JPH0630816A - パフ用基材の製造方法 - Google Patents

パフ用基材の製造方法

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JPH0630816A JP20746392A JP20746392A JPH0630816A JP H0630816 A JPH0630816 A JP H0630816A JP 20746392 A JP20746392 A JP 20746392A JP 20746392 A JP20746392 A JP 20746392A JP H0630816 A JPH0630816 A JP H0630816A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柔軟性及び化粧性に優れ且つ上記基材層と表
面層との剥離のないパフ用基材を簡易、且つ確実に製造
できる方法を提供する。 【構成】 独立気泡型の成形シート又は成形板状体の少
なくとも一方の面上に、水溶性ゴムラテックス(NB
R)エマルジョンに少なくとも加硫剤、界面活性剤0.
35〜0.50部(ラテックス固形分100部に対し
て)、増粘剤0.01〜0.1部及びゲル化剤2〜4部
を添加しpHを11.7〜12.0に調整し且つ空気を
攪拌(160rpm以上)により混入させた連続気泡型
ラテックス組成物からなる層を形成し、その後、これを
加熱して加硫することにより、独立気泡型基材層と、こ
の上に形成された発泡倍率8〜10倍、硬度Hf 30〜
40°、密度0.1〜0.13g/cm3 の表面層とか
らなるパフ用基材を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立気泡型基材層とこ
の表面に形成された連続気泡型表面層とからなるパフ用
基材の製造方法に関し、更に詳しくは、柔軟性、ソフト
感、肌あたり等が良く、化粧性に優れ且つ上記基材層と
表面層との剥離のないパフ用基材を簡易、且つ確実に製
造できる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパフ用連続気泡型発泡体では、リ
キッドファンデーションが内部浸透するので、それを防
止するため表面に皮膜をかぶせる方法(実開昭63−1
66110号公報)、表面を樹脂加工する方法(特公平
2−35781号公報)、表面にラテックス被膜を形成
する方法(特開昭63−19917号公報)、表面植毛
により防止する方法(実開昭61−126908号公
報)がある。また、リキッドファンデーションの内部浸
透を防止するため発泡体を独立気泡にする方法(特開平
4−8739号公報)及び化粧性を向上させるため独立
気泡型発泡体の表面を研磨し粗面にする方法(実開平1
−115417号公報)等が知られている。
【0003】また、化粧用塗布具として使用されていた
パフは、硬さがHf 50〜75°、密度が0.15g/
cm3 程度のものがほとんどである。しかし、現在で
は、柔軟性、ソフト感、肌あたり等が良く、使い心地に
優れたパフを消費者が求めている為、硬さがHf 30
°、密度が0.12g/cm3 程度のパフ用基材を製造
することが必要とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の表面皮
膜を形成する方法及び樹脂加工する方法では、工程コン
トロールが困難であるため皮膜にバラツキが出ること及
び膜上のファンデーションは化粧時に肌の上滑りを起こ
し化粧性が悪い。また、独立気泡型発泡体及び表面を粗
面にする方法では、特定のリキッドファンデーションに
は向くが、リキッドファンデーションの粘度が変わる
と、破断された気泡面や粗面凸凹部にファンデーション
が入ったり、上滑りを起こしたりして化粧性が悪くなる
という問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、柔軟性及び化粧性に優れ且つ上記基材層と表面層と
の剥離のないパフ用基材を簡易、且つ確実に製造できる
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパフ用基材の製
造方法は、独立気泡型の成形シート又は成形板状体の少
なくとも一方の面上に、水溶性ゴムラテックスエマルジ
ョンに少なくとも加硫剤、界面活性剤、増粘剤及びゲル
化剤を添加し、pHを11.7〜12.0に調整し、且
つ空気を攪拌により混入させた連続気泡型ラテックス組
成物からなる層を形成し、その後これを加熱して加硫す
ることを特徴とする。
【0007】上記「ゴムラテックス」成分としては、例
