JPH0630870U - 紙幣自動支払い装置 - Google Patents

紙幣自動支払い装置

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JPH0630870U
JPH0630870U JP6557492U JP6557492U JPH0630870U JP H0630870 U JPH0630870 U JP H0630870U JP 6557492 U JP6557492 U JP 6557492U JP 6557492 U JP6557492 U JP 6557492U JP H0630870 U JPH0630870 U JP H0630870U
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昌史 吉田
保夫 岡崎
清高 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰り出し部における紙幣の引っ掛かりを防止
し、装置の作動信頼性を向上させることを目的とする。
また、セット時の遮蔽板退避のスペースを除去し、装置
の小型化を実現することを目的とする。 【構成】 金庫22,23を装置に挿入し、紙幣17,
18を前記繰り出し手段26,27に当接させる際、金
庫22,23を上下運動させる上下動手段28と、該上
下動手段28による金庫22,23の上下動を、前記繰
り出し手段26,27のフィードローラ及びリバースロ
ーラに接触する前に、一旦、繰り出し手段26,27の
下に潜り込み、その後セット位置に上昇するようにガイ
ドする上下動ガイド手段47a.47bを設ける。ま
た、金庫内に各々水平,垂直方向にスライド退避する遮
蔽板を設け、装置側に金庫挿入に連動して該遮蔽板がス
ライド退避するようにガイドする退避ガイド手段を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金融機関の店舗等に設置され、顧客の操作により紙幣の支払い取引 を行う紙幣自動支払い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、二金種の紙幣の支払いが可能な従来の紙幣自動支払い装置の概略側 断面図で、図において1は装置の筐体、2は該筐体1の正面に設けられた出金口 、3は同じく筐体1の背面に設けられた後部扉、4は筐体1内に設けられた支払 い機構部である。
【0003】 この他、図示していないが筐体1の正面には、顧客に暗証番号や支払い要求金 額等の入力操作を行わせるための複数のキーから成る入力操作部、顧客の入力操 作の誘導表示や情報表示等を行う表示部等が設けられており、筐体内1には前記 表示部の表示に対応する音声を出力する音声発生機、カードリーダ/ライタ(以 下カードR/W)、レシート印字機、電源機構、及び装置全体を制御する制御部 等が設けられている。
【0004】 一方、前記支払い機構部4は以下の5〜14の構成要素を備えている。 すなわち、5は前記出金口2に開閉可能に設けられたシャッタで、このシャッ タ5の近傍には紙幣集積用のステージ6が配置されており、このステージ6は通 常は水平の状態に配置されていて、必要に応じて一端を中心に下方へ回道し得る ようになっている。
【0005】 7は前記ステージ6の一端に配置された集積用ローラ、8は出金用の紙幣を収 納した第一の金庫、9は同じく出金用の紙幣を収納した第二の金庫で、ここでは 第一の金庫8を千円用金庫、第二の金庫9を万円用金庫として、この両金庫8, 9は前記後部扉3側に上下二段に配置され、各々後部扉3を開いた後支払い機構 部4の後方へ引き出して取り外せるようになっている。
【0006】 10は前記千円用金庫8の紙幣繰り出し口に設けられた繰り出し手段、11は 前記万円用金庫9の紙幣繰り出し口に設けられた繰り出し手段で、この両繰り出 し手段10,11は各々千円用金庫8または万円用金庫9から紙幣を繰り出すピ ックアップローラ、このピックアップローラにより繰り出された紙幣を後述する 搬送路に送り出すフィードローラ、及び紙幣が二枚以上繰り出された場合に第二 枚目以下の紙幣を送り戻すリバースローラ等により構成されている。
【0007】 また、金庫8,9の支払い機構部4への着脱は挿入ガイド15に沿って行われ 、その際、金庫8,9に収納された紙幣17,18を各々の繰り出し部に当接さ せるように金庫8,9の一部を構成し、回動自在な遮蔽板16が矢印方向に回動 し、開口部を形成するようになっている。 12a,12b,12c,12dは紙幣を挟持して搬送する搬送ベルト及びロ ーラ等から成る搬送路で、前記繰り出し手段10,11と集積用ローラ7とを結 んでいる。
【0008】 13は前記ステージ6の真下に配置されたリジェクト金庫、14は紙幣のFU LL状態を検出するためにリジェクト金庫13上部の開口部側に配置されたフル センサであり、ここで前記リジェクト金庫13は支払い機構部4の側方から取り 外すことができるようになっているが、実際の運用において支払い機構部4から のリジェクト金庫13の取り外しは、後部扉3を開いて支払い機構部4を筐体1 の後方へ引き出した後に行うものとなっている。
