JPH06305504A - カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置 - Google Patents
カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置Info
- Publication number
- JPH06305504A JPH06305504A JP11763093A JP11763093A JPH06305504A JP H06305504 A JPH06305504 A JP H06305504A JP 11763093 A JP11763093 A JP 11763093A JP 11763093 A JP11763093 A JP 11763093A JP H06305504 A JPH06305504 A JP H06305504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bin
- bottle
- collecting machine
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は空カン，空きビンを回収する機械に
装着してカンとビンを容易に選別することのできるカ
ン，ビン回収機のカン，ビン選別装置に関する。 【構成】カン，ビン回収機のハウジング２内に設定され
た通路４に支軸８を中心としてシ−ソ状の揺動可能な揺
動板６を配設し、該揺動板６は支軸８の前部を長板６
Ａ、後部を短板６Ｂとし、短板６Ｂにはバランス９を配
設してカンが長板６Ａに乗るときはバランスが保たれて
いてカンの通行が可能で、長板６Ａに重いビンが乗った
ときにはバランスが崩れて長板６Ａが下降しビンが落下
選別されるカン，ビン回収機のカン，ビン選別装置。
装着してカンとビンを容易に選別することのできるカ
ン，ビン回収機のカン，ビン選別装置に関する。 【構成】カン，ビン回収機のハウジング２内に設定され
た通路４に支軸８を中心としてシ−ソ状の揺動可能な揺
動板６を配設し、該揺動板６は支軸８の前部を長板６
Ａ、後部を短板６Ｂとし、短板６Ｂにはバランス９を配
設してカンが長板６Ａに乗るときはバランスが保たれて
いてカンの通行が可能で、長板６Ａに重いビンが乗った
ときにはバランスが崩れて長板６Ａが下降しビンが落下
選別されるカン，ビン回収機のカン，ビン選別装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はカン，ビン回収機にお
けるカン，ビン選別装置に係り、特に空カンとビンの重
量や大きさの違いによって選別してビンを投入口付近で
排除し或いは鉄カンとアルミニウムカンを選別するカ
ン，ビン選別装置に関する。
けるカン，ビン選別装置に係り、特に空カンとビンの重
量や大きさの違いによって選別してビンを投入口付近で
排除し或いは鉄カンとアルミニウムカンを選別するカ
ン，ビン選別装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】リサイクル運動の高まりの中で、ビ−
ル，ジュ−ス類の空カンを潰して回収する機械が多く開
発されている。これらのカン回収機は、カン投入口から
カンを投入すると、通路を滑落して圧縮部に至り、圧縮
されたカンは回収部に収容される機構が採られている。
ル，ジュ−ス類の空カンを潰して回収する機械が多く開
発されている。これらのカン回収機は、カン投入口から
カンを投入すると、通路を滑落して圧縮部に至り、圧縮
されたカンは回収部に収容される機構が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記カン，ビン回収機
においては、投入口から空カンを投入すれば自動的にカ
ンが潰されるように構成されているため、空カンを投入
する分には問題はないが、不心得者や、うっかり者が空
ビンを投入するため該空ビンが圧縮部で破砕されたり、
破砕されずに詰まって故障が生じる等の難点があった。
この発明はそれらの実情に鑑みて、カン又はビンを投入
しても、圧縮部へ至る通路において空カンと空ビンを選
別し、空カンのみを通過させ、空ビン等はその場で選別
