JPH06304578A - 6価クロム含有廃水の処理方法 - Google Patents

6価クロム含有廃水の処理方法

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JPH06304578A
JPH06304578A JP28974393A JP28974393A JPH06304578A JP H06304578 A JPH06304578 A JP H06304578A JP 28974393 A JP28974393 A JP 28974393A JP 28974393 A JP28974393 A JP 28974393A JP H06304578 A JPH06304578 A JP H06304578A
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JP
Japan
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wastewater
hexavalent chromium
tank
orp
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JP28974393A
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English (en)
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Kazuo Sakurai
一生 桜井
Yoshikazu Ono
美和 小野
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 6価クロム含有廃水に還元剤として第一鉄塩
水溶液を添加して6価クロムを3価クロムに還元処理す
る薬注制御を容易且つ確実に行う処理方法を提供する。 【構成】 6価クロムを含有する廃水のpHを6〜12
の範囲の任意値に調製してそのpH調製廃水のpHと必
要に応じて酸化還元電位E1とを測定した後、該pH調
製廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共に第一鉄塩添加
量に見合った量のアルカリを添加してその第一鉄塩水溶
液添加廃水のpHを6〜12の範囲内で前記pH調製し
たpHに対し±0.5以内の範囲に維持しつつ該第一鉄
塩水溶液添加廃水の酸化還元電位E2を測定し、連続処
理の場合には酸化還元電位の差(E1−E2)を+100〜
−100mVの範囲に維持させ、バッチ処理の場合には
第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元電位E2の変化値の
微分値が急変した時点で第一鉄塩水溶液の添加を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、6価クロムを含有する
廃水に還元剤として第一鉄塩を添加して6価クロムを3
価クロムに還元処理する6価クロム含有廃水の処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】6価クロムを含有する廃水から6価クロ
ムを除去する方法としては、6価クロムを3価クロムに
還元し不溶性化合物として沈殿させて除去する処理方法
が広く行われている。従来このような処理方法において
は、亜硫酸塩還元法が一般に実施されている。この理由
としては、pH2.0〜2.5での還元当量の亜硫酸塩注
入制御が可能なこと,生成する汚泥量が少ないこと,亜
硫酸塩が液体で入手でき操作性が良いことなどが挙げら
れる。
【0003】一方、還元剤として硫酸第一鉄等の第一鉄
塩を使用する還元方法もある。この第一鉄塩を使用する
還元方法は、汚泥発生量が多いという欠点を有するが、
第一鉄塩は安価であり、しかも酸性側とアルカリ側との
いずれのpHでも還元処理が可能であるという特徴を有
している。しかし、第一鉄塩を使用する還元法の最大の
欠点は、薬注制御方法の信頼性が低いことにあった。即
