JPH06308983A - カラオケ通信システム - Google Patents

カラオケ通信システム

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JPH06308983A
JPH06308983A JP5091538A JP9153893A JPH06308983A JP H06308983 A JPH06308983 A JP H06308983A JP 5091538 A JP5091538 A JP 5091538A JP 9153893 A JP9153893 A JP 9153893A JP H06308983 A JPH06308983 A JP H06308983A
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JP
Japan
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karaoke
performance
data
music
playing
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Application number
JP5091538A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Sakoguchi
嘉子 砂古口
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケ演奏装置8が使用中である時間を短
くして、カラオケ演奏装置8の利用効率を高め、カラオ
ケ利用者の待ち時間を極力短くすることを目的とする。 【構成】 カラオケ演奏装置8への曲演奏準備指示の要
求を、演奏開始指示後に行なうよう管理し、カラオケ演
奏装置8が使用中である時間を短くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のカラオケデータ
を格納するデータ格納手段を有する中央装置と、前記中
央装置に接続されており、中央装置からの指示により楽
曲の演奏を行ない、その楽曲演奏によって発生する音声
および映像信号をカラオケ端末装置に供給するカラオケ
演奏装置と、前記カラオケ演奏装置にそれぞれ接続され
ると共に、伝送回線を通じて前記中央装置にそれぞれ接
続されており、所望の曲に対応する指定番号を入力する
入力手段と、その入力手段から入力された指定番号に対
応したカラオケデータを送信するか、または、指定番号
に対応した曲の演奏準備および演奏開始を前記カラオケ
演奏装置に行なわせるように前記伝送回線を通じて前記
中央装置に対して要求すると共に、前記データ格納手段
より送出されたカラオケデータ、および、前記カラオケ
演奏装置の状態の情報を受信するデータ通信手段と、受
信したカラオケデータを記憶するカラオケデータ記憶手
段と、そのカラオケデータ記憶手段より読み出したカラ
オケデータに基づいて楽曲の演奏を行なう演奏手段と、
前記演奏手段による楽音演奏によって生成される音声お
よび映像信号と、前記カラオケ演奏装置から供給される
音声および映像信号の何れかを選択して出力する音声出
力制御手段および映像出力制御手段とを備えた複数のカ
ラオケ端末装置とからなるカラオケ通信システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中央装置から複数のカラオケ端末
装置に演奏データを伝送するカラオケ通信システムがあ
り、例えば、特開平4−14919号公報に開示される
カラオケ通信システムは、カラオケ端末装置から所望の
曲を伝送回路を介して中央装置に対してリクエストする
と、中央装置はそのリクエストに関わるカラオケデータ
を伝送回線を介してカラオケ端末装置に伝送し、カラオ
ケ端末装置は、伝送されてきたカラオケデータをリアル
タイムで再生して演奏出力するものである。
【0003】さらに、前記カラオケ通信システムに楽曲