えば、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、
SBR(スチレン−ブタジエンゴム)、クロロプレンゴ
ム、ブチルゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン等の
ラテックスを挙げることができる。尚、これらのうち、
耐候性、耐油性、衛生面(主に、微生物の発生を抑止す
る効果)等に優れるNBRを用いるのが好ましい。
【0008】上記「界面活性剤」としては、例えば、オ
レイン酸カリウム、ドデシル硫酸ナトリム、ドデシルト
リメチルアンモニウムクロリド、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、N−アルキル−N,N−ジメチルアン
モニウムベタイン等を挙げることができる。この界面活
性剤の添加量は、ラテックスエマルジョン中の固形分1
00重量部(以下、部という。)に対して、0.30〜
0.50部が好ましい。これを0.30部未満とするの
は、上記ラテックス組成物を均一にしにくい為、混入す
る空気が良好な状態で分散しにくいためである。一方、
それを0.50部を越える量だけ添加しても、それ以上
良好な空気の分散状態が得られ難いと共に、細かく発泡
した気泡が界面活性剤を多量に入れると気泡の表面張力
が弱くなるため、泡が互いにつながり大きな泡が多くな
る。尚、大きな泡は、発泡体にザラツキが出て化粧性が
悪い原因となる。
【0009】上記「増粘剤」としては、例えば、アルギ
ン酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸ア
ンモニウム、ポリビニルアルコール等を挙げることがで
きる。また、この増粘剤の添加量は、ラテックスエマル
ジョン中の固形分100部に対して、0.01〜0.1
0部が好ましい。この増粘剤が0.01部未満の場合に
は増粘作用が十分ではなく、上記ラテックス組成物中の
気泡を安定な状態にして、潰れない様にすることが困難
であり、0.1重量部を越える量を添加しても、増粘効
果が高いため空気を入れて攪拌しても均一な細かい泡が
できにくいためである。
【0010】上記「ゲル化剤」としては、例えば、ケイ
フッ化ソーダ、ケイフッ化カリウム等を挙げることがで
きる。更に、上記の如く、ラテックス組成物のpHを1
1.7〜12.0の範囲に調整するのは、これによりラ
テックス組成物のゲル化が促進されるからである。即
ち、ゲル化剤(pH5〜6)をpHの高いアルカリラテ
ックスに入れると、分散系のpHが急降下するためゲル
化効果が大きい(固まり易い)。従って、発泡時の細か
い気泡のままゲル化できる。また、ラテックスpHが低
いと、ゲル化効果が悪く気泡がゲル化する前に、上記の
ように気泡が連なり大きな泡になる。尚、このpHの調
整方法は、特に問わず、例えば、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム等の水溶液を所定量添加する方法等が挙げ
られる。
【0011】更に、攪拌速度は160rpm以上が好ま
しい。これは、ラテックス組成物中に混入した空気の分
散を良好にするためである。また、連続気泡型表面層の
発泡倍率は9〜11倍が好ましい。9倍未満の発泡倍率
ではパフ用基材が硬くなり過ぎ、11倍を越える発泡倍
率では、かえってラテックス組成物中に混入した空気の
分散が悪くなるからである。更に、上記水溶性ゴムラテ
ックスエマルジョンの添加剤には、上記加硫剤、界面活
性剤等の他に、必要に応じて、加硫助剤、加硫促進剤、
老化防止剤、軟化剤(例えばジオクチルフタレート、ジ
ブチルフタレート等のフタル酸エステル)等を加えるこ
とができる。
【0012】
【作用】本発明における表面層の形成において、界面活
性剤、増粘剤及びゲル化剤を添加し、且つラテックスを
所定のpHとするので、空気を攪拌により混入させた場
合、この空気の分散が良好となり、また、粘度が上が
り、且つゲル化速度が早まり、そのため、細かい泡が大
きな泡に成長する前にゲル化する。従って、泡のつなが
り(成長)を抑え細かい泡で保持したままゲル化でき、
この組成物中の気泡が安定し、潰れるのが防止される。
【0013】また、独立気泡型成形シート等の上に、連
続気泡用ラテックス組成物からなる層を形成し、その後
これを加熱して加硫する。従って、この基材層上に独立
発泡型表面層が一体的に形成されるので、両層間の剥離
がないし、同種(同類)材質からなるので違和感もな
い。更に、連続的にパフ用基材を製造することもでき、
しかも接着作業の手間が省け、所望のパフ形状に打ち抜
