JPH06305547A - 充填機への空チューブの整列供給方法並びにその方法を用いた空チューブ整列供給装置 - Google Patents

充填機への空チューブの整列供給方法並びにその方法を用いた空チューブ整列供給装置

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JPH06305547A
JPH06305547A JP12082693A JP12082693A JPH06305547A JP H06305547 A JPH06305547 A JP H06305547A JP 12082693 A JP12082693 A JP 12082693A JP 12082693 A JP12082693 A JP 12082693A JP H06305547 A JPH06305547 A JP H06305547A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填機への空チューブの整列供給を自動化で
き、加えてミスがなく確実に行えるとともに、装置全体
の騒音を極力を抑えることができるものである。 【構成】 任意な向きの空チューブ6を幅方向に予備的
に整列させる工程と;無端回動式の巻回部材25表面に1
個の空チューブ6を収納し得る大きさの収納空間部26a
を幅方向に連続して設けた整列手段4の上面始端側で、
収納空間部26a内に任意な向きの空チューブ6を1個づ
つ送り込む工程と;巻回部材25上面の途中で検知センサ
ー28により空チューブ6の向きを検知し、逆方向の空チ
ューブ6をクランプ30等で把持して回転させることによ
り空チューブ6の向きを変えて一定の方向に整える工程
と;前記整列手段4の上面終端側で、同じ方向に整列さ
れた収納空間部26aの空チューブ6を立起させて充填機
7のソケット9に供給する工程とよりなる方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小型の歯磨きチ
ューブを製造するのに、練り歯磨きを充填する前に、ブ
ロー成形された合成樹脂製の空チューブを一定の方向に
整列させて充填機に供給する充填機への空チューブの整
列供給方法並びにその方法を用いた空チューブ整列供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、作業者が手作業により一定の方
向に空チューブを整列させながら、充填機に供給するシ
ュートに投入することにより行っているのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法に
あっては、作業者が手作業により行っているので、大変
面倒であり、製品のコストアップにつながっており、ま
た時々空チューブを整列させるのにミスが生じ、運転中
に装置を停止させるトラブルが発生するという問題点が
生じた。更に、かかる問題点に鑑み、例えば振動を利用
したパーツフィーダーにより1個づつ送り出し、縦方向
のシュート内で立起させた状態で多数個の空チューブを
送り込んで充填機のソケットに供給して自動化を図るこ
とも可能であるが、例えば図10のように基端部が偏平の
空チューブを用いて行う場合には、上下の空チューブの
先端部と基端部が重なってシュート内でひっかかってし
まうと問題点があり、またパーツフィーダーの騒音より
装置全体が非常に喧しいという問題が生じる。
【0004】そこで、本発明は、充填機への空チューブ
の整列供給を自動化でき、加えてミスがなく確実に行え
るとともに、装置全体の騒音を極力を抑えることができ
る充填機への空チューブの整列供給方法並びにその方法
を用いた空チューブ整列供給装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、任意な向きの空チューブを幅方向に予備的に整列さ
せる工程と;無端回動式の巻回部材表面に1個の空チュ
ーブを収納し得る大きさの収納空間部を幅方向に連続し
て設けた整列手段の上面始端側で、収納空間部内に任意
な向きの空チューブを1個づつ送り込む工程と;巻回部
材上面の途中で検知センサーにより空チューブの向きを
検知し、逆方向の空チューブをクランプ等で把持して回
転させることにより空チューブの向きを変えて一定の方
向に整える工程と;前記整列手段の上面終端側で、同じ
方向に整列された収納空間部の空チューブを立起させて
充填機のソケットに供給する工程とよりなる方法であ
る。
【0006】また、同じく上記目的を達成するために、
装置として、任意な方向の空チューブを1個づつ送る移
送コンベアと;無端回動式の巻回部材表面に前記送込手