【0009】 尚、図示していないが前記支払い機構部4の搬送路12a〜12dには紙幣の 搬送状態を監視するセンサ、及び紙幣の金種鑑別や計数等を行う鑑別部が設けら れており、これらのセンサや鑑別部及び図示しない操作部等からの情報に基づい て前記シャッタ5、ステージ6、繰り出し手段10,11及び搬送路12a〜1 2d等の動作が図示していない制御部により制御されるようになっている。
【0010】 次に、上述した構成の動作を簡単に説明する。 まず、顧客が図示しないカード挿入口からカードを挿入して、操作部のキーを 効果することにより、暗証番号や支払い要求金額等の情報を入力すると、千円用 金庫8及び万円用金庫9から各々送出手段10,11により紙幣が一枚づつ分離 されて順に繰り出され、繰り出された紙幣は搬送路12a〜12dにより搬送さ れて集積用ローラ7によりステージ6上に集積される。
【0011】 そして、ステージ6上に顧客が要求した金額及び枚数の紙幣が集積され、図示 しない手段によりシャッタ5が開き、出金口2から顧客にステージ6上の紙幣を 取り出させる。 一方、前記搬送路12a〜12dにおいて、紙幣の搬送異常が検出された場合 、これらの異常紙幣がステージ6上に集積された後、図示しない手段によりステ ージ6が下方に回転し、既に集積されていた正常紙幣と共に、前記異常紙幣がリ ジェクト金庫13内に落下して収納される。
【0012】 その後、ステージ6は元の水平な姿勢に戻され、再度紙幣の繰り出し、搬送、 及びステージ6上への集積が行われて、前記と同様に顧客に支払われる。 また、シャッタ5が開いても顧客による紙幣の取り出しが行われなかった場合 は、一定時間経過後シャッタ5が閉じ、ステージ6が下方に回転して、取り忘れ の紙幣がリジェクト金庫13内に収納される。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の従来技術によれば、以下に示す問題があった。 図12〜は上記従来例の第1の問題点を示す側面図である。尚、上記金庫 8,9の構造及び繰り出し部10,11の構造はそれぞれ同一である。上記構成 の従来技術によれば、同図に示す如く、金庫8(9)に紙幣17(18)を収納 して、装置にセットし(〜)、顧客の支払い要求に応じ紙幣が繰り出される と、金庫8(9)内の紙幣17(18)は最後に繰り出された紙幣につられて、 繰り出し部10(11)のフィードローラ,リバースローラ付近まで飛び出して いることが多く()、取り引きが進んだ後、途中で金庫8(9)を取り出し、 これをそのまま装置にセットしようとした時(〜)、この飛び出した紙幣が 繰り出し部10(11)に引っ掛かり()、次に繰り出そうとしても正常に繰 り出されず、繰り出し不良になるという問題があった。
【0014】 これは、通常、銀行等の店舗内において行員である係員が金庫の着脱および金 庫内への紙幣の装填,回収を行う運用形態では金庫を装置にセットするのは金庫 内に新たに紙幣を充填し直したり、金庫内の紙幣が少なくなり紙幣を補充する場 合で、金庫の装置へのセットに際しては、その前に金庫の扉を開いて中の紙幣を 取り扱うため、紙幣の収納状況が確認できる場合が多く、それほど問題となるこ とはなかった。
【0015】 しかし、最近の金融機関の運用時間の拡張に伴う休日の運用等においては、金 庫の着脱が行員以外の第三者にまかされる場合が多く、その際には、金庫内の紙 幣の収納状態を確認することなく、着脱が繰り返されることが考えられ、上記の ような問題が発生する可能性が多くなる。 本考案は、上記問題点に鑑み、金庫の扉を開かずとも、繰り出し部に対向する 付近の紙幣の収納状況を良好に保持する構成を得て、繰り出し部における紙幣の 引っ掛かりを防止し、装置の作動信頼性を向上させることを第1の目的とする。
【0016】 図13は上記従来例の第2の問題点を示す側面図である。上記構成の従来技術 によれば、同図に示す如く、金庫8(9)を紙幣支払い機構部へ装着した状態で は紙幣繰り出し口を開放状態にするため遮蔽板16が支点16aを中心に金庫8 (9)の外側へ回動するための場所を設けてやらなければならず、支払い機構部 が大型化してしまうという問題があった。
【0017】 本考案は、上記問題点に鑑み、外側へ回動することなく紙幣繰り出し口をコ字 状に開口する構成を得て、セット時の遮蔽板退避のスペースを除去し、装置の小 型化を実現することを第2の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、本考案は、まず、繰り出し部のフィードロー ラ,リバースローラ付近まで飛び出している紙幣をセット時に押し込んで、位置 を正すようにする。 すなわち、本考案は、顧客に対して紙幣を支払うための出金口と、出金用の紙 幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し水平方向に着脱自在な金庫と、フィ ードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫から紙幣を一枚ずつ分離して繰 り出すように配置固設された繰り出し手段と、前記金庫の内部にあって、金庫を 装置にセットした時には前記繰り出し手段に対して収納紙幣が当接するように開 口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの開口部を遮蔽するように設 