JPH07253142A - 牽引機の張力警告方法 - Google Patents

牽引機の張力警告方法

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JPH07253142A
JPH07253142A JP4416894A JP4416894A JPH07253142A JP H07253142 A JPH07253142 A JP H07253142A JP 4416894 A JP4416894 A JP 4416894A JP 4416894 A JP4416894 A JP 4416894A JP H07253142 A JPH07253142 A JP H07253142A
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JP
Japan
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tension
motor
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buzzer sound
display
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Pending
Application number
JP4416894A
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English (en)
Inventor
Yosuke Takaba
要輔 高場
Hidesaburo Tachika
秀三郎 田近
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は牽引機の張力警告方法に関し、特
に、牽引時の張力が設定値に達したことを、設定値ごと
に異なる動作間隔で作動する間欠ブザー音と点滅表示に
よって表示することを目的とする。 【構成】 本発明による牽引機の張力警告方法は、演算
により算定した張力が設定値に達した時に間欠のブザー
音と点滅表示によって警告を行い、この間欠の間隔を設
定値により変化させることにより、どの設定値に到達し
たを認識することができる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牽引機の張力警告方法
に関し、特に、牽引時の張力が設定値に達したことを、
設定値ごとに異なる動作間隔で作動する間欠ブザー音と
点滅表示によって表示するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の牽引機と
して、例えば、建物の柱の建て入れ直しに用いるレバー
ホイストの場合、図3に示すように、柱50,51の下
部50a,51aと中間部50b、及び上部51b間に
おいて斜め状に配設されている。すなわち、第1レバー
ホイスト52の場合、チェーン30の両端に設けられた
一対のフック53,54が前記柱50,51の中間部5
0bと下部51aとの間に設けられている。また、第2
レバーホイスト55の場合、柱50,51の上部51b
に接続されたワイヤープ56がワイヤクリップ57を介
してチェーン58に接続され、このチェーン58が第2
レバーホイスト55を介して柱50の下部50aに接続
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の牽引機は、以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、前述の従来例では、各レバーホイス
トを入力によって操作し、張力の加減はその作業者の感
と経験によるところが大きく、また、作業者にとっては
負荷の大きい肉体作業であり、今日のような作業者の平
均年令が上昇してくると、その作業は極めて困難であっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、チェーンで牽引する場合の
張力を電気的に算出して、張力が設定値に達したこと
を、設定値ごとに異なる動作間隔で作動する間欠ブザー
音と点滅表示によって表示するようにした牽引機の張力
警告方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による牽引機の張
力警告方法は、モータ駆動部で駆動するモータと減速機
を介してスプロケットを回転することによりチェーンを
移動するようにした牽引機において、前記モータに流れ
る電流値、前記減速機の減速比、前記モータのトルク定
数を用いて張力を算定し、前記張力が設定値に達した時
に間欠のブザー音と点滅表示により警告を行い、前記ブ
ザー音と点滅表示の動作間隔は、前記張力の設定値によ
り変化させる方法である。
【0006】
【作用】本発明による牽引機の張力警告方法において
は、モータのパワー素子の電源ラインに設けられた電流
センサで検出した電流値を第1マイクロコンピュータに
て演算処理して張力値が表示部で表示され、第1ROM
と第1RAMのプログラムにより張力値のピーク値がホ
ールドされる。また、モータに流れる電流値からモータ
発生トルクを算定すると共に、減速機及びスプロケット
径から張力を算定し、その張力値が表示部に表示され