段から送られてくる1個の空チューブを位置させうる保
持空間部を幅方向に連続して設けるとともに、巻回部材
の上面終端側から下面にかけて外被した落下防止カバー
を設けた予備整列手段と;無端回動式の巻回部材を用
い、前記予備整列手段の落下防止カバーの終端から落下
された空チューブを受け、予備整列された任意な方向の
空チューブを移動させ、空チューブを長さ方向に押し込
む移動用杆体を設けた送込手段と;無端回動式の巻回部
材表面に1個の空チューブを収納し得る大きさの収納空
間部を幅方向に連続して設け、巻回部材上面の途中に収
納空間部内に位置する空チューブの向きを検知する検知
センサーを設置するとともに、逆向きの空チューブを把
持して回転させることにより向きを変えるクランプ部を
設けた整列手段と、 前記整列手段の上面終端側で、同
じ方向に整列された収納空間部の空チューブを立起させ
て充填機のソケットに供給する供給手段とよりなるもの
である。
【0007】更に、後述する効果により、予備整列手段
において、保持空間部内に空チューブを位置させた場
合、保持空間部内から上方に突出する空チューブを引っ
掛けるための規制杆を設け、保持空間部内から側方に突
出する空チューブを押し込むための押込板を進退可能に
設けたものを利用するが好ましい。
【0008】また、整列手段において、両側面に開放す
る収納凹部を上面に有する収納ブロックを巻回部材表面
に多数設け、収納凹部内を収納空間部としたものを設け
ることができる。
【0009】
【作用】以上の如く本発明の充填機への空チューブの整
列供給方法並びにその方法を用いた空チューブ整列供給
装置によれば、予備整列手段における上面始端側の保持
空間部内に、移送コンベアにより任意な方向の空チュー
ブを1個づつ投入し、該保持空間部内に位置する空チュ
ーブは巻回部材の回動に伴って移動し、巻回部材の上面
終端側から下面にかけては落下防止カバーにて保持され
ながら回動し、該落下防止カバーの終端から順に下方に
落下して送込手段の巻回部材の上面始端側に投入され、
予備整列された無作為な方向の空チューブが上面終端側
に移動し、移動用杆体により空チューブを長さ方向に押
し込んで、整列手段の上面始端側の収納空間部内に任意
な方向の空チューブを1個づつ送り込み、巻回部材上面
の途中で検知センサーにより空チューブの向きを検知
し、逆方向の空チューブをクランプ等で把持して回転さ
せることにより空チューブの向きを変えて一定の方向に
整え、前記整列手段の上面終端側で、供給手段により同
じ方向に整列された収納空間部の空チューブを立起させ
て充填機のソケットに供給し、充填機で練り歯磨き等を
充填し、キャップを閉じることにより歯磨きチューブ等
が製造されるのである。
【0010】予備整列手段において、保持空間部内に空
チューブを位置させた場合、巻回部材の回動に伴って、
規制杆にて保持空間部内から上方に突出する空チューブ
を引っ掛けて振り落とすとともに、押込板により保持空
間部内から側方に突出する空チューブを保持空間部内に
押し込むことにより、空チューブを保持空間部内に位置
させることができるのである。
【0011】また、整列手段において、両側面に開放す
る収納凹部を上面に有する収納ブロックを巻回部材表面
に多数設け、収納凹部内を収納空間部としたものを用い
た場合には、収納凹部内の収納空間部に1個の空チュー
ブが確実に保持された状態で移動されるのである。
【0012】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。まず図1に基づいて本発明の基本原理を示す第
1実施例の充填機への空チューブ整列供給装置A(以
下、単に本装置Aと称する。)について述べた後に、か
かる装置Aを応用させた実装置である第2実施例の充填
機への空チューブ整列供給装置B(以下、単に本装置B
と称する。)について詳述する。
【0013】本装置Aは、図1に示すように移送コンベ
ア1、予備整列手段2、送込手段3、整列手段4、供給
手段5で構成され、図10のような基端部6aが偏平形状
の空チューブ6を整列させるとともに充填機7のターン
テーブル8の周端に設けたソケット9に供給し、この充
填機7で例えば練り歯磨を空チューブ6内に充填して歯
磨きチューブを製造することができるのである。
【0014】移送コンベア1は、図示しないモーター等
により図1中矢印方向に無端回動式のベルト、チェーン
等を用いた巻回部材10が回転して空チューブ6が順に送
られてくるのである。
【0015】予備整列手段2は、図1に示すようにロー
ラ11やスプロッケット等を両端に配して無端回動式のベ
ルト、チェーン等を用いた巻回部材12を巻回し、その表
