JPH06305692A - 牽引機用モータ駆動装置 - Google Patents

牽引機用モータ駆動装置

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JPH06305692A
JPH06305692A JP10075393A JP10075393A JPH06305692A JP H06305692 A JPH06305692 A JP H06305692A JP 10075393 A JP10075393 A JP 10075393A JP 10075393 A JP10075393 A JP 10075393A JP H06305692 A JPH06305692 A JP H06305692A
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JP
Japan
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tension
motor drive
motor
display
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10075393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Takaba
要輔 高場
Hidesaburo Tachika
秀三郎 田近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は牽引機用モータ駆動装置に関し、特
に、チェーンで牽引する場合の張力を電気的に算出し
て、モータ駆動部側と遠隔操作体とに設けられた表示部
に張力を表示することを特徴とする。 【構成】 本発明による牽引機用モータ駆動装置は、モ
ータ駆動部(1)の第1マイクロコンピュータ(7a)に接続
された第1表示部(19a)と、前記第1マイクロコンピュ
ータ(7a)に接続された第2マイクロコンピュータ(7b)を
有する遠隔操作体(17)と、前記遠隔操作体(17)に設けら
れた第2表示部(19b)とを備え、各表示部(19a,19b)は同
一張力値を表示することにより、熟練者でない初心者で
も張力の確認を行うことができる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牽引機用モータ駆動装
置に関し、特に、チェーンで牽引する場合の張力を電気
的に算出して、モータ駆動部側と遠隔操作体とに設けら
れた表示部に張力値を表示するための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の牽引機と
して、例えば、建物の柱の建て入れ直しに用いるレバー
ホイストの場合、図2に示すように、柱50,51の下
部50a,51aと中間部50b、及び上部51b間に
おいて斜め状に配設されている。すなわち、第1レバー
ホイスト52の場合、チェーン30の両端に設けられた
一対のフック53,54が前記柱50,51の中間部5
0bと下部51aとの間に設けられている。また、第2
レバーホイスト55の場合、柱50,51の上部51b
に接続されたワイヤロープ56がワイヤクリップ57を
介してチェーン58に接続され、このチェーン58が第
2レバーホイスト55を介して柱50の下部50aに接
続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の牽引機は、以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、前述の従来例では、各レバーホイス
トを入力によって操作し、張力の加減はその作業者の感
と経験によるところが大きく、また、作業者にとっては
負荷の大きい肉体作業であり、今日のような作業者の平
均年令が上昇してくると、その作業は極めて困難であっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、チェーンで牽引する場合の
張力を電気的に算出して、モータ駆動部側と遠隔操作体
とに設けられた表示部に張力値を表示するようにした牽
引機用モータ駆動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による牽引機用モ
ータ駆動装置は、モータ駆動部で駆動するモータを介し
てスプロケットを回転することによりチューンを移動す
るようにした牽引機のモータ駆動装置において、前記モ
ータ駆動部の第1マイクロコンピュータに接続された第
1表示部と、前記第1マイクロコンピュータに接続され
た第2マイクロコンピュータを有する遠隔操作体と、前
記遠隔操作体に、設けられた第2表示部とを備え、前記
各表示部は同一張力値を表示するようにした構成であ
る。
【0006】さらに詳細には、前記モータに流れる電流
値を検出する電流センサと、前記モータに接続された減
速機とを備え、前記電流値からモータ発生トルクを算定
し、前記減速機及び前記スプロケットのスプロケット径
から張力を算定し、前記張力の張力値を前記各表示部で
表示するようにした構成である。
【0007】さらに詳細には、前記張力値の張力ピーク
値は、ホールドされて表示される構成である。