回収することのできるカン，ビン選別装置を提供するこ
とを目的として開発されたものである。
においては、投入口から空カンを投入すれば自動的にカ
ンが潰されるように構成されているため、空カンを投入
する分には問題はないが、不心得者や、うっかり者が空
ビンを投入するため該空ビンが圧縮部で破砕されたり、
破砕されずに詰まって故障が生じる等の難点があった。
この発明はそれらの実情に鑑みて、カン又はビンを投入
しても、圧縮部へ至る通路において空カンと空ビンを選
別し、空カンのみを通過させ、空ビン等はその場で選別
回収することのできるカン，ビン選別装置を提供するこ
とを目的として開発されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。
【０００５】１．カン，ビン回収機の投入口から圧縮部
へ通じる通路に揺動板をシ−ソ状に軸着配設し、該揺動
板は支軸の両側板長さを長短違差させて短板には長板と
の均衡をとるバランスを装着し、該バランスは長板上に
空カンが乗ったときは対抗でき、長板上にビンが乗った
ときには対抗できない重量に設定されているカン，ビン
回収機におけるカン，ビン選別装置。
へ通じる通路に揺動板をシ−ソ状に軸着配設し、該揺動
板は支軸の両側板長さを長短違差させて短板には長板と
の均衡をとるバランスを装着し、該バランスは長板上に
空カンが乗ったときは対抗でき、長板上にビンが乗った
ときには対抗できない重量に設定されているカン，ビン
回収機におけるカン，ビン選別装置。
【０００６】２．カン，ビン回収機の投入口から圧縮部
へ通じる通路に揺動板を、その支軸を投入口に近接させ
て配設し、該揺動板には、支軸に近接させて空カンは通
過せず、ビンは通過可能な大きさの排出口を開口させる
と共に、該排出口の下部にカンガイドを配設し、該揺動
板は外部から揺動できるよう構成したカン，ビン回収機
におけるカン，ビン選別装置。
へ通じる通路に揺動板を、その支軸を投入口に近接させ
て配設し、該揺動板には、支軸に近接させて空カンは通
過せず、ビンは通過可能な大きさの排出口を開口させる
と共に、該排出口の下部にカンガイドを配設し、該揺動
板は外部から揺動できるよう構成したカン，ビン回収機
におけるカン，ビン選別装置。
【０００７】３．カン，ビン回収機の投入口から圧縮部
へ通じる通路に揺動板を、支軸を介して揺動可能に配設
して、電磁作動機によって開閉自在に構成すると共に、
該揺動板の先端部を下降傾斜させて、その先端部にビン
排出口を開設し、また揺動板の上空帯には通行センサを
配設して、該通行センサの検出信号によって電磁作動機
を作動させて揺動板を開閉させるカン，ビン回収機にお
ける空カン，ビン選別装置。
へ通じる通路に揺動板を、支軸を介して揺動可能に配設
して、電磁作動機によって開閉自在に構成すると共に、
該揺動板の先端部を下降傾斜させて、その先端部にビン
排出口を開設し、また揺動板の上空帯には通行センサを
配設して、該通行センサの検出信号によって電磁作動機
を作動させて揺動板を開閉させるカン，ビン回収機にお
ける空カン，ビン選別装置。
【０００８】４．通路の奥に加圧体と座金から成るカン
圧縮部を有するカン，ビン回収機において、該カン圧縮
部に電磁石を装着して、加圧時に励磁させ電磁石に潰し
た鉄カンを磁着して通路変更後磁着を解除するよう構成
したカン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置。
圧縮部を有するカン，ビン回収機において、該カン圧縮
部に電磁石を装着して、加圧時に励磁させ電磁石に潰し
た鉄カンを磁着して通路変更後磁着を解除するよう構成
したカン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置。
【０００９】
【作用】上記のように構成されたこの発明は、次のよう
な作用を有している。
な作用を有している。
【００１０】前記投入口からビンを投入した場合、ビン
は径が小さいがカンよりも重量が重いので、通路を通過
する過程で揺動板の上に乗ると、短板のウエイトに対抗
できるため、支軸を支点として長板がシ−ソ状に下降す
るので、ビンはその下方へ転落する。その後は揺動板は
短板のウエイトによって復元する。そこで投入口から空
