JPH0716349Y2 - 引 手 - Google Patents
引 手Info
- Publication number
- JPH0716349Y2 JPH0716349Y2 JP1989089549U JP8954989U JPH0716349Y2 JP H0716349 Y2 JPH0716349 Y2 JP H0716349Y2 JP 1989089549 U JP1989089549 U JP 1989089549U JP 8954989 U JP8954989 U JP 8954989U JP H0716349 Y2 JPH0716349 Y2 JP H0716349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- pull tab
- finger
- corner
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、システムキッチン等の家具の扉や建具に設
けられ、開閉時に使用される引手に関するものである。
けられ、開閉時に使用される引手に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、キャビネットの扉や建具としての扉に用いられる
引手は、扉の一側縁の中央部表面に固定されていた。
引手は、扉の一側縁の中央部表面に固定されていた。
しかし、この構造では、引手で扉を開ける際や扉を開い
た状態において、扉の隅角部に体をぶつかるとけがをす
る恐れがあった。
た状態において、扉の隅角部に体をぶつかるとけがをす
る恐れがあった。
したがって、この考案の目的は、安全性に優れた引手を
提供することである。
提供することである。
この考案の引手は、家具等の扉に設けた引手であって、
厚さが前記扉の厚さと略同寸法で斜面に隣接する上面と
側面で形成される角部が略直角をなす三角形状で、前記
斜面近傍に設けた開口部から前記角部の方向へ指を挿入
可能なように前記前面の内側に形成された内部空間から
なる指掛け部を有し、前記上面が前記扉の上端面に略面
一で前記側面が前記扉の側端面に略面一となるように前
記扉の上隅角部に設けたことを特徴とするプラスチック
製のものである。
厚さが前記扉の厚さと略同寸法で斜面に隣接する上面と
側面で形成される角部が略直角をなす三角形状で、前記
斜面近傍に設けた開口部から前記角部の方向へ指を挿入
可能なように前記前面の内側に形成された内部空間から
なる指掛け部を有し、前記上面が前記扉の上端面に略面
一で前記側面が前記扉の側端面に略面一となるように前
記扉の上隅角部に設けたことを特徴とするプラスチック
製のものである。
この考案の構成によれば、プラスチック製の引手で扉の
上隅角部を覆ったので、扉に体がぶつかった際にもけが
をしにくくなる。したがって、安全性を向上させること
ができる。また、引手を扉の隅角部に取付ける構造とし
たので、位置決めが容易に行え、作業製が向上する。ま
た、指掛け部は、斜面近傍に設けた開口部から角部の方
向へ指を挿入可能なように前面の内側に形成された内部
空間からなるものであるので、取付状態では指掛け部に
斜め下方から手を入れて開閉できる。このため、扉が開
け易く、かつ扉を開ける手と反対側の手で扉を取付けた
キャビネット内のものを出し入れし易いという利点があ
る。また、指掛け部の開口部が斜め下方向にあるので、
引手の内部にごみ等が溜まることはない。また、厚さが
扉の厚さと略同寸法の三角形状で前面に指掛け部を設け
ただけの簡単な形状であるため、容易に製造でき量産可
能で費用を抑えることができる。
上隅角部を覆ったので、扉に体がぶつかった際にもけが
をしにくくなる。したがって、安全性を向上させること
ができる。また、引手を扉の隅角部に取付ける構造とし
たので、位置決めが容易に行え、作業製が向上する。ま
た、指掛け部は、斜面近傍に設けた開口部から角部の方
向へ指を挿入可能なように前面の内側に形成された内部
空間からなるものであるので、取付状態では指掛け部に
斜め下方から手を入れて開閉できる。このため、扉が開
け易く、かつ扉を開ける手と反対側の手で扉を取付けた
キャビネット内のものを出し入れし易いという利点があ
る。また、指掛け部の開口部が斜め下方向にあるので、
引手の内部にごみ等が溜まることはない。また、厚さが
扉の厚さと略同寸法の三角形状で前面に指掛け部を設け
ただけの簡単な形状であるため、容易に製造でき量産可
能で費用を抑えることができる。
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。
明する。
引手3は、ポリ塩化ビニルやABS樹脂等の成形品からな
り、第1図に示すように、厚さが扉2の厚さと略同寸法
で斜面に隣接する上面と側面で構成される角部が略直角
をなす三角形状に形成してある。引手3の一対の端面の
先端にはそれぞれ固着具挿通孔3bが設けてあり、ビス等
の固着具(図示せず)を挿通螺合することにより扉2に
固定することができる。固着具挿通孔3bの外面側には座
ぐり穴3cが形成してあり、固定後にキャップ4で固着具
の頭を覆い隠せるようにしてある。引手3には、斜面近