面に保持空間部13を有するように離間して仕切板14を幅
方向に等間隔に立設し或いはコの字部材を立設し、巻回
部材12の始端側に前記移送コンベア1から送られてくる
空チューブ6を保持空間部13内に導くガイド板15を一対
離間して並行配設し、その側方上部には仕切板14から上
方にはみ出ている空チューブ6を振り落とす規制杆17を
巻回部材12と平行に且つ斜めに設け、更にその側方に保
持空間部13内から側方にはみでて収納された空チューブ
6を側方から内部に押し込むための押込板16をシリンダ
ー等で図1中矢印方向に移動可能とし、巻回部材12の上
面終端側から下面にかけて外被するように落下防止カバ
ー18を設けたものである。図例の予備整列手段2では、
巻回部材12の連続した回動により、予備的に幅方向に整
列させた空チューブ6を送りこむことができるのである
が、間欠送りにより行うことも可能である。尚、空チュ
ーブ6が斜めに傾くことなく確実に送込手段3に1個づ
つ供給できるのであれば、特にこの予備整列手段2を設
置する必要はないのであるが、逆に予備整列手段2を設
置することにより、空チューブ6を斜めに傾くことなく
確実に1個づつ供給でき、自動化を確実に行うことがで
きるのである。
【0016】送込手段3は、図1のように前記予備整列
手段2の落下防止カバー18出口の下方に送込手段3の上
面始端側が位置して一部重なるように並行に設置され、
ローラ19やスプロッケット等を両端に配して無端回動式
のベルト、チェーン等を用いた巻回部材20を巻回し、そ
の表面に幅方向に断面が略半円形状又は円形状のテフロ
ンや合成樹脂製の摺動送り杆21を進行方向に対して直交
するように、隣接させて順に敷設し、図示しないモータ
ーにより図1中矢印方向に任意な方向の空チューブ6が
隣接した状態で順に図中右側に送られ、エアーシリンダ
ー等と関係づけた移動用杆体22により側方から押し込む
ことにより、連結板23を通って並行配設された整列手段
4の上面始端側に送り込まれるものである。
【0017】整列手段4は、図1のようにローラ24やス
プロッケット等を両端に配して無端回動式のベルト、チ
ェーン等を用いた巻回部材25を巻回し、両側面に開放す
る収納凹部26を上面の略中央に有する収納ブロック27
を、進行方向に対して直交するように、やや離間して等
間隔に該巻回部材25の表面に固着し、中央の側方に光電
センサーを用いた検知センサー28とエアーシリンダー等
と関係づけて進退可能とした位置決め杆体29を収納ブロ
ック27を挟んで対面させて設置し、その右側方に空チュ
ーブ6を把持して反転及び上下動が可能な反転クランプ
29を収納ブロック27上方に設け、更に上面終端側には充
填機7への供給手段5を設置している。そして、電気モ
ーター等を関係づけて巻回部材25上の収納ブロック27を
間欠送りを可能としたものである。この収納凹部26によ
り空チューブ6を1個収納しうる大きさの収納空間部30
を形成しているのであるが、板体を離間して並行配設し
て収納空間部26aを形成したものであってもよい。
【0018】供給手段5は、図1に示すように略中央に
貫通する保持孔31を有し且つ該保持孔31と連通する案内
溝32を表面側に開放するように穿設した立起部材33を、
図示しないエアーシリンダーや連動カム等と関係づけて
全体を回動自在とし、下方に立起させた場合には、立起
部材33の保持孔31と充填機7に送るターンテーブル8の
周端に設けたソケット9と一直線になるような位置関係
とし、立起部材33の保持孔31内に位置させた空チューブ
6をソケット9に落とし込むために、立起部材33の保持
孔31から案内溝32にかけて上下に移動可能な押圧片34を
設置し、更に上方で横に倒した場合には、収納ブロック
27の収納凹部26と立起部材33の保持孔31が一直線となっ
て隣接する位置関係とし、この立起部材33の対面に空チ
ューブ6を立起部材33の保持孔31内に押し込む圧入杆体
35をエアーシリンダー等と関係づけて設けたものであ
る。尚、供給手段5としては、上記の立起部材33を用い
るものに限定されず、例えばクランプを用いて、収納ブ
ロック27の収納凹部26に位置する空チューブ6を把持し
て立起させてソケット9に供給することも可能であり、
また縦方向のシュートを用いて、空チューブ6を立起さ
せた状態で供給することも可能である。
【0019】而して、本装置Aによれば、図1に示すよ
うに移送コンベア1の巻回部材10上に1個づつ投入され
た空チューブ6が、右から左方向に移動され、ガイド板
15,15の間に投入され、該ガイド板15,15で案内されて
予備整列手段2の仕切板14の間の保持空間部13内に載置