カンを投入すると、カンは軽いのでウエイトに対抗でき
ず、すなわち、カンは長板，短板上を滑動して圧縮部へ
と移動する。
は径が小さいがカンよりも重量が重いので、通路を通過
する過程で揺動板の上に乗ると、短板のウエイトに対抗
できるため、支軸を支点として長板がシ−ソ状に下降す
るので、ビンはその下方へ転落する。その後は揺動板は
短板のウエイトによって復元する。そこで投入口から空
カンを投入すると、カンは軽いのでウエイトに対抗でき
ず、すなわち、カンは長板，短板上を滑動して圧縮部へ
と移動する。
【００１１】前記２の構成において、外部から揺動板を
傾斜操作すると、投入口側の支軸を支点として揺動板の
先端部が上あがりに傾斜する。そこでビンを投入する
と、ビンは揺動板の排出口から先方へ転落する。次にカ
ンを投入すると、カンの口径が排出口より大きいのでカ
ンは転落しない。そこで揺動板を元に戻してやると、カ
ンはカンガイドに下から押され揺動板上を渡って圧縮部
へと移動することができる。
傾斜操作すると、投入口側の支軸を支点として揺動板の
先端部が上あがりに傾斜する。そこでビンを投入する
と、ビンは揺動板の排出口から先方へ転落する。次にカ
ンを投入すると、カンの口径が排出口より大きいのでカ
ンは転落しない。そこで揺動板を元に戻してやると、カ
ンはカンガイドに下から押され揺動板上を渡って圧縮部
へと移動することができる。
【００１２】前記３の構成において、投入口からカンを
投入すると、通行センサがカンを検知して、その検知信
号によって電磁作動機が揺動板を開作動する。従ってカ
ンは揺動板から転落して圧縮部へ移動する。ビンを投入
した場合は、通行センサがビンを検知しないので電磁作
動機が作動せず、ビンは揺動板を下降して排出口に転落
する。
投入すると、通行センサがカンを検知して、その検知信
号によって電磁作動機が揺動板を開作動する。従ってカ
ンは揺動板から転落して圧縮部へ移動する。ビンを投入
した場合は、通行センサがビンを検知しないので電磁作
動機が作動せず、ビンは揺動板を下降して排出口に転落
する。
【００１３】前記４の構成において圧縮部に励磁してお
けば、アルミニウムカンはそのまま通過でき、磁着した
鉄カンは通路変更後に磁着解除と共にアルミニウムカン
とは別ル−トで排出される。
けば、アルミニウムカンはそのまま通過でき、磁着した
鉄カンは通路変更後に磁着解除と共にアルミニウムカン
とは別ル−トで排出される。
【００１４】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置１は
ハウジング２の正面壁上部に投入口３が開設され、該投
入口２の奥に先下がりの傾斜状に通路４が形成されてい
る。該通路４の奥に圧縮部５が設定されている。前記通
路４の投入口３寄りに長い切欠部４Ａを形成して該切欠
部４Ａに揺動板６が配設されている。該揺動板６は、側
板７に支軸８を介してシ−ソ状に軸着されていて、支軸
８の前方は長板６Ａ、支軸８の後方は短板６Ｂに形成さ
れていて、短板６Ｂにはウエイト９が装着されている。
該ウエイト９は、長板６Ａ上に空カンが乗ったときには
対抗できる重さであるが、長板６Ａの上にビンが乗った
ときには、ビンの重さに対抗できず、支軸８を中心とし
て長板６Ａが下降し、短板６Ｂが上昇するように構成さ
れている。前記側板７は揺動板６の左右両側に１対あっ
て、その前端面は投入口３を塞ぐ蓋板１０が１体に装着
されており、該蓋板１０の下端部は、投入口３下部に横
架された支軸１１によって軸着されている。従って、該
蓋板１０を支軸１０Ａを中心に開くと、図１中、鎖線で
示すように蓋板１０Ａ上部が前傾すると共にこれと１体
の側板７Ａ先端部が上昇揺動する。上記構成において、
蓋板１０を開いた状態で空カンＡを蓋板１０Ａ上に乗せ
ると、揺動板６０に進路を阻まれるので、蓋板１０Ａを
元に戻せば、空カンＡは揺動板６上を転がって圧縮部５
へと移動する。ビンの場合には、開いた蓋板１０Ａ上に
ビンを乗せると、ビンは揺動板６０に当たり、その重さ
はバランス９Ａに対抗してこれを動かすため、長板６Ａ
ａが圧縮部５方向へ押されて、ビンは落下する。以上の
ように、この構成によれば、投入口３にビン或いはカン
を投入するだけでその重量によって容易に選別すること