の演奏を行なうカラオケ演奏装置を接続したシステムが
開発されている。カラオケ演奏装置として、例えば、レ
ーザーディスクオートチェンジャー装置を接続すると、
カラオケ通信システムから、カラオケ通信システム自身
が内蔵しているカラオケデータの楽曲以外に、レーザー
ディスクに記録されたカラオケ楽曲を演奏することがで
きる。
【0004】上記システムの一例である、カラオケ演奏
装置としてレーザーディスクオートチェンジャー装置
(以下、単に「LDオートチェンジャー」という)を接
続したカラオケ通信システムは、利用者がカラオケ端末
装置にレーザーディスク曲(以下、単に「LD曲」とい
う)の曲番号を入力すると、カラオケ端末装置は伝送回
路を通じて中央装置にLD曲の演奏準備要求を送る。中
央装置は、演奏準備要求を受けて、LDオートチェンジ
ャーに曲演奏準備の指示を行ない、演奏準備が完了する
と、伝送回路を通じてカラオケ端末装置に準備完了を通
知する。続いて、カラオケ端末装置は、演奏開始が可能
な状態になるのを待って、中央装置に演奏開始要求を送
る。具体的には、カラオケ端末がカラオケデータを再生
して演奏している最中に準備完了の通知を受け取った場
合には、演奏中の曲が終了した後に演奏開始要求を送
る。中央装置は、この演奏開始要求を受けて、LDオー
トチェンジャーに演奏開始の指示を行なう。これによっ
て、LD曲の演奏が実現される。
【0005】なお、カラオケ演奏装置を接続したカラオ
ケ通信システムでは、カラオケ演奏装置が曲演奏を行な
っている場合、すなわち使用中の場合は、あるカラオケ
端末装置からの要求で使用中のカラオケ演奏装置に曲演
奏させたくても、使用中でなくなるまで待たなければな
らない。このため、複数のカラオケ演奏装置を接続し、
ある装置が使用中でも使用可能な他の装置を使用するこ
とで、利用者の待ち時間を極力短くしている。
【0006】上記のような、カラオケ通信システムで
は、利用者はカラオケ端末装置へ所望の曲を随時入力し
て演奏すべき曲を予約し、カラオケ端末装置は予約に従
って連続して曲演奏を行なう。ところが、場合によって
は、予約曲が連続して演奏されると利用者に取っては不
都合な場合がある。例えば、次の曲を歌う準備に時間が
かかる場合などである。
【0007】そこで、利用者の指示によって曲演奏を開
始するマニュアルスタート機能を持つカラオケ演奏装置
を接続したカラオケ通信システムが開発されている。
【0008】このシステムでは、カラオケ端末装置は、
曲演奏が開始できる状態で利用者の演奏開始指示入力を
待ち、演奏開始指示が入力されると、曲演奏を開始す
る。
【0009】具体的には、予約曲がカラオケ通信システ
ムが内蔵している曲の場合は、カラオケ端末装置は中央
装置に対してカラオケデータ送信要求を行なって中央装
置からカラオケデータを取得し、この状態で演奏開始指
示入力を待ち、演奏開始指示によって、カラオケデータ
の再生演奏を開始する。また、予約曲がカラオケ演奏装
置の曲である場合は、カラオケ端末装置は中央装置に対
して演奏準備要求を行ない、中央装置から演奏準備完了
通知を受け取った時点で演奏開始指示入力を待ち、演奏
開始指示が入力された後に、中央装置に演奏開始要求を
行ない、それを受けて中央装置がカラオケ演奏装置に演
奏開始を指示する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
マニュアルスタート機能を持つ外部カラオケ演奏装置を
接続したカラオケ通信システムでは、曲演奏の開始が利
用者の指示によって行なわれるため、演奏開始指示待ち
状態で長時間開始指示が入力されないことがあり、カラ
オケ演奏装置が使用中である期間が非常に長くなること
がある。すなわち、利用者の待ち時間が非常に長くなる
ことがある。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、カラオケ演奏装置が使用中であ
る時間を短くして、カラオケ演奏装置の利用効率を高