ち還元剤の添加量が適正に維持されないと、6価クロム
の残存や還元剤過剰添加の問題が起こるため、この残存
6価クロムや過剰還元剤の濃度を検出することで還元剤
添加量を制御する必要が起こるが、6価クロム含有廃水
を対象としてこれらの濃度を直接測定できる検出器は皆
無に等しく、この代替として間接的な検出器が使用され
ていた背景がある。更に詳細に述べれば、一般的な廃水
に適用されている吸光光度法を原理とする検出器の適用
も試みられたが、6価クロム含有廃水のように汚泥濃度
が高く且つ着色しているような廃水へのこの方法の適用
は困難であった。
【0004】このため酸化還元電位(以下、「ORP」
と言う)計を利用した薬注制御方法が従来より汎用され
てきたが、この方法にも多くの問題が残されていた。即
ち、還元反応に伴うORPの変化は弱酸性,中性及びア
ルカリ性の還元条件では得られず、pH1以下の強酸性
とすると還元処理前後のORPの変化が少なからず得ら
れることから、ORPによる薬注制御はpH1以下の強
酸性で行われてきたが、この場合にはpH調製に多量の
酸を必要とした。また、ORPは或る基準電極の電位に
対する溶液内の酸化物質と還元物質の相対電極電位を示
すものであることから溶液の組成により大きく異なり、
6価クロムの3価クロムへの還元処理を示すORP絶対
値は得難かった。従って、実際の廃水を還元処理しなが
らその時のORPと還元処理廃水中の残存6価クロムと
過剰の第一鉄イオンとを化学分析法にて確認し、最適値
を設定する必要があった。しかるに6価クロムを含有す
る廃水処理装置は種々の製造プロセスからの排水を統合
処理することが多いため、時として各製造プロセスの運
転状況によっては排水の組成が大きく変化し、先に設定
したORPでは完全に6価クロムを還元処理できないこ
ともあった。このように第一鉄塩の使用によるORP制
御による薬注処理には多くの問題があった。
【0005】このため、本出願人らは先に特開平3−2
54889号として、6価クロムを含有する廃水に、第
一鉄イオンを添加して6価クロムを3価クロムに還元処
理する方法において、前記廃水のpHを4以上に調製し
て、溶存酸素が2mg/l以下になるように第一鉄イオ
ンを添加することを特徴とする6価クロム含有廃水の処
理方法を提案した。しかしながら、この溶存酸素を検知
して第一鉄イオンの添加量を制御する方法も溶存酸素と
第一鉄イオンとの化学反応が律速のため応答時間が約2
分と長く、溶存酸素が2mg/l以下になるように第一
鉄イオンを添加した場合に第一鉄イオンが過剰に添加さ
れる結果、余剰の第一鉄イオンが徐々に空気中の酸素と
反応するため廃水が赤く変色するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来技術の問題点を解決し、6価クロム含有廃水の還元処
理に第一鉄塩水溶液を用いる薬注制御を容易且つ確実に
行うことにより、高い処理効率にて高い水質の処理水を
得ることができる6価クロム含有廃水の処理方法の提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは第一鉄塩に
よる還元法においてORP計を利用した薬注制御を行う
場合に還元反応条件をpH1以下の強酸性とする必要性
について調査した結果、以下のことを究明した。即ち、
第一鉄塩水溶液のpHは約3の酸性であり、アルカリ性
や弱酸性の6価クロムを含有する廃水に第一鉄塩水溶液
を添加していくとその廃水のpHが酸性側へ移行するの
でORPに外乱を与えるのではないかと考え、第一鉄塩
の添加量に応じてアルカリを同時に添加して第一鉄塩水
溶液の添加に伴う廃水のpH変化を抑える実験を行っ
た。その結果、pHが6〜12の範囲内において還元処
理前後のORPの変化が明瞭に得られることを確認し
た。この結果を第一鉄塩水溶液の添加量に対するORP
変化として図4に示した。この実験において、6価クロ
ム含有廃水としてはpH12,6価クロムイオン0.5
g/lのものを、pH調製剤としては100g/lのH
2SO4又は100g/lのNaOHを、第一鉄塩水溶液
としては100g/lのFeSO4を使用した。図4に
