JPH06306750A - テークダウン装置 - Google Patents

テークダウン装置

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Publication number
JPH06306750A
JPH06306750A JP6057622A JP5762294A JPH06306750A JP H06306750 A JPH06306750 A JP H06306750A JP 6057622 A JP6057622 A JP 6057622A JP 5762294 A JP5762294 A JP 5762294A JP H06306750 A JPH06306750 A JP H06306750A
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belt
takedown
tension
take
belt pulley
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JP6057622A
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English (en)
Inventor
Werner Scherzinger
シェルツィンガー ベルナー
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/88Take-up or draw-off devices for knitting products

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 丸編み機から、無段調整可能なテークダウン
張力で物品を引き出すためのテークダウン装置を提供す
る。 【構成】 テークダンン装置は、少なくとも1つのテー
クダウン・ローラ14、15、16と、駆動源と、テー
クダウン・ローラ14、15、16と駆動源18とを連
結する伝達系とを備え、伝達系はVベルト・ドライブか
ら構成されている。Vベルト・ドライブは、制御プーリ
として構成され、2つの円錐形フランジを備えたVベル
ト・プーリ25を含んでいる。少なくとも一方のフラン
ジは、Vベルト・プーリ25の実効直径を変更するため
に、軸方向に移動可能に装着されている。伝達系は、さ
らに、少なくとも一部がVベルト・プーリ25に掛かっ
ているV形状のベルト26と移動可能フランジの変位を
Vベルト26の張力を変更することによって行うことを
可能にするテークダウン張力調整装置47、53とを含
んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前文に記載
されている種類に属するテークダウン装置、特に丸編み
機用のテークダウン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテークダウン(take-down )装
置はドローオフ(draw-off)装置とも呼ばれ、特にたて
編み機において公知である(米国特許第 2,649,811号、
米国特許第 2,760,362号)。たて編み機においては、テ
ークダウン装置は、巻取りローラの巻取り速度を無段調
整するために使用されているが、同時に、引き出される
(テークダウンされる)物品の異なる張力を調整するた
めにも使用されている。テークダウン装置におけるVベ
ルト・プーリは2つの不動円錐形フランジから構成さ
れ、これらの円錐形フランジ間に、両側面が円錐形で、
軸方向に移動可能な別のフランジが設けられている。こ
の結果、2つの隣り合うV形状セクションは、各々にV
形状ベルトを受け入れるようになっており、ベルトは可
動フランジおよび関連の固定フランジ間の中央に置かれ
ている。従って、各セクションの実効直径は、可動フラ
ンジの瞬時の軸方向の位置によって左右される。この位
置は、2つのVベルトの走行方向に対して半径方向に変
位するか、あるいはVベルト・プーリが傾くと、一方の
Vベルトの張力が増加し、他方のVベルトの張力が減少
するので、その影響を受けやすくなっている。このよう
に張力の差が生じると、自動的に可動フランジがその差
の分だけ変位し、Vベルト・プーリの2セクションの実
効直径がその差の分だけ変わることになる。従って、2
つのVベルトの相対的循環速度が変わり、Vベルト・ド
ライブ、あるいはVベルト・ドライブを含むドライブ全