め、カラオケ利用者の待ち時間を極力短くすることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラオケ通信システムは、複数のカラオケデ
ータを格納するデータ格納手段を有する中央装置と、前
記中央装置に接続されており、中央装置からの指示によ
り楽曲の演奏を行ない、その楽曲演奏によって発生する
音声および映像信号をカラオケ端末装置に供給するカラ
オケ演奏装置と、前記カラオケ演奏装置にそれぞれ接続
されると共に、伝送回線を通じて前記中央装置にそれぞ
れ接続されており、所望の曲に対応する指定番号を入力
する入力手段と、その入力手段から入力された指定番号
に対応したカラオケデータを送信するか、または、指定
番号に対応した曲の演奏準備および演奏開始を前記カラ
オケ演奏装置に行なわせるように前記伝送回線を通じて
前記中央装置に対して要求すると共に、前記データ格納
手段より送出されたカラオケデータ、および、前記カラ
オケ演奏装置の状態の情報を受信するデータ通信手段
と、受信したカラオケデータを記憶するカラオケデータ
記憶手段と、そのカラオケデータ記憶手段より読み出し
たカラオケデータに基づいて楽曲の演奏を行なう演奏手
段と、前記演奏手段による楽音演奏によって生成される
音声および映像信号と、前記カラオケ演奏装置から供給
される音声および映像信号の何れかを選択して出力する
音声出力制御手段および映像出力制御手段とを備えた複
数のカラオケ端末装置とからなるカラオケ通信システム
であって、さらに、前記複数のカラオケ端末装置に、曲
演奏の開始指示を入力する演奏開始指示入力手段と、そ
の演奏開始指示入力手段からの演奏開始指示と、前記入
力手段から入力された曲番号に基づいて、前記中央装置
に対して、カラオケデータの送信、カラオケ演奏装置へ
の曲演奏準備指示、および、曲演奏開始指示の要求を行
なうと共に、前記カラオケデータ記憶手段よりカラオケ
データを読み出し、そのカラオケデータに基づいて前記
演奏手段に楽曲の演奏を行なわせる曲演奏管理手段とを
備えている。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明のカラオケ通信シス
テムは、曲演奏管理手段が、カラオケ演奏装置への曲演
奏準備指示の要求を、演奏開始指示手段から演奏開始指
示後が入力された後に行なうように管理する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0015】図2はカラオケ通信システムの全体的な概
略構成を示すブロック図である。このカラオケ通信シス
テムは、大きな構成要素として、一つの中央装置2、複
数のカラオケ端末装置4、中央装置2とカラオケ端末装
置4とを双方向的に結ぶ伝送回路6、楽曲の演奏を行な
いカラオケ音声と歌詞および背景映像信号の生成を行な
うカラオケ演奏装置8、および、カラオケ演奏装置8と
カラオケ端末装置4とを結び、カラオケ演奏装置8が楽
曲演奏によって生成したカラオケ音声信号と歌詞および
背景映像信号をカラオケ端末装置4に供給する音声映像
伝送回路10を備えている。カラオケ演奏装置8は、例
えば、レーザーディスクオートチェンジャー装置、ある
いは、コンパクトディスクオートチェンジャー装置とい
ったものである。
【0016】中央装置2は、大容量のカラオケデータ格
納手段12、中央側制御手段14、中央側通信手段1
6、および、カラオケ演奏装置制御手段18から構成さ
れている。
【0017】カラオケデータ格納手段12は、膨大な量
のカラオケソフトのカラオケデータ(演奏データおよび
背景データ)を格納しているもので、例えば、磁気ディ
スクや多数のレーザディスクなどが使用されている。演
奏データには、音楽データと歌詞データとが含まれてい
る。
【0018】中央側制御手段14は、中央側通信手段1
6を介してカラオケ端末装置4から送信されてきた要求
に応じて、カラオケ演奏装置制御手段18を介してカラ
オケ演奏装置8に演奏準備または演奏開始を指示する機
能と、カラオケデータ格納手段12からカラオケデータ
