JP2830688B2 - 充填機への空チューブ整列供給装置 - Google Patents

充填機への空チューブ整列供給装置

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JP2830688B2
JP2830688B2 JP12082693A JP12082693A JP2830688B2 JP 2830688 B2 JP2830688 B2 JP 2830688B2 JP 12082693 A JP12082693 A JP 12082693A JP 12082693 A JP12082693 A JP 12082693A JP 2830688 B2 JP2830688 B2 JP 2830688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小型の歯磨きチ
ューブを製造するのに、練り歯磨きを充填する前に、ブ
ロー成形された合成樹脂製の空チューブを一定の方向に
整列させて充填機に供給する充填機への空チューブ整列
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、作業者が手作業により一定の方
向に空チューブを整列させながら、充填機に供給するシ
ュートに投入することにより行っているのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法に
あっては、作業者が手作業により行っているので、大変
面倒であり、製品のコストアップにつながっており、ま
た時々空チューブを整列させるのにミスが生じ、運転中
に装置を停止させるトラブルが発生するという問題点が
生じた。更に、かかる問題点に鑑み、例えば振動を利用
したパーツフィーダーにより1個づつ送り出し、縦方向
のシュート内で立起させた状態で多数個の空チューブを
送り込んで充填機のソケットに供給して自動化を図るこ
とも可能であるが、例えば図10のように基端部が偏平
の空チューブを用いて行う場合には、上下の空チューブ
の先端部と基端部が重なってシュート内でひっかかって
しまうという問題点があり、またパーツフィーダーの騒
音より装置全体が非常に喧しいという問題が生じる。
【0004】そこで、本発明は、充填機への空チューブ
の整列供給を自動化でき、加えてミスがなく確実に行え
るとともに、装置全体の騒音を極力を抑えることができ
填機への空チューブ整列供給装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、小型の歯磨きチューブ等の空チューブを整列させる
とともに、充填機へ供給するための空チューブ整列供給
装置であって、 任意な方向の空チューブを1個づつ送り
こむ移送コンベアと;無端回動式のベルト、チェーン等
を用いた巻回部材表面に、前記移送コンベアから送られ
てくる1個の空チューブを位置させるための保持空間部
を、該保持空間の幅方向に直角に連続して設け、前記移
送コンベアで送られてくる空チューブを巻回部材の上面
始端側の保持空間部内に供給して位置させた場合、保持
空間部内から上方に突出した空チューブを引っ掛けて落
とすための規制杆を設けるとともに、保持空間部内から
側方に突出する空チューブを押し込むための押込板を進
退可能に設け、更に巻回部材の上面終端側から下面にか
けて外被した落下防止カバーを設けた予備整列手段と;
無端回動式のベルト、チェーン等を用いた巻回部材を用
い、前記予備整列手段の落下防止カバーの終端から落下
された空チューブを、巻回部材の上面始端側で進行方向
と略直角な方向に位置するように受け、このように予備
整列された任意な方向の空チューブを移動させた後、巻
回部材の上面終端側で空チューブを長さ方向に押し込む
移動用杆体を設けた送込手段と;無端回動式のベルト、
チェーン等を用いた巻回部材表面に、1個の空チューブ
を収納し得る大きさの両側面を開放した収納空間部を、
該収納空間の幅方向に直角に連続して設け、前記送込手
段の移動用杆体によって押し込まれてくる空チューブが
移動可能なように連結板を巻回部材の上面始端側に設
け、更に巻回部材上面の途中に収納空間部内に位置する
空チューブの向きを検知する検知センサーを設置すると
ともに、逆向きの空チューブを把持して回転させること
により向きを変えるクランプ部を設けた整列手段と:前
