータの
回転と同期させてヘッド作動モータを駆動して上記サー
マルヘッドを記録紙から離脱させ、該離脱完了後所定時
間を隔てて巻取モータを停止し、その後キャリッジモー
タを駆動してキャリッジを記録開始前の初期位置に復帰
させるように制御する制御回路手段を備えたことを特徴
とするサーマル転写プリンタを提供するものである。
実施例 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
<プリンタの全体の構成>..第1図、第5図 この発明のサーマル転写プリンタの外観を示す第1図に
おいて、10はシャーシ、14はプラテン、20は給紙
モータ、30はキャリッジ、32はサーマル転写リボン
供給手段であるリボン供給リール、31はリボン巻取手
段であるリボン巻取リール、35はサーマルヘッド、3
7は光電素子よりなるリボン終端センサー、38はカセ
ット装着検出用の作動レバー、39はキャリッジカバ
ー、70はマイクロスイッチからなるカセット装着セン
サーである。第5図は本プリンタの制御回路を示し、1
00はCpu、101はROM、102はRAM、103
はシステムバス、106はドライブコントロール、10
7はキャリッジモータ、109はサーマルヘッド作動モ
ータ、110は巻取モータ、111はサーマルヘッド駆
動回路である。
上記シャーシ10は、座板9、該座板9の両側に直立し
た側板11、12と、前面板13で構成され、側板1
1、12は後半側部を前半側部より一段高く形成してい
る。上記プラテン14のプラテン軸15を上記側板1
1、12の後側部で回転自在に支持すると共に、該側板
11、12の前側部にキャリッジ30の走行を案内する
一対のガイドシャフト16、17の端部を固定し、これ
らガイドシャフト16、17を前後に平行に装架してい
る。また、上記プラテン14の下方より後方にかけて、
所定間隔をあけて、下方用紙ガイド板18を側板11、
12で支持し、かつ、該ガイド板18の後方に、ステッ
ピングモータよりなる上記給紙モータ20を側板11に
取り付けており、該モータ20の回転軸に取り付けたモ
ータギア21を側板11の外方に突出し、2列構成のア
イドラギア22と係合している。該アイドラギア22の
他方のギア(図示せず)を上記プラテン軸15の先端に
固定したプラテンギア23と係合させ、よって、給紙モ
ータ20の回転によってプラテン14を回転させ、記録
用紙(図示せず)が垂直方向に給送されるようにしてい
る。
上記ガイドシャフト16、17の間には、これらと平行
にタイミングベルト28をシャーシ10の座板9上に取
り付けたプーリ24、25に張架して設け、該タイミン
グベルト28の両端部をキャリッジ30に固定してい
る。上記一方のプーリ25はアイドラギア26と一体的
に形成し、このアイドラギア26をシャーシ10に設置
したステッピングモータよりなるキャリッジモータ10
7の回転軸に取り付けたモータギア27と係合してい
る。よって、キャリッジモータの回転によってアイドラ
ギア26、プーリ25を回転してタイミングベルト28
を移動し、該タイミングベルト28の移動に応じてキャ
リッジ30をガイドシャフト16、17に沿って往復移
動させている。尚、図中、右方向移動時に記録用紙へ記
録がなされる。
上記制御回路の具体的構成については後述する。
<キャリッジカバーの構成>..第1図 上面開口の偏平はボックスよりなるキャリッジ30の上
面を覆うカバー39には、リボン供給リール32とリボ
ン巻取リール31がキャリッジ30のギアボックス内よ
り突出している。該カバー39の後面に用紙ガイド板3
6を突設し、該ガイド板36をプラテン14の周面と同
心円周面を有する円弧状に形成している。該カバー39
上には第4図に示す転写リボンカセット40を装着する
ようにしており、装着する際のガイド部材33、34を
カバー39の前後中央に突設しており、前方のガイド部
材33は板バネで形成している。また、カバー39上に
は、光学素子よりなるリボン終端センサー37を突設
し、装着するリボンカセット40内に挿入し、例えば、
リボン終端の透光性を利用して検出するようにしてい
る。さらに、カバー39上には、ギアボックス内に設置
するカセット装着センサー70の作動レバー38を下方
より突出し、該作動レバー38が装着するカセット40
の側板に当接して作動することにより装着を検出し、作
動しないと非装着であることを検出するようにしてい
る。
<サーマルヘッドの説明>..第3図 キャリッジ30には、第3図に示すサーマルヘッド35
を取り付けている。即ち、サーマルヘッド35のヘッド
を支持板67をシャフト68を介してキャリッジ30に