けられた遮蔽板と、前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板を開閉する開閉手段 と、前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき紙幣を一時的に集積 貯留する一時貯留部と、該一時貯留部と前記繰り出し手段との間で紙幣を搬送す る搬送路と、支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収納するためのリジェ クト金庫と、前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金種の鑑別や異常の有 無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために前記搬送路の途中に配置された鑑別 部とを有する支払い機構部を備えた紙幣自動支払い装置において、前記金庫を装 置に挿入し、紙幣を前記繰り出し手段に当接させる際、金庫を上下運動させる上 下動手段と、該上下動手段による金庫の上下動を、前記繰り出し手段のフィード ローラ及びリバースローラに接触する前に、一旦、繰り出し手段の下に潜り込み 、その後セット位置に上昇するようにガイドする上下動ガイド手段を設けたこと を特徴とする。
【0019】 さらに、上記第2の目的を達成するため、本考案は、装置セットに連動して遮 蔽板が水平,垂直にスライド移動して紙幣繰り出し口をコ字状に開口するように する。 すなわち、本考案は、顧客に対して紙幣を支払うための出金口と、出金用の紙 幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し水平方向に着脱自在な金庫と、フィ ードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫から紙幣を一枚ずつ分離して繰 り出すように配置固設された繰り出し手段と、前記金庫の内部にあって、金庫を 装置にセットした時には前記繰り出し手段に対して収納紙幣が当接するように開 口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの開口部を遮蔽するように設 けられた遮蔽板と、前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板を開閉する開閉手段 と、前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき紙幣を一時的に集積 貯留する一時貯留部と、該一時貯留部と前記繰り出し手段との間で紙幣を搬送す る搬送路と、支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収納するためのリジェ クト金庫と、前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金種の鑑別や異常の有 無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために前記搬送路の途中に配置された鑑別 部とを有する支払い機構部と、前記金庫を装置に挿入し、紙幣を前記繰り出し手 段に当接させる際、金庫を上下運動させる上下動手段と、該上下動手段による金 庫の上下動を、前記繰り出し手段のフィードローラ及びリバースローラに接触す る前に、一旦、繰り出し手段の下に潜り込み、その後セット位置に上昇するよう にガイドするガイド手段を設けたことを特徴とする紙幣自動支払い装置において 、前記金庫内に各々水平,垂直方向にスライド退避する遮蔽板を設け、装置側に 金庫挿入に連動して該遮蔽板がスライド退避するようにガイドする退避ガイド手 段を設けたことを特徴とする。
【0020】
【作用】
上記構成により、本考案は、顧客による支払い取り引きが進んだ後、金庫内の 収納紙幣がまだ残ったまま金庫が装置より引き出されて次に再び金庫を装置にセ ットする時、金庫内に飛び出した紙幣があっても、金庫を装置にセットすると、 金庫は上下動手段およびガイド手段により、飛び出し紙幣がフィードローラ,リ バースローラに引っ掛かる直前に下側に沈み込み、そこを通り過ぎた後、再び水 平状態に戻るので、繰り出し手段のフィードローラ,リバースローラに接触する 前に、一旦、繰り出し手段の下に潜り込み、飛び出した紙幣がフィードローラ, リバースローラに下方より垂直に突き当てられながらセットされる。これにより 、繰り出し手段のフィードローラ,リバースローラ付近まで飛び出している紙幣 をセット時に垂直に押し込まれ、位置が正され、飛び出し紙幣がフィードローラ ,リバースローラに引っ掛かることなく、再び正常に紙幣を繰り出すことが出来 る。
【0021】 さらに、本考案によれば、金庫を装置にセットすると、金庫内に設けた遮蔽板 が退避ガイド手段にガイドされて各々水平,垂直方向にスライド退避して、繰り 出し手段に対して金庫の開口部をコ字状に開口することができる。
【0022】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例を説明する。 図1は本考案の第1の実施例を示す概略側断面図、図2は同実施例の外観を示 す斜視図、図3〜は同実施例の金庫セットを説明する側面図である。 図において1は装置の筐体、2は該筐体1の正面に設けられた出金口、5は前 記出金口2に開閉可能に設けられたシャッタ、19は筐体1の正面に設けられた カード挿入口、3は筐体1の背面に設けられた後部扉、20は筐体1内に設けら れた支払い機構部、21は同じく筐体1内に設けられたカードリーダプリンタ部 (以下CRP部)である。