ができる。図中符号２Ａはストッパである。２Ｂは側板
７に設けられたストッパであり長板６Ａがバランス９に
より上下へ傾くのを防止する。
る。カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置１は
ハウジング２の正面壁上部に投入口３が開設され、該投
入口２の奥に先下がりの傾斜状に通路４が形成されてい
る。該通路４の奥に圧縮部５が設定されている。前記通
路４の投入口３寄りに長い切欠部４Ａを形成して該切欠
部４Ａに揺動板６が配設されている。該揺動板６は、側
板７に支軸８を介してシ−ソ状に軸着されていて、支軸
８の前方は長板６Ａ、支軸８の後方は短板６Ｂに形成さ
れていて、短板６Ｂにはウエイト９が装着されている。
該ウエイト９は、長板６Ａ上に空カンが乗ったときには
対抗できる重さであるが、長板６Ａの上にビンが乗った
ときには、ビンの重さに対抗できず、支軸８を中心とし
て長板６Ａが下降し、短板６Ｂが上昇するように構成さ
れている。前記側板７は揺動板６の左右両側に１対あっ
て、その前端面は投入口３を塞ぐ蓋板１０が１体に装着
されており、該蓋板１０の下端部は、投入口３下部に横
架された支軸１１によって軸着されている。従って、該
蓋板１０を支軸１０Ａを中心に開くと、図１中、鎖線で
示すように蓋板１０Ａ上部が前傾すると共にこれと１体
の側板７Ａ先端部が上昇揺動する。上記構成において、
蓋板１０を開いた状態で空カンＡを蓋板１０Ａ上に乗せ
ると、揺動板６０に進路を阻まれるので、蓋板１０Ａを
元に戻せば、空カンＡは揺動板６上を転がって圧縮部５
へと移動する。ビンの場合には、開いた蓋板１０Ａ上に
ビンを乗せると、ビンは揺動板６０に当たり、その重さ
はバランス９Ａに対抗してこれを動かすため、長板６Ａ
ａが圧縮部５方向へ押されて、ビンは落下する。以上の
ように、この構成によれば、投入口３にビン或いはカン
を投入するだけでその重量によって容易に選別すること
ができる。図中符号２Ａはストッパである。２Ｂは側板
７に設けられたストッパであり長板６Ａがバランス９に
より上下へ傾くのを防止する。
【００１５】図２は第２実施例を示すカン，ビン回収機
におけるカン，ビン選別装置の要部側面図（右方が正
面）である。この実施例は第１実施例と同じ部材には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例において
は、揺動板６は投入口３部分の支軸１１によってのみ揺
動が可能であり、また揺動板６の投入口３に近接する位
置に排出口６Ｃが開設されている。該排出口６Ｃの下部
にはハウジング２にカンガイド１２が配設されている。
以上の構成において、蓋板１０を開いた状態（鎖線１０
Ａ）で蓋板１０Ａ上にビンＢを乗せると、ビンの口径は
小さいので、揺動板６０の排出口６Ｃｃから下方に落下
する、またカンＡを蓋板１０Ａ上に乗せると、カンＡは
口径が大きいので排出口６Ｃｃから落ちずに引っ掛か
る。そこで蓋板１０Ａを投入口３に戻してやると、揺動
板６の排出口６Ｃはカンガイド１２によって狭くなるた
め、カンＡはカンガイド１２で押しあげられ、揺動板６
を通って圧縮部方向（図の左方）へ移動することができ
る。
におけるカン，ビン選別装置の要部側面図（右方が正
面）である。この実施例は第１実施例と同じ部材には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例において
は、揺動板６は投入口３部分の支軸１１によってのみ揺
動が可能であり、また揺動板６の投入口３に近接する位
置に排出口６Ｃが開設されている。該排出口６Ｃの下部
にはハウジング２にカンガイド１２が配設されている。
以上の構成において、蓋板１０を開いた状態（鎖線１０
Ａ）で蓋板１０Ａ上にビンＢを乗せると、ビンの口径は
小さいので、揺動板６０の排出口６Ｃｃから下方に落下
する、またカンＡを蓋板１０Ａ上に乗せると、カンＡは
口径が大きいので排出口６Ｃｃから落ちずに引っ掛か
る。そこで蓋板１０Ａを投入口３に戻してやると、揺動
板６の排出口６Ｃはカンガイド１２によって狭くなるた
め、カンＡはカンガイド１２で押しあげられ、揺動板６
を通って圧縮部方向（図の左方）へ移動することができ
る。