(演奏データおよび背景データ)を読み出す機能と、そ
の読み出した演奏データおよび背景データとカラオケ演
奏手段18を介して得られたカラオケ演奏装置8の動作
状態(演奏準備完了および演奏終了)の通知をカラオケ
端末装置4に送信するように中央側通信手段16を制御
する機能等を備えている。この中央側制御手段14は、
マイクロコンピュータで構成されている。
【0019】図1は、1つのカラオケ端末装置4の概略
構成を示すブロック図である。カラオケ端末装置4は、
端末側制御手段22と、端末側通信手段24と、カラオ
ケデータ一時記憶手段26と、選曲番号入力手段28
と、演奏開始指示入力手段30と、曲演奏管理手段32
と、楽音変換手段34と、音声出力制御手段36と、オ
ーディオアンプ38と、マイクロフォン40と、スピー
カ42と、グラフィックプロセッサ44と、映像出力制
御手段46と、モニタディスプレイ48とから構成され
ている。
【0020】端末側通信手段24は、伝送回線6を介し
て中央装置2の中央側通信手段16と双方向的に結ばれ
ており、カラオケデータ送信要求と演奏準備要求および
演奏開始要求を中央装置2に送信すると共に、中央装置
2から送信されてくるカラオケデータ(演奏データおよ
び背景データ)と演奏準備完了通知および演奏終了通知
を受信するものである。
【0021】カラオケデータ一時記憶手段26は、端末
側通信手段24で受信した演奏データおよび背景データ
を一時的に格納しておくためのものである。このバッフ
ァメモリとしてのカラオケデータ一時記憶手段26に
は、ハードディスク、フロッピーディスク、半導体メモ
リ、光磁気ディスク、バブルメモリのいずれかが用いら
れる。
【0022】選曲番号入力手段28は、利用者が希望す
る演奏曲の指定を行なうためのものである。
【0023】演奏開始指示入力手段30は、利用者が曲
演奏の開始を指示するためのものである。
【0024】曲演奏管理手段32は、上記選曲番号入力
手段28および演奏開始指示入力手段30から入力され
た曲番号および演奏開始指示に基づいて、中央装置2へ
前記曲番号に対応するカラオケデータの送信要求を行な
い、それによって送信されてきたカラオケデータをカラ
オケデータ一時記憶手段26へ格納し、さらに、そのカ
ラオケデータをカラオケデータ一時記憶手段26から読
み出して、楽曲の再生演奏を行なうか、あるいは、中央
装置2へ前記曲番号に対応するカラオケ演奏装置の楽曲
の演奏準備要求および演奏開始要求を行なうものであ
る。
【0025】曲演奏管理手段32には、カラオケ端末装
置4がマニュアルスタートモードであるか否かを示すマ
ニュアルスタートフラグ32aが含まれる。マニュアル
スタートフラグ32aがオンの時は、カラオケ端末装置
4がマニュアルスタートモードであることを示す。この
場合は、カラオケ端末装置4は演奏開始指示入力手段3
0からの演奏開始指示によって楽曲の演奏を開始する。
一方、マニュアルスタートフラグ32aがオフの時は、
カラオケ端末装置4がマニュアルスタートモードでない
ことを示す。この場合は、カラオケ端末装置4は演奏可
能状態になったらすぐに演奏を開始する。
【0026】曲演奏管理手段32には、また、カラオケ
端末装置4が楽曲を演奏中であるか否かを示す演奏中フ
ラグ32bが含まれる。演奏中フラグ32bがオンの時
は楽曲の演奏中を示し、オフの時は楽曲の演奏中でない
ことを示す。
【0027】楽音変換手段34は、カラオケデータ一時
記憶手段26から読み出された演奏データのうちの音楽
データをアナログのカラオケ音声信号に変換するもので
ある。
【0028】音声出力制御手段36は、楽音変換手段3
4から送られてくるカラオケ音声信号とカラオケ演奏装
置8から音声映像伝送回路10を介して供給されるカラ
オケ音声信号のうちの一方を選択してオーディオアンプ
38へ出力するものである。
【0029】オーディオアンプ38は、音声出力制御手
段36からのカラオケ音声信号と、歌い手によるマイク
ロフォン40からの歌唱音声とをミキシングして増幅