おけるAは、比較として第一鉄塩水溶液の添加に伴って
廃水のpH調製を行わなかった場合を、図4におけるB
以降は、それぞれpHが12,10,8,6,4,3,
2,1,0.1を維持するように第一鉄塩水溶液の添加
に伴う廃水のpH変化をpH調製剤で抑制したものであ
る。
【0008】図4におけるAでは、第一鉄塩水溶液の添
加に伴ってpHが3まで低下した結果、ORPの変化も
上昇傾向であり、本実験条件における6価クロム存在量
に対する理論還元当量点附近でのORPの変化は認めら
れなかった。これに対し、図4におけるB〜Eの如くp
H6〜12では、理論還元当量点附近に明瞭にORPの
変化が認められたが、図4におけるF〜Jの如くpHを
4以下とした場合は、理論還元当量点附近でのORPの
変化は不明瞭であった。同様な実験を第一鉄塩水溶液と
してFeCl2を使用して行ったが、略同じ結果が得ら
れた。以上の結果より、従来技術において還元反応条件
をpH1以下の強酸性とする必要性は、強酸性域では水
素イオンが多量に存在するため、第一鉄塩水溶液添加に
伴う水素イオン濃度の変化をpHで見た場合にその影響
が少なく、6価クロムの濃度変化をORP変化と見なす
ことができることが暗黙のうちに認められていたためで
あると思われる。
【0009】このように6価クロム含有廃水への第一鉄
塩水溶液の添加量に応じてpH調製剤を添加してそのp
H変動を抑制すれば、ORPによる薬注制御が可能であ
ることが判った。しかも、還元反応条件がpH6〜12
の範囲で良いことから、従来技術におけるpH1以下と
するための酸が不要となったこと,更に還元処理後の廃
水を公共水域に排水するためには水質規制より廃水のp
Hを6〜9とする必要があるがこの中和処理に要するア
ルカリが不要となったこと、従来技術におけるpH調製
槽,還元処理槽,中和槽と各処理工程毎に分離すること
が必ずしも必要でないこと等の利点が得られることも究
明して本発明を完成したのである。
【0010】即ち6価クロム含有廃水の処理をバッチ処
理で行う場合には、準備した一つの槽から成る6価クロ
ム含有廃水処理装置内で6価クロム含有廃水に酸又はア
ルカリを添加してpHを6〜12の範囲の任意値に調製
しそのpH調製廃水のpHを測定した後、そのpH調製
廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共に第一鉄塩添加量
に見合った量のアルカリを添加し第一鉄塩水溶液添加廃
水のpHを6〜12の範囲内で前記pH調製槽にて調製
したpHに対し±0.5以内の範囲に維持しつつ該第一
鉄塩水溶液添加廃水のORPを連続的に測定してそのO
RP変化値の微分値が急変した時点で第一鉄塩水溶液の
添加を停止するのである。このバッチ処理の場合には、
特にORPの絶対値には注目する必要はなく、ORP変
化値を微分することで還元反応が終了が確認できる。
【0011】一方、6価クロム含有廃水の処理を連続処
理で行う場合には、分離されたpH調製槽と還元処理槽
との少なくとも二つの槽を準備し、始めのpH調製槽内
で6価クロム含有廃水に酸又はアルカリを添加してpH
を6〜12の任意値に調製してそのpH調製廃水のOR
P(E1)とpHとを測定した後にそのpH調製廃水を二
つ目の還元処理槽へ送液し、この還元処理槽内で該pH
調製廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共にその第一鉄
塩添加量に見合った量のアルカリを添加してその第一鉄
塩水溶液添加廃水のpHを6〜12の範囲内で前記pH
調製槽にて調製したpHに対し±0.5以内の範囲に維
持しつつ該第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元電位
(E2)を測定し、前記pH調製槽と前記還元処理槽とに
おけるORPの差(E1−E2)を+100〜−100m
Vの範囲に維持するように制御するのである。この6価
クロム含有廃水の連続処理を行う場合に少なくとも二つ
の槽を準備する理由は、ORPが6価クロム濃度とpH
との関数であるため、ORPを6価クロム濃度の指標と