取り付け、シャフト68を支点として回転自在とすると
共に、スプリング69を該支持板67とキャリッジ30
との間に張架し、支持板67を図中矢印方向すなわちサ
ーマルヘッド35をプラテン14より遠ざかる方向(離
脱方向)に付勢している。上記支持板67にはL字形の
ヘッドスライダ66を固定し、該ヘッドスライダ66を
キャリッジ30内に設置する後述の駆動ユニット61に
より上下動し、最上部でサーマルヘッド35をプラテン
14に完全に圧接し、最下部でプラテン14より離脱す
るようにしている。
<転写リボンカセットの構成>..第4図 上記キャリッジカバー39上に装着する転写リボンカセ
ット40内には、転写リボン47を巻回し上記リボン供
給リール32に係合されるリボン供給スプール41を回
転自在に支持すると共に、上記リボン巻取リール31に
係合されるリボン巻取スプール42を回転自在に支持し
ている。上記リボン供給スプール41に巻回された転写
リボン47は、該供給スプール41より導出して3本の
ガイドピン44Aを経てサーマルヘッド35およびガイ
ド部材34が挿入される切欠部45を通過し、3本のガ
イドピン44Bを経て巻取スプール42に巻回されるよ
うにしている。従って、リボン巻取リール31の回転に
よって、巻取スプール42を反時計方向に回転すること
により、供給スプール41より転写リボン47が切欠き
部45すわなち記録部へと引き出されるようにしてい
る。該カセット40の底板には孔43を穿設し、該孔4
3より上記リボン終端センサー37をカセット40内に
挿入している。
<キャリッジの内部構造>..第2図 キャリッジ30内には、供給リールユニット50、巻取
リールユニット56を設けると共に、これらのリールユ
ニット50、56の間にサーマルヘッド35をプラテン
14に対して圧接・離脱する機構である駆動ユニット6
1を設けている。
上記供給リールユニット50は、リール軸51とフェル
ト部材54をサンドウィッチするクラッチ板52、53
とスプリング55とで構成し、リール軸51の上部を延
長して上記供給リール32を形成しており、これら供給
リール32、リール軸51およびクラッチ板53は一体
的に形成し、キャリッジ30の底板より立設した内軸
(図示せず)で回転自在に支持している。また、他方のク
ラッチ板52はスプリング55によってクラッチ板53
に押圧して回転しないように固定しリール32のテンシ
ョン機構を構成している。従って、カセット40の供給
スプール41は、転写リボン47が引き出された時、フ
ェルト部材54の摩擦力に打ち勝って回転さる。また、
このフェルト部材54の摩擦によって慣性回転による余
分の転写リボン47の供給を防止している。リボン巻取
リール31も、上記供給リール32と同様の構造であ
り、ただ、上記クラッチ板52に替えて巻取ギア57を
用いている。該巻取ギア57は、アイドラギア(図面に
現れす、巻取ギア57の後方に位置する)を介してキャ
リッジ30に搭載したステッピングモータよりなる巻取
モータ110の回転軸に取り付けたモータギア60と係
合している。よって、該巻取モータ110の反時計方向
の回転によって、巻取ギア57を図中矢印方向に回転
し、巻取リール31を介してリボン巻取スプール42を
反時計方向に回転し、かつ、該巻取スプール42をキャ
リッジ30を移動するキャリッジモー107と同期して
駆動している。
上記巻取ギア57の回転は転写リボン47が記録のため
に用紙に接着する接着力以上のトルクを有し、リボン4
7の引きはがし及び弛みを防止するようにしている。ま
た、該巻取ギア57の回転量は前記キャリッジモータ1
07の回転量すなわちキャリッジ30の移動量より大き
い回転量に設定している。転写リボン47の巻取りは、
サーマルヘッド35のプラテン14への圧接によって抑
制されるが、巻取モータ110はキャリッジモータ10
7より大きい回転量を有することから、巻取リールユニ
ット56のフェルト部材の摩擦力に打ち勝って巻取ギア
57が空回りする。従つて、このフェルト部材の摩擦力
は不必要に転写リボン47が記録用紙上をすべらないよ
うに、転写リボンの接着力以上であり、かつ、サーマル
ヘッド35の圧接力より小さく設定する必要がある。
サーマルヘッド35をプラテン14に対して圧接・離脱
する駆動ユニット61では、キャリッジ底板にカムギア
62を回転自在に軸支しており、該カムギアの周面にギ
アを形成すると共に、上面に円筒カム63を形成してい
る。該カムギア62のギアはアイドラギア64を介して
キャリッジ30の底部に取り付けたステッピングモータ
からなるヘッド作動モータ109の回転軸に設けたモー