く等により容易に所望のパフを製造できる。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (1)試験片の作製 先ず、独立気泡型の成形板状体を準備する。これは、以
下のようにして製造される。
【0015】即ち、以下に示す独立気泡用ラテックス組
成物を用意した。尚、この数値は、各成分を固形分換算
した値である。 (1)ニトリルゴム(NBR)〔「JSRN230S
V」(アクリロニトリルブタジエンゴムの中アクリロニ
トリル品、アクリロニトリルの含有量25重量%(以
下、「%」という。))日本合成ゴム株式会社製〕10
0重量部(以下、部という。) (2)加硫剤:イオウ2.5部 (3)促進剤:ジ−2−ベンゾチアジル・ジ・スルフィ
ド(DM)0.5部 (4)発泡剤:p−p′−オキシビス・ベンゼン・スル
フォニルヒドラジド(OBSH)3.5部 (5)発泡助剤:尿素系2.0部 (6)加硫促進助剤:ステアリン酸3.0部 (7)加硫助剤:酸化亜鉛3.0部 (8)着色剤:チタン白25部 (9)可塑剤:液状ニトリルゴム(液状NBR、濃度5
0%)30部 (10)紫外線吸収剤(「スミソルブ#200」、住友化
学(株)製)2.0部 (11) 老化防止剤(2、2−メチレン−ビス−4−メチ
ル−6−ターシャリーブチルフェノール(商品名「ノク
ラックNS−6」、大内新興化学株式会社製)1.5部
【0016】この原料組成物を縦300mm、横300
mm、深さ14mmの密閉型に充填率100%で充填
し、温度125℃で20分間一次加硫して半加硫状態に
した。その後、135℃で20分間二次加硫し、その後
成形品を取出し、スライサー裁断機を用いて、上下面か
ら約2mmの位置でスライス加工をして、その上下面
(両表面層)を切除し、厚みを8mmの板状体とした。
この板状体は、100倍顕微鏡により観察した所、独立
気泡構造(平均気泡径;0.2〜0.5mm、密度;
0.2g/cm3 )を示した。次いで、表1に示す組成
を有する実施例1及び比較例1に係わるラテックス組成
物を用意した。尚、この数値も、各成分を固形分換算し
た値である。尚、この発泡倍率は、発泡剤、発泡助剤の
量、可塑剤の量及び加硫条件で調整されている。
【0017】
【表1】
【0018】この表中の組成成分は以下のものを用い
た。 (1)「NBR−531−B」(上記高アクリロニトリ
ルの水系エマルジョン、日本ゼオン株式会社製) (2)「NBR 531」〔アクリロニトリルブタジエ
ンゴムの中アクリロニトリル品(アクリロニトリルの含
有量25%)の水系エマルジョン、濃度;65%、日本
ゼオン株式会社製〕 (3)「粉末イオウ」(細井化学株式会社製) (4)「促進剤」としてメルカプトベンゾチアゾールの
亜鉛塩(商品名「ノクセラーMZ」、大内新興化学株式
会社製) (5)「酸化亜鉛」〔白水化学工業株式会社製〕 (6)「老化防止剤」(上記2、2−メチレン−ビス−
4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール) (7)「オレイン酸カリウム」としてオレイン酸カリ石
鹸(花王株式会社製) (8)塩素化ホルムアルデヒドとアンモニアの反応生成
物(商品名「トリメンベース」、ユニロイヤル株式会社
製) (9)「アルギン酸ソーダ」(試薬1級)〔3.3%の
水溶液〕 (10)「ケイフッ化ソーダ」(三井東圧化学株式会社
製)
【0019】次いで、この組成物に、水酸化カリウムの
10%水溶液を所定量添加し、pHの値を12に調整し
た。尚、このpH調整前のpHは、11.5(比較例
1)である。その後、各組成物に、空気を混入した後、
ケンミックスミキサ(回転泡立機、愛工舎製作所株式会
社製)により、180rpmのミキシング速度にて攪拌
した。尚、この空気量は所望の発泡倍率により異なる。
【0020】そして、図1に示すように、搬送用コンベ
ヤー3の上に置かれた独立気泡型成形板状体1上に、こ
の気泡混入組成物2を注入する。尚、この独立気泡型成
形板状体1は搬送用コンベヤー3上に次ぎ次ぎと乗せら
れて搬送される。そして、この板状体の表面と約10m
mの間隔をおいてドクターナイフ(刃)が配置されてい
る。搬送用コンベヤ3の回転に伴って、約5mmの厚さ
の層(皮膜)が塗布形成される。尚、ローラコーター又
はバーコーターを用いて層を形成することもできる。こ
れを連続的に移送して、加熱室5内に入れて、加熱空気
(150℃)を上下から流すことにより、20分間、加
硫して、パフ用基材を製造する。その後、図2に示すよ
うに、断面スライサー6を用いて上下面をスライスし、
更に、所定大きさ(50×50×8mm)になるよう
に、トムソン刃を用いて切断し、更に、側面を回転砥石