【0023】 ここで、支払い機構部20は以下に述べる構成要素を備えている。 すなわち、5は前記出金口2に開閉可能に設けられたシャッタ、22及び23 は出金用の紙幣を収納する金庫で、この金庫には各々遮蔽板42及び43が設け られている。金庫22及び23は支払い機構部20に対して着脱可能で、支払い 機構部20にセットされた状態では、図3のように前記遮蔽板は図示せぬ開放 手段により開状態となり、金庫22(23)の収納紙幣24,25が以下に述べ る紙幣繰り出し部26(27)に当接するように開口部を形成する。そして金庫 22(23)が支払い機構部20より取り外されると、図3のように遮蔽板4 2,43は閉状態となり、金庫内の収納紙幣は外部からは取り出せないようにな る。
【0024】 図1に戻り、28は金庫22及び23を着脱する際のガイド板で、後に説明す るように支点29a,29bを回転中心として回動自在となっている。 26及び27は金庫22及び23に収納された紙幣の繰り出し部であり、紙幣 を繰り出すピックアップローラ、このピックアップローラにより繰り出された紙 幣を後の搬送路に送り出すフィードローラ、及び紙幣が2枚以上繰り出された場 合に、2枚目以降の紙幣を送り戻すリバースローラ等により構成される。
【0025】 30は正常紙幣のみを集積する紙幣集積用のステージで、金庫より繰り出され て顧客に支払われる紙幣の一時貯留部32を成し、又図示しない駆動手段により 実線の位置から一点鎖線の位置まで退避できるようになっている。 33は紙幣を挟持して搬送する搬送ベルト及びローラ等から成る第1の搬送路 で、この第1の搬送路33の始端は前記繰り出し部26と結ばれ、繰り出し部2 7を経由して終端が前記第1のステージ30の一端に延在するように配置されて いる。
【0026】 34は前記繰り出し部26及び27により金庫22,23から繰り出される紙 幣の金種の鑑別,斜行や重送等の以上の有無の検出,及び計数等を行う鑑別部で 、この鑑別部34は前記第1の搬送路33の所定の位置に配置されている。 35は前記一時貯留部31の下部後方に配置されたリジェクト金庫で、このリ ジェクト金庫35は支払い機構部20の側方から取り外すことができるようにな っているが、実際の運用において支払い機構部20からのリジェクト金庫35の 取り外しは、後部扉19を開いて支払い機構部20を筐体15の後方へ引き出し た後に行うものとなっている。
【0027】 36は前記一時貯留部32と鑑別部34との間の第1の搬送路33の途中に配 置された紙幣搬送方向切り換え用の回動可能なブレード、37はこのブレード3 6の位置で第1の搬送路33から分岐して前記リジェクト金庫35に至るように 設けらた第2の搬送路である。 38は第3の搬送路で、この第3の搬送路38は、下部搬送ベルト39と上部 搬送ベルト40とで構成されており、ここで下部搬送ベルト39は一時貯留部3 2の直下においてその一端が前記シャッタ5の近傍に位置しかつ他端がリジェク ト金庫35上に位置するように配置され、また上部搬送ベルト40はシャッタ5 側の一端を支点として回動できるようになっていて、下部搬送ベルト39との間 に紙幣を挟持して前後双方に搬送できるようになっている。
【0028】 図4は本実施例における金庫22及び23の支払い機構部20への着脱の構造 と動作を示す側面図、図5は本実施例における金庫22及び23の支払い機構部 20への着脱の構造を示す正面図である。尚、上記金庫22,23の構造及び繰 り出し部26,27の構造はそれぞれ同一である。 金庫22(23)を着脱する際のガイド板28は支点29a,29bを回転中 心として回動自在に構成されており、通常はスプリング41a,41bと図示せ ぬストッパにより水平状態に保たれている。又ガイド板28には金庫22の側面 に固定された金庫着脱時のガイド44a,44bを規制するガイドレール45a ,45bが設けられており金庫の着脱はこれらにガイドされて行われる。金庫2 2(23)の側面には金庫着脱時のガイド44a,44bの他に、ガイドローラ 46a,46bが設けられており、支払い機構部20への着脱の際には支払い機 構部20に固定されたガイドカム47a.47bの溝部48a,48bにこのガ イドローラ46a,46bがガイドされて(図4〜)、金庫22(23)は そのガイド板28と共に上下運動するようになっている。
【0029】 図6は図4で示した本実施例の金庫セット動作による作用を示す側面図であり 、金庫22(23)は図4で示した如くガイド板28と共に上下動し、繰り出し 部26(27)のフィードローラ,リバースローラに接触する前に、一旦、繰り 出し部26(27)の下に潜り込み、飛び出した紙幣がフィードローラ,リバー スローラに下方より垂直に突き当てられながらセットされる。これにより、繰り 出し部26(27)のフィードローラ,リバースローラ付近まで飛び出している 紙幣をセット時に垂直に押し込まれ、位置が正される。