タギア65と係合している。上記円筒カム63のカム山
には、前記サーマルヘッド35と一体のヘッドスライダ
66の先端が圧接し、このカム山は除々に高くなり、最
高位置に続いて急激な切り欠きを形成しており、カムギ
ア62の回転によって、カム山の最上部にヘッドスライ
ダ66が位置した時にサーマルヘッド35はプラテン1
4に圧接し、最下部(カムギア平面)にヘッドスライダ6
6が位置した時にサーマルヘッド35がプラテン14よ
り離脱するようにしている。かつ、前記のように、スプ
リング69によりサーマルヘッド35をプラテン14よ
り離脱するように付勢している。このように構成するこ
とにより、記録時、ヘッド作動モータ109を回転する
ことによって、サーマルヘッド35をプラテン14に圧
接し、また、復帰時あるいはスペース時等の非記録時
は、ヘッド作動モータ109を更に回転することによっ
て、急激にサーマルヘッド35をプラテン14より離脱
し、この状態を保持してキャリッジ30を移動させるよ
うにしている。
また、キャリッジ30内には、転写リボンカセット40
の装着を検出するマイクロスイッチからなるカセット装
着センサー70を設置し、前述したように、その作動レ
バー38をキャリッジカバー39上に突出している。該
カセット装着センサー70の作動により、サーマル転写
リボンを利用した記録制御を行うか、サーマル紙を利用
した記録制御を行うかを切り換え、カセット40の非装
着時に巻取モータの駆動を停止するようにしている。
<回路構成>..第5図 次に、第5図により本プリンタのシステム制御回路の構
成を説明する。
Cpu100は、ROM101に予め記憶するシステムプ
ログラムに従ってプリンタ全体のシステム制御を行うも
ので、システムバス103に接続されている。
ROM101は、システムバス103に接続され、予め
第6図に示すようなシステムプログラムが記憶され、C
pu100の制御により順次読出され、システム制御す
る。
RAM102は、システムバス103に接続され、Cpu
100の制御によりデータの読出あるいは書込み制御さ
れ、このRAM102にはホストコンピュータからの記
録データを記録するエリア、各種制御用レジスタ、カウ
ンタ、フラッグ等が形成されている。
115はインタフェイス装置で、セントロインタフェイ
ス等のホストコンピュータとのデータ送受を行うもので
あり、例えば、1行分又は所定ライン分の文字又はイメ
ージデータが供給され、システムバス103を介してR
AM102のデータエリアに記憶する。
104はアウトプットI/Oポートで、システムバス1
03に接続され、Cpu100の制御に基ずいて前記した
各モータ(キャリッジモータ107、給紙モータ20、
ヘッド作動モータ109、巻取モータ110)およびサ
ーマルヘッド35の駆動回路111にデータを送出す
る。
105で示すインプットI/Oポートは前記リボン終端
センサー37、カセット装着センサー70、その他の図
示していない各キー信号を取り込み、Cpu100へイン
プットするものである。
ドライブコントローラ106は上記各モータ107、20、1
09、110およびサーマルヘッド35の駆動を制御す
るものであり、ステッピングモータよりなる上記各モー
タにCpu100からの制御データに基ずいて各相の励磁
パルスを供給し、また、後述のヘッド駆動回路111に
各記録ドットデータを供給する。上記制御により巻取モ
ータ110、キャリッジモータ107、ヘッド作動モー
タ109は、連続する記録終了に応じて、巻取モータ1
10の回転と同期させてヘッド作動モータ109を駆動
してサーマルヘッド35を記録紙より離脱し、該サーマ
ルヘッド35の離脱が完了するまで、巻取モータ110
を連続回転させて転写リボン47の弛みを防止するよう
にし、サーマルヘッド35の離脱が完了すると巻取モー
タ110の回転を停止し、その後に、キャリッジモータ
107を駆動するようにしている。
ヘッド駆動回路111はサーマルヘッド35のドット数
に相当する容量のシフトレジスタと、このシフトレジス
タに並列接続され、発熱素子群のスイッチング回路に接
続するバッファとで構成されている。該駆動回路111
を介して駆動されるサーマルヘッド35は、例えば縦一
列に発熱素子を配列している。
<作用>..第6図、第7図 つぎに、本プリンタの作用を第6図及び第7図を参照し
て説明する。
ホストコンピュータよりインターフェイス装置115を
介して、RAM102の記憶データエリアに1行分の記
録データが記憶され、データが整うと第6図(イ)を実行
して記録動作を開始する。
カセット装着センサー70のON/OFFが判定され、
