JPH06305913A - 樹脂組成物およびこれを用いた構造物 - Google Patents
樹脂組成物およびこれを用いた構造物Info
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Abstract
ず、長期持続性のある防汚効果を示し、かつ、可撓性を
有する硬化物となる樹脂組成物、およびこの樹脂組成物
の効果物を利用する良好な防汚性を有する構造物を提供
する。 【構成】ポリオール化合物、エポキシ基含有ポリオール
化合物、イソシアネート基含有ポリオール化合物、ウレ
タン結合およびエポキシ基含有ポリオール化合物、(メ
タ)アクリロイル基含有ポリオール化合物、およびウレ
タン結合および(メタ)アクリロイル基含有ポリオール
化合物から選択される1種以上のポリオール化合物
(A)100重量部と、所定構造の3−イソチアゾロン
誘導体(B)とを3〜50重量部とを含有する樹脂組成
物によって前記目的を達成する。
Description
となく、水中あるいは水上で使用される各種の構造物が
水中生物の付着によって汚染されることを防止する樹脂
組成物、およびこの樹脂組成物の硬化物を表面に配した
構造物に関する。
ース、桟橋の橋脚部等の水上あるいは水中で使用される
各種の構造物には、フジツボ、カキ、ムラサキイガイ、
ヒドロムシ、セルプラ、コケムシ、ホヤ、フサコケム
シ、アオサ、アオノリ等の付着生物が付着し、繁殖す
る。これら付着生物の付着は、例えば、船底において
は、運行速度の低下による燃費の増大を引き起こし、ブ
イ、防舷材等の構造物においては、物理的強度の低下
や、重量の増大による海中への水没に伴う機能の低下等
が引き起こされる。
(以下、防汚とする)方法としては、有機スズ化合物や
亜酸化銅を使用する方法が知られている。しかし、特に
有機スズ化合物は、生物へ蓄積されて害を及ぼすことが
わかり、生態系への影響が懸念されることから、その使
用が制限または禁止される方向にある。
新しい方法が種々検討され、提案されている。その方法
は、大きく次の3種類に分類される。すなわち、特開昭
62−84166号、特開昭62−283167号、特
開昭64−5121号、特開平1−252677号、特
開平1−266171号、特開平1−306479号等
の各公報には、生物が付着しがたい表面を形成する方法
が;また、特公昭52−4577号、特公昭63−24
551号、特開昭63−33304号、特開昭63−3
04069号、特開平1−229028号、特開平2−
36211号、特開平2−69576号等の各公報に
は、少量の防汚剤を有効に使用する方法が;さらに、特
公昭63−6628号、特公昭64−5121号、特開
昭62−298497号、特開平1−229081号等
の各公報には、繊毛等を使用する方法が;それぞれ開示
されている。
状の面への利用や、ゴム状もしくは樹脂状成形物として
の有効利用には問題がある。また、特公昭52−457
7号公報に開示される方法は、有機スズ化合物を使用し
ているために、環境への悪影響が考えられるという欠点
を有している。
は、3−イソチアゾロン誘導体を用いた防汚性のペイン
トが開示されているが、この化合物を含有し、ゴム状も
しくは樹脂状の面に適用可能な組成物や、この化合物を
含有し、可撓性を有するゴム状もしくは樹脂状成形物と
なる組成物についての記載はなく、その効果日数は7か
月にすぎない。また、特開昭60−222063号公報
には、3−イソチアゾロン誘導体のゴムへの利用が開示
されているが、防汚性能に関しては詳しく述べられてい
ない。
は、ポリエーテルポリオールまたはポリエステルポリオ
ールを基本骨格とするプレポリマー100重量部に対し
て、N−(2,4,6−トリクロロフェニル)マレイミ
ド3〜50重量部を含有する防汚性の樹脂組成物が開示
されているが、対象とする構造物によっては、可撓性と
十分な防汚効果とを両立することはできない。
合物を使用していないにもかかわらず、長期持続性のあ
る防汚効果を示し、かつ、可撓性を有する硬化物となる
樹脂組成物、およびこの樹脂組成物の硬化物を表面に配
した良好な防汚性を有する構造物を提供することを目的
とする。
め、本発明の樹脂組成物の第1の態様は、ポリオール化
合物、エポキシ基含有ポリオール化合物、イソシアネー
ト基含有ポリオール化合物、ウレタン結合およびエポキ
シ基含有ポリオール化合物、(メタ)アクリロイル基含
有ポリオール化合物、およびウレタン結合および(メ
タ)アクリロイル基含有ポリオール化合物から選択され
る1種以上のポリオール化合物(A)と、下記式で示さ
れる3−イソチアゾロン誘導体(B)とを含有し、その