するためには同じpH条件下でのORPを把握しておく
ことが必要であるからである。
【0012】
【作用】6価クロム含有廃水の無害化処理を行うに際
し、還元剤を添加して行う還元処理においてORPによ
る薬注制御が行われる理由は、機器分析による6価クロ
ムの管理ができないためであり、特に連続的に6価クロ
ム含有廃水を処理する場合においては連続的に還元剤を
添加する必要があり、薬注制御用のセンサーは不可欠と
なる。この場合、直接的に6価クロム濃度を計測して薬
注制御を行うことが望ましいが、廃水のように種々のイ
オンが混在ししかも多量の金属スラッジを含有する溶液
に対して、測定値の信頼性が高くしかも故障の少ない連
続機器分析計は現在は皆無に等しい。このため、従来よ
りORP計が利用されていたのである。しかし、還元条
件を強酸性にする必要がある等の問題があることは先に
述べた通りである。
【0013】ORP計は、溶液内の化学ポテンシャルを
電圧として出力する一種の電池であり、溶液内のイオン
種によりその電圧出力が異なる。6価クロム含有廃水を
還元処理する際にORP計を使用すると、還元剤の添加
に応じて変化する溶液内の情報を電圧として出力するこ
とができるが、6価クロムの濃度低下に伴い電圧出力が
低下するため、この電圧と廃水中の6価クロムの濃度と
の関係を把握しておけば適正な処理が行い得る筈であ
る。しかし、ORPは溶液内のpHの関数でもあり、p
Hの低下に伴いORPは上昇する。従って、還元剤とし
て第一鉄塩水溶液を使用した場合、第一鉄塩水溶液のp
Hが約3と酸性のため、アルカリ性の廃水をそのまま還
元処理しようとして第一鉄塩水溶液を添加すると、6価
クロムの濃度低下によりORPは低化するが、同時に廃
水のpHが低下するためORPは上昇することになるた
め、ORPは両者の混成されたものとなり、変化の少な
いものとなる。
【0014】以上の現象を熱力学的に算出されるネルン
スト式で示す。即ち、本発明による6価クロム含有廃水
の還元処理pH条件としての中性又はアルカリ性におけ
る6価クロム〔CrO4 2-して示す〕と第一鉄塩〔Fe
(OH)2として示す〕との酸化還元反応は次式に示す通
りである。
【0015】
【化1】CrO4 2-+4H2O+3Fe(OH)2→Cr(O
H)3+3Fe(OH)3+2OH-
【0016】この式からのネルンスト式に基づく酸化還
元電位は次式で示すことができる。
【0017】
【化2】Eexn=(E1 0−E2 0)+K1×log[CrO
4 2-]−K2×pH ここで Eexn:酸化還元電位(V) E1 0,E2 0:標準電極電位(V) K1,K2:定数
【0018】上式から判るようにORPはpHの影響を
受けることから、6価クロム濃度の変化をORPで見よ
うとする場合には、そのpH変動を抑えることが必要で
ある。なお、図4のF〜Jに示すようにpH4以下で第
一鉄塩水溶液添加に伴うpH変動を抑制してもORP変
化が明瞭でなかった理由は、酸性側ではそのpHの影響
でORPが貴な方向となるため、6価クロム濃度低化に
伴うORPの卑な方向への変化情報を検出できなかった
ためと思われる。
【0019】ここで、本発明方法の大きな特徴として、
6価クロム含有廃水の還元処理時のpH調製方法が挙げ
られる。即ち、前述したように還元剤である第一鉄塩水
溶液のpHは約3の酸性であるため、この添加量に応じ
て還元処理時の廃水のpHは低下する。これを避けるた
め、単に酸又はアルカリを添加してのpH制御では、p
H変動が大きく実用的ではなかった。そこで本発明者ら
は、この外乱を抑制する方策として、第一鉄塩水溶液の
pHが見掛け上ほぼ中性となるような第一鉄塩水溶液と
アルカリとの混合比率を調査し、そのpHを維持する混
合比率を還元剤添加量制御装置に入力しておき、流量調
整弁で測定される第一鉄塩水溶液の添加量に対し前記比
率のアルカリ添加量を流量調整弁を介して添加する方策
を採るのである。この他の手段として、第一鉄塩水溶液
に直接アルカリを添加して第一鉄塩水溶液のpHを直接
的に変えることも試みたが、この方法では水酸化鉄の沈
