JPH0849Y2 - 鋏のクッションポイント - Google Patents

鋏のクッションポイント

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Publication number
JPH0849Y2
JPH0849Y2 JP5493591U JP5493591U JPH0849Y2 JP H0849 Y2 JPH0849 Y2 JP H0849Y2 JP 5493591 U JP5493591 U JP 5493591U JP 5493591 U JP5493591 U JP 5493591U JP H0849 Y2 JPH0849 Y2 JP H0849Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
hole
cushion point
point
notch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5493591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0595468U (ja
Inventor
邦彦 松崎
Original Assignee
株式会社マテックマツザキ
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Publication date
Application filed by 株式会社マテックマツザキ filed Critical 株式会社マテックマツザキ
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Publication of JPH0595468U publication Critical patent/JPH0595468U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、鋏のクッションポイント
に係るもので、主に理美容用の鋏に用いられる。
【0002】
【従来の技術】一対の鋏体を開閉自在に枢着した鋏にお
いては、その開閉操作時に、各柄の端部に設けた指通し
リングが衝突して衝撃音が発生するのを防止するため、
ゴム、半硬質合成樹脂などからなる帽体状のクッション
ポイントが、いずれか一方の指通しリングに取り付けら
れている。このクッションポイントの取り付け手段とし
ては、従来、クッションポイントの下側に突設した基部
をリングに設けた挿入孔にきつく挿入したもの、リング
にネジ孔を設けて前記基部を挿入し接着剤で接着したも
の、若しくは指通しリングの内側からさらざくり加工
し、クッションポイントを取り付けて接着剤で接着した
ものなどが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の取り付け手段は、いずれも、クッションポイントの基
部の外周面をリングに設けた孔の平滑な又はネジ状の内
壁面に圧着もしくは接着させるものであるから、クッシ
ョンポイントの頭部が他方の指通しリングによって多数
回叩かれると、その衝撃力により前記圧着又は接着状態
に緩みを生じて抜け出ることが多く、長期に使用するこ
とができない難点があった。
【0004】本案は上記の問題点を解決し、反覆して多
数回の衝撃を受けても離脱することがなく、長期使用の
可能な鋏のクッションポイントを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本案は、いず
れか一方の指通しリングにおける他方の指通しリングと
の対向面に隆起部を設け、その先端面から穿設した挿入
孔にクッションポイントの挿入部を挿入し、且つ前記隆
起部の側壁から内部側に切込み又は通孔を設けて前記挿
入部をわずかに切り欠き、この切込み又は通孔から接着
剤を充填させて閉塞固着させるものである。
【0006】
【作用】クッションポイントの挿入部は、挿入孔内にお
いて切込み又は通孔に接する一部が切り欠かれ、この切
り欠かれた部分と前記切込み又は通孔内に接着剤を充填
させて一体に固着させるから、挿入部の前記切り欠き部
分に固着した接着剤により、クッションポイントの離脱
が完全に抑止される。
【0007】
【実施例】図1は、本案のクッションポイントの一実施
例を示している。1は一方の鋏体の柄の端部に設けられ
た指通しリングで、この指通しリングは、図5に示すよ
うに、一対の鋏体2,3を開閉自在に枢着した鋏の柄の
各端部に設けられている。
【0008】前記指通しリング1は、他方の指通しリン
グ4と対向する面の一部が隆起部5に形成されてその先
端面から挿入孔6が設けてあり、クッションポイント7
が取り付けてある。このクッションポイント7は、ゴム
又は半硬質合成樹脂製で、帽頭部7aと下方に突出する
挿入部7bが一体に形成されており、この挿入部7bを
前記挿入孔6にきつく挿入してある。
【0009】本案において注目すべきは、前記隆起部5
の一側から切込み8を入れてクッションポイントの挿入
部7bをわずかに切り欠き、この切込み部分8に接着剤
9を充填して閉塞し且つ固着させることである。前記の
切込み8は図面に示すようなV状であるほか細い幅の帯
状にしてもよいが、これを深く設けると挿入部7bの強
度が損われるほか、外観上も好ましくないので、前記挿
入部7bがわずかに切り欠かれる程度にする。
【0010】また、前記切込み8に代えて、図3、図4
に示すように、隆起部5の側面から任意数の通孔10を
穿って前記挿入部7bをわずかに切り欠き、この通孔1
0に接着剤9を流し込んで充填し固着させてもよい。
【0011】このように、クッションポイント7の挿入
部7bは、挿入孔6内において切込み8又は通孔10に
接する一部が切り欠かれ、この切り欠かれた部分と前記
切込み8又は通孔10内に接着剤9を充填させて一体に
固着させるから、挿入部7bの前記切り欠き部分に固着
した接着剤9により、クッションポイントはその離脱が
完全に抑止される。
【0012】
【考案の効果】上記のごとく、本案によれば、指通しリ
ングに隆起部を設けてその挿入孔にクッションポイント
の挿入部を挿入し、隆起部の側壁から切込み又は通孔を
設けて前記挿入部をわずかに切り欠き、この切り欠き部
分と前記切込み又は通孔に接着剤を充填して閉塞させる
ので、クッションポイントは、その挿入部の切り欠き部
分に入って固着する接着剤により抜け出るのが完全に防
止され、長期使用に充分堪え得るクッションポイントを
得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案に係るクッションポイントの一実施を示す
一部断面図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】クッションポイントの他の実施例を示す正面図
である。
【図4】図3のB−B線の断面図である。
【図5】鋏の柄の部分の正面図である。
【符号の説明】
1…指通しリング 5…隆起部 6…挿入孔 7…クッションポイント 7b…挿入部 8…切込み 9…接着剤 10…通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄の各端部に指通しリングを有する開閉自在な鋏におい
    て、いずれか一方の指通しリングにおける他方の指通し
    リングとの対向面に隆起部を設け、その先端面から穿設
    した挿入孔にクッションポイントの挿入部を挿入し、且
    つ前記隆起部の側壁から内部側に切込み又は通孔を設け
    て前記挿入部をわずかに切り欠き、この切込み又は通孔
    から接着剤を充填させて閉塞固着させることを特徴とす
    る鋏のクッションポイント。
JP5493591U 1991-06-20 1991-06-20 鋏のクッションポイント Expired - Lifetime JPH0849Y2 (ja)

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JP5493591U JPH0849Y2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 鋏のクッションポイント

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JP5493591U JPH0849Y2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 鋏のクッションポイント

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Publication Number Publication Date
JPH0595468U JPH0595468U (ja) 1993-12-27
JPH0849Y2 true JPH0849Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=12984494

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