体の伝達比が変わることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したVベルト・ド
ライブは比較的複雑であり、影響を受けやすくなってい
る。さらに、Vベルトまたは制御プーリ用として傾動ま
たはシフト機構の使用が必要であるだけでなく、Vベル
ト・プーリの軸のシフトや変位を補償するために2つの
Vベルトの使用が必要である。これらはどちらも、常に
望ましいとは限らない。上述した欠点は、確かに、別の
公知Vベルト・ドライブ(FR 915 696、 DE 88 00 999
U1、 DE 3 213 950 A1、 DE 3 601 825 A1)を使用する
と、部分的に回避できるが、この場合には、テークダウ
ン機構を静止したままにして、Vベルト・プーリの直径
を手作業で変更する必要がある。この場合も、作業が面
倒であり、殆どの場合において望ましくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】これに対して、本発明
は、本明細書の冒頭に引用した種類のテークダウン装置
を提供することを目的としている。本発明によるテーク
ダウン装置は、1つのVベルトを使用して稼働し、構造
が比較的単純化され、Vベルト・プーリを作動させたま
まテークダウン張力の変更を容易にする設計構造になっ
ている。
【0005】上記目的を達成する本発明のテークダウン
装置は、物品17を製造または処理する機械、特に、少
なくとも1つのテークダウン・ローラ14、15、1
6、駆動源18およびテークダウン・ローラ14、1
5、16と駆動源18とを連結する伝達系19〜33を
装備した丸編み機から、無段調整可能なテークダウン張
力でもってフレキシブルな物品を引き出すためのテーク
ダウン装置であって、伝達系はVベルト伝達系25、2
6、27であるか、あるいはVベルト伝達系からなり、
Vベルト伝達系は制御プーリとして構成されたVベルト
・プーリ25であって、2つの円錐形フランジ43、4
4を備え、そのうちの少なくとも1つはVベルト・プー
リ25の実効直径を変更するために軸方向に移動可能に
装着されているものと、少なくとも一部がVベルト・プ
ーリ25に掛かっているV形状のベルト26と、移動可
能なフランジ43、44の変位でVベルト26の張力を
変更することにより行うことを可能にするテークダウン
張力調整装置47〜53とを含むものにおいて、移動可
能なフランジ43、44は、スプリング力によって、他
方のフランジの方向に付勢されており、テークダウン張
力調整装置47〜53はVベルト26用の少なくとも1
つの別の調節可能テンション・ローラ47、48からな
ることを特徴とするテークダウン装置である。
【0006】本発明のその他の利点となる特徴は、従属
項に記載されている通りである。
【0007】
【作用】本発明によると、すべての伝達部品の軸方向の
間隔は、テークダウン力の調整いかんに関係なく、常に
同じであるという利点が得られる。テークダウン張力を
変更するには、Vベルトに作用するテンション・ローラ
の位置を変えるだけでよく、伝達系全体の運動力学と幾
何学的形状に影響することがない。さらに、設計構造を
単純化し、製造と取付けの費用効率がすぐれ、動作信頼
性を向上し、テークダウン張力の調整と変更を無段に、
簡単に、再現可能に行えるという利点がある。このこと
とは別に、本発明のテークダウン装置によれば、物品の
引き出し(テークダウン)をスリップさせることなく確
実に行うことができ、瞬時の機械速度との関係を一定に
して、機械速度に関係なく、大量の物品をテークダウン
することができることはもちろんである。
【0008】さらに、本願発明は、すべてのフレキシブ
ル物品、特に、糸(thread)、ウェブ(web )、筒状の
物品、繊維編地(織地)であって、本明細書に引用した
種類のテークダウン装置でテークダウンできるものを対
象としていることはもちろんである。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明について
詳しく説明する。
【0010】図1および図2は、機械フレーム1、回転
可能ニードル・シリンダ2および固定ロック3を備えた
従来の丸編み機を示したものである。ニードル・シリン
ダ2は支持リング4上に固定され、支持リング4は機械
フレーム1に回転可能に装着され、その外周縁にリング
・ギア5が形成され、駆動ピニオン6に連結されてい
る。駆動ピニオン6は、ギア・ボックス7を介して駆動