傍に設けた開口部から角部の方向へ指を挿入可能なよう
に前面の内側に形成された内部空間からなる指掛け部3a
が形成してある。この場合、引手3の外面側に、第1図
に示すように、一部を手前側に膨らませるとともに凹部
を形成することにより指掛け部3aを形成している。
り、第1図に示すように、厚さが扉2の厚さと略同寸法
で斜面に隣接する上面と側面で構成される角部が略直角
をなす三角形状に形成してある。引手3の一対の端面の
先端にはそれぞれ固着具挿通孔3bが設けてあり、ビス等
の固着具(図示せず)を挿通螺合することにより扉2に
固定することができる。固着具挿通孔3bの外面側には座
ぐり穴3cが形成してあり、固定後にキャップ4で固着具
の頭を覆い隠せるようにしてある。引手3には、斜面近
傍に設けた開口部から角部の方向へ指を挿入可能なよう
に前面の内側に形成された内部空間からなる指掛け部3a
が形成してある。この場合、引手3の外面側に、第1図
に示すように、一部を手前側に膨らませるとともに凹部
を形成することにより指掛け部3aを形成している。
第3図は、この実施例の引手3をキャビネット1の扉2
の上隅角部に固定した状態の斜視図である。
の上隅角部に固定した状態の斜視図である。
引手3の扉2への固定は、あらかじめ扉2の上隅角部を
引手3の大きさに合わせて切断しておき、この切断した
部分に引手3を当てがい、上面が扉2の上端面に略面一
で側面が扉2の側端面に略面一となるようにした状態で
固着具挿通孔3bに固着具を差し込んで螺合することによ
り行う。固定した後には、座ぐり穴3cはキャップ4で塞
いでおく。
引手3の大きさに合わせて切断しておき、この切断した
部分に引手3を当てがい、上面が扉2の上端面に略面一
で側面が扉2の側端面に略面一となるようにした状態で
固着具挿通孔3bに固着具を差し込んで螺合することによ
り行う。固定した後には、座ぐり穴3cはキャップ4で塞
いでおく。
この実施例の構成によれば、引手3をプラスチックで形
成したので、引手3に体をぶつけてもけがをすることが
なく、安全性の向上を図ることができる。また、取付け
状態で引手3の扉2の表面から突出しないので、衣類等
を引っ掛けることもなく、取付け時の作業製を向上させ
ることができる。同時に、外観を損なうこともない。
成したので、引手3に体をぶつけてもけがをすることが
なく、安全性の向上を図ることができる。また、取付け
状態で引手3の扉2の表面から突出しないので、衣類等
を引っ掛けることもなく、取付け時の作業製を向上させ
ることができる。同時に、外観を損なうこともない。
この考案の他の実施例を第4図および第5図に基づいて
説明する。この実施例は、引手5を軟質のポリ塩化ビニ
ル製とし、かつ中空構造に形成したものを扉2の上隅角
部に嵌着させて固定したものである。また、指掛け部5a
は薄肉にして可撓性を持たせ、扉2の表面側の引手5の
表面に凹部を設けることにより形成してある。さらに、
引手5を嵌着したときに内面側に突出した指掛け部5aが
嵌まる凹部(図示せず)が扉2の表面に形成してあり、
この凹部に指掛け部5aを押し込んでいる。第5図は、こ
の引手5を扉2の上下の隅角部に固定した状態の斜視図
である。下側の引手5は指掛け部5aが扉2の裏面側に現
れるように設けてある。
説明する。この実施例は、引手5を軟質のポリ塩化ビニ
ル製とし、かつ中空構造に形成したものを扉2の上隅角
部に嵌着させて固定したものである。また、指掛け部5a
は薄肉にして可撓性を持たせ、扉2の表面側の引手5の
表面に凹部を設けることにより形成してある。さらに、
引手5を嵌着したときに内面側に突出した指掛け部5aが
嵌まる凹部(図示せず)が扉2の表面に形成してあり、
この凹部に指掛け部5aを押し込んでいる。第5図は、こ
の引手5を扉2の上下の隅角部に固定した状態の斜視図
である。下側の引手5は指掛け部5aが扉2の裏面側に現
れるように設けてある。
この実施例の構成によれば、扉2の隅角部を切断するこ
となく引手5が固定できるので、引手5の固定に手間が
かからない。また、引手5は扉2に嵌着された状態で固
着具により固定されるので、取付け作業が容易に行え
る。しかも、指掛け部5aょ内面側に配置した状態におい
ても固定できるので、扉5の上下端に設けることにより
キャビネット1の外観を向上させることができる。これ
以外の効果は前記実施例と同様である。
となく引手5が固定できるので、引手5の固定に手間が
かからない。また、引手5は扉2に嵌着された状態で固
着具により固定されるので、取付け作業が容易に行え
る。しかも、指掛け部5aょ内面側に配置した状態におい
ても固定できるので、扉5の上下端に設けることにより
キャビネット1の外観を向上させることができる。これ
以外の効果は前記実施例と同様である。
この考案の引手によれば、プラスチック製の引手で扉の
上隅角部を覆ったので、扉に体がぶつかった際にもけが
をしにくくなる。したがって、安全性を向上させること
ができる。また、引手の扉を隅角部に取付ける構造とし
たので、位置決めが容易に行え、作業性が向上する。ま
た、指掛け部は、斜面近傍に設けた開口部から角部の方
向へ指を挿入可能なように前面の内側に形成された内部
空間からなるものであるので、取付状態では指掛け部に