【００１６】図３は第３実施例を示すカン，ビン回収機
におけるカン，ビン選別装置の要部側面図（右方が正
面）である。第１実施例と同じ部材には同じ符号を付し
て説明を省略する。この実施例においては揺動板６は電
磁作動機１４によって揺動するように構成されている。
また、投入口３に近接して通路４の上空帯に通行センサ
１３が配設されている。該通行センサ１３がカン又はビ
ンを検知したときに電磁作動機１４に電流が流れて、電
磁作動機１４が作動すると揺動板６が矢印方向へ揺動す
るので、カン又はビンが落下する。前記通行センサ１３
はどのようなものでもよいが、例えば、ア−ム１３Ａの
下面に長手に沿う電線が平行に配設されて、その１本に
陽電流を流しておき、カンがこれに接触すれば、他の電
線にカンを介して陽電流が流れて電磁作動機１４を作動
させる。この場合、図中において電磁作動機１４が揺動
板６を下に引く機構なら、カンは右方に落下するし、あ
らかじめ揺動板６を開いておいて押しあげる機構にすれ
ばカンは図中左方へ落下する。この構成でビンが投入さ
れれば、ア−ム１３Ａの平行電線間に変化が生じないの
で、電磁作動機１４は作動せず、ビンは揺動板６上を渡
って左方へ落下するが、あらかじめ揺動板６が開いてい
れば右方へ落下することになる。なおこの実施例におい
て、揺動板６は支軸８を鉛直に配して通路床上に配しこ
れを水平方向に揺動させて通路を左右に振り分ける形式
にすることもできる。通行センサとして赤外線センサを
使用することができる。
におけるカン，ビン選別装置の要部側面図（右方が正
面）である。第１実施例と同じ部材には同じ符号を付し
て説明を省略する。この実施例においては揺動板６は電
磁作動機１４によって揺動するように構成されている。
また、投入口３に近接して通路４の上空帯に通行センサ
１３が配設されている。該通行センサ１３がカン又はビ
ンを検知したときに電磁作動機１４に電流が流れて、電
磁作動機１４が作動すると揺動板６が矢印方向へ揺動す
るので、カン又はビンが落下する。前記通行センサ１３
はどのようなものでもよいが、例えば、ア−ム１３Ａの
下面に長手に沿う電線が平行に配設されて、その１本に
陽電流を流しておき、カンがこれに接触すれば、他の電
線にカンを介して陽電流が流れて電磁作動機１４を作動
させる。この場合、図中において電磁作動機１４が揺動
板６を下に引く機構なら、カンは右方に落下するし、あ
らかじめ揺動板６を開いておいて押しあげる機構にすれ
ばカンは図中左方へ落下する。この構成でビンが投入さ
れれば、ア−ム１３Ａの平行電線間に変化が生じないの
で、電磁作動機１４は作動せず、ビンは揺動板６上を渡
って左方へ落下するが、あらかじめ揺動板６が開いてい
れば右方へ落下することになる。なおこの実施例におい
て、揺動板６は支軸８を鉛直に配して通路床上に配しこ
れを水平方向に揺動させて通路を左右に振り分ける形式
にすることもできる。通行センサとして赤外線センサを
使用することができる。
【００１７】図４は第４実施例を示すカン，ビン選別装
置の要部側面図である。この実施例は空カンの中、アル
ミニウムカンと鉄カンとを選別することを目的としてい
る。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略し
た。圧縮部５は、座板５Ｃの背部に座金５Ａが、その前
部に加圧体５Ｂが配設されている。前記座板５Ｃの前後
部につぶされたカンの排出口５Ｄ，５Ｅが開設されてい
る。前記加圧体５Ｂは、モ−タ５Ｆの回転によってネジ
棒５Ｇが正回転すると座金５Ａ方向へ移動して座板５Ｃ
上のカンＡを潰す。モ−タ５Ｆが逆回転すると加圧体５
Ｂは後退するが、後退時に、アルミニウムカンは座金５
Ａに近接した排出口５Ｅから落下する。加圧体５Ｂには
電磁石５Ｈが装着されており、オンスイッチ５Ｊとオフ
スイッチ５Ｋが接続されており、加圧体５Ｂが座金５Ａ
に近接するとオンスイッチが作動して電磁石５Ｈが潰し
た鉄カンを磁着し、後退したときにオフスイッチ５Ｋが
作動して電磁石５Ｈが磁力を失うと、加圧体５Ｂに磁着
されていた鉄カンはその下の排出口５Ｄから落下する。
以上のように構成されたこの実施例によれば、圧縮部５
において圧縮されたカンはアルミニウムと鉄カンとが容
易に選別される。なお、加圧体５Ｂの進退手段はどのよ