【0030】 以上により支払い機構部20が構成されている。 一方、CRP部21は以下に述べる構成要素を備えている。 すなわち、50はカード51から顧客を特定する識別情報や口座情報等を読み 取ったり、あるいは所定の情報を書き込んだりするためのカードR/W,52は 連続した未印字のレシート用紙と取引記録保存用のジャーナル用紙とより成る伝 票、53はこの伝票52に印字を行う印字ヘッドとその駆動系等から成るレシー ト印字機、54は印字後のジャーナル用紙を巻き取るジャーナル巻き取り部であ る。
【0031】 尚、図示していないが筐体1の正面には顧客に暗証番号や支払い要求金額等の 入力操作を行わせるための複数のキーから成る入力操作部、顧客の入力操作の誘 導表示や情報表示等を行う表示部等が設けられており、また筐体1内には前記表 示部の表示に対応する音声を出力する音声発生機等が設けられている。 次に、上述した構成について説明する。
【0032】 まず、係員が支払い機構部20より取り外された金庫22及び23に、ここで は22を千券金庫、23を万券金庫として、各々千円券及び万円券を装填する。 そして、各々の金庫をそれぞれのセット位置のガイド板28に沿って支払い機構 部20に固定されたガイドカム47a,47bの溝部にガイドされ、図4に示す ようにガイド板28と共に上下動しながらセットされ、収納紙幣は繰り出し部2 6,27に当接する。
【0033】 次に、以上により紙幣の支払い取り引きが可能となった紙幣自動支払い装置に 対して、まず、顧客がカード挿入口19からカード51を挿入して、図示しない 操作部のキーお押下することにより、暗証番号や支払い要求金額等の情報を入力 すると、金庫22及び23から各々繰り出し部26,27により紙幣が一枚ずつ 分離されて順に繰り出され、繰り出された紙幣は第1の搬送路33により鑑別部 34に搬送され、この鑑別部34で金種の鑑別及び重送や斜行等の有無の検出が 行われる。
【0034】 その結果、金種に間違いがなくかつ異常が検出されなかった正常な紙幣は計数 が行われた後、更に第1の搬送路33によりその終端まで搬送されて該終端から 一時貯留部32のステージ30上に送り込まれて集積される。このとき第3の搬 送路38の上部搬送ベルト40は予め上方に回動し下部搬送ベルト39に対して 開いている。
【0035】 一方、前記鑑別部34で金種鑑別不能とされた紙幣や異金種と鑑別された紙幣 及び計数不能や重送や斜行等の異常が検出された場合、これらの異常紙幣はその 後第1の搬送路33により一時貯留部32に向かって搬送されていく途中で、ブ レード36により第2の搬送路37に送り込まれ、この第2の搬送路37により リジェクト金庫35内に落とされて収納される。
【0036】 このようにして、正常な紙幣のみが一時貯留部32のステージ30上に集積さ れ、一時貯留される。 ここで、第2の搬送路38の上部搬送ベルト40は下方に回動して閉じ、下部 搬送ベルト39に当接するが、これと同時に前記のステージ30がAの位置から Bの位置に下がって退避し、この一連の動作によりステージ30上の紙幣が下部 搬送ベルト39と上部搬送ベルト39,40により紙幣が出金口2まで搬送され ると図示しない手段によりシャッタ5が開き、出金口2から顧客に紙幣が支払わ れる。
【0037】 また、シャッタ5が開いても顧客による紙幣の取り出しが行われなかった場合 、つまり顧客が紙幣を取り忘れた場合は、一定時間経過後第3の搬送路38の両 搬送ベルト39,40により紙幣が前記と逆の方向に搬送され、その他端からリ ジェクト金庫35内に落とされて収納されると共にシャッタ5が閉じる。 以上により顧客による支払い取り引きが進んだ後、金庫内の収納紙幣がまだ残 ったまま金庫が装置より引き出されて次に再び金庫を装置にセットする時、従来 例図12に示す金庫内に飛び出した紙幣があっても、本実施例においては、金庫 を装置にセットすると、金庫は飛び出し紙幣がフィードローラ,リバースローラ に引っ掛かる直前に下側に沈み込み(図6〜)、そこを通り過ぎた後、再び 水平状態に戻る(図5)ので、繰り出し部26(27)のフィードローラ,リ バースローラに接触する前に、一旦、繰り出し部26(27)の下に潜り込み、 飛び出した紙幣がフィードローラ,リバースローラに下方より垂直に突き当てら れながらセットされる。これにより、繰り出し部26(27)のフィードローラ ,リバースローラ付近まで飛び出している紙幣をセット時に垂直に押し込まれ、 位置が正され、飛び出し紙幣がフィードローラ,リバースローラに引っ掛かるこ となく、再び正常に紙幣を繰り出すことが出来る。
【0038】 次に、金庫の遮蔽板の開閉構造の一例を示す。 図7,図8,図9〜は本考案の第2の実施例を示す側面図であり、図7は 金庫単体を示し、図8は該金庫を装置のにセットした状態を示し、図9〜は 装置側の構造とセット動作を示す。図10は同実施例の構造を示す正面図である 。
【0039】 なお、以下に説明する以外の装置側の構成は図1で示す第1の実施例と同一で あるので、説明を省略し符号もそのまま用いて説明をする。 図において、73は金庫22(23)の外観をなす収納ケースである。この収 納ケース73は紙幣17(18)を中間板74上に集積状態に収納するものであ る。