され、仕切板14から上方にはみ出ている空チューブ6は
規制杆17に引っ掛かって振り落とされるとともに、保持
空間部13の側方からはみでた空チューブ6は押込板16が
想像線の位置から実線の位置まで進退して空チューブ6
の位置を整え、そして仕切板14の間の保持空間部13内の
空チューブ6は落下防止カバー18で規制されながら回転
し、該落下防止カバー18の終端で空チューブ6を自然落
下させて送込手段3の摺動送り杆21・・上面に載置さ
れ、任意な方向の空チューブ6が順に右側に送られて隣
接して整えられた状態で多数の空チューブ6が上面終端
側で待機し、移動用杆体22により空チューブ6を側方に
押し込むことにより、連結板23を通って並行配設された
整列手段4の上面始端側に送り込まれて収納ブロック27
における収納凹部26の収納空間部26a内に空チューブ6
が任意な方向で収納されて右側に間欠的に移動し、途中
で位置決め杆体29で収納ブロック27の収納凹部26内の空
チューブ6を押し込んで空チューブ6の端部と検知セン
サー28を対面させて該検知センサー28により空チューブ
6の向きを検知し、逆向きの空チューブ6は反転クラン
プ30で把持して反転させて一定の向き、即ち図例では空
チューブ先端6bが検知センサー28と対面する方向に整
列させた後、更に右側に移動され、上面終端側で圧入杆
体35を前進させて収納ブロック27の収納凹部26内に位置
させた空チューブ6を該収納ブロック27と隣接する立起
部材33の保持孔31内に押し込んで位置させ、該立起部材
33を回転させて実線で示すように立起させた後、押圧片
34を下方に移動させて立起部材33の保持孔31内に位置す
る空チューブ6を充填機7のソケット9内に、開口部を
上方に向けた状態で空チューブ6を供給することができ
るのであり、ターンテーブル8を回転させ、充填機7で
練り歯磨きを充填し、キャップを閉じることに歯磨きチ
ューブが製造されるのである。
【0020】このように本装置Aによれば、充填機7へ
空チューブ6を整列して供給するのを自動化でき、加え
てミスがなく確実に行うことができるのであり、更に本
装置Aにはパーツフィーダーを用いていないので、運転
中に騒音が少なく静かな装置に仕上げることができるの
である。
【0021】更に、図2から図9に基づいて、動きを交
えながら本装置Bについて説明する。本装置Bは、基本
的には上述した装置Aの構造を用いたものであるが、図
2に示すように移送コンベア1、予備整列手段2、送込
手段3を2組用意し、整列手段4に2方向から空チュー
ブ6を供給し、それに伴い反転クランプ30を2個用意す
るとともに、立起部材33では2個の空チューブ6を一度
に立起可能とし、更に移送コンベア1の始端側には移動
手段36と抽出手段37を隣接して設置してなり、全体とし
て移動手段36、抽出手段37、移送コンベア1、予備整列
手段2、送込手段3、整列手段4、供給手段5、充填機
7、キャップ閉止装置38で構成されている。
【0022】移動手段36は、図3のようにローラ39を離
間して上方斜めに傾斜させて配設し、該ローラ39に無端
回動式のベルト40を巻回し、ベルト40表面には一定の間
隔ごとに区切板41・・を立設し、該ベルト40背面に投入
ホッパー43を取り付け、上部ローラ39の出口にシュート
44を取り付けたものであり、投入ホッパー43内に多数個
の空チューブ6を入れると、ベルト40の回転に伴って区
切板41と区切板41の間に位置する空チューブ6が上方に
移動され、シュート44から排出されるのでる。
【0023】抽出手段37は、図3から図5に示すように
円筒の攪拌ホッパー45を斜めに傾斜させて設置し、端縁
に1個の空チューブ6を収納し得る大きさの抽出用切欠
部46を等間隔に穿設した円盤状の回転体47をこの攪拌ホ
ッパー45内の底面に摺動させながら、駆動モーター48に
より回転自在とし、攪拌ホッパー45の底面に空チューブ
6を1個づつ抽出できる取出穴49を穿設し、この下方に
案内シュート50を設けて空チューブ6を移送コンベア1
の始端側に導入するようにしたものである。
【0024】予備整列手段2及び送込手段3は、図2及
び図6に示すように整列手段4の両側に設置され、それ
ぞれの送込手段3,3により整列手段4の両側から連続
する収納ブロック27・・に交互に空チューブ6を送り込
むのである。予備整列手段2及び送込手段3の細かい動
きは、図1にて示した第1実施例の装置Aと同じである
が、整列手段4は、図6のようにエアーシリンダー51に
より2本の位置決め杆体29を同時に作動可能とし、そし
て検知センサー28により同時に2個の空チューブ6の向
きを検知することができるのであり、更に図7に示すよ