うなものであってもよい。また電磁石５Ｈは座金５Ａ…
に配設することができる。その場合図において仮想線１
５で示す振分板１５を軸１５Ａを中心に揺動させること
によって目的は達せられ、振分操作は加圧体５Ｂとリン
ク連結でもよいし、電磁石の切替えによってもよい。
置の要部側面図である。この実施例は空カンの中、アル
ミニウムカンと鉄カンとを選別することを目的としてい
る。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略し
た。圧縮部５は、座板５Ｃの背部に座金５Ａが、その前
部に加圧体５Ｂが配設されている。前記座板５Ｃの前後
部につぶされたカンの排出口５Ｄ，５Ｅが開設されてい
る。前記加圧体５Ｂは、モ−タ５Ｆの回転によってネジ
棒５Ｇが正回転すると座金５Ａ方向へ移動して座板５Ｃ
上のカンＡを潰す。モ−タ５Ｆが逆回転すると加圧体５
Ｂは後退するが、後退時に、アルミニウムカンは座金５
Ａに近接した排出口５Ｅから落下する。加圧体５Ｂには
電磁石５Ｈが装着されており、オンスイッチ５Ｊとオフ
スイッチ５Ｋが接続されており、加圧体５Ｂが座金５Ａ
に近接するとオンスイッチが作動して電磁石５Ｈが潰し
た鉄カンを磁着し、後退したときにオフスイッチ５Ｋが
作動して電磁石５Ｈが磁力を失うと、加圧体５Ｂに磁着
されていた鉄カンはその下の排出口５Ｄから落下する。
以上のように構成されたこの実施例によれば、圧縮部５
において圧縮されたカンはアルミニウムと鉄カンとが容
易に選別される。なお、加圧体５Ｂの進退手段はどのよ
うなものであってもよい。また電磁石５Ｈは座金５Ａ…
に配設することができる。その場合図において仮想線１
５で示す振分板１５を軸１５Ａを中心に揺動させること
によって目的は達せられ、振分操作は加圧体５Ｂとリン
ク連結でもよいし、電磁石の切替えによってもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上のように構成されたこの発明は次の
ようなすぐれた効果を有している。
ようなすぐれた効果を有している。
【００１９】Ａ．カン潰し機におけるカン通路にカンと
ビンの大きさ或いは重量の差を利用した選別装置を設
け、その機構がシ−ソ状に揺動する単純な構成なので、
故障が少なく製造コストの負担が小さく、かつ確実に選
別できるので、１台のカン潰し機でカンとビンを選別し
て回収することができる効果がある。
ビンの大きさ或いは重量の差を利用した選別装置を設
け、その機構がシ−ソ状に揺動する単純な構成なので、
故障が少なく製造コストの負担が小さく、かつ確実に選
別できるので、１台のカン潰し機でカンとビンを選別し
て回収することができる効果がある。
【００２０】Ｂ．カンとビンを選別できるので、圧縮部
においてビンを割ったり、無理な力がかかって故障が生
じるということがない効果がある。
においてビンを割ったり、無理な力がかかって故障が生
じるということがない効果がある。
【００２１】Ｃ．圧縮部に鉄カンを磁着するように構成
した装置においては、アルミニウムカンと鉄カンとを潰
した段階で容易に選別することができる効果がある。
した装置においては、アルミニウムカンと鉄カンとを潰
した段階で容易に選別することができる効果がある。
【図１】第１実施例を示すカン，ビン回収機におけるカ
ン，ビン選別装置の側面図。
ン，ビン選別装置の側面図。
【図２】第２実施例を示すカン，ビン回収機におけるカ
ン，ビン選別装置の側面図。
ン，ビン選別装置の側面図。
【図３】第３実施例を示すカン，ビン回収機におけるカ
ン，ビン選別装置の側面図。
ン，ビン選別装置の側面図。
【図４】第４実施例を示すカン，ビン回収機におけるカ
ン，ビン選別装置の側面図。
ン，ビン選別装置の側面図。
１ カン，ビン回収機におけるカン，ビン選
別装置 ２ ハウジング ２Ａ ストッパ ３ 投入口 ４ 通路 ５ 圧縮部 ５Ａ 座金 ５Ｂ 加圧体 ５Ｃ 座板 ５Ｄ 鉄カン排出口 ５Ｅ アルミカン排出口 ５Ｆ モ−タ ５Ｇ ネジ棒 ５Ｈ 電磁石 ５Ｊ オンスイッチ ５Ｋ オフスイッチ ６，６０ 揺動板 ６Ａ，６Ａａ 長板 ６Ｂ 短板 ６Ｃ，６Ｃｃ 排出口 ７，７Ａ 側板 ８ 支軸 ９，９Ａ バランス １０，１０Ａ 蓋板 １１ 支軸 １２ カンガイド １３ 通行センサ １３Ａ ア−ム １４ 電磁作動機 １５ 振分板