モータ8により回転可能になっている。
【0011】2つのキャリア・アーム9は支持リング4
に固着され、例えば、機械フレーム1の下方に向かって
垂直方向に延びており、その下端の自由端側が2つの直
立支柱(upright )10、11に固着され、その間にテ
ークダウン装置(take-downdevice) またはドローオフ
装置(draw-off device )が配置されている。テークダ
ウン装置またはドローオフ装置は、全体が支持リング4
およびニードル・シリンダ2の回転と共に回転するよう
になっている。
【0012】テークダウン装置は、2つの、好ましくは
3つの被駆動(確動)テークダウンまたはドローオフ・
ローラ14、15、16を備えているのが普通で、その
両端は直立支柱10、11に回転可能に取り付けられ、
直立支柱間にギャップ(図2)を形成し、その間に、丸
編み機で製造された物品、ここでは筒状物品17が矢印
vおよびw方向に引き出される(テークダウンされる)
ようになっている。物品17は通常ここから巻取り装置
へ移される。なお、巻取り装置は、本発明にとっては重
要ではなく、しかも省略することも可能であるので、図
には示されていない。
【0013】ここで説明している種類の丸編み機は一般
に公知であるので、これ以上詳しく説明することは省略
する。
【0014】テークダウン・ローラ14、15、16は
駆動源と、ローラと駆動源間に配置された伝達系とによ
って駆動される。駆動源は、ここでは固定ベベル・ギア
18になっており、ベベル・ギア18は機械フレーム1
の下部に固着され(図1)、ベベル・ギア18上をベベ
ル・ギア19が支持リング4の回転と共に回動するよう
になっている。ベベル・ギア19は直立支柱11に回転
可能に取り付けられたシャフト20の一端に固着され、
シャフト20を駆動するようになっている。シャフト2
0にはスプロケット21が装着され、スプロケット21
はスプロケット22と同列にあり、駆動チェイン23に
よってスプロケット22に連結されている。スプロケッ
ト22はシャフト24に装着され、このシャフト24に
は、制御プーリとして形成されたVベルト・プーリ25
が装着され、少なくともその一部にVベルト26が掛か
るようになっている。このVベルトは、その一部が別の
不変プーリ27に掛かっている。ピニオン28はこれに
固着され、別のギアホイールまたはピニオン29、3
0、31、32を介してギアホイール33を駆動するよ
うになっている。ギアホイール33はテークダウン・ロ
ーラ15が装着されたシャフトに取り付けられ、テーク
ダウン・ローラ15を駆動する。これは他の2つのテー
クダウン・ローラ14、16に連結され(連結方法自体
は公知である)、テークダウン・ローラ14、16が駆
動されるようになっている。部品19〜33を直立支柱
11またはそこに連結された支持体に取り付けると、支
持リング4が回転状態になったとき、これらの部品を循
環運動させることができる。これらの部品の相対位置は
図1および図2に示されている。
【0015】部品19〜33は伝達系を構成し、この伝
達系を介して駆動源となるベベル・ギア18がテークダ
ウン・ローラ15に連結されている。伝達系は部品2
5、26、27から構成されたVベルト伝達系を含み、
ベベル・ギア19とテークダウン・ローラ14、15、
16との間の伝達比、従って、これらとニードル・シリ
ンダ2との間の伝達比はVベルト伝達系によって決ま
る。従って、物品17がニードル・シリンダ2からドロ
ーオフされるときに保持される張力が決まる(公知)。
【0016】テークダウン張力の無段調整を可能にする
ために、本発明によれば、Vベルト・プーリ25は図3
および図4に示すような構造になっている。すなわち、
2つのサイド・プレート35、36がシャフト24上に
取り付けられ、シャフト24は直立支柱11に取り付け
られたベアリング34に装着され、サイド・プレート3
5、36上には、シャフト24と同軸の面スリーブ3
7、38が形成または取り付けられている。スリーブ3
7、38は内径がシャフト24の外径より若干大きくな
っており、環状スペース39、40を形成している。ガ
イド・カラー41、42がこれらの各々に設けられ、各
カラー41、42は軸方向に移動可能に取り付けられて
いるが、溝とキーまたは類似の手段によって、シャフト
24と一緒に回転するようになっている。同軸の円錐形
フランジ43、44は、ガイド・カラー41、42の各