含有割合は、前記ポリオール化合物(A)100重量部
に対して前記3−イソチアゾロン誘導体(B)が3〜5
0重量部であることを特徴とする樹脂組成物を提供す
る。
素、ハロゲン、または炭素数1〜4個の直鎖または分岐
を有するアルキル基であり、Yは、置換基を有さない直
鎖または分岐を有する炭素数1〜14個のアルキル基、
非置換あるいは置換基としてハロゲンまたは低級アルキ
ルを有する炭素数1〜9個のアラルキル基、または非置
換あるいは置換基としてフェノキシ、ヒドロキシ、トリ
ハロメチル、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ
を有する炭素数1〜9個のアリール基である。)
は、前記樹脂組成物にさらに硬化剤を添加してなる樹脂
組成物を提供する。
物のいずれかを硬化させてなる厚さ1mm以上の硬化物
を、その表面の少なくとも一部に有する構造物を提供す
る。
用いた構造物について詳細に説明する。本発明の樹脂組
成物の主成分は、硬化することで可撓性を示す、マトリ
ックスとなるプレポリマーであり、具体的には、ポリオ
ール化合物[a]、エポキシ基含有ポリオール化合物
[b]、イソシアネート基含有ポリオール化合物
[c]、ウレタン結合およびエポキシ基含有ポリオール
化合物[d]、(メタ)アクリロイル基含有ポリオール
化合物[e]、およびウレタン結合および(メタ)アク
リロイル基含有ポリオール化合物[f]から選択される
1種以上のポリオール化合物(A)である。
体的にはポリエーテルポリオールもしくはポリエステル
ポリオールをいう。
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキサイ
ドの1種もしくは2種以上を、2個以上の活性水素を有
する化合物に付加重合させた生成物である。
物としては、例えば、多価アルコール類、アルカノール
アミン類、多価フェノール類等が例示される。具体的に
は、多価アルコール類としては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、グリセリン、ヘキサントリオール、ト
リメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、1,
6−ヘキサンジオール、1,3,6−ヘキサントリオー
ル、ペンタエリスリトール等が;また、アルカノールア
ミン類としては、エタノールアミン、プロパノールアミ
ン等が;さらに、多価フェノール類としては、レゾルシ
ン、ビスフェノール類等が;それぞれ例示される。
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコール、ポリブチレングリコー
ルが好ましく、ポリテトラメチレングリコールが特に好
ましい。
アルコールと多塩基性カルボン酸の縮合物、ヒドロキシ
カルボン酸と多価アルコールの縮合物、ラクトンの重合
物等である。
ボン酸の縮合物において、多価アルコール類としては、
先にポリエーテルポリオールの項で例示した各種の化合
物等が;多塩基性カルボン酸類としては、アジピン酸、
セバシン酸、グルタール酸、アゼライン酸、フマール
酸、マレイン酸、コハク酸、ドデセニルコハク酸、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、テトラクロロフタル酸、テトラブロモフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸、ダイマー酸、トリメリット酸、
ピロメリット酸およびそれらの酸無水物等が; それぞ
れ例示される。
ールとの縮合物として、ヒマシ油、ヒマシ油とエチレン
グリコールの反応生成物、ヒマシ油とプロピレングリコ
ールの反応生成物等が例示される。
ロラクタム、α−メチル−ε−カプロラクタム、ε−メ
チル−ε−カプロラクタム等を適当な重合開始剤で開環
重合させたものをいう。
は、前述のポリオール化合物[a]にエポキシ基が導入
された化合物をいう。
酸基をナトリウムメトキサイドや水素化ナトリウム等に
よってナトリウムアルコキシドとした後、エピクロルヒ
ドリンを反応させて得られる化合物;ポリオール化合物
[a]の水酸基に、無水マレイン酸、無水フタル酸、無
水トリメリット酸、テトラヒドロ無水フタル酸等の酸無
水物を反応させた後、エポキシ樹脂を反応させて得られ
る化合物; 等が例示される。
[c]とは、前述のポリオール化合物[a]にイソシア
ネート基が導入された化合物をいう。
酸基に、ポリイソシアネート化合物を付加反応させて得
られる化合物である。なお、この付加反応に用いられる