別装置 ２ ハウジング ２Ａ ストッパ ３ 投入口 ４ 通路 ５ 圧縮部 ５Ａ 座金 ５Ｂ 加圧体 ５Ｃ 座板 ５Ｄ 鉄カン排出口 ５Ｅ アルミカン排出口 ５Ｆ モ−タ ５Ｇ ネジ棒 ５Ｈ 電磁石 ５Ｊ オンスイッチ ５Ｋ オフスイッチ ６，６０ 揺動板 ６Ａ，６Ａａ 長板 ６Ｂ 短板 ６Ｃ，６Ｃｃ 排出口 ７，７Ａ 側板 ８ 支軸 ９，９Ａ バランス １０，１０Ａ 蓋板 １１ 支軸 １２ カンガイド １３ 通行センサ １３Ａ ア−ム １４ 電磁作動機 １５ 振分板
Claims (4)
- 【請求項１】 カン，ビン回収機の投入口から圧縮部へ
通じる通路に揺動板をシ−ソ状に軸着配設し、該揺動板
は支軸の両側板長さを長短違差させて短板には長板との
均衡をとるバランスを装着し、該バランスは長板上に空
カンが乗ったときは対抗でき、長板上にカンより重いビ
ンが乗ったときには対抗できない重量に設定されている
ことを特徴とするカン，ビン回収機におけるカン，ビン
選別装置。 - 【請求項２】 空カン潰し機の投入口から圧縮部へ通じ
る通路に揺動板を、その支軸を投入口に近接させて配設
し、該揺動板には、支軸に近接させて大径の空カンは通
過せず、小径のビンは通過可能な大きさの排出口を開口
させると共に、該排出口の下部にカンガイドを配設し、
該揺動板は外部から揺動させることができるよう構成し
たことを特徴とするカン，ビン回収機におけるカン，ビ
ン選別装置。 - 【請求項３】 カン，ビン回収機の投入口から圧縮部へ
通じる通路に揺動板を、支軸を介して配設し、電磁作動
機によって揺動自在に構成すると共に、該揺動板の先端
部を下降傾斜させて、その先端部に排出口を開設し、ま
た揺動板の上空帯には通行センサを配設して、該通行セ
ンサの検出信号によって電磁作動機を作動させて揺動板
を開閉させることを特徴とするカン，ビン回収機におけ
るカン，ビン選別装置。 - 【請求項４】 通路の奥に加圧体と座金から成るカン圧
縮部を有するカン，ビン回収機において、該カン圧縮部
に電磁石を装着して、加圧時に励磁させ電磁石に潰した
鉄カンを磁着して通路変更後磁着を解除するよう構成し
たことを特徴とするカン，ビン回収機におけるカン，ビ
ン選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5117630A JP2532335B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5117630A JP2532335B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305504A true JPH06305504A (ja) | 1994-11-01 |
| JP2532335B2 JP2532335B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=14716479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5117630A Expired - Fee Related JP2532335B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532335B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105214961A (zh) * | 2015-09-28 | 2016-01-06 | 山东农业大学 | 一种食品加工流水线质量检测与重量分级的全自动设备 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6180704U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-29 | ||
| JPH02224894A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-06 | Toshiba Corp | 空き缶圧縮装置 |