る。さらに、ROMとRAMのプログラムにより張力設
定値によりブザー音と点滅表示の動作間隔を変えている
ため、各設定値に到達したことを耳と目視で確認するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明による牽引機の張力
警告方法の好適な実施例について詳細に説明する。図1
において符号1で示されるものはモータ駆動部であり、
このモータ駆動部1に設けられたCPUからなる第1演
算部7a1 を有する第1マイクロコンピュータ7aに
は、2次電池2からの電源Aが第1DC/DCコンバー
タ3aを経て供給されていると共に、この第1マイクロ
コンピュータ7aは、第1データバス7Aに接続された
第1ROM8a、第1RAM9a、第1インターフェー
ス5a、第1A/D変換器4a及びRWM出力部6とか
ら構成されている。
【0008】前記第1インターフェース5aには、第1
表示部19a及びスイッチ24が接続され、このスイッ
チ24は減速機22を有する減速比切換スイッチ23と
連動するように構成されている。
【0009】前記PWM出力部6には、絶縁用のフォト
カプラ11を介して4このパワーFETからなる周知の
パワー素子12が接続され、このフォトカプラ11から
は正転用信号6aと逆転用信号6bがパワー素子12に
出力されている。前記パワー素子12の電源ラインに設
けられた電流センサ20はアンプ12を介して第1A/
DC変換器4aに入力されている。
【0010】前記パワー素子12にはDC型のモータ1
5が接続され、このモータ15は前記減速機22に接続
されていると共に、このモータ15はチェーン30を巻
回して牽引する牽引機31のスプロケット32を回転す
るように構成されている。
【0011】前記第1演算部7a1 は、第1デジタルシ
リアル通信回路部16a及び遠隔操作体17の第2デジ
タルシリアル通信回路部16bを介して第2マイクロコ
ンピュータ7bの第2演算部7b1 に接続されており、
この第2マイクロコンピュータ7bは、第2データバス
7B、第2ROM8b、第2RWM9b、第2インター
フェース5b及び第2A/D変換器4bとから構成さ
れ、この第2インターフェース5bには、第2表示部1
9bが接続されていると共に、この第2マイクロコンピ
ュータ7bには電池25からの電源が第2DC/DCコ
ンバータ3bを介して供給されている。
【0012】前記第1ROM8aと第1RAM9aには
所要の張力の設定値が数段階に書き込まれており、第1
A/D変換器4aを介して入力されたモータ電流値が所
定の張力設定値に等しくなった時に第1演算部7a1
演算されて前記第1インターフェース5aを介して張力
表示部102を有する前記第1表示部19aが点滅表示
する。所要の張力値は数段階に設定されており、所定の
設定値に応じて異なる動作間隔で張力表示部102が作
動するように構成され、第1表示部19aはLCD又は
LEDで構成されている。
【0013】前記第1インターフェース5aには、第1
発音体104aが接続されており、前述と同様により所
定の張力設定値に応じて異なる動作間隔で第1発音体1
04aが作動するように構成されている。
【0014】前記牽引機31は、図2に示されるように
構成されている。すなわち、符号210で示されるもの
はモータ15を有する電動駆動体であり、このモータ1
5はその起動及び停止を行うためのスイッチ212及び
回転方向切換スイッチ213を有するモータ駆動部1が
接続され、このモータ15及びモータ駆動部1は2次電
池2により駆動されるように構成されている。
【0015】前記モータ15には、減速機22を介して
過負荷保護部217(例えば、周知のトルクリミッタ)
が接続され、この過負荷保護部217は回転する結合突
部217aが突出して設けられている。前記減速機22
には回転数切換スイッチ218が設けられている。
【0016】前記電動駆動体210の一端に設けられた
ワンタッチカップリング221により、前記スプロケッ
ト32に巻回したチェーン30を有するチェーン巻取り
機構等223が着脱自在に取り付けられ、このチェーン
巻取り機構部223の一端223aにて下方に垂下した
取手部24には第2フック225が回転機構226を介
して回転自在に取付けられている。
【0017】前記一端223aには、前記結合突部21
7aに嵌合できる結合凹部体227が設けられ、この結
合凹部体227は少なくとも1段のウオーム減速機を有
するチェーン捲取機構用減速機228を介して前記スプ
ロケット32に接続され、前記チェーン30の一端30
aは自由端で構成されると共に、その他端30bに第1
フック229が接続されている。なお、このチェーン捲
取り機構用減速機228は、図示していないが少なくと
も1段のウオーム減速機を有することが必須であり、そ
の段数はチェーンの負荷に応じて増減することができ
る。
【0018】次に、動作について述べる。まず、モータ
駆動回路1を用いてモータ15の駆動を行いスプロケッ
ト32を介してチェーン30の牽引を行う場合、図示し
ない駆動指令用のスイッチをオンとすると、この駆動指
令が第1マイクロコンピュータ7aに取り込まれ、演算
処理した後にPWM出力部6から正逆何れかの信号6
a,6bがパワー素子12に供給されモータ15の回転