ポリイソシアネート化合物としては、2,4−トリレン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、フェニレンジイソシアネート、キシレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタン−4,4´−ジイソシアネー
ト、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、およびこ
れらに水添した化合物、エチレンジイソシアネート、プ
ロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、1−メチル−2,4−ジイソシアネ
ートシクロヘキサン、1−メチル−2,6−ジイソシア
ネートシクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト等が挙げられる。
が、例えば、その製造原料であるポリオール化合物とポ
リイソシアネート化合物との量比は、ポリイソシアネー
ト化合物中のイソシアネート基1個あたり、ポリオール
化合物中の水酸基が1個以下となる量比が好ましく、
0.95〜0.75個であることがさらに好ましい。
常の製造条件、すなわち、反応温度50〜100℃程
度、常圧下といった条件で反応させればよい。
ール化合物[d]とは、前述のポリオール化合物[a]
に、ウレタン結合およびエポキシ基が導入された化合物
をいう。
リオール化合物[c]のイソシアネート基に、水酸基と
エポキシ基とを含有する化合物の水酸基を付加反応さ
せ、ウレタン結合を形成せしめてなる化合物である。
合物としては、グリシドール、グリセリンジグリシジル
エーテル等が挙げられる。また、この付加反応の条件
は、特に限定されないが、例えば、80〜100℃で4
〜10時間反応させるのがよい。
合物[e]とは、前述のポリオール化合物[a]に、ア
クリロイル基またはメタクリロイル基が導入された化合
物をいう。
の水酸基と、アクリル酸、メタクリル酸、2−(メタ)
アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−(メタ)アク
リロイルオキシエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロ
イルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸等の化合物のカ
ルボキシル基とをエステル形成反応せしめてなる化合物
である。このエステル形成反応は、特に限定されない
が、例えば、80〜120℃、10〜20時間という条
件で行なうとよい。
基含有ポリオール化合物[f]とは、前述のポリオール
化合物[a]に、ウレタン結合とアクリロイル基または
メタクリロイルが導入された化合物をいう。
リオール化合物[c]のイソシアネート基に、水酸基と
(メタ)アクリロイル基とを含有する化合物の水酸基を
付加反応させ、ウレタン結合を形成せしめてなる化合物
である。
を含有する化合物としては、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート等が例示される。また、この付加反応は、
特に限定されないが、80〜100℃、8〜16時間と
いう条件で行なうのがよい。
いずれも、ポリエーテル骨格あるいはポリエステル骨格
を分子内に有する。そのため、これらの化合物と後述す
る3−イソチアゾロン誘導体(B)とを有する樹脂組成
物を硬化することにより、防汚成分として配合される3
−イソチアゾロン誘導体(B)を適度に保持および放出
し、優れた防汚硬化を長期間に渡って良好に発現するこ
とが可能となる。
式で示される3−イソチアゾロン誘導体(B)である。
素、ハロゲン、または炭素数1〜4個の直鎖または分岐
を有するアルキル基であり、Yは、置換基を有さない直
鎖または分岐を有する炭素数1〜14個のアルキル基、
非置換あるいは置換基としてハロゲンまたは低級アルキ
ルを有する炭素数1〜9個のアラルキル基、または非置
換あるいは置換基としてフェノキシ、ヒドロキシ、トリ
ハロメチル、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ
を有する炭素数1〜9個のアリール基である。)
前述の付着生物等を忌避する効果を示すが、極めて低毒
性であり、人体や鳥類に対して殆んど作用せず、環境を
汚染しない成分である。
体において、X1 の具体例としては、水素、クロロ、ブ
ロモ、ヨード、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、t−ブチル基等が好適に例示さ