々に取り付けられ、シャフト24に対して傾斜して、2
つのフランジ43、44が一緒になってV形状の溝を形
成し、同じようにV形状のVベルトを受け入れるように
なっている。
【0017】2つのフランジ43、44は、星形状のま
たは星状に形成されたスプリング45によって、相互に
向かう方向に付勢されおり、スプリング45は、それぞ
れサイド・プレート35、36およびフランジ43、4
4の対応する部分に当接している。しかし、ガイド・カ
ラー41、42は軸方向に移動可能であるため、フラン
ジ43、44を2重矢印xの方向に軸方向に離れるよう
に押すと、ガイド・カラー41、42がサイド・プレー
ト35に突き当たるまでスプリング45を広げることが
できる。
【0018】図3に示す位置にあるとき、フランジ4
3、44は間隔が比較的広くなり、その結果、Vベルト
26は位置26aを占めることになる。この位置にある
とき、シャフト24の軸からの間隔が狭くなる。これ
は、Vベルト・プーリ25の小さな実効直径に対応して
いる。他方、図4に示すように、フランジ43、44は
間隔を比較的狭くすることも可能であり、その場合は、
Vベルト26は位置26bを占めることになり、この位
置にあるときは、シャフト24からの軸方向の間隔は比
較的広くなり、これは、Vベルト・プーリ25の大きな
実効直径に対応している。図3に示すVベルト・プーリ
25の位置は、Vベルト26の張力が弱くなると、スプ
リング45の作用によって自動的に図4の位置になる。
【0019】以上説明したように、Vベルト・プーリ2
5の実効直径に対する自動制御は、Vベルト26の張力
を増減することによって実現される。これは、本発明に
よれば、少なくともその一部にVベルト26が掛かって
いる少なくとも1つのテンション・ローラ47の構成に
よって利用されている。図2に示す実施例では、別のテ
ンション・ローラ48が設けられ、テンション・ローラ
47、48はその軸がVベルト・プーリ25、27の軸
に平行になっており、Vベルト・プーリと同一平面で動
作するようになっている。
【0020】テンション・ローラ47、48は図2に示
すように、スライダ49、50上に回転可能に取り付け
られている。スライダ49、50は内部にねじ溝付きの
部品を備え、ねじ溝付きスピンドル51のセクションが
これらの部品を通り抜けている。スライダ49およびね
じ溝付きスピンドル51の関連セクションは右回りのね
じ溝が付いており、スライダ50およびねじ溝付きスピ
ンドル51の関連セクションは左回りのねじ溝が付いて
いる。これとは逆の構成にすることも可能である。従っ
て、ねじ溝付きスピンドルが一方の方向に回転すると、
スライダ49、50は相互に近づくことになり、反対の
方向に回転すると、スライダ49、50は相互から離れ
る方向に移動することになる。従って、テンション・ロ
ーラ47、48の軸はスライダ49、50の移動方向に
直交するように配置されている。
【0021】ねじ溝付きスピンドル51が回転したと
き、スライダ49、50が一緒に回転しないようにする
ために、スライダは、直立支柱11に固着されたバー5
2に形成されたガイドにスライド自在に、しかし、回転
不能に装着されている。バー52はねじ溝付きスピンド
ル51を回転可能に装着するために、その両端にサポー
トを有している。サポートはその一端にハンド・ホイー
ル53が付いている。
【0022】図2に示すように、Vベルト26は、ほぼ
台形または長菱形の軌跡を描くように、2つのガイド・
ローラ54、55を介してVベルト・プーリ25、27
間をさらに案内することが可能である。テンション・ロ
ーラ47、48は、例えば、ガイド・ローラ54、55
とVベルト・プーリ27間に位置するセクションに外側
からかみ合っている。このセクションはほぼ直線になっ
ており、テンション・ローラ47、48が完全に後退す
ると(図2に実線で示す位置)弛緩し、テンション・ロ
ーラ47、48が完全に前進すると内側にたわみ、その
分だけ緊張するようになっている(図2に破線で示す位
置)。
【0023】物品のテークダウン張力の調整は次のよう
に行われる。
【0024】テークダウン張力を強める必要がある場合
は、テンション・ローラ47、48は、例えば、図2に
実線で示す位置になるまで、2重矢印yの方向に引き離
される。これは、図2に実線で示すように、Vベルト・
プーリ25の大径に対応し、そのフランジ43、44
は、Vベルト26の張力が弱いためにスプリング45に
よって近接する圧力を受けている(図4)。この結果、