斜め下から手を入れて開閉できる。このため、扉が開け
易く、かつ扉を開ける手と反対側の手で扉を取付けたキ
ャビネット内のものを出し入れし易いという利点があ
る。また、指掛け部の開口部が斜め下方向にあるので、
引手の内部にごみ等が溜まることはない。また、厚さが
扉の厚さと略同寸法の三角形状で前面に指掛け部を設け
ただけの簡単な形状であるため、容易に製造でき量産可
能で費用を抑えることができる。
上隅角部を覆ったので、扉に体がぶつかった際にもけが
をしにくくなる。したがって、安全性を向上させること
ができる。また、引手の扉を隅角部に取付ける構造とし
たので、位置決めが容易に行え、作業性が向上する。ま
た、指掛け部は、斜面近傍に設けた開口部から角部の方
向へ指を挿入可能なように前面の内側に形成された内部
空間からなるものであるので、取付状態では指掛け部に
斜め下から手を入れて開閉できる。このため、扉が開け
易く、かつ扉を開ける手と反対側の手で扉を取付けたキ
ャビネット内のものを出し入れし易いという利点があ
る。また、指掛け部の開口部が斜め下方向にあるので、
引手の内部にごみ等が溜まることはない。また、厚さが
扉の厚さと略同寸法の三角形状で前面に指掛け部を設け
ただけの簡単な形状であるため、容易に製造でき量産可
能で費用を抑えることができる。
第1図はこの考案の一実施例の引手の斜視図、第2図
(A),(B),(C)はその引手のそれぞれ左側側面
図,正面図,右側側面図、第3図は引手を固定した状態
のキャビネットの斜視図、第4図はこの考案の他の実施
例の引手の斜視図、第5図はその引手を固定したキャビ
ネットの斜視図である。 1……キャビネット、2……扉、3……引手、3a……指
掛け部
(A),(B),(C)はその引手のそれぞれ左側側面
図,正面図,右側側面図、第3図は引手を固定した状態
のキャビネットの斜視図、第4図はこの考案の他の実施
例の引手の斜視図、第5図はその引手を固定したキャビ
ネットの斜視図である。 1……キャビネット、2……扉、3……引手、3a……指
掛け部
Claims (1)
- 【請求項1】家具等の扉に設けた引手であって、厚さが
前記扉の厚さと略同寸法で斜面に隣接する上面と側面で
形成される角部が略直角をなす三角形状で、前記斜面近
傍に設けた開口部から前記角部の方向へ指を挿入可能な
ように前記前面の内側に形成された内部空間からなる指
掛け部を有し、前記上面が前記扉の上端面に略面一で前
記側面が前記扉の側端面に略面一となるように前記扉の
上隅角部に設けたことを特徴とするプラスチック製の引
手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989089549U JPH0716349Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 引 手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989089549U JPH0716349Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 引 手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327741U JPH0327741U (ja) | 1991-03-20 |
JPH0716349Y2 true JPH0716349Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31639124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989089549U Expired - Lifetime JPH0716349Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 引 手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716349Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59118993U (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-10 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 把手装置 |
JPS60105784U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-18 | 三協アルミニウム工業株式会社 | 扉 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP1989089549U patent/JPH0716349Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327741U (ja) | 1991-03-20 |
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