れる。また、X2 の具体例としては、水素、クロロ、ブ
ロモ、ヨード、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、t−ブチル基、クロロメチル
基、クロロプロピル基、ブロモメチル基、ブロモエチル
基、ブロモプロピル基等が好適に例示される。
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、デシル基、ペンタデシル基、オ
クタデシル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、
ベンジル基、3,4−ジクロロベンジル基、4−メトキ
シベンジル基、4−クロロベンジル基、3,4−ジクロ
ロフェニル基、ヒドロキシメチル基、クロロメチル基、
クロロプロピル基、ジエチルアミノエチル基、シアノエ
チル基、カルボメトキシエチル基、エトキシエチル基、
2−メトキシ−1−ブロモメチル基、3,3,5−トリ
メチルシクロヘキシル基、フェノキシエチル基、p−ク
ロロアニリノメチル基、フェニルカルバモキシメチル
基、アリル基、プロピニル基、ビニル基、カルボキシエ
チル基、1−イソチアゾロニルエチル基、1,2,2−
トリクロロビニル基等が好適に例示される。
素数1〜9個の非置換のアラルキル基あるいはアリール
基、特にC8 H17であるのが好ましい。このような3−
イソチアゾロン誘導体としては、例えば、4,5−ジク
ロロ−2−n−オクチルイソチアゾリン−3−オンが挙
げられる。
体は、周囲の環境を汚染するような毒性を持たない。例
えば、4,5−ジクロロ−2−n−オクチルイソチアゾ
リン−3−オンのLD50は、1700mg/kg(雄ラ
ット)、2800mg/kg(雌ラット)である。
アゾロン誘導体(B)に含まれる具体的化合物について
は、特公昭61−50984号公報に詳述されている。
チアゾロン誘導体(B)の含有量は、ポリオール化合物
(A)100重量部に対して3〜50重量部、好ましく
は10〜30重量部である。3−イソチアゾロン誘導体
(B)の含有量が3重量部未満では、水中生物の付着防
止効果が示され得ず、一方、50重量部超では、硬化物
が可撓性を示さなくなる。なお、本発明の樹脂組成物に
含有されるポリオール化合物(A)および3−イソチア
ゾロン誘導体(B)は、1種づつには限定はされず、複
数種のポリオール化合物(A)および/または3−イソ
チアゾロン誘導体(B)を混合して樹脂組成物を調整し
てもよい。
オール化合物(A)と前記3−イソチアゾロン誘導体
(B)とに加え、さらに、ポリオール化合物(A)を硬
化させるための硬化剤(硬化触媒、光重合開始剤等を含
む)を含有する。
させるための硬化剤は、ポリオール化合物(A)が有す
る反応性官能基の種類に応じて適宜選択される。
ポリオール化合物[a]を選択する場合は、硬化剤とし
て、前述のポリイソシアネート化合物より選択される。
応性官能基がエポキシ基であるエポキシ基含有ポリオー
ル化合物[b]あるいはウレタン結合およびエポキシ基
含有ポリオール化合物[d]を選択する場合は、硬化剤
として通常のエポキシ樹脂用硬化剤、例えば、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、テトラエチレンペンタミン、ジプロピレントリア
ミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン、ポリメチレ
ンジアミン、イソホロンジアミン等の脂肪族アミンやジ
アミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホ
ン、メチレンビスオルソクロロアニリン等の芳香族アミ
ン、第2あるいは第3級アミン、さらには前述のエポキ
シ基含有ポリオール化合物[b]についての説明の項で
記載した酸無水物等より選択される。
イソシアネート基含有ポリオール化合物[c]を選択す
る場合は、硬化剤として,前述のポリオール化合物
[a]についての説明の項に記載した多価アルコール類
や、前述のエポキシ基含有ポリオール化合物[b]用の
硬化剤の項に記載したアミン類等より選択される。
能基が(メタ)アクリロイル基である(メタ)アクリロ
イル基含有ポリオール化合物[e]、あるいはウレタン
結合および(メタ)アクリロイル基含有ポリオール化合
物[f]を選択する場合は、通常は、硬化触媒であるベ
ンゾイルパーオキサイド、メチルアセトアセテートパー
オキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、アセ