OFFであれば通常の感熱紙の記録モードとなり、ON
であれば転写プリントフラッグをONする。更に、リボ
ン終端センサー37のON/OFFが判定され、ONで
あれば転写リボンカセット40内の転写リボンが全て使
用済があると判断してエラー処理、例えば報知音、ラン
プ点灯を行い、記録動作を実行しない。感熱紙への記録
の際は、サーマル転写リボンより感熱温度が高く、この
ため、感熱紙の場合はサーマルヘッド35の発熱温度を
高く設定する必要があり、通電時間を長くしている。
続いて、ヘッド作動モータ109および巻取モータ11
0の初期ドライブ制御を行う。この制御はヘッド作動モ
ータ109を回転させてサーマルヘッド35をプラテン
14に圧接させると共に、転写リボン47に一定の張力
を与えて弛みを防止するため巻取モータ110を回転さ
せる。この巻取モータ110の制御は転写プリントモー
ド時のみ作動され、感熱紙プリント時は作動しない。こ
の具体的作用は、※で連続させて示す第6図(ロ)に記
載のように、サーマルヘッド35がプラテン14に完全
に圧接するまでの回転量に相当するCD値をRAM10
2中のカウンタに設定する。これは第2図のヘッドスラ
イダ66がカムギア62の円筒カム63の最高部に当接
するまでヘッド作動モータ109を回転させるものであ
る。その後、ヘッド作動モータ109にアウトプットI
/Oポート104、ドライブコントロール106を介し
て励磁パルスを送出し、更に、CD値をカウントダウン
してCD≦i に達するまで励磁パルスを連続的に送出す
る。この状態は第7図(イ)Aである。ここで i値はサー
マルヘッド35がプラテン14に完全に圧接する直前で
あり、ステッピングモータの約10ステップ前に相当す
る。この状態から転写プリントモードである場合は巻取
モータ110にも励磁パルスを供給し、CD=0に達す
るまで繰り返す。この状態を第7図(イ)Bに示す。尚、
第7図の各モータ(ヘッド作動モータ109、巻取モー
タ110、キャリッジモータ107)は1つの相のタイ
ムチャートを示している。ここで最初の励磁パルスが他
より広くしているのは、立ち上がりのトルクを大きくす
るためである。この一連の動作によって、サーマルヘッ
ド35をプラテン14に完全に圧接すると共に、巻取ス
プール42が不必要にリボン47を巻取ることがなく、
かつ、リボン47の弛みを防止することが出来る。
再び、第6図(イ)に戻り、記録動作へと移行する。記録
に先立って、再び転写プリントモードであるか判定さ
れ、転写プリントモード時にカセット装着センサー70
およびリボン終端センサー37のON/OFFが判定さ
れ、カセット装着センサー70がOFFあるいはリボン
終端センサー37がONである時、エラー処理が実行さ
れ、後述のキャリッジ30の復帰動作を行い、記録動作
を中断する。これは記録中に不用意にカセット40が取
り外されるか、あるいはリボン47が終了した時に記録
を中断させるためのものである。
これらの条件が満足されると、記録が実行され、RAM
102の記録データが読出され、スキップコマンド(サ
ーマルヘッド35の空送り)、ラインフィード(LF)コ
マンド(キャリッジ復帰コマンド)の判定が行なわれ、記
録データである場合、記録データの1つのコラムがヘッ
ド駆動回路111のシフトレジスタに転送され、サーマ
ルヘッド35の発熱素子を通電して記録する。
記録動作は※で連続させる第6図(ハ)に示しており、
転写プリントモードであれば、サーマル転写リボンの感
熱温度に相当するPL値をRAM102中のカウンタに
設定し、転写プリントモードでなければ感熱紙の感熱温
度に相当するPH値を設定する(PR<PH)。更に、ス
トローブ信号を送出し、ヘッド駆動回路111のバッフ
ァに上記シフトレジスタのデータが転送され、サーマル
ヘッド35の発熱素子のうち記録ドットデータの存在す
る素子が通電され記録を開始する。その後、PH又はP
L値をカウントダウンして、PH(L)=0に達するまで
繰り返される。即ち、このPH(L)値の値によって、通
電時間が決定され、PH(L)=0に達すると、上記ハッ
ファがリセットされ、通電が終了して記録を完了する。
再び、第6図(イ)に戻り、上記(ハ)の動作による記録を
終了すると、キャリッジモータ107及び巻取モータ1
10の回転制御がなされ、次のコラム位置へキャリッジ
30を移動すると共に、サーマルヘッド35とプラテン
14にはさまれていた転写リボン47のうち、この移動
によって除かれたリボン量を巻取り、記録紙より引きは
がされる。
上記動作を※で連続させて第6図(ニ)に示す。まず、