記整列手段の巻回部材の上面終端側で、同じ方向に整列
された収納空間部の空チューブを長さ方向に押し出す圧
入杆体を設け、収納空間部から押し出された空チューブ
を立起させて充填機のソケットに供給する供給手段とよ
りなる充填機への空チューブの整列供給装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】 更に、後述する効果により、整列手段にお
いて、両側面に開放する収納凹部を上面に有する収納ブ
ロックを巻回部材表面に多数設け、収納凹部内を収納空
間部としたものを用いる方が好ましい。
【0007】
【作用】以上の如く本発明に係る請求項1の充填機への
空チューブ整列供給装置によれば、予備整列手段におけ
る巻回部材の上面始端側の保持空間部内に、移送コンベ
アにより任意な方向の空チューブを1個づつ投入し、予
備整列手段の巻回部材の回動に伴って、規制杆にて保持
空間部内から上方に突出する空チューブを引っ掛けて振
り落とすとともに、押込板により保持空間部内から側方
に突出する空チューブを保持空間部内に押し込むことに
より、空チューブを保持空間部内に位置させることがで
きる。そして、保持空間部内に位置する空チューブは巻
回部材の回動に伴って移動し、巻回部材の上面終端側か
ら下面にかけては落下防止カバーにて保持されながら回
動し、該落下防止カバーの終端から順に下方に落下して
送込手段の巻回部材の上面始端側に投入され、予備整列
された無作為な方向の空チューブが上面終端側に移動
し、移動用杆体により空チューブを長さ方向に押し込む
と、連結板上を通って整列手段の上面始端側の収納空間
部内に任意な方向の空チューブを1個づつ送り込み、巻
回部材上面の途中で検知センサーにより空チューブの向
きを検知し、逆方向の空チューブをクランプ等で把持し
て回転させることにより空チューブの向きを変えて一定
の方向に整え、前記整列手段の上面終端側で、供給手段
により同じ方向に整列された収納空間部の空チューブを
圧入杆体で長さ方向に押し出し、このように押し出され
た空チューブを立起させた状態で、充填機のソケットに
供給し、充填機で練り歯磨き等を充填し、キャップを閉
じることにより歯磨きチューブ等が製造されるのであ
る。
【0008】 請求項2の空チューブ整列供給装置を用い
た場合には、収納凹部内の収納空間部に1個の空チュー
ブが確実に保持された状態で移動されるのである。
【0009】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。まず図1に基づいて本発明の基本原理を示す第
1実施例の充填機への空チューブ整列供給装置A(以
下、単に本装置Aと称する。)について述べた後に、か
かる装置Aを応用させた実装置である第2実施例の充填
機への空チューブ整列供給装置B(以下、単に本装置B
と称する。)について詳述する。
【0010】 本装置Aは、図1に示すように移送コンベ
ア1、予備整列手段2、送込手段3、整列手段4、供給
手段5で構成され、図10のような基端部6aが偏平形
状の空チューブ6を整列させるとともに充填機7のター
ンテーブル8の周端に設けたソケット9に供給し、この
充填機7で例えば練り歯磨を空チューブ6内に充填して
歯磨きチューブを製造することができるのである。
【0011】 移送コンベア1は、図示しないモーター等
により図1中矢印方向に無端回動式のベルト、チェーン
等を用いた巻回部材10が回転して空チューブ6が順に
送られてくるのである。
【0012】 予備整列手段2は、図1に示すようにロー
ラ11やスプロッケット等を両端に配して無端回動式の
ベルト、チェーン等を用いた巻回部材12を巻回し、そ
の表面に保持空間部13を有するように離間して仕切板
14を幅方向に等間隔に立設し或いはコの字部材を立設
し、巻回部材12の始端側に前記移送コンベア1から送
られてくる空チューブ6を保持空間部13内に導くガイ
ド板15を一対離間して並行配設し、その側方上部には
仕切板14から上方にはみ出ている空チューブ6を振り
落とす規制杆17を巻回部材12と平行に且つ斜めに設
け、更にその側方に保持空間部13内から側方にはみで
て収納された空チューブ6を側方から内部に押し込むた
めの押込板16をシリンダー等で図1中矢印方向に移動
可能とし、巻回部材12の上面終端側から下面にかけて
外被するように落下防止カバー18を設けたものであ