し、スピーカ42に出力するものである。
【0030】グラフィックプロセッサ44は、カラオケ
データ一時記憶装置26から読み出された演奏データの
うちの歌詞データと背景映像データとからそれぞれ歌詞
映像信号と背景映像信号とを生成し、それらを合成した
映像信号を映像出力制御手段46へ出力するものであ
る。
【0031】映像出力制御手段46は、グラフィックプ
ロセッサ44から送られてくる映像信号とカラオケ演奏
装置8から音声映像伝送回路10を介して供給される歌
詞および背景映像信号のうちの一方を選択してモニタデ
ィスプレイ48へ出力し、モニタディスプレイ48に歌
詞および背景の表示を行なうものである。
【0032】端末側制御手段22は、カラオケ端末装置
4の全体を制御するものであり、マイクロコンピュータ
で構成されている。
【0033】次に、この実施例のカラオケ通信システム
の動作を図3、図4および図5に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0034】図3は、カラオケ端末装置4の楽曲演奏処
理ルーチンのフローチャートであり、このルーチンは、
カラオケ端末装置4において、選曲番号入力手段28か
ら演奏を希望する曲の選曲番号が入力された時に起動さ
れる。
【0035】まず、ステップ(以下、単に「S」とい
う)1において、選曲番号を入力する。
【0036】次に、S2で、S1で入力された選曲番号
の楽曲が、カラオケデータ格納手段12に格納されてい
る楽曲であるか否かを判断し、カラオケデータ格納手段
12に内蔵されていない楽曲であった場合(NOの場
合)には、続いてS3で、S1で入力された選曲番号の
楽曲がカラオケ演奏装置8が演奏を行なう楽曲であるか
否かを判断する。ここで、カラオケ演奏装置8が演奏を
行なう楽曲でもないと判断された場合(NOの場合)
は、楽曲の演奏を行なうことなく楽曲演奏処理ルーチン
を終了する。
【0037】S3において、S1で入力された選曲番号
の楽曲がカラオケ演奏装置8が演奏を行なう楽曲である
と判断された場合(YESの場合)は、S4において、
マニュアルスタートフラグ32aを参照して、カラオケ
端末装置4がマニュアルスタートモードであるか否かを
判断する。
【0038】S4で、マニュアルスタートモードである
と判断された場合(YESの場合)は、S5で、演奏中
フラグ32bを参照し、演奏中フラグ32bがオフにな
るまで参照を繰り返すことによって、カラオケ端末装置
4が楽曲演奏を終了するのを待つ。楽曲演奏が終了した
ら、S6で、演奏開始指示入力手段30から演奏開始指
示が入力されるのを待つ。演奏開始指示が入力された
ら、S7で、端末側送信手段24および伝送回路6を介
して中央装置2にS1で入力した選曲番号の楽曲の演奏
準備要求を送信し、続いてS8で、中央装置2から準備
完了通知が送信されてくるのを待ち、送信されてきた
ら、準備完了通知を受信する。準備完了通知の受信後、
S9〜S13において、カラオケ演奏装置8の楽曲演奏
を行なう。
【0039】すなわち、S9で、演奏中フラグ32bを
オンし、S10で、音声出力手段36および映像出力手
段46に対して、カラオケ演奏装置8から音声映像伝送
回路10を介して供給されたカラオケ音声信号および歌
詞/背景映像信号を、オーディオアンプ38およびモニ
タディスプレイ48へ出力するように指示した後、S1
1で、上記演奏準備要求の送信と同様に、中央装置2に
演奏開始要求を送信する。続いて、S12で、中央装置
2からの演奏終了通知の送信を待ち、演奏終了通知の受
信を行なう。演奏終了通知を受信した後に、S13で演
奏中フラグ32bをオフする。
【0040】以上、S5〜S13の処理により、マニュ
アルスタートモードにおけるカラオケ演奏装置8の楽曲
演奏が実現される。
【0041】一方、S4で、マニュアルスタートモード
でないと判断された場合(NOの場合)は、S14およ
びS15で、S7およびS8と同様の処理を行ない、中
央装置2へ演奏準備要求を送信し、続いて、中央装置2