キャリッジモータ107、巻取モータ110(ただし、
転写プリントモード時のみ)に励磁パルスを供給する。
更に、キャリッジ30の移動量を表すCL値をカウント
アップする。ここで巻取モータ110にもキャリッジモ
ータ107と同一ステップで励磁パルスを供給している
が、これは第2図のモータギア60、アイドラギア(図
示せず)、巻取ギア57のこれらのギア比が第1図のキ
ャリッジモータギア27、アイドラギア26のギア比よ
り多少大きく設定しているため、巻取ギア57の回転量
がキャリッジ30の移動量より大きくなり、巻取リール
31に転写リボン47を記録紙より剥離できる程度のト
ルクを与えている。このトルクによってリボン47は所
定の張力が与えられ、また、巻取ギア57の下のフェル
ト部材の摩擦力によって、サーマルヘッド35の圧接力
以上のトルクを吸収し、不必要にリボン47が巻取られ
ないようにしている。このため、上記両モータ107、
110の1つのコラム間での回転量は1対1に限られ
ず、これらのギア比によって巻取モータ110の励磁パ
ルス供給比率をキャリッジモータ107より小さくして
も良く、上述のトルク関係に設定するば良い。
再び、第6図(イ)に戻り、1行分の記録が終了するま
で、上記動作を繰り返す。(第7図C)ここで1行分の記
録すなわち記録データ中のLFコマンドが読出される
か、あるいは予め決められた位置までキャリッジ30が
移動した場合、続いて、キャリッジモータ107、巻取
モータ110の残量回転制御を行う。これはサーマルヘ
ッド35を所定量空送りし、記録紙に接着する転写リボ
ン47を剥離するためである。この動作を※で連続さ
せて第6図(ニ)に示す。CL=1(1は予め決められる
記録範囲の行末位置)に達するか、あるいはLFコマン
ドが読出されると、RAM102中のカウンタに上記剥
離制御および弛み除去に相当するCE値を設定する。続
いて、キャリッジモータ107および巻取モータ110
(転写プリントモード時のみ)に励磁パルスを送出し、C
E値をカウントダウンすると共に、上記CL値をカウン
トアップする。この動作をCE=i′に達するまで繰り
返す。[第7図(ロ)D]上記i′はサーマルヘッド35の
圧接部分より記録ドットがはずれた移動量に相当し、約
10ドッド程度である。続いて、キャリッジモータ10
7が停止されて、巻取モータ110(転写プリントモー
ド時のみ)、ヘッド作動モータ109へ励磁パルスを送
出すると共に、CE値をカウントダウンして、CE=0
に達するまで繰り返す。[第7図(ロ)E]この時、ヘッド
スライダ66は円筒カム63のカム山の最下部に直ちに
接するため、サーマルヘッド35はプラテン14より瞬
時に離脱し、以降円筒カム63のホームポジションまで
回転され、この時、巻取モータ110を回転させて、弛
み分を除去する。
即ち、本実施例では、サーマルヘッド35が記録紙から
離脱した後所定時間を隔てて巻取モータ110を停止す
る構成とすることにより、転写リボン47の弛みの発生
を防止している。
尚、上記一連の動作において、キャリッジ30を剥離相
当分移動させたが、この動作を行わず、直ちに上記Eの
動作を行っても良いが、この時、巻取モータ110が剥
離力に相当するトルクを与えるために、供給スプール4
1より必要以上にリボン47が取り出される可能性があ
り、供給リール32のテンション程度、巻取トルクの調
整が複雑となる問題がある。
再び、第6図(イ)に戻り、続いて、キャリッジモータ1
07の巻回転、給紙モータ20の回転制御を行い、キャ
リッジ30の復帰動作および記録紙の所定量給送が完了
される。その詳細は※で連続させて第6図(ホ)に示す
如く、キャリッジモータ107は上記CL値が零に達す
るまで、逆相の励磁パルスを供給し、また、給紙モータ
20には予め決められた給紙量CF値分励磁パルスを供
給する。
再び、第6図(イ)に戻り、記録データよりスキップコマ
ンドが読出されると、前述のキャリッジモータ107、
巻取モータ110の残回転制御およびヘッド作動モータ
109、巻取モータ110の終了回転制御を第6図(ニ)
に従って動作する。
その後、キャリッジモータ107に励磁パルスを供給
し、記録データとし読出されるスキップ数分キャリッジ
30の移動を行い、非記録領域(スペース)を記録せず、
巻取りを行なわず、サーマルヘッド35を空送りする。
効果 以上の説明より明らかなように、この発明に係るサーマ
ル転写プリンタによれば、制御回路手段により、連続す
る記録終了に対応して、まず、上記キャリッジモータと
巻取モータを同期させて駆動して記録紙に接着した転写
リボンを剥離し、次に、キャリッジモータを停止する一