る。図例の予備整列手段2では、巻回部材12の連続し
た回動により、予備的に幅方向に整列させた空チューブ
6を送りこむことができるのであるが、間欠送りにより
行うことも可能である。尚、空チューブ6が斜めに傾く
ことなく確実に送込手段3に1個づつ供給できるのであ
れば、特にこの予備整列手段2を設置する必要はないの
であるが、逆に予備整列手段2を設置することにより、
空チューブ6を斜めに傾くことなく確実に1個づつ供給
でき、自動化を確実に行うことができるのである。
【0013】 送込手段3は、図1のように前記予備整列
手段2の落下防止カバー18出口の下方に送込手段3の
上面始端側が位置して一部重なるように並行に設置さ
れ、ローラ19やスプロッケット等を両端に配して無端
回動式のベルト、チェーン等を用いた巻回部材20を巻
回し、その表面に幅方向に断面が略半円形状又は円形状
のテフロンや合成樹脂製の摺動送り杆21を進行方向に
対して直交するように、隣接させて順に敷設し、図示し
ないモーターにより図1中矢印方向に任意な方向の空チ
ューブ6が隣接した状態で順に図中右側に送られ、エア
ーシリンダー等と関係づけた移動用杆体22により側方
から押し込むことにより、連結板23を通って並行配設
された整列手段4の上面始端側に送り込まれるものであ
る。
【0014】 整列手段4は、図1のようにローラ24や
スプロッケット等を両端に配して無端回動式のベルト、
チェーン等を用いた巻回部材25を巻回し、両側面に開
放する収納凹部26を上面の略中央に有する収納ブロッ
ク27を、進行方向に対して直交するように、やや離間
して等間隔に該巻回部材25の表面に固着し、中央の側
方に光電センサーを用いた検知センサー28とエアーシ
リンダー等と関係づけて進退可能とした位置決め杆体2
9を収納ブロック27を挟んで対面させて設置し、その
右側方に空チューブ6を把持して反転及び上下動が可能
な反転クランプ29を収納ブロック27上方に設け、更
に上面終端側には充填機7への供給手段5を設置してい
る。そして、電気モーター等を関係づけて巻回部材25
上の収納ブロック27を間欠送りを可能としたものであ
る。この収納凹部26により空チューブ6を1個収納し
うる大きさの収納空間部30を形成しているのである
が、板体を離間して並行配設して収納空間部26aを形
成したものであってもよい。
【0015】 供給手段5は、図1に示すように略中央に
貫通する保持孔31を有し且つ該保持孔31と連通する
案内溝32を表面側に開放するように穿設した立起部材
33を、図示しないエアーシリンダーや連動カム等と関
係づけて全体を回動自在とし、下方に立起させた場合に
は、立起部材33の保持孔31と充填機7に送るターン
テーブル8の周端に設けたソケット9と一直線になるよ
うな位置関係とし、立起部材33の保持孔31内に位置
させた空チューブ6をソケット9に落とし込むために、
立起部材33の保持孔31から案内溝32にかけて上下
に移動可能な押圧片34を設置し、更に上方で横に倒し
た場合には、収納ブロック27の収納凹部26と立起部
材33の保持孔31が一直線となって隣接する位置関係
とし、この立起部材33の対面に空チューブ6を立起部
材33の保持孔31内に押し込む圧入杆体35をエアー
シリンダー等と関係づけて設けたものである。尚、供給
手段5としては、上記の立起部材33を用いるものに限
定されず、例えばクランプを用いて、収納ブロック27
の収納凹部26に位置する空チューブ6を把持して立起
させてソケット9に供給することも可能であり、また縦
方向のシュートを用いて、空チューブ6を立起させた状
態で供給することも可能である。
【0016】 而して、本装置Aによれば、図1に示すよ
うに移送コンベア1の巻回部材10上に1個づつ投入さ
れた空チューブ6が、右から左方向に移動され、ガイド
板15,15の間に投入され、該ガイド板15,15で
案内されて予備整列手段2の仕切板14の間の保持空間
部13内に載置され、仕切板14から上方にはみ出てい
る空チューブ6は規制杆17に引っ掛かって振り落とさ
れるとともに、保持空間部13の側方からはみでた空チ
ューブ6は押込板16が想像線の位置から実線の位置ま
で進退して空チューブ6の位置を整え、そして仕切板1
4の間の保持空間部13内の空チューブ6は落下防止カ
バー18で規制されながら回転し、該落下防止カバー1
8の終端で空チューブ6を自然落下させて送込手段3の