被駆動Vベルト・プーリ27は高速に回転するので、物
品17は高速に引き出されることになる。逆に、テーク
ダウン張力を弱める必要がある場合は、テンション・ロ
ーラ47、48は、例えば、図2に破線で示す位置にな
るまで、ねじ溝付きスピンドル51を適当に回転させる
と、2重矢印zの方向に相互に近接する方向に移動す
る。これは、図2に破線で示すように、Vベルト・プー
リ25の小径に対応している。この場合は、Vベルト2
6の張力が強いため、Vベルト26がスプリング力に抗
してフランジ43、44を相互から離れるように押し付
けるためである(図3)。この結果、Vベルト・プーリ
は低速に駆動されるので、物品17は低速に引き出され
ることになる。さらに、どちらの場合も、設定されたテ
ンション・ローラ47、48の位置は、ねじのロック作
用で自動的に保持されるので、特別なロック装置を設け
る必要はない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の大きな利点は、各テンション・ローラ47、48が
Vベルト・プーリ27と2つの固定ローラ54、55間
でVベルト26に当接しているので、Vベルト・プーリ
25、27の軸方向の間隔を変えなくても、テークダウ
ン張力を微調整できることである。
【0026】テンション・ローラの一方(例えば、4
7)に取り付けられた指針56は、関連の目盛り57と
共に、事前に選択したテークダウン張力を再現可能に得
るために使用することができる。
【0027】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、種々態様に変更することが可能である。例え
ば、Vベルト26用のテンション・ローラを1つだけに
すること、および他の手段でテンション・ローラを調整
することが可能である。特に、テンション・ローラをピ
ボット回転可能なレバーに装着し、レバーにロック装置
を取り付けることが可能である。さらに、駆動Vベルト
・プーリ25ではなく、被駆動Vベルト・プーリ27を
制御プーリにすることも可能である。さらに、伝達系全
体を図2とは異なる設計にすることも可能である。特
に、例えば、テークダウン装置が丸編み機以外の編み
機、例えば、平編み機、たて編み機、綿紡機械、織機な
どで他の物品、特に、糸、ウェブ形体材料、その他のフ
レキシブル物品を引き出すために使用される場合は、上
述したVベルト伝達だけを伝達系にすることも可能であ
る。この場合、駆動源がVベルト・プーリ25に直接に
作用することが可能である。最後に、Vベルト・プーリ
25の実効直径を変えると、Vベルト・プーリ25が若
干横にずれることになるが、そのことが全体構成から見
たとき問題とならなければ、Vベルト・プーリ25の2
フランジ43、44の一方だけを移動可能に配置し、他
方を不動に配置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテークダウン装置を備えた丸編み
機を示す概略側面図である。
【図2】図1に示すテークダウン装置のうち、本発明に
よる伝達系だけを拡大して示す概略正面図である。
【図3】図1および図2に示す伝達系のVベルト・プー
リの拡大断面図である。
【図4】同じくVベルト・プーリの、図3と異なる位置
にある時の拡大断面図である。
【符号の説明】
14 テークダウン・ローラ 15 テークダウン・ローラ 16 テークダウン・ローラ 17 フレキシブル物品 18 固定ベベル・ギア 19 ベベル・ギア 20 シャフト 21 スプロケット 22 スプロケット 23 駆動チェイン 24 シャフト 25 Vベルト・プーリ 26 Vベルト 27 Vベルト・プーリ 28、29、30、31、32 ピニオン 33 ギアホイール 43 円錐形フランジ 44 円錐形フランジ 45 スプリング 47 テンション・ローラ 48 テンション・ローラ 49 スライダ 50 スライダ 51 ねじ溝付きスピンドル
フロントページの続き (72)発明者 ベルナー シェルツィンガー ドイツ連邦共和国 ディー−72406 ビジ ンゲン フランツフェルダーストラーセ 6

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(17)を製造または処理する機
    械、特に、少なくとも1つのテークダウン・ローラ(1
    4、15、16)、駆動源(18)およびテークダウン
    ・ローラ(14、15、16)と駆動源(18)とを連