チルアセトンパーオキサイド等の過酸化物や、光重合開
始剤である2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ
ェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、2−メチル−1−(4−メチルチオ)フェニル)−
2−モルフォリノプロパノン−1等より選択される。
硬化触媒、光重合開始剤等を含有せしめる場合、それら
の含有量は、3−イソチアゾロン誘導体(B)の特性を
損なわず、かつ、有効な範囲で選択される。また、これ
らは1つのみを添加しても良く、あるいは複数を併用し
てもよい。
の趣旨を損なわない範囲で、充填剤、可塑剤、酸化防止
剤等を含有せしめてもよい。
(A)と、3−イソチアゾロン誘導体(B)とを必須成
分として含有し、種々の硬化剤、硬化触媒、光重合開始
剤によって、あるいは硬化のための成分なしに硬化し、
可撓性を有する成形物、塗料となる。なお、樹脂組成物
の構成(一液型か二液型か、あるいは、二液型の場合の
各液の成分構成等)や硬化条件(加熱、光照射等)は、
ポリオール化合物(A)と硬化のための成分との組合せ
に応じて選択される。
間の防汚性を有するのは、3−イソチアゾロン誘導体
(B)が、ポリオール化合物(A)が硬化してできたマ
トリックス(高分子ゲル網目)に、ポリエーテルまたは
ポリエステル骨格との親和性によって良く保持されると
共に、適当量が表面へ移行し、溶出するためと考えられ
る。このようにして、2年もの長期に渡って付着生物の
付着を防止できる。
性を有する前記本発明の樹脂組成物の硬化物を、その表
面の少なくとも1部、好ましくは水面あるいは水中に配
備される部位の全面に設けてなる構造物である。本発明
の構造物が対象とするものには、特に限定はなく、船舶
の船底部、ブイ、防舷材、マリンホース、桟橋の橋脚部
等の、特に水上あるいは水中で使用される各種の構造物
すべてを対処とすることができる。
成物の硬化物を配して、本発明の構造物とする方法には
特に限定はなく、接着剤等によって貼り付ける方法、基
材のまわりへ直接注型する方法等の公知の方法によれば
よい。
記樹脂組成物の硬化物の厚さは1mm以上である。硬化物
の厚さが1mm未満では、十分な防汚性を発揮することが
できない場合がある。なお、硬化物の厚さを3mm以上と
することにより、より良好な防汚性をより長期的に発揮
することができ、より好適な結果を得ることができる。
用いた構造物について詳細に説明したが、本発明はこれ
に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の変更および改良を行ってもよいのはもちろん
である。
明する。 <実施例>ポリオール化合物(A)として下記〜の
各種のポリエーテルポリオールおよびポリエステルポリ
オールを合成あるいは用意した。これらのポリエーテル
ポリオールあるいはポリエステルポリオール、および3
−イソチアゾロン誘導体(B)として4,5−ジクロロ
−2−n−オクチルイソチアゾリン−3−オンを用い、
さらに、硬化剤等を加え、表Aおよび表Bに示す配合組
成の樹脂組成物を調製した。得られた各樹脂組成物につ
いて、下記の試験評価を行なった。結果は表Cおよび表
Dに示した。
テルポリオール) 末端エポキシ基ポリエーテルポリオール:ポリプロ
ピレングリコール#1000(Mw=1000、旭ガラ
ス社製)1モルにヘキサヒドロ無水フタル酸2モルを反
応させ、さらに、エポキシ樹脂(828タイプ、住友化
学社製)2.5モルを反応させ、エポキシ基含有ポリエ
ーテルポリオールを合成した。この化合物のエポキシ当
量は約1000であった。
リエーテルポリオール:ポリテトラメチレングリコール
#2000(Mw=2000、三菱化成工業社製)1モ
ルにイソホロンジイソシアネート2モルを反応させ、さ
らに、グリシドール(ダイセル化学社製)2.1モルを
反応させ、ウレタン結合およびエポキシ基含有ポリエー
テルポリオールを合成した。この化合物のエポキシ当量
は1350であった。
リオール:市販のプレポリマーで、ポリエーテル系のハ
イプレンL−100(三井東圧化学社製)をそのまま使
用した。この化合物のイソシアネート%は4.2%であ
る。
オール:ポリエチレングリコール#1000(関東化学
社製)1モルにアクリル酸2.1モルを反応させた。
有ポリエーテルポリオール:ポリテトラメチレングリコ
ール#850(Mw=850、三菱化成工業社製)1モ
ルを4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート2.