摺動送り杆21・・上面に載置され、任意な方向の空チ
ューブ6が順に右側に送られて隣接して整えられた状態
で多数の空チューブ6が上面終端側で待機し、移動用杆
体22により空チューブ6を側方に押し込むことによ
り、連結板23を通って並行配設された整列手段4の上
面始端側に送り込まれて収納ブロック27における収納
凹部26の収納空間部26a内に空チューブ6が任意な
方向で収納されて右側に間欠的に移動し、途中で位置決
め杆体29で収納ブロック27の収納凹部26内の空チ
ューブ6を押し込んで空チューブ6の端部と検知センサ
ー28を対面させて該検知センサー28により空チュー
ブ6の向きを検知し、逆向きの空チューブ6は反転クラ
ンプ30で把持して反転させて一定の向き、即ち図例で
は空チューブ先端6bが検知センサー28と対面する方
向に整列させた後、更に右側に移動され、上面終端側で
圧入杆体35を前進させて収納ブロック27の収納凹部
26内に位置させた空チューブ6を該収納ブロック27
と隣接する立起部材33の保持孔31内に押し込んで位
置させ、該立起部材33を回転させて実線で示すように
立起させた後、押圧片34を下方に移動させて立起部材
33の保持孔31内に位置する空チューブ6を充填機7
のソケット9内に、開口部を上方に向けた状態で空チュ
ーブ6を供給することができるのであり、ターンテーブ
ル8を回転させ、充填機7で練り歯磨きを充填し、キャ
ップを閉じることに歯磨きチューブが製造されるのであ
る。
【0017】 このように本装置Aによれば、充填機7へ
空チューブ6を整列して供給するのを自動化でき、加え
てミスがなく確実に行うことができるのであり、更に本
装置Aにはパーツフィーダーを用いていないので、運転
中に騒音が少なく静かな装置に仕上げることができるの
である。
【0018】 更に、図2から図9に基づいて、動きを交
えながら本装置Bについて説明する。本装置Bは、基本
的には上述した装置Aの構造を用いたものであるが、図
2に示すように移送コンベア1、予備整列手段2、送込
手段3を2組用意し、整列手段4に2方向から空チュー
ブ6を供給し、それに伴い反転クランプ30を2個用意
するとともに、立起部材33では2個の空チューブ6を
一度に立起可能とし、更に移送コンベア1の始端側には
移動手段36と抽出手段37を隣接して設置してなり、
全体として移動手段36、抽出手段37、移送コンベア
1、予備整列手段2、送込手段3、整列手段4、供給手
段5、充填機7、キャップ閉止装置38で構成されてい
る。
【0019】 移動手段36は、図3のようにローラ39
を離間して上方斜めに傾斜させて配設し、該ローラ39
に無端回動式のベルト40を巻回し、ベルト40表面に
は一定の間隔ごとに区切板41・・を立設し、該ベルト
40背面に投入ホッパー43を取り付け、上部ローラ3
9の出口にシュート44を取り付けたものであり、投入
ホッパー43内に多数個の空チューブ6を入れると、ベ
ルト40の回転に伴って区切板41と区切板41の間に
位置する空チューブ6が上方に移動され、シュート44
から排出されるのである。
【0020】 抽出手段37は、図3から図5に示すよう
に円筒の攪拌ホッパー45を斜めに傾斜させて設置し、
端縁に1個の空チューブ6を収納し得る大きさの抽出用
切欠部46を等間隔に穿設した円盤状の回転体47をこ
の攪拌ホッパー45内の底面に摺動させながら、駆動モ
ーター48により回転自在とし、攪拌ホッパー45の底
面に空チューブ6を1個づつ抽出できる取出穴49を穿
設し、この下方に案内シュート50を設けて空チューブ
6を移送コンベア1の始端側に導入するようにしたもの
である。
【0021】 予備整列手段2及び送込手段3は、図2及
び図6に示すように整列手段4の両側に設置され、それ
ぞれの送込手段3,3により整列手段4の両側から連続
する収納ブロック27・・に交互に空チューブ6を送り
込むのである。予備整列手段2及び送込手段3の細かい
動きは、図1にて示した第1実施例の装置Aと同じであ
るが、整列手段4は、図6のようにエアーシリンダー5
1により2本の位置決め杆体29を同時に作動可能と
し、そして検知センサー28により同時に2個の空チュ
ーブ6の向きを検知することができるのであり、更に図
7に示すように空気の吸引力を利用して空チューブ6の
脱着を行うことができる2個の反転クランプ30を有