    結する伝達系(19〜33)を装備した丸編み機から、
    無段調整可能なテークダウン張力でもってフレキシブル
    な物品を引き出すためのテークダウン装置であって、伝
    達系はVベルト伝達系(25、26、27)であるか、
    あるいはVベルト伝達系からなり、Vベルト伝達系は制
    御プーリとして構成されたVベルト・プーリ(25)で
    あって、2つの円錐形フランジ(43、44)を備え、
    そのうちの少なくとも1つはVベルト・プーリ(25)
    の実効直径を変更するために軸方向に移動可能に装着さ
    れているものと、少なくとも一部がVベルト・プーリ
    (25)に掛かっているV形状のベルト(26)と、移
    動可能なフランジ(43、44)の変位でVベルト(2
    6)の張力を変更することにより行うことを可能にする
    テークダウン張力調整装置(47〜53)とを含むもの
    において、移動可能なフランジ(43、44)は、スプ
    リング力によって、他方のフランジの方向に付勢されて
    おり、テークダウン張力調整装置(47〜53)はVベ
    ルト(26)用の少なくとも1つの別の調節可能テンシ
    ョン・ローラ(47、48)からなることを特徴とする
    テークダウン装置。
  2. 【請求項2】 Vベルト・プーリ(25)の両方のフラ
    ンジ(43、44)は、軸方向に移動可能であることを
    特徴とする請求項1に記載のテークダウン装置。
  3. 【請求項3】 2つのフランジ(43、44)は、スプ
    リング(45)によって相互に向かう方向に付勢されて
    いることを特徴とする請求項2に記載のテークダウン装
    置。
  4. 【請求項4】 Vベルト・プーリ(25)は駆動Vベル
    ト・プーリまたは被駆動Vベルト・プーリであることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテーク
    ダウン装置。
  5. 【請求項5】 テークダウン張力調整装置(47〜5
    3)は、Vベルト(26)用の2つのテンション・ロー
    ラ(47、48)からなることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のテークダウン装置。
  6. 【請求項6】 Vベルト(26)に対するテンション・
    ローラ(47、48)の作用は固定位置の2個所(2
    7、54、55)の間で行われることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれかに記載のテークダウン装置。
  7. 【請求項7】 ねじ溝付きスピンドル(51)によって
    ガイドに移動可能に装着された少なくとも1つのスライ
    ダ(49、50)は、テンション・ローラ(47、4
    8)のベアリングとして設けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれかに記載のテークダウン装
    置。
  8. 【請求項8】 Vベルト(26)用の2つのテンション
    ・ローラ(47、48)はねじ溝付きスピンドル(5
    1)の2セクション上に一方が他方の後になるように配
    置され、一方のセクションは右回りのねじ溝をもち、他
    方のセクションは左回りのねじ溝をもつことを特徴とす
    る請求項7に記載のテークダウン装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのピボット回転レバー
    が、テンション・ローラ(47、48)を装着するため
    に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載のテークダウン装置。
  10. 【請求項10】 テークダウン装置は丸編み機の一部に
    なっていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
    かに記載のテークダウン装置。
  11. 【請求項11】 他方のフランジは軸方向に移動不能に
    配置されていることを特徴とする請求項1または3〜1
    0のいずれかに記載のテークダウン装置。
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