【0040】 収納ケース73には集積状態で収納した紙幣17(18)を紙幣押さえ75へ 向けて押圧する可動挟持板76が設けられている。この可動挟持板76は収納ケ ース73の前後方向に移動自在に支持されるとともに、中間板74の下方に設け られた引っ張りバネ77によって前方へ付勢されており、引っ張りバネ77の一 端部が中間板74の一部に固定され、もう一端部は可動挟持板76の一部につな がれている。収納ケース73は紙幣17(18)の充填のために開閉させられる 充填用扉78と支払い機構部20に装着されたときに水平方向ににスライド移動 して開口する遮蔽板79と垂直方向にスライドして開口する遮蔽板80を有して いる。
【0041】 遮蔽板79,80は、支払い機構部20へ装着時は、図8に示す如く、遮蔽板 79,80に各々設けられたガイドローラ81a,81b,82a,82bが溝 86,87に沿って各々水平,垂直側方へ退避して金庫22(23)に紙幣繰り 出し口を開放状態にし、これにより繰り出し装置26(27)のピックアップロ ーラが金庫22(23)の紙幣繰り出し口に潜り込んで繰り出しが可能になる。
【0042】 図9及び図10において、83a,83bは装置側のガイド板28に一体形成 したガイドカムであり、該ガイドカム83a,83bは、図9に示す如く、ガイ ドローラ81a,81bをガイドするカム面85a,85bと、ガイドローラ8 2a,82bをガイドするカム面84a,84bを有する。 91,92は遮蔽板86,87を各々前方,上方に付勢する引っ張りバネであ る。
【0043】 図10において、89a,89bは収納ケース73に設けたガイドブロック、 90a,90bは装置側のガイド板28に設けたガイドレールである。 以下に、上記構成の本実施例の作用を図9を用いて説明する。 まず、紙幣17(18)を充填した金庫22(23)を支払い機構部20内の ガイド板28に装着する。ここで、収納ケース73に設けられているガイドブロ ック89a,89bをガイド板28のガイドレース90a,90bに嵌合しなが ら金庫22(23)を一定位置まで挿入すると、金庫22(23)は図示せぬロ ック手段によりガイド板28の所定位置に固定される。この時、図9に示す如 く、図示せぬ遮蔽板ロック機構の解除により、ガイド板28に設けられたガイド カム83a,83bのカム面85a,85bにガイドローラ81a,81bが突 き当たり、またとカム面84a,84bにガイドローラ82a,82bがガイド され、遮蔽板86,87が退避しはじめ、さらに金庫22(23)を挿入すると 、図9に示す如く、遮蔽板86,87が退避し紙幣繰り出し口がコ字状に開放 状態となり繰り出し装置26(27)のピックアップローラが金庫22(23) の紙幣繰り出し口に潜り込んで繰り出しが可能になる。
【0044】 また、紙幣17(18)を装填するため、支払い機構部20より金庫22(2 3)を引き出すと、遮蔽板86,87は引っ張りバネ91,92により各々前方 ,上方に付勢されているので、遮蔽板86,87は前方,上方にスライドし、金 庫22(23)の紙幣繰り出し口は閉口し図示せぬ遮蔽板ロック機構により遮蔽 板86,87はロックされ、図示せぬ装填用扉ロック機構を解除し、装填用扉ロ ック機構を解除し、装填用扉78を開けて紙幣17(18)を装填する。
【0045】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、顧客に対して紙幣を支払うための出 金口と、出金用の紙幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し水平方向に着脱 自在な金庫と、フィードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫から紙幣を 一枚ずつ分離して繰り出すように配置固設された繰り出し手段と、前記金庫の内 部にあって、金庫を装置にセットした時には前記繰り出し手段に対して収納紙幣 が当接するように開口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの開口部 を遮蔽するように設けられた遮蔽板と、前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板 を開閉する開閉手段と、前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき 紙幣を一時的に集積貯留する一時貯留部と、該一時貯留部と前記繰り出し手段と の間で紙幣を搬送する搬送路と、支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収 納するためのリジェクト金庫と、前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金 種の鑑別や異常の有無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために前記搬送路の途 中に配置された鑑別部とを有する支払い機構部を備えた紙幣自動支払い装置にお いて、前記金庫を装置に挿入し、紙幣を前記繰り出し手段に当接させる際、金庫 を上下運動させる上下動手段と、該上下動手段による金庫の上下動を、前記繰り 出し手段のフィードローラ及びリバースローラに接触する前に、一旦、繰り出し 手段の下に潜り込み、その後セット位置に上昇するようにガイドする上下動ガイ ド手段を設けたので、繰り出し部のフィードローラ,リバースローラ付近まで飛 び出している紙幣をセット時に押し込んで、位置を正すことができる。