殿を生じ、送液が難しくなることから実施には至らなか
った。
【0020】以下、図面を参照して本発明に係る6価ク
ロム含有廃水の処理方法について詳細に説明する。図1
及び図2は、本発明に係る6価クロム含有廃水の処理方
法を実施するための装置の概略系統図、図3は従来の6
価クロム含有廃水の連続処理方法を実施するための装置
の概略系統図である。説明の都合上、先ず図3により従
来の6価クロム含有廃水の連続処理方法について簡単に
説明する。図3において6価クロム含有廃水Lは連続的
にpH調製槽1内に送液される。このpH調製槽1には
pH計1a及び攪拌機1cが設置されており、pH調製
槽1内の廃水のpHを1以下に維持するようにpH計1
aの出力に基づいてのpH制御装置8aの制御により、
酸供給タンク4より流量調整弁7aを介して酸がpH調
製槽1に送液される。かくしてpH調製された廃水は、
次に連続的に還元処理槽2内に送液される。この還元処
理槽2にはORP計2b及び撹拌機2cが設置されてお
り、また還元処理廃水中の残存6価クロムと過剰の第一
鉄イオンを予め化学分析法にて確認して最適値であると
判断されたORP値が設定されているので、還元処理槽
2内の廃水のORP値を設定値に維持するようにORP
計2bの出力に基づいてのORP制御装置8bの制御に
より、還元剤供給タンク5より流量調整弁7bを介して
還元剤が還元処理槽2に添加される。この還元処理槽2
内で還元処理の終った廃水は連続的に中和槽3に送液さ
れる。中和槽3にはpH計3a及び撹拌器3cが設置さ
れており、中和槽3内の廃水のpHを約6〜9の範囲に
維持するようにpH計3aの出力に基づいてのpH制御
装置8cの制御により、アルカリ供給タンク6より流量
調整弁7cを介してアルカリが中和槽3に送液されるの
である。
【0021】これに対し、連続的に6価クロム含有廃水
を処理する場合の本発明方法においては、図1に示すよ
うに、6価クロム含有廃水Lは連続的にpH調製槽1内
に送液されるのであるが、このpH調製槽1にはpH計
1a及び撹拌機1c以外に、ORP計1bが設置されて
おり、pH調製槽1内に廃水のpHを6〜12の範囲、
好ましくはそのpHのままで公共水域に排水できる6〜
9の範囲に維持するようにpH計1aの出力に基づいて
のpH制御装置8aの制御によって、酸供給タンク4又
はアルカリ供給タンク6より流量調整弁7a又は7cを
介して酸又はアルカリがpH調製槽1に送液され、同時
にORP計1bによってpH調製槽1内の廃水のORP
(E1)が測定され、ORP/pH制御装置8cにpHと
共に入力される。
【0022】かくしてpH調製された廃水は、次に連続
的に還元処理槽2内に送液される。この還元処理槽2に
はORP計2b及び撹拌機2c以外に、pH計2aが設
置されており、還元処理槽2内のpHとORP(E2)と
が連続的に測定され、pH調製槽1と還元処理槽2とで
測定されたORPであるE1とE2との差(E1−E2)が
或る値を維持するようにORP/pH制御装置8cの制
御により、還元剤供給タンク5より流量調整弁7bを介
して還元処理槽2に還元剤が添加される。ここで、還元
剤の添加と同時に、還元剤のpHが見掛け上、中性とな
るように、pH計2aの出力に基づいてのORP/pH
制御装置8cの制御により、第一鉄塩添加量に見合った
量の予め調査したアルカリがアルカリ供給タンク6より
流量調整弁7cを介して還元処理槽2に供給される。こ
の還元処理槽2内の廃水のpHは、pH調製槽1内でp
H調製された廃水に対し±0.5以内の範囲に維持され
ていることが必要であり、還元処理槽2内の廃水のpH
がpH調製槽1内でpH調製された廃水のpHより酸性
側であれば、pH計2aの出力に基づいてのORP/p
H制御装置8cの制御により、前述の第一鉄塩添加量に
見合った予め調査した量以上のアルカリがアルカリ供給
タンク6より流量調整弁7cを介して還元処理槽2に供
給され、逆にアルカリ性側であればpH計2aの出力に
基づいてのORP/pH制御装置8cの制御により、酸
が酸供給タンク4より流量調整弁7aを介して還元処理
槽2に供給される。