からの準備完了通知を待った後、準備完了通知を受信す
る。次に、S16において、S5と同様の処理を行な
い、カラオケ端末装置4が楽曲演奏を終了するのを待
つ。カラオケ端末装置4が楽曲演奏を終了したら、上記
マニュアルスタートモードの場合と同様に、S9〜S1
3においてカラオケ演奏装置8の楽曲演奏を行なう。S
14〜S16およびS9〜S13の処理によって、マニ
ュアルスタートモードでない場合、すなわち通常モード
でのカラオケ演奏装置8の楽曲演奏が実現される。
【0042】また、S2において、S1で入力された選
曲番号の楽曲が、カラオケデータ格納手段12に格納さ
れている楽曲であるであると判断された場合(YESの
場合)は、S17で、中央装置2へS1で入力された選
曲番号に対応する楽曲のカラオケデータ要求を送信す
る。続いて、S18で、中央装置2からカラオケデータ
が送信されてくるのを待ち、カラオケデータが送信され
てきたら、1曲分の全データの受信を完了するまでS1
9およびS20を繰り返して、カラオケデータを受信
し、カラオケデータ一時記憶手段26へ格納する。そし
て、S21で、演奏中フラグ32bを参照し、演奏中フ
ラグ32bがオフになるまで参照を繰り返すことによっ
て、カラオケ端末装置4が楽曲演奏を終了するのを待
つ。
【0043】楽曲演奏が終了したら、S22で、S4と
同様に、カラオケ端末装置4がマニュアルスタートモー
ドであるか否かを判断し、マニュアルスタートモードで
ある場合(YESの場合)のみ、S23で、S6と同様
に演奏開始指示手段30に演奏開始指示が入力されるの
を待つ。S22でマニュアルスタートモードでないと判
断された場合(NOの場合)は、S23の処理を行なわ
ない。
【0044】続いて、S24で、演奏中フラグ32bを
オンし、S25で、音声出力制御手段36に対して楽音
変換手段34から入力したカラオケ音声信号をオーディ
オアンプ38へ出力するように指示し、また、映像出力
制御手段に対してグラフィックプロセッサ44から入力
した歌詞/背景映像信号をモニタディスプレイ48へ出
力するよう指示する。その後、S26で、カラオケデー
タ一時記憶手段26に格納されているカラオケデータ
(演奏データおよび課しデータ)を先頭から順次読み出
して、演奏データのうちの音楽データを楽音変換手段3
4へ送り、演奏データのうちの歌詞データと背景映像デ
ータをグラフィックプロセッサ44へ送ることにより、
カラオケデータの再生出力を行なう。そして、カラオケ
データの再生出力が終了したら、S13で、演奏中フラ
グ32bをオフして、楽曲の演奏を終了する。
【0045】これによって、カラオケデータ格納手段1
2に格納されている楽曲の演奏が実現され、マニュアル
モードの場合のみ、演奏開始指示入力によって楽曲の演
奏が開始される。
【0046】図4は、中央装置2のメインルーチンのフ
ローチャートである。
【0047】最初に、S30で、カラオケ端末装置4か
ら伝送回路6および中央側通信手段16を介して、カラ
オケデータ要求、演奏準備要求もしく演奏開始要求とい
ったリクエストコードが送信されてくるのを待つ。カラ
オケデータ要求、演奏準備要求および演奏開始要求の送
信は、図3のS7,S11,S14およびS17で行な
われる。
【0048】リクエストコードが送信されてきたら、S
31で、リクエストコードを受信し、S32で、S31
で受信したリクエストコードがカラオケデータ要求であ
るか否かを判断する。ここで、リクエストコードがカラ
オケデータ要求でなかった場合(NOの場合)は、続い
てS33で、演奏準備要求であるか否かを判断し、演奏
準備要求でもなかった場合(NOの場合)は、さらにS
34で、演奏開始要求であるか否かが判断される。そし
て、S34で演奏開始要求でもない場合(NOの場合)
は、S30の処理へ戻る。
【0049】S34でリクエストコードが演奏開始要求
だと判断された場合(YESの場合)は、S35で、カ
ラオケ演奏装置制御手段18を介してカラオケ演奏装置