方、巻取モータの回転と同期させてヘッド作動モータを
駆動して上記サーマルヘッドを記録紙から離脱させ、該
離脱完了後所定時間を隔てて巻取モータを停止し、その
後キャリッジモータを駆動してキャリッジを記録開始前
の初期位置に復帰させる構成としているため、リボンの
弛みが防止出来る。また、該リボン巻取モータをキャリ
ッジモータと別個に設置しているため、キャリッジモー
タの負荷は小さくなり、該モータを小型化することが出
来る。かつ、キャリッジの走査機構と転写リボン巻取手
段との係合機構が不要となるため、機構が簡単となると
共に該係合機構の調整作用が不要となる等の利点を有す
る。また、巻取モータによって、印字と同期してリボン
の巻取を行うことにより、安定した転写リボンの給送が
行なわれる。かつ、転写プリントモード時以外は、巻取
モータの駆動を不能にしているため、巻取リールの空回
り騒音が軽減されると共に、電力損失が軽減される等の
種々の効果を有するものである。なお、本プリンタは直
列状に各色成分を有するカラープリンタにも適用出来る
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるサーマル転写プリンタの全体
斜視図、第2図はキャリッジの内部構成を示す斜視図、
第3図はサーマルヘッドの斜視図、第4図は転写リボン
カセットの斜視図、第5図は本プリンタの回路構成図、
第6図は本プリンタの作用順序を示すフローチャート、
第7図は本プリンタの各モータの駆動状態の相関関係を
示す線図である。 10……シャーシ、14……プラテン 20……給紙モータ、30……キャリッジ 31……リボン巻取リール 32……リボン供給リール 35……サーマルヘッド 37……リボン終端センサー 38……作動レバー、39……カバー 40……転写リボンカセット 41……供給スプール、42……巻取スプール 50……供給リールユニット 56……巻取リールユニット、57……巻取ギア 60……モータギア、61……駆動ユニット 62……カムギア、65……モータギア 70……カセット装着センサー 100……Cpu、101……ROM 102……RAM、103……システムバス 106……ドライブコントロール 107……キャリッジモータ 109……ヘッド作動モータ 110……巻取モータ 111……ヘッド駆動回路 115……インタフェイス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 33/22 9012−2C 33/388 9012−2C (56)参考文献 特開 昭59−98889(JP,A) 特開 昭58−63494(JP,A) 特開 昭58−102782(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジ上に、 サーマル転写リボン用の供給リールおよび巻取リールを
    回転自在に支持すると共に該巻取リールを回転駆動する
    巻取モータを設け、かつ、上記サーマル転写リボンを発
    熱して記録するサーマルヘッドを設けると共に該サーマ
    ルヘッドを記録紙に圧接・離脱するヘッド作動モータを
    備えた駆動ユニットを配置する一方、 上記キャリッジを作動させるキャリッジモータを備え、
    かつ、 上記巻取モータ、ヘッド作動モータおよびキャリッジモ
    ータの駆動を制御するもので、連続する記録終了に対応
    して、まず、上記キャリッジモータと巻取モータを同期
    させて駆動して記録紙に接着した転写リボンを剥離し、
    次に、キャリッジモータを停止する一方、巻取モータの
    回転と同期させてヘッド作動モータを駆動して上記サー
    マルヘッドを記録紙から離脱させ、該離脱完了後所定時
    間を隔てて巻取モータを停止し、その後キャリッジモー
    タを駆動してキャリッジを記録開始前の初期位置に復帰
    させるように制御する制御回路手段 を備えたことを特徴とするサーマル転写プリンタ。
JP60012867A 1985-01-26 1985-01-26 サ−マル転写プリンタ Expired - Lifetime JPH0630940B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60012867A JPH0630940B2 (ja) 1985-01-26 1985-01-26 サ−マル転写プリンタ
DE19863602011 DE3602011A1 (de) 1985-01-26 1986-01-24 Thermotransfer-drucker