【0023】また、バッチ処理で6価クロム含有廃水を
処理する場合の本発明方法においては、図2に示すよう
に6価クロム含有廃水LはpH調製と還元処理とを兼用
する1槽から成る6価クロム含有廃水処理装置1に送液
される。この6価クロム含有廃水処理装置1にはpH計
1a,ORP計1b,撹拌機1cが設置されており、6
価クロム含有廃水処理装置1内の廃水のpHを6〜12
の範囲、好ましくはそのpHのままで公共水域に排水で
きる6〜9の範囲に維持するようにpH計1aの出力に
基づいてのORP/pH制御装置8cの制御により、酸
供給タンク4又はアルカリ供給タンク6より流量調整弁
7a又は7cを介して酸又はアルカリが6価クロム含有
廃水処理装置1に送液され6価クロム含有廃水処理装置
1内の廃水のpHがORP/pH制御装置8cに入力さ
れる。次いで、この6価クロム含有廃水処理装置1内の
pH調製廃水に、ORP/pH制御装置8cの制御によ
り還元剤供給タンク5より流量調整弁7bを介して還元
剤である第一鉄塩水溶液が、またこの還元剤の添加と同
時に、還元剤のpHが見掛け上、中性となるようにpH
計1aの出力に基づいてのORP/pH制御装置8cの
制御により、還元剤添加量に見合った量の予め調査した
アルカリがアルカリ供給タンク6より流量調整弁7cを
介して6価クロム含有廃水処理装置1に供給され、その
還元剤添加廃水のpHとORP(E2)とがpH計1aと
ORP計1bとで連続的に測定され、ORP(E2)が急
激に低下した時点で還元剤の添加を停止する。このOR
Pの急激な変化はORP(E2)変化値の微分値が急変し
たことにより検知すれば良い。
【0024】以上の操作により、6価クロム含有廃水は
先ずpH調製がなされた後に、還元剤が添加されて6価
クロムの還元処理がなされると同時にpH調製がなさ
れ、且つ金属イオンは水酸化物を生成するので、処理後
の廃水をシックナーや遠心分離器等の固液分離装置を介
して固形分を除去し、pH調製を行った溶液は排水し、
除去分離した固形分は必要に応じて適当な処理を施せば
良いのである。
【0025】次に必要な操業条件について説明する。還
元処理時の廃水のpHの設定範囲は6〜12であること
が必要である。ここでpHの下限値を6とした理由は、
これ未満のpHでは第一鉄塩水溶液の添加に伴うpH変
動を抑えても還元処理に伴うORPの変化が得られない
からであり、また上限を12とした理由は、本発明者ら
がこれを超えるpHでの還元処理に伴うORPの変化が
得られるか否かの調査をしていないことに加えて、公共
水域への排水規制であるpHが6〜9にするためにpH
が12を超えると排水規制に合致させるために多量の酸
が必要になって不経済であるからである。なお設定pH
は前記6〜12の範囲内であっても先に述べたようにO
RPはpHの影響を受けるため、その変動は極力抑制す
ることが好ましく、本発明者らの調査によればpHの設
定値は6〜12の範囲内であって且つ設定値±0.5以
内の範囲に調製すれば、ORPの変動が少なく且つOR
P制御が可能であることが確認できている。ここで、還
元処理をpH6〜9の中性又はアルカリ域で行うことに
より、3価クロム,第一鉄イオン,第二鉄イオン,その
他の共存重金属イオンを、還元反応と同時に水酸化物と
して沈殿させることが可能となるばかりか、還元処理後
の廃水の中和処理が不要となる。更に、還元処理を行う
槽(連続処理を行う図1に示す実施例では還元処理槽
2,バッチ処理を行う図1に示す実施例では6価クロム
含有廃水処理装置1)に凝集剤(ポリマー等)を添加す
れば、上述した水酸化物の沈殿化が促進されるので好ま
しい。
【0026】6価クロム含有廃水の連続処理を行う場合
には、還元処理槽2においてORPが急激に低下するま
で還元剤の添加を継続させることができないので、OR
Pの設定範囲は+100〜−100mVの範囲とする。
これは6価クロム含有廃水を6〜12の範囲内でそのp
Hをそれぞれ固定して還元剤に第一鉄塩水溶液を使用し
て還元処理を行い、残存6価クロム及び残存第一鉄塩が
最も少ないORP値であったことによる。
【0027】本発明方法で用いる還元剤である第一鉄塩