により研磨して、パフを製造した。尚、この表面層は、
100倍顕微鏡により観察した所、連続気泡構造(平均
気泡径;0.1〜0.5mm、密度;0.12g/cm
3 )を示した。
【0021】(2)試験片の評価 先ず、各試験片の硬度と密度を調べた。それらの値を、
表1に併記する。尚硬度は、Fタイプ硬度計を用いて測
定した値である。更に、各試験片の外観と肌に触れたと
きの感触を調べると共に、これらを参考にしてパフ用基
材としての適正の評価を行った。これらの結果も表1に
併記する。
【0022】尚、表1中に示した「外観」に関する評価
は、「○」が「外観が良い」を、「△」が「ピンホール
があり、外観がやや劣る」を示す。また、「感触」に関
する評価は、「○」が「肌触りが良い」を、「△」が
「やや柔軟性に欠け、硬く冷たい感じがする」を示す。
更に、「化粧適正」に関する評価は、「○」が「パフ用
基材に適している」を、「△」が「パフとしてやや使い
勝手が悪い(即ち、肌触りが悪くゴワゴワした剛性があ
り、化粧材料がスポンジの泡に入り肌へ塗れず、また泡
の剛性が化粧筋として肌に残る)」を示す。
【0023】以上の結果より判断すると、比較例1は、
硬度、密度とも過度の値を示し、外観にはピンホールが
あり、感触も硬く冷たい感じを受け、化粧適正において
もペンキを塗るようで化粧ボカシ、肌シワボカシ等の微
細なコントロールができない為、パフ基材としてやや不
適正となっていることが判る。一方、実施例1は、気泡
が細かく、しかも硬度が35°、密度が0.12g/c
3 とであるので、柔軟性、ソフト感、肌あたり等が良
く、使い心地に優れると共に、外観も良い。尚、硬度が
30〜50°程度、密度が0.10〜0.13g/cm
3 程度とする場合でも、柔軟性等に優れる。また、この
実施例1では、両層の界面は強固に接合しており、引っ
張っても剥離することはなかったし、更に、このパフを
使用してもこの界面が固いとか等の違和感は全くなかっ
た。
【0024】一方、比較例2として、上記板状体(上記
と同厚さ)を同形状にくり抜いたものと、上記と同条件
下で製造した独立気泡型シート(厚さ;1.5mm)を
同形状にくり抜いたものとを、接着剤(NBR系、「ダ
イヤボンド#1801」、ダイアボンド工業(株)製、
200〜600cps)を用いて接着して、パフを製造
した。この接着工程が煩雑であるとともに、パフの使用
時にはこの接着層に違和感を感じた。
【0025】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
パフ用基材は、通常、所望形状への切断、打ち抜き、角
部の面取り等を施し、パフに加工される。また、パフ用
基材の形状、大きさ等は、特に問わず、目的、用途等に
応じて種々選択される。
【0026】
【発明の効果】本製造方法によれば、リキッドファンデ
ーションは独立気泡層には浸透しないため、ファンデー
ションの肌への移りが良く、連続気泡層による上滑り防
止や化粧筋のボカシ等の微妙な化粧性のコントロールが
でき化粧性が改善できるパフ用基材を製造できる。尚、
この効果はパフのみならずアイシャドーチップにも応用
でき同様の効果が期待できる。また、両層が加硫により
一体化されているので、従来の接着剤による張り合わせ
と異なり、両層界面からの剥離がないし、従来のような
接着層における違和感も全くない。更に、本製造方法に
よれば、現在の消費者のニーズにマッチした、外観、柔
軟性、ソフト感、肌あたり等が良く、使い心地に優れた
パフを簡易、且つ確実に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例においてパフ用基材を製造する説明図で
ある。
【図2】実施例においてパフ用基材の上下面をスライス
する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1;成形板状体、2;気泡混入組成物、3;搬送コンベ
ヤー、4;ドクターナイフ、5;加熱室、6;断面スラ
イサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立気泡型の成形シート又は成形板状体
    の少なくとも一方の面上に、水溶性ゴムラテックスエマ
    ルジョンに少なくとも加硫剤、界面活性剤、増粘剤及び
    ゲル化剤を添加しpHを11.7〜12.0に調整し且
    つ空気を攪拌により混入させた連続気泡型ラテックス組
    成物からなる層を形成し、その後、これを加熱して加硫
    することを特徴とするパフ用基材の製造方法。
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