US07/330,930 US4921363A (en) 1985-01-26 1989-03-27 Thermal transfer printer having independent carriage scanning mechanism and ribbon winding motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60012867A JPH0630940B2 (ja) 1985-01-26 1985-01-26 サ−マル転写プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61172779A JPS61172779A (ja) 1986-08-04
JPH0630940B2 true JPH0630940B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=11817359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60012867A Expired - Lifetime JPH0630940B2 (ja) 1985-01-26 1985-01-26 サ−マル転写プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630940B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117683A (en) * 1979-03-04 1980-09-10 Fujitsu Ltd Ribbon feeding device
JPS5714084A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Canon Inc Printer
JPS5791280A (en) * 1980-11-28 1982-06-07 Canon Inc Heat transfer printer
JPS59176079A (ja) * 1983-03-25 1984-10-05 Canon Inc サ−マル転写印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61172779A (ja) 1986-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4921363A (en) Thermal transfer printer having independent carriage scanning mechanism and ribbon winding motor
JP3318486B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH0630940B2 (ja) サ−マル転写プリンタ
US5304008A (en) Ink ribbon cassette with a frictioning member for imparting variable tension to an ink ribbon
JPH0630941B2 (ja) サ−マル転写プリンタ
JPH0630939B2 (ja) サ−マル転写プリンタ
JPH0270452A (ja) サーマルヘッド押付条件設定装置を有する熱転写式プリンタ
JPH0444589B2 (ja)
JP2915710B2 (ja) プリンタ
JPH02266974A (ja) 熱転写プリンタ
JP2661673B2 (ja) 画像形成装置
JP2000108390A (ja) 熱転写プリンタ
JPS61172757A (ja) サ−マル転写プリンタ
JP2661674B2 (ja) 画像形成装置
JP2830982B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2905653B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPH09254419A (ja) カラープリンタ
JP2627749B2 (ja) 記録装置
JP3119559B2 (ja) 熱転写プリンタ
JP2568409B2 (ja) 記録装置
JP2851972B2 (ja) ビデオプリンタの記録紙ホルダプリンティング方法
JPH1086423A (ja) 熱転写プリンタ
JP2570348B2 (ja) 熱転写型プリンタ
JP2001301292A (ja) 熱転写プリンタ
JP2865941B2 (ja) リボンカセット