が行われる。
【0019】この場合、モータ15に流れる電流値20
aは電流センサ20が検出されてアンプ21を介して第
1A/D変換器4aから第1マイクロコンピュータ7a
に取り込まれてモータ発生トルクが算定される。また、
減速機22及びスプロケット32のスプロケット径から
張力を算定し、その張力値は第1表示部19aにLCD
又はLEDにより表示される。なお、この張力は、張力
=KT・i・K・η・(1/r)(kg)で表され、KT
はトルク定数(kg・cm/A)、iはモータの電
流、Kは減速機の減速比1/KのK、ηは効率(<
1)、1/rのrはスプロケットの半径である。
【0020】また、前記電流値20aは第1ROM8a
及び第1RAM9aによるプログラムにより演算されて
電流値20aのピーク値ずホールドされる。なお、この
ピークホールド機能はモータ15を逆回転することによ
り解除される。
【0021】また、モータ15に接続された減速機22
は、減速比切換スイッチ23により自在に切換操作され
るが、このスイッチ23に連動したスイッチ24の接点
の信号は第1インターフェース5aを介して第1マイク
ロコンピュータ7aに取り込まれ、第1表示部19aに
おける張力表示時の張力スケールの切換を行うことがで
きる。
【0022】前述の状態において、検出された張力が、
前記第1ROM8aと第1RAM9aに書き込まれた張
力設定値に達すると、前記第1演算部7a1 によって演
算され、所定の設定値に応じた動作間隔で、張力表示部
102の点滅表示及び第1発音体104aの間欠発音に
よるブザー音が開始され、使用者は、どの設定値に達し
たか否かを目又は耳で認識することができる。従って、
この設定値の値により前述の点滅及び間欠発音の間欠サ
イクルが異なるように前記第1インターフェース5aを
介して出力される。
【0023】また、前述の第1表示部19aで表示され
た各データ及び点滅表示とブザー動作は、第1マイクロ
コンピュータ7aの第1デジタルシリアル通信回路部1
6a及び第2マイクロコンピュータ7bの第2デジタル
シリアル通信回路部16bを介して第2演算部7b1
び第2データバス7Bを経て第2表示部19bに同一表
示がなされる。従って、モータ駆動部1側と遠隔操作体
17の各表示部19a,19bに同時に同一データと点
滅を表示することができる。また、同様にして各発音体
104a,104bに同時に発音することができる。ま
た、各表示部19a,19bには、前述の張力表示の他
に、前記2次電池2の充電状態を第1演算部7a1 で演
算し、その充電警報を表示すると共に、前記電池25の
電圧状態を第2演算部7b1 で演算し、その交換警報を
表示することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明による牽引機の張力警告方法は以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、演算された張力値が予め設定
された設定値に達した場合、張力表示部と発音体の間欠
動作によって表示することができると共に、この設定値
の内容すなわちレベルに応じてこの間欠動作のサイクル
が変化するため、使用者はどの設定値に達しているか否
かを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による牽引機の張力警告方法を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の牽引機を示す構成図である。
【図3】従来の牽引機を示す構成図である。
【符号の説明】
1 モータ駆動部 15 モータ 20a 電流値 22 減速機 30 チェーン 32 スプロケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動部(1)で駆動するモータ(15)
    と減速機(22)を介してスプロケット(32)を回転すること
    によりチェーン(30)を移動するようにした牽引機におい
    て、前記モータ(15)に流れる電流値、前記減速機(22)の
    減速比、前記モータ(15)のトルク定数を用いて張力を算
    定し、前記張力が設定値に達した時に間欠のブザー音と
    点滅表示により警告を行い、前記ブザー音と点滅表示の
    動作間隔は、前記張力の設定値により変化させることを
    特徴とする牽引機の張力警告方法。
JP4416894A 1994-03-15 1994-03-15 牽引機の張力警告方法 Pending JPH07253142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5963332B1 (ja) * 2015-03-09 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5963332B1 (ja) * 2015-03-09 2016-08-03 東芝エレベータ株式会社 搬送装置
CN105947865A (zh) * 2015-03-09 2016-09-21 东芝电梯株式会社 输送装置

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