の種類には特に限定はなく、例えば硫酸第一鉄が最も一
般的であるが、他に塩化第一鉄,硝酸第一鉄アンモニウ
ム,硝酸第一鉄,水酸化第一鉄等が使用でき、これらの
純粋溶液に限らず、これらの第一鉄塩を含有する一般廃
液、例えば製鉄工業等の酸洗廃液,非鉄金属の整錬廃水
等も使用できる。pH調製剤としては、苛性ソーダ,消
石灰,ソーダ灰等のアルカリや硫酸,塩酸等の酸を用い
ることができ、凝集剤としては各種有機ポリマーを用い
ることができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明方法
をより具体的に説明する。説明の便宜上、先ず比較例に
ついて説明する。6価クロム含有廃水としては、ステン
レス鋼帯の焼鈍酸洗工程における塩浴槽の出側での鋼帯
水洗工程における廃水を使用した。この廃水のpHは1
2,6価クロム濃度は1000mg/lであった。
【0029】比較例 図3に示す装置に、前記廃水15m3/hrを連続的に
送液した。なお、pH調製槽1及び還元処理槽2の容量
は5m3であり、上記廃水の滞留時間は20分であっ
た。pH調製槽1ではその廃水のpH調製は行わなかっ
た。このpH調製槽1におけるORPをORP計1b
(電気化学計測(株)製の電極:6491,変換器:HD
−38D)を使用して測定したところ、約250mVで
あった。次にこの廃液を還元処理槽2に連続的に送液し
た。ここで、還元処理槽2のORPをORP計2b(電
気化学計測(株)製の電極:6491,変換器:HD−3
8D)にて測定しつつpH調製槽1におけるORPとの
差が250mV、即ち還元処理槽2でのORPが0mV
を維持するようにORP制御装置8bの制御により還元
剤供給タンク5より流量調整弁7bを介して100g/
l濃度の硫酸第一鉄水溶液を還元剤として還元処理槽2
に添加したが、pH調製用のアルカリ添加は行わなかっ
た。この結果、還元剤が添加され続けて廃水が青くなっ
たことから、この作業を停止した。この時のpHをpH
計3a(電気化学計測(株)製の電極:6462、変換
器:HD−36D)を使用して測定したところ約3であ
り、ORPは500mVに上昇していた。更に廃水中の
組成は、6価クロム濃度は0.05mg/l,2価の鉄
イオン濃度は20,000mg/lであった。
【0030】実施例1 図2に示す6価クロム含有廃水処理装置1に比較例に示
したpH計及びORP計を使用して上記廃水5m3を送
液した後に、100g/l濃度の硫酸をこの廃水に添加
することでpH7とした。この時のORPは約400m
Vであった。次に還元剤としての100g/l濃度の硫
酸第一鉄水溶液とこの硫酸第一鉄水溶液1mol当り
0.07molの比率となるように添加量を制御された
100g/l濃度の苛性ソーダとを同時に添加して、p
H7を維持することを目標にしながらORPの変化を観
察し、ORPが急激に低下した時点で硫酸第一鉄水溶液
及び苛性ソーダの添加を停止した。その時のORPは約
100mVであった。その直後の廃水を採取して化学分
析を行った結果、6価クロムイオン濃度は0.5mg/
l,2価の鉄イオン濃度は1mg/lであった。なお、
pHの変動範囲は7±0.5以内であった。
【0031】実施例2 図1に示す装置に比較例に示したpH計及びORP計を
使用して上記廃水15m3/hrを連続的に送液した。
先ずpH調製槽1にて廃液のpHを約7に調製した。こ
のpH調製槽1におけるpH調製された廃液のORPは
約400mVであった。次にこのpH調製された廃液を
還元処理槽2に連続的に送液し、還元処理槽2のORP
をORP計2bにて測定しつつ、pH調製槽1における
ORPとの差が400mVとなるようにpH/ORP制
御装置8cを作動させた。なお、還元剤は100g/l
濃度の硫酸第一鉄水溶液を使用し、この硫酸第一鉄水溶
液の添加に伴い100g/l濃度の苛性ソーダを同時に
硫酸第一鉄添加量1mol当り0.07molの比率で
添加し、還元処理槽2内における廃水のpHを約7に維
持することを目標にして還元処理を行った。この還元処
理を24時間連続的に処理した結果、pHは6.5〜7.