【0008】さらに詳細には、前記減速機の減速比を切
り換えることにより、前記各表示部の張力スケールを切
り換えるようにした構成である。
【0009】さらに詳細には、前記各表示部は、張力表
示機能、前記モータ駆動部に接続された2次電池の充電
警報機能、並びに、前記遠隔操作体に設けられた電池の
交換警報機能を有する構成である。
【0010】
【作用】本発明による牽引機用モータ駆動装置において
は、モータのパワー素子の電源ラインに設けられた電流
センサで検出した電流値を第1マイクロコンピュータに
て演算処理して張力値が第1表示部で表示され、第1R
OMと第1RAMのプログラムにより張力値のピーク値
がホールドされる。また、モータに流れる電流値からモ
ータ発生トルクを算定すると共に、減速機及びスプロケ
ット径から張力を算定し、その張力値を第1表示部に表
示する。これらの第1表示部に表示された張力値は、各
デジタルシリアル回路部を介して第2マイクロコンピュ
ータに伝送され、同一内容のデータとして第2表示部に
て表示される。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による牽引機用モー
タ駆動装置の好適な実施例について詳細に説明する。図
1において符号1で示されるものはモータ駆動部であ
り、このモータ駆動部1に設けられたCPUからなる第
1演算部7a1を有する第1マイクロコンピュータ7a
には、2次電池2からの電源Aが第1DC/DCコンバ
ータ3aを経て供給されていると共に、この第1マイク
ロコンピュータ7aは、第1データバス7Aに接続され
た第1ROM8a、第1RAM9a、第1インターフェ
ース5a、第1A/D変換器4a及び第1PWM出力部
6とから構成されている。
【0012】前記第1インターフェース5aには、第1
表示部19a及びスイッチ24が接続され、このスイッ
チ24は減速機22を有する減速比切換スイッチ23と
連動するように構成されている。
【0013】前記PWM出力部6には、絶縁用のフォト
カプラ11を介して4個のパワーFETからなる周知の
パワー素子12が接続され、このフォトカプラ11から
は正転用信号6aと逆転用信号6bがパワー素子12に
出力されている。前記パワー素子12の電源ラインに設
けられた電流センサ20はアンプ21を介して第1A/
D変換器4aに入力されている。
【0014】前記パワー素子12にはDC型のモータ1
5が接続され、このモータ15は前記減速機22に接続
されていると共に、このモータ15はチェーン30を巻
回して牽引する牽引機31のスプロケット32を回転す
るように構成されている。
【0015】前記第1演算部7a1は、第1デジタルシ
リアル通信回路部16a及び遠隔操作体17の第2デジ
タルシリアル通信回路部16bを介して第2マイクロコ
ンピュータ7bの第2演算部7b1に接続されており、
この第2マイクロコンピュータ7bは、第2データバス
7B、第2ROM8b、第2RAM9b、第2インター
フェース5b及び第2A/D変換器4bとから構成さ
れ、この第2インターフェース5bには、第2表示部1
9bが接続されていると共に、この第2マイクロコンピ
ュータ7bには電池25からの電源が第2DC/DCコ
ンバータ3bを介して供給されている。
【0016】次に、動作について述べる。まず、モータ
駆動回路1を用いてモータ15の駆動を行いスプロケッ
ト32を介してチェーン30の牽引を行う場合、図示し
ない駆動指令用のスイッチをオンとすると、この駆動指
令が第1マイクロコンピュータ7aに取り込まれ、演算
処理した後にPWM出力部6から正逆何れかの信号6
a,6bがパワー素子12に供給されモータ15の回転
が行われる。
【0017】この場合、モータ15に流れる電流値20
aは電流センサ20で検出されてアンプ21を介して第
1A/D変換器4aから第1マイクロコンピュータ7a
に取り込まれてモータ発生トルクが算定される。また、
減速機22及びスプロケット32のスプロケット径から
張力を算定し、その張力値は第1表示部19aにLCD
又はLEDにより表示される。なお、この張力は、張力
=KT・i・K・η・(1/r)(kg)で表され、KT
トルク定数(kg・cm/A)、iはモータの電流、Kは減
速機の減速比1/KのK、ηは効率(<1)、1/rの
rはスプロケットの半径である。
【0018】また、前記電流値20aは第1ROM8a
及び第1RAM9aによるプログラムにより演算されて
電流値20aのピーク値がホールドされる。なお、この
ピークホールド機能はモータ15を逆回転することによ
り解除される。
【0019】また、モータ15に接続された減速機22
は、減速比切換スイッチ23により自在に切換操作され
るが、このスイッチ23に連動したスイッチ24の接点
の信号は第1インターフェース5aを介して第1マイク
ロコンピュータ7aに取り込まれ、第1表示部19aに
おける張力表示時の張力スケールの切換を行うことがで
きる。
【0020】また、前述の第1表示部19aで表示され
た各データは、第1マイクロコンピュータ7aの第1デ
ジタルシリアル通信回路部16a及び第2マイクロコン
ピュータ7bの第2デジタルシリアル通信回路部16b