8へ演奏開始コマンドを送る。これによって、図3のS
11で発せられた演奏開始要求がカラオケ演奏装置8へ
伝えられ、カラオケ演奏装置8は、楽曲の演奏を開始
し、音声映像伝送回路10を介してカラオケ端末装置4
の音声出力制御手段36および映像出力制御手段46
へ、音声信号および映像信号を供給する。
【0050】また、S33でリクエストコードが演奏準
備要求だと判断された場合(YESの場合)は、S36
で、カラオケ演奏装置制御手段18を介してカラオケ演
奏装置8へ演奏準備コマンドを送る。これによって、図
3のS7とS14で発せられた演奏準備要求がカラオケ
演奏装置8へ伝えられ、カラオケ演奏装置8は、指定さ
れた楽曲の演奏の準備を行なう。
【0051】一方、S32でリクエストコードがカラオ
ケデータ要求であると判断された場合(YESの場合)
には、S37でカラオケデータ要求のリクエストコード
が指定する曲のカラオケデータをカラオケデータ格納手
段12から読み出す。次いで、S38およびS39の処
理を1曲分のカラオケデータの送信が完了するまで繰り
返し行なって、中央側通信手段16および伝送回路6を
介して、S37で読み出したカラオケデータをカラオケ
端末装置4へ送信する。ここで送信されたカラオケデー
タは、図3のS19およびS20においてカラオケ端末
装置4に受信される。
【0052】S35、S36の処理を行なった後と、S
39でカラオケデータの送信が終了したと判断された時
(YESの場合)には、S30の処理へ戻る。
【0053】なお、このルーチンは、中央装置2の電源
投入時に起動され、通電中は上記の処理が繰り返し行な
われる。
【0054】図5は、中央装置2のカラオケ端末装置4
へカラオケ演奏装置8の動作状態を通知する割込みルー
チンのフローチャートである。このルーチンは、カラオ
ケ演奏装置8が、前記演奏準備コマンドの指示により行
なった楽曲演奏の準備作業が終了した時に中央装置2へ
送る演奏準備完了の通知と、前記演奏開始コマンドの指
示によって行なった楽曲の演奏が終了した時に送る演奏
終了の通知によって発生する割込みによって起動され
る。
【0055】割込みルーチンが起動されると、まず、S
40で、割込みの原因が演奏準備完了であるか否かが判
断され、演奏準備完了でなかった場合(NOの場合)に
は、次いでS41で、演奏終了であるか否かが判断さ
れ、演奏終了でもない場合(NOの場合)は割込みルー
チンを終了する。
【0056】S41で演奏終了であると判断された場合
(YESの場合)は、S42で、中央側通信手段16お
よび伝送回路6を介してカラオケ端末装置4へ、演奏終
了通知を送信する。この演奏終了通知は、図3のS12
でカラオケ端末装置4に受信される。
【0057】また、S40で演奏準備完了であると判断
された場合(YESの場合)は、S43で、S42と同
様の処理により、演奏準備完了通知を送信する。この演
奏準備完了通知は、図3のS8およびS15でカラオケ
端末装置4に受信される。
【0058】以上説明したように、本実施例によれば、
マニュアルスタートモードの場合には、カラオケ演奏装
置8の楽曲演奏時に、演奏準備の指示は演奏開始指示入
力後に行なわれ、これによって、カラオケ演奏装置8が
使用中である期間を短くすることができる。
【0059】尚、前記実施例においては、カラオケ演奏
装置の数は1つであったが、カラオケ演奏装置の数は複
数であってもよい。この場合は、たとえば、複数チャネ
ルの音声/映像信号を伝送可能な音声映像伝送回路を用
いてカラオケ演奏装置からカラオケ端末装置へ楽音演奏
によって生成される音声および映像信号を伝送し、中央
側通信手段、中央装置がカラオケ端末装置へ、伝送回路
および端末側通信手段を介して、カラオケ端末が受信す
べき音声映像信号がどのチャネルの信号であるかを通知
することにより、カラオケ端末装置が目的の音声映像信
号を受信する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のカラオケ通信システムは、カラオケ演奏装置への