05モルと反応させ、さらに、2−ヒドロキシエチルア
クリレート2.1モルを反応させ、ウレタン結合および
アクリロイル基含有ポリエーテルポリオールを合成し
た。
ル:市販のプレポリマーであるプラクセルG−402
(ダイセル化学工業社製)を使用した。この化合物のエ
ポキシ当量は1350である。
リオール:市販のプレポリマーであるプラクセルEP−
1500(ダイセル化学工業社製)を使用した。この化
合物のイソシアネート%は4.25%である。
有ポリエステルポリオール:ポリカプロラクトンジオー
ルであるプラクセルT−2205(ダイセル化学工業社
製)1モルに4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート2モルを反応させ、さらに、2−ヒドロキシエチル
アクリレート2.1モルを反応させ、ウレタン結合およ
びアクリロイル基含有ポリエステルポリオールを合成し
た。
リコーンジオール(比較例):シリコーンジオール(X
−22−160A、信越化学工業社製)1モルにイソホ
ロンジイソシアネート2モルを反応させ、さらに、グリ
シドール(ダイセル化学社製)2.1モルを反応させ、
ウレタン結合およびエポキシ基含有シリコーンジオール
を合成した。この化合物のエポキシ当量は1200であ
った。
ト状に加工した後、表Aおよび表Bに示す条件で硬化さ
せた。それらの硬化物について、JIS K6301に
準じて引張試験を行ない(2号ダンベル状試験片使
用)、引張応力(M 25)および伸び(EB )を算出し
た。
よび表Bに示す条件で硬化させた。それから、300×
300×5mmの試験片を得た。それらの試験片を、静
岡県沼津市内浦長浜沖(駿河湾内、岸壁より約10m)
の水深約1mの所に沈め、所定期間ごとに引上げ、海中
生物の付着の有無を、下記の基準で評価した。なお、こ
の試験は、1991年に開始した。
着が進行しない状態 C:全面積の約1/3に付着が認められる状態 D:全面積の約1/2に付着が認められる状態 E:全面積に渡り、付着が認められる状態 この評価区分で、Aは最も好ましい状態と考えられる。
3−オン:ローム&ハース社製 イソホロンジアミン:ヒュルス社製 ジアミノジフェニルメタン:三井東圧化学社製 メチレンビスオルソクロロアニリン:イハラケミカル工
業社製 イルガキュア184:チバガイギー社製 メチルエチルケトンパーオキサイド:日本油脂社製 1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン:三菱ガス化
学社製 イルガキュア651:チバガイギー社製
物の影響を避けながら、可撓性のある面への利用が可能
な素材や硬化後に複雑な曲面にも対応できる樹脂成形物
となる組成物であって、防汚効果を示すもの、およびこ
れを利用した構造物が提供されるようになる。従って、
本発明の樹脂組成物および構造物を、船舶の船底部、ブ
イ、防舷材、マリンホース、桟橋の橋脚部等の水中構造
物に利用することにより、それらへの水中生物の付着が
防止されるようになる。
Claims (3)
- 【請求項1】ポリオール化合物、エポキシ基含有ポリオ
ール化合物、イソシアネート基含有ポリオール化合物、
ウレタン結合およびエポキシ基含有ポリオール化合物、
(メタ)アクリロイル基含有ポリオール化合物、および
ウレタン結合および(メタ)アクリロイル基含有ポリオ
ール化合物から選択される1種以上のポリオール化合物
(A)と、下記式で示される3−イソチアゾロン誘導体
(B)とを含有し、その含有割合は、前記ポリオール化
合物(A)100重量部に対して前記3−イソチアゾロ
ン誘導体(B)が3〜50重量部であることを特徴とす
る樹脂組成物。 【化1】 (上記式中、X1 およびX2 は、それぞれ単独に、水
素、ハロゲン、または炭素数1〜4個の直鎖または分岐
を有するアルキル基であり、 Yは、置換基を有さない直鎖または分岐を有する炭素数
1〜14個のアルキル基、非置換あるいは置換基として
ハロゲンまたは低級アルキルを有する炭素数1〜9個の
アラルキル基、または非置換あるいは置換基としてフェ
ノキシ、ヒドロキシ、トリハロメチル、ハロゲン、低級
アルキル、低級アルコキシを有する炭素数1〜9個のア
リール基である。) - 【請求項2】請求項1に記載の樹脂組成物にさらに硬化
剤を添加してなる樹脂組成物。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の樹脂組成物を硬
化させてなる厚さ1mm以上の硬化物を、その表面の少な
くとも一部に有する構造物。
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1994
- 1994-04-21 GB GB9407915A patent/GB2277742B/en not_active Expired - Fee Related
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