を介して第2演算部7b1及び第2データバス7Bを経
て第2表示部19bに同一表示がなされる。従って、モ
ータ駆動部1側と遠隔操作体17の各表示部19a,1
9bに同時に同一データを表示することができる。ま
た、各表示部19a,19bには、前述の張力表示の他
に、前記2次電池2の充電状態を第1演算部7a1で演
算し、その充電警報を表示すると共に、前記電池25の
電圧状態を第2演算部7b1で演算し、その交換警報を
表示することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明による牽引機用モータ駆動装置
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、各表示部に張力の定量
値を表示することができ、作業熟練者を要することなく
牽引作業を行うことができる。また、モータの電流値か
ら張力を換算しているため、高価なトルクセンサを用い
ることなく張力を確認することができる。また、張力ピ
ーク値をホールド表示するので、表示部を常時見ること
なく張力の確認が可能である。また、減速比の切換を行
っても正しい張力値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による牽引機用モータ駆動装置を示すブ
ロック図である。
【図2】従来構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 モータ駆動部 2 2次電池 7a,7b マイクロコンピュータ 17 遠隔操作体 19a,19b 表示部 15 モータ 20 電流センサ 20a 電流値 22 減速機 30 チェーン 32 スプロケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動部(1)で駆動するモータ(15)
    を介してスプロケット(32)を回転することによりチュー
    ン(30)を移動するようにした牽引機のモータ駆動装置に
    おいて、前記モータ駆動部(1)の第1マイクロコンピュ
    ータ(7a)に接続された第1表示部(19a)と、前記第1マ
    イクロコンピュータ(7a)に接続された第2マイクロコン
    ピュータ(7b)を有する遠隔操作体(17)と、前記遠隔操作
    体(17)に設けられた第2表示部(19b)とを備え、前記各
    表示部(19a,19b)は同一張力値を表示する構成としたこ
    とを特徴とする牽引機用モータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ(15)に流れる電流値(20a)を
    検出する電流センサ(20)と、前記モータ(15)に接続され
    た減速機(22)とを備え、前記電流値(20a)からモータ発
    生トルクを算定し、前記減速機(22)及び前記スプロケッ
    ト(32)のスプロケット径から張力を算定し、前記張力の
    張力値を前記各表示部(19a,19b)で表示する構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の牽引機用モータ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記張力値の張力ピーク値は、ホールド
    されて表示される構成としたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の牽引機用モータ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記減速機(22)の減速比を切り換えるこ
    とにより、前記各表示部(19a,19b)の張力スケールを切
    り換えるように構成したことを特徴とする請求項2記載
    の牽引機用モータ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記各表示部(19a,19b)は、張力表示機
    能、前記モータ駆動部(1)に接続された2次電池(2)の充
    電警報機能、並びに、前記遠隔操作体(17)に設けられた
    電池(25)の交換警報機能を有することを特徴とする請求
    項1記載の牽引機用モータ駆動装置。
JP10075393A 1993-04-27 1993-04-27 牽引機用モータ駆動装置 Pending JPH06305692A (ja)

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JP (1) JPH06305692A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5963332B1 (ja) * 2015-03-09 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5963332B1 (ja) * 2015-03-09 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 搬送装置
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