JPH0630821B2 - スタツド溶接機の共同利用装置 - Google Patents

スタツド溶接機の共同利用装置

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JPH0630821B2
JPH0630821B2 JP59247410A JP24741084A JPH0630821B2 JP H0630821 B2 JPH0630821 B2 JP H0630821B2 JP 59247410 A JP59247410 A JP 59247410A JP 24741084 A JP24741084 A JP 24741084A JP H0630821 B2 JPH0630821 B2 JP H0630821B2
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JP
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stud
welding
guns
gun
welding machine
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JP59247410A
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万人 寛司
敏夫 今川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1台のスタッド溶接機により複数台のスタッド
ガンを使用可能するスタッド溶接機の共同利用装置に関
する。
〔従来の技術〕
近年、造船分野においては、溶接作業の能率向上をはか
るためにアーク溶接機にかわってスタッド溶接機の採用
が急増している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに上記従来のスタッド溶接機は、1台の溶接機に
対し1台のスタッドガンしか使用できないものとなって
いる。そのため、造船工事のように溶接箇所が広範囲に
わたる場合には、各溶接箇所にそれぞれスタッド溶接機
が設けられるように多数のスタッド溶接機を船上に積込
むと共に、スタッド溶接機とスタッドガンとを結ぶケー
ブルを長くし、溶接箇所移動のたびにスタッドガンある
いはスタッド溶接機を移動させるものとなっていた。つ
まり、溶接作業時間の多くを作業場所の移動と準備に費
やしており、1日の稼働率は3%以下(1回のアーク時
間は約1秒)と非常に低いものであった。したがって作
業能率が著しく悪いという問題があった。また、スタッ
ド溶接機は稼働率が著しく上昇して許容値を越えると破
損するおそれがあった。
そこで本発明は、1台のスタッド溶接機により複数台の
スタッドガンを使用することによってスタッド溶接機の
台数削減を図るとともに、スタッド溶接機を保護しつつ
スタッド溶接機の稼働率上昇を達成でき、溶接作業の能
率を著しく高め得るスタッド溶接機の共同利用装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために次の
ような手段を講じたことを特徴としている。すなわち、
複数台のスタッドガンのうちスタッド溶接開始指令が出
力された一台のみをスタッド溶接可能な状態とし他のス
タッドガンはスタッド溶接不可能な状態にした後、スタ
ッド溶接可能となったスタッドガンにスタッド溶接機か
ら溶接電圧を供給する。そして溶接電流が供給されたス
タッドガンのスタッド溶接終了時点で前記復数台のスタ
ッドガン全てを所定時間だけスタッド溶接不可能な状態
にし、所定時間経過後にスタッド溶接可能な状態に復帰
させるようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、1台のスタッド溶
接機により複数台のスタッドガンを使用できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例として、1台のスタッド溶接
機1により3台のスタッドガン2a.2b.2cを使用
する場合の構成を示す系統図である。第1図において1
0は共同利用装置本体である。11はシーケンサであ
り、次のような制御を行なう。すなわち、スタッド溶接
可能な状態になっている第1〜第3のスタッドガン2a
〜2cのうちいずれか1台から溶接開始指令が出力され
た場合には、この指令を出力したスタッドガン以外のス
タッドガンに対しスタッドガン溶接不可指令を出力する
と同時に、前記溶接開始指令を出力したスタッドガンに
溶接電圧が供給されるようにサイリスタ12a,12
b,12cを制御する。次いで、スタッド溶接機1に電
圧供給指令を出力し、前記溶接開始指令を出力したスタ
ッドガンに溶接電圧を供給させる。そして、前記溶接開
始指令を出力したスタッドガンのスタッド溶接終了時点
で、前記第1〜第3のスタッドガン2a〜2cを使用率
切換スイッチ13にて設定された時間(2秒または5秒
または10秒)だけスタッド溶接不可能な状態にし、設
定時間経過後には上記第1〜第3のスタッドガン2a〜
2cをスタッド溶接可能な状態に復帰させるものとなっ
ている。
図中14a,14b,14cおよび14dはメインケー
ブルホルダーである。上記メインケーブルホルダー14
a〜14cには、メンイケーブル15a〜15cの一端
が接続され、このメインケーブル15a〜15cの他端
はそれぞれ前記第1〜第3のスタッドガン2a〜2cに
接続されている。一方、メインケーブルホルダー14d
にはメインケーブル15dの一端が接続されており、上
記メインケーブル15dの他端は前記スタッド溶接機1
の電圧端子S1に接続されている。かくして上記スタッ
ド溶接機1からの溶接電圧は、メインケーブル15d,
メインケーブルホルダー14dを介して共同利用装置1
内に送られ、この共同利用装置1内を通り、メインケー
ブルホルダー14a〜14c,メインケーブル15a〜
15cを介してスタッドガン2a〜2cに供給されるも
のとなっている。図中16a,16b,16cおよび1
6dは制御用ケーブルホルダーである。上記制御用ケー
ブルホルダー16a〜16cには制御用ケーブル17a
〜17cの一端が接続され、この制御用ケーブル17a
〜17cの他端はそれぞれ前記第1〜第3のスタッドガ
ン2a〜2cに接続されている。一方、制御用ケーブル
ホルダー16dには制御用ケーブル17dの 一端が接続されており、上記制御用ケーブル17dの他
端は前記スタッド溶接機1の制御端子S2に接続されて
いる。かくして、制御用ケーブルホルダー16a〜16
cと制御用ケーブル17a〜17cとを介してシーケン
サ11と各スタッドガン2a〜2cとの各種制御信号の
送受信が行なわれ、制御用ケーブルホルダー16dと制
御用ケーブル17dとを介してシーケンサ11とスタッ
ド溶接機1との各種制御信号の送受信が行なわれるもの
となっている。
第2図は前記スタッドガン2a〜2cの内部構成を示す
図である。第2図において21は押しボタン構造となっ
ている溶接開始用スイッチであり、このスイッチ21を
ON動作させることにより溶接開始指令が出力されるも
のとなっている。22はスタッド引上げソレノイドであ
り、前記スタッド溶接機1からシーケンサ11を介して
スタッド引上げ指令が与えられたとき動作するものとな
っている。
次に本実施例の作用を、第1のスタッドガン2aにより
溶接を行なう場合について説明する。溶接作業者が第1
のスタッドガン2aの溶接開始用スイッチ21をON動
作させる。そうすると、溶接開始指令信号が制御用ケー
ブル17a,制御用ケーブルホルダー16aを介してシ
ーケンサ11に送信される。上記シーケンス11は前記
溶接開始指令信号を受信することにより、第2,第3の
スタッドガン2b.2cにスタッド溶接不可指令信号を
出力すると同時にサイリスタ12aを点弧させる。上記
溶接不可指令信号は制御用ケーブルホルダー16b,1
6cおよび制御用ケーブル17b,17cを介して第
2,第3のスタッドガン2b,2cに送信される。そう
すると、上記第2,第3のスタッドガン2b,2cは溶
接不可能な状態となり、たとえば溶接開始用スイッチ2
1をONさせても動作しない。次いで、上記シーケンサ
11はスタッド溶接機1に電圧供給指令信号を出力す
る。この電圧供給指令信号は制御用ケーブルホルダー1
6dおよび制御用ケーブル17dを介してスタッド溶接
機1の制御端子S2に送信される。そうすると、上記ス
タッド溶接機1には電圧端子S1から溶接電圧を出力す
ると同時に、スタッド引上げ指令信号を制御端子S2か
ら出力する。上記溶接電圧はメインケーブル15d,メ
インケーブルホルダー14d,サイリスタ12a,メイ
ンケーブルホルダー14a,メインケーブル15aを介
して第1のスタッドガン2aに供給され、スタッド引上
げ指令信号は制御用ケーブル17d,制御用ケーブルホ
ルダー16d,シーケンサ11,制御用ケーブルホルダ
ー16a,制御用ケーブル17aを介して上記第1のス
タッドガン2aに送信される。かくして、上記第1のス
タッドガン2aにおいてスタッド引上げソレノイド22
が動作し、スタッド溶接が行なわれる。このときスタッ
ド溶接1回の稼働時間は0.1秒〜1.0秒である。
上記スタッド溶接が終了すると、スタッド溶接機1の破
損を防止するため予め使用率切換スイッチ13にて設定
された時間(たとえば10秒間)だけ全てのスタッドガ
ン2a〜2cの使用を不可としてスタッド溶接機1の許
容稼働率を調整する。そして上記設定時間が経過した
後、全てのスタッドガン2a〜2cはスタッド溶接可能
な状態に復帰する。
このように各スタッドガン2a〜2cがスタッド溶接可
能である状態のとき、作業者により各スタッドガン2a
〜2cの溶接開始用スイッチ21がON動作された順に
スタッドガンが選択され、スタッド溶接が行なわれる。
なお、1台のスタッドガンの稼働時間は前述したように
0.1〜1.0秒であり、全スタッドガン2a〜2cが
スタッド溶接不可能となるインターバル時間は最大でも
10秒であるので、待ち時間が気になるということはな
い。
かくして本実施例によれば、1台のスタッド溶接機1で
3台のスタッドガン2a〜2cの使用が可能となる。し
たがって、スタツド溶接機1の稼働率が上昇し、しか
も、1回のスタッド溶接を終了する毎に全てのスタッド
ガンを所定時間だけスタッド溶接不可能な状態にしてス
タッド溶接機1の許容稼働率を調整しているので、スタ
ッド溶接機1の稼働率が著しく上昇して破損するような
事態を招くことはない。また広範囲にわたるスタッド溶
接を行なう場合でも、従来のように多数のスタッド溶接
機1を必要とせず、スタッド溶接機1の数を削減できる
上、スタッド溶接機1とスタッドガン2a〜2cとを結
ぶケーブルの長さも短くすることができる。
なお本発明は前記一実施例に限定されるものではない。
たとえば前記実施例では3台のスタッドガン2a〜2c
を共同利用する場合について示したが、2台もしくは4
台以上でもよい。このほか本発明の要旨を越えない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、複数台のスタッド
ガンのうちスタッド溶接開始指令が出力された一台のみ
をスタッド溶接可能な状態とし他のスタッドガンをスタ
ッド溶接可能な状態にした後、スタッド溶接可能となっ
たスタッドガンにスタッド溶接機から、溶接電圧を供給
し、溶接電流が供給されたスタッドガンのスタッド溶接
終了時点で前記復数台のスタッドガン全てを所定時間だ
けスタッド溶接不可能な状態にし、所定時間経過後にス
タッド溶接可能な状態に復帰させるようにしたので、1
台のスタッド溶接機により複数台のスタッドガンを使用
することによってスタッド溶接機の台数削減を図るとと
もに、スタッド溶接機を保護しつつスタッド溶接機の稼
働率上昇を達成でき、溶接作業の能率を著しく高め得る
スタッド溶接機の共同利用装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す系統図であり、
第2図は同実施例におけるスタッドガンの構成を示す図
である。 1……スタッド溶接機、2a〜2c……スタッドガン、
10……共同利用装置本体、11……シーケンサ、12
a〜12c……サイリスタ、13……使用率切換スイッ
チ、14a〜14d……メインケーブルホルダー、15
a〜15d……メインケーブル、16a〜16d……制
御用ケーブルホルダー、17a〜17d……制御用ケー
ブル、21……溶接開始用スイッチ、22……スタッド
引上げソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台のスタッド溶接機により複数台のスタ
    ッドガンを使用可能とするスタッド溶接機の共同利用装
    置において、前記複数台のスタッドガンのうちスタッド
    溶接開始指令が出力された一台のみをスタッド溶接可能
    な状態とし他のスタッドガンはスタッド溶接不可能な状
    態にするスタッドガン選択手段と、このスタッドガン選
    択手段によりスタッド溶接可能となったスタッドガンに
    前記スタッド溶接機から溶接電圧を供給する溶接電圧供
    給手段と、この溶接電圧供給手段により溶接電流が供給
    されたスタッドガンのスタッド溶接終了時点で前記複数
    台のスタッドガン全てを所定時間だけスタッド溶接不可
    能な状態にする手段と、この手段により溶接不可能とな
    った前記複数台のスタッドガン全てを所定時間経過後に
    スタッド溶接可能な状態に復帰させる復帰手段とを具備
    したことを特徴とするスタッド溶接機の共同利用装置。
JP59247410A 1984-11-22 1984-11-22 スタツド溶接機の共同利用装置 Expired - Lifetime JPH0630821B2 (ja)

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