曲演奏準備指示の要求を、前記演奏開始指示手段からの
指示後に行なうように管理することにより、カラオケ演
奏装置が使用中である期間を短くすることができ、カラ
オケ演奏装置の利用効率を高めることができる。これに
よって、カラオケ利用者の待ち時間を短くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラオケ端末装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】カラオケ通信システムの全体的な概略構成を示
すブロック図である。
【図3】カラオケ端末装置の曲演奏処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図4】中央装置のメインルーチンのフローチャートで
ある。
【図5】中央装置の割込みルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 中央装置 4 カラオケ端末装置 6 伝送回路 8 カラオケ演奏装置 10 音声映像伝送回路 12 カラオケデータ格納手段 14 中央側制御手段 16 中央側通信手段 18 カラオケ演奏装置制御手段 22 端末側制御手段 24 端末側通信手段 28 選曲番号入力手段 30 演奏開始指示入力手段 32 曲演奏管理手段 36 音声出力制御手段 46 映像出力制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラオケデータを格納するデータ
    格納手段を有する中央装置と、 前記中央装置に接続されており、中央装置からの指示に
    より楽曲の演奏を行ない、その楽曲演奏によって発生す
    る音声および映像信号をカラオケ端末装置に供給するカ
    ラオケ演奏装置と、 前記カラオケ演奏装置にそれぞれ接続されると共に、伝
    送回線を通じて前記中央装置にそれぞれ接続されてお
    り、所望の曲に対応する指定番号を入力する入力手段
    と、その入力手段から入力された指定番号に対応したカ
    ラオケデータを送信するか、または、指定番号に対応し
    た曲の演奏準備および演奏開始を前記カラオケ演奏装置
    に行なわせるように前記伝送回線を通じて前記中央装置
    に対して要求すると共に、前記データ格納手段より送出
    されたカラオケデータ、および、前記カラオケ演奏装置
    の状態の情報を受信するデータ通信手段と、受信したカ
    ラオケデータを記憶するカラオケデータ記憶手段と、そ
    のカラオケデータ記憶手段より読み出したカラオケデー
    タに基づいて楽曲の演奏を行なう演奏手段と、前記演奏
    手段による楽音演奏によって生成される音声および映像
    信号と、前記カラオケ演奏装置から供給される音声およ
    び映像信号の何れかを選択して出力する音声出力制御手
    段および映像出力制御手段とを備えた複数のカラオケ端
    末装置とからなるカラオケ通信システムであって、 前記複数のカラオケ端末装置に、曲演奏の開始指示を入
    力する演奏開始指示入力手段と、その演奏開始指示入力
    手段からの演奏開始指示と、前記入力手段から入力され
    た曲番号に基づいて、前記中央装置に対して、カラオケ
    データの送信または前記カラオケ演奏装置への曲演奏準
    備指示、および、曲演奏開始指示の要求を行なうと共
    に、前記カラオケデータ記憶手段よりカラオケデータを
    読み出し、そのカラオケデータに基づいて前記演奏手段
    に楽曲の演奏を行なわせる曲演奏管理手段とを備え、 前記曲演奏管理手段により、カラオケ演奏装置への曲演
    奏準備指示の要求を、前記演奏開始指示手段からの指示
    後に行なうように管理することを特徴とするカラオケ通
    信システム。
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