5の範囲で、ORPは+50〜−50mVの範囲で推移
した。この間、1時間毎に廃水サンプリングを行い化学
分析を行った結果、6価クロムイオン濃度は1±0.5
mg/l,2価の鉄イオン濃度は10±5mg/lで、
極めて高い水質のものであった。なお、pH調製槽1及
び還元処理槽2の容量は5m3であり、その滞留時間は
20分であった。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る6価ク
ロム含有廃水の処理方法は、第一鉄塩の薬注制御をpH
6〜12において還元処理前後のORPを測定すること
によって、 還元処理を、容易且つ確実に薬注制御することができ
る。 還元時におけるpHを過度に低くする必要がないた
め、硫酸等の酸や苛性ソーダ等のアルカリ使用量の低減
が図れる。 還元と共に、中和及び凝集も同時に行うことが可能で
あるため、設備の軽減が図れる。 等の効果を得ることができ、6価クロム含有廃水の処理
を容易且つ確実に行って、高い水質の処理水を得ること
が可能となるのであり、その工業的価値は非常に大きな
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続的な6価クロム含有廃水の処
理方法を実施するための装置の概略系統図である。
【図2】本発明に係るバッチ処理での6価クロム含有廃
水の処理方法を実施するための装置の概略系統図であ
る。
【図3】従来の6価クロム含有廃水の連続処理方法を実
施するための装置の概略系統図である。
【図4】pH12,6価クロムイオン濃度0.5g/l
の6価クロム含有廃水に還元剤として100g/lのF
eSO4を添加し、この還元剤の添加量に応じてpH調
製剤を同時に添加しなかった場合及び添加してpHを1
2,10,8,6,4,3,2,1,0.1に保持した
場合の還元剤添加に対する酸化還元電位の変化を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
L 6価クロム含有廃水 1 pH調製槽又は6価クロム含有廃水処理装置 1a pH計 1b ORP計 1c 撹拌機 2 還元処理槽 2a pH計 2b ORP計 2c 撹拌機 3 中和槽 3a pH計 3c 撹拌器 4 酸供給タンク 5 還元剤供給タンク 6 アルカリ供給タンク 7a,7b,7c 流量調整弁 8a pH制御装置 8b ORP制御装置 8c pH制御装置又はORP/pH制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 6価クロムを含有する廃水を連続で還元
    無害化処理するに際し、分離されたpH調製槽と還元処
    理槽との2槽から成る6価クロム含有廃水処理装置を使
    用し、pH調製槽内で6価クロム含有廃水に酸又はアル
    カリを添加してpHを6〜12の任意値に調製してその
    pH調製廃水の酸化還元電位(E1)とpHとを測定した
    後に該pH調製廃水を還元処理槽へ送液し、該還元処理
    槽内で該pH調製廃水に第一鉄塩水溶液を添加すると共
    に第一鉄塩添加量に見合った量のアルカリを添加してそ
    の第一鉄塩水溶液添加廃水のpHを6〜12の範囲内で
    前記pH調製槽にて調製したpHに対し±0.5以内の
    範囲に維持しつつ該第一鉄塩水溶液添加廃水の酸化還元
    電位(E2)を測定し、前記pH調製槽と前記還元処理槽
    とにおける酸化還元電位の差(E1−E2)を+100〜−
    100mVの範囲に維持させることを特徴とする6価ク
    ロム含有廃水の処理方法。
  2. 【請求項2】 pH調製槽内で6価クロム含有廃水に酸
    又はアルカリを添加してpHを6〜9の任意値に調製す
    る請求項1に記載の6価クロム含有廃水の処理方法。
  3. 【請求項3】 6価クロムを含有する廃水をバッチ処理
    で還元無害化処理するに際し、pH調製と還元処理とを
    兼用する1槽から成る6価クロム含有廃水処理装置を使
    用し、該処理装置内で6価クロム含有廃水に酸又はアル
    カリを添加してpHを6〜12の任意値に調製してその
    pH調製廃水のpHを測定した後に該pH調製廃水に第
    一鉄塩水溶液を添加すると共に第一鉄塩添加量に見合っ
    た量のアルカリを添加してその第一鉄塩水溶液添加廃水
    のpHを6〜12の範囲内で前記pH調製槽にて調製し
    たpHに対し±0.5以内の範囲に維持しつつ該第一鉄
    塩水溶液添加廃水の酸化還元電位(E2)を連続的に測定
    し該酸化還元電位(E2)変化値の微分値が急変した時点
    で第一鉄塩水溶液の添加を停止することを特徴とする6
    価クロム含有廃水の処理方法。
  4. 【請求項4】 6価クロム含有廃水処理装置内で6価ク
    ロム含有廃水に酸又はアルカリを添加してpHを6〜9
    の任意値に調製する請求項3に記載の6価クロム含有廃
    水の処理方法。
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