【0046】 これにより、金庫の扉を開かずとも、繰り出し部に対向する付近の紙幣の収納 状況を良好に保持することが可能となり、繰り出し部における紙幣の引っ掛かり を防止し、装置の作動信頼性を向上させるという効果がある。 また、本考案によれば、顧客に対して紙幣を支払うための出金口と、出金用の 紙幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し水平方向に着脱自在な金庫と、フ ィードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫から紙幣を一枚ずつ分離して 繰り出すように配置固設された繰り出し手段と、前記金庫の内部にあって、金庫 を装置にセットした時には前記繰り出し手段に対して収納紙幣が当接するように 開口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの開口部を遮蔽するように 設けられた遮蔽板と、前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板を開閉する開閉手 段と、前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき紙幣を一時的に集 積貯留する一時貯留部と、該一時貯留部と前記繰り出し手段との間で紙幣を搬送 する搬送路と、支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収納するためのリジ ェクト金庫と、前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金種の鑑別や異常の 有無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために前記搬送路の途中に配置された鑑 別部とを有する支払い機構部と、前記金庫を装置に挿入し、紙幣を前記繰り出し 手段に当接させる際、金庫を上下運動させる上下動手段と、該上下動手段による 金庫の上下動を、前記繰り出し手段のフィードローラ及びリバースローラに接触 する前に、一旦、繰り出し手段の下に潜り込み、その後セット位置に上昇するよ うにガイドするガイド手段を設けたことを特徴とする紙幣自動支払い装置におい て、前記金庫内に各々水平,垂直方向にスライド退避する遮蔽板を設け、装置側 に金庫挿入に連動して該遮蔽板がスライド退避するようにガイドする退避ガイド 手段を設けたので、装置セットに連動して遮蔽板が水平,垂直にスライド移動し て紙幣繰り出し口をコ字状に開口することができる。
【0047】 これにより、外側へ回動することなく紙幣繰り出し口をコ字状に開口すること が可能となり、セット時の遮蔽板退避のスペースを除去し、装置の小型化を実現 するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す概略側断面図であ
る。
【図2】本考案の第1の実施例の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案の第1の実施例の金庫セットを説明する
側面図である。
【図4】本考案の第1の実施例おける金庫の支払い機構
部への着脱の構造と動作を示す側面図である。
【図5】本考案の第1の実施例おける金庫の支払い機構
部への着脱の構造を示す正面図である。
【図6】図4で示した本考案の第1の実施例の金庫セッ
ト動作による作用を示す側面図である。
【図7】本考案の第2の実施例の金庫単体を示す側面図
である。
【図8】本考案の第2の実施例の金庫を装置のにセット
した状態を示す側面図である。
【図9】本考案の第2の実施例の装置側の構造とセット
動作を示す側面図である。
【図10】本考案の第2の実施例の構造を示す正面図で
ある。
【図11】従来例を示す概略側断面図である。
【図12】従来例の第1の問題点を示す側面図である。
【図13】従来例の第2の問題点を示す側面図である。
【符号の説明】
22,23 金庫 26,27 繰り出し部 28 ガイド板 41a,41b スプリング 42,43 遮蔽板 47a.47b ガイドカム 79,80 遮蔽板 83a,83b ガイドカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 清高 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)考案者 宮家 勲 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客に対して紙幣を支払うための出金口
    と、 出金用の紙幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し
    水平方向に着脱自在な金庫と、 フィードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫か
    ら紙幣を一枚ずつ分離して繰り出すように配置固設され
    た繰り出し手段と、 前記金庫の内部にあって、金庫を装置にセットした時に
    は前記繰り出し手段に対して収納紙幣が当接するように
    開口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの
    開口部を遮蔽するように設けられた遮蔽板と、 前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板を開閉する開閉
    手段と、 前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき
    紙幣を一時的に集積貯留する一時貯留部と、 該一時貯留部と前記繰り出し手段との間で紙幣を搬送す
    る搬送路と、 支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収納するた
    めのリジェクト金庫と、 前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金種の鑑別
    や異常の有無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために
    前記搬送路の途中に配置された鑑別部とを有する支払い
    機構部を備えた紙幣自動支払い装置において、 前記金庫を装置に挿入し、紙幣を前記繰り出し手段に当
    接させる際、金庫を上下運動させる上下動手段と、 該上下動手段による金庫の上下動を、前記繰り出し手段
    のフィードローラ及びリバースローラに接触する前に、
    一旦、繰り出し手段の下に潜り込み、その後セット位置
    に上昇するようにガイドする上下動ガイド手段を設けた
    ことを特徴とする紙幣自動支払い装置。
  2. 【請求項2】 上下動手段として、金庫の装置への挿入
    をガイドしかつ装置内で金庫を支持するガイド板を用
    い、該ガイド板に金庫を挿入することにより金庫と前記
    ガイド板を共に上下運動させることを特徴とする請求項
    1項記載の紙幣自動支払い装置。
  3. 【請求項3】 ガイド板の上下運動がガイド板に設けら
    れた支点を回転中心とする回転運動であることを特徴と
    する請求項2項記載の紙幣自動支払い装置。
  4. 【請求項4】 前記上下動ガイド手段として、カセット
    側と本体側で係合部を持たせたことを特徴とする請求項
    1項及び2項記載の紙幣自動支払い装置。
  5. 【請求項5】 顧客に対して紙幣を支払うための出金口
    と、 出金用の紙幣を水平方向に重ねて収納し装置本体に対し
    水平方向に着脱自在な金庫と、 フィードローラ,リバースローラ等を有し、前記金庫か
    ら紙幣を一枚ずつ分離して繰り出すように配置固設され
    た繰り出し手段と、 前記金庫の内部にあって、金庫を装置にセットした時に
    は前記繰り出し手段に対して収納紙幣が当接するように
    開口部を形成し、金庫を装置から取り出した時にはこの
    開口部を遮蔽するように設けられた遮蔽板と、 前記金庫の装置への着脱に際し該遮蔽板を開閉する開閉
    手段と、 前記繰り出し手段により繰り出された支払いに供すべき
    紙幣を一時的に集積貯留する一時貯留部と、 該一時貯留部と前記繰り出し手段との間で紙幣を搬送す
    る搬送路と、 支払いに供さない異常が検出された紙幣等を収納するた
    めのリジェクト金庫と、 前記繰り出し手段により繰り出された紙幣の金種の鑑別
    や異常の有無の検出及び正常紙幣の計数等を行うために
    前記搬送路の途中に配置された鑑別部とを有する支払い
    機構部と、 前記金庫を装置に挿入し、紙幣を前記繰り出し手段に当
    接させる際、金庫を上下運動させる上下動手段と、 該上下動手段による金庫の上下動を、前記繰り出し手段
    のフィードローラ及びリバースローラに接触する前に、
    一旦、繰り出し手段の下に潜り込み、その後セット位置
    に上昇するようにガイドするガイド手段を設けたことを
    特徴とする紙幣自動支払い装置において、 前記金庫内に各々水平,垂直方向にスライド退避する遮
    蔽板を設け、 装置側に金庫挿入に連動して該遮蔽板がスライド退避す
    るようにガイドする退避ガイド手段を設けたことを特徴
    とする紙幣自動支払い装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004038493A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Birukon Kk 紙幣払出機
WO2017104003A1 (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 沖電気工業株式会社 媒体収納装置及び媒体処理装置

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JP2004038493A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Birukon Kk 紙幣払出機
WO2017104003A1 (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 沖電気工業株式会社 媒体収納装置及び媒体処理装置

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