うに空気の吸引力を利用して空チューブ6の脱着を行う
ことができる2個の反転クランプ30を有し、エアーシリ
ンダー52により上下動、回転を行うことができ、同時に
2個の空チューブ6の向きを変えることができるのであ
る。
【0025】次に、供給手段5における立起部材33を回
動させる機構について説明する。立起部材33は、図8及
び図9に示すように2個の空チューブ6を同時に立起で
きるように2組の保持孔31と案内溝32を並行に穿設した
ものであり、そして並行配設した支持板53に軸受部54を
介して枢着軸55両端の縮径部55aを回動自在に枢着し、
一端の縮径部55aと図示しないエアーシリンダー等と関
係づけた操作杆56先端とを連動カム57を用いて枢着し、
立起部材33の背面と枢着軸55とを連結杆58で固着したも
のであり、この操作杆56の進退より枢着軸55を中心にし
て立起部材33が回動するのである。即ち、図8の実施線
で示すように立起部材33の保持孔31,31と収納ブロック
27,21の収納凹部26,26が一致するように立起部材33は
支持され、エアーシリンダー59により圧入杆体35を図8
中矢印方向に前進させ、収納ブロック27,21の収納凹部
26,26内に位置する空チューブ6,6を押し出して立起
部材33の保持孔31,31内に圧入して保持し、操作杆56を
図示しないエアーシリンダー等により前進させて立起部
材33を矢印方向に回転させ、ソケット9と一致するよう
に立起部材33を立起させるのであり、更に立起部材33の
保持孔31と案内溝32内に位置するようにエアーシリンダ
ー60により押圧板34,34を下方に移動させて、空チュー
ブ6を下方に落とし込んでソケット9内に立起させて供
給することができるのである。
【0026】そして、ソケット9に供給された空チュー
ブ6はターンテーブル8で回転させ、充填機7で練り歯
磨きを充填し、キャップ閉止装置38にてキャップを閉じ
ることに歯磨きチューブが製造されるのである。
【0027】このように本装置Bによれば、歯磨きチュ
ーブの製造に必要な工程を全て自動化することができる
のであり、予備整列手段2、送込手段3を2組用意し、
整列手段4に2方向から空チューブ6を供給し、それに
伴い反転クランプ30を2個用意するとともに、立起部材
33では2個の空チューブ6を一度に立起可能としている
ので、製造時間を大幅に短縮することができるのであ
る。
【0028】尚、空チューブ6としては、図10に示した
ものに限られず、図11に示すように先端6bにキャップ
61を延設し、基端部6aを開放したものであってもよ
い。このキャップ61の基端部6aから練り歯磨きを充填
した後、該基端部6aを熱圧着することにより閉じるこ
とができるのである。そして、使用する場合には、キャ
ップ61を回転させることにより捩じて切断することがで
きるのである。また、充填物としては、練り歯磨きの他
に絵の具、マヨネーズ、ソース等であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る充填機への空チューブの整
列供給方法並びにその方法を用いた空チューブ整列供給
装置によれば、充填機へ空チューブを整列して供給する
のを自動化でき、加えてミスがなく確実に行うことがで
きるのであり、更に本装置にはパーツフィーダーを用い
ていないので、運転中に騒音が少なく静かな装置に仕上
げることができるのである。
【0030】予備整列手段において、保持空間部内に空
チューブを位置させた場合、保持空間部内から上方に突
出する空チューブを引っ掛けるための規制杆を設け、保
持空間部内から側方に突出する空チューブを押し込むた
めの押込板を進退可能に設けたものを用いると、巻回部
材の回動に伴って、規制杆にて保持空間部内から上方に
突出する空チューブを引っ掛けて振り落とすとともに、
押込板により保持空間部内から側方に突出する空チュー
ブを保持空間部内に押し込むことにより、空チューブを
保持空間部内に位置させることができるので、空チュー
ブを幅方向に予備的な整列を確実に行うことができるの
である。
【0031】整列手段において、両側面に開放する収納
凹部を上面に有する収納ブロックを巻回部材表面に多数
設け、収納凹部内を収納空間部としたものを用いた場合
には、収納凹部内を収納空間部に1個の空チューブが確
実に保持された状態で移動されるので、整列の前後で空
チューブが動いて斜めに向いたりすることがないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の充填機への空チューブ整列供給装
置の説明斜視図
【図2】第2実施例の充填機への空チューブ整列供給装
置の平面図