し、エアーシリンダー52により上下動、回転を行うこ
とができ、同時に2個の空チューブ6の向きを変えるこ
とができるのである。
【0022】 次に、供給手段5における立起部材33を
回動させる機構について説明する。立起部材33は、図
8及び図9に示すように2個の空チューブ6を同時に立
起できるように2組の保持孔31と案内溝32を並行に
穿設したものであり、そして並行配設した支持板53に
軸受部54を介して枢着軸55両端の縮径部55aを回
動自在に枢着し、一端の縮径部55aと図示しないエア
ーシリンダー等と関係づけた操作杆56先端とを連動カ
ム57を用いて枢着し、立起部材33の背面と枢着軸5
5とを連結杆58で固着したものであり、この操作杆5
6の進退より枢着軸55を中心にして立起部材33が回
動するのである。即ち、図8の実施線で示すように立起
部材33の保持孔31,31と収納ブロック27,21
の収納凹部26,26が一致するように立起部材33は
支持され、エアーシリンダー59により圧入杆体35を
図8中矢印方向に前進させ、収納ブロック27,21の
収納凹部26,26内に位置する空チューブ6,6を押
し出して立起部材33の保持孔31,31内に圧入して
保持し、操作杆56を図示しないエアーシリンダー等に
より前進させて立起部材33を矢印方向に回転させ、ソ
ケット9と一致するように立起部材33を立起させるの
であり、更に立起部材33の保持孔31と案内溝32内
に位置するようにエアーシリンダー60により押圧板3
4,34を下方に移動させて、空チューブ6を下方に落
とし込んでソケット9内に立起させて供給することがで
きるのである。
【0023】 そして、ソケット9に供給された空チュー
ブ6はターンテーブル8で回転させ、充填機7で練り歯
磨きを充填し、キャップ閉止装置38にてキャップを閉
じることに歯磨きチューブが製造されるのである。
【0024】 このように本装置Bによれば、歯磨きチュ
ーブの製造に必要な工程を全て自動化することができる
のであり、予備整列手段2、送込手段3を2組用意し、
整列手段4に2方向から空チューブ6を供給し、それに
伴い反転クランプ30を2個用意するとともに、立起部
材33では2個の空チューブ6を一度に立起可能として
いるので、製造時間を大幅に短縮することができるので
ある。
【0025】 尚、空チューブ6としては、図10に示し
たものに限られず、図11に示すように先端6bにキャ
ップ61を延設し、基端部6aを開放したものであって
もよい。このキャップ61の基端部6aから練り歯磨き
を充填した後、該基端部6aを熱圧着することにより閉
じることができるのである。そして、使用する場合に
は、キャップ61を回転させることにより捩じて切断す
ることができるのである。また、充填物としては、練り
歯磨きの他に絵の具、マヨネーズ、ソース等であっても
よい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の充填機への空チ
ューブ整列供給装置によれば、予備整列手段において、
巻回部材の回動に伴って、規制杆にて保持空間部内から
上方に突出する空チューブを引っ掛けて振り落とすとと
もに、押込板により保持空間部内から側方に突出する空
チューブを保持空間部内に押し込むことにより、空チュ
ーブを保持空間部内に位置させることができるので、空
チューブを該保持空間の幅方向に直角に連続して予備的
な整列を確実に行うことを可能とすることにより、空チ
ューブを整列させ、充填機へ供給するまでの一連の作業
の自動化ができ、加えてミスがなく確実に行うことがで
き、更に本装置にはパーツフィーダーを用いていないの
で、運転中に騒音が少なく静かな装置に仕上げることが
できる。
【0027】 請求項2の充填機への空チューブ整列供給
装置によれば、収納凹部内を収納空間部に1個の空チュ
ーブが確実に保持された状態で移動されるので、整列の
前後で空チューブが動いて斜めに向いたりすることがな
いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の充填機への空チューブ整列供給装
置の説明斜視図
【図2】第2実施例の充填機への空チューブ整列供給装
置の平面図
【図3】同じく移動手段と抽出手段の関係を示す側面図
【図4】同じく抽出手段の要部を示す縦断面図
【図5】同じく抽出手段の攪拌ホッパーの平面図
【図6】同じく送込手段と整列手段の関係を示す平面図