| JPH0437499A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Shigeru Kamiyama | 空き缶つぶし機 |
| JPH0577901A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Japan Control:Kk | 空き容器回収装置 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5117630A patent/JP2532335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6180704U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-29 | ||
| JPH02224894A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-06 | Toshiba Corp | 空き缶圧縮装置 |
| JPH0437499A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Shigeru Kamiyama | 空き缶つぶし機 |
| JPH0577901A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Japan Control:Kk | 空き容器回収装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105214961A (zh) * | 2015-09-28 | 2016-01-06 | 山东农业大学 | 一种食品加工流水线质量检测与重量分级的全自动设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2532335B2 (ja) | 1996-09-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11104506A (ja) | 破砕機，該破砕機を備えた収集装置及び該収集装置を搭載した収集車両 | |
| JPH06305504A (ja) | カン，ビン回収機におけるカン，ビン選別装置 | |
| JPH06179501A (ja) | 空き缶回収機 | |
| JP3220017B2 (ja) | 飲料容器回収装置 | |
| JPH05255A (ja) | 空き缶回収装置 | |
| JPH01321099A (ja) | 空き缶回収機の缶振分け装置 | |
| JPH06142991A (ja) | 空缶処理装置 | |
| JPH08187599A (ja) | 空き缶圧縮機 | |
| JPS59174299A (ja) | 空き罐のプレス処理装置 | |
| JPH09182996A (ja) | 空き缶処理装置 | |
| JP2000176691A (ja) | 空缶つぶし器 | |
| JPH01321098A (ja) | 空き缶回収機 | |
| JPH05309497A (ja) | 空かん類処理機 | |
| JPH08187598A (ja) | 空き缶圧縮機 | |
| JPH0577096A (ja) | 空かんの選別圧縮装置 | |
| JPH05212595A (ja) | 空缶回収機 | |
| JPH0866796A (ja) | 空罐プレス機 | |
| JPH0437499A (ja) | 空き缶つぶし機 | |
| JPH0623299A (ja) | 空き缶類分別器 | |
| JP2000263297A (ja) | 空き缶等プレス装置 | |
| JPH06246494A (ja) | 空缶潰し装置 | |
| JPH07214394A (ja) | 空き缶のプレス装置 | |
| JPH0528594U (ja) | 空き缶の選別装置 | |
| JPH11193103A (ja) | 空き容器回収機 | |
| JPH0730228Y2 (ja) | 空缶圧潰装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |