JPH063081Y2 - ドアノブ用補助具 - Google Patents

ドアノブ用補助具

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JPH063081Y2
JPH063081Y2 JP7588689U JP7588689U JPH063081Y2 JP H063081 Y2 JPH063081 Y2 JP H063081Y2 JP 7588689 U JP7588689 U JP 7588689U JP 7588689 U JP7588689 U JP 7588689U JP H063081 Y2 JPH063081 Y2 JP H063081Y2
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JP
Japan
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handle
knob
viscoelastic
cylindrical portion
shaped packing
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JP7588689U
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JPH0315958U (ja
Inventor
光男 青木
Original Assignee
駿河工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、指一本でドアの開閉を行うようにしたドアノ
ブ用補助具に関するものである。
【従来の技術】 ドアは普通ノブを把持して回動することで開閉するが、
その回動操作の煩わしさをなくすため、ノブにドアノブ
用補助具を取り付けて、そのドアノブ用補助具の取手を
指で押し下げることで上記回動操作の代りをさせるもの
が従来公知である。 その1例を第6図に示して簡単に説明すると、環状ゴム
パッキン10をノブAの形状に応じて、即ちノブの根元の
方が細いタイプならばノブA外周面の根元側に、中央が
太くなっているタイプならば中央付近に、ノブの先端の
方が細いタイプならば先端側に嵌めてから、その環状ゴ
ムパッキン10の外側を取手12を有する保持部材11の締付
バンド部13で囲み、その締付バンド部13の開口端部を止
ネジ14で緊締することによってノブAと環状ゴムパッキ
ン10と保持部材11との三者を一体化させている。
【考案が解決しようとする課題】 上記した従来例において、締付バンド部で作る直径は一
定であって調整が利かないため、ノブに嵌めた環状ゴム
パッキンの径と保持部材の締付バンド部締付面の径とが
近似していないと十分な圧着が得られず、取手を指で押
し下げたとき空回りして使用不可となる。従って数種類
のサイズの違うドアノブ用補助具を用意しなければなら
なくって繁雑になったし、この場合でも選択を誤りサイ
ズが合わないとやはり使えないことになった。またネジ
回しを使って締付バンド部の下側の止ネジを締める作業
は仲々面倒で取付け簡単とはいえなかった。 本考案は、叙上のような実情に鑑み、ドアノブ用補助具
の取手を指で押し下げるという点では従来品と同様であ
るが、真にワンタッチで取り付けられ、しかも可及的広
範囲のサイズに対応することができるドアノブ用補助具
を提供することをその目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案にあっては、外側円
筒部と内側円筒部とが湾曲部で連結された粘弾性U形パ
ッキンと、硬質プラスチックでキャップ部と取手部とが
一体成形されたハンドルとから成り、上記粘弾性U形パ
ッキンの外側円筒部内周面は上記ハンドルのキャップ部
下端に形成した短円筒部に嵌着し、この取付状態で、粘
弾性U形パッキンの内側円筒部と湾曲部はキャップ部内
周面と充分な間隔をもって対向させてなるものである。
【作用】
ドアのノブに対する取り付けは、粘弾性U形パッキンの
湾曲部側からノブを内側円筒部内に差し込むだけで簡単
に取り付かる。このときハンドル取手部の向きを横方向
にしておき、その取手部を指で押し下げる操作でドアを
開くための回動閉操作の代りをさせる。 ドアのノブ周面に密着する粘弾性U形パッキンの内側円
筒部はノブ形状に適合する自由な変形と同時に確実に圧
着固定する緊締力を奏し、その粘弾性の故に摩擦抵抗が
高く、ノブとはスリップしずらくなっているので、ハン
ドルの取手部を指で押し下げると確実にノブは回動する
ことになる。
【実施例】
第1図に本考案の第1実施例を示す。同図において、1
は外側円筒部1aと内側円筒部1bとが湾曲部1cで連
結された粘弾性U形パッキンである。粘弾性を呈する材
質としては軟質プラスチックやゴム等といったものがあ
る。2は硬質プラスチックでキャップ部2aと取手部2
bとが一体成形されたハンドルである。粘弾性U形パッ
キン1をハンドル2に取り付けるためにハンドル2のキ
ャップ部2a下端に短円筒部2cが形成されていて、粘
弾性U形パッキン1の外側円筒部1a内周面を上記した
ハンドル2のキャップ部2a下端の短円筒部2cに嵌着
させる。この取付状態で、粘弾性U形パッキン1の内側
円筒部1bおよび湾曲部1cはキャップ部2a内周面と
充分な間隔Lをもって対向していること、図に示すとお
りである。取り付けはドアのノブに対して粘弾性U形パ
ッキン1の湾曲部1c側からノブを内側円筒部1b内に
差し込む。このとき内側円筒部1bは上記のように充分
変形可能な余裕を持っているから、ノブの形状や大きさ
に違いがあっても容易に追随することになる。 上記短円筒部2cにおける粘弾性U形パッキン1とハン
ドル2との嵌着は、それだけでもよいが要すれば接着剤
によって接着してもよい。この場合、短円筒部2cに塗
布した接着剤が粘弾性U形パッキン1を嵌めるときにし
ごかれてはみださないように工夫するとよい。第2図は
第1図のドアノブ用補助具の粘弾性U形パッキン1を取
り外し、ハンドル2を下側から見た平面図であるが、こ
の例では短円筒部2c外周面に多数の縦溝3を穿設して
いる。接着剤はこの多数の縦溝3内に塗着して、上記粘
弾性U形パッキン1嵌着時における接着剤のしごきによ
るはみだしを生じなくしている。 第3図の粘弾性U形パッキン1には内側円筒部1bの外
周面から湾曲部1cの外周面にかけて4本のリブ4を形
成している。特に肉薄の粘弾性U形パッキン1でリブ4
がないと、このドアノブ用補助具をノブから外すため手
前に引っ張るとき、内側円筒部1bが捲れるが、リブ4
を設けることで上記した捲れは防げることになる。 鍵穴やロックボタンを有しないノブのときには、ハンド
ル2のキャップ部2a頭部に開口を形成するまでもない
が、ノブに鍵穴やロックボタンがあるときには、第1図
のように、開口5を形成していると鍵穴やロックボタン
が利用できて便利である。この開口5には、第3図に示
すように、着脱自在な盲蓋6を嵌めるようにしてもよい
し、第4図に示すように、開閉自在な蓋7を取り付ける
ようにしてもよい。 本考案のドアノブ用補助具を種々のタイプのノブに装着
した例として、第5図A、B、Cにはノブの根元の方が
細いタイプ、中央が太くなっているタイプ、ノブの先端
の方が細いタイプを、また第5図Dには第5図Bと同タ
イプであるがサイズが大きいノブに装着した状態をそれ
ぞれ示した。取手部2bは真横に向いているので図示さ
れていない。いずれの場合もノブに粘弾性U形パッキン
1の内側円筒部1bを差し込むと、ノブの形状に応じ変
形して圧着し、強い固定力で取り付くことになる。使用
法は指で横方向に突出する取手部2bを押し下げること
で回動閉操作の代りを行なわせること既述したとおりで
ある。
【考案の効果】
本考案の構成によれば、ハンドルの取手部を指で押し下
げればドアを開くための回動閉操作が得られ、指一本で
思いのままにできることはいうまでもないが、取り付け
は粘弾性U形パッキンをドアのノブに押し込みさえすれ
ばよいので至極簡単であり誰でもが直ぐできる。しかも
粘弾性U形パッキンは、取付状態において、粘弾性U形
パッキンの内側円筒部と湾曲部はキャップ部内周面と充
分な間隔をもって対向しているから、そのドアのノブ形
状に適合する変形が可能であり、また粘弾性の故に確実
に圧着固定する。つまり特別な調整は全くいらず即刻使
用でき、また強固な結合関係が得られる適合の範囲を広
範囲に亘るようにする点で、本考案はドアノブ用補助具
として甚だ優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるドアノブ用補助具の第1実施例の
断面図、第2図はハンドルを下方から見た平面図、第3
図は他の実施例の断面図、第4図はハンドルのキャップ
部頭部に形成した開口に開閉自在な蓋を取り付けた状態
を示す斜視図、第5図AからDはその使用状態を示す断
面図、第6図は従来例を示す説明図である。 1…粘弾性U形パッキン、1a…外側円筒部、1b…内側円
筒部、1c…湾曲部、2…ハンドル、2a…キャップ部、2b
…取手部、2c…短円筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側円筒部(1a)と内側円筒部(1b)とが湾曲
    部(1c)で連結された粘弾性U形パッキン(1)と、硬質プ
    ラスチックでキャップ部(2a)と取手部(2b)とが一体成形
    されたハンドル(2)とを有し、上記粘弾性U形パッキン
    (1)の外側円筒部(1a)内周面は上記ハンドル(2)のキャッ
    プ部(2a)下端に形成した短円筒部(2c)に嵌着し、この取
    付状態で、粘弾性U形パッキン(1)の内側円筒部(1b)と
    湾曲部(1c)はキャップ部(2a)内周面と充分な間隔をもっ
    て対向してなるドアノブ用補助具。
JP7588689U 1989-06-28 1989-06-28 ドアノブ用補助具 Expired - Lifetime JPH063081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7588689U JPH063081Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 ドアノブ用補助具

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JP7588689U JPH063081Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 ドアノブ用補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0315958U JPH0315958U (ja) 1991-02-18
JPH063081Y2 true JPH063081Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31616860

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JP7588689U Expired - Lifetime JPH063081Y2 (ja) 1989-06-28 1989-06-28 ドアノブ用補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4624250B2 (ja) * 2004-12-08 2011-02-02 株式会社リヒトラブ ファイル・バインダ
JP4624249B2 (ja) * 2004-12-08 2011-02-02 株式会社リヒトラブ 綴具

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JPH0315958U (ja) 1991-02-18

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