【図7】同じく整列手段の要部を示す側面図
【図8】同じく供給手段のまわりの位置関係を示す縦断
面図
【図9】図8のA−A矢視断面図
【図10】空チューブの斜視図
【図11】他の空チューブの斜視図
【符号の説明】
A 第1実施例の充填機への空チューブ整列供給装置 B 第2実施例の充填機への空チューブ整列供給装置 1 移送コンベア 2 予備整列手段 3 送込手段 4 整列手段 5 供給手段 6 空チューブ 7 充填機 8 ターンテーブル 9 ソケット 10 巻回部材 11 ローラ 12 巻回部材 13 保持空間部 14 仕切板 15 ガイド板 16 押込板 17 規制杆 18 落下防止板 19 ローラ 20 巻回部材 21 摺動送り杆 22 移動用杆体 23 連結板 24 ローラ 25 巻回部材 26 収納凹部 27 収納ブロック 28 検知センサー 29 位置決め杆体 30 反転クランプ 31 保持孔 32 案内溝 33 立起部材 34 押圧板 35 圧入杆体 36 移動手段 37 抽出手段 38 キャップ閉止装置 39 ローラ 40 ベルト 41 区切板 43 投入ホッパー 44 シュート 45 攪拌ホッパー 46 抽出用切欠部 47 回転体 48 駆動モータ 49 取出穴 50 案内シュート 51 エアーシリンダー 52 エアーシリンダー 53 支持板 54 軸受部 55 枢着軸 56 操作杆 57 連動カム 58 連結杆 59 エアーシリンダー 60 エアーシリンダー 61 キャップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型の歯磨きチューブ等の空チューブを
    整列させるとともに、充填機へ供給するための空チュー
    ブ整列供給装置であって、 任意な方向の空チューブを1個づつ送りこむ移送コンベ
    アと、 無端回動式のベルト、チェーン等を用いた巻回部材表面
    に、前記移送コンベアから送られてくる1個の空チュー
    ブを位置させるための保持空間部を、該保持空間の幅方
    向に直角に連続して設け、前記移送コンベアで送られて
    くる空チューブを巻回部材の上面始端側の保持空間部内
    に供給して位置させた場合、保持空間部内から上方に突
    出した空チューブを引っ掛けて落とすための規制杆を設
    けるとともに、保持空間部内から側方に突出する空チュ
    ーブを押し込むための押込板を進退可能に設け、更に巻
    回部材の上面終端側から下面にかけて外被した落下防止
    カバーを設けた予備整列手段と、 無端回動式のベルト、チェーン等を用いた巻回部材を用
    い、前記予備整列手段の落下防止カバーの終端から落下
    された空チューブを、巻回部材の上面始端側で進行方向
    と略直角な方向に位置するように受け、このように予備
    整列された任意な方向の空チューブを移動させた後、巻
    回部材の上面終端側で空チューブを長さ方向に押し込む
    移動用杆体を設けた送込手段と、 無端回動式のベルト、チェーン等を用いた巻回部材表面
    に、1個の空チューブを収納し得る大きさの両側面を開
    放した収納空間部を、該収納空間の幅方向に直角に連続
    して設け、前記送込手段の移動用杆体によって押し込ま
    れてくる空チューブが移動可能なように連結板を巻回部
    材の上面始端側に設け、更に巻回部材上面の途中に収納
    空間部内に位置する空チューブの向きを検知する検知セ
    ンサーを設置するとともに、逆向きの空チューブを把持
    して回転させることにより向きを変えるクランプ部を設
    けた整列手段と、 前記整列手段の巻回部材の上面終端側で、同じ方向に整
    列された収納空間部の空チューブを長さ方向に押し出す
    圧入杆体を設け、収納空間部から押し出された空チュー
    ブを立起させて充填機のソケットに供給する供給手段
    と、 よりなる充填機への空チューブの整列供給装置。
  2. 【請求項2】 整列手段において、両側面を開放した収
    納凹部を上面に有する収納ブロックを巻回部材表面に多
    数設け、収納凹部内を収納空間部とした請求項1記載の
    充填機への空チューブの整列供給装置。
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