【図3】同じく移動手段と抽出手段の関係を示す側面図
【図4】同じく抽出手段の要部を示す縦断面図
【図5】同じく抽出手段の攪拌ホッパーの平面図
【図6】同じく送込手段と整列手段の関係を示す平面図
【図7】同じく整列手段の要部を示す側面図
【図8】同じく供給手段のまわりの位置関係を示す縦断
面図
【図9】図8のA−A矢視断面図
【図10】空チューブの斜視図
【図11】他の空チューブの斜視図
【符号の説明】
A 第1実施例の充填機への空チューブ整列供給装置 B 第2実施例の充填機への空チューブ整列供給装置 1 移送コンベア 2 予備整列手段 3 送込手段 4 整列手段 5 供給手段 6 空チューブ 7 充填機 8 ターンテーブル 9 ソケット 10 巻回部材 11 ローラ 12 巻回部材 13 保持空間部 14 仕切板 15 ガイド板 16 押込板 17 規制杆 18 落下防止板 19 ローラ 20 巻回部材 21 摺動送り杆 22 移動用杆体 23 連結板 24 ローラ 25 巻回部材 26 収納凹部 27 収納ブロック 28 検知センサー 29 位置決め杆体 30 反転クランプ 31 保持孔 32 案内溝 33 立起部材 34 押圧板 35 圧入杆体 36 移動手段 37 抽出手段 38 キャップ閉止装置 39 ローラ 40 ベルト 41 区切板 43 投入ホッパー 44 シュート 45 攪拌ホッパー 46 抽出用切欠部 47 回転体 48 駆動モータ 49 取出穴 50 案内シュート 51 エアーシリンダー 52 エアーシリンダー 53 支持板 54 軸受部 55 枢着軸 56 操作杆 57 連動カム 58 連結杆 59 エアーシリンダー 60 エアーシリンダー 61 キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意な向きの空チューブを幅方向に予備
    的に整列させる工程と、 無端回動式の巻回部材表面に1個の空チューブを収納し
    得る大きさの収納空間部を幅方向に連続して設けた整列
    手段の上面始端側で、収納空間部内に任意な向きの空チ
    ューブを1個づつ送り込む工程と、 巻回部材上面の途中で検知センサーにより空チューブの
    向きを検知し、逆方向の空チューブをクランプ等で把持
    して回転させることにより空チューブの向きを変えて一
    定の方向に整える工程と、 前記整列手段の上面終端側で、同じ方向に整列された収
    納空間部の空チューブを立起させて充填機のソケットに
    供給する工程と、 よりなる充填機への空チューブの整列供給方法。
  2. 【請求項2】 任意な方向の空チューブを1個づつ送る
    移送コンベアと、 無端回動式の巻回部材表面に前記送込手段から送られて
    くる1個の空チューブを位置させうる保持空間部を幅方
    向に連続して設けるとともに、巻回部材の上面終端側か
    ら下面にかけて外被した落下防止カバーを設けた予備整
    列手段と、 無端回動式の巻回部材を用い、前記予備整列手段の落下
    防止カバーの終端から落下された空チューブを受け、予
    備整列された任意な方向の空チューブを移動させ、空チ
    ューブを長さ方向に押し込む移動用杆体を設けた送込手
    段と、 無端回動式の巻回部材表面に1個の空チューブを収納し
    得る大きさの収納空間部を幅方向に連続して設け、巻回
    部材上面の途中に収納空間部内に位置する空チューブの
    向きを検知する検知センサーを設置するとともに、逆向
    きの空チューブを把持して回転させることにより向きを
    変えるクランプ部を設けた整列手段と、 前記整列手段の上面終端側で、同じ方向に整列された収
    納空間部の空チューブを立起させて充填機のソケットに
    供給する供給手段と、 よりなる充填機への空チューブの整列供給装置。
  3. 【請求項3】 予備整列手段において、保持空間部内に
    空チューブを位置させた場合、保持空間部内から上方に
    突出する空チューブを引っ掛けるための規制杆を設け、
    保持空間部内から側方に突出する空チューブを押し込む
    ための押込板を進退可能に設けた請求項2記載の充填機
    への空チューブの整列供給装置。
  4. 【請求項4】 整列手段において、両側面に開放する収
    納凹部を上面に有する収納ブロックを巻回部材表面に多
    数設け、収納凹部内を収納空間部とした請求項2又は請
    求項3記載の充填機への空